平成28年度議事録

平成28年7月19日会議録

 開催概要、資料はこちらです。
出席者
(8名)
委員長
副委員長
委員
広谷 直樹
坂野 経三郎
市谷 知子
島谷 龍司
浜田 一哉
川部 洋
浜田 妙子
内田 博長
斉木正一
欠席者
(なし)

 
 

傍聴議員(なし)

説明のため出席した者
  岡村商工労働部長、岸田農林水産部長、湊企業局長、安本労働委員会事務局長 
  ほか各局次長、課長、関係職員

職務のため出席した事務局職員
  田中課長補佐  中島課長補佐  石本主事

1 開会   午前9時59分

2 閉会   午前11時9分

3 司会   広谷委員長

4 会議録署名委員 島谷委員  市谷委員

5 付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり

会議の概要

午前9時59分 開会

◎広谷委員長
 それでは、ただいまから農林水産商工常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 なお、内田博長委員が遅くなるという連絡がありましたので、報告させていただきます。
 それでは、初めに会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、島谷委員と市谷委員にお願いいたします。
 それでは、報告事項に入ります。
 執行部の説明は、要領よく簡潔にお願いします。
 なお、質疑等につきましては、説明終了後に一括して行っていただきます。
 それでは、報告(1)、鳥取県と株式会社マルイとの包括連携に関する協定の締結について、島田商工政策課長の説明を求めます。

●島田商工政策課長
 1ページをごらんください。鳥取県と株式会社マルイとの包括連携協定についての報告でございます。
 6月29日に、マルイ側からは松田代表取締役社長様、鳥取県からは平井知事、菌興椎茸協同組合からは下田常務同席のもと、包括協定が締結されました。下に書いておりますけれども、従来から株式会社マルイさんとは、主な取り組みとして災害時における生活物資の調達における協定であるとか、あいサポート企業への登録など地域貢献事業等で個別に連携協力しておりましたけれども、このたび2に書いております9項目の協定を結びました。特に県産品の地産地消であるとかブランド化を促進すること、あるいはイの移住定住の促進に関することを強化することを主目的に、このたび包括協定を結んだものでございます。今後この9項目におきまして、協定の各分野で各部局がマルイ側と連携協力しながら地域経済、地域振興事業に取り組んでいく予定になっております。

◎広谷委員長
 続きまして、報告(2)中小企業等経営強化法の施行と県内企業の取組促進について、及び報告(3)英国のEU離脱に伴う円高の影響を受ける事業者に対する資金繰り支援について、谷本企業支援課長の説明を求めます。

●谷本企業支援課長
 資料の2ページをお願いいたします。まず、中小企業等経営強化法の施行と県内企業の取り組み促進ということで御報告させていただきます。
 ことしの通常国会で中小企業等経営強化法という法律が成立いたしました。7月1日付で施行されております。この法律ですけれども、基本的には国内の中小企業の労働生産性を向上していく。それも今までの支援は新分野進出ですとか創業支援ですとか新たな取り組みを支援していく法律だったのですが、本業自体の労働生産性を上げていく取り組みを支援していこうという法律でございます。
 右側、3ページ目の下のほうにグラフがございますけれども、左が中小企業で右側が大企業ということで、大企業と比べて国内の中小企業の労働生産性というのはまだまだ低く、これを上げていくための支援をしようという法律でございます。
 この法律ですけれども、経営力向上計画を国が認定いたしまして、その認定を受けると固定資産税の減免として、3年間を半分にしようという補助制度ですとか、あと金融関係の支援が受けられるということになっております。
 支援の内容ですが、通常、今までですと設備投資してそれを特別償却なりして、利益を出していて税金を払っているところの税金が減るという形だったのですけれども、赤字の企業でも払わなければいけない固定資産税を減免するということで、赤字の企業でも支援効果が出てくるという法律となっております。
 対象とする分野ですが、2番目のスキーム、支援措置というところで書いてございますけれども、四角の下のところの11分野の事業分野別指針を現在策定済みでありまして、一般的な中小企業のほか、医療、介護、保育、障害福祉、あとNPOも対象になるという形の幅広い支援施策の法律でございます。こういう法律が7月1日から施行になりまして、県内でも国に6月24日に米子で法律の説明会なりしていただきまして、県内の企業への周知を図っておるところでございます。
 それと、あわせまして2番目でございますが、中小企業庁と鳥取県との連携協定ということで、県としても県版経営革新の取り組みなりで県内企業の労働生産性の向上に取り組んでおりますので、この法律の施行にあわせて中小企業庁と連携して取り組んでいこうと、中小企業庁と鳥取県で協定を今後結ぶように、調整しているところです。また正式に決まりましたら御報告させていただきますけれども、今そういう動きがあるということを御承知いただければと思います。
 資料4ページの英国のEU離脱に伴う円高の影響を受ける事業者に対する資金繰り支援ですが、6月24日でございますけれども、イギリスの国民投票によりましてイギリスがEUから離脱することが決まりました。それに伴いまして、一時1ドル99円、100円を上回るところまで急激に円高が進んだということでございました。それで、県内企業の影響を、EU各国において事業展開している県内企業21社に対して商工労働部のほうで聞き取り調査させていただいたところ、円高等の影響を懸念する声が5社ございましたし、また今後、イギリスのEU離脱の交渉の状況によっては新たな戦略なりを構築していかなければいけないという懸念の声なりもお聞きしたところでございます。
 それに伴いまして、2番目でございますけれども、県の制度融資の中に地域経済変動対策資金というのがございます。外的な要因でいろいろ影響を受けるときに、それに伴って企業の資金繰りの安定化を図るために発動するものですけれども、このたび英国のEU離脱に伴う円高対策枠を設けまして、7月8日から取り扱いを始めております。資金の内容につきましてはその下に書いてございますが、EU離脱に伴う円高による影響を受け、輸出関連取引の売上高など5%以上減少する企業様に融資利率を年1.43%、保証料も0.23から0.68%ということで、特別に最優遇の金利で制度化しております。
 また、国と歩調を合わせまして県にも特別相談窓口を設置しておりますし、国においても6月27日から政府系の金融機関、保証協会、商工団体なりに特別相談窓口を設置しているところでございます。また、今後、国のほうで9月に招集されるであろう臨時国会において、経済対策の中で円高に苦しむ中小企業の資金繰り支援なりの施策が出てくるだろうというところでございます。
 一時、6月24日には1ドル99円まで上がりましたけれども、その後、イギリスの首相が新たに決まって、今後どうなるかわかりませんけれども、今現在では一時1ドル106円というところまで、2月と比べれば121円のものが106円ですので15円も高くなっているのですけれども、少しは落ちついているかなというところが今の為替相場でございます。

◎広谷委員長
 続きまして、報告(4)「鳥取県ふるさとハローワーク八頭」のリニューアルについて、小林就業支援課長の説明を求めます。

●小林雇用人材局就業支援課長
 資料の5ページをお願いいたします。鳥取県ふるさとハローワーク八頭におきましては、施設をリニューアルいたしまして、本日新たに雇用保険給付業務を開始いたしましたので、御報告申し上げます。
 新たな業務内容でございますが、ハローワーク鳥取の職員、相談員2名によります巡回でございまして、毎週火曜日と木曜日の2日間、失業給付金等の受給資格決定業務、あるいは認定給付の業務等、雇用保険給付に関する業務全般を実施していくこととしております。
 また、施設の改修を行いまして環境の整備も行っております。
 2番に記載しておりますが、リニューアルセレモニーを本日午前11時15分から関係者の出席のもとに開催することとしております。

◎広谷委員長
 続いて、報告(5)一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告について、谷口労働政策課長の説明を求めます。

●谷口雇用人材局労働政策課長
 資料の6ページをお願いいたします。一定額以上の工事の請負契約の報告についてでございます。
 今回報告させていただきます工事は4月に契約したものでございまして、契約後速やかに報告すべきところですけれども、発注機関との連携が不十分で報告が漏れておりました。報告が遅くなりまして、大変申しわけありません。
 工事名ですけれども、産業人材育成センター倉吉校本館棟・実習棟の耐震改修工事、建築の分です。契約の相手は有限会社共栄組、契約金額1億2,258万円で、工期は平成28年4月25日から平成29年2月15日の10カ月間でございます。契約は4月25日に行いました。
 内容といたしましては、本館の耐震ブレース設置と開口閉鎖、それから耐震スリット設置と書いてありますけれども、本館棟でいいますと階段の踊り場の部分が窓になっておりまして、そこを耐震壁にすることで補強するというようなことを入れております。それから、実習棟につきましても耐震ブレースの設置等を入れております。本館棟につきましては、壁のはつりがございますので、トイレの老朽化等にあわせて改修を行う予定でございます。

◎広谷委員長
 それでは、農林水産部です。
 報告(6)「むら・まち支え合い共生の里」協定調印について、俵農地・水保全課長の説明を求めます。

●俵農地・水保全課長
 それでは、農林水産部の資料をお願いいたします。1ページでございます。「むら・まち支え合い共生の里」の協定調印について報告いたします。
 農村と市街地住民組織が連携し、農地などの地域資源の保全活動を行いながら農産物の生産や加工品づくりなどにも取り組み、農業・農村の活性化につなげるむら・まち支え合い共生の里につきまして、このたび南部町のあいみ富有の里地域振興協議会と、米子市就将地区自治連合会との間で話がまとまりまして、あいみ富有の里地区として7月24日に協定調印式をとり行うこととなっております。
 協定期間としましては平成31年3月31日までの3年間でして、農地や農業用水路などの保全管理、それから遊休農地を活用したソバの栽培やそば打ち体験、それから原木シイタケづくりなどに取り組む予定となっております。

◎広谷委員長
 続きまして、報告(7)鳥獣被害対策の取組状況について、木谷鳥獣対策センター所長の説明を求めます。

●木谷鳥獣対策センター所長
 2ページをお願いいたします。鳥獣被害対策の取り組み状況について御報告させていただきます。
 1ですが、平成27年度の鳥獣被害状況につきましては、被害額は26年度の8,700万円に比べまして約3,000万円減少して、5,800万円でございました。全ての鳥獣で被害が減少いたしましたが、特にドングリが豊作だったことで熊の被害が大幅に減少しております。ただし、イノシシの被害については横ばい状況であって、依然被害の中心となっている状況でございます。
 次に、3ページでございます。イノシシ、鹿の捕獲数の推移でございますが、鹿の有害捕獲は捕獲奨励金とか平成25年から国の緊急捕獲等対策事業等によって活動経費等が支給された効果が大きく、近年非常に増加しております。ただし、27年度につきましては冬季の積雪が少なかったことで、イノシシ、鹿の狩猟期の捕獲数が前年に比べて少なかったということで、捕獲数自体は減っている状況でございます。
 28年度の鳥獣被害対策の取り組み状況でございますが、鳥獣対策センターにおいては研修とか人材育成、鳥獣被害の情報収集に努めておりますし、補助事業として侵入防止柵等の導入とか捕獲奨励金、環境整備等を柱に行っている状況でございます。
 電気柵の安全確保措置ということで、昨年7月に静岡県で違法な電気柵による感電死事故が発生したということもございまして、本年に当たっては28年3月29日及び6月15日付で市町村、農業団体等に安全設置の徹底の周知とかを依頼しております。あわせて7月14日の日本海新聞の「鳥取県からのお知らせ」コーナーにおいて、農業者の方に電気柵の安全使用を、県民の方には電気柵にさわらないにというようなことをお知らせしているところでございます。

◎広谷委員長
 続きまして、報告(8)「木づかいの国とっとりを実現する会」の設立について、村上県産材・林産振興課長の説明を求めます。

●村上森林・林業振興局県産材・林産振興課長
 資料4ページをお願いいたします。林業、木材産業、設計、建築の民間団体と県を構成員とする木づかいの国とっとりを実現する会が6月30日に設立されましたので、報告させていただきます。
 1番にこの会の目的を書いております。県産材の利用を促進するための現状分析ですとか課題の解消に取り組むことによって林業、木材産業の成長産業化、地域の活性化に資することを目的としております。
 構成員につきまして、2番に書いておりますとおり、県を含めて6つの団体で構成されております。この構成員の互選によりまして、鳥取県木材協同組合連合会の前田会長がこの会の会長に選ばれております。
 今年度の主な取り組みを3番に書いておりますけれども、大きく2本の柱で取り組むこととしております。まず1番目は、木材の地産地消でございます。木材の地産地消を進めるために、県産材製品の安定供給システムの検討ですとか、県民の皆様に対して県産材利用のPR活動を行っていく、そのためのツールとしての製品カタログの作成、こういったものに取り組んでいくことがまずございます。そして、もう一つの柱であります高付加価値製品を県外へ販売していくこと。このために、県外の大消費地の関係団体との意見交換や商談会等の開催等を行っていきたいと思っております。
 今後はこの会を中心に関係者との連携を一層深めまして、県産材利用の推進にさらに取り組んでいきたいと考えております。

◎広谷委員長
 続きまして、報告(9)白イカ(ケンサキイカ)のブランド化に向けた取組について及び報告(10)平成28年度第1回湖山池会議の開催概要について、平野水産課長の説明を求めます。

●平野水産振興局水産課長
 資料の5ページをお願いいたします。白イカのブランド化に向けた取り組みについて報告いたします。
 まず、参考のところに書いていますけれども、白イカですが、本県では白イカと呼んでいますが、標準和名ではケンサキイカ及びブドウイカのことを白イカというふうに言っています。
 この白イカは、本県沿岸漁業の中で非常に重要な魚種でして、一番多いのがスルメイカですけれども、それに次いで2位から5位の位置に入っております。また、全国的に見ても長崎、島根、山口、佐賀に次いで鳥取県は5位という位置づけになっております。
 夏のいさり火も観光資源になるなど、漁業以外でも重要になっておりますけれども、全国的な知名度で見るとほかの県に比べて低い状況があります。そういった中で、本県の県産魚等をPRする県産魚PR推進協議会では、6月28日の総会において、墨袋を取り除いた鳥取墨なし白イカのブランド化に取り組むことを決めました。この鳥取墨なし白イカの特徴ですけれども、墨が出ないので陳列がきれいであるとか、ほかの魚と一緒に一つの箱に詰めて発送できるといったことで販路拡大が期待できる、あるいは料理の前に墨を洗い流す手間が除ける、まないたとかが汚れないといった特徴があります。また、これ以外にも洗わないのでうまみが逃げないというメリットですとか、逆に手が触れるので鮮度が落ちるのではないかといった意見も出ております。
 取り組みとしては、まずブランド化意識の高い漁業者で先駆的に取り組むこととしておりまして、今年度は市場調査を目的として実施しております。
 7月4日に賀露で初競りを行ったのですけれども、このときの初競り値としましては、墨を取り除いていないイカと比べて1.8倍の高い値がつきました。その後2週間経過していますけれども、全体の約5%を墨なし白イカとして取り組んでおりまして、単価的にはほぼ同じから8割増といったところで推移しております。平均すると現在は3割増ぐらいの単価になっていますけれども、実態としては余り差がなくなってきておるというところです。
 昨日、賀露で白イカ祭りがありまして、そのときに白イカの愛称について一般の方々から投票をいただいたところでございます。この結果を参考にしまして、今後、県産魚PR協議会のほうで墨なし白イカの愛称を決定していくこととしております。
 続きまして、資料の6ページをお願いします。平成28年度第1回湖山池会議の開催概要について報告いたします。
 6月28日に今年度第1回目の湖山池会議を開催しました。まず、水質の状況ですけれども、第1・四半期の塩分濃度としましては2,200から3,500ミリグラム/リットルの間を推移しておりまして、昨年よりもやや高いか前年並みという状況であります。
 6月初旬からコノシロのへい死が見られ、6月20日までに約2トンのコノシロを回収しております。コノシロがへい死する原因としましては、産卵後に弱ってへい死するというもの、それから産卵を深場で行いますので、深い、貧酸素域に行ってへい死するというものが考えられます。栽培漁業センターで調査を行いましたけれども、1番としては産卵による弊害、それから深場での産卵行動ということも若干あるのかなという結果になっております。
 シジミ漁の振興についてですが、ことしになって湖山池のシジミ漁獲量が減少しております。栽培漁業センターによると、全体の資源量に対して漁獲量が多過ぎることが原因として考えられます。平成25年に生まれた稚貝の生き残りが少ないこともわかっておりまして、今年度、あるいは来年度、引き続きシジミの漁獲量は厳しい状況が続くものと考えられます。
 これに対しまして、水産課、あるいは栽培漁業センターで湖山池漁協に指導、話をしていますのは、やはり資源管理をしっかりするということで、今以上に厳しい漁獲量の規制、あるいは禁漁期、禁漁区域を設けて、そこを回しながら漁場として使っていくというような資源管理をしてはどうかということ、それから天然採苗稚貝の放流、シジミというのは生まれてすぐは、プランクトンのように幼生が水の中を漂っているのですけれども、タマネギ袋の中に古い網などを入れて、そこに付着した幼生を漁場に持っていって落としてやるという形で増殖してはどうかということを提案しておりまして、漁協のほうで今検討しているところであります。
 これ以外には、河川課のほうで水門の改築工事を行うといった報告がございました。

◎広谷委員長
 続いて、報告(11)香港での鳥取岡山観光物産展の開催結果について及び報告(12)とっとり・おかやま新橋館の運営状況について、木嶋販路拡大・輸出促進課長の説明を求めます。

●木嶋市場開拓局販路拡大・輸出促進課長
 7ページをお願いいたします。香港での鳥取岡山観光物産展の状況について御報告させていただきます。
 平成28年7月8日から13日までの6日間、イオンストアーズ香港コーンヒル店、これは1987年にイオンが香港で総合スーパーの1号店としてオープンした店でございますけれども、こちらのリニューアルオープンに合わせまして開催いたしました。
 知事によるトップセールスということで、7月8日に開幕式典、それからスイカ、ベニズワイガニ、マグロなどのトップセールスをいたしました。それとあわせまして、香港で初となる「食のみやこ鳥取県推進サポーター」の登録をしていただきまして、イオンストアーズ香港の水島副社長への認定証の授与ということもさせていただきました。
 販売商品につきましては、5の表に掲げている出品事業者、それから販売商品でございます。
 岡山県側は、白桃、ブドウ、朝日米、レトルトカレー、米菓、日本酒等を出品していただきました。
 売れ行きの状況につきましては今現在集計中でございますが、若干状況を伺っておりますのは、よく売れた商品としまして4分の1のカットしたスイカ。なかなかこれが定着化していなかったのですけれども、このたびドールと協議いたしまして、持ち手のついたビニールバッグを全農が提供いたしまして、これが非常に評判がよかったということで、一番よく売れたということでございます。価格的には89ドルということで、日本円で約1,250円ぐらいのものです。それと、ボイルのベニズワイガニで、5月の末に水揚げしたものをボイルしまして、急速冷凍して香港に輸出しております。1,000枚ほど出荷しまして、初日250枚、それから2日目に300枚ということで、これらは完売いたしておりまして、99ドル、約1,400円の価格で販売したものでございます。それから、マグロでございます。3日間のイベント期間中に5本ほどマグロを仕入れまして、マグロ丼が手軽な価格だったということもあり、よく売れたということでございます。現地のほうで解体ショー等も実施しております。これらの中でとりわけベニズワイガニですけれども、継続の取引の可能性がございまして、年末とか旧正月にまた扱いたいという引き合いを受けているところでございます。
 続きまして、9ページをお願いいたします。とっとり・おかやま新橋館の運営状況につきまして御報告させていただきます。
 4月から6月の状況でございますけれども、入館者数は12万900名強で、対前年比112%ということでございます。
 売上金額ですけれども、ショップの客単価は、前年に比べまして95%でございます。売上金額は逆に対前年比で112%と伸びております。5月の客単価が約90%とちょっと低かったのですけれども、これは4月にショップをリニューアルいたしましてイートインコーナーを設置し、そこでソフトクリームとかを販売するようになりました。この結果、イートインでのソフトクリームの売り上げが非常にふえまして、特にゴールデンウイークを中心にお客様の入りが非常に多かったということで、売り上げは300万円近く伸びたのですけれども、逆に客単価が若干下がってしまったということでございます。
 ただし、リニューアルした効果で、非常に店内が見やすくなって買い物しやすいという声をいただいていて好評だということです。店内が奥まで周遊できるような配置になっておりますので、非常に回遊性が高くなったということでございます。回遊する動線がつくられたということで店内に滞在する時間も長くなっているので、今後客単価の伸びとかも期待したいところだと思います。
 レストランの売り上げですけれども、ほぼ横ばいですが、6月が少し売り上げが下がっております。昨年度6月に大きな予約が入っておって、ことしはそういうものがなかったということがございます。ただし、コースメニューが非常に人気なので、コースメニューを毎月変えていってリピーターをふやすとか、ランチメニューも新しいメニューをふやしていくといった取り組みを現在しております。
 4番の催事スペースの利用日数のところでございますけれども、とりわけプロモーションゾーンの利用日数が少ないということがあります。これは、実は平成27年、28年を見ますと、出店事業者は同じ8者でございます。ところが、1事業者当たりの出店日数が減りまして、その影響があるということと、県が県産品のPRをプロモーションゾーンでやっていたものを本年度、催事スペースにシフトしたということがあります。例えばラッキョウのプロモーション等はプロモーションゾーンを使ってやっていたのですけれども、ことしは2階の催事場でラッキョウの漬け方講習会をやったりということで、どちらかというと催事スペースの利用にシフトしていって、利用日数にそういった数字が反映されているということでございます。
 10ページでございます。主なイベントとして、先ほども御説明しましたソフトクリームですけれども、ゴールデンウイークにキャンペーンを張りまして、5月4日には平井知事にもおいでいただいてPRさせていただいています。期間中は通常販売価格が380円のところを280円というキャンペーンをしたということで、非常に好評だったということでございます。
 これも先ほど触れましたけれども、郷土料理教室という形で催事スペースを使ってラッキョウの漬け方講習会をやりました。これは2日間で2回ずつ、計4回やりまして、定員を20名としておったのですけれども、非常に好評で、定員からあぶれるようなイベントでございました。
 スイカもPRしておりまして、例えばイートインスペースで鳥取スイカのソーダ販売もやりまして、これも非常に好評で、1日50杯も出るような日があったと、ソフトクリームよりもこちらのほうがよく売れるような日もあったということでPRをしたことと、スイカ自体のリピーターもあって、カットスイカも非常に好調だったということで、試食して玉買いされるお客様とかも見られてきたというお話を聞いております。
 7に書いてありますチャレンジ商品ですけれども、今回は定番につながる商品が出ませんでしたが、伯州綿を使った商品で可能性があるということで、7アイテムぐらい今検討中だと聞いております。
 マスコミに関しては、読売テレビの「秘密のケンミンSHOW」の4月28日の放送だったようですけれども、とうふちくわが紹介されまして、通常の2倍の売り上げが放送後しばらく続いたということでございました。

◎広谷委員長
 続いて、企業局です。
 報告(13)情報セキュリティ強化に伴う太陽光発電所等の臨時発電停止について、竹内経営企画課長の説明を求めます。

●竹内企業局経営企画課長
 企業局の資料の1ページをお願いいたします。情報セキュリティ強化に伴う太陽光発電所等の臨時発電停止について報告させていただきます。
 先月24日でございますけれども、企業局の東部事務所で管理しております風力発電所のホームページを管理するパソコンにウイルスの感染がありました。この感染を契機といたしまして、インターネットを経由して発電所と情報のやりとりをしている状況について調査したところ、一部のシステムに脆弱性があることが判明したものでございます。
 この脆弱性があったことに伴いまして、応急対策を行いました。この応急対策を行う間、念のためインターネットを経由して監視制御を行っている一部の太陽光、小水力発電所の発電を停止したものでございます。
 1番目の応急対策の内容でございますけれども、県の情報セキュリティーの主管課でございます情報政策課担当と協議しながら応急対策の内容について検討、それから必要な対策を講じさせていただきました。
 停止の状況でございますけれども、停止期間は6月28日から2週間程度で、7月13日に全ての停止を解除いたしておりまして、約14日の停止期間となってございます。停止した発電所は太陽光5発電所、それから小水力が2発電所となりまして、この発電所7カ所の企業局全体に占める発電量については約7%といった状況になってございます。
 今後の対応ですけれども、応急対策が終わりましたので、引き続き情報セキュリティー対策の強化、あるいは情報管理の徹底など、今後も電力の安定供給について引き続き努力してまいりたいと考えているところでございます。

◎広谷委員長
 説明が終わりました。
 今までの説明につきまして、質疑等ありませんでしょうか。

○市谷委員
 農林水産部の4ページですけれども、新しく木づかいの国とっとりを実現する会というものができて、偶然でしょうけれども会長が県議の前田議員なのですが、これは予算はこれからつくのでしょうか、それとも今まで既に予算化されているものを充てるのでしょうか。その辺を教えてください。

●村上森林・林業振興局県産材・林産振興課長
 予算につきましては、当初予算で委託事業を組んでおりまして、そちらでの執行をお願いしようと思っております。

◎広谷委員長
 額は。

●村上森林・林業振興局県産材・林産振興課長
 今、手元にございませんもので、後ほど。

○市谷委員
 木づかいの国とっとりを進めるということは私も否定するものではないのですけれども、これは議員が会長になって、本来予算を決めるべき立場の人間が提案する側になっているということになって、よろしくないスタイルだなと私は思うのです。ここはそちらに言ってもしようがないのかもしれないのですけれども。
 だから、予算、今既に決まっているものの内容について、この会で決めていくことになるわけですよね。

●村上森林・林業振興局県産材・林産振興課長
 金額は、木づかいの国とっとり推進プロジェクト事業ということで約800万円の委託をお願いするようにしております。
 内容につきましては、基本的には予算等で細かく県から提案させていただいておりますので、それに基づいて具体的な執行について、この会の中でそれぞれ関係する製材所、設計事務所、それから森林組合等の各団体の長でございますので、それらを含めて執行していただく形になろうかと思っております。

○市谷委員
 この姿がよくないと思っていますので、これは議員の問題だと思いますので、また議会のほうで提起したいと思います。
 次に、7ページの香港での物産展というか、知事のトップセールスなのですけれども、岡山の知事はトップセールスされたのかどうかということと、それから、知事が直接行くことによってどういう効果があったのかということを教えていただきたいなと思います。

●木嶋市場開拓局販路拡大・輸出促進課長
 まず、岡山ですけれども、岡山は知事ではなくて、農林水産部長さんが開幕式には御出席になられました。
 トップセールスの効果ですけれども、やはりマスコミの方とかもお呼びしておりまして、そういったところでの取り扱いだとかで鳥取県のPRにつながるということと、このたびトップセールスしていただいている中で、販売商品に関しては出品事業者の方が直接香港に出向いておられる方もいらっしゃいまして、そういったような方と一緒にそこで商品のPRをしていただくことによって販売促進につながるという一定の効果はあろうかと考えております。

○市谷委員
 商品をつくっておられる方とか販売しておられる方が行くのはそのものについて説明ができるわけで、それはそれでいいかなと思うのですけれども、今、自治体の首長の海外出張のことがいろいろ取り沙汰されているので、私はこういうふうに知事が行って向こうのマスコミで報道されたとしても、別にあちらで平井知事がそんな著名人であるわけでないので、そのことがどれだけ鳥取の産品についてアピールする効果があるのかというのは、前から言っているのですが、非常に疑問なのです。
 今いろいろマスコミも来られてアピール効果があるみたいなことをおっしゃったのですけれども、私はこれはおかしいと思っておりますので、意見を言っておきたいと思います。旅費についてはまた改めて調査させていただきたいと思います。

●森脇市場開拓局長食のみやこ推進課長事務取扱
 補足させていただきたいと思いますが、今回の香港のトップセールスは、その前段に実は中国地方の知事会の観光関係のプロモーションがございました。その後にこういう香港のイオンでのトップセールスというような形の2段階、2つ仕立ててやらせていただきました。当然観光の中には香港航空のトップとの話ということもございまして、そういう費用対効果を十分に配慮しながら計画を組んで、観光とも連携しながら取り組んだ事業でございますので、その辺は御理解いただきますようによろしくお願いいたします。

◎広谷委員長
 ほかにありますか。

○浜田(妙)委員
 農林水産部の3ページのイノシシ、鹿の捕獲数なのですが、ちょっとわからないので教えてください。冬期に積雪が少なかったことから捕獲数が伸びなかったという、その因果関係はどうなっているのか教えてください。

●木谷鳥獣対策センター所長
 狩猟者の方に聞きましたら、雪が多いと鹿の場合は林道沿い、道沿いは雪がないですので、そちら側に出てきて非常に撃ちやすいということでした。若桜町の方の実績を見ますと、26年度は600頭ぐらい銃猟でとっていたのですけれども、昨年は60頭ぐらい、10分の1ぐらいになっていまして、非常に効率が悪いと。雪が多いと道沿いに出てくるので、道を車で走りながら鹿を見つけて、そこで撃つというようなことができるというお話ですし、イノシシにつきましては足跡とかが非常に見つけやすいというようなこととかがありますし、もう一つは、雪が多いと雪に足をとられて動き自体も鈍くなってきますので非常に銃猟がしやすいということもあるということで、雪が多いと銃でとりやすいということを聞いております。

◎広谷委員長
 よろしいですか。
 ほかに。ありますか。

○島谷委員
 白イカの関係なのですけれども、白イカのブランド化は積極的に進めてほしいとは思うのですけれども、漁業者の話を聞くと、確かに最初は、単価がよかったと。手間をかけた分だけはよかったのだけれども、先ほど課長が言われましたけれども、単価がだんだんと同じようになった。3割ふえたりとか言っているのですけれども。ふだんから漁業者と話をするのですよね。そうすると、最初のときは手間をかけた分は高くてよかったのだけれども、結局は手間をかけても単価が変わっていなかったら、幾らブランド化されても、する意欲がなくなると。ブランド化しようブランド化しようといって県も漁協も一緒になってやろうと言っているけれども、実際にやる漁業者にとっては手間だけがふえて単価が上がらないというような状況があるので、市場の原理なので仕方がないとは思うのだけれども、これに対して何とか単価が上がるような方策というか、そこを何とか工夫しないとかけ声倒れになってしまうのではないかなと私は思うのだけれども、どうなのでしょうね。単価についてどういう対策をとろうと思っているのだろう。手をこまねいていてはそのままになってしまうのでね。


●平野水産振興局水産課長
 先ほど説明いたしましたし、島谷委員の言われるとおり、結構手間暇がかかるものですから、それに対して単価が余り上がらないと意欲がなくなるということもあって、今回市場調査、試行錯誤している段階ではあるのですけれども、何とかこれを成功させる取り組みの一つとして、きのう白イカ祭りでやりました愛称決定なども決まったら何とか、五輝星のときのように盛大な発表とかができないかなとか、あるいは白イカについても今は墨なしということだけなのですけれども、これにさらに一歩技術を加えて、活締めといった形でより鮮度もよくできるような取り組みができないかとか、そういったことも検討はしております。
 それと取り組まれている方によって既に差が出てきているようでして、この人の船だといいのだけれどもこちらのほうはいま一つだということもありますので、個々の漁師さんの技術のレベルアップを図っていくことも考えておりまして、そういった技術アップ、それから単価が上がるためのPR、さらなる取り組みといったような形で何とかブランド化ができないかなと考えているところです。

○島谷委員
 わかりましたが、それは地道な努力が必要になってくると思うのだけれども、ぜひそれが早急に効果があらわれるような形をとっていただきたいなと思います。
 それと、こういう墨なしイカは死んでいるやつなのだけれども、せっかく全国で5番以内の漁獲量があるということなので、長崎とかああいうところとの比較になったらかなり認知度は低いとは思うのだけれども、漁獲量を生かした活イカの関係とかについても何とかブランド化と言ったら悪いけれども、商品価値が上がるような、鳥取の漁師の人の収入が上がるような方策を考えていただきたい。これは要望にしておきたいと思います。

◎広谷委員長
 よろしいですか。では、要望ということで。
 ほかに。よろしいですか。

○浜田(妙)委員
 情報セキュリティーの問題ですが、追っかけっこになっていて、ここに限らず情報管理というのは物すごく大変だと思うのですけれども、脆弱性があることが判明したというのは、今回でかなり高度な高いレベルのものが保障されることになっていくのかどうかを教えていただきたいと思います。

●小川企業局工務課長
 情報セキュリティー対策の脆弱性につきましてですけれども、今回ウイルスに感染したところにつきましては、お恥ずかしいことですが、ウイルス対策ソフトがインストールされていなかったということで非常に単純な原因でございました。
 今回点検した結果の脆弱性と申し上げておりますのは、そこの部分も含めて基本的なところをいま一度確認するというところと、機械の設定で、通常インターネットですと私どもはいろいろなウエブサイトを閲覧することができるのですけれども、そうしますとやはり危険性のあるファイルが自動的に落ちてきたりという危険がございますので、そういったところに制限をかけて、実際に業務に必要のあるところだけを通信することができるという形の設定にこのたび変更させていただいております。
 もう少し本格的にレベルを上げることも将来的には考えておりますけれども、そうしますとやはり費用も期間もかかるということで、そこにつきましてはまた来年度以降を見据えまして改善を図っていきたいと考えております。

○浜田(妙)委員
 本当にお粗末きわまりないと言わざるを得ないのですが、日常的なパソコンでも大変な状況の中で、専門性を要する分野でそういったことがあったということ自体が非常にゆゆしき問題だなと思います。費用や期間がかかるという問題は問題外だと思います。今ネット社会でウイルス感染に対して世界がこれだけ大変な状況にある中で、一刻も早く高度な対応が必要だと思うので、費用や期間がかかるのでというのんびりした話ではないと思うのです。ここはもう一回きちっとセキュリティー対策はゼロから見直していただいて、あるべき姿を早急に追求すべきだと私は思うのです。費用や期間がかかるのでということが言いわけになるような、そういう解決の仕方はあってはならないと思っております。どうなんですかね。

●湊企業局長
 委員の御指摘は全くそのとおりでございます。現在国におきまして、いわゆる電力関係のサイバーセキュリティー対策の法律が間もなく施行されようとしておりますので、その対応につきましては、早急に対応してまいりたいと考えております。もちろんゼロベースで考えていきたいと思います。

◎広谷委員長
 よろしいですか。
 では、ほかに。

○浜田(一)委員
 直接ここには記入はされていないのですけれども、少し触れられましたので様子を伺いたいのです。とっとり・おかやま新橋館のところで、伯州綿のことを少しだけ触れられたのですが、これまでもバルコスのほうでもぜひ商品化したいとか、妖怪舎のほうでもいろいろ商品化に向けてこれを利用したいという話があるのですけれども、進捗、今こういった取り組みをしているという情報がありましたら教えてください。

◎広谷委員長
 これはどなたが答弁しますか。木嶋課長、答弁されますか。

●木嶋市場開拓局販路拡大・輸出促進課長
 このたびのアンテナショップでのものは、バスタオル、それからフェイスタオル、あとミニハンカチとか、そういったものを6月にチャレンジショップで取り組んでいただいておりまして、現在アンテナショップのほうで定番になるかどうかという検討をしているということでございます。

○浜田(一)委員
 何年も前からこれは大変苦戦している事業だということは境港なので認識はしておりまして、要は毛足が短いのでなかなか加工がしにくいとか、単価の面で例えばバスタオルだと、多分まともにいけば2万円とか3万円とかになるぐらい結構コストがかかるということも承知しているのですけれども、ぜひ県のほうからでもいろいろ情報の収集をしてもらって、もっと付加価値のつくような商品、こういうことにトライしたらどうだみたいなことを県、市でもう少し連携を図ってもらって、ぜひ商品開発につなげていただきたいなという願望を持っておりますので、よろしくお願いいたします。

◎広谷委員長
 では、要望ということでよろしいですか。農林水産部なのかな。
 ほかにありますか。
 ないようですので、次にその他ですが、執行部、委員の方で何かございませんでしょうか。
 意見がないようですので、委員の皆様に御連絡いたします。次回の常任委員会は8月19日金曜日、午前10時から開催の予定でありますので、よろしくお願いします。
 それでは、委員の皆様には御相談がありますので、この場に残っていただきたいと思います。
 執行部の皆様は御退席いただいて結構です。どうも御苦労さまでした。
(執行部退席)
 それでは、再開いたします。
 お残りいただきましたのは、第1回の県外調査についてであります。ただいま配らせていただいたように、別紙の日程で実施したいと思っております。
 日程について説明しますか。

●石本議会事務局調査課主事
 日程表をごらんいただきたいと思います。
 前回御報告させていただいた際は8月4日の1件目のところがまだ調整中ということでございましたけれども、調整が整いまして、受入れオーケーということでございましたので、これで確定ということでさせていただきたいと思います。
 初日、8月3日の行きの航空券を今、皆さんのお手元にお配りしております。気をつけていただきたいのは、この航空券は帰りの8月5日の羽田から鳥取、米子のほうも1枚になっていまして、最後の日まで持っておいていただきたいと思います。

◎広谷委員長
 行きの航空券のみではないですか。

●石本議会事務局調査課主事
 続いております。米子から来られる方はこれまでと同じように到着のゲートをくぐったところで集合とさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

◎広谷委員長
 そういうことで、8月3日から3日間、御協力よろしくお願いしたいと思います。
 続いてですけれども、鳥取県議会の出前県議会についてであります。この件につきましては、5月31日の常任委員会において、テーマや調査先等について御希望がありましたら事務局まで連絡いただきますようにということでさせていただきましたが、現時点で御意見がありません。つきましては、この機会に改めて御意見をお聞きしたいと思います。
 それで、参考までに、今、近年の過去10年分の調査先一覧を配らせていただきました。何か皆さんのほうで、各委員のほうで御意見がありましたらお伺いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

○島谷委員
 県内ですよね。

◎広谷委員長
 県内調査で、それで関係者に出席していただいて出前議会、出前常任委員会という格好にさせていただきたいと思っております。

○浜田(一)委員
 どちらかというと課題があるところに。

◎広谷委員長
 そうですね。だからテーマを決めて行き先を決めるという格好のほうがいいのかなと思ったりしております。
 それで、日程もまだ、いつごろというのも決めておりません。そういうことで、皆さんの御意見を伺って決めさせていただきたいなと思っておりますので。
 そうしたら、きょうこの場でというのはなかなか難しいと思いますので、御希望のテーマなり行き先があったら今月中に事務局まで連絡をいただければと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。よろしいですか。


○島谷委員
 6次産業化の関係で、地域計画なども絡めてやっている大江ノ郷を見たいなと。前身の小原農場のときからずっと知っているので、どうしてそういうぐあいに地域への貢献だとかを積み上げてきたのかなということも聞きたいし、何十年も前の話なのですけれども、私も市の職員のとき担当していたもので、そのときに本当に倒産までして、それからこうやって頑張って全国的に、かなり6次産業化としては成功の部類に入ってきているので、その辺も聞いてみたいなというのが一つあります。候補の一つとして。

◎広谷委員長
 では、それもまた一つの案という格好でさせていただきたいと思います。
 では、各委員の皆さんで何か御希望がありましたら、今月中に事務局まで御連絡いただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 では、よろしいですね。(「なし」と呼ぶ者あり)
 では、以上で常任委員会を終わらせていただきます。どうも御苦労さまでした。

午前11時09分 閉会 

 

 

 

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