会議の概要
午前9時30分 開会
◎安田委員長
ただいまから、議会運営委員会を開会します。
まず、会議録署名委員に、西川委員、坂野委員を指名します。
これより協議に入ります。
本日は一般質問の取り扱いについて協議するため、臨時に委員会を招集させていただきました。
では、議会資料1をごらんください。
1として、これまでの主な経緯については、記載のとおりですが、5月19日及び6月2日の議運で見直し案の協議を行い、6月定例会で見直し案を試行的に実施したところであります。
本日は、試行した結果を踏まえ、9月定例会における対応について協議したいと思います。
まず、各会派における検討結果の御報告をお願いします。
鳥取県議会自由民主党。
○浜崎委員
当初からそういうニュアンスで出させてもらっていたと思いますが、この間、試行的なことが終わったということですから、9月定例会は正式導入ということで、75分ということで、やっていいただきたいというのが私どもの意見です。
◎安田委員長
次に、会派民進党。
○伊藤副委員長
私どものところは9月定例会も委員長案を継続して実施。
◎安田委員長
結論はそうですけれども、理由は。
○伊藤副委員長
なし。
○浜田委員
1回だけしたのですけれども、全員がやったわけではありませんし、もう一度試行を継続させてしっかりと検討してはどうだろうかという意見が多かったです。
◎安田委員長
全員ではないというのは、質問者のことですか。
○浜田委員
そうです。
◎安田委員長
次、会派自民党。
○福田委員
委員長案の試行的実施をもう1回継続したらどうかということになりました。
◎安田委員長
その理由は何ですか。
○福田委員
とりあえず、もう1回やってみてということで。
◎安田委員長
次、公明党。
○澤委員
おおむね順調にいったのではないかなということで、こういうふうな格好でやっていいのではないかということです。
◎安田委員長
試行的実施というふうに意見を出されておりますが、ではやってもいいと。
○澤委員
いや、違います。試行的実施でということです。
◎安田委員長
検討結果を整理しますと、6月定例会での試行の結果、いずれの会派からも見直し案自体に反対であるとか、手直しが必要という具体的な意見はありませんでしたが、手続き的なことで、本格導入と試行継続、2つの意見が出ました。
このことについて、委員の皆さんの、御意見をお伺いしたいと思います。
私の個人的な意見といいますか、県議会自由民主党の意見もそうでありますが、先般の6月定例会で皆さんの質問と議長の取り扱いを見ておりまして、問題はなかったのではなかろうかと理解をさせていただいております。
そうであるならば、いつまでもこの問題を引きずっていないで、9月定例会からやってみるというのがよかろうかという考えでございますが、皆さんのほうで何か問題点とかこういうふうにしたほうがよいということがあれば、それを軸として継続でもう一回試行するというのも1つの案だろうと思います。
御意見を出していただきたいと思います。
○錦織陽子
6月に試行されたということで、実際に私の例でいきますと、私自身はあと2分ぐらい時間を余らせて、総時間が来てしまったと。その内容からすれば、最後の質問のところで私が意図した質問に答えずに、森林・林業振興局長でしたか、ほかのことをとうとうと述べられたのです。私が食餌木を計画的に植えたらどうかと聞いたら、その質問には答えずに、いろんな所の例だとか、こんなことをやられているとかそういうことをすごく長くしゃべられたのです。それで、実際には聞けなかったと、時間が来てしまったと。それに質問したとしても答弁する時間がないから切られてしまうということとなると。こういうことが恣意的にされたとは思わないのですけれども、議会の二元代表制というものをきちんと遂行していくためには、議員の質問に対して、答弁者の時間をも総枠にするということは、やはり質問のあり方をゆがめるものだと思うのです。そういうことから考えれば、普通でしたら質問の項目がもう少しあった議員さんが、すごく抑制的にやられるとか、本当は議会にとってはそういうことはよくないことで・・・・・・。
◎安田委員長
ちょっと待ってください。
何回目の質問だったのですか。2分余ったというのは。
○錦織陽子
ちょっと、この分に出ているかなと思ったのですけれども。
◎安田委員長
5回目だったのですか。4回目だったのですか。
○錦織陽子
私は5回しているので・・・・・・。
◎安田委員長
そうしたら、それは今回のこの試行の対象とは違うと思いますよ。
もし、5回目が残っているのであれば、残り2分あるのだったら、もう一度質問はおかしいですよ。
○錦織陽子
ですから、そのことについては5回目は質問はしなかったのですよ。
5回目は意見を言って終わったのですよ。質問をしても答弁の時間はないから。
○伊藤副委員長
一定のルールの中で皆さん試行しましょうというわけだから、当然議員もある程度その時間内に自分の聞きたいこと、言いたいこと、議論したいことをまとめていく。そういう努力は我々としてもしなければならないし、執行部ともきちんとしたキャッチボールができることを念頭に置いて質問に向き合わないといけないと思うのです。
別にどうしても時間いっぱい使わないといけないというわけでもないですし、やっぱり自分の言いたいことをきちんとまとめながらするというのも我々議員の責任だと思いますよ。
○錦織陽子
でも、25分というのは与えられた時間ですので、それを最大限、効果的に使うということは議員にとってもすごく大事なことですし・・・・・・。
○伊藤副委員長
まず、25分を大切にしようという議会のルールがあったのだけれども、それを25分の中で質問数を多くして、執行部の答弁が増えてきた。限りなく時間が・・・・・・。2時間を過ぎるというような質問となったから、そこは制限をかけましょうねということになったわけだ。
そういう、なかなか皆さんの理解が得られないような質問をしてきたことに責任というか、自覚を持ってもらわないといけない。そこは。
○錦織陽子
そういうふうにおっしゃいますけれども、2時間というのはあんまりだというふうにおっしゃいますけれども、では質問しない議員だっておられるわけです。(「話が違う」と呼ぶ者あり)
◎安田委員長
錦織議員。時計の針を戻すようなことはやめていただきたい。(「みんなが努力しないといけない」と呼ぶ者あり)
○浜田委員
よろしいでしょうか。
6月定例会の時間が資料になって出てきておりましたが、だいたい75分以内で、70分を切る方たくさんいらっしゃった。だいたい60分前後だったですよね。
それで、75分の枠を作るということは、ある意味自分たちの首を絞めるとも言えるわけですね。これは議員さん一人一人の権利でもありますので、そこが縛られるようであっては困るなと思って試行を経験させていただきました。
6月定例会では、75分ぎりぎりになってしまって時間が足りなくなってしまったということはなかったと思います。
ただ、35名の議員がいるわけです。議長さん、副議長さんは別にいたしまして30名以上の議員がいますが、6月定例会24名しか質問していないのですよね。
それで、私どもの会派としては、残されたお一人お一人も大事ですのでその方たちが一応経験されると。その中で、新しい面が見えてくるかもしれない。1回だけの試行ではそれは少な過ぎるのではないかというふうに思いました。
それで、もう1回だけ試行をしていただきたい。その上で結論を出しても悪くはないのではないか。自分たちの問題ですので一人一人を大事にしたいうふうに思います。
◎安田委員長
今、浜田委員からもう1回だけ試行という、限定して試行をやるというふうな案が出ました。皆さん、ほかに御意見はありませんか。(なし)
そうするとよろしいですか。
○錦織陽子
試行は分かりました。ちょっと一つ意見を言わせてください。
この度、もう1回試行してみるということなのですけれども、大体議員一人一人の質問にかかわることなのに、議運のメンバーだけで、少数会派、無所属というのはここの賛否には加われないわけですよね。ちょっとそれは、問題があると思うのですけれども。(「話が違う」と呼ぶ者あり)
◎安田委員長
話が食い違っていますね。今の話はお答えをすべきことではないと思います。
そうしますと、結論として9月定例会でもう一度試行をするということですが、9月定例会閉会後、11月定例会までは時間がありませんので、11月定例会における対応は9月定例会中に方針を決定したいと思って、実は10月10日を議会運営委員会の開催の日として考えております。 そうしましたら、今の案に従って9月で結果を出すということで閉会日の前日、10月10日に結論を出させていただきたいと思いますがいかがでございましょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
そうしますと、一般質問の取り扱いについては以上のとおりであります。
次に、その他ですが、6月定例会において、議運の動画公開等に関する請願が継続審査となっております。請願審査の一環として、次回、9月7日の議会運営委員会を第3委員会室で開催し、インターネット中継したいと思いますが、よろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようですので、そのように決定しました。
なお、配席は議長応接室での配席に準じて議会資料3のとおりとしますので、御承知をいただきたいと思います。
その他、委員の皆さんで何かありますか。(なし)
意見がないようですので、これをもって、議会運営委員会を閉会します。
午前9時45分 閉会
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