つい4日前に、オアシスが大分小さくなったとお伝えしましたが、10日、11日に降った大雨でまたまたオアシスが大きくなりました!!
【5月8日のオアシスの様子】
【本日5月12日のオアシスの様子】
昨日11日には前線の活動が活発となって、断続的に雨が降り続き、鳥取県内のほぼ全域に大雨警報が出ました。
その大雨でオアシスは、今期最大と思われる大きさになりました。たった4日間でこんなにも大きさが変わるなんて、驚きです!!
ちなみに、2年前の6月のレンジャー日記を見てみると・・・。
一度は干上がって消えたオアシスが、大雨が降り一夜にしてまたオアシスが出現したとのこと。
※記事はコチラ
これからオアシスがどのように変化していくのか、要注目です!!
砂丘事務所 2011/05/12
鳥取砂丘の防砂林には沢山のニセアカシアが植えられていますが、今年も花が咲きました。
この真っ白な花を見ると初夏を感じます、下の写真が雨に濡れたニセアカシアの花です。
ニセアカシアは、マメ科の植物で幹には鋭いトゲがあります。
花からは上質な蜂蜜が採れ、花を天ぷらにすると美味しいそうです、但し 砂丘内の植物は採取禁止ですのでご了解下さい。
もう少しすると沢山咲き綺麗ですよ、そして花の甘い香りを楽しむことが出来ます、是非 鳥取砂丘で砂と花を満喫してください。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2011/05/11
本日の鳥取砂丘は、昨日と正反対で雨の一日でした。砂はカラカラに乾いていましたので、今日の雨は恵みの雨?だったと思います。
馬の背と呼ばれている砂の丘は、海抜47mの高さがあるので霧がかかります。
でも、霧がはれると、・・・こんな景色です。
午前中も時折、雨が強く降ったので砂丘植物もびっくり!・・だったかも?
雨の日でも、砂丘を歩けばこんな写真も撮れますよ。
今、砂丘の中で旬な植物は「コウボウムギ」「コウボウシバ」と「ハマニガナ」です。
これは、コウボウシバです。一つの根から一緒に雄と雌が芽を出し花を咲かせます。
あまり目立ちませんが、一緒ってところがいいですね~。
次に一番目立つのが、この「コウボウムギ」です。
これは、今、成長中の雄株です。仲良く大きくなっています。
そして、大人になるとこんな感じなのですが、今日の雨で少し疲れているようです。
これからの鳥取砂丘の景色は、砂丘植物が成長し少し緑色が混ざりますが、広い砂丘の中に緑があるとホッとするのは私だけでしようか?新緑の砂丘へ、是非散策にお越しになってはどうでしょう?
(青レンジャー)
砂丘事務所 2011/05/10
ゴールデンウィークが終わりました。
多くの観光客で賑わっていた砂丘も、今日は落ち着いた様子。観光客の方もゆっくり時間をかけながら、砂丘を楽しまれていたようでした。
そんな今日、観光客の方から「暑い!暑い!」との声が多数。なんと、今日の鳥取の予想最高気温は28℃!
では、一体砂の温度はどのくらいなのか・・・?ということで、13時半頃に計測してみました。
結果は41℃でした。夏には、砂の温度が60℃近くにもなるんですよ!
昨日はオアシスを紹介しましたが、今日はこれまた鳥取砂丘の見所スポットである、追後スリバチに咲いている植物をご紹介!
イソスミレです。
イソスミレは大型のスミレで、鳥取県東部が分布の南西限です。4月~5月に紫紅色~淡紫色の花を咲かせます。
鳥取砂丘内では、追後スリバチなどで見られるので、是非足をのばしてみて下さい♪
<現在の追後スリバチの様子>
斜面に見える緑色はコウボウムギです。
砂丘事務所 2011/05/09
鳥取砂丘の見所スポットの一つ、オアシスの変化についてご紹介します!
オアシスは砂丘に降った雨や雪が湧き水となって、溢れ出しているものです。一年中あるわけではなく、12月頃から梅雨明けまでの期間のみ存在し、雨が少ない夏場は消えてしまいます。
そのオアシスが大分小さくなりました!
まずは2月の写真をご覧下さい↓年間でほぼ最大の大きさです。
次は4月15日のオアシス↓2月の時と比べて、少し小さくなっています。
そして、今日撮影したオアシスの写真がコチラ↓
よく晴れたいい天気が続き、気温も上昇したからか、大分小さくなりました。
右の方のくぼんでいる部分は水がなくなって砂地となり、人が歩いて渡っていました。
2月にオアシスの水深を測った時は、85センチもありましたが(その時の記事は
コチラ)、今は底が見えるほどしか溜まっていません。
オアシスを見られるのは今がチャンス♪是非お見逃しなく!
砂丘事務所 2011/05/08