平成19年度会議録・活動報告

平成19年6月27日会議録

出席者 委員長
副委員長
委員
初田 勲
福本 竜平
興治 英夫
森岡 俊夫
尾崎 薫
錦織 陽子
澤 紀男
湯原 俊二
山口 享
稲田 寿久
鉄永 幸紀
 欠席者 委員 上村 忠史
前田 宏
以上 出席委員  11 名
欠席委員   2 名
 

職務のため出席した事務局職員
  藤木主幹  田中主幹  田中副主幹

1 開  会   午前10時18分

2 閉  会   午前10時35分

4 司  会   初田委員長

5 会議録署名委員 稲田委員  森岡委員

6 付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり


 

午前10時17分

●藤木議事調査課主幹
 開会に先立ちまして、皆様に申し上げます。
 本日の会議は、設置後初の地球温暖化対策調査特別委員会でございますので、まず正副委員長の互選を行っていただきます。
 互選の職務は、委員長が選任されるまで鳥取県議会委員会条例第6条第2項の規定により、本日御出席いただいている委員の中から年長の委員に行っていただきます。
 それでは、山口委員さんよろしくお願いします。

○山口臨時委員長
 ただいま御紹介いただきました山口でございます。甚だ僣越ではございますが、委員長が選任されるまでの間、年長の故をもって私が委員長の職務をとらせていただきますので、よろしくお願いいたします。
午前10時18分 開会
 ただいまから地球温暖化対策調査特別委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元に配付しております日程表のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 はじめに会議録署名委員の指名をいたします。
 会議録署名委員は、稲田委員と森岡委員にお願いいたします。
 これより委員長の互選を行っていただきます。
 お諮りいたします。互選の方法については、いかがいたしましょうか。

○湯原委員
 初田委員に是非お願いしたいと思いますが……。
 他薦でお願いします。

○山口臨時委員長
 他薦でということでございますが、既に候補者も言われましたが、それに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。
 推薦される方がおられましたらお願いします。

○湯原委員
 初田委員に是非お願いしたいと思います。

○山口臨時委員長
 今、湯原委員から初田委員をとのことでしたが、いかがでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)全員一致ということで、本特別委員会の委員長を初田委員にお願いしたいと思います。よろしいでしょうか。(拍手)
 初田委員長、委員長席にお着きになりましたら、委員長就任のあいさつをお願いします。それでは、委員長と交代させていただきます。
 御協力ありがとうございました。

◎初田委員長
 ただいま、推薦いただきまして当選しました初田勲でございます。どうぞよろしくお願いします。
 先ほど決算審査特別委員会で松田委員長が言われたとおり、この機関はあくまでチェック機関ということでございまして、予算に向けての審議をしていただくということでございますので、皆さんの厳粛の内にも和やかに、予算の参考にしていただきたいということです。ということで、和やかな会にして実りのある結論を出していきたいと念願しておりますので、ひとつ御協力よろしくお願いします。
 それでは引き続きまして、副委員長の互選を行います。
 お諮りいたします。方法につきましてはいかがいたしましょうか。(「委員長指名」と呼ぶ者あり)それでは、指名という声があるようですので、福本竜平委員、よろしくお願いします。よろしいでしょうか。(拍手)
 それでは、副委員長就任のあいさつをお願いいたします。

○福本副委員長
 失礼します。拝命いただきました福本でございます。
 かねてより会派自民党の中では、地球温暖化対策、CO2対策を是非特別委員会でとお願いしておりました。このように副委員長という重責にならさせていただくこと、大変光栄に思っております。地球規模でのCO2削減、環境問題、まさに本県のみならず我が国においても世界的にも大目標でございます。どうぞ、皆様のお知恵をちょうだいいたしまして、副委員長という大役をつとめさせていただきますので、どうぞよろしく御指導お願いします。(拍手)

◎初田委員長
 ありがとうございました。
 それでは、重点調査事項について皆さんにお諮りいたしたいと思います。
 本委員会の付託事件は、お手元に配布の資料のとおりですが、重点調査事項として、本委員会において取り組む課題を明確にしてはと思いますが、いかがでしょうか。本委員会の重点調査事項について、皆さんの御意見をいただきたいと思います。御意見のある方は、御発言をお願いします。

○尾崎委員
 それは全部大事なのですが、これを全部やってるとなかなか焦点を絞ってこれないと思いますので、二酸化炭素の排出削減というのを是非重点の中に一つ入れていただきたいと思います。

○山口委員
 ここに書いてあるが…

◎初田委員長
 書いてあるのですが、多くあるので絞ったらどうかということで。2つか3つくらいに。

○尾崎委員
 2年間ですよね。だから、とりあえず今年は。

○錦織委員
 わたしは、廃棄物の減量化と新エネルギーの普及促進をお願いしたいと思っております。

◎初田委員長
 そのほかございませんか。

○山口委員
 わたしの意見を一つ言わせてください。絞って重点的にやるのはよいのですが、この委員会の課題は、5つある課題中からその時々に応じて対応する。それぞれみんな立場がありますので、それぞれについてやる。今日はこれをやるとか、最終的にはこういう形であるべきと思っています。もっと言いますと、鳥取県に条例化するべきものは条例化するといったことを最後にはやるべきだと思っています。そういう形で誘導していく。2年間、条例を目標に政策対応していく。

◎初田委員長
 確かに、これ全部関連するわけです、温暖化ということに絞って。その中の……。
 このことについて。

○森岡委員
この項目のすべてと言っていいほど、二酸化炭素の排出削減というのが大項目になりまして、
これに対する手段としてのものが書いてありますので、先ほどの山口委員が言われたように全部包括的にとりまとめた結果、我々が条例を作ったりいろいろな制度を作るとか、そこまで突き詰めていくべきでは。ですから、これを細かく限定する必要はないと思いますけど。

○錦織委員
 特別委員会ということなので、いろいろなときに開かれると思いますが、基本的には議会ごとに開かれるということになるとそう回数がないと思われます。できればこの委員会として条例とかいったものを提案できればよいと思うのですけど、そうすると、少し範囲を狭めて繰り返し論議できる形にすればと思います。だいたいこの会の在り方といいますか、基本的には1回……

◎初田委員長
 そういうことはないです。次に諮りますが閉会中もありますので。勉強会とか視察とかも皆さんの希望があれば活動していきたいと思いますので。限定されておりませんので。

○興治委員
 森岡委員と同じ考えなのですが、温暖化対策の手だてについて調査して条例化していくというのが大テーマと思います。二酸化炭素をはじめ温室効果ガスの排出抑制を中心にしながら、その他の課題も関連を持って、その大テーマを追究していくことだと思います。

○稲田委員
 今ちょっと、興治委員の意見に反論するようですが、今ずっと見てみますと、その二酸化炭素も廃棄物も新エネルギーもそのほかもこれらはすべて手段で、本当は地球環境保全活動、ちょっと教育というのにこだわるのですが、この地球活動保全活動というのがこの温暖化に対する大眼目だと思います。あとは、二酸化炭素を削減することも、廃棄物を減量化することも、その他全部がすべて手段になるのだろうと思います。
 そのCO2排出削減も手段だと思いますので、むしろ地球環境保全活動。その後段の環境教育の推進、これはちょっと項目としては小さくなるような気がするのですが。山口委員が言われるように、5項目あってもよいのではとわたしは思います。

◎初田委員長
 削るわけではないのです、決定してきているわけですから。

○稲田委員
 特にこの中でどれをということではなくで、包括的に取り上げていくということも悪くはないと思います。

◎初田委員長
 あとは委員長と副委員長でちょっとまとめて……

○鉄永委員
 この特別委員会が終わりましたら、実は、常任委員会とのすみ分けを行っていただきたいと思っています。それで、どういう体制でするのか、先ほど山口委員から条例とのことでしたが、特別委員会としてやはり県民のこれからの行動・指針といったことを含めて条例化にむかうよう目指していきたいと思います。重複はしますけど、そのためという一点に絞っていただければ、そういう目指し方があってのよいのではと思います。常任委員会とオーバーラップしてもかまわないと思います。だけど、これは大きく今後の県民の行動について考えていくというような形で条例を作っていくことを目指していただければと思います。

◎初田委員長
 条例化を目指してこれからの活動を行っていく、という形で進めたいと思いますので。御異議ございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)それでは、重点事項は指針とか条例化を進めたいということで御了解願いたいと思います。
 次に閉会中の調査事項についてお諮りします。本議会から付託されました事件について、調査が終了するまで閉会中もこれを継続審査すべきものとし、その旨議長に申し出ることに御異議はございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)御異議がないようですので、その旨議長に申し出ておきます。
 次にその他ですが、委員の皆様から何かございませんか。

○興治委員
 このあいだアメリカの前の副大統領ゴア氏が、地球温暖化対策、地球温暖化問題として、アメリカを中心として全世界で講演・啓発を行っています。その際の映画がありまして、「不都合な真実」というものです。これは、地球温暖化がもたらす全地球的な影響の大きさとか、実態ですね、それにどう対処しなければならないのか。それと政治の役割がいかに大きなポイントを占めているのかということが表現されています。ビジュアルで出ててよくわかるのですよ。もしよかったら委員会の皆さんでこれを見たらどうかなと思うのですが。共通認識を持つ非常にいい材料ですので、DVDが7月5日だったかな、に発売されるので、是非見たらと思います。

○山口委員
 確かによいことだと思う、そのとらえ方も。ただ、わたしどもはそういったグローバルなものより鳥取県がどういう形でやらないといけないのかについてこの委員会で諮るわけですから、基本的にはそういうことですから。わたしがそういう形で条例化しようというのはそういうことです。このことを前提にしながらということです。

○湯原委員
 グローバルとローカルを一緒に考えるといけないので、まず地球全体がどうなっているのかということを共通認識した上で、山口委員が言われたように鳥取県、地元ではどうやっていこうかというところで。事前に共通認識を持つということはよいことではないでしょうか。

○山口委員
 よいことなんだけれども、わたしたちが与えられた任務はそういうことだから……

◎初田委員長
 よろしいですね、皆さんが見るということで。日程的なことについてはこちらの方で。(「一任」と呼ぶ者あり)

○尾崎委員
 映画を環境大学でやったりとか、鳥取県でもどこかで。ただ、借り代が少し高いのですよね。
DVDが出たのであれば、議会図書室で整備されてはどうでしょうか。

◎初田委員長
 議会図書室にお願いするということでよろしいでしょうか。皆さんで見ていただく日程は委員長・副委員長で決めさせていただきます。

○鉄永委員
 今後ですが、県が持っているものがありますが、その達成度とか全国的な位置づけとか、そういったもののデータを用意されたらよいのではないでしょうか。

○山口委員
 まずは、現状。

○湯原委員
 委員長、任期は2年間ですが、その間に1年に1回ぐらい先進地に行きたいですね。

◎初田委員長
 行きましょう。

○山口委員
 目的を持って行くということで。

◎初田委員長
 ほかにないようでしたら、以上をもちまして地球温暖化対策調査特別委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。

午前10時35分 閉会
 

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