令和2年度議会運営委員会議事録

令和2年4月23日

開催概要
出席者
(11名)
委員長
副委員長
委員
野坂 道明
伊藤  保
藤井 一博
浜田 妙子
興治 英夫
中島 規夫
内田 博長
浜崎 晋一
西川 憲雄
川部  洋
澤  紀男
欠席者
(なし)

オブザーバー 正副議長 市谷議員 福浜議員 由田議員      

説明のため出席した者
 亀井総務部長

職務のため出席した事務局職員
  寺口事務局長 金涌次長  柳楽議事・法務政策課長外関係職員

 

1 開  会   午前9時59分

2 閉  会   午前10時12分

3 司  会   野坂委員長 

4 会議録署名委員   川部委員  浜田委員  

5 協議事項
   別紙協議事項記載のとおり

 

会議の概要

                                午前9時59分  開会

◎野坂委員長
  おはようございます。ただいまから、議会運営委員会を開会します。
 まず、会議録署名委員に川部委員、浜田委員を指名します。よろしくお願いします。
 既にお知らせしているとおり、4月臨時会につきましては、知事より4月24日に招集したい旨の要請がありました。
 まず、付議案件について、総務部長より説明を求めます。
 亀井総務部長

●亀井総務部長
 執行部資料の1を御覧いただきたいと思います。今回提案を予定しております議案は、予算案件が2件、条例関係が1件、合計3件でございます。
 執行部資料の2を御覧いただきたいと思います。補正予算案の概要でございます。1ページの1番のところ、予算規模でございますけれども補正額につきましては、145億8,800万円、補正後の額は、3,577億3,900万円ということでございます。
 財源につきましては、国庫支出金が96億1,900万円、県債が36億6,700万円、基金繰入金が10億7,300万円、繰越金2,000万円などで構成しています。
 今回のこの経済対策でございますけれども、リーマン・ショック後の補正予算の時の事業規模455億円を超える466億円、こういった事業規模でございます。
 主な内容でございますけれども、2番のところを御覧いただきたいと思います。今週月曜日に国の補正予算のほうが変更の閣議決定されました。そういったことも受けまして、本県のほうでも新型コロナウイルス感染症の関係の緊急的な対策と併せまして経済雇用の緊急的な対策、こういったものを講じたいということでございます。
 こういった緊急的な対策をそれぞれ講じることによりまして、新型コロナウイルスが世界的に蔓延している、こういった難局を県民一丸となって乗り越えて、県政の総力を挙げて回復に向けて取り組んでいく、そういった予算をお願いしたいと思います。
 主な事業でございますが、3番のところを見ていただきますと、まず、新型コロナウイルス感染症の緊急対策ということで、38億円余をお願いするものであります。
 医療体制の充実等ということでECMOを初めといたしました医療環境の整備などを行う、それからドライブスルーPCR検査ですとか、入院医療のトリアージセンターの設置、こういったことを行わせていただきたいということでございます。
 3ページの上のほうでは、企業の感染防止対策・事業継続支援ということで企業内におけます感染症の防止対策でありますとか、Webツールを活用しましたオンライン採用、こういったことに対します支援を予算案として盛り込ませていただいております。
 教育や子育て支援におきましては、学校におきますICT環境の整備でありますとか、臨時休業中の家庭学習の支援、こども食堂の緊急的な応援でありますとか、県庁内のBCPの環境整備、こういったものに取り組ませていただきたいという内容でございます。
 4ページを御覧いただきますと、経済雇用緊急対策、こちらのほうは、107億円余をお願いしたいということでございます。県内企業への緊急支援ということで、頑張ろう「食のみやこ鳥取県」緊急支援事業で、休業中の雇用継続に取り組む飲食店や旅館などに対して、10万円を支援する、そういった予算を盛り込ませていただいております。危機突破企業緊急応援事業では、この経営危機を克服するために県内の中小企業が行われます新たな分野への進出を含めた新たな取組等につきまして支援を行いたいという内容でございます。
 農林水産業への支援につきましては、マルキンの拡充でありますとか、原木安定供給のための取組、こういったことに取り組ませていただきたいというふうに考えてございます。
 5ページのほうでは、文化芸術への支援ということで、とっとりアート緊急支援プロジェクトということで、県内で無観客で行われる公演、そういったところに対して必要な支援を行いたいというふうに考えてございます。
 緊急雇用対策といたしましては、雇用の維持、休業等の期間を利用しました教育訓練等のスキルアップを図る取組に対する支援でありますとか、休業中の従業員の方を中心に農林水産分野で臨時的に雇用できる体制づくり、こういったことに対する支援などを行わせていただきたいというふうに考えております。
 6ページのほうでは、感染収束後のV字回復期の支援ということで、観光誘客のV字回復のための取組でありますとか、食のみやこへ行こうという、GoTo食のみやこ鳥取キャンペーンなどに取り組ませていただきたいというふうに考えてございます。参考といたしまして、公共事業につきましては88億円余をお願いしたいと考えております。
 執行部資料の1のほうに戻っていただきまして、予算以外の議案でございますけれども、議案第3号ということで、鳥取県税条例の一部を改正する条例をお願いをしたいというふうに考えてございます。新型コロナウイル感染症緊急経済対策に伴いまして、地方税法の一部改正が行われます。この一部改正に伴いまして、所要の改正を行いたいということでございまして、合計5項目掲げておりますのでよろしくお願いしたいと思います。
 このほか、2ページ、報告事項といたしましては、2点ございます。まず、議会の委任による専決処分の報告につきましては、4件お願いしたいと考えております。
そのほか、長期継続契約の締結状況について御報告させていただきたいと思います。
 どうぞよろしくお願いいたします。

◎野坂委員長
  ただいまの説明について、質問等はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、4月臨時会の議事日程についてですが、会期を1日として、議事日程を議会資料1のとおりとしてよろしいでしょうか(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がございませんので、さよう決定しました。
 次に、代表質問、一般質問及び質疑に対する答弁者についてですが、議会資料の2の1ページのとおり、4月22日付けで知事より届出がありました。政策戦略監等を追加し、スポーツ振興監等の指定を取り消すものでございます。また、2ページのとおり、4月16日付けで教育委員会教育長より届出がありました。美術館整備局長を追加指定するものです。参考までに答弁者の一覧を3ページに添付しておりますので御確認ください。
 次に発言通告書の提出期限ついてですが、質疑は、本日4月23日午後1時まで、討論は、反対討論、賛成討論とも4月24日の審査の常任委員会後速やかにとしたいと思いますがよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がございませんので、そのように決定しました。
 次に、質疑の人数についてですが、前回令和2年2月臨時会と同様に、質疑の人数は、交渉団体は各1名まで、交渉団体以外の会派等は、調整の上2名まで、ただし同一会派からは1名までとしたいと思いますがよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がございませんので、そのように決定いたしました。
 市谷議員

○市谷議員
 先ほど質疑の慣例等についてお話がありましたし、決定したということではありますけれども、今回新型コロナの緊急事態で140億円を超えるような大きな規模の補正予算ということで、できれば私は、希望される議員はみんな質疑ができるようにしていただくとか、あるいは、会派等におられるところについては複数名、無所属は全員が質疑ができるようにしていただきたいと、そのことをもう一度諮っていただけないかというふうに思います。
 
◎野坂委員長
  ただいま市谷議員から質疑の人数の制限を設けないという御意見がございました。この件につきましては、先ほど議運の委員にて決定をしましたので、御意見は今後の参考にさせていただきたいと思います。
 次にその他ですが、今回の臨時会につきましては、今月14日開催の代表者会議において確認されました新型コロナウイルス感染症防止対策に沿った形で発言を予定されていない執行部職員等の出席を最小限とし、本会議場における配席についても配慮した形で行われますので御承知おきください。議員側の配席につきましては、議会資料3のとおりのレイアウトとなりますので御承知ください。また、本会議場や委員会室では、マスクの着用をお願いいたします。マスク着用のままでの発言も認められておりますので、発言をされる際にはその点を考えてよろしくお願いしたいと思います。
 最後になりましたが、次回の議会運営委員会は6月定例会の議事日程等を協議するため、6月2日火曜日午前10時より開催しますのでよろしくお願いします。
 そのほかにつきまして、委員の皆さんで何かございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 市谷議員

○市谷議員
 2点あるのですけれども、1つは、4月21日に本来予定されていた常任委員会が書面配付ということになったわけですけれども、確かに感染拡大防止のためになるべく会議を少なくするというのはわからなくもないですけれども、一般の自粛の話と、私達議会というのはイコールにできなくて、後で常任委員会の報告資料、執行部が出されたものを見させていただきましたけれども、新型コロナの対策でどのように対策をとってきたのかということが、本当にたくさん丁寧に資料に出ていまして、私達も県民の皆さんからいろいろ要望だとか対策のことだとか聞いているものですから、できれば常任委員会を開いていただきたかったなと思いますし、できるならば、今後、全員協議会室を使ってでもコロナ対策の進捗状況などを報告する、我々も意見を言う、そういう機会をぜひ設けていただきたいなということが1点。
 もう1つは、議員報酬のカットについて提起させていただきたいなと。以前、リーマンショックの時に議員報酬を5%カットしたということがありました。今回、それ以上の経済に与えるダメージが大きいと言われておりますので、何%がというのは私には言えないのですけれども、やはり議員報酬というのは税金で、県民の皆さんの鏡だと思っているんです。ですから、ぜひ検討していただけないかということで問題提起させていただきたいと思います。

◎野坂委員長
 市谷議員から2点につきまして御意見がございました。
 そのほかで御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ございませんのでこれをもって議会運営委員会を閉会します。

                                午前10時12分 閉会
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