交通・通信基盤整備調査特別委員会 県内調査の概要報告 |
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1 調査日時 平成18年12月27日(水)
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2 場所 米子市役所 4階 401会議室
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3 調査委員 廣江委員長、鍵谷委員、福間委員、上村委員、斉木委員
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4 その他の出席議員 松田議員、湯原議員、生田議員、長岡議員、浜田議員
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5 米子市側出席者 ・米子市 野坂市長、五嶋助役、矢倉企画部長、星野建設部長 ・米子市議会 都市機能整備問題等調査特別委員会 中田委員長、八幡副委員長、野坂委員、松田委員、 内田委員、笠谷委員、中本委員
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6 随行者 鳥取県議会事務局議事調査課 主幹 金涌文男、副主幹 山口 博 |
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当特別委員会は、県民ニーズの高い米子駅の南北一体化やバリアフリー対策等について、8月にJR西日本米子支社との意見交換を行うなど関心を持っていたところ、米子市が平成18年度中に交通バリアフリー基本構想を策定予定であることから、今後の進め方等について、米子市長、米子市議会との意見交換を行った。
委員からは、米子駅南北一体化事業の早期実現を求める意見が出されたが、米子市から着工時期の明言は得られなかった。また、米子市交通バリアフリー基本構想にはどのような内容を盛り込む予定なのか、基本構想の策定が来年度にずれこんだ場合における補助金への影響等についての委員からの質問に対しても、米子市側からは、今年度中に基本構想をまとめるものの、その内容については、今後の基本構想検討委員会での議論や公共交通事業者等の関係者との協議の中で決めていくという回答しか得られず、議論を深めることができず残念であった。
その一方で、米子市議会からは、県西部圏域の玄関口としてどのように米子駅を活用していくかの議論は市だけで考えるものではなく、県も相談相手になって欲しいとの意見も出され、今後、米子市や米子市議会との連携強化の必要性を感じた。
さらに、伯備線へのフリーゲージトレインの導入に当たっては、関係市町村に対し地元負担を求める必要が生じる可能性があることから、なるべく早い段階で、JRから情報を得ながら、県の持っている情報を市町村へ提供し、投資効率等の観点から広く議論していただく必要があると認識した。
当特別委員会としては、米子市が交通バリアフリー基本構想を策定した後、県、市、JR等の役割分担を明確にした上で、再度の意見交換を行う必要や、今後の米子市と関係者との協議の進め方に関心をもって注視していきたい。
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