令和5年度議員定数等調査検討特別委員会議事録

令和5年6月29日会議録(確定版)

 
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出席者
(16名)
委員長
副委員長
委員
浜崎 晋一
野坂 道明
村上 泰二朗        前住 孝行
山川 智帆         市谷 知子
尾崎 薫          興治 英夫
川部 洋          島谷 龍司
斉木 正一         福田 俊史
内田 博長         浜田 一哉
鹿島 功          銀杏 泰利

説明のため出席した者
 なし

職務のため出席した事務局職員
  寺口事務局長 遠藤議事・法務政策課長 新高議事・法務政策課参事外関係職員

1 開会   午前11時10分

2 閉会   午前11時40分

3 司会   内田委員 浜崎委員長

4 会議録署名委員   斉木委員  興治委員  

5  付議事件
      別紙日程記載のとおり

 
 
会議の概要

午前11時10分 開会

●寺口議会事務局長
 開会に先立ちまして、皆様に申し上げます。
 本日は議員定数等調査検討特別委員会の最初の委員会でございますので、まず、正・副委員長の互選を行っていただきます。
 互選の職務は、委員長が選任されるまでの間、鳥取県議会委員会条例第6条第2項の規定によりまして、年長の委員に行っていただきます。
 内田博長委員、よろしくお願いします。

○内田(博)臨時委員長
 ただいま御紹介いただきました、内田でございます。委員長が選任されるまでの間、年長のゆえをもちまして、私が互選の職務を執らせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 本日の委員会は、定数16名に対して16名の出席であります。したがいまして、鳥取県議会委員会条例第11条に規定する定足数に達しておりますので、ただいまから議員定数等調査検討特別委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元に配付しております日程表のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 会議録署名委員は、斉木委員と興治委員にお願いいたします。
 これより委員長の互選を行いたいと思います。
 委員長の互選は、投票により行います。
 なお、投票の方法は、地方自治法第118条及び鳥取県議会会議規則第4章の「選挙」に関する規定に準じて行います。
 この際、お諮りいたします。立会人に福田委員及び村上委員を指名したいと思いますが、御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。
 よって、立会人に福田委員と村上委員を指名いたします。
 念のため、申し上げます。投票は、単記無記名であります。
 記名される際には、委員の特定ができるようにお願いいたします。なお、特定ができない場合は、無効票とさせていただきます。
 それでは、投票用紙を配付していただきます。
〔投票用紙配付〕
 投票用紙の配付漏れは、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 配付漏れは、なしと認めます。
 投票箱を改めていただきます。
〔投票箱点検〕
 異状なしと認めます。
 それでは、これより投票に移ります。
 委員長選任の投票をお願いいたします。
〔投 票〕
 投票漏れは、ございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 投票漏れは、なしと認めます。投票を終了いたします。
〔投票箱閉鎖〕
 これより開票を行います。
 立会人は、立会いをお願いいたします。
〔投票点検〕
 選挙の結果を御報告いたします。
 投票総数16票
  有効投票16票
  無効投票なし
 有効投票中
  浜崎委員14票
  山川委員2票
 以上のとおりであります。
 よって、法定得票数に達し、有効投票の最多数を得られました浜崎委員が委員長に当選されました。
 浜崎委員が委員長席にお着きになりましたら、委員長就任の御挨拶をお願いいたします。
 それでは、委員長と交代いたします。御協力ありがとうございました。

◎浜崎委員長
 失礼いたします。浜崎でございます。委員長に就任させていただくに当たりまして、一言御挨拶を申し上げたいと思います。
 御承知のとおりでありますが、本県議員の定数及び選挙区につきましては、平成23年にそれまでの定数が38人から35人に削減されて以来、見直しが10年以上行われておりません。この間、県民人口は大きく減り続けております。前回見直し時の県民人口が60万7,000人でありましたが、直近の県の推計人口では54万人を割っております。1割以上も減少しているという状況でございます。
 また、議員定数等の見直し検討は、前議会からの申し送り事項でもございます。検討組織を早急に立ち上げ、その検討を始めることが議会の総意かつ県民の皆さんに対する責任と受け止めております。私も委員長として力を尽くしてまいる所存でございますので、委員各位の格別の御理解、御協力をお願い申し上げまして、私の御挨拶に代えさせていただきます。よろしくお願いします。ありがとうございました。(拍手)
 市谷委員。

○市谷委員
 議長が委員長をする、委員にもなれるし、委員長になれる、なれないこともないのかもしれないのですけれども、何か議長が委員長をするというのが、議会全体を議長が統括して、その諮問ではないですけれども、そういう下で委員会が開かれるのかなと思ったりしまして、何かこれはいいのですか。(発言する者あり)ああ、いいのですか。何か少し違和感があるのですけれども。異議とかではなくて。

◎浜崎委員長
 御意見として聞かせていただきました。ただ、皆様の総意ということでございますので、甚だ恐縮でございますが、そういうことでございますので、皆さん、よろしゅうございますでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)御意見は承ったということでさせていただきます。
 ほかございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでありますので、それでは、そのようにさせていただきます。
 引き続きまして、副委員長の互選を行いたいと思います。
 副委員長の互選は、投票により行います。
 なお、投票の方法は、地方自治法第118条及び鳥取県議会会議規則第4章の選挙に関する規定に準じて行いたいと思います。
 この際、お諮りをいたします。立会人に福田委員及び村上委員を指名したいと思いますが、御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。
 よって、立会人に福田委員及び村上委員を指名いたします。
 念のため申し上げます。投票は、単記無記名であります。
 また、記名される際には、委員の特定ができるようにお願いいたします。
なお、特定ができない場合は、無効票とさせていただきます。
 これより投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
 投票用紙の配付漏れは、ございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 配付漏れは、なしと認めます。
 投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
 異状なしと認めます。
 これより投票に移ります。
 副委員長選任の投票をお願いいたします。
〔投 票〕
 投票漏れは、ございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 投票漏れは、なしと認めます。
 投票を終了いたします。
〔投票箱閉鎖〕
 これより開票を行います。
 立会人は、開票の立会いをお願いいたします。
〔投票点検〕
 それでは、選挙の結果を御報告申し上げます。
 投票総数16票
  有効投票16票
  無効投票なし
 有効投票中
  野坂委員14票
  市谷委員2票
 以上のとおりであります。
 よって、法定得票数に達し、有効投票の最多数を得られました野坂委員が副委員長に当選をされました。
 それでは、野坂委員、副委員長就任の御挨拶をその場でお願いいたします。

○野坂副委員長
 委員長を補佐して、円滑な委員会運営に努めてまいります。どうぞよろしくお願いします。(拍手)

◎浜崎委員長
 そういたしますと、委員長、副委員長を決めていただきました。
 それでは、本日の議題に入りたいと思います。
 次回以降、本格的な調査検討に入るに当たりまして、委員の間で認識を共有しておくため、(1)鳥取県議会議員定数等調査検討委員会からの申し送り事項、そして(2)鳥取県議会議員の定数等調査検討スケジュールにつきまして、事務局より説明を求めます。

●新高議事・法務政策課参事
 それでは、お配りしております右肩に資料1と記載しております鳥取県議会議員定数等調査検討委員会の検討結果について御説明をさせていただきます。
 前議会任期中、協議等の場ということで設置をされました鳥取県議会議員定数等調査検討委員会で作成されました資料をそのまま添付しているものでございます。
 この検討委員会では、令和3年12月議会で委員会を設置されて以降、議員定数等の調査検討を複数回にわたって進めてこられたところですが、検討結果につきましては、この資料の日付にある3月9日の検討委員会におきまして、定数、選挙区、いずれも現行のとおりという結論が出されたところでございます。
 なお、あわせて、申し送りがなされております。太枠囲みをしてあります4の申し送り事項のところを御覧いただきたいと存じます。定数の見直しがなされました平成23年の一般選挙から10年以上経過していること、それから、人口減少を踏まえた「定数の在り方」、また「区割りの在り方」の調査検討、これに加えまして、県民の御理解をいただくには時間を要すること、こういったことから、次の一般選挙の早い時期に見直しの検討に着手すべきだということが申し送りとされているところでございます。
 引き続きまして、右肩に資料2とあるスケジュール(想定案)を御覧いただきたいと存じます。
 調査検討のスケジュールということでお示しをさせていただきました。スケジュールについては、今現在で不確定なところが大変多うございまして、現時点ではこのようなスケジュールが考えられるのではないかというような観点から、想定案としてお示しをさせていただいているものでございます。
 この中で、特に委員の皆様と認識を共有させていただきたい点についてであります。それは、いつまでに調査検討の結論を出す必要があるのか、調査検討の期限の点についてであります。
 御承知のとおり、県議会議員選挙は4年後の令和9年4月に実施されることとなっております。そこから逆算をいたしますと、仮にですが、議員定数や選挙区の区割りの見直しを行うこととなった場合には、遅くとも選挙の1年前の議会、この想定案の資料では令和8年2月議会としておりますが、この議会において、議員定数や選挙区の区割りを今規定しております条例の改正案を議決いただく必要があると考えているところでございます。
 この趣旨は、仮に議員定数等が見直された場合については、投票を行う県民の方、あるいは立候補をお考えの候補者の方、そういった方々へその見直しの内容を周知する必要があるといったことから、その周知期間として最低1年程度は必要ではないかと想定をさせていただいているところでございます。
 また、議員活動は議員任期の前半、後半ということで、大体2年単位ごとで動いている面もございます。そのため、この特別委員会の検討も令和5年度と令和6年度の2年間で一定の方向性を打ち出していくことも想定されるのではないか。
 したがいまして、この想定案の中では、任期前半の最後の議会、例えばで令和7年2月議会とさせていただいておりますが、中間報告という形で議会としての方向性や検討結果をお示しいただくスケジュール案も想定されるのではないかといった趣旨から記載をさせていただいております。

◎浜崎委員長
 事務局の説明につきましては、以上でございます。
 今後の具体的な調査検討につきましては、委員の皆様に随時お諮りをしながら、今日は全体の流れということで申し上げたということでございますので、今申し上げたように、今後は、皆さんに随時お諮りしながら進めてまいりたいと思っております。よろしくお願いしたいと思います。
 そのほか、委員の皆さんで何かございますでしょうか。


○銀杏委員
 今回スケジュールの想定案が出ていますけれども、その点について、今後このスケジュールについても検討していくということでよろしいのでしょうか。

◎浜崎委員長
 当然、そういうことになるというふうに思います。

○銀杏委員
 何点かやはり詰めなければいけない点があろうかと思っていまして、令和7年2月の定例会で区割り、または定数の算出方法を決定と、これが一つの目標になるということで想定されているわけですね。ということで、計算式の考え方をきちんと、2年弱かけて決定していくのだということだろうと思います。それでいいのかということと、あと、その下の米印で、国調データ(速報値)を基に最終判断することを決定していくのだということで、この速報値を用いて最終決定をしていくということの妥当性についても、多分議論していく必要があるのだろうなと思いますので、これも今後の課題として確認をしておきたいということと、それから、大分、間の期間が令和7年2月までありますので、申し送りにもございましたように、県民の理解を得るということが強調してあります。ということで、途中の議論をどのように公開または広報していくのかということもよく検討していく必要があるのではないかなと思います。今日は初回ですので、今後の検討会において、ぜひとも詰めていただきたいというふうに思いますので、提案させていただきたいと思います。よろしくお願いします。

◎浜崎委員長
 ありがとうございます。
 今、銀杏委員のほうから改めて算出方法だとか国調データの速報値であるとか、そして、当然、県民の理解を一定いただかないといけないと、また議論の広報等ということで、御丁寧にお話がありましたけれども、まさしくそのとおりだと思います。先ほども申し上げましたように、委員の皆さんにそういった部分も全てお諮りしながら進めさせていただきたいと、今の銀杏委員のお話を聞かせていただいて、改めて私のほうからそう申し上げる次第でございます。よろしゅうございますでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 そういうことでよろしくお願いをいたします。ありがとうございました。
 ほか、何かございますでしょうか。

○山川委員
 手続の確認をさせていただきたいのですけれども、この特別委員会は議長の諮問によって委員が任命されたわけですよね。ただ、本会議場で、令和6年だったり令和7年に中間報告があるのですけれども、議長が議長に対して報告するという形なのですよね。それはモラル的にどうなのでしょうか。決算も三役を外すという形でやっておられますけれども、それに準じて、議長がいけないと言っているわけではないですよ。ただ、議長が議長に、自分に対して報告するというのはちょっとどうかなと思うので、そこをちゃんと整理いただきたいなと思います。

◎浜崎委員長
 今の御意見も踏まえて、今、ほかの方からは、「諮問機関ではないのだ。」というような、「議決機関だ。」というようなお話もございましたけれども、その辺も改めてしっかり検討させていただきながら、前に進めていくということでさせていただきたいと思います。(「検討する必要ない」と呼ぶ者あり)検討する余地がないというお話もありましたけれども。

○山川委員
 ちゃんと事務局、確認してください。報告はされるので、確認してください。

◎浜崎委員長
 基本的には検討する必要ないという御意見もありましたけれども、確認はさせていただいて、前に進めさせていただきたいというふうに思います。
 ほかございますか。
 事務局のほうから何かある。

●寺口議会事務局長
 今のにつきましては、また確認して、お示しさせていただきたいと。

◎浜崎委員長
 ほかございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでありますので、次に、閉会中の継続調査についてであります。
 本委員会は、閉会中も引き続き調査を継続していくというふうにしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようでありますので、さよう決定をいたします。この旨、閉会日の本会議でお諮りをしたいというふうに思います。
 ほかに皆さんのほうで何かございますか。(「なし」と呼ぶ者あり)
 特にないようでありますので、これをもちまして本日の議員定数等調査検討特別委員会を閉会いたします。

午前11時40分 閉会

 

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