西部ハートフルスペース

　前回お伝えした再起したひまわり、５本残っていたのですが４本は枯れてしまいました。残る１本は、なんとあの一つの茎から3輪小さな蕾ができていたひまわりでした。出勤してみると、咲いているではありませんか。嬉しくて思わずシャッターを切りました。なかなか良いポジションが見つからず試行錯誤しながら、青空と共に。このひまわりから種を取り、来年は今年より多くのひまわりを咲かせられたらと思っています。

　毎年恒例のそうめん流しを二日間開催しました。参加者それぞれが竹から流れてくるそうめんに風情を感じながら、喜んですくって食べました。「美味しい」「流れてくるのが楽しい」と、二日とも準備していたそうめんが無くなり、追加で茹でてたくさん食べました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　ハートフル菜園で育てたトマトが大好評。今年はオクラは育たず、きゅうりはポツポツ。来年のハートフル菜園はトマト一択になりそうです。

トマトやきゅうり、ウインナー、時にはゼリーも流し、楽しみました。トマトはつるつるして取りにくいのも楽しかったですね。ウインナーはころころ転がるけど、そうめんが来ると一気に加速するので一秒たりとも見逃せません。ハプニングあり、笑いありの楽しいそうめん流しとなりました。

　5月初め、「ひまわり」の種を植え日々の成長を喜んでいました。7月中旬蕾ができていたので、あと数週間で咲くかなと待ちわびていました。しかし…連休明けに頭が下がり茶色くしぼみ、枯れてしまいました。すごく悲しくてしばらく引きずってしまいました。何もできないまま、片付けることも出来ませんでした。

　そんなある日、ふと目をやると枯れた葉の間から緑色の小さな芽が出ていたんです。見つけた時、本当に嬉しかったです。あんなに枯れていたのに。本当に凄いことだと思いました。この「ひまわり」から命の大切さや強さを教えてもらった気がしました。一つの茎から3輪小さな蕾がでているものもあります。咲いてくれることを願い、日々水やりをしています。今はこんなに大きくなりました。がんばれ、ハートフルひまわり！！

　最後はお抹茶と主菓子の路芝(みちしば)を頂きました。素敵なお庭を眺めながらのお抹茶は至福のひと時でした。

　今回松江遠足という形で松江を訪れ、ハートフルスペースの利用者と自然・文化・歴史に触れ、同じ時間を共有することを目的に計画を立ててきました。利用者同士や職員との関係、様々な物を見たり触れたり等、価値ある経験になったのではないかと思います。

　これは寿蔵碑(大亀)です。頭をなでると長生きできるという言い伝えがあるそうです。そこでみんなの長生きを願って順番になでさせていただきました。