会議の概要
午前9時29分 開会
◎安田委員長
ただいまから、議会運営委員会を開会します。
まず、会議録署名委員に、西川委員、浜田委員を指名します。
これより協議に入ります。
まず、議員提出議案についてでありますが、議会資料1のとおり、決議1件、意見書2件であります。
お手元の資料の左肩に番号を付けております。(1)及び(2)は政策調整会議に提出され、協議された決議及び意見書、(3)は地域振興県土警察常任委員会から提出された意見書であります。
念のため申し上げますが、これら議員提出議案に係る討論の発言通告書の提出期限は、反対討論が本日の午後1時まで、賛成討論が本日の午後5時までであります。
次に、一般質問の取り扱いの見直しについてでありますが、このことに関する請願が提出されておりますので、本日は、まず各会派の考え方を確認し、その結果を踏まえて請願の審査を行うこととします。
各会派の検討結果を4ページ、議会資料2のとおり整理しました。
では、各会派から順次検討結果の御説明をいただきたいと思います。
鳥取県議会自由民主党、お願いいたします。
○浜崎委員
11月定例会から、委員長案のとおり本格導入ということで良いと思います。
◎安田委員長
民進党、お願いいたします。
○浜田委員
11月定例会から委員長案のとおり、本格導入と。答弁の途中に時間が来た時にどうするのかということについて、もうちょっと考慮しなければいけないと思いますが、既に議長、副議長から執行部のほうに簡潔に答弁するように申し入れをしていただいておりますので、そのような方向で執行部のほうに御協力をいただいておりますので、本格導入としたいと思います。
◎安田委員長
会派自民党、お願いいたします。
○藤縄委員
11月定例会から、本格導入することは基本的にはよろしいと思いますが、浜田委員と近い意見ですけれども、答弁中の打ち切りですね、これはいささかの配慮があったほうがよろしいかなと。
議長も早く、簡潔にということをしておられるのですけれども、簡潔にと言うと、簡潔ではなく早口になるのですよね。こんなこともこれありで、その最後の答弁中の項目についての配慮はあったほうがいいのかなという思いはしています。
◎安田委員長
次に、公明党鳥取県議会議員団。
○澤委員
いろいろと議論ありますが、今回も時間内に何とか終わったということでありますので、やっぱりそれを踏まえながら、今後も委員長案のとおりいけばいいのではないかと思います。
◎安田委員長
ありがとうございました。
各会派の検討結果で、11月定例会から本格導入することについては、皆さんの意見が一致しておりますが、答弁中に総時間が制限時間となった場合の対応について、御意見がありました。
それぞれ出していただいたのですが、その他にも御意見等ございましたら、お願いいたします。
○伊藤副委員長
一定のルールが各会派から出たのですけれども、基本的に言うと質問する議員が考えないといけない話であって、こうして会派で、みんなで合意しないといけない状況になるのが本来おかしいかなと思うのです。
やっぱり、ここで議論をされたというのをそれぞれ持ち帰って、議員一人一人考えて欲しいと、確認したほうがいいと思いますね。
○錦織議員
ちょっと、意見を言わせていただきます。
9月定例会で、例えば市谷議員の場合は質問時間の25分を使えなくて、8分ぐらい残したと思うのです。そういうことになると、議員の裁量で25分間をどう使うかということは保障されるべきではないかというふうに一つは思います。
それから、先ほど藤縄委員のほうからもお話がありましたけれども、聞いていますと、前は県民に分かりやすい議会ということになると早口はいけないという、そもそもの発端があったと思うのです。双方ともがすごく早口になってしまうということがあって、手話の方も一層疲れるというふうに思いました。
ですから、その制限を加えるということでいろんな所に問題が波及していくというふうに思います。当局としてもしっかりと答えたいという気持ちがあるでしょうし、そこをあまり端折ってしまうというのも中身が分からなくなってしまうという点があります。そういう意味では、今こうして総枠制限を設けるということについては、本当に議会の自殺行為だというふうに私は思います。
◎安田委員長
分かりましたが、皆さんの御意見で質問者が項目等をもっと配慮すべき、絞るべきという御意見が圧倒的、全員だったと思います。そのことについて、答弁中に総時間が制限時間となった場合の対応ということが出てくると思います。配慮していただかないといけませんが、していただいても、なおかつそういう問題が出てくると思いますが、これは要綱に規定せず、運用で議長、副議長の対応で処理をさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようですので、そのように決定しました。
ついては、明日の議運において、議会運営等に関する取扱要綱の改正案をお示ししたいと思います。
次に、このことを踏まえて請願の審査を行います。
今回は、請願の新規分、継続分、各1件です。
まず、新規分、請願議会29年29号「鳥取県議会での一般質問時間の制限を厳格化しないことについて」の審査を行います。
御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。
○浜崎委員
今、一般質問の取り扱いの見直しについて、各会派から出たのですが、そういうことだと思います。
本来、この議会運営委員会で協議・決定する事項というのは、本会議の審議にはなじまないということがあるのです。
そういった意味を含めまして、不採択とすべきと考えます。
◎安田委員長
ほかにございますでしょうか。(なし)
意見が出尽くしたようですので、これより採決に入ります。
確認いたします。
御意見は、不採択のみです。
不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
賛成全員であります。
従いまして、請願議会29年29号については、不採択と決定いたしました。
次に、継続分、請願議会29年19号「議会運営委員会委員の決定及び動画公開等について」
の審査を行います。
この請願については、審査の一環として9月7日に行いました議会運営委員会のインターネット公開についての感想も含めて、御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いします。
○浜崎委員
これは3つありましたよね。動画公開については、前向きに検討すべき課題であると思っています。
ただし、議会運営委員会の割り当て方法については、これまでの経緯から妥当な取り扱いであるいうふうに思っております。
また、傍聴の件でありますが、傍聴環境については対応済みということで、この問題については不採択ということにしたいと思います。
◎安田委員長
ほかにございませんでしょうか。(なし)
意見が出尽くしたようですので、これより採決に入ります。
確認いたします。
御意見は、不採択のみです。
不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
賛成全員であります。
従いまして、請願議会29年19号については、不採択と決定いたしました。
なお、委員長報告の作成・内容については、委員長に一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。(錦織議員「すみません、ちょっと・・・・・・」と呼ぶ)
◎安田委員長
錦織議員、何でしょうか。
○錦織議員
外からの声が余りにも大きかったために、インターネットの公開のところがちょっと良く聞こえなかったので、もう一回復唱していただけないでしょうか。
◎安田委員長
浜崎委員、もう一回お願いします。(錦織議員「何でインターネットのが3つあるのかということが・・・・・・」と呼ぶ)
○浜崎委員
継続分の請願だったのですよね。これの項目が3つあったのだけれども、動画公開については前向きに検討すべきだと思いますが、あとは聞こえたのであれば復唱いたしませんけど、割り当て方法なり傍聴についてはこうだということで申し上げたということです。
◎安田委員長
なお、議会運営委員会の動画のインターネット公開については、改めて協議したいと思います。
次に、その他ですが、委員の皆さんで何かありますか。(なし)
意見がないようです。
以上で予定しておりました協議事項は終わりました。
次回の議会運営委員会は、明日、午前9時30分から議員提出議案の審議方法等について協議を行いますので、よろしくお願いいたします。
これをもって議会運営委員会を閉会いたします。
午前9時43分 閉会
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