会議の概要
午前11時35分 開会
◎福田委員長
ただいまから地域振興県土警察常任委員会を開会いたします。
本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきたいと思います。
初めに、会議録署名委員を指名いたします。
本日の会議録署名委員は、浜崎委員と澤委員にお願いいたします。
それでは、ただいまから本委員会に付託されました議案について審査を行います。
付託議案は、日程に記載の2議案であります。
まず、付託議案に対する質疑を行っていただきたいと思います。ありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑がないようですので、付託議案に対する討論を行っていただきたいと思いますが、討論ございますでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
討論ないようでございますので、これより採決に入りたいと思います。
採決は一括でよろしいでございましょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
それでは、付託議案を一括して採決いたします。
原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
賛成全員であります。したがいまして、議案第21号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、報告事項に移りたいと思います。
執行部の説明は要領よく簡潔にお願いいたします。
なお、質疑等につきましては、説明終了後に一括して行うことといたします。
報告1、スポーツクライミングアジア選手権(2018年)の県内開催決定について、小西スポーツ課長の説明を求めます。
●小西スポーツ課長
それでは、地域振興部の資料をお願いいたします。1ページでございます。このほどスポーツクライミングのアジア選手権が本県で開催されることが決まりました。開催時期は2018年の春であります。開催地は倉吉市の倉吉体育文化会館ということであります。
この大会は、世界選手権の次に大きなレベルの大会であります。直近の例を見ますと、昨年の中国の実績ですが、参加国は13カ国、種目数はリードとボルダリングとスピードで、174名ということです。東京五輪で正式競技になりましたので、参加人数はふえるのではないかと思われます。また、この各種目の優勝者が、同じ年にオーストリアで行われる世界選手権へ出場できることになっております。
なお、このボルダリングとスピードの壁ですけれども、平成29年度当初予算案に盛り込んでおるところです。大きな大会ですので、今後、県の山岳協会、日本山岳協会、それから地元の倉吉市とよく連携し、成功に向けてしっかり準備したいと思います。
◎福田委員長
続きまして、報告2、山陰海岸ジオパークを舞台にした香港・地元高校生の交流について、岩下観光戦略課長の説明を求めます。
●岩下観光戦略課長
それでは、観光交流局資料の1ページをごらんください。山陰海岸ジオパークを舞台にした香港の高校生と地元鳥取県の高校生の交流について報告させていただきます。
訪問団として来られますのは、香港のロウディンポン中學4年生25名ということでございます。香港での学校は、日本と同じく小学校6年間、それから中学3年間、高校3年間ということで、こちらの学校は中高一貫校でありますので、4年生は高校1年生に相当するということでございます。それから交流相手は、鳥取敬愛高校の1年生25名ということでございます。
3月18日の土曜日に香港米子便で来られました。交流の内容としましては、19日の日曜日に岩美町立渚交流館で鳥取敬愛高校との交流事業として、それぞれがそれぞれのジオパークについて英語でプレゼンテーションを行い合って、質疑応答、意見交換などを行うという内容がメインの交流でございます。その後、ジオパーク海と大地の自然館やジオパークセンター、鳥取砂丘、青山剛昌ふるさと館を視察されて、西に移動されます。それで20日、21日に隠岐のジオパークも視察されて、22日の米子香港便で帰国されるという内容になっております。
◎福田委員長
続きまして、報告3、米子ソウル便の過去最高の月間搭乗者数及び搭乗率達成について、鈴木観光戦略課国際観光誘客室長の説明を求めます。
●鈴木観光戦略課国際観光誘客室長
観光戦略課でございます。米子ソウル便の先月、2月の利用実績でございます。過去最高の搭乗者数及び韓国人搭乗者数、加えまして、搭乗率につきましても同時に過去最高を達成いたしましたので、御報告申し上げます。
中段に載せております写真は、ちょうど2月28日に過去最高の搭乗者数を更新いたしましたので、そのときの記念セレモニーの様子でございます。米子市内在住の大学生の方で、留学先の韓国に戻るとおっしゃっておられました。
この過去最高の要因でございますけれども、今年度私どもは、特に個人客に対する鳥取県のPRといかに個人客に鳥取へおいでいただくのかということについて注力してまいりました。そういった効果が出てきたということが上げられると思います。
また、これまで従前からも取り組んでおりました冬の鳥取、カニと温泉、そういったものの人気が定着してきているかなと感じております。加えまして、中部地震の影響で11月には搭乗者数が激減したのですけれども、そういった風評被害対策ですとか、エアソウルが就航した際のキャンペーン効果も相まって、効果が出てきたのではないかなというふうに考えております。
あと、この写真の留学生の方もおっしゃっておられましたが、やはりエアソウルになって、料金が安くなり、行きやすくなったということもあろうかと思います。そういった要因が過去最高につながったのではないかと思っております。
3番に、今後の取り組みを記載させていただいておりますが、鳥取は冬は非常に人気が高いのですけれども、4月以降、搭乗客数、いらっしゃるお客様が減る傾向にございますので、認知度向上に努めていきたいと思いますし、アウトバウンドにつきましては、安くなった航空料金を幅広にPRして、大学生も含めた若年層の利用拡大を図っていきたいと考えております。
◎福田委員長
報告4、第2回伯耆国「大山開山1300年祭」実行委員会総会について、広瀬西部総合事務所地域振興局長の説明を求めます。
●広瀬西部総合事務所地域振興局長
それでは、同じ資料3ページをお願いします。西部総合事務所でございます。去る2月24日に、今年度2回目となります伯耆国「大山開山1300年祭」の実行委員会総会を開催いたしましたので、その状況を報告させていただきます。
議案は大きく2点ございました。まず、前会長、大山中海観光推進機構の石村氏のほうから辞意の申し出があったものですから、それを受けまして新しい会長の選出を、これは実行委員の互選になりますけれども、行いました。結果、それまで副会長であられました経済同友会西部地区代表幹事の松村氏を会長に選出し、後任の副会長に、同じく経済同友会西部地区の副代表幹事でありますが、日野町商工会の副会長でもある細田氏を選任したところでございます。
さらにもう1点は、平成29年度のこの実行委員会の事業計画案と収支予算を含めて、これを示したところでありまして、これにつきましては本議会に提案をさせていただいております平成29年の予算案に基づきまして、その成立を条件として、以下、真ん中あたりに表を掲げておりますけれども、同じ内容をお示ししたものでございます。
あわせて、この実行委員会で1300年祭のロゴマークを決定、発表いたしました。ページをめくっていただきまして4ページをごらんいただけますでしょうか。こちらがロゴマークになっております。1300を横に倒した形を大山に模したものでありまして、非常にユニークなデザインとなっております。ポップで親しみやすいものになったであるかなと思っております。
お戻りいただきます。このロゴマークにつきましては、全国35都道府県から472の作品の中から、実行委員会の委員の投票等により決定したものであります。今現在におきましても、企業のほうから使用したいというような依頼も出ているところでございます。今後は、例えば職員の名刺等の刷り込みなど、職員も積極的にPRすると、そういうような運動でぜひ盛り上げていきたいと思います。
◎福田委員長
ただいままでの説明につきまして、質疑等はありませんでしょうか。
ないですね。
次に、その他でございますが、執行部、委員の方で何かありませんでしょうか。
●山下危機対策・情報課長
危機対策・情報課、山下です。お手元に鳥取県国民保護講座のチラシを配付させていただいております。そのお知らせです。3月12日、さざんか会館で開催させていただきます。講師には、公共政策調査会研究センター長の板橋様をお招きすることとしております。最近の国際テロ情勢と国民保護法制下でのテロ対策というテーマに沿ってお話しいただこうと思っております。御都合がつけば委員の皆さまも御参加をよろしくお願いします。
◎福田委員長
そのほかございませんでしょうか。
●神庭地域振興部文化振興監兼文化政策課長
文化政策課でございます。お手元にピンクとブルーのチラシのほうを配付しております。鳥取県ちゅうぶ落語会のチラシでございます。昨年10月21日に発生いたしました鳥取県中部を震源とする地震により、観光風評被害等の払拭や地域住民の元気づくりを図るため、文化庁が実施いたします新進芸術家の育成事業特別公演として落語会を開催するものでございます。
なお、この落語会は、福島県と熊本県でも開催されております。公演につきましては、チラシ記載のとおりですが、今週末から3週にわたって週末を中心に中部の各地区で開催しております。日程、時間はチラシに記載しておりますので、御確認いただけたらと思います。入場料、木戸銭ですけれども、こちらは無料でございます。委員の皆様もぜひ御参加いただけたらと思います。
◎福田委員長
そのほかございませんか。
○長谷川委員
危機管理局にお尋ねします。昨日、長野県山中で長野県の防災ヘリが墜落、遭難をしております。思いましたのは、これからいろんな原因が探求されるのでしょうけれども、その機種が前回まで鳥取県も保有していたベルというアメリカ製の機種だったように思います。今、鳥取県はアグスタですか、ヨーロッパ製の新しいものになっておりますけれども、何か機種で少し旧式であったとか、何か切りかえたときに思われるようなことはなかったものでしょうか。
●森本消防防災課長
昨日起こりました長野県消防防災ヘリコプターの墜落事故ですけれども、まだ現在のところどういう原因で起こったのかわかりません。機種が古いのではないかというようなことも含めまして、今後調査されると思いますので、その動向を見ながら県としても検討してまいりたいと思います。
○長谷川委員
ちなみに、防災ヘリの隊、チームは、それぞれ東・中・西の消防局員が派遣をされて県として動くわけですけれども、県の役割、指揮管理というのは、機種を保有して隊長が生まれる、その隊長を県が指名して県の救助隊、ヘリ隊として活動しているというような仕組みなのでしょうか。
●森本消防防災課長
派遣元は各消防局ですけれども、あくまでも県の消防防災ヘリで、県の職員という扱いでございます。
○長谷川委員
では、それぞれの東・中・西の消防局から派遣されている隊員が、その一時期は県職員として活動しているという理解でよろしいのでしょうか。
●森本消防防災課長
併任されております。そのとおりです。
◎福田委員長
よろしいですか。
執行部の皆さんの報告に対して、質疑ございませんでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
ありませんね。
なお、委員長報告の作成、内容につきましては、私、委員長に一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
ありがとうございます。そのようにさせていただきたいと思います。
以上をもちまして地域振興県土警察常任委員会を閉会いたします。
午前11時50分 閉会
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