会議の概要
午前9時59分 開会
◎野坂委員長
おはようございます。ただいまから、議会運営委員会を開会します。
まず、会議録署名委員に西川委員、澤委員を指名します。よろしくお願いします。
それでは、協議に入ります。既にお知らせしているとおり、1月臨時会につきましては、知事より1月29日に招集したい旨の要請がありました。
まず、付議案件につきまして、総務部長に説明を求めます。
亀井総務部長
●亀井総務部長
皆さん、おはようございます。着座にて説明をさせていただきます。国のいわゆる第3次補正予算でありますけれども、昨日、衆議院のほうを通過いたしまして、報道ベースではありますけれども、本日、明日と参議院のほうで審議をされまして、明日成立予定という報道がされています。
そういったところを受けまして、臨時議会を今週金曜日、29日に開かせていただくいうことでお願いしております。
その付議案でございますが、執行部資料1を御覧いただきたいと思います。議案につきましては、1号、2号と2つございます。議案第1号のほうにつきましては、補正予算でございまして、予算額につきましては、補正額290億1,000万円余をお願いするものでございます。そのほか、継続費、繰越明許費、債務負担行為につきましても補正をお願いいたします。
予算につきましては、執行部資料2を御覧いただきたいと思います。1ページの1番、予算規模でございますけれども、補正額につきましては、290億1,000万円で、補正後、4,176億5,600万円になるところであります。
財源につきましては、国庫支出金、185億円余、県債につきましては、90億7,000万円余、分担金及び負担金につきましては、3億1,200万円、基金繰入金、1億7,000万円余、雑入5億7,000万円余ということでお願いしております。
主な内容につきましては、大きな2番のところに記載しておりまして、1段落目に記載しておりますように、国の補正予算を活用いたしまして、医療提供体制の強化と感染防止対策を行うこと、2段落目に記載しておりますように、落ち込んだ産業・雇用と暮らしの再生に向けまして取組を進めるということ、3段落目、またとういうところに記載しておりますけれども、農林水産業につきましても取組を進めるということ、それから次の段落でその他のところにありますけれども、安全・安心の県づくりに資する取組を行うこと、こういったことによりまして、令和3年度の補正予算と連動いたしまして、15カ月予算といたしまして、切れ目のない対策を講じたいということでございます。
主な事業につきましては、大きな3番のところに記載をしてございます。それぞれ政調政審のほうで各部局から説明をさせていただいたとおりでございますけれども、少し変更しているところがございますので、説明をさせていただきたいと思います。
大きな区分けといたしましては、新型コロナウイルス対策ということで、1ページの白丸で記載しているところで、110億9,000万円余でございます。
もう一つの大きな区分けといたしましては、5ページに記載の安全・安心の県づくり、179億1,000万円余でございます。
新型コロナウイルス対策ですけれども、政調政審のときには、細分といたしまして、3つに分けて説明をさせていただいております。
1つ目の細分が、1ページの医療提供体制の強化と感染防止対策であります。こちらのほうでは、ワクチンの関係、それから、クラスターを受けました緊急対策の関係ですとか、そういったものに取り組ませていただきたいという内容でございます。
2つ目の区分けといたしまして、2ページの産業・雇用と暮らしの再生で、文字どおり、産業、雇用、暮らしの再生に関するさまざまな取組をお願いするものでございます。
政調政審のときには、3つ目の区分けといたしまして、農林水産業の戦略的強化ということで区分けをし、説明させていただいておりましたが、それらを今の分と1つの項目といたしまして、産業・雇用と暮らしの再生の中で一くくりにさせていただきております。
その中で、2ページの下から2つ目の黒ポツですが、新型コロナ対策お楽しみ券応援事業と記載しております。政調政審のときには、蟹バレお楽しみ券応援事業ということで事業名を説明させていただいておりましたけれども、それぞれ、会派のほうからも様々な声をいただきまして、申し訳ありませんが、新型コロナ対策お楽しみ券応援事業ということで事業名を修正させていただいております。よろしくお願いいたします。
そのほか、3ページ、制度金融費ということで、融資上限額を2.8億円から3億円に引き上げる、融資枠を200億円追加する、こういったことなどを産業・雇用対策のほうで取組を進めてまいりたいという内容でございます。
6ページのところでございますけれども、東京オリパラ対策事業がございます。こちらのほうにつきましても、政調政審のときには、コロナ対策のほうで説明をさせていただいておりましたけれども、区分の話でありますけれども、この度、基金に積むだけということもございますので、こちらの安全・安心の項目のほうに移させていただいております。
公共事業につきましては、再掲でございますけれども、201億5,000万円余ということでお願いしたいと考えているところでございます。
今一度、執行部資料1のほうにお戻りいただきまして、予算以外で議案第2号でございます。こちらのほうでは、鳥取県基金条例の一部を改正する条例ということで、基金を新たに設置する条例をお願いしたいと考えてございます。
2ページの報告事項でございますが、大きく3つございます。報告第1号としまして、議会の委任によります専決処分の報告ということで、損害賠償の関係でありますとか、条例の改正の関係、いずれも議会から委任を受けまして専決処分をする報告でございます。
3ページ、報告第2号のほうは、地方独立行政法人鳥取県産業技術センターの常勤職員数について、報告第3号は、長期継続契約の締結状況の報告について、いずれも報告をさせていただきたいと思います。
以上でございます。
◎野坂委員長
ただいまの説明につきまして、質問等はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、次に、1月臨時会の議事日程についてですが、会期を1日として、議事日程を議会資料のとおりとしてよろしいでしょうか(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がございませんので、そのように決定しました。
次に発言通告書の提出期限ついてですが、質疑は、本日1月27日午後1時まで、討論は、反対討論、賛成討論とも1月29日の審査の常任委員会終了後速やかにとしたいと思いますがよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がございませんので、そのように決定しました。
次に、質疑の人数についてですが、昨年の2月及び4月の臨時会と同様に、質疑の人数は、交渉団体は各1名まで、交渉団体以外の会派等は、調整の上2名まで、ただし同一会派からは1名までとしたいと思いますがよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がございませんので……。(「委員長」と呼ぶ者あり)
市谷議員
○市谷議員
質疑の人数ですけれども、政調政審のときにも、今回の補正予算は、過去2番目に大きい補正予算ということで、コロナ対策に向けて大事な予算になっております。できれば、希望する議員全員が質疑をさせていただけないかと思いますけれども、もう一度諮っていただけないでしょうか。
◎野坂委員長
ただいま市谷議員からの御意見がございました。
それも踏まえて、委員の皆さん、御異議がございませんでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がございませんので、そのように決定しました。
次にその他ですが、次回の議会運営委員会は2月定例会の議事日程等を協議するため、2月19日金曜日午前10時より開催しますのでよろしくお願いします。
また、新型コロナウイルス感染防止対策についてですが、空気も乾燥し、非常に感染しやすい季節となっております。本会議、委員会におきましても、マスクの着用や手指消毒の実施、3密の回避等といった基本的な措置を各議員に改めて徹底していただきますようお願いいたします。
そのほか、委員の皆さんで何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
御意見がございませんので、これをもって議会運営委員会を閉会します。
午前10時9分 閉会
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