会議の概要
午前10時00分 開会
◎中島委員長
ただいまから地域づくり県土警察常任委員会を開会します。
本日の日程は、お手元の日程のとおりですので、この順序に従って議事を進めます。
初めに、会議録署名委員を指名します。
本日の会議録署名委員は、斉木委員と銀杏委員にお願いします。
それでは、本委員会に付託されました議案について審査を行います。
付託議案は、日程に記載の8議案です。
これから付託議案に対する質疑を行っていただきますが、委員の皆様におかれましては、簡潔な質問とマイクのスイッチの切替えをお願いします。
それでは、質疑のある方は挙手をお願いします。(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑がないようですので、付託議案に対する討論を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
討論がないようですので、これより採決に入ります。
採決については、一括して採決するのがよろしいか、お諮りします。よろしいですか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようですので、付託議案を一括して採決します。
なお、本委員会に付託された議案は、議案第1号、第7号、第9号、第10号、第11号、第12号、第13号及び第20号です。
原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
賛成全員です。したがいまして、本委員会に付託されました全ての議案については、原案のとおり可決するべきものと決定しました。
続いて、請願・陳情の審査を行います。
今回は、新規分の陳情1件の審査を行います。
それでは、陳情2年地域づくり第28号、美保基地への空中給油・輸送機KC46Aの配備に反対することについて、審査を行います。
御意見を伺いたいと思います。
御意見のある方は挙手をお願いします。
○山口委員
本件について、不採択としたいと考えています。
理由については、防衛は国の専権事項であり、我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、防空を全うするための諸対策は国の責任で取り組むべきことであること。その上で、美保基地における空中給油・輸送機KC46Aの配備については、平成29年2月、米子市と境港市が既に同意していること。また、これまでの中国四国防衛局の説明では、安全性や飛行による静粛性については既に必要な措置が講じられており、かつ当該機の配備によって美保基地の輸送基地としての性格に変わりがないとされていること。これらを踏まえると、配備に反対する必要はないと考えます。
以上をもって、不採択が妥当と考えます。
◎中島委員長
そのほかございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
意見が出尽くしたようですので、これより採決に入ります。
確認します。御意見は、不採択のみです。
それでは、不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
挙手全員です。したがいまして、陳情2年地域づくり第28号については、不採択と決定しました。
以上で付託案件の審査は終了しました。
なお、委員長報告の作成及び内容については、委員長に一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
次に、先日の常任委員会で協議をしました、防災・減災、国土強靱化対策の継続を求める意見書について、先般の御意見を踏まえ、意見書案を修正しました。
修正後の案は、お手元に配付のとおりです。
まず、山口副委員長に修正内容の説明を求めます。
○山口委員
先日、2回にわたって御審議、提案理由等をお話ししましたが、内容につきましては前回同様、変更はございません。
◎中島委員長
ただいま山口副委員長の説明がありました。
では、本案に対する質疑を行っていただきます。質疑はございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑もないようですので、討論を行っていただきます。討論はございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
討論もないようですので、これより採決に入ります。
修正後の防災・減災、国土強靱化対策の継続を求める意見書のとおり、本委員会で発議することに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
挙手全員です。よって、防災・減災、国土強靱化対策の継続を求める意見書は、本委員会で発議することに決定しました。
なお、意見書の趣旨を変えない程度の修正及び提案理由説明の作成、内容については、委員長に一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
それでは、執行部の入替えを行いますので、暫時休憩します。再開は10時10分とします。
(執行部入れ替わり)
午前10時05分 休憩
午前10時08分 再開
◎中島委員長
再開します。
それでは、報告事項に入ります。
執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
なお、質疑等については、説明終了後、一括して行うこととします。
まず、警察本部から、報告1、「鳥取県サイバーテロ対策協議会総会」の開催について、加藤警備第一課長の説明を求めます。
●加藤警備第一課長
鳥取県サイバーテロ対策協議会総会の開催について御報告します。
警察本部資料の1ページを御覧ください。サイバーテロ対策協議会は、サイバーテロ等に関する各種情報交換及び情報共有を行い、サイバーテロの未然防止、発生時の被害拡大の防止を図ることを目的として、インフラ事業者によって構成され、警察が中心となって全ての都道府県に設置されています。
本県のサイバーテロ対策協議会は、情報通信、行政、金融、電力、ガス、空港等の各分野の事業者で組織され、平成23年に設置されて以降、毎年1回、協議会総会を開催しており、今年の協議会総会が第10回目となり、一つの節目を迎えます。
開催日時は、本日午後1時半から午後3時を予定しています。開催場所は、鳥取県警察本部5階大会議室と、琴浦大山警察署大会議室の2か所を会場としています。
現在、各事業者においては、コロナ禍の影響により、インターネット回線等を利用したリ
モート会議が積極的に活用されています。当協議会総会においても、警察本部を主会場とし、倉吉警察署以西の職員、県中西部の会員の方のために琴浦大山警察署をサテライト会場として、リモート会議により意見交換等を行います。
今回の協議会総会の次第については、資料の4にありますとおり、会員の方による事例発表をしていただきます。また、部外講師の講演では、株式会社日立システムズサイバーセキュリティリサーチセンターの丹京真一様にお願いし、本協議会総会用に準備していただいた講演をリモート会議システムを利用して事前録画し、会員の皆様に視聴していただきます。
鳥取県警察としましては、引き続き重要インフラ事業者との情報交換や情報共有を行いながら、サイバーテロの未然防止、被害拡大防止に努めてまいります。
◎中島委員長
次に、危機管理局から、報告2、島根原子力発電所2号機の新規制基準適合性審査の状況等について(第69報)、報告3、島根原子力発電所内建物の巡視業務の未実施事案等の現地確認結果について及び報告4、令和2年度原子力防災訓練について、木本原子力安全対策課長の説明を求めます。
●木本原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長
危機管理局資料1ページになります。島根原発2号機の審査状況について御報告します。
前回の常任委員会から1回ですけれども、火山に関する審査会合が行われています。
火山では、噴火による火山灰が島根原発の建物や設備に降り積もったときに、その加重に堪えられるように設計しなければならないため、これまで島根原発で想定される火山灰の層厚が議論されているところです。
今年5月の審査会合では、中国電力は、発電所敷地での火山灰の最大層厚の想定を約8万年前の大山噴火による45センチと説明していましたけれども、今年7月に約1.5万年前の三瓶山の噴火に関する論文が発表されました。内容としては、従来より火山灰が広範囲に分布するというものでして、これについて再評価を行ったところ、火山灰の最大層厚が56センチとなり、これまで最大としていた大山噴火による層厚45センチを超える結果となったことを説明しています。
原子力規制委員会からは、三瓶山の噴火に関するデータをさらに拡充して詳しく説明するよう求められており、審査は継続となっています。
続いて、資料4ページになります。島根原発内建物の巡視業務未実施事案に関する現地確認結果について御報告します。
巡視業務を協力会社が適切に実施していなかった事案について、8月31日に中国電力による調査報告の公表を受け、9月30日、安全協定に基づき2回目の現地確認を米子市、境港市と合同で実施しています。
1の現地結果概要です。(1)のサイトバンカ建物の巡視業務の未実施については、直接原因や根本原因、再発防止対策等の分析結果について説明を受け、これらについて確認を行っています。また、再発防止対策のアクションプランについて、実施済みの対策については書類、記録によって確認を行い、未実施の対策については今後の予定を確認しています。
あと協力会社の巡視員のアンケート調査を行った結果、約6割が巡視に時間的余裕がなかったと回答していることから、中国電力が巡視ルートを見直したということですとか、協力会社の巡視結果の確認方法の改善ということで、手順書の改訂や現場写真の撮影場所追加などの説明を受けた後に、模擬巡視という形で実際に現場を確認しています。
(2)の固体廃棄物貯蔵所の巡視業務の不備は現場巡視ではなく、中央制御室からの監視カメラによる確認により巡視業務を行っていたという事案です。こちらについても、直接原因の分析結果ですとか、あと是正処置の内容についても確認を行っています。
(3)の代務者による巡視ですけれども、(1)のサイトバンカの事案を受けまして、中国電力の運転員の巡視状況について追加調査した結果、代務者、本来の巡視担当者に代わって実際に巡視を実施した有資格者となりますけれども、この代務者が巡視を実施したとする業務引継ぎ記録等を作成していなかったということが分かりました。この要因として、巡視担当者に代わって巡視を実際に実施する際の取扱いについて、具体的な手続や記録の残し方といった取決め事項をQMSに明文化していなかったということですので、記録の作成、保存についてQMSに明文化するといった是正処置を行うことを確認しています。
今後の対応ですけれども、1か月以内をめどに、今回の現地確認結果を県で取りまとめて公開し、引き続き再発防止対策の実施状況について確認をしたいと思っています。
続いて、資料5ページになります。令和2年度原子力防災訓練についてです。
島根原発及び人形峠環境技術センターへの対応ということで、原子力緊急時における防災関係機関相互の連携による防災対策の確立と防災業務関係者の防災技術の練度維持を目的として訓練を行います。
1の島根原発対応の原子力防災訓練については、今年度は新型コロナ感染症流行下における訓練として、自家用車による避難ですとか、避難時における感染症対策の検証等を行い、県広域住民避難計画のさらなる実効性向上を図ることとしています。
訓練は10月28日と31日に行います。10月28日は図上訓練でして、県庁、西部総合事務所の災害対策本部とか米子市役所、境港市役所において、防災体制の確認や意思決定などの運営訓練を行います。
10月31日は実動訓練でして、住民避難訓練とか、道の駅「琴の浦」駐車場において車両確認の検査訓練、これはゲートモニターなどの検査資機材の設置や車両除染の検査手順の確認などを行います。そのほか、緊急時モニタリング訓練ということで、原子力環境センターに県モニタリング本部を設置し、試料採取ですとか走行サーベイなどの訓練、あと感染症対策を踏まえた避難所開設の手順確認などを行います。
2の人形峠環境技術センター対応の原子力防災訓練については、岡山県や関係機関等と連携し、災害時の対応手順の確認や除染テントなどの資機材展開訓練、あとホールボディカウン
ター車による内部被曝の検査手順の確認を目的とした原子力災害医療活動訓練を行い、関係職員の理解と防災技術の維持向上を図ることとしています。
訓練は11月上旬を予定しており、初期対応や対応手順の確認などを行う本部等運営訓練や緊急時モニタリング訓練などを行う予定としています。
◎中島委員長
ただいままでの説明で質疑等はございますか。
○森委員
危機管理局資料の4ページ、現地確認をしたということですけれども、この問題が起きて、中国電力に対して申入れを行いましたよね。第三者機関に言って原因の徹底解明をやれということを強く申し入れたと思うのです。その調査結果、検証結果を。中国電力はきちんと第三者機関でやっていたのですかね。何だか私の聞いた話によると、社内の顧問弁護士に見てもらって相談したとかで、第三者機関で見たように言っていると聞いたけれども、きちんと第三者機関でやっているということを確認したのですか。その辺を。
●木本原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長
現地確認に行き、第三者機関がそのあたりをきちんと見ているかどうかということも書類等で確認しました。外部の第三者機関によって原因対策や再発防止対策についてきちんと分析されているということも確認して、問題ないことを、第三者機関はそういう結果を分析して出しています。
○森委員
その対策だけではなくて、その検証ですね。要するに事故原因の分析についてもきちんと第三者機関がやっていることを確認できたのですか。
●木本原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長
はい、そのとおりです。
○森委員
では、私が言った、社内弁護士でやったというのは間違いということですか。また、その第三者機関のメンバーもあるのですね。それをまた後で資料を下さい。
●木本原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長
はい、分かりました。
◎中島委員長
では、その件については、ほかの方にも資料を渡して。
●木本原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長
はい。
◎中島委員長
そのほかございますか。
○山口委員
警察本部資料の1ページです。これ自体はいいのですけれども、なかなか耳にしたことがないもので、例えば鳥取県において想定される具体的な事例はどういうものがあるのか、教えていただけますか。
●加藤警備第一課長
本県におけるサイバー攻撃の実態としては、平成28年10月13日に県が委託運営する海外向け観光情報発信サイトへの不正アクセス事案とか、平成29年7月31日に鳥取県医療政策課が運用している県内の救急医療機関等の宿日直情報を確認するシステムの内容の一部が何者かに改ざん、改変される事案の発生を把握しています。また、平成30年3月19日から20日にかけて、鳥取県環境立県推進課が外部に委託して運用している環境家計簿のウェブサイトから情報漏えいが疑われる状況が認められたことを把握しています。
○山口委員
確認です。本件は、鳥取県の施設に対するサイバーテロを前提としているということですね。
●加藤警備第一課長
そうです。
○山口委員
はい、分かりました。
◎中島委員長
よろしいですか。
○山口委員
はい。
◎中島委員長
そのほかございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
次に、その他ですが、警察本部及び危機管理局に関して、執行部、委員から何かございますか。
●濵部組織犯罪対策課長
私からは、暴力団情勢について報告します。
対立抗争にある暴力団の特定抗争指定の期限を延長しましたので、報告します。
指定暴力団である6代目山口組と神戸山口組の対立抗争に関し、県公安委員会は、暴力団対策法に基づき本年7月7日から10月6日、本日までです、米子市を警戒区域と定めて両団体を特定抗争指定暴力団等として指定したところです。
このたび当該指定の期限を迎えるに当たり、その後の指定の必要性を検討した結果、今後も対立抗争が継続し、抗争に係る暴力行為により、さらに人の生命または身体に重大な危害が加えられるおそれがあると認め、県公安委員会は指定の期限を令和3年1月6日まで延長しました。この指定の期限が延長されたことにより、両団体の指定暴力団員は、引き続き米子市において多数での集合、事務所への立ち入り、事務所の新設などの行為が禁止されることとなります。
7月の指定後、禁止行為に係る違反ですとか、県内における対立抗争事件は発生していませんが、全国的には8月に山口県岩国市で拳銃を使用した殺人未遂事件が発生するなど、暴力団情勢は依然として予断を許さない状況にあります。
県警察は引き続き住民の安全・安心の確保と対立抗争事件の抑止を図るため、組織の総力を挙げて必要な警戒、暴力団犯罪の取締り、暴力団対策法に基づく行政命令の効果的な活用を徹底するとともに、関係機関、団体、住民、県民、事業者の皆様とより一層の連携を図りながら、社会を挙げた暴力団排除活動を強力に推進してまいる所存です。
以上で報告を終わります。
◎中島委員長
その他、ございますか。
○森委員
危機管理局に。一般質問の続きみたいな話に若干なるのですけれども、各市町村にモニタリングポストが必要だということで質問したのです。時間がなくて言わなかったのですけれども、私が言いたかったのは、各市町村で測って、それをやはりネットで公開して県民に見てもらう。固定局のモニタリングポストがそれを公開しているわけですけれども、移動局もそうやって。知事は、移動できる車のものでできるからいいのだみたいなことをまず答えたのだけれども、その移動する車の情報もネットで公開できるのか。それがもしできるのだったら、それでいいけれども、できないのだったら、やはり固定局が必要ではないかと思うのです。
それと、島根県のモニタリングポストの情報が、うちのホームページの地図上でも一応島根県のものということで見られるようにはなっているのです。鳥取県のは地図上で、どこのモニタリングポストはどうだということが出ているのだけれども、やはり鳥取、島根は地図上に一緒に出て、その数字と情報が一遍に見られる状況が必要だと思うのだけれども、その辺はできるものか、できないものか、それを教えてください。
●水中原子力安全対策監兼副局長
モニタリングポストについての御質問にお答えします。
移動局、いわゆる可搬型、それから走行モニタリングについてもホームページ上で公開できる仕組みになっていますし、今後、国の公開用のホームページでもそれらを公表できるようになっていますので、森委員のおっしゃることは可能かと思います。
2点目ですけれども、現在、鳥取県と島根県のモニタリングデータは同一の地図で見られるようになっていますので、それを御確認いただけたらと思います。
○森委員
一つのページからぽんと飛んでいくのは見られる、可能ですね。両方にはぽんと行けるのだけれども、一つの地図上で見られるようにしてほしいということなのです。一つの地図上で見られる状況があるという意味ですか。
●水中原子力安全対策監兼副局長
同一ページで見られると確認しています。もう一回確認してお知らせします。
○森委員
はい。
◎中島委員長
いいですね。
そのほかございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
意見が尽きたようですので、警察本部及び危機管理局につきましては以上で終わります。
執行部の入替えを行いますので、暫時休憩します。再開は10時35分とします。
(執行部入れ替わり)
午前10時29分 休憩
午前10時32分 再開
◎中島委員長
再開します。
それでは、報告事項に入ります。
執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
なお、質疑等については、説明終了後、一括して行うこととします。
まず、交流人口拡大本部から、報告5、首都圏における情報発信等について及び報告6、首都圏アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」の運営状況について、谷長東京本部長の説明を求めます。
●谷長東京本部長
交流人口拡大本部の資料1ページをお願いします。
まず、1交流人口拡大、移住定住促進に向けた取組です。
(1)のとおり、鳥取県学生寮の皆さんに鳥取スイカを贈呈しました。明倫館、清和寮ともに、コロナで大学に通学できず、寮内でオンライン授業を強いられておられます。そういった皆さんに東京鳥取県人会と東京本部有志により、鳥取産のスイカをお贈りし、召し上がっていただきました。
次に、(2)マイナビ転職フェア東京に出展しています。当日の来場者は、コロナということで、例年に比べ大幅に減少していたようですが、21名の方との面談の機会を得ています。今後、フォローアップして、移住や就業につなげていきたいと考えています。
2の観光と物産が連携した情報発信です。
(1)川崎アゼリアにおいて鳥取物産展を開催しています。9月3日から7日まで5日間、JR川崎駅に隣接した商業施設のコンコースにおいて物産展を開催しましたが、二十世紀梨、それから新甘泉梨などを中心に、大変大きな売上実績を記録しました。
あわせて観光パンフレットも持ち帰っていただき、多くの方に鳥取に触れていただくことができたと考えています。
資料2ページをお願いします。(2)のとおり、各種メディアで本県の観光地、食などを取り上げていただいていますので、御覧いただきたいと思います。
3県産品の販路拡大の取組です。
(1)ですが、大田市場で特産の二十世紀梨のPRを行っています。例年ですと、知事、それから本県選出の国会議員の皆さんに御参加いただきますが、今回は知事の等身大パネル、それから二十世紀梨の現物展示などにより市場関係者にPRを行っています。
資料3ページです。(2)二十世紀梨のPRキャラバンということで、メディア関係2社、TOKYO HEADLINEと東京新聞を訪問しました。それから、ほかのメディアに対しても資料提供して、8社10媒体での記事掲載につなげています。
(3)は、女性向けの生活情報誌「ESSE」10月号、それから生活情報サイトの
「ESSE Online」において、県産梨のPRを行っています。
(4)はスーパーマーケット等での県産品の販売状況ですので、御覧いただきたいと思います。
資料4ページをお願いします。4として、今後の予定を記載していますので、御覧いただきたいと思います。
資料6ページをお願いします。首都圏アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」の運営状況です。
年明け以降、新型コロナウイルスの影響を受けており、特に3月以降については、来館者数、売上金額が大きく減少しています。資料の下のほうに参考として新橋館の状況を記載していますが、3月は来館者が前年比60%、売上金額も59.5%となっています。
1にコロナへの対応状況を書いています。緊急事態宣言を受け、4月11日以降5月末まで休館しました。6月1日から営業を再開しましたが、6月、7月ともなかなか元に戻らない状況でした。
このため、2に記載しているような集客回復策を展開しています。
まず、(1)の頑張ろう!鳥取・岡山「県産品販路拡大」キャンペーンの実施です。現在、アンテナショップにおいて、ここで利用可能なクーポン券を配布し、落ち込んだ県産品の消費回復を図っています。
次に、(2)ですが、1階の物販店舗、それから2階の飲食店舗が連携した取組でして、ここに書いていますように、レストランで飲食していただく方に無料で県産品提供するという取組を行っています。
(3)ですが、飲食店舗においてはテークアウトやデリバリー、こういった取組も展開してもらっています。
(4)です。とりおか6周年祭でして、記念のイベントを展開しています。チラシを2枚配付していますので、後で御覧いただきたいと思います。
東京本部からは以上です。
◎中島委員長
続いて、報告7、関西圏における情報発信等について及び報告8、流通科学大学との就職支援に関する連携協定の締結について、中原関西本部長の説明を求めます。
●中原関西本部長
資料の7ページを御覧ください。交流人口の拡大や観光誘客、販路開拓等に係る情報発信等の取組について御報告します。
7月ごろから鳥取県がいろいろなメディアに出るように、少しずつ露出を仕掛けてまいりました。まず、1の本県のPRイベントの開催・出展状況です。
7月6日、七夕にちなみまして、通天閣に祭られているビリケンさんに、鳥取県の隆盛を祈願というテーマで星空舞などをお供えしてPRを行いました。各種SNS、メディア等との連携で露出を図ったものです。
7月18日には、まるごととっとり夏あそびin大阪と称しまして、イオンモールでの観光
PRイベントを開催しました。
(3)中四国9県観光物産展ですが、9月5日に、せんちゅうパルにおいて中四国9県で連携し観光物産展を開催、鳥取県としては二十世紀梨、新甘泉の販売、観光PRを行いました。
次の8ページを御覧ください。(4)道頓堀リバーフェスティバルへの出展ですが、これは10月17、18日にミナミにおきまして継続して行われるイベントです。県内の民間事業者とともに出展予定としています。
2県産品の主なPRの状況です。
初めに(2)二十世紀梨初販売セレモニーの開催です。8月27日に大阪中央卸売市場におきましてセレモニーを開催しました。コロナ禍ですので、大阪会場と鳥取会場とをテレビ会議システムでつないで、二十世紀梨のPR等を生産地から行っていただくとともに、会場には平井知事が駆けつけてPRを行いました。明るい話題がなかなかない時期ですので、テレビなどに大変多く取り上げられて、いいPRになったなと思っています。
そのほか、(1)、(3)、(4)の物産展関係です。8月26日からは、大丸須磨店で「まったりうっとり鳥取県フェア」を開催、それから9月4日、5日には松坂屋高槻店で鳥取マルシェを開催、9月9日から大丸梅田店で「食のみやこ鳥取県」フェアを開催しました。さらに、次の9ページを御覧ください。10月4日にはJR大阪駅で「山陰いいものマルシェ」が開催されまして、そちらにも出展しています。
3に媒体を活用した情報発信の状況を一覧にまとめていますので、御覧ください。
今、実際、多くの方を集めることがなかなか難しい状況ですので、メディアを活用した情報発信等も意識して、いろいろ工夫を凝らしています。
一つだけ御紹介しますと、一番下の読売テレビ「かんさい情報ネットten.」は夕方のお茶の間で御覧いただく番組です。関西本部にロケに来ていただき、らっきょうや鳥取のカレーなどを紹介していただいたのですが、3週間たった今でも関西本部に直接買いに来られるお客さんが途絶えないということで、大変効果があります。今後もこういった工夫を凝らしながら取り組んでいきたいと考えています。
10ページを御覧ください。流通科学大学との就職支援に関する連携協定の締結について御報告します。
県出身学生のIJUターン就職等を促進するために、9月14日に流通科学大学と就職支援協定を締結しました。関西で多くの大学と就職支援協定を締結しています。協定の締結だけではなく、これをきっかけにたくさんの学生さんの支援に力を入れていきたいと思っています。特に今、学生の就職活動の環境が激変していますので、各学生さんに県内就職に関する適正な情報を提供し、支援を積極的に行ってまいりたいと考えています。
◎中島委員長
続いて、報告9、中京圏における情報発信等について、岡山名古屋代表部長の説明を求めます。
●岡山名古屋代表部長
本日は、6月26日の常任委員会からこれまでの約3か月間の取組について御説明します。
まず、11ページについて御説明します。1情報発信ですが、こちらに書いてある6点について御紹介します。
中京圏では8月中旬以降、人の動きもかなり出てまいりました。いろいろな取組をやりやすくなってきましたので、それぞれやってきています。まず、「東海ウォーカー」です。こちらは表4、裏表紙の広告は通常は取れないのですけれども、コロナ禍の状況になって広告が空きまして、短いスパンではありましたけれども、既存の準備してあった版下をもって情報発信をしたというものです。名古屋から鳥取は遠いという印象を持っていらっしゃる方がまだまだいらっしゃいます。また、姫路乗換えが一番近いとか、スーパーはくと自体の存在も知らない方もいらっしゃいますし、また、車でも近く来られるということもありますので、そういったことについて、印象深いデザインをもって訴えたというのが「東海ウォーカー」、そして、「秋ぴあ」ですとか中日新聞です。
少し目新しい取組としては、キンコーズ・ジャパンという会社があります。こちらは広い意味で印刷の会社ではあるのですけれども、名古屋が発祥の地になっており、今、名古屋市内では4店舗展開されているのですけれども、よくビジネスマンがお立ち寄りになるところです。先方からの御提案もあり、費用を特段多くかけることなく、こちらで鳥取の紹介をしていただけるという運びになりました。これは予定ですけれども、今月半ばにやることになっています。
あとは「ぶらりMAP」ですとか名古屋駅周辺での情報発信については例年どおりではありますけれども、抜かりなく情報発信に取り組んでいるところです。
県産品の販路拡大については、11ページと12ページにかけて御説明しています。
ジェイアール名古屋タカシマヤでの二十世紀梨と新甘泉のPRについては、東京本部、関西本部も同じような取組をやっていると思いますけれども、私どもではジェイアール名古屋タカシマヤでの販売において、一般のお客様に対する御説明ですとか、キャンペーンの御紹介をしたところです。実感として、新甘泉についての認知度がかなり上がってきた印象を受けました。かなり早く売り切れになってしまったものですから、もうなくなったのとか、お客様からそういったお声もいただいたところです。こちらは平成27年度から継続的にやっていますので、その辺りの浸透も図れてきたのではないかなと思っています。
12ページをお願いします。味の蔵たけとよという道の駅のような施設がありますけれども、知多半島の武豊町の施設で今、山陰フェアを初めて開催しています。9月から10月の2か月間、様々な商品を島根県と連携しながら取り扱っていただき販売していただいています。
また、私どもは久屋中日ビルという中にあります。16道県がそこに事務所を構えていますので、横とのつながりを取りやすい立地にあります。そのこともあり、8月半ば以降ではありますけれども、3県での合同販売会をほぼ毎月やってきているところです。
また、あいちの豚肉応援フェアと併催される物産展があります。(4)のふるさと応援物産展ですけれども、こちらとも連携して、ほかの県と相乗効果を上げながら取組を手がけています。
例年どおりではありますけれども、(5)の全国センター合同物産観光展については12月の4日間、金山総合駅コンコースにて開催する運びを調整しているところです。
そのほか、今回、県人会総会はありませんでしたけれども、東海鳥取県人会の皆様方の御協力をいただき、総会の資料ですとか、会報をお送りするときに、県産品のあっせんチラシを同梱していただいています。
また、県人会まつりもまたコロナで中止にはなりましたけれども、読売新聞さんが主催者の一角を占めていますので、読売新聞さんの紙面企画で全国県人会東海地区連絡協議会とともに情報発信を行っています。鳥取については、こちらに書いてある麒麟獅子舞などを情報発信してきたところです。
また、インターネット関係では、7月にツイッターですとかフェイスブックを開設しまして、紙媒体だけではなくてインターネットでの情報発信にも少し踏み込んできているところです。
◎中島委員長
次に、地域づくり推進部から、報告10、航空自衛隊美保基地における空中給油・輸送機(KC-46A)の配備に係る再協議の申入れに対する対応について、森田市町村課長の説明を求めます。
●森田市町村課長
地域づくり推進部の別冊資料を御覧いただきたいと思います。
令和3年度の9月に航空自衛隊美保基地に空中給油・輸送機KC-46Aの配備計画があるということで、このたび中国四国防衛局から、令和2年9月3日付で再協議の申入れがあったところです。
これを受けて、地元の米子市、境港市においては議会での説明、あるいは住民説明会等を開催されたところです。両市からは令和2年10月1日付で、平成29年の回答に変更はないという回答をいただいたところです。
県においても、平成29年の回答に変更はないという旨を回答したいというふうに考えているところです。
4ページに現時点での具体的な回答案を示しています。
防衛局からの説明を受け、来年、令和3年6月頃に配備するといったこと、あるいは安全性の確認の方法、技術的な課題についての説明を受けたところです。こちらについても改修済み、あるいは対応できるというふうな説明を受けたところですので、県としては、配備に向けた準備を引き続き行っていただきたいということを回答したいと考えているところです。
なお、平成29年の回答でも申し入れていますけれども、実機による展示飛行、あるいは騒音測定等の安全性の検証について改めて徹底することを申し入れていきたいと考えているところです。
◎中島委員長
続いて、報告11、「とっとり県民の日(9月12日)」に係る各種取組の実施について、西尾県民参画協働課長の説明を求めます。
●西尾県民参画協働課長
本体の資料の1ページを御覧ください。9月12日のとっとり県民の日に合わせまして、県民の皆様にふるさとの愛着と誇りを持っていただくため、民間事業者様、市町村と連携しながら各種取組を行いましたので、その概要を報告します。
まず1つ目に、包括連携協定を締結していますイオン様と連携して、9月12日、13日に、イオンモール鳥取北店、日吉津店で啓発イベントを実施しました。
鳥取県の誇りである、日本遺産に指定された麒麟獅子、三徳山、大山のパネル展示ですとか、梨やカニを配したかわいらしいバルーンアートを展示したり、星空舞と併せて県民の日等の啓発資料を配布しました。また、今後予定されているワールドマスターズゲームズの展示ですとか県産品の販売といったことも行っています。
イベント実施に際しましては、間隔を取っていただいたり消毒を徹底したりというような、コロナウイルスの感染防止対策を取っているところです。
また、2として、県内スーパーマーケットと協力して、昨年度より多い9社56店舗、2の(1)にあります事業者様の店舗で県産品の販売促進ですとか、県民の日ののぼりの設置、チラシに知事のメッセージを掲載していただく等の協力をしていただきました。
3として、公文書館で特別展を開催し、鳥取県に関する展示をしていただいています。
また、続いて2ページになりますが、図書館でも県民の日に関するパネル展示を行っていただきました。そのほか、学校図書館等13館で県民の日に関するパネル展示を行っていただいています。
また、学校関係ですが、5、6、7にありますとおり、鳥取のことについて紹介していただける講師の派遣ですとか、県民の日のパンフレットを配布して学校でクイズ等の取組を一斉にしていただいたり、県民の日にちなみ県産品を使ったメニューを提供していただいたりというようなことも行っていただいています。
また、8では、県の広報媒体を活用しまして、「マルっと!とっとり」ほかで県民の日、鳥取県のことを考えていただけるような広報をいたしています。
最後に、県内施設の無料開放、料金割引を県有施設、あるいは協賛していただきました市町村施設で行いました。
◎中島委員長
続いて、報告12、県民文化会館梨花ホール及びレストランのリニューアルオープンについて、堀田文化振興監兼文化政策課長の説明を求めます。
●堀田文化振興監兼文化政策課長
資料3ページをお願いします。県民文化会館梨花ホールは、今年2月に着工した特定天井耐震及び舞台機構設備・音響改修工事が完了し、10月25日にリニューアルオープンします。また、同館レストランも、今年度、バリアフリー化等の改修工事を行い、有限会社SUNABA COMPANYが運営する新たなレストラン施設Art Place SUNABA
COFFEEとして10月22日にオープンすることになりましたので、これら2件の概要について報告します。
まず、改修工事の概要です。梨花ホールは、先月末までを工期として、特定天井の耐震及び照明のLED化、舞台機構として昇降マシンの経年劣化に伴う設備の更新、及び音響設備として拡声装置と音響調整卓の経年劣化に伴う更新及びデジタル化を行いました。また、レストラン設備も同じく先月末までを工期として、床のバリアフリー化、トイレの多目的化、自動扉化、照明のLED化を行ったところです。
2です。リニューアルオープンに係る梨花ホールでの記念行事ですが、10月25日日曜日に「MUSIC ENCOUNTER~アーティストたちとの協演~」と題して、とっとりチェンバーオーケストラなど、県出身及び県内在住の音楽家の共同による弦楽、声楽、吹奏楽の3部構成のコンサートを開催します。
なお、当該事業は、とっとり発コロナ危機打破!アート活動支援事業に採択されたものでして、新型コロナウイルス感染予防対策として、業種別ガイドラインが示す会場内及び来場者、公演関係者に対する感染防止策を遵守するとともに、県外からの出演者に対しては来県前の
PCR検査を実施することとしています。
また、レストラン施設Art Place SUNABA COFFEEは、今月22日午前10時のオープンを予定しています。通常の営業時間は午前8時半から午後8時までです。
これまでの経緯としては、今年3月のレストラン・グリーンハウス閉店後、指定管理者により県民文化会館、図書館、公文書館の利用者の方々に対する利便性向上と新たなにぎわい機能等を付加することで、周辺地域の拠点として活用を図ることを目的とし、プロポーザル方式により運営管理に関する企画提案の募集を行いました。その結果、4月下旬に運営管理者としてSUNABA COMPANYが選定され、県と当該館指定管理者である鳥取県文化振興財団、そして運営管理者とが連携しながら、バリアフリー化等の改修工事を進め、9月末には工事が完了しています。
施設は、面積240平米、客席数が約90席で、新たな機能として、図書館との連携によりキッズコーナーや書籍コーナーに絵本や書籍を配架し、また、会議室等へのデリバリー実施、貸切りでの利用、お土産販売コーナーなどを設置することとしています。
◎中島委員長
続いて、報告13、東京2020オリンピック・パラリンピック聖火リレーの実施について、明場スポーツ課長の説明を求めます。
●明場スポーツ課長
4ページを御覧ください。東京オリンピック・パラリンピックについては、2020年度開催予定でこれまで作業を進めてきたところですけれども、1年延長になったということで、このたび、2021年に実施される聖火リレーの実施概要について東京オリパラ組織委員会から新たに公表されましたので、その報告です。
まず、聖火リレーですけれども、全体としては2021年3月25日を出発日として121日間、本県においては5月21日と22日の2日間で実施します。ランナー、ルート等については、前回、作業をしており、それと基本的には変わらず、ランナーについては既に決定していたランナーを優先し、辞退等があった場合は補欠等の対応となります。ルートについても聖火リレーを実施する市町村は原則変更なしということです。
概要については、表にまとめていますけれども、1日目は県西部、2日目は中部から東部にかけて、初日は倉吉でのセレブレーション、2日目は鳥取の布勢でのセレブレーションという形になっています。
現在、聖火ランナー、ルートについては、本人と各市町村に最終確認をしているところですが、原則的には変更はない予定です。
続いて、東京2020パラリンピック聖火リレーのほうです。これについては2021年8月12日から24日の13日間が全体の予定でして、本県では8月12日から16日までの5日間に行うということです。実施概要については、表にまとめていますけれども、採火式では、砂丘の火と大山の火という形で鳥取県の特色を生かした方法で採火し、それを聖火ビジットということで、県内全市町村を回って、最終的には出立式ということで、その2つの火を集火して、鳥取県の火として東京へ送るという運びとなっています。
なお、大会組織委員会からは、大会簡素化に向けた取組を行っており、県内で行われる今回の聖火リレーについても、リレー隊列のスリム化だとかセレブレーションの簡素化を予定されているということです。
今後、実行委員会を行い、オーソライズしていくという形となっています。
◎中島委員長
続いて、報告14、「古伯耆物の系譜~伯耆における刀剣の歴史~」等の開催について、山枡文化財局長兼文化財課長の説明を求めます。
●山枡文化財局長兼文化財課長
令和元年度に春日大社国宝殿で開催された「最古の日本刀の世界 安綱・古伯耆展」の成果を受ける形で、9月25日から10月11日の会期で、日南町美術館において、平安時代から現代にかけて古伯耆の地を中心として作刀された刀剣類等を展示しています。
あわせて、研ぎ師の森井偲訓先生に3回、ギャラリートークをしていただいています。また、講演会、それから地元の伯耆国たたら顕彰会・奥日野ガイドクラブ、日野町観光協会などによる関連ツアーも地元の方の御協力をいただき実施していただいています。
10月3日現在で、8日間で約800名となっており、このままの推移でいけば、最終日までには1,000人を超えるかなと、少しにやっとしています。
あわせて、少し欲張りではありましたが、同美術館で「とっとりのお宝おひろめ展」を開催しています。これは昨年度、鳥取県指定とさせていただいた文化財について、作品そのもの、それから、持ってこられないものについてはパネル展示ということで、これらについてもギャラリートークで、無形文化財の保持者である吉田公之介先生に、作品を目の前にしながら、作品の魅力について語っていただいています。
◎中島委員長
ただいままでの説明について、質疑等はございますか。
○森委員
KC-46Aの件です。これについては異論のないところなのですけれども、空中給油の訓練も、輸送機ということでタッチ・アンド・ゴーの訓練も当然あると思うのですけれども、米子空港は西風がほとんどで、8割ぐらいは西側に向かって飛んだり、西側に向かって着陸するというパターンです。離陸するときは、操縦席が2つあって、左ハンドルみたいな感じで、機長は左側なのです。旋回するときは必ず左に曲がってしまうのですね。空港は、ちょうど米子と境港の境みたいなところにあるのですけれども、西側に飛んで、左旋回すると、全部、米子上空をフルスロットルで上昇しながら旋回していくというスタイルになっています。その分、その下の住民の騒音被害が非常に偏っているということがあって、地域の人たちはそのことを非常に不満に思っておられます。このことは前にも言ったのですけれども、なかなか改善されなくて、実際に西側に飛んでいくけれども、右側旋回も左側旋回もバランスよくやってほしいということをぜひ伝えてほしいです。機長が左側にいると左旋回していくというのはどうしても基本となっているみたいですが、下の住民のことをぜひ考えてほしいということ、それだけ伝えていただきたいと思います。
●森田市町村課長
今、委員のおっしゃった内容について、多分、訓練の運用上は美保基地の所管になりますので、御意見は美保基地に伝えさせていただきたいと思います。
◎中島委員長
そのほかございますか。
どうぞ。
○山口委員
交流人口拡大本部の2ページと9ページに当たるのですが、情報発信の仕方についてです。以前、3か月前の6月定例会で、前年、こういった紙面だとかテレビよりも、ネット広告が上回ったという話を差し上げたのです。もしかしたら考えておられるかとは思いますが、これを見たところではなかなかそれに及んでいない。インターネットにもありますけれども、できるならプッシュ型の、動画等を見ていたら飛び込んでくるようなもの。あと、岡山代表部長が言われたようなネットとリアルのコラボレーション、これらがすごく効果的だと思うのですけれども、なかなかそこまでいっていないのかなと思います。もし考えておられたらその点について、どちらでも。
◎中島委員長
どうぞ。
●谷長東京本部長
山口委員から御意見を頂戴しました。
資料の2ページをご覧いただきたいと思いますが、前回の常任委員会においても同様の御意見を頂戴しまして、表の中に幾つかウェブサイトというものがありますが、極力、紙媒体だけではなくて、ウェブにも掲載されるように現在努めています。前回の常任委員会後、担当者にもそのように伝えていますし、今後も引き続き、そういった形で取り組んでいきたいと考えています。
◎中島委員長
どうぞ。
○山口委員
ネットに載せるのではなくて、実は例えばYou Tubeなどを見ていると、ここは山陰ですよね、そうしたら、関西とか九州の県の広告が入ってくるのですよ。要はそれをインセンティブにして旅行を企画してくれという話なので、例えば関東とか関西エリアのネット配信については、多分、地域で対応しなくてはいけない。特に東京。GoToが始まりましたし、関西も近いです。そういった、目がけて見に行くのではなくて、自然に伝わるような、さっき申し上げたようにプッシュ型の広告媒体を使うのが今、主流になってきています。その辺もぜひとも御検討いただきたいと思いますが、どうでしょう。
◎中島委員長
どうぞ。
●門脇交流人口拡大本部長
今、山口委員から御指摘いただきました。
前回、お話をいただいていて、前回のときには移住定住でもやっていますというお話をさせていただいたと思います。観光でも同じような取組を今、始めています。特に今、コロナの影響で、中四国を中心としながらですが、こういったプロモーションの中で、エリアの中に住んでいらっしゃる方にプロモーションが届き、その方々にスマホで鳥取の観光情報を見ていただくきっかけがつくられるような、そんなことをやっています。これからまた東京にも広げていきます。そういったことにも十分留意しながら、取組を進めていきたいと思っています。
◎中島委員長
どうぞ。
○山口委員
次に、6ページです。コンテンツとして載っていないのですけれども、従来から申し上げているコワーキングスペースの運用の改定は今、具体的にどんな感じで進んでいますでしょうか。
●谷長東京本部長
コロナの影響を受け、実はコワーキングスペースの利用者はまたさらに減っています。これまで県内事業者の皆さんにアンケート調査をやりまして、その中で、民間のワーキングスペースに比べて、料金が決して安くはないというような御意見も頂戴しています。そういうことを受けて、現在、月額1万6,000円なのですけれども、料金の見直しを検討しています。ほかにもいろいろ御意見を頂戴していますが、すぐ対応可能なものとして、料金の見直しがまずはあると思います、そういった意見を受けて、対応していきたいと考えています。
◎中島委員長
どうぞ。
○山口委員
突然行くというのはあれですけれども、ここにぶらっと立ち寄って、新橋館でちょっと時間潰ししようかみたいなことが今できないのですよね。だから事前に予約をして、しかも契約していないとなかなか対応できない。そういった、ぷらっと来て、時間を潰せるような対応が必要ではないのかと思います。ぜひ御対応いただければと思います。
●谷長東京本部長
これまでは登録制になっており、登録をしていただいた事業者のみが利用可能となっていましたが、御提案のように、突然訪問されて、時間を潰したいというような形での利用も可能となるよう検討を進めています。
◎中島委員長
そのほかにございますか。
どうぞ。
○松田委員
すみません、戻りますけれども、空中給油機の件です。
今回、平成29年の回答と変更ない旨を回答されるということです。ということは、資料4
ページにある案のように、配備に向けた準備を行うことについては了承しますということになるかと思いますが、地元境港、米子市も同意しており、議会も同意しておる形で、素朴な疑問なのですけれども、このままずっといくのかなというふうに思ったのですけれども、どうなのでしょう。
●森田市町村課長
5ページに、平成29年の回答書を添付しています。そのときの条件として、まず1番目に、空中給油機が開発中のため、完成後の実機による展示飛行、騒音測定や安全面の検証を十分に行う必要があることから、引き続き地元への情報提供、説明等の対応を行い、完成後は実機により展示飛行、騒音測定や安全面の検証を十分に行うことをつけています。平成29年の回答は開発中であったということでこういう条件をつけています。このたびですが、米国においては既に開発されて、飛んでいるところですけれども、自衛隊向けの機体はまだ開発中、製造中であるといったこと、あるいは国内でまだ飛んだ実績がないことから、このたびも、配備に向けた準備については了承していますけれども、実機による展示飛行ですとか、騒音測定について、具体的な方法について防衛局で検討いただいていきたいという趣旨から、こういう回答にしているところです。
○松田委員
ということは、取りあえず実機を飛ばしてもらわないことには同意することにならないと。
●森田市町村課長
現時点ではそう考えていますけれども、そこは防衛局が具体的にどのような案を提出されるかということによって検討させていただきたいと考えています。
○松田委員
ということは、今、ボールは防衛局にあるという判断ですね。分かりましたけれども、この間の説明にもあったのですけれども、要は、今のところ、米軍が運用している機体を借りてきて、飛ばしていただくしかないという中、コロナの影響でそれはできなかったということだったと思います。もちろん地元の方々のいろんな声もあろうと思いますが、やはり我が国をめぐる防衛環境は刻々と変わっています。そういった中で、防衛大綱に基づいて、こうやって空自もいろんな配置転換をやる中で、美保基地には練習機が、部隊がいたのが、浜松でしたかね、行くと。代わりにこの空中給油機が、部隊がやってくるということで、そういった意味もありますので、なかなか難しいところであろうと思いますが、ぜひ早いうちに判断をされるべきだと私は思います。何かあれば。
●広瀬地域づくり推進部長
御意見ありがとうございます。
先ほど森田も御説明しましたけれども、先ほど松田委員もおっしゃられた、米子市、境港市からは、今日も添付していますが、回答が参っているところです。了承できますとの説明を我々も受けましたので、それらも踏まえたところで、我々としても、配備に向けた準備を引き続き行っていただくことには了承するという回答をさせていただいたところです。なるべく早くという松田委員の御意見がありましたので、基本的には防衛局がどう考えられるかということであろうかと思いますが、我々のほうも防衛局が示されるものに対しては遅れることなく対応していくことが基本であろうかと思います。
○松田委員
はい、分かりました。
◎中島委員長
どうぞ。
○興治委員
今の質問に関連して。今回の対応について、異論はありませんけれども、2点ほどお伺いしたいと思います。
中国四国防衛局から議会としても説明を受けたのですけれども、ここにも書いてある技術的課題についての説明がありました。その中で、対策済みのものもあるのですけれども、対策が終了していないものとして、例えば空中給油カメラに不備が生じるという問題等がありました。こういった技術的課題について対策を万全に講じるという要請はこの中に特に入っていないですし、万全の対策を講じるとともに対応状況等について地元に適宜情報提供するという文言になっていないのですけれども、その理由はどういうことでしょうか。
それと、事前に協議し、地域の意向を確認してくださいとなっているのですけれども、目的語ですね、どこを対象にやってくださいということが明確には書いていないですね。想定するに、県知事及び両市長、さらに、含めてそれぞれの議会、そして地元住民を対象にしてくださいという意図で書いてあると理解すればいいのでしょうか。
●広瀬地域づくり推進部長
今、興治委員からありました1点目ですけれども、少し細かい回答になるかもしれません。対応状況等について適宜、情報提供を行うというのは、何というのでしょうか、タイミングごとにその経過の状況はしっかり提供してください、それも含めたところで安全性の検証というのも徹底して行ってくださいという文意といいますか、趣旨です。今、委員がおっしゃられた万全の対策というところは、この検証を徹底して行うというところでして、我々としては先方に伝える趣旨でこの文を作成しています。
2点目については、ある意味、おっしゃられたとおりで、先ほど松田委員からもありましたが、今回説明を受けた米子市、境港市は、それぞれ住民説明会も開催された市です。それを踏まえて、今回の回答も出されたということですが、今後の進捗に応じてもそれぞれ意向が変わるのか変わらないのかというところがあろうかと思います。それらを包含する意味合いで、地域の意向を確認してくださいという趣旨でこの文章は作成しています。
◎中島委員長
どうぞ。
○興治委員
分かりました。
この技術的課題について、国に万全を期すようにしっかり求めるとともに、その経過について地域住民も含めてしっかりと説明、協議するように、改めて口頭でも申し入れていただけたらと思います。
◎中島委員長
これは要望でよろしいですね。
○興治委員
はい。
◎中島委員長
では、部長、よろしく。
そのほかにございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
次に、その他ですが、交流人口拡大本部及び地域づくり推進部に関して、執行部、委員から何かございますか。
意見が尽きたようですので、交流人口拡大本部及び地域づくり推進部につきましては、以上で終わります。
執行部の入替えを行いますので、暫時休憩します。再開は11時25分とします。御苦労さまでした。
(執行部入れ替わり)
午前11時20分 休憩
午前11時23分 再開
◎中島委員長
再開します。
それでは、報告事項に入ります。
執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いします。
なお、質疑等については、説明終了後、一括して行うこととします。
それでは、県土整備部から、報告15、令和2年鳥取県地価調査の結果及び地価動向について、前田技術企画課長の説明を求めます。
●前田技術企画課長兼都市計画室長兼淀江産業廃棄物処理施設計画審査室参事
資料の1ページをお願いします。令和2年鳥取県地価調査の結果及び地価動向について報告します。
地価調査は、都道府県が年に1回調査し、公表するもので、7月1日時点の地価を9月に公表するものです。今年は9月30日に全国一斉に公表されています。マスコミ等で既に報道されていますが、今年は新型コロナの影響により、住宅地、商業地、全用途において下落幅が拡大し、工業地においても下落に転じました。第3表のように、価格が上昇した地点が平成27年以来、5年ぶりにゼロ地点となりました。詳細については、この表のとおりです。今後も引き続き、県内の地価の動向に注視してまいりたいと考えています。
◎中島委員長
続いて、報告16、鳥取県地方港湾審議会の開催について、小西空港港湾課長の説明を求めます。
●小西空港港湾課長
資料2ページをご覧ください。鳥取県地方港湾審議会の開催について報告します。
鳥取県地方港湾審議会は、港湾法に基づいて、県が管理する重要港湾及び地方港湾に関する重要事項を調査、審議するため設置されたものです。10月19日に、審議案件として、重要港湾鳥取港の港湾計画の改訂と地方港湾赤碕港の臨港地区指定の2件について審議をいただくものです。
まず、鳥取港の港湾計画の改訂については、現在の航路の泊地の埋没や埋塞といった課題、港内静穏度の不足、大型船舶入港のための岸壁、航路の水深不足や港湾企業進出のための用地不足、こういった課題に対応するために、千代航路から西浜航路への主航路の切替えや水深マイナス12メーターの新たな岸壁、それから航路の配置、それから埠頭用地が分譲可能となるような用途変更、それからコンテナ取扱いができるような埠頭の位置づけと、こういったものを改訂の中に盛り込んでいきます。
2件目として、地方港湾の赤碕港の臨港地区の指定については、港湾の管理上、必要となる陸域の部分を臨港地区に指定するというものです。
こういったものを審査していただいて、鳥取港の港湾計画については、審議会の答申を得て、11月に行われる国土交通省の交通政策審議会港湾分科会で審議していただいた上で、港湾計画の改訂を行っていくという流れになっています。
◎中島委員長
続いて、報告17、淀江産業廃棄物処理施設計画地地下水等調査会「第3回会議」の結果について、前田淀江産業廃棄物処理施設計画審査室参事の説明を求めます。
●前田技術企画課長兼都市計画室長兼淀江産業廃棄物処理施設計画審査室参事
資料3ページをお願いします。鳥取県淀江産業廃棄物処理施設計画地地下水等調査会「第3回会議」の結果について報告します。
去る9月22日、米子市淀江町のさなめホールにおいて、第3回会議を開催しました。午前中にボーリングコアの確認と現地確認を行い、午後、会議を実施しました。会議では、パイロットボーリングの調査結果を踏まえて、事務局で本調査の案を提案し、各委員から意見をいただきました。
各委員の意見は、結果の(2)のところですけれども、観測井戸用のボーリングの数を増やすべき、ボーリングの深さをもっと深く掘り進めるべきですとかボーリングコアの地質分解、科学的な分析を追加してはどうか、水質調査の調査項目を追加してはどうかなどの意見をいただきました。調査会に出された意見は、本調査の計画に反映することとしています。これにより生じる追加費用については11月議会で提案したいと考えているところです。
なお、ボーリング等の追加によるスケジュールの影響はありません。
(4)ですけれども、会議の傍聴については、新型コロナ対策として別室での傍聴を実施しましたが、今回から東部会場、これは県庁の講堂ですが、そちらでも傍聴していただきました。
今後のスケジュールですが、10月から本調査のボーリングを開始し、来年1月頃に第4回会議を開催する予定としています。
4ページと5ページに、当日の資料に一部加筆した資料を添付していますので、御確認ください。
◎中島委員長
なお、報告18、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については、県土整備部資料6ページ以降のとおりでありますので、説明は省略します。
ただいまの説明で、質疑等はございますか。
どうぞ。
○山口委員
まず、2ページの港湾の整備に関してです。初のトライアル輸送が始まったのですけれども、そのときに、鳥取港というのは内航で、それを外航につなげるけれども、外航は海外の外航ではない。国土交通省の方針を確認したいのですけれども、国内の外航ルートが海外の外航ルートに取って代わって、いわゆる不利な価格設定とか、そういう不利な状況にあったりしないのか。これが1つ目です。あと、鳥取港のように、例えば従来からある北前船が寄港していたような港を中心に地域振興を図ること、港を中心とした物資の流れでこうやって地域振興を図る、この2つが方針としてあるのではないかと思います。その確認をさせてください。
◎中島委員長
どうぞ。
●小西空港港湾課長
1点目は、国内を走っている外航のコンテナ船によって、地域が不利な条件になっているかどうかということだったと……。
○山口委員
結局……。すみません。
◎中島委員長
どうぞ。
○山口委員
要は国内外航の基幹路線が海外の上海とか釜山とかに取って代わられて不利な状況になっている。今回のように内航路線を外航路線、国内の内航路線につなげて、基幹航路を確保するというような方針があるように聞いているのですけれども、これがまさにそういった路線にかなった運用がされるのかどうかというのが1点目です。
●小西空港港湾課長
現在、日本海側の港、例えば舞鶴だとか境港、浜田、こういった港には韓国とか中国の外航の船が寄っており、次の港としては釜山を目指したり、上海を目指しているという状況になっています。それに対し、国の姿勢としては、コンテナを例えば阪神港だとか京浜港、こういったところに集めて、1か所に集約して、日本におけるハブ港といった形で、そこに集めて、一斉に北米だとか東南アジアとかに送りましょうというものでして、そうした国の政策があります。そういったことで、実態と国の政策とが若干ずれているところがあります。今回、日本海側の航路自体がもともと国内で、外航航路がないものですから、そういったことも含めて、国としては、海外に荷物を持っていくのではなくて、国内のハブ港に持っていって、輸出するという流れに持っていきたいと考えておられるようです。
◎中島委員長
どうぞ。
○山口委員
井本商運さんに聞いたら、最低のリスクを考えて、定期的な航路は週2日ぐらい確保できたらということでした。その辺のめどについてはどうお考えでしょうか。
●小西空港港湾課長
このたびトライアルを初めてやったところで、まだ検証が終わっていません。荷物をどのぐらいの価格で運べて、コスト的に実際どうなのか、それからリードタイムといいまして、荷物をどのぐらいの時間で運んでいるのかという辺りも今後検証していった上で、鳥取港の有利なところをアピールしていって、荷主さんにできるだけ鳥取港を利用していただく形をまず働きかけていきます。その後、定期化ということに向かっていくのですが、まずは週1便ぐらいから進めていって、委員もおっしゃるように、週1便ではとても利便性が悪いですから、最低でも週2便というのが1つの目標であると思っています。今後、それに向けていろいろ荷主さんとかに働きかけていったり、それから対策なども考えていきたいと思っています。
○山口委員
よろしくお願いします。
別の質問。
◎中島委員長
どうぞ。
○山口委員
3ページの調査会についてですけれども、出席させていただきました。メンバーの中で質疑がすごくちゃんと的確に行われて、すごくよかったなと思います。
1つお願いがあるのですけれども、テクニカルタームズが、専門用語がむちゃくちゃ多くて、3分の2ぐらいまで進んでやっと理解したみたいなことでした。一般の方も多分来られていると思うので、全部とは言いませんので、主要なテク単については用意していただいて、できたらすぐ分かるようにしておいていただけたらいいなと思ったのが1つです。あと、音響ですが、大講堂の中に、こんな小ぢんまりしたスピーカーで、聞こえが悪かったので、その辺も工夫いただけたらと思うのですが。
●前田技術企画課長兼都市計画室長兼淀江産業廃棄物処理施設計画審査室参事
2点いただきました。
まず、専門用語については、確かに専門用語だらけといいますか、地質の専門用語がもうかなりたくさん出てきました。今、御意見がありましたように、そういうものがなるべく分かりやすいように工夫を検討してまいりたいと考えています。
2点目の音響についても、すみません、きれいになるように検討します。
◎中島委員長
どうぞ。
○山口委員
先ほど申し上げたテク単も、やはり主要な専門用語は繰り返し使われていて、限定的なので、本当、10ぐらいあれば僕は済むのではないかと思います。ぜひ対応いただけたらと思います。よろしくお願いします。これは要望です。
◎中島委員長
そのほかございませんか。
どうぞ。
○松田委員
地下水調査会の件です。私も淀江会場に行かせていただきました。森委員も来ておられましたね。今、山口委員が言ったように、非常に専門的な話で、正直、よく分からなかったのです。これについてはしようがないと私は思いますが、でも、簡単な辞書ではないですけれども、つけてくれるということですので、期待したいと思います。
私も見た目のお話になるのですけれども、600人入るホールに、傍聴者は28人ですよね。僕も後ろに座ったので余計悪かったのですけれども、結局、プロジェクターで投映しても何だかよく分からないなというところがありました。やはりホールをもう少しコンパクトなところにして、資料等もしっかりと見えるようにしていただいたほうがいいのではないかなと思いました。いかがでしょうか。
●前田技術企画課長兼都市計画室長兼淀江産業廃棄物処理施設計画審査室参事
コロナの関係で、会議場への臨場は今回もなしにしまして、別室で画面を見ていただくスタイルとさせていただいたのです。確かにホールが結構大きくて、そういう面があったと思います。そこら辺も次回に向けて検討させていただきたいと思います。
◎中島委員長
そのほかにございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
次に、その他ですが、県土整備部に関して、執行部、委員から何かございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
意見がないようですので、県土整備部につきましては、以上で終わります。御苦労さまです。失礼しました。
次に、閉会中の調査事項についてお諮りします。
本委員会所管に係る関係人口の拡大、観光振興、中山間地域をはじめとする地域振興、道路網・河川等の整備、交通安全、防災並びにその他の主要事項について、閉会中もこれを継続調査することとし、その旨、議長に申し出ることに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようですので、その旨、議長に申し出ておきます。
この後、委員の皆様には御相談がありますので、この場にお残りください。
執行部の皆さん、御苦労さまでした。
(執行部退席)
お残りいただきましたのは、今年度の県内調査についてであります。
詳細を事務局から説明します。どうぞ。
●尾﨑調査課課長補佐
ただいまA4の資料1枚をお配りしました。今年度の県内調査と出前県議会についてです。9月定例会前に開催を予定していましたが、コロナウイルスの関係で、急遽、延期したものを11月定例会までの間にぜひ実施していただきたいという御提案です。
先日アンケートを皆さんにお配りしました。日程と御希望の調査項目についてです。それらをまとめたのがお配りした資料です。日程については、申し訳ありませんが、なかなかお忙しいようで、11月11日、または11月17日火曜日、今のところは、この2日しか皆さんの御都合が空いている日がありません。事務局としては、この日のうちのどちらかで実施したいと思っています。
なお、委員長と事前に相談し、泊まりではなく、日帰りで実施したいと考えています。実施テーマについては、資料に5つほど記載しています。アンケートで新しく御意見をいただいたもの、あるいは持ち越しになっていたもの等々を含めて入れています。日程については、今日あるいは近日中に決めてしまいたいと思っています。テーマについては、何か御意見があればお聞かせいただき、できましたら、委員長と事務局で改めて検討させていただきたいと思っています。
◎中島委員長
今、説明がございました。
まず、日程については、今日決めまして、調整に入りたいと思います。
11月11日、11月17日、どちらといたしましょうか。
どうぞ。
○松田委員
どっちでもいいです。(「11日でいいではないか」と呼ぶ者あり)
◎中島委員長
ただいま11日という意見が出ています。よろしいですか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
では、日程は11月11日、これで決定です。
次に、先ほど事務局から調査項目についての説明もありました。ここに書いてありますね。事務局と相談しまして、今回は日帰りですので、中部でまとめたいなと、こういうことを内々で話しています。5つがございます。これ以外でも、要望があればまだ聞きますけれども、具体的な行程作成については私に一任いただけますでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)よろしいですか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
では、そうさせていただきます。
関係先との調整がおおむね整った段階で、委員の皆さんに事務局から御案内します。よろしくお願いします。
以上で地域づくり県土警察常任委員会を閉会いたします。
午前11時42分 閉会
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