概要・目次(22巻)

書名

鳥取県史ブックレット第22巻

『因幡の麒麟獅子舞』

著者

原島 知子


 鳥取県東部から兵庫県北東部にかけての多くの地域では、神社の祭礼等で中国の想像上の霊獣である「麒麟(きりん)」を思わせる獅子頭を用いた「麒麟獅子舞」が舞われています。面長で1本の角があり、あやし役として「猩々(しょうじょう)」が舞うなど、全国的も珍しい特色ある獅子舞として、令和2(2020)年には国重要無形民俗文化財に指定されています。

 本書では、麒麟獅子舞の特徴や成立・伝播の歴史、また地域社会との関わりについて、最新の調査研究成果をもとに、わかりやすく解説しています。


目次

はじめに

1 麒麟獅子舞の定義

 (1)麒麟獅子舞の姿と構成

    麒麟獅子舞の特徴

    舞の構成

 (2)麒麟獅子頭

    麒麟獅子頭の特徴

    麒麟獅子頭の成立

 (3)麒麟獅子舞の舞い方

    舞の種類

    本舞の具体例

    動作の型名

    動きの特徴

    多様性に富んだ芸態

 (4)麒麟獅子舞の音楽

    囃子の構成

    太鼓のリズムパターン

    多様な音楽

 (5)麒麟獅子舞が行われる祭礼

    神幸祭

    初午

    花籠祭り

 【コラム1】獅子舞の始まりと県内の獅子舞

2 麒麟獅子舞の成立と展開

 (1)麒麟獅子舞の成立

    各地の麒麟獅子舞の起源

    鳥取東照宮祭礼と獅子舞

    麒麟獅子の姿登場

    麒麟の名称

 (2)獅子奉行と獅子庄屋

3 麒麟獅子舞の地域への広がり

 (1)麒麟獅子舞の分布状況

 (2)伝播の過程

 (3)各地の獅子舞の年代

    1700年代

    1800年~1868年(幕末まで)

    1868年~1911年(明治時代)

    1912年以降(大正・昭和)

【コラム2】北海道の麒麟獅子舞

4 地域の中の麒麟獅子舞

 (1)麒麟獅子舞を伝承する人々

 (2)麒麟獅子舞の復活

 (3)祭の麒麟獅子舞に向けて

    練習

    祭の日

    門付けと接待

 (4)獅子舞の記録

おわりに

【コラム3】 麒麟獅子舞研究史

県内・県外麒麟獅子舞一覧/参考文献/協力者・写真提供/あとがき

  

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