令和4年度議会運営委員会議事録

令和4年9月16日会議録

開催概要
出席者
(10名)
委員長
副委員長
委員

野坂 道明
伊藤 保
尾崎 薫
興治 英夫
福田 俊史
浜崎 晋一
浜田 一哉
澤 紀男
内田 隆嗣
島谷 龍司


欠席者
(1名)
委員 藤縄 喜和

オブザーバー 正副議長 市谷議員 福浜議員 由田議員 山川議員       

説明のため出席した者
 なし

職務のため出席した事務局職員
  寺口事務局長 前田次長 遠藤議事・法務政策課長外関係職員


1 開会   午前10時30分

2 閉会   午前10時44分

3 司会   野坂委員長  

4 会議録署名委員   島谷委員  澤委員  

5 協議事項
   別紙議題記載のとおり


 

会議の概要

午前10時30分  開会

◎野坂委員長
  ただいまから、議会運営委員会を開会します。
 まず、会議録署名委員に島谷委員、澤委員を指名します。
これより協議に入ります。
まず、陳情の取扱いについて、議長より発言を求められていますので、これを許可します。
内田議長

〇内田議長
 9月13日に受理いたしました陳情1件について、取扱要領に基づきまして、議会運営委員会の皆様の御意見を伺いたいと思います。
 この陳情は県内の個人から提出されたものであり、その要旨は、1、未認定の県内自治体・議会の認定に向けた活動の契機及び県職員の模範となるよう、鳥取県議会があいサポート団体に認定された上で、あいサポート運動を実施すること、2、あいサポート運動への意識向上のため、誰もが見える形で議会棟正面入口に「あいサポート運動実施中」の表示をすること、この2点を私ども議会に求めるものでございます。
 あいサポート条例を議決した当議会として、あいサポート団体に認定されるまでもなく、執行部とともに自らあいサポート運動を実践・促進するのは当然であります。また、各議員におかれましても、条例や運動の趣旨を踏まえ、議会活動などに臨んでおられることと思います。
 従いまして、当該陳情を本会議での審議に付して、採択・不採択を議決するには及ばないと考えておりますので、陳情書の写しを皆様にお配りし、参考にしていただければと思います。
 委員各位におかれましては、よろしく御協議のほどお願い申し上げます。

◎野坂委員長
 ただいま議長よりお話がありましたが、委員の皆さんで何かございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、この陳情の取扱いについて、先ほど説明があったとおり議長の御判断のとおりということでよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がございませんので、そのように決定しました。
 市谷議員

〇市谷議員
 今の件ですけれども、私はこの陳情者が、陳情事項として挙げている点はもっともだと思います。ですから、これが実際には十分なされているかといったら、県議会はあいサポート認定団体にはなっておりませんし、鳥取県議会正面入口に「あいサポート運動実施中」旨の表示をすることとあるのは、きちんとそういう形でサポート運動をやってるんだ、やるんだということを標榜していくというのは今されていませんからされるべきだなというふうに思います。ですから、陳情について内容が良いか悪いかそれぞれあると思いますが、きちんと審議する形で取り扱っていただきたいというふうに思います。

◎野坂委員長
 市谷議員の御意見は承りました。

◎野坂委員長
 次に、本会議場傍聴席数について、議長より発言を求められておりますので、これを許可します。
 内田議長

〇内田議長
 9月9日の議会運営委員会において、福田委員より本会議場の傍聴席数の制限解除について御提案をいただきました。皆様御承知のとおり、5月定例会において、ウィズコロナへの転換を図るため、傍聴席数を30席から48席に増やしたところであります。
 現在のところ、一時期より感染者数は減少してきているものの、5月定例会の時より感染者数は高い水準であり、クラスターの発生も後を絶たない状況が続いています。ついては、今定例会での制限解除については見送りたいと思います。
 このことについては、執行部にも意見を求めたところ、妥当な判断とのことでありました。
 私からは以上です。

◎野坂委員長
 ただいまの議長の御説明につきまして、御意見等はありますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ございませんので、次にその他ですが、私の方から1件ございます。
 9月9日開催の議会運営委員会において、市谷議員より、安倍元首相の国葬が憲法違反であることを断定、前提とする発言がありました。県民の方が誤解を招くことがないよう、今後、 発言には十分注意いただきたいと思います。私からは以上です。
 委員の皆さんで何かありますか。
 市谷議員

〇市谷議員
 今の件ですけれども、私自身は憲法違反だというふうに認識しておりますし、法曹界の方からもかなりそういう指摘がございますので、私は述べたことについて撤回するつもりはございません。それで合わせて前回も話をしていただきましたが、国葬に議長が参加をすることについて止めていただきたいということを申し上げたところでありますけれども、報道によりますと、県費で参加をされるということを決められたと聞いております。その経緯についてきちんと御説明いただきたいです。議会費で行かれるということになると思いますので説明していただきたいと思います。
 あわせて、私としては、行くべきではないということは申し上げておきます。もう1点、議場で半旗を掲げるとか、議会での黙祷、こういうことはやめていただきたいということを申し上げましたけれども、その点についてはどうなのかということを確認させていただきたいと思います。

◎野坂委員長
 3点ですかね。
 まず、憲法違反についての御意見ですけど、市谷議員の個人的な意見、見解や、あるいは法曹界の皆さんの御意見等々はあるのでしょうが、今申し上げたのは、断定的な発言には注意をしていただきたい、誤解を招く方が出る可能性もあるということなので、意見は意見として述べていただいて結構ですが、断定的に発言されることには注意をいただきたいということです。
 次に、国葬の出席についてですけど、当委員会の所管の事項ではございませんので、御了解いただきたいと思います。
 また、黙禱並びに半旗掲揚についての御意見ですが、これを議題として議会運営委員会を開催する予定は今のところございませんので、この点についても御承知おきいただきたいと思います。
 そのほか、委員の皆さんで何かございませんか。
 市谷議員

〇市谷議員
 議題でないとおっしゃるのですけど、会期中に議長が議会費を使って国葬に行かれるわけです。ですから、この辺については御説明いただく必要があるかなというふうに思いますし、議場での半旗掲揚や黙禱については、やらないということなのか、私はもしそういうことがあるのであれば、前回も申し上げましたけれども、その時間帯については欠席させていただきたいというふうに思いますので、どうされるのかをはっきりしていただけたらと思います。

◎野坂委員長
 繰り返しになりますけど、議会運営委員会は議事の運営等の所管事項について協議する場でございますので、国葬については必要であればしかるべきところでされればいいと理解しております。
 黙禱、半旗掲揚については、やるともやらないとも、この時点で伺っておりませんので、お答えのしようがございません。以上になります。
ほか、皆さんよろしいでしょうか。
 山川議員
 発言の確認ですが、市谷議員の発言は伺いましたので、重複しない意見があればどうぞ。


〇山川議員
 今、市谷議員が個人的見解というふうな形で言われましたが、やはり国葬で議会から代表で行かれるということになると大問題だと思います。やはり国民は二分していますし、県民も二分していますから、もし行かれるのであれば、個人的な費用で行っていただきたいということです。この場で話すことではないのであれば、どちらで話されるのか。
 政務活動費も、富山県議会では、統一教会に関連する費用でしたら、議長がやはり支出はよろしくないということで返還されるようになりました。鳥取県議会でも、統一教会に関連する団体に政務活動費を支出しているか実態調査をされて、やはりきちんと説明される必要があると思いますが、この場でなかったらどこで話すのでしょうか。

◎野坂委員長
 ほかにございませんか。
 由田議員

〇由田議員
 一つ気になることは、議場内での半旗あるいは黙禱についてであります。今いずれにするか決まっていないということですが、議場内での議事整理権は議長にあります。それで、もう既に本議会の議会日程が今日確認されました。議会日程の中に、例えば黙禱等を追加して行う場合には、議長はこの任務に当たることができるんです。ただ、議会日程の変更については、事前に議会運営委員会等で議論をすべきだというふうに私は理解しております。今は決まってないということですが、もし決まるようなことになれば、正規の手続にのっとって、次回の議会運営委員会に御提案いただきたいというふうに思います。

◎野坂委員長
 そのほか、御意見ございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、以上で議会運営委員会を閉会します。

午前10時44分 閉会

 



 

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