会議の概要
午前10時00分 開会
●寺口議会事務局長
県議会事務局長の寺口でございます。
皆様におかれましては、このたびの鳥取県議会議員選挙に、めでたく御当選されましたこと、心からお喜び申し上げます。
私ども職員一同、皆様のため精いっぱい努めさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、全員協議会の開会に先立ちまして、まず、座長をお決め願いたいと存じます。
つきましては、先例によりまして、年長の議員に座長をお願いしてはと考えますが、いかがでございましょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
それでは、年長の浜田妙子議員に本日の座長をお願いすることにいたします。
浜田議員、どうぞよろしくお願いします。(拍手)
◎浜田(妙)座長
皆様、おはようございます。そしてまた、議員の皆さん勢ぞろいなさいました。当選おめでとうございます。私のほうからも改めてお祝い申し上げたいと思います。
前例ということで、本当に僣越なのですが、年長ということでございますので、そのゆえをもちまして座長を務めさせていただきます。何とぞ御協力のほどよろしくお願いいたします。
それでは、ただいまから議員全員協議会を開催いたします。
まず、会議録署名議員に内田博長議員、伊藤保議員を指名させていただきます。
本日の配席でございますが、いつもとちょっと違うというふうに戸惑われた方も多いかと思います。選挙区ごとに五十音別といたしております。次回の議員全員協議会からは従来どおり、期数、年齢の順となりますので、どうぞ御承知おきください。
なお、本日の議員全員協議会の発言に当たりましては、マスクを着用のまま御発言いただきますようお願い申し上げます。
では、まず、知事から御挨拶をいただきとうございます。
●平井知事
皆様、おはようございます。
本日は、こうして皆様が晴れてこの議会へお越しになりました。県民を代表いたしまして、心から御当選をお祝い申し上げ、私も同じパートナーとして皆様と共にこれからの4年間の県政を担うこととなります。引き続きまして、皆様の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。
浜田妙子座長の御指名をいただきまして、最初に、一言御挨拶をさせていただくこととなりました。
これからの4年間を見渡しますと、私はあまり楽観しないところもございます。現在、ウクライナにおきます戦火は止むところがございません。恐らくこれから反攻というようなことになってくるのでありましょう。これが私たちの県民生活や、あるいはそれぞれの事業者、福祉施設も含めまして大変な影響を与えてくることが予想されます。場合によってはもっと深刻な事態があるかもしれません。
今、私たちは、こうしてコロナ対策をやっているわけでありますが、5月8日を越えますと5類へと変わってきます。経済とか社会の仕組みが大きく動いてくるはずであります。取り戻すべきものがたくさんありまして、片方で制約も、人的な数の問題、人口の減少傾向は必ずしも止まっていません。それと、残念ながら財政面でも制約が多いのがこの鳥取県の宿命でもあります。そうした意味で、私たちは県民の皆様から非常に重たい負託をいただいたというふうに考えなければならないのだろうと思います。
そういう意味で、非常に重要なのは、民主主義や地方自治の在り方、これが問われているのではないかと思われることであります。このたびの統一地方選挙で県議会の選挙も知事の選挙も投票率が下がっております。全国が下がっています。こうした傾向はほかにも表れていて、町内会の組織率とか、さらにはPTAの在り方まで問い直されようとしている、それが今日の日本であります。ネット社会において、私たちが本当に大切にしなければならない言論というもの、民衆のため、あるいは国家のために私たちが何をやるべきなのか、地方自治の本旨、そうしたものがもう一度問われているのが今ではないかと思います。選挙の公正を図ることは、まず第一歩でありますし、さらには、私たちがこうした投票率の低下傾向や担い手不足と言われる状況にも、もう立ち上がらなければならないのかもしれません。買物難民あるいは交通の継続にも問題点が投げかけられる、全て限界に来ているのが現状なのかもしれません。
そういう意味で、皆様と一緒に力を発揮して、この鳥取県議会からそうした地方自治や民主主義を引っ張っていき、地域の振興や発展を実現していく、そういう我々の役割を果たしてみせる必要があるのではないかと思います。
「元来議会なるものは、言論を闘わし、事実と道理の有無を対照し、正邪曲直の区別を明らかにし、もって国家民衆の福利を図るがために開くのである」、これは憲政の神様と言われた尾崎咢堂、尾崎行雄先生のお言葉でございます。第1回の国会議員選挙以来25回連続御当選をして60年余り議席を占め続けた憲政の神様の言葉であります。私たちはその基本に立ち返ってやっていく必要がある、それが今日ではないかと思います。
今、世界も日本も危機の中にある中、尾崎咢堂は、犬養毅が凶弾に倒れた後、イギリスから帰ってこういうように述べたものであります。
「人生の本舞台は常に将来にあり」、私たちは常にこれからの未来、県民の皆様や地域の未来を切り開いていかなければなりません。その大きな議会の役割、私たち執行部も誠実に向き合って共にしてまいりたいと思います。これから大変な4年間になるかもしれませんが、私は皆さんと一緒に乗り越えることができると確信に近いものを感じています。鳥取県ならできる、鳥取県議会なら変えられると思っております。ぜひ御理解を賜りまして、これからの4年、よい行路に県民を導いていただきますようお願いを申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。本当におめでとうございました。(拍手)
◎浜田(妙)座長
執行部の皆様も異動があったりいたしまして、新しい布陣がしかれております。
執行部主要職員の自己紹介を順次させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
●亀井副知事
おはようございます。副知事の亀井でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
●足羽教育委員会教育長
おはようございます。教育長の足羽でございます。3年目となりました。子供たちのため、精いっぱい誠実に頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
●久本公安委員会委員長
おはようございます。鳥取県公安委員会委員長を務めさせていただいております久本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
●小松人事委員会委員長
おはようございます。人事委員会の委員長の小松と申します。よろしくお願いします。(拍手)
●桐林代表監査委員
おはようございます。代表監査委員の桐林でございます。引き続きよろしくお願いいたします。(拍手)
●三谷労働委員会会長
おはようございます。労働委員会会長を務めております三谷でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
●大口選挙管理委員会委員長
おはようございます。選挙管理委員会委員長の大口でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
●広瀬病院事業管理者
おはようございます。病院事業管理者、広瀬でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
●半田警察本部長
おはようございます。鳥取県警察本部長の半田でございます。引き続きよろしくお願いいたします。(拍手)
●池上統轄監
おはようございます。統轄監の池上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
●長岡令和新時代創造本部長
おはようございます。令和新時代創造本部長の長岡でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
●遠藤交流人口拡大本部長
おはようございます。交流人口拡大本部長の遠藤でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
●水中危機管理局長
おはようございます。危機管理局長の水中です。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
●盛田地域づくり推進部長
おはようございます。地域づくり推進部長の盛田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
●中西福祉保健部長
福祉保健部長、中西と申します。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
●中西子育て・人財局長
子育て・人財局長の中西でございます。よろしくお願いいたします。(拍手)
●若松生活環境部長
生活環境部長の若松です。どうぞよろしくお願いします。(拍手)
●池田商工労働部長
商工労働部長の池田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
●岡垣農林水産部長
農林水産部長の岡垣でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
●蒲原県土整備部長
県土整備部長の蒲原でございます。よろしくお願いいたします。(拍手)
●澤会計管理者
会計管理者の澤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
●小西企業局長
企業局長の小西と申します。どうぞよろしくお願いします。(拍手)
◎浜田(妙)座長
以上の皆様です。よろしくお願いいたします。
それでは、協議に移りたいと存じます。
まず初めに、5月臨時会についてですが、この議会は新しい議会の組織を決定する議会であります。知事に5月10日に招集するよう請求すること、会期は1日とすること等をこの後、世話人会において協議することとなりますので、どうか御承知おきください。
次に、世話人会について御協議をお願いいたします。
お手元に配付してございます資料1及び資料2をどうぞ御覧ください。鳥取県議会会議規則第13条の2第1項の規定によりまして、一般選挙後、最初に招集されます議会の運営等に関する協議等を行うため世話人会が設けられており、その構成員は議員全員協議会において選出することとされております。
お諮りいたします。世話人会は、議会運営委員が選任されるまでの議会運営委員会の代替機関であることから、人数及び構成につきましては議会運営委員会と同様とし、資料1のとおり割り当て、資料2「世話人名簿」のとおり世話人を選出することとしてよろしいでしょうか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)
どうぞ、発言を許します。
○市谷議員
無所属が5名ということで、かなりの数がいるということになりますので、やはり民主的な運営ということを考えますと、無所属のところに1名割当てをしていただきたいというふうに提案いたします。
◎浜田(妙)座長
世話人会は、議会運営委員が選任されるまでの議会運営委員会の代替機関となっています。人数及び構成は議会運営委員会と同様とするもので、これまでもそのように取り扱ってまいりました。御意見は伺いますけれども、御理解いただけますでしょうか。皆さん、いかがでしょうか。
○市谷議員
提案なので、今日のこの全員協議会の場でぜひとも諮っていただきたいというふうに思います。
◎浜田(妙)座長
ほかに御意見はございませんでしょうか。
○山川議員
世話人会において無所属議員がゼロということについて、きちんと法的な根拠だったり、明確な理由を教えていただいてよろしいでしょうか。
●寺口議会事務局長
この世話人会の割り振りにつきましては、ただいま座長のほうからお話がありましたように、議会運営委員会の代替機関ということで設けられておりますことから、これまでその構成員と同じ形で構成するという取扱いで鳥取県議会の中で決めてきているもので、おっしゃられた法律的なものではございません。
○山川議員
鳥取県議会で決めた前例ということでしたら、やはり民主主義だったり地方自治の在り方で無所属という選択肢も認められるのであって、拒否されるものではないと思います。鳥取県は貧乏県で人口減少が著しい中、様々な視点があってよろしいかと思います。無所属議員が入って何が不利益を生じさせるのかなと思います。5人という位置づけがありますので、1認めていただくことを検討いただけたらなと思います。
◎浜田(妙)座長
御発言ありがとうございました。
趣旨は、議会運営委員会の割当ての見直しというふうに判断させていただきます。世話人会は議会運営委員が選任されるまでの議会運営委員会の代替機関となっておりますので、改めて議会運営委員会の場で議論していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○市谷議員
いずれにいたしましても、今日の全員協議会でこれを案ということで出されていますので、賛否を採っていただきたいというふうに思います。
◎浜田(妙)座長
賛否を採ってほしいということでございますが、いかがでしょうか。(「採って」と呼ぶ者あり)
皆様、いかがでしょうか。採ってよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
それでは、お配りしています案のとおりにさせていただいてよろしいと御意見をお持ちの方は挙手をお願いいたします。(賛成者挙手)
反対の方、いかがでしょうか。(反対者挙手)
御意見はしっかりと承らせていただきましたが、議会運営委員会のほうでしっかりと議論をしていただきますように皆様にもお願いをしておきます。
○市谷議員
そうしますと、この割当てでいくということになったわけですが、通常、議会運営委員会について、構成員ではないところにはオブザーバー参加ということが認められておりますので、オブザーバー参加させていただくということについてはいかがでしょうか。
◎浜田(妙)座長
議員全員協議会終了後に議長応接室のほうで世話人会が開かれますけれども、その席にもオブザーバー参加することができますので、どうぞ御参加いただきたいというふうに思います。
発言されなかったほかの無所属議員の皆様におかれましても、会議にオブザーバーとして出席することができることとなっておりますので、御希望の方はどうぞ御参加いただきますようお願いいたします。
以上で予定しておりました事項の協議は終わりましたが、ほかにございませんでしょうか。
○市谷議員
その世話人会の議題になっているということで聞いております議長選挙に当たっての所信表明の聴取に関する取扱いの案なのですけれども、これは推薦議員3名の連署がなければ所信表明ができないという今のところの規定とその案ということになっておりますが、これについて変えていただきたいという意見についてはどの場所で述べさせていただいたらいいでしょうか。
◎浜田(妙)座長
世話人会の場で協議していただけたらというふうに思います。どうぞよろしくお願いいたします。
ほかに御意見はございませんでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようでございますので、これをもちまして議員全員協議会を閉会させていただきます。
午前10時20分 閉会
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