急激な人口減少や少子高齢化による過疎が進む中山間地域等において、地域住民が安心して暮らし続けられる地域づくりを考えることの大切さが注目されています。
そうした中、過疎地域が抱える課題は地域によって様々であり、課題解決に向けて地域住民が主体となって取り組んでいくことが求められていますが、高齢化が進み、活動できる人材が不足する地域においては、地域の実情に詳しく、集落対策の推進に関してノウハウ・知見を有した人材を配置し、集落を維持するための共助を促進していく必要があります。
このたび、市町村職員等と連携し、日頃、集落や住民を見守りつつ、喫緊の課題解決に向けた取り組みや今後の集落対策の推進に邁進する「集落支援員」の在り方について考える研修会を実施します。
「地域課題を乗り越え、安心して暮らし続けられる地域づくりを目指して
~集落支援員としての心構え~」
令和6年12月16日(月)13時30分から15時30分まで
13時00分 受付・開場
13時30分 開会・研修概要説明
13時40分 集落支援員事例等発表(智頭町・琴浦町)
(1)智頭町の取組み
1.智頭町における集落対策の取組み 智頭町企画課
2.集落支援員事例発表(地域との関わり、取組み、失敗事例等)
(2)琴浦町の取組み
集落支援員事例発表(地域との関わり、取組み、失敗事例等)
14時15分 講演「岡山県における地域支援について」
講師 特定非営利活動法人みんなの集落研究所 首席研究員
阿部 典子(あべ のりこ) 氏
14時55分 意見交換会
15時25分 閉会
特定非営利活動法人みんなの集落研究所 首席研究員 阿部 典子(あべ のりこ)氏
山口大学人文学科人文科学研究科修士課程修了。
在学中より多くの都市計画等のプロジェクトに調査・分析・執筆メンバーとして参画。その後も計画策定の実施、プロジェクトの事務局などを歴任する。
こうした取り組みを経て、平成25年、中山間地域等の当事者の組織「みんなの集落研究所」を設立し、首席研究員として集落や現場生活者のための調査・相談・提言に取り組んでいる。
資格:・技術士(都市及び地方計画) ・2級建築士 ・1級造園施工管理技士
・福祉住環境コーディネーター
(1)鳥取県東部地域の集落支援員、市町担当者及びまちづくり組織関係者等
(2)鳥取県東部地域のまちづくり組織と連携する社会福祉協議会担当者等
(3)鳥取県関係機関等
(4)その他 地域おこし協力隊員及び研修に関心のある方等
鳥取県東部地域振興事務所 東部振興課地域振興担当
住所:鳥取市立川町6丁目176番地
電話:0857-20-3527 メール:toubu-shinkou@pref.tottori.lg.jp