【結果概要】令和元年度鳥取県医療的ケア児等コーディネーター養成研修

１　研修日程

２　研修内容及びタイムスケジュール

３　研修概要

（１）講師等　別紙タイムスケジュール表のとおり
（２）受講者数　２３名
（３）研修内容
　１日目の午前は、医療と福祉についての基礎講義を実施した。午後は、医療的ケア児の保護者や、各ライフステージにおいて医療的ケア児者の支援をしている現場の専門家によるパネルディスカッションを実施した。
　２日目の午前は、実習機材を使った医療的ケアの方法等についての講義を実施した。午後は、各受講者が３，４日目に行う研修事例の計画作成のポイントについて、講義及びグループワークを実施した。
（４）研修の様子

 

（１）スーパーバイザー及びファシリテーター　別紙タイムスケジュール表のとおり
（２）受講者数　２２名
（３）研修内容
　５グループに分かれ、各グループにファシリテーターが１名ついて演習を実施した。
　３日目は、研修事例をもとに各受講者が作成した障害児支援利用計画をグループ内で発表した後、グループで一つの利用計画を作成し、発表を行った。その後、研修事例のライフステージの変化（就学前）に伴う計画の再検討の進め方について、講義及びグループワークを実施した。
　４日目は、研修事例のライフステージの変化（就学前）に伴う利用計画の再検討を行い、グループで一つの利用計画を作成し、発表を行った。その後、スーパーバイザー及びファシリテーターによる模擬担当者会議を実施した。最後に、圏域別及び職種別のグループに分かれて、各圏域課題や今後の業務に活かしたいことについて話し合った。
（４）研修の様子

４　受講者アンケートの概要（一部抜粋）

（１）相談支援専門員
【研修目標】医療の基礎知識を身に着けたい。本人のニーズを的確に把握し、きめ細やかな計画作成ができるようになりたい。コーディネーターに求められる役割について学びたい。
【振り返り】ライフステージの変化に柔軟に対応したスムーズな支援を行うことの大切さを学んだ。グループワークを通して、多職種連携の必要性を理解できた。
（２）看護師
【研修目標】支援に必要な制度やその活用方法について知りたい。家族を含む多職種連携で取り組む体制がとれるようになりたい。計画作成までの流れを学びたい。
【振り返り】他の職種の方とのグループワークを通じて、学んだ知識を深めることができた。ライフステージに応じた本人や家族の思いを捉えていく必要性を学んだ。
（３）保健師
【研修目標】職種ごとの役割を理解したい。医療的ケア児支援のための包括的な視点を身につけたい。制度や社会資源について学びたい。
【振り返り】制度等知ることができたが、今後も引き続き勉強してきたい。既存資源の活用だけでなく、新たなサービス提案等もしていきたい。各分野がつながって支援していくことが重要だと感じた。

 ５　医療的ケア児等コーディネーターの修了者数、職種及び圏域の内訳

（１）修了者数　２２名
（２）職種及び圏域の内訳

　本県では、医療的ケア児等が地域で安心して生活できるよう、その支援を総合調整する人材（以下「医療的ケア児等コーディネーター」という。）を養成することを目的として、以下のとおり医療的ケア児等コーディネーター養成研修を開催します。
　医療的ケア児等の支援に従事している方や、医療的ケア児等の支援に関心のある方等、幅広く受講していただきたいと考えていますので、多くの方の参加をお待ちしています。

１　対象者
　　相談支援専門員、保健師、訪問看護師など、地域で医療的ケア児等コーディネーターの

　役割を担っている者又は今後担う予定のある者

２　定員
　　３０名

３　研修日程

４　開催要項及び受講申込書
◎開催要項（pdf 135KB)

◎受講申込書（エクセルファイル 54KB)