令和4年度農林水産商工常任委員会議事録

令和5年2月22日会議録(確定版)

開催概要、資料はこちらです
出席者
(9名)
委員長
副委員長
委員
松田  正
西村 弥子
浜田 妙子
斉木 正一
福田 俊史
中島 規夫
由田  隆
山口 雅志
山川 智帆
欠席者
(なし)


 

説明のため出席した者
  池田商工労働部長、西尾農林水産部長 ほか各局次長、関係職員

職務のため出席した事務局職員
  西村課長補佐  井田課長補佐  福永主事

1 開会   午前11時25分

2 休憩   午前11時27分

3 再開   午前11時30分

4 閉会   午前11時39分

5 司会    松田委員長

6 会議録署名委員     中島委員  山川委員

7 付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり

 

会議の概要

午前11時25分 開会

◎松田委員長
 ただいまから農林水産商工常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元のとおりですので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 なお、今回の常任委員会は、最初に付託議案の審査を行い、その後執行部の入替えを行い、農林水産部からの報告を行います。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 会議録署名委員は、中島委員と山川委員にお願いします。
 それでは、本委員会に付託されました議案について審査を行います。
 付託議案は、日程に記載の6議案であります。
 これから付託議案に対する質疑を行っていただきます。委員の皆様におかれましては、簡潔な質問とマイクのスイッチの切替えをお願いします。
 それでは、質疑のある方は挙手をお願いします。
 質疑がないようですので、付託議案に対する討論を行っていただきます。(「なし」と呼ぶ者あり)
 討論がないようですので、これより採決に入ります。
 採決については、一括して採決するのがよろしいか、お諮りいたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは御異議がないようですので、本委員会に付託されました6議案を一括して採決いたします。
 原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
 賛成全員です。したがいまして、本委員会に付託されました6議案については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
 なお、委員長報告の作成、内容については、委員長に御一任いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございます。御異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
 次に、報告事項に移りますが、商工労働部、企業局及び労働委員会は報告事項がございませんので、先にその他について伺います。
 商工労働部、企業局及び労働委員会に関して、執行部、委員の方で何かございませんでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 意見がないようですので、以上で終わります。
 執行部の職員の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。再開は11時30分とします。

午前11時27分 休憩
午前11時30分 再開

◎松田委員長
 それでは、再開いたします。
 執行部の皆様におかれましては、説明は要領よく簡潔に、マイクに向かってお願いします。
 質疑については、説明終了後に一括して行っていただきます。
 まず、報告1、とっとりうの花ウニまつり~ウニを食べて海を守ろう~の開催について、氏漁業調整課長の説明を求めます。

●氏漁業調整課長
 それでは、とっとりうの花ウニまつり~ウニを食べて海を守ろう~の開催について御報告します。
 この祭りですが、鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会が日本財団「海と日本プロジェクト」の助成事業を活用して行うもので、これまでプロジェクトのメンバーと鳥取市内の飲食店の有志の方々がムラサキウニをベースに新たな食材の開発を行ってまいりました。このたび、うの花ウニが完成し、この食材を使用いただいて、各店舗がオリジナルのメニューを開発し、これを提供するという企画です。
 うの花ウニはどういったものかといいますと、ムラサキウニにおからとアカモクを混ぜ合わせた食材です。ムラサキウニは、これまで行っているとおり、駆除の対象になっているもので、痩せて売り物にならないものを使用しています。県漁協さんが畜養して育てているものです。
 畜養に使う餌ですが、JA鳥取中央倉吉秋冬野菜部会から提供いただいており、廃棄される予定のキャベツを与えて実入りをよくしたものです。また、おからは、豆乳を作っておられるマルサンアイ鳥取株式会社さんが、豆乳を絞った後に出るおからの再利用に困っておられたのですが、これを活用しています。それから、粘りが強い海藻、アカモクは、今はそうではないのですが、昔は未利用だったということで、3つの食材それぞれが低利用だった。そういった低利用にこだわった食材を組み合わせて作った新たな食材です。
 次に、祭りの概要について説明させていただきます。期間は2月27日から3月5日までの1週間で、鳥取市内の17店舗に参加いただいています。
 資料の3枚目にチラシを添付しており、そのチラシの裏側に17店舗のメニューを紹介しています。メニューをつくるに当たり、メニューの5か条ということで、例えば、名前は「うの花ウニの○○」とするとか、ウニをイメージして丸形の料理にしていただきたいとか、食べた人が笑顔になるといった条件をつけて、それぞれの店舗で工夫を凝らしたものを考えていただいたということです。
 また、この祭りにはもう一つ目的がございます。チラシの表側を見ていただきますと、例えば鳥取の海で起きている問題や、鳥取ブルーカーボンプロジェクトの取組紹介、県民の海への関心を高めるメッセージの発信といったところにも力を入れていこうと取り組んでいます。
 このフェアに合わせて、初日、2月27日に、泊小学校では海の環境学習を行う予定にしています。その一環として、うの花ウニの試食体験も予定しています。
 こういった取組を通じて、たくさんの方にウニを食べていただいて、豊かな海とその恵みを未来につないでいこうと、現在、頑張っているところです。

◎松田委員長
 報告2、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については資料に記載のとおりですので、説明を省略します。
 ただいまの説明について、質疑等ございませんでしょうか。

○浜田(妙)委員
 ウニのお話をちょっと伺いたいのですが、鳥取県だけではなくてどこも困っていました。他県で、ムラサキウニの活用で目覚ましい成功をしているところがもしあれば、なければ鳥取県が頑張ればいいなと思っていますが、それを教えてください。

●國米水産振興局長
 もともと神奈川県の水産試験場がキャベツで育てますと始めまして、それなりに成果が上がっているということですが、ただ、それが商業ベースに乗ったという話は聞かないです。
 陸上養殖でプラントを造って、その中で売りませんかと、どちらかというとプラント屋さんに近い人が、ノウハウを出すのでプラントを買ってくれたらどうですかという方がおられますが、そこもまだ収支が合ったという話は聞かないので、どこもまだお試しをしている最中だと認識しています。
 結局、ウニは割って取るのに人件費がかかりますし、高コストなので、そのコストに見合う値段がつくかどうかといったことを試行錯誤していて、本県もまだその途上です。

○浜田(妙)委員
 私たちがどれだけこれをおいしく食べるかにかかっているということですよね。ありがとうございました。頑張ってください、頑張りましょう。

◎松田委員長
 そのほかございませんでしょうか。

○由田委員
 今回の一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告の変更契約、変更内容のところを見ると、ICT活用による工事実施及び週休2日モデル達成、工事費の増、それと地盤改良とありますが、それぞれ金額がどの程度変わってきたのかな。今の公共工事では4週8休が常識になっているのでしょうか。そこのところを最初に聞きたいと思います。

●西尾農林水産部長
 すみません、お尋ねの件は、かなり細かい内容になりますので、ここでの即答はできかねます。後日、担当課から資料として出させていただきます。

○由田委員
 分かりました。

●西尾農林水産部長
 確認ですが、お尋ねは、変更内容にあるICT活用による工事実施と週休2日モデル達成によって、それぞれどれぐらい工事費の増になったのかということですね。

○由田委員
 そうですね。
 それと、最後に、公共工事では、4週8休はもう一般的なモデルになっているのですか。

●西尾農林水産部長
 その辺も含めて御回答させていただけたらと思います。農林水産部だけではなくて、県土整備部も含めて、公共事業等でこの週休2日のモデルを導入しようということで動いていると承知していますが、詳細は資料で出させていただきます。

◎松田委員長
 それでは、資料提出をお願いします。
 そのほかよろしいでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 次に、その他ですが、執行部、委員の方で何かございませんでしょうか。
 意見がないようですので、以上をもちまして農林水産商工常任委員会を閉会します。

午前11時39分 閉会



 

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