1 日時
平成26年1月26日(日)~28日(火)
2 調査箇所及び調査事項
○平成26年1月26日(日)
(1)神戸空港
・神戸空港内でスカイマーク米子-神戸-茨城便のPR状況等 確認
○平成26年1月27日(月)
(2)長崎県庁(長崎市)
・長崎新幹線及び長崎港港湾計画について
(3)長崎港松ヶ枝国際ターミナル(長崎市)
・国際クルーズ及び旅客船発着拠点形成等の取り組みについて
(4)小浜温泉バイナリー発電所(雲仙市)
・温泉水を使った発電所を生かしたツアー造成等について
○平成26年1月28日(火)
(5)中国地方整備局岡山河川事務所・百間川河口(岡山市)
・百間川河口水門改築事業(ライジングセクターゲート形式)について
3 調査議員(8名)
内田委員長、澤副委員長(28日は不参加)、国岡委員、福間委員、浜田委員、藤井委員、上村委員、斉木委員
4 随行者
鳥取県議会事務局 調査課 田中課長補佐
梅林係長
5 調査内容
(1)神戸空港
○調査事項
・神戸空港内でスカイマーク米子-神戸-茨城便のPR状況等を確認
○所感
米子空港に就航する便数が増えることは大変望ましいことである。しかし、増便はあくまでも地域振興の一つの手法である。このことを念頭において、航空機(空港)を活用した地域振興の各種施策(観光振興、企業誘致、米子空港をハブ空港(各種交通の結節点)化し人・物流の活性化を図る等)の知恵を出し合っていかなくてはならないと感じた。
(2)長崎県庁及び長崎港松ヶ枝国際ターミナル
○調査事項
・長崎新幹線について
・長崎港港湾計画について
・国際クルーズ、旅客船発着拠点形成等の取り組みについて
○所感
本県における高速鉄道に関する取組は、長崎県ほど進んでいない。高速鉄道を本県に導入する際の経費、導入によりもたらされるメリット(経済効果、イメージアップ効果等)、デメリット(高速鉄道と並行する在来線の取り扱い等)を全県レベルで早急に検証する必要があると感じた。
クルーズ船誘致については、CIQ施設、専用岸壁の整備が急がれる。クルーズ船の誘致実績も上がってきているようなので、施設整備が急務であると感じる。加えて、乗船客に対するサービス(おもてなし)充実の体制づくり(システム化)が必要であると感じた。
(3)小浜温泉バイナリー発電所
○調査事項
・温泉水を使った発電所を生かしたツアー造成等について
○所感
地域の資源(温泉)を有効活用してエネルギーを生み出し、加えて、観光施設として活用する視点は素晴らしいものがある。ただ、乗り越えなくてはならない課題(メンテナンス経費、温泉利用料金等)も多くあり、本格的な実用化までには、未だ時間が係るのではないかと感じる。
本県においては、中山間地域等における自然体験観光と併せてバイオマス発電所の見学を行うといった取組も検討の余地があるのではないかと感じた。
(4)中国地方整備局岡山河川事務所・百間川河口(岡山市)
○調査事項
・百間川河口水門改築事業(ライジングセクターゲート形式)について
○所感
本県においても防災・減災対策は重要な課題である。日常生活では余り世間の耳目を集める事柄ではないが、一度発生すると大きな被害が発生するのが災害である。
「想定外の被害が発生しました」というような事態を招かないように、日頃から充分な対策を取っておく必要があると感じた。