8月31日(土)、9月1日(日)の2日間にわたり、むきばんだ弥生のものづくり講座プロフェッショナル編「野焼き」を実施しました。7月に作成した壺をいよいよ焼くことができます。
![窯づくり](/secure/1178458/01.JPG)
まずは窯(かま)づくりから、地面に積んだ薪の上にワラと土器を乗せ、菰(こも)で包みます。
![土練り](/secure/1178458/02.JPG)
窯の壁を作る土を練ります。壁が崩れにくくなるように切ったワラとよく混ぜ合わせます。
![土塗り](/secure/1178458/03.JPG)
菰の上から土を塗っていきます。厚さの加減が大変難しい作業です。
![点火](/secure/1178458/04.JPG)
いよいよ点火、窯から煙が立ち上ります。
![焼成中](/secure/1178458/05.JPG)
焼成中、温度が安定するまではこまめに温度を測ります。温度によって空気の流入量を調節し、目が離せません。最高温度は780度を記録。朝まで見張りを続けました。
![翌朝の窯](/secure/1178458/06.JPG)
翌朝、窯にはヒビが入っていました。中の土器はどうなっているでしょうか?
![窯出し](/secure/1178458/07.JPG)
窯出しの様子。つくった土器がどうなったか、はやる気持ちを抑えながら慎重に壁土を外してゆきます。
![土器](/secure/1178458/08.JPG)
残念ながら割れてしまった土器もいくつかありました。土器のつくりや窯の状態、温度の上り方のほか、窯の中の置く場所など、様々な要因によって結果は変わってきます。
![振り返り](/secure/1178458/09.JPG)
最後に、振り返りを行いました。今後のプロフェッショナル講座のため、今回得た技術を継承し、さらなる向上を目指したいと思います。