この度、鳥取県における令和6年上半期の交通事故発生状況等についてまとめました。
鳥取県における上半期の交通事故件数は、過去10年間(平成27年から令和6年)の推移を見ると、発生件数と負傷者数は平成27年から令和4年まで減少、令和5年には増加に転じましたが、令和6年上半期は発生件数が293件と前年同期比で14件減少し、死者数は4人と前年同期比で1人減少、負傷者数は329人と前年同期比で16人減少となりました。
- 年齢別では死者すべてが65歳以上の高齢者(100.0%)
- 死者の状態別では運転中(自動車、二輪車、自転車)が3人、歩行中が1人
- 事故類型別では車両単独事故が3件発生(75.0%)
- 第1当事者の年齢は4件中3件が高齢者(75.0%)
等の傾向が認められました。
また、全事故(発生件数293件、死傷者数333人)を分析すると
- 年齢別死傷者数は高齢者が71人(21.3%)と多く、次いで40代が61人(18.3%)
- 第1当事者の年齢は高齢者が89件(30.4%)と多く、次いで50代が50件(17.1%)
- 事故類型別では追突事故が91件(31.1%)と多く、死亡事故の75.0%を占める車両単独事故は13件(4.4%)
- 路線別では県道が104件(35.5%)と多く、次いで国道が86件(29.4%)
- 時間別では16時から20時までの間が94件(32.1%)と多く、次いで12時から16時の間が78件(26.6%)
- 曜日別では金曜日が50件(17.1%)と多く、次いで火曜日が48件(16.4%)
等の傾向が認められました。
- 飲酒を伴う交通事故総数は29件と前年から増減なし
- 29件中人身事故は5件(前年同期比2件減少)、物損事故は24件(前年同期比2件増加)
- 飲酒運転の取締件数は33件と前年から1件減少
等の状況でした。
- 交通ルールの遵守
- 子ども、高齢者及び障がい者などの交通弱者に対する思いやり運転の励行
- 飲酒運転等の悪質・危険な運転の根絶
- 無理のないゆとりある運転計画の策定
- 天候や道路状況等に応じた安全運転の励行
をよろしくお願いします。
- 割合については、単位未満で四捨五入しているため、合計が100%とならない場合があります。
令和6年上半期の交通事故発生状況等について(pdf 61KB)
添付資料(pdf 1874KB)