会議の概要
午後3時46分 開会
◎中島委員長
ただいまから地域づくり県土警察常任委員会を開会します。
本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めます。
初めに、会議録署名委員を指名します。
本日の会議録署名委員は、松田委員と興治委員にお願いします。
それでは、県土整備部に係る付議案の予備調査を行います。
執行部説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
初めに、草野部長の総括説明を求めます。
●草野県土整備部長
よろしくお願いします。
それでは、令和2年度9月補正予算等関係第2次追加提案分について御説明します。
表紙をおめくりいただき、目次です。議案第20号、令和2年度鳥取県一般会計補正予算(第6号)です。1ページ目に総括表がありまして、左から3列目に補正とあります。合計は6億円で、内訳を課ごとでいいますと技術企画課の関係は、災害復旧の関係で2億円、それから河川課の関係が1億円、治山砂防課の関係が3億円です。
下の表は予算の事業ごとの内訳です。単県公共で1億円、災害公共で5億円、合わせて一般会計6億円となっています。
個別の説明は担当課長からさせていただきます。よろしくお願いします。
◎中島委員長
続いて、関係課長から説明を求めます。
●山本県土整備部次長兼県土総務課長
資料6ページをお願いします。資料6ページは公共事業補正予算総括表になっています。補正額は、先ほど部長が説明しましたとおり、6億円です。この6億円を加えた補正後の公共事業費の総額は520億5,000万円余となっています。昨年、令和元年度の9月補正後が524億円余ですので、おおむね昨年度並みの事業規模となっています。
7ページ以降はその内訳となっています。
続いて、16ページをお願いします。16ページは繰越明許費の総括表です。今回お願いしている6億円については、年度内完了が困難なために全額繰越しをお願いしています。
●前田技術企画課長兼都市計画室長兼淀江産業廃棄物処理施設計画審査室参事
資料2ページをお願いします。今回の豪雨災害のうち、主に道路分について2億円の補正をお願いするものです。
主な被害箇所ですが、写真にある国道482号の佐治町尾際、県道鱒返余戸線の佐治町余戸、県道三朝中線の三朝町中津です。
御審議のほどよろしくお願いします。
●池田河川課長
新規事業の河川内流出土砂等緊急撤去事業で1億円の補正をお願いするものです。先月9月26日から27日の豪雨により、河川内に土砂が流出しています。これの撤去、併せて流木の撤去、そして大型土のうの設置等で応急対応を実施するものです。
主な事業内容しては、曳田川、佐治川での河床掘削、北谷川での応急対応を予定しています。
●山根治山砂防課長兼淀江産業廃棄物処理施設計画審査室参事
4ページをお願いします。災害復旧費のうち治山施設等災害関連事業費です。写真のとおり、豪雨により佐治町余戸地内で国道482号に土砂が流出し、これにより道路が全面通行止めとなりました。再度の災害を防止するために、土砂の発生源に治山堰堤1基を整備するもので、補正額として1億円をお願いするものです。
続いて、5ページをお願いします。こちらも災害復旧費ですが、災害関連緊急砂防事業です。写真は佐治町尾際地内の北谷川の被災状況です。大量の土砂により、元の河川が分からない状況となりました。写真の右の建物が被災を受けた施設です。この渓流の上流にまだ多くの不安定な土砂が残っていますので、再度の災害防止として砂防堰堤1基を整備するとともに、必要な区間には護岸等を整備するもので、補正額として2億円をお願いするものです。
◎中島委員長
ただいままでの説明で質疑等はございますか。
○山口委員
河川掘削と災害復旧の5ページです。現地に行ってきたのですけれども、この間、部長さんから説明があったように、かなり大規模でした。例えば予算を超えることがあるのかないのかはこれからなのですけれども、そういった場合は今後どういった対応になるのでしょうか。
●山根治山砂防課長兼淀江産業廃棄物処理施設計画審査室参事
今回の補正で2億円をお願いしています。実は当初予算で3億円持っており、それにまだ余裕があります。万一超えても大丈夫と考えています。
○山口委員
了解しました。ありがとうございました。
◎中島委員長
そのほかございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
意見が尽きたようですので、次に、その他の件に移ります。
県土整備部に関して、執行部、委員から何かございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
意見が尽きたようですので、以上で終わります。
この後、委員の皆様には御相談がありますので、この場にお残りください。
執行部の皆さん、御苦労さまでした。御退席ください。
(執行部退席)
お残りいただきましたのは、先日の常任委員会で協議した防災・減災、国土強靱化対策の継続を求める意見書についてです。先日の常任委員会での御意見を踏まえ、山口委員が修正案を作成されました。それでは、副委員長から説明をお願いします。
○山口委員
9月14日の常任委員会で興治委員からいただいた御意見を踏まえて修正案を作成しました。「3か年の緊急対策の延長、または新たな財源を創出するなどして、必要な予算を引き続き別枠で確保すること」といった記載に修正しています。
なお、本意見書の発議については、10月6日の常任委員会で議題として採決を行う予定とのことですので、各会派で改めて意見等ありましたら、お早めにお願いしたいと思います。
◎中島委員長
今、副委員長が申されましたように、御意見等がありましたら、改めて副委員長のほうにお話ししていただけますでしょうか。文案等を調整して10月6日に臨みたいと思います。
○銀杏委員
今の副委員長の発言についてですけれども、委員会発議ですので提案者は副委員長になるのですか。
◎中島委員長
違いますね。事務局。
●尾﨑調査課課長補佐
提案者は委員長に。
○銀杏委員
委員長。
◎中島委員長
皆様の合意の下に出します。
○銀杏委員
それを各会派に諮ってほしいということですか。
◎中島委員長
いや、ですから、皆様に案で修正があったら出してくださいと。1回目で修正したのが今お配りしたものです。これに異議がなかったら10月6日の委員会に正式にかける予定ですけれども、もしまだ字句等の訂正部分がありましたら、それを10月6日以前に、なるべく5日までに副委員長に申し出ていただきたいと、こういうことです。
発議は委員会発議ですから私が本会議場で発議しますけれども。
よろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)
御苦労さまです。以上で地域づくり県土警察常任委員会を閉会します。
午後3時56分 閉会
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