会議の概要
午前10時02分 開会
◎川部委員長
地域づくり県土警察常任委員会を開会いたします。
本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
なお、本日は水中危機管理局長兼原子力安全対策監がオンラインで参加しております。水中局長のオンライン参加につきましては、あらかじめこれを許可しておりますので、御了承ください。
水中危機管理局長兼原子力安全対策監、聞こえますでしょうか。
●水中危機管理局長兼原子力安全対策監
はい、音声、画像とも良好でございます。
◎川部委員長
はい。それでは、水中局長の映像と音声が確認できましたので、オンライン出席と認めます。
初めに、会議録署名委員を指名いたします。
会議録署名委員は、内田委員と坂野委員にお願いいたします。
それでは、ただいまから本委員会に付託されました議案について審査を行います。
付託議案は、日程に記載の2議案であります。
これから付託議案に対する質疑を行っていただきますが、委員の皆様におかれましては、簡潔な質問とマイクのスイッチの切替えをお願いいたします。
質疑のある方は、挙手をお願いいたします。
質疑がないようですので、付託議案に対する討論を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
討論がないようですので、これより採決に入ります。
採決については、一括して採決するのがよろしいか、お諮りいたします。(「一括」と呼ぶ者あり)
一括で採決することに御異議がないようですので、一括して採決いたします。
なお、本委員会に付託された議案は、議案第2号及び議案第4号であります。
それでは、原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
賛成全員であります。したがいまして、本委員会に付託されました全ての議案については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、請願・陳情の審査を行います。
今回は、新規分の陳情1件の審査を行います。
それでは、陳情4年交流人口第16号、羽田-鳥取路線の運航航空会社についての審査を行います。
御意見を伺いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いいたします。
○安田委員
本陳情を不採択とすべきと考えます。
理由といたしまして、路線や運賃の設定等については、市場原理の下、航空会社の経営判断によるものであり、運航に際してのサービス提供については航空会社の経営努力に委ねられていること、また、本来航路誘致に当たっては実現性、継続性、将来性等を勘案しながら、目先にとらわれず戦略的に行われるべきと考えること、その上で、県民の利便性向上に向けては現行路線の運賃低廉化などについての度重ねての県による働きかけのほか、本県議会においても議員の政務活動等として他の航空会社への誘致活動を行っていること、以上から、本件陳情は不採択とすることが妥当と考えております。
◎川部委員長
ほかにありませんか。
○坂野委員
私は、趣旨採択を主張させていただきたいと思っております。
その理由は、ダブルトラックによって運賃の値下がりが期待できることから、鳥取県民も東京等に行く機会が増えるチャンスが得られるのではないかという意味で趣旨採択ですけれども、以下2点の理由によって、採択にはできないと考えております。
1つは、まずこの理由説明の中に、ANAのサービス精神が低い、不快な思いをしたというようなことが書いてありますが、私自身、何度もANAを利用しておりますが、毎回快適な空の旅を楽しませていただいておりまして、不快な思いを一度も感じたことがないということがあります。2点目、ダブルトラックでありますが、年間の利用客数がたしか80万人とかというような数が求められると考えておりますが、現時点で鳥取空港はたしか40万人程度しか利用がないのではないかなと記憶しております。まずダブルトラックを目指すためには積極的にANAの航空便を利用していただいて利用者数を増やしていくことが必要ではないかと考える2点の理由から、趣旨採択にしたいなと思っております。
◎川部委員長
ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
確認いたします。御意見は、趣旨採択、不採択の2つであります。
初めに、趣旨採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
賛成少数であります。
次に、不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
賛成多数であります。したがいまして、陳情4年交流人口第16号については、不採択といたします。
以上で付託議案の審査は終了いたしました。
なお、委員長報告の作成、内容については、委員長に一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
それでは、ただいまの御意見を踏まえて作成し、報告することといたします。
次に、報告事項に移りますが、ここで執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は、入替え次第とします。
午前10時09分 休憩
午前10時11分 再開
◎川部委員長
再開いたします。
報告事項は、最初に警察本部及び危機管理局、次に地域づくり推進部及び交流人口拡大本部、最後に県土整備部の順で執行部の入替えを行います。
執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いいたします。
また、説明、質疑におけるページ等の切替えの際は、委員のタブレット端末の操作状況を確認しながら、少し間を置いて説明を開始していただきますようお願いいたします。
質疑等については、説明終了後に一括して行います。
まず、警察本部から、報告1、山岳遭難防止対策の推進について、大塚地域課長の説明を求めます。お願いします。
●大塚地域課長
県警の山岳遭難防止対策について御報告いたします。
まず、県下の山岳遭難発生状況について御説明します。令和2年、コロナの影響で大幅に減少していた登山者数は、令和3年にやや回復を見せる中、山岳遭難の発生は37件、45人と過去最多となりました。今年に入って、大山で2月と4月に2件の死亡事故が発生し、3人が亡くなったほか、氷ノ山でも悪天候に伴う道迷いなどの遭難事案が発生しています。
令和3年中に発生した山岳遭難のうち、登山届が提出されていたのは8件、約22%で、今年も5月末現在、14件中5件、35.8%と依然低調です。
なお、今年大山で発生した遭難事故では登山届が1件提出されていましたが、これは大山遭難防止協会に対して提出されたものではなく登山アプリにより運営団体に提出された、いわゆる登山計画でした。今後も登山届の提出促進を柱に対策を取っていく必要性を感じているところです。
続きまして、県警で実施している遭難防止対策について御説明します。近年、大山山系だけでなく、氷ノ山や扇ノ山での遭難が増加傾向にあることから、登山届の提出促進など各種対策を行っています。
本県警では、従来からある書面による登山届に加え、県警ホームページからも登山届を提出できるようにしていますが、近年、スマートフォンが普及し、利用者が多いことに着目して、昨年、県警の登山届提出ホームページに、簡単にアクセスできる二次元コードを作成し、これを掲載したポスターを大山周辺の施設に掲示いたしました。今年はナショナルパークセンターや南光河原駐車場のトイレなどにも掲示を広げ、登山届の提出促進を図っています。今年1月から5月までの大山の登山届提出状況を見ますと、9,009件で前年同期に比べ32%増加しています。9,009件のうち、県警ホームページからの提出の割合は18.6%と増加傾向にあります。二次元コードを利用した登山届提出促進を様々な形で広報した成果が僅かずつではありますが感じ取れる結果となっており、今後もこの数値を注視していきたいと考えております。
このほか、平成27年から登山アプリ「コンパス」の会員が提出した登山計画を閲覧できるよう、アプリの運営団体と協定を結び、登山者の把握に努めています。また、本年は年当初から悪天候時に登山者が遭難する事案が相次いだため、県警ホームページの登山届提出画面や登山アプリ「コンパス」のお知らせ欄に、悪天候における登山計画の変更等、登山上の注意点を呼びかけるメッセージを掲載するなど、事故防止に向けた注意喚起を行っています。
県警では、このように登山届の提出促進や遭難防止に向けた対策を推進中ですが、これらの活動が県内外の新聞、テレビで取り上げられ、中国地区や全国に向けた情報発信となるなど、県外からの登山客に向けた広報の活動の一翼を担っています。
そのほか、大山での登山者の安全を確保するため、例年、冬山シーズンと春の行楽期に大山の山岳パトロールを行っています。本年も、昨年末から今年3月中旬までの祝休日に冬山パトロールを行いましたし、ゴールデンウイークに行う春山パトロールでは、初日に大山寺駐在所で出発式を行い、報道各社の取材も受けました。5月1日に行ったパトロールでは、登山中の7歳の少年が一緒に来ていた家族とはぐれた事案を認知したことから、パトロール隊員が登山者に声をかけながらパトロールを行ったところ、山頂で無事少年を発見し、保護しております。
また、遭難発生時に最前線で活躍する救助隊員の技術向上のため、毎年訓練を行っています。本年は、5月31日に鳥取県山岳・スポーツクライミング協会員を講師に迎え、県警で組織します鳥取県警察大山遭難広域救助隊に所属する琴浦大山署、米子署、黒坂署の各署員と消防隊員が訓練を行いました。この訓練では、遭難救助用装備資機材の取扱方法やロープを使用した登坂訓練、下降訓練、ストレッチャーによる搬送訓練を行いました。
山岳遭難においては、迅速な要救助者の発見と救助が求められることから、昨年来、県警が中心となって東部、中部、西部の消防局や県危機管理局と協議を重ね、山岳遭難発生時には現場の状況に応じ合理的かつ効果的な捜索救助ができるよう、その方法について地上救助隊、県警航空隊、消防防災航空隊が協議の上、連携して救助に当たることとするなど、連携強化を図っています。
県警では、平成27年から登山アプリ「コンパス」を運営する公益社団法人日本山岳ガイド協会と協定を結び、同協会に提出された登山計画を遭難事案発生時の救助活動に活用していますが、近年のスマートフォン普及に合わせ、他のアプリとの連携も視野に、現在準備を進めているところです。
このように、各種対策を実施し遭難事故防止に努めているところですが、今後も引き続き救助隊員の技能向上や関係機関との連携強化、各種媒体を活用した広報活動を行い、登山者の安全確保に努めてまいりたいと考えております。
◎川部委員長
次に、危機管理局から、報告2、島根原子力発電所2号機に関する山陰両県知事会議の開催について、及び報告3、島根原子力発電所の安全対策等の状況について、木本原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長兼原子力モニタリング専門官の説明を求めます。お願いします。
●木本原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長兼原子力モニタリング専門官
危機管理局資料2ページ、島根原子力発電所2号機に関する山陰両県知事会議の開催について御報告いたします。
6月2日、島根県の丸山知事が再稼働判断の意見の表明を行いました。これを受けて、添付3の14ページ、覚書ですけれども、島根県が島根原発に関する重要な判断や回答をするに当たっては、2つ目のところ、甲、島根県は、乙及び丙、鳥取県、米子市、境港市に説明して、次の3つ目のところ、島根県は鳥取県、米子市、境港市の意見を付して国、中国電力に意見を届けることになっております。この覚書に基づきまして、丸山知事から再稼働判断の理由及び中国電力、国への要請事項の概要等について説明を受けまして、鳥取県からの要請事項を島根県の要請事項に組み込むよう求めております。
また、この内容については、この知事会議の後、米子市、境港市に説明しまして、意見交換を行っております。
1つ目の山陰両県知事会議ですけれども、6月5日にオンラインで開催しております。丸山知事からは、住民説明会、関係自治体、県議会等の意見などを踏まえ、熟慮を重ねた結果、2号機の再稼働は現状においてはやむを得ないと考え、再稼働を容認したとの説明がございました。6月14日には、島根県は中国電力に対し、安全協定に基づく事前了解を行っております。
次に、経済産業大臣への理解要請の回答については、中国電力へ事前了解を行った旨を回答するとの説明がございまして、こちらも6月15日に経産大臣にその旨を回答しております。
次に、中国電力への要請事項ですけれども、添付2の9ページに記載してあります。1つ目の審査や検査の状況の適切な説明と丁寧な情報提供、2つ目の常に最新の知見を取り入れた最大限の安全対策ですとか、最後、関係自治体に対する誠意を持った対応などを要請事項として挙げております。
また、政府に対する要請事項については、添付2の10ページ以降に記載しております。原子力規制委員会に対しては、今後の審査、検査の厳格な実施、内閣府に対しては避難計画の住民への周知や原子力防災対策に必要な資機材、施設等の整備、立地・周辺自治体が行う取組に対する十分な財政支援などを要請するとしております。内閣官房に対しては、武力攻撃に対して国際社会と協調した経済制裁措置の実施や原子力事業者に対する運転停止命令、自衛隊による迎撃体制と部隊の配備などを要請するとしております。経済産業省に対しては、核燃料サイクルの課題解決ですとか、原子力災害時の避難をより円滑に実施するための道路整備等の支援などを要請事項として挙げております。
次の3ページ、知事からの要請です。丸山知事の説明を受けまして、知事から本県が3月25日に中国電力や政府に回答したことを伝えるとともに、鳥取県からの要請を反映していただくようお願いしております。要請事項としては3点ありまして、1つは工事計画認可等の法令手続において、関係自治体から意見があれば誠意を持った対応を行うという文の追記、または口頭で伝えることを依頼しております。こちらは中電への要請事項、9ページの10項目めに値します。続いて財政支援においては、内閣府への要請事項、11ページの2番目に相当するのですけれども、周辺自治体も原子力防災対策を行わなければならない実情にある以上、財政的配慮を行うことを入れること。3つ目の道路整備等の支援においては、こちらは経済産業省への要請事項、13ページの5つ目にありますが、国土交通省または内閣、政府に伝えることを依頼しております。
本県からの依頼に対する丸山知事からの回答ですけれども、鳥取県からの要望については、島根県から中国電力、政府への要請に含まれた内容であり、説明の際は鳥取県と米子市、境港市の意見も併せて示しながら対応していくとの回答をいただいております。これにつきましては、6月14日には中国電力、6月15日、昨日16日には政府への要請を島根県知事のほうから実施していただいております。
次に、2つ目ですけれども、山陰両県知事会議の後、県と米子市、境港市で意見交換を行っております。山陰両県知事会議における本県からの要請内容と、それに対して島根県が賛同されたことについて、知事から両市長へ説明を行っております。
両市長からは、感謝の意と安全第一、財政支援、道路整備、使用済燃料の最終処分について、引き続き県と2市で国へ働きかけを行うことを確認しております。
続きまして、15ページになります。島根原発の安全対策等の状況についてでございます。
2号機の審査で、設計及び工事計画認可の審査会合3回目が6月14日に開催されまして、設置変更許可の審査において、工事計画認可の審査の中で確認するとしていたものについて審査が行われております。
建物の耐震設計の計算手法、抑止杭による斜面の地滑りの抑制効果、あと、技術基準の改正に伴いまして、バックフィット案件ということで最新の技術的知見を取り入れた技術基準に適合するために講じられた電気火災対策、こういった詳細な評価結果を説明しております。原子力規制委員会から特に異論は出ず、今回の審査会合は終了しております。
2つ目の保安規定変更認可申請の審査について、平成25年12月25日に設置変更許可、工事計画認可と同時にこちら保安規定も申請しておりますけれども、現在まで審査は行われていない状況でございます。
安全対策工事です。令和4年度内の工事完了を公表しております。現在は防波壁の補強工事ですとかアクセスルートの改良工事を行っております。
あと、テロ対策施設となる特定重大事故等対処施設と、電源設備に関する審査ですけれども、こちらは前回報告から特に進展はございません。
◎川部委員長
ただいままでの説明について質疑等を求めます。まず警察本部、何かございませんか。
それでは、危機管理局について何か質問等はありませんか。
○安田委員
ちょっと聞き漏れていたかと思うのですけれども、2ページ、本県から国や中国電力への要請事項を島根県の要請事項に組み込むことを要請しました、とあって、9ページ以降の添付2は島根県が作っているものですか、鳥取県がこれを入れてくれと要請したもの。
●木本原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長兼原子力モニタリング専門官
添付2に記載しています要請事項については、島根県が作成したものです。これに対して、この説明を受けて、鳥取県からこういう要求事項、要請事項を組み込んでくれということで、この前の山陰両県知事会議ではお願いしたところでございます。
○安田委員
よく分かりました。やはりちょっと添付2のほうだとかなり弱いので、鳥取県側の実情を知事が丸山知事に御説明いただいて、丸山知事からもいい方向の回答をいただいたという認識でよろしいですね。今後この要請事項は、また島根県側がまとめてこられるということですか。
●木本原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長兼原子力モニタリング専門官
これについてそのとおりでございまして、今回島根県知事が政府とか中国電力とかに要請した事項について、鳥取県のほうから要請したことについてはしっかりお伝えいただいていると思います。
○安田委員
お伝えいただいたというのは、文章はそのままで、鳥取県側の要望も一緒にお渡ししたということですか。
●木本原子力安全対策課長兼原子力環境センター副所長兼原子力モニタリング専門官
説明の際に、鳥取県、米子市、境港市の要求事項も添えて、政府、中国電力にはお伝えしているということで、我々の意見ですとか、そういったところについてはお伝えできていると考えております。
○安田委員
分かりました。3ページの道路整備等の支援も、経産省だけではなくて国交省や内閣府、政府への働きかけ、これがすごく重要だと思っていますので、しっかりと相手にも伝わることを期待しています。
●水中危機管理局長兼原子力安全対策監
補足をよろしいでしょうか。
基本的に、島根県が要請された事項につきましては、鳥取県の要請した事項は全て入っておりました。ただ、これに付随して鳥取県が特に求めることについては丸山知事から中国電力含めて各省庁に鳥取県の意向を強く伝えていただいたと。その際には、中国電力とか各省庁への鳥取県の要望事項についても同じようにお渡しいただいているというところでございます。
それで、特に道路につきましては、本委員会、あるいは議会からしっかり言われておりまして、経済産業省が今回国の代表ということで、丸山知事から経済産業大臣に言っていただいたとともに、今県では引き続き直接国交大臣にも県土整備部と連携して要望しようとしているところでございます。ちょっと補足させていただきました。
◎川部委員長
よろしいですか。
ほかに何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
では、次にその他ですが、警察本部及び危機管理局について、執行部、委員の皆様で何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
意見がないようですので、警察本部及び危機管理局については以上で終わります。
執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は、入替え次第とします。
午前10時30分 休憩
午前10時35分 再開
◎川部委員長
再開いたします。
引き続き、地域づくり推進部、交流人口拡大本部について行います。
執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いいたします。
質疑等については、説明終了後に一括して行います。
まず、地域づくり推進部から、報告4、第36回全国健康福祉祭(ねんりんピック)鳥取大会基本構想の決定及びねんりんピックはばたけ鳥取2024プレプレ大会の実施について、吉野ねんりんピック・関西ワールドマスターズゲームズ推進課長の説明を求めます。
●吉野ねんりんピック・関西ワールドマスターズゲームズ推進課長
資料2ページをお願いいたします。令和6年に本県で開催を予定しております第36回全国健康福祉祭、ねんりんピック鳥取大会の会期やテーマなどを定めます大会基本構想につきまして、昨年より策定委員会において検討いたしまして、また去る5月10日に市町村長様、競技団体の皆様に御参加いただいた拡大会議で、本県としての最終案を固めました。国と協議を行いまして、正式に受理され決定となりましたので、御報告いたします。
資料の1の基本構想の概要のところですが、4月21日、先回の本委員会でお示しいたしました案の段階のものでございますけれども、(5)のテーマ、「咲かせよう 砂丘に長寿と 笑みの花」というものにつきましては、5月の拡大会議におきまして、県民の皆様の投票によりまして最終的に決定したものを追記させていただきました。基本構想が確定いたしましたので、これから実行委員会の設立といった体制づくりなど、本格的に準備を進めてまいります。
あわせて、広報、PRも進めていくようにしております。資料2のところ、大会に向けた機運醸成の一環といたしまして、大会2年前ということで県内の比較的規模の大きなスポーツ大会にねんりんピック鳥取大会をPRさせていただくということで、プレプレ大会と銘打ちましてPRをさせていただきました。6月11日、12日に湯梨浜町、これは毎年開催されていますグラウンド・ゴルフ発祥地大会でございますけれども、県外からたくさんのプレーヤーが参加されるような大会で、その場をお借りしてねんりんピック鳥取大会のPRもさせていただきました。
3の今後の予定のところに記載しておりますが、プレプレ大会につきましては、今後も第二弾、第三弾と予定をしております。それから、今後大会に向けた準備を進めていくために、8月上旬をめどに実行委員会を設置したいと考えております。幅広い分野の方に御参画いただきながら、大会準備をスムーズに進めていきたいと考えております。
◎川部委員長
次に、交流人口拡大本部、報告5、鳥取県とANAあきんど株式会社との観光振興及び地域創生に関する業務連携協定締結について、濵本観光交流局副局長兼サイクルツーリズム振興監兼観光戦略課長の説明を求めます。
●濵本観光交流局副局長兼サイクルツーリズム振興監兼観光戦略課長
交流人口拡大本部の2ページをお願いします。鳥取県とANAあきんど株式会社は、6月3日に観光振興、地域創生に関する業務連携協定を締結しました。この協定を機にANAグループとの協力関係を深めて、観光振興や地域創生の取組、それから鳥取砂丘コナン空港、米子鬼太郎空港の両港の利用促進を図っていきたいと思います。
締結式は6月3日、東京でありました。県のほうは平井知事、それからANAあきんどからは社長の菅谷とも子さんに御出席いただきました。協定の連携する内容は、航空路線を活用した観光振興、国内外に向けた観光プロモーション、それからデータを活用した観光マーケティング、移住促進、また、交流人口拡大などを想定しております。
今後、ANAあきんどと連携して実施するものとしまして、共同の観光プロモーション、それからANAの株主向けのツアーなど航空路線を活用したツアー造成、ANAの公式YouTubeなどのチャンネルを活用した観光誘客、マイレージクラブ会員向けの誘客プロモーション、客室乗務員をとっとり翼の大使に任命して本県の魅力を発信する、また、ANAの職員にウェルカニアンバサダーになっていただくというようなことに取り組んでいくものでございます。
◎川部委員長
報告6、ウクライナ避難民の支援について、米山交流推進課長の説明を求めます。
●米山交流推進課長
資料3ページをお願いいたします。ウクライナから避難してこられましたユリア・メドベージェワさんが来県されましたので、県の支援等と併せまして御報告させていただきます。
ユリアさんは6月9日に来県され、13日に知事を表敬訪問されました。ユリアさんはウクライナのハルキウ市内の研究所で博士課程の学生として研究しておられまして、このたび公立鳥取環境大学で外国人研究者として受入れされ、指導教員であります環境大学の角野准教授の下で、都市土壌の農業利用に関する研究を継続される予定です。
ユリアさんが来県されたとき、また知事表敬のときにあったユリアさんからのコメントといたしましては、環境大学をはじめ鳥取県、鳥取市、国際交流財団等の手厚い支援に感謝を述べておられたとともに、1年間鳥取で研究を行われた後、できればウクライナに帰られて博士課程をウクライナで修了されたいというような御意向も示されておりました。
県では、支援といたしまして、住宅確保、生活支援金支給、また言語等の支援としましては、携帯通訳機を御本人に提供させていただいております。
今後につきましては、御本人の御意向を確認しながら、日本語学習ですとか健康相談等の支援を関係機関と連携しながら継続していきたいと思っております。
◎川部委員長
ただいままでの説明について、質疑等はありませんか。
○島谷委員
さっきのウクライナの関係だけれども、都市土壌とはどういうもの。
●米山交流推進課長
都市の土壌、都市部とか郊外の土壌を農地として利用する際に、土壌中の例えば重金属ですとか放射性レベルですとかそういった研究、農地として利用できないかということの研究と聞いております。
○島谷委員
ということは、普通の宅地とかそういう土壌を農業利用しようという話。
●米山交流推進課長
そうですね、そういった跡地を農業として利用することに関する研究だと伺っております。
◎川部委員長
取りあえず地域づくり推進部に関してはありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
では、交流人口拡大本部で質疑ありませんか。
○広谷委員
2ページ、鳥取県とANAあきんど株式会社との業務締結です。ちょっと私は知らなかったのだけれども、ANAあきんど株式会社というのは設立が去年の4月ですね。まだ1年ですよね。それで、路線があるから鳥取県と業務提携したのか分からないのだけれども、ANAあきんどという会社は全国47都道府県とこういう業務提携を結んでいるのですか。その辺りの実態としては。
●濵本観光交流局副局長兼サイクルツーリズム振興監兼観光戦略課長
ANAあきんどという会社は元ANAセールスという会社でして、ANAがグループを再編といいますか業務を見直されたときにANAあきんどという会社になっております。ほかの、たしか四国の愛媛県とは業務提携を結んでおります。ほかの県もそうだったかどうかはちょっと今すぐ分かりませんけれども、愛媛県とは提携しております。
○広谷委員
他県のどこと業務提携しているのかちょっと分からないですけれども、ほかの県と業務提携しているのであれば、他県と同じような取組というのでは何の意味もないと思うので、やはり鳥取県らしい取組という部分をしっかりと、その辺りANAあきんどと業務提携なりそういう取組をしていただきたいなと思って。だから、他県の業務提携の内容と同じようなことでは意味はないと思うので、その辺りもよろしくお願いしたいと思います。
●濵本観光交流局副局長兼サイクルツーリズム振興監兼観光戦略課長
おっしゃるとおりですので、鳥取県らしい連携をもちろんしていきたいと思っております。
◎川部委員長
ほかにありませんか。
○銀杏委員
このANAあきんど株式会社は、東京に本社があって747名の社員がおられるということなのですが、例えば鳥取砂丘コナン空港とか米子鬼太郎空港あたりに常駐されるような方はいらっしゃるのですか。今、ANAの駐在のような形でそれぞれの空港に事務所を持っておられるのですけれども。
●濵本観光交流局副局長兼サイクルツーリズム振興監兼観光戦略課長
このANAあきんどは、県内の拠点としては米子のほうに支店を持っておられます。空港には駐在の職員はおられないと思います。
○銀杏委員
では、米子市内ということですか。
●濵本観光交流局副局長兼サイクルツーリズム振興監兼観光戦略課長
はい、米子市内です。
○銀杏委員
分かりました。では、取りあえず米子市内にある事業所を経由して、いろいろとこれから連携を取りながら振興を図っていくということでいいですかね。
●濵本観光交流局副局長兼サイクルツーリズム振興監兼観光戦略課長
おっしゃるとおりです。ANAあきんどは地域との窓口の役割を担っておりますので、ANAあきんどからANA各グループと連携していくということになります。
◎川部委員長
よろしいですか。ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
次に、その他です。地域づくり推進部及び交流人口拡大本部について、執行部、委員の方で何かありませんか。
●濵本観光交流局副局長兼サイクルツーリズム振興監兼観光戦略課長
#WeLove山陰キャンペーンとスペシャル・ウェルカニキャンペーンの事業期間の延長について御報告させていただきます。
現在、両キャンペーンを開催しておりまして、現在のところ6月30日までのキャンペーン期間となっております。これを7月11日まで延長していきたいと思っております。報道等、また総理の国会閉会後の会見にもございましたように、6月の感染状況を見極めながら全国への観光需要喚起策を広げるという御発言もありました。このような今後の国の動きを注視して、対象地域の拡大については機動的に対応していきたいと思います。
◎川部委員長
ほかにありませんか。
●岡山まんが王国官房長
チラシを1枚お届けしております。2022年国際声優コンテスト「声優魂」inまんが王国とっとりについて説明申し上げます。
本年度第11回を迎えます声優魂なのですけれども、このほどこのような形で募集をしております。この取組を通じまして、中高生の夢の実現の手助けをしてまいりたいと考えております。
◎川部委員長
ほかにありませんか。いいですか。
では、ただいままでの説明について、質疑等はありませんか。
○銀杏委員
#WeLove山陰キャンペーンとスペシャル・ウェルカニキャンペーン、延長が僅か11日間というのは、11日以降に多分国で対象地域拡大の対策が取られるだろうということで一応11日間に設定したということでよろしいのですか。
●濵本観光交流局副局長兼サイクルツーリズム振興監兼観光戦略課長
おっしゃるとおりです。ちょっと国の検討状況はまだはっきりしたことが分からないのですが、総理の御発言では7月前半に今後の全国に向けたキャンペーン拡大をするということでしたので、7月上旬まで延ばして、今後の状況を見たいと思っております。
◎川部委員長
よろしいですか。
○安田委員
同じく#WeLoveで、要件なのですが、ワクチン接種、県内は2回、県外の人は3回、もしくは陰性証明。この陰性証明が、何らかの理由でワクチンを打っていない方、打てない方が当日の宿泊のその日に受けた検査結果でないと泊まれない、要件に当てはまらないと市民の方からお聞きしたのですけれども、それでよろしかったですか。前の日の検査は駄目で、当日の検査の陰性証明を持って夕方のチェックインができると。
●濵本観光交流局副局長兼サイクルツーリズム振興監兼観光戦略課長
陰性証明は、確かに検体の採取日とか、要件がありました。何日前かというのがちょっと今分かりませんので、申し訳ないのですけれども調べてから後で報告させてください。
○安田委員
県のホームページを確認したら、たしかそういう案件になっていたのですね。だから、抗原検査なりを朝受けて、民間の検査機関で30分なりで出る陰性証明、それを持ってチェックインしないとこれが適用にならないというお声を聞いたもので、正直ちょっと厳し過ぎるかなと。今の現状には合っていないかなと。国全体がそれで行っているのだったらあれかもしれないですけれども、鳥取県だけで変えられるのだったら、せめて中1日ぐらいいいのではないかなと正直思う部分もあるので、ちょっと検討と調査をしてみていただきたいと思います。
●濵本観光交流局副局長兼サイクルツーリズム振興監兼観光戦略課長
このワクチン接種証明、または陰性の検査の証明というのは、国のほうで条件にされております。ちょっと調べさせていただきたいと思います。
○島谷委員
その関係で、抗原検査とPCR検査の有効期限というのがちゃんとうたってあるのではないか。そこで違う。PCRだったら次の日までオーケー、抗原検査だったらその日でないと有効期限にならないと。そこでやっているのだろう。だから、多分恣意的なことはできないと思う。そこは確認して。
●濵本観光交流局副局長兼サイクルツーリズム振興監兼観光戦略課長
確認させてください。
◎川部委員長
よろしくお願いいたします。
○銀杏委員
スペシャル・ウェルカニキャンペーンの件で、県外からこちらに来られる分は分かったのですが、県外に行くときに、例えば兵庫県で宿泊しようとして、大手の旅行会社、じゃらんさんか何かで探すと、隣県割の分に鳥取県が入っていないということがあったようでして、直接ホテルに申し込みするような格好をされたようですけれども、何か旅行業者によっては受け付けていないところもあるのですかね。
●濵本観光交流局副局長兼サイクルツーリズム振興監兼観光戦略課長
もちろんキャンペーンに参加される旅行会社というのは申し込んでいただいておりますので、ひょっとしたら参加していらっしゃらないところもあるかもしれません。
○銀杏委員
一番大手の旅行会社ですので、何で載っていないのかなというのがあるわけですよね。
●濵本観光交流局副局長兼サイクルツーリズム振興監兼観光戦略課長
県内の最大手と思うのですけれども、たしか参加しておられるはずですので、ちょっと調べてみたいと思います。
●鈴木観光交流局長
今お話しいただいたのはじゃらん。
○銀杏委員
じゃらんですね。
●鈴木観光交流局長
OTA、オンライン・トラベル・エージェントの関係で、ホームページに載せる宿を設定するのは各旅館ですとかホテルとかがプランをつくって、それを載せたりしております。ですので、ホテルによっては鳥取県民も対象ということを知られずに、そういった出され方をされている場合もあるやもしれません。
○銀杏委員
私も見てみたのですけれども、4~5日前になるのですかね、県民割対象県ということで全国各地の県が載っているのですけれども、その中に鳥取県が入っていないということなのですね。兵庫県内の幾つかのホテルを検索してみたのですけれども、やはり載っていなくて。それは多分兵庫県の問題だと思うのですが、そういうのは本来はきちっと、事務的な処理が間に合っていないのかもしれないけれども、例えば旅行会社ごとに枠があるとかそういう話ではないのですよね。ちょっと確認してください。
●鈴木観光交流局長
例えば兵庫県で割り引く場合は、兵庫県は国の補助金を使って割り引きますので、枠を設定されているかどうかということはちょっと各自治体によって異なっていきます。枠を設定している場合もありますし、していない場合もございますので、そこはちょっと確認してみないと分からないのですが、いずれにしても、私どもはじゃらんとはお付き合いがございますので、載せていただくように話はしておきます。
◎川部委員長
よろしいですか。ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
意見が尽きたようですので、地域づくり推進部及び交流人口拡大本部については以上で終わります。
執行部の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は入替え次第とします。
午前10時59分 休憩
午前11時01分 再開
◎川部委員長
再開いたします。
引き続き、県土整備部について行います。
執行部の説明は、要領よく簡潔に、マイクを使ってお願いいたします。
質疑等については、説明終了後に一括して行います。
それでは、報告7、令和3年度国土交通省所管補助金の受入手続の不備について、山本県土整備部次長兼県土総務課長の説明を求めます。
●山本県土整備部次長兼県土総務課長
県土整備部2ページをお願いいたします。令和3年度末に収入予定でした国土交通省所管の道路事業補助金につきまして、県が行う国費受入れ事務に不備がございまして令和4年度以降の処理となりましたので、御報告します。
対象の補助金につきましては、1に記載の国土交通省所管の地域連携道路事業補助金で、県の事業名につきましては、県土整備部道路建設課所管の地域高規格道路整備事業の国債24億8,683万2,000円でございます。
2に経緯を国費受入れ事務の流れということで簡単に記載しております。まず、この補助金につきましては、3月22日に国の支払計画示達がございまして、3月30日に県の請求書を提出、同日に県土整備部で国の法定受託事務ということで国費受入れ手続の支出決定決議を作成、起案し、3月31日までに会計管理局で決裁されて支出の決定がされましたけれども、その後の支出確認入力、入金処理がされないまま4月30日の国の出納閉鎖を迎えたものでございます。
県の出納閉鎖に向けた確認作業の中で、5月13日にこちらの入金がされていないことを把握いたしまして、国土交通省の本省、中国地方整備局とか、あと中国財務局にも出向きまして、どのような対応が可能かということで相談をしてきたところでございます。
県の出納閉鎖である5月31日までに入金されますと令和3年度の歳入処理となりますので、私どもといたしましても何とか5月末までに収入できる方策があればという気持ちでおりましたけれども、国の令和3年度の予算につきましては4月末の国の出納閉鎖をもちまして不用額という扱いになっておりまして、その時点で支払いのための財源がないという状況でございました。そして、5月31日の県の出納閉鎖までに入金がないことをもって、令和3年度の歳入処理とならないことが6月1日に確定したものでございます。
したがいまして、この令和3年度の決算上は、この24億8,000万円余につきましては未収金ということで整理することとなりました。
なお、地域高規格道路事業への影響についてでございますけれども、この補助金自体は令和3年度に実際に支払ったものでございますとか、3月末までに支払い見込みのものについて年度末に国費を請求するということで、既に請負業者等への支払いは終わっておりますので、支払い遅延などといったことは生じず、事業執行に影響はないものと考えております。
3の今後の対応についてでございますけれども、県といたしましては、補助金の交付決定を受けていることを踏まえまして、引き続き国土交通省に対応を相談し、またお願いをしてまいりたいと思っております。国土交通省におかれましても、関係機関と協議していただいていると伺っております。
また、(2)の再発防止に向けた取組でございます。今回の不備の主な要因につきましては、事務処理の遅れと確認漏れと書いてございますけれども、県土整備部で支出決議書の作成が遅くなりまして、遅くなった理由につきましては、請求額を固めるための事業費の決算見込みの取りまとめに時間を要したり、あるいはまたシステムのトラブルというようなこともございまして、決議書の作成が遅くなり、会計管理局が実施されます3月30日の通常の支払い確認に間に合わなかったということと、その後、会計管理局においてこの補助金の支出決議書を決裁されましたけれども、支払い確認入力が漏れたままだといったことの2点と整理しております。
なぜ遅れや確認漏れが起こったかということを検証しながら、確認の徹底でございますとか組織的な進捗管理などの対策を検討しているところでございますが、私ども県土整備部とか会計管理局という当事者ではない、それとは異なる視点で総務部の行政監察・法人指導課で改めて原因分析を行うこととなっております。そういった詳細な原因分析に基づきまして、二度とこのようなミスを犯さないよう、具体的な未然防止の対策を講じてまいりたいと思っております。
このたびは本当に申し訳ございませんでした。
◎川部委員長
報告8、「鳥取県淀江産業廃棄物処理施設計画地地下水等調査会」第9回会議の開催について、山本淀江産業廃棄物処理施設計画審査室長の説明を求めます。
●山本淀江産業廃棄物処理施設計画審査室長
資料の3ページをお願いいたします。淀江の産廃計画に係ります地下水等調査会第9回会議の開催について御案内させていただきます。
日時につきましては7月2日土曜日の13時、会場は淀江のさなめホールでございます。今回は、コロナの状況を見ながらでございますが、今のところ委員の皆さんに会場までお越しいただく予定で準備をしております。
予定しております議題は3に記載のとおり、前回3月26日の第8回会議以降、三輪山の清水で追加のボーリング調査を行っておりますので、最初にその結果を御議論いただきます。その後に、最終となる調査結果のまとめを行う予定としております。
なお、資料には記載していないのですけれども、会議に先立ちまして、調査会の先生方には当日の午前中に三輪山の清水のボーリングの状況を視察いただいたり、採取したボーリングのコア、地質サンプルのことでございますが、こちらを御覧いただくような段取りも考えております。
当日の会議の傍聴につきましては、会場となる淀江のさなめホールに加えまして、東部の会場としまして、今回県庁の講堂が使用できないということで、鳥取駅南にありますふれあい会館を用意させていただきます。
会議の様子はいつもどおり当日傍聴いただける状況でございますが、最終の結果が出ましたら、地元並びに議員の皆様にはできるだけ速やかにお知らせする方向で考えているところでございます。
◎川部委員長
報告9、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については、資料に記載のとおりでありますので、説明は省略いたします。
ただいままでの説明について、質疑等はありませんか。
○島谷委員
収入漏れの件で、対策はしているということで、それはそれとして努力は認めるのだけれども、再発の防止をやるということを言葉では言われているのだが、しっかりとその点を部内で共有というか、何をすべきかということをしっかりと一人一人の職員が確認することを一度やってほしいなと思っています。その点、よろしくお願いいたします。
●蒲原県土整備部長
島谷委員からの御指摘を重く受け止めまして、部としてしっかり中身を情報共有しまして、防止策を講じていきたいと思います。
◎川部委員長
よろしくお願いいたします。
ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、次に、閉会中の調査事項についてお諮りいたします。
本委員会所管に係る関係人口の拡大、観光振興、中山間地域をはじめとする地域振興、道路網・河川等の整備、交通安全、防災、その他の主要事業については、閉会中もこれを継続調査することとし、その旨、議長に申し出ることに御異議はございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようですので、その旨、議長に申し出ておきます。
次に、その他ですが、執行部、委員の方で何かありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
意見がないようですので、委員の皆様に御連絡いたします。
次回の常任委員会は、7月21日木曜日午前10時から開催の予定でありますので、よろしくお願いいたします。
なお、この後、委員の皆様には御相談がありますので、この場にお残りください。
執行部の皆さんは、御退席いただいて結構でございます。ありがとうございました。
(執行部退席)
お残りいただきましたのは、今後の委員会スケジュールについてであります。
なお、インターネット中継は継続しておりますので、発言の際はマイクに向かってお願いいたします。
お手元に県外調査の案をお配りしておりますので、御覧いただけますでしょうか。
この案で進めていいか、御意見を伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。
○島谷委員
この案は案1、案2とあるのだけれども、どっちで進める。
◎川部委員長
その辺、御意見を含めて。(「案1がいいです」と呼ぶ者あり)
○島谷委員
案1だと、ずっと仙台方向にいる。都内にはちょっといるのだろうけれども、案1と案2をがっちゃんこするというのはできないのですか。特に最終日を東京にしておいたほうが、移動も動きやすいのではないかなと思うのだけれども。それも含めてちょっと考えてみてください。
◎川部委員長
ほかに御意見ありませんか。
○安田委員
質問です。関東地方整備局はどこにあるのですか。
◎川部委員長
事務局、お願いいたします。
●澤田議会事務局調査課課長補佐
関東地方整備局、各所に支所がございますけれども、さいたま新都心の辺りになろうかと思います。ただ、視察したい希望の場所、例えば江戸川とか荒川とか、スーパー堤防ということを書いてございますけれども、それによっては支所のほうでというのがあるかと思いますので、先方と調整しながらになるかと思います。
○内田(隆)委員
どこでもいいのですけれども、入口と出口と、どこに泊まるかというのを早めに知りたい。(「任せますので、よろしく」と呼ぶ者あり)
◎川部委員長
ほかに何か御意見があれば。(「1番がいいです」と呼ぶ者あり)
それでは、出てきました意見を踏まえて、私のほうと事務局でもう一度調整をして、案をまとめたいと思います。御一任いただいてよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議ないようですので、そのようにさせていただきます。
詳細につきましては、随時事務局から皆さんにお知らせ、御案内させていただきますので、よろしくお願いいたします。
以上をもちまして……(「待って、委員長」と呼ぶ者あり)
○広谷委員
前回の委員会で視察の件、県内調査という話はどうなったのですか。
◎川部委員長
すみません、県内調査ですが、ちょっとほかの日程と予定した日が重なりましたので、再度調整させていただいて、連絡させていただきたいと思います。
ちょっと今いろんな日程が入ってきて調整がかなり困難な状況にあるので、もう少し調整させてください。(「20日の県内調査はないのですか」と呼ぶ者あり)はい、20日はちょっと見直しさせてください。よろしいでしょうか。
では、以上をもちまして、地域づくり県土警察常任委員会を閉会いたします。
午前11時16分 閉会
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