以下の内容は、厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策~妊婦の方々へ~(2020年5月14日時点)」(PDF:236KB)及び「妊娠中の皆様へ」(PDF:763KB)からの抜粋です。
相談・受診の目安
妊婦の方については、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合でも、念のため、重症化しやすい方と同様に、まずは早めにかかりつけ医に御相談ください。
感染が妊娠に与える影響
現時点では、妊娠後期に新型コロナウイルスに感染したとしても、経過や重症度は妊娠していない方と変わらないとされています。
胎児のウイルス感染症例が海外で報告されていますが、胎児の異常や死産、流産を起こしやすいという報告はありません。
日頃の感染予防
一般的に、妊婦の方が肺炎にかかった場合には、重症化する可能性があります。人混みを避ける、こまめに手を洗うなど日頃の健康管理を徹底してください。密閉空間、密集場所、密接場面、という3つの「密」が同時に重なるような場所を避けてください。
働き方・妊娠中の女性を雇用している事業主の方へ
働いている方は、ご自身の体調なども踏まえ、時差通勤やテレワークの活用、休暇の取得などについて、勤務先とご相談ください。
また、この度、妊娠中の女性労働者の母性健康管理を適切に図ることができるよう、男女雇用機会均等法に基づく指針が改正され、新型コロナウイルス感染症に関する措置が新たに規定されました。詳細は、以下のリンク先をご覧ください。
○【働く妊婦・事業主のみなさまへ】新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置について(家庭支援課)
妊婦健診・分娩について
- 妊婦の皆様の状況に応じ、妊婦健診日の間隔をあけることもできます。
かかりつけの産婦人科医等によくご相談ください。
- 各都道府県においては、妊婦の方が罹患した場合の周産期医療提供体制の整備など、安心・安全な分娩の実現に努めています。新型コロナウイルスに感染した妊婦の方は、かかりつけ産科医療機関と分娩先などについてご相談ください。
一般社団法人日本産婦人科感染症学会「インフォメーション」(外部サイト)
更新日:2020年11月6日
妊娠中・産後の体調や育児に関して、不安なことや心配なことがありましたら、リンク先の相談窓口に相談してください。
担当課:家庭支援課
更新日:2020年10月1日