平成30年度地域振興県土警察常任委員会議事録

平成30年10月5日会議録(確定版)

出席者
(7名)
委員長
副委員長
委員
西 川 憲 雄
澤   紀 男
伊 藤   保
内 田 隆 嗣
藤 縄 喜 和
浜 崎 晋 一
前 田 八壽彦
欠席者
(なし)


説明のため出席した者
 山内県土整備部長外次長、課長

職務のため出席した事務局職員
 尾﨑課長補佐  田中係長  細田主事 
 


 1 開  会   午後2時50分

 2  閉  会      午後3時01分

 3 司  会   西川委員長

 4 会議録署名委員  前田委員  内田委員

 5 付議案件及びその結果
    別紙日程及び下記会議概要のとおり

 

会議の概要

                                午後2時50分 開会

◎西川委員長
 ただいまから地域振興県土警察常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、前田委員と内田委員にお願いいたします。
 それでは、ただいまから追加提案されました付議案の予備調査を行います。
 執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクに向かってお願いいたします。
 質疑については、説明終了後に行っていただきます。
 それでは、県土整備部から説明を求めます。
 初めに、山内県土整備部長の総括説明を求めます。

●山内県土整備部長
 本日知事から追加提案がございました議案第27号につきまして、補正予算をお願いするものでございます。技術企画課ほか2課分としてお願いします。
 1ページをお願いいたします。補正予算でございますけれども、技術企画課で30億円、河川課2億5,000万円、治山砂防課は1億7,000万円、合わせて34億2,000万円の予算をお願いするものでございます。
 内訳といたしまして、単県公共で河川事業、治山事業として2億7,000万円、災害公共といたしまして建設災害復旧費、治山施設等災害関連事業で合わせて31億5,000万円、トータル34億2,000万円の補正予算を追加でお願いするものでございます。
 詳細につきましては、各課長から説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。

◎西川委員長
 続きまして、関係課長等から順次説明を求めます。

●谷県土整備部次長兼県土総務課長
 6ページをお願いいたします。補正予算の総括表でございます。先ほど部長からありましたように、補正の総額は34億2,000万円でございます。7月豪雨で専決先議で120億円余、そして、今回台風24号追加分で34億円余ということで、これらでこのたびの災害の対応に当たっていこうと思っております。補正後の事業費としましては620億9,300万円余となります。
 8ページをお願いいたします。単県公共は、日野川水系真住川ほかでの堆積土砂の除去、河川事業で2億5,000万円でございます。それから、治山事業は、市町村への補助金になりますけれども、米子市陰田町の斜面崩落への対応に2,000万円でございます。
 9ページをお願いいたします。災害公共建設災害復旧事業、国道179号線ほか道路河川等の公共土木施設の復旧費でございます。治山災害復旧事業1億5,000万円、これは、日南町花口ほか災害関連の緊急治山事業でございます。
 16ページをお願いいたします。繰越明許費でございます。追加といたしまして、治山施設等災害関連事業費の1億5,000万円、それから17ページ、変更分になりますが、30年建設災害復旧費、先議分の127億6,000万円にプラスして、今回補正で30億円をお願いするものでございます。
 19ページをお願いいたします。繰越理由でございますが、全て災害復旧の工事ということで、年度内完了が困難なためという理由でございます。

●前田技術企画課長
 県土整備部資料の2ページをお願いします。建設災害復旧費について説明いたします。今回台風24号による公共土木施設、現在調査中でございます。全体の被害額、箇所数ともまだ不明でございますけれども、この写真にあるように、国道179号の久原や国道180号の濁谷、これは道路災害です。水が大分引きまして、河川災害もかなり出てきておるところでございます。現時点で150カ所程度と推計しております。この150カ所に現計予算の執行残から不足する30億円を追加提案するものでございます。

●田村河川課長
 同じく資料の3ページをお願いします。このたびの台風24号での出水等により、河川内に堆積しました土砂を除去する工事費として2億5,000万円をお願いするものでございます。今後の出水に備えて、安全安心の向上を図る目的で行います。
 例示として写真を掲載していますが、日野川水系真住川、日野町濁谷でございますけれども、こういった異常埋塞等が起きておりまして、これを早急に次の出水までに除去するということで工事費をお願いするものでございます。
 7月豪雨では、27カ所に2億8,000万円を計上いただきました。これによりまして、河川総務費のうち河川維持管理費が補正後10億7,000万円余となります。

●的場治山砂防課長
 資料の4ページをお願いいたします。治山費の単県斜面崩壊復旧事業でございます。この事業は、国の補助事業、単県急傾斜地崩壊対策事業の対象とならない斜面崩壊地の復旧対策を実施するものでございます。市町村が事業主体でございます。県といたしましては、事業費から地元負担費を除きました額の2分の1を市町に対して助成するものでございます。
 台風24号によりまして、写真のとおり、人家裏で土砂崩落等がありまして、今回は鳥取市の三津地区ほか2地区、倉吉市の河来見地区、米子市の青木地区ほか1地区の6地区に対しまして、合計2,000万円の増額補正をお願いするものでございます。
 続きまして、資料の5ページをお願いいたします。治山施設等災害関連事業費でございます。こちらも台風24号によりまして、写真のとおり、日南町花口地区ほか3地区及び日野町本郷地区の合計5地区におきまして土砂流出が発生しまして、国道または県道が一時全面通行どめになる土砂災害が発生しました。今後の拡大崩壊等によります土砂災害を防止するため緊急的に谷止工等を整備するもので、災害関連緊急治山事業といたしまして、5カ所合計で1億5,000万円の増額補正をお願いするものでございます。
 現在、国道、県道につきましては土砂流出の撤去を終えまして、通常どおり通行可能な状態となっております。
 以上でございます。

◎西川委員長
 説明が終わりました。
 それでは、ただいままでの説明について、質疑を行いたいと思います。いかがでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)よろしいですか。
 質疑がないようですので、以上で終わります。
 次に、その他ですが、執行部、委員の方で何かございませんか。

○伊藤委員
 次の常任委員会で、国体関係について少し議論させていただきたいと思いますので、島根県との協議含めての回答ができるように、担当課に準備をお願いしたいと思います。

◎西川委員長
 伊藤委員、資料提供はよろしいですか。

○伊藤委員
 資料提供はいいです。

○内田(隆)委員
 伊藤委員と似たようなことなのですけれども、台風24号、25号で排水ポンプ車の出動状況と河川の氾濫状況をまとめてもらって、資料を提出していただければと思います。

◎西川委員長
 よろしいですか。では、そのように図らせていただきます。
 そのほかいかがでしょうか。
 では、私から1点です。本来私が言うことかどうかはわかりませんけれども、先月28日に国道53号の智頭トンネル付近の通行どめ、皆さんのおかげで無事に洞門等が終了して、全面通行どめいうのは終わりました。いろいろお世話になりましてありがとうございました。私がお礼言うのはおかしいのですけれども、そういう状況を報告させていただきます。
 よろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 それでは、以上をもちまして、地域振興県土警察常任委員会を閉会いたします。

                                午後3時01分 閉会

 

  
 

  
 

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