令和4年度議会運営委員会議事録

令和5年2月6日会議録

開催概要
出席者
(11名)
委員長
副委員長
委員
野坂 道明
伊藤  保
尾崎  薫
興治 英夫
福田 俊史
藤縄 喜和
浜崎 晋一
浜田 一哉
澤  紀男
内田 隆嗣
島谷 龍司



欠席者
(なし)

オブザーバー 正副議長 市谷議員 福浜議員       

説明のため出席した者
 松田総務部長

職務のため出席した事務局職員
  寺口事務局長 前田次長 遠藤議事・法務政策課長外関係職員

 

1 開会   午前10時00分

2 閉会   午前10時19分

3 司会   野坂委員長  

4 会議録署名委員  藤縄委員  尾崎委員  

5 協議事項
   別紙議題記載のとおり

会議の概要

午前10時00分  開会

◎野坂委員長
  ただいまから、議会運営委員会を開会します。
 まず、会議録署名委員に藤縄委員、尾崎委員を指名します。よろしくお願いします。
これより協議に入りますが、本日の委員会はインターネット中継をしておりますので、御承知ください。
まず、2月定例会は2月13日に招集されますが、その付議案件について、総務部長に説明を求めます。
 松田総務部長

●松田総務部長 
 2月定例県議会に付議を予定しております議案につきまして御説明させていただきます。
 まず最初に、執行部資料の1を御覧ください。令和5年2月定例県議会付議案でございます。
 このたび付議を予定しておりますのは、まず予算関係が議案第1号から2ページ目の議案第37号までの37件、条例関係の議案が議案第38号から7ページ目の議案第53号まで、10ページ目の議案第79号の合計17件の議案を予定しております。その他の議案が7ページ目の一番下の議案第54号から10ページ目の議案第78号までの25件でございまして、合計79議案の提案を予定させていただいております。このうち、令和4年度の一般補正予算関係の議案は議案第22号から議案第37号でございますが、この16件につきましては、先議をお願いしたいというふうに考えておりますのでよろしくお願いいたします。
 次に、報告事項でございますが、11ページ以降に記載してございます。議会の委任による専決処分の報告が14件ございまして、その他の案件が2件でございます。
 続きまして執行部資料2を御覧ください。令和5年度当初予算案についてでございます。概略でございますが、この度の令和5年度当初予算につきましては、統一地方選挙を控えまして骨格予算編成ということにさせていただいておりますが、新型コロナウイルス感染症対策やコロナ禍・物価高騰を乗り越える対策など、県内産業や雇用・生活を立て直すための施策について計上させていただき、総額で3,350億円の予算を編成させていただきました。
 その中でも、(3)に書いておりますが、コロナ禍・物価高騰特別対策ということで、生活困窮者等への支援、観光・飲食業の需要喚起、中小企業・物流事業者への支援、飼料・肥料・燃料高騰対策等を行うということとしております。その他の柱立てといたしましては、命と健康・安心安全、次に人が輝く未来づくり、ポストコロナのふるさとづくりという形で整理をさせていただいております。
 また、(4)のところでございますけれども、令和5年度地方財政計画において、地方一般財源総額、地方交付税ともに前年度を上回る額が確保されたということ、臨時財政対策債の発行額が抑制されたということがございます。本県の財政見通しとしては、県税や地方交付税の増額などにより、実質的な一般財源の増加を見込んでいるところでございます。また、これまで未来への積極的な投資と財政健全化の二兎を追う財政運営に努めてまいりました結果、財政誘導目標の3つの指標については、すべての目標を達成したということでございます。
 次に、2ページ目でございますが、予算規模は先ほど申しましたけれども3,350億円、骨格予算ということで前年度と比べまして290億円、8%のマイナスという状況でございます。以下、歳入、歳出等を記載しております。
 5ページ目に、県債・基金残高の推移のグラフを記載させていただいておりますので御覧いただきたいと思います。
執行部資料の3から6までは、当初予算案についての詳細の資料を入れさせていただいておりますので、また後ほど御確認いただけたらと思いますのでよろしくお願いいたします。
 次に、執行部資料の7を御覧ください。令和4年度2月補正予算案の概要でございます。1ページ目でございますが、補正額といたしましては46億円の減額ということでございまして、補正後の額が4,287億円ということでございます。これは主に、決算見込等に伴う減額補正等が中心でございますが、下の方に主な事業として記載しております。
 まず、雪害園芸施設等復旧対策事業でございまして、これは1億円をお願いするものでございます。このたびの大雪により被害を受けた農林業者等が、再生産に向けて園芸施設などの復旧等を実施する場合の支援を行うものでございまして、これが当初の想定よりも被害額が膨らんだところもございまして、1億円をお願いしたいというものでございます。その他、消防防災ヘリコプターの修繕・交換が必要な部品等が、見込みより多く発見されたための増額補正、庁用光熱水費等が燃料価格高騰や電気料金の単価引き上げ等の影響に加え、新型コロナ対応のため光熱水費等が増加しているのに対応するためのものでございます。また、最後の鳥取県新型コロナウイルス感染症対応企業支援基金事業でございますが、これはコロナの影響を受けた県内中小企業等の支援を行うための所要額を基金に積み立てるものでございます。以降、参考資料を入れておりますので御覧いただけたらと思います。
 次に、執行部資料の8を御覧ください。令和5年度組織・定数改正案についてでございます。
 1ページ目、大きく4つの項目を記載しておりますが、まず1つ目、今後の感染症対策に向けた体制でございます。5月8日の新型コロナウイルス感染症の感染症分類の変更を見越しつつ、円滑な対応の移行に向けまして、福祉保健部に感染症対策局を設置し、新型コロナウイルス感染症対策本部事務局については、感染症対策局の職員が兼務して事務を担当するというものでございます。この5類の感染症の移行によりまして、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく対策を求めるというものが廃止ということになりますけれども、それ以降も、この対策本部を当面継続して参りたいというふうに考えております。
 2つ目でございますが、ねんりんピックの開催に向けた体制の強化でございます。令和6年10月に開催予定のねんりんピックの開催に向けまして、ねんりんピック・関西ワールドマスターズゲームズ推進課に、総務・広報担当、式典・事業担当、競技・宿泊・輸送担当を設置しまして、定数を16名から20名に拡充するというものでございます。
 3つ目、鳥インフルエンザ等対応に向けた家畜防疫体制の強化でございます。これは県内での鳥インフルエンザの経験を踏まえ、特定家畜伝染病の防疫対策として、畜産課を再編いたしまして、畜産振興課と家畜防疫課を設置して体制強化を図るというものでございます。
 4つ目、児童虐待防止に向けた体制の強化でございます。児童虐待防止に向けた体制の強化を図るとともに、子どもと家庭の問題に向けて総合的に対応していくために、倉吉児童相談所と米子児童相談所を総合事務所県民福祉局に組み込むことで相互に連携体制をとって対応していくということ、それから、もう一つが家庭支援課児童養護・DV担当を児童擁護・DV室に再編しまして、福祉相談センターに駐在という形で3つの児童相談所を統括して、いわゆる横の連携を強化していくことで児童虐待の困難案件に対応する体制を整備していこうというものでございます。
 2ページ目以降については、組織図を記載させていただいておりますが、5ページを御覧ください。定数の改正案の概要でございます。部局ごとの増減はございますが、一番下の(1)と(2)の計のところで、トータルでは増減なしということにさせていただいているところでございます。以下、参考となる資料を入れておりますので御覧いただけたらと思います。
 資料には記載をさせていただいておりませんが、追加提案の予定についてです。実はいわゆる国の税制改正に伴います鳥取県税条例の一部改正についてですが、これは国の方の法令の改正の確定がちょっと遅れており、現在調整中でございまして、整い次第追加提案をさせていただきたいと考えております。
また、人事案件でございますが、鳥取県男女共同参画推進員の4名のうち3名が任期満了ということになりますので、これも調整が整い次第、併せて追加提案をさせていただきたいというふうに考えておりますのでよろしくお願いいたします。

◎野坂委員長
 ただいまの説明について、質疑等はございませんか。
 市谷議員

◯市谷議員
 確認ですけれども、新型コロナウイルス感染症対策本部事務局というのは残るのですか。その名前というか。

◎野坂委員長
 松田総務部長

●松田総務部長 
 対策本部というのは、国の法律に基づいて設置をしているものでございまして、5月8日で国の方が分類移行するということで方針が示されておりますので、そこの時点で、法令に基づく対策本部というものは廃止ということになりますが、ただそれ以降も、そういう法令に基づかないものですけれども、県としてやっぱり対策本部というような形を、名称がそのままになるかどうかはちょっとあれですが、そういった対策本部的なものは当面継続をして対応していくという予定としております。

◎野坂委員長
 市谷議員

◯市谷議員
 2ページ目の表でコロナの事務局が残っているのですが、5月8日まではこれは残して、8日以降については、この上の部分がなくなるということで理解したらいいですか。

◎野坂委員長
 法に基づく設置というのはなくなりますが、機能自体は残していく、そういうことで御理解をいただきたいと思います。その他ございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 次に、会期及び議事日程ですが、その前に議事日程に関わる事項である仮議長選任の議長委任について協議いたします。新型コロナウイルス感染症等の影響による不測の事態に備え、危機管理の観点から、地方自治法第106条第3項の規定により、あらかじめ、仮議長の選任を議長に委任することを開会日にお諮りさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 それでは、「仮議長選任の議長委任」について開会日に諮ることとしてよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がございませんので、そのように決定しました。
 次に、同じく議事日程に関わる事項について協議します。議会資料2を御覧ください。議員全員協議会の開催について、知事より開催依頼がありました。ついては、開会日、2月13日の本会議散会後に、引き続き本会議場で行うこととしてよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がございませんので、そのように決定しました。
 次に会期及び議事日程についてですが、議会資料1を御覧ください。12月定例会の閉会日にお示ししたものに、先ほど説明しました、仮議長選任の議長委任及び議員全員協議会を追加しまして、会期を29日間とし、日程案のとおり決定してよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がございませんので、そのように決定しました。
 次に、県政に対する代表質問ですが、人数は鳥取県議会自由民主党、会派民主各1名であります。順序は、鳥取県議会自由民主党、会派民主の順としてよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がございませんので、そのように決定しました。
 なお、鳥取県議会自由民主党は福田議員が、会派民主は森議員がそれぞれ行う予定です。
 次に、発言通告書の提出期限についてですが、代表質問は2月14日の午後1時まで、一般質問及び質疑は2月20日の午後1時まで、討論の通告期限は、知事提出議案のうち先議議案については、反対討論が2月22日の常任委員会終了後速やかに、賛成討論が同日の原則午後5時まで、先議議案以外については、反対討論が3月9日の常任委員会終了後速やかに、賛成討論が同日の原則午後5時まで、議員提出議案については、反対討論が3月10日の午後1時まで、賛成討論が同日の午後5時まで、以上のとおり決定してよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がございませんので、そのように決定しました。
 次に、議員提出議案の提出期限についてですが、3月10日、午前9時30分開催予定の議会運営委員会において報告する申し合わせとなっていますので御承知ください。
 次に、特別委員会の廃止についてですが、来たる2月定例会は、今任期中最後の定例会となります。ついては、決算審査特別委員会を最終日に廃止することとしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がございませんので、そのように決定しました。
 次に、2月定例会での審議を希望する請願・陳情の提出期限及び受理期限についてですが、
 提出期限は2月10日正午まで、受理期限は2月13日正午までとなりますので、御承知ください。
 次に、その他ですが、議長より発言を求められておりますので、これを許可します。
 内田議長

●内田議長
 本日の新型コロナ代表者会議におきまして、本会議場の傍聴席数の制限緩和について協議いたしました。傍聴席については、これまでも、感染者数や国、県の感染対策の状況に応じて随時見直しを行ってきたところでございますが、国において新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、5月から5類に移行することが決定するなど、感染対策にも緩和の動きが出てきているところでございますので、本県議会の議場の傍聴席について、現在の48議席を61議席に増やすことについて代表者会議で御了承いただきました。早速、この2月定例会から変更させていただくこととしますので御了承ください。

◎野坂委員長
 ただいまの議長の御説明につきまして、委員の皆さんで何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 その他、委員の皆さんで何かございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 御意見がないようですので、これをもって議会運営委員会を閉会します。

午前10時19分 閉会

 



 

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