会議の概要
午前10時16分 開会
◎中島委員長
ただいまから地域づくり県土警察常任委員会を開会します。
本日の日程は、お手元の日程のとおりですので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
なお、本臨時会付託議案のうち本委員会に付託される議案はない予定です。
よって、報告事項に係る説明を受け、質疑応答を行った後、本委員会は閉会となりますので、御了承いただきます。
なお、森委員は、本日は体調が少し悪いようですので、欠席されます。
初めに、会議録署名委員を指名します。
本日の会議録署名委員は、斉木委員と銀杏委員にお願いします。
それでは、報告事項に移ります。
執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
なお、質疑等については、説明終了後、一括して行うこととします。
最初に、警察本部から説明を求めます。
●土井田監察課長
報告第1号、議会の委任による専決処分の報告についての(1)から(3)及び(6)について、職員の公務運転中の交通事故による損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について、令和2年7月10日及び8月3日に専決された4件について御報告します。
最初に、1ページをお願いします。和解の相手方は岩美郡岩美町内の個人で、和解の要旨は、県側の過失割合を10割とし、県は損害賠償金7万9,574円を支払うというものです。
事故の概要は、令和元年12月18日午後3時37分頃、鳥取市千代水三丁目地内において、鳥取警察署所属の職員が、公務のため小型乗用自動車、いわゆる捜査用車を運転中、擦れ違いのできない狭い道路に差しかかった際、対向車があったため、これを避けようと後退したところ、後方の安全確認が不十分であったことから、後方で停車中であった和解の相手方所有の小型乗用自動車に衝突し、双方の車両が破損したものです。
続いて、2ページをお願いします。和解の相手方は東伯郡北栄町内の法人で、和解の要旨は、県側の過失割合を10割とし、県は損害賠償金16万5,000円を支払うというものです。
事故の概要は、令和2年1月23日午後2時5分頃、倉吉市巌城地内において、倉吉警察署所属の職員が、公務のため普通貨物自動車、いわゆるパネル車を運転中、建物内から屋外に出る際、右後方の安全確認が不十分であったため、和解の相手方が管理する建物のシャッターレールに衝突し、同シャッターレール等を破損させたものです。
続いて、3ページをお願いします。和解の相手方は鳥取市内の個人で、和解の要旨は、県側の過失割合を7割とし、県は損害賠償金2万6,750円を支払うというものです。
事故の概要は、令和2年3月17日午前9時40分頃、鳥取県河原町地内において、智頭警察署所属の職員が、公務のため軽特殊自動車、いわゆるミニパトですが、これを運転中、駐車場内において出船状態で駐車するため後退した際、後方の安全確認が不十分であったため、後方の駐車場通路を進行してきた和解の相手方所有車両と衝突し、双方の車両が破損したものです。
続いて、4ページをお願いします。和解の相手方は倉吉市内の個人で、和解の要旨は、県側の過失割合を10割とし、県は損害賠償金5万6,164円を支払うというものです。
事故の概要は、令和2年6月15日午前10時42分頃、倉吉市上井町二丁目地内において、倉吉警察署所属の職員が、公務のため小型乗用自動車、いわゆる捜査用車両を運転中、駐車場内において出船状態で駐車のため切り返しをする際、左前方の安全確認が不十分であったため、左前方に駐車していた和解の相手方所有の軽乗用自動車に衝突し、双方の車両が破損したものです。
以上4件の専決処分について御報告させていただきました。
相手方に多大な御迷惑をおかけし、また県有車両に損害を与えましたことを深くおわび申し上げます。引き続き県民の模範となるよう公用車交通事故の防止に向けた諸対策を推進してまいります。大変申し訳ございませんでした。
◎中島委員長
次に、地域づくり推進部から説明を求めます。
なお、報告第2号、長期継続契約の締結状況につきましては、議案説明資料のとおりであり、特に説明は要しないこととします。
●森田市町村課長
地域づくり推進部の資料1ページ目をおはぐりください。法律上、県の義務に属する交通事故に係る損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について、令和2年8月9日に専決処分を行いましたので、報告します。
概要ですが、和解の相手方は北栄町の個人です。
和解の趣旨としては、県側の過失割合を6割とし、県は損害賠償金2万2,975円を支払うものとします。
事故の概要ですが、事故発生は令和元年6月14日です。
場所は、東伯郡北栄町妻波地内、JAの駐車場の中です。鳥取県西部総合事務所所属の職員が、公務のため普通自動車をJAの駐車場内で運転していたところ、駐車枠から後退してきた和解の相手方所有の小型貨物自動車と衝突し、双方の車両が破損したものです。本来駐車枠から後退する側の過失割合が大きくなると思いますが、今回の場合は走行しては駄目という注意書きがなされているところを県職員が走行していたことで県側の過失割合を大きくしているところです。
事故のないよう今後とも職員の指導等を徹底してまいります。大変申し訳ございませんでした。
◎中島委員長
最後に、県土整備部から説明を求めます。
なお、報告第2号、長期継続契約の締結状況については、議案説明資料のとおりであり、特に説明は要しないこととします。
●山本県土整備部次長兼県土総務課長
県土整備部資料をお願いします。県土整備部資料2ページです。こちらも職員の公務運転中の交通事故による損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について、8月9日に専決処分がなされましたので、御報告するものです。
和解の相手方は、広島県尾道市の個人です。
和解の要旨は、県側の過失割合を9割とし、県は損害賠償金35万6,400円を支払うものです。
事故の概要ですけれども、今年2月5日、事故発生場所は江府町江尾地内、江府町役場新庁舎の建設現場付近の国道です。
鳥取県西部総合事務所日野振興センターの日野県土整備局の職員が、工事現場から右折して国道に進入しようとした際に、一時停止及び左右の安全確認を怠ったために、左側から国道を直進してこられた和解の相手方の車と衝突し、双方の車両が破損したものです。
このたびは職員の不注意によりまして相手方に多大な御迷惑をおかけし、また県にも損害を与えましたことを深くおわび申し上げます。職員の安全運転に対する意識の向上を一層図ってまいりたいと思います。このたびは御迷惑をおかけいたしまして、大変申し訳ございませんでした。
●小田原道路企画課長
資料1ページ目をお願いします。県有施設の管理瑕疵に伴う損害賠償に係る和解及び損害賠償額の決定について、7月21日に知事の専決処分を行いましたので、御報告します。
令和2年4月22日午前6時5分頃、三朝町東小鹿の県道三朝中線において、和解の相手方が小型乗用車にて走行中、沿道の斜面から路上に落下していた石に乗り上げ、当該車両が損傷したものです。
県の過失割合を4割とし、和解の相手方に6万4,680円を支払うものです。
相手方に多大なる損害を与えてしまいました。日頃から道路パトロールや施設点検等を実施している中で発生した事案であります。より一層パトロールに留意し、このような事案ができるだけ発生しないよう努めてまいりたいと思います。大変申し訳ございませんでした。
◎中島委員長
ただいままでの説明について質疑等はございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
意見がないようですので、以上で終わります。
以上をもちまして地域づくり県土警察常任委員会を閉会します。
午前10時26分 閉会
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