令和5年度議会運営委員会議事録

令和5年6月23日会議録

開催概要
出席者
(11名)
委員長
副委員長
委員

広谷 直樹
興治 英夫
尾崎  薫
伊藤  保
中島 規夫
島谷 龍司
斉木 正一
福田 俊史
内田 博長
浜田 一哉
銀杏 泰利



欠席者
(なし)

オブザーバー 正副議長 市谷議員 福浜議員 山川議員 平井議員 前住議員

職務のため出席した事務局職員
  寺口事務局長 遠藤議事・法務政策課長外関係職員

 

1 開会   午後13時00分

2 閉会   午後13時12分

3 司会   広谷委員長

4 会議録署名委員   斉木委員  伊藤委員

5 協議事項
   別紙議題記載のとおり

会議の概要

午後13時00分  開会

◎広谷委員長
  それでは、ただいまから、議会運営委員会を開会いたします。
まず、会議録署名委員に斉木委員、伊藤委員を指名いたします。これより協議に入りますが、本日の委員会はインターネット中継をしておりますので御承知ください。
それでは、議題1番の議員定数等調査検討特別委員会の設置についてですが、議会資料を御覧いただきたいと思います。このことについて、議長から発言を求められております。
浜崎議長。

○浜崎議長
議員定数等調査検討特別委員会の設置ということでありますが、提案をさせていただきたいと思います。本県議員の定数及び選挙区については、平成23年にその時が定数38人から35人に削減されて以来、実に、見直しが10年以上行われていないという状況があります。この間、県民人口は御案内のとおりでありますが、大きく減り続けております。定数算定の際に基礎とする国勢調査並びに県民人口でいうと、前回見直し時に使用した調査の数値というのが平成17年の調査でありますが、60万7000人余でした。この度の検討では、令和7年調査に基づくということになりますが、直近の県の推計人口では、17年度の60万7000人に対して、今回54万人を割っております。御案内のとおりであります。1割以上人口が減少しているという厳しい状況だということであります。今後、さらなる人口減少も踏まえて、またこれは止まるわけが残念ながらなかなか厳しいと思いますので、議員定数、選挙区、区割りのあり方等を早急に検討する必要があるというふうに思っております。
また、改選前の前任期中に、協議等の場として設置された議員定数等調査検討委員会からは一般選挙後の早い時期に、今の時期ですよね、このたびの選挙終わったということでの一般選挙後の早い時期に、検討に着手すべきという申し送りもなされているということがございます。
ついては、この際、定数等の見直しについて、議会の検討姿勢を強く示して、調査検討を一層強く推進していくために特別委員会を設置しようというものでございます。付託する調査事件は、議員の定数、選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数とし、委員定数は16名、会派別の人数については、会派人数で按分をして資料記載のとおりとしてはどうかというふうに考えております。
なお、設置について御了解をいただきましたら、各会派及び無所属議員から委員候補について、6月28日水曜日午後1時までに御報告をいただければと思っております。私からは以上です。

◎広谷委員長
ただいまの説明につきまして、委員の皆様から何かございますでしょうか。(「なし」と呼ぶものあり)
市谷議員。

○市谷議員
私もさっきお話がありました検討委員会に、改選前におりまして、申し送り事項があるのも、私自身も認識をしているところではあるんですけれども、これは全議員の身分に関わることでして、以前は代表者会議で、みんなで議論して、するかどうかっていうので議論したり、それからその検討委員会というものは、あくまで協議の場ということでしたので、多数決で決めるとかそういうやり方ではなかったですけども、なんでこの提案前に、代表者会議に諮るだとかされなかったのかなというのを御説明いただきたいですし、今までの検討委員会とは違って、今度は、特別委員会ということですので、そこら辺の違い、特別委員会ということになるとどの程度の権限があるのか、それからこの16人という定数は、どうして16人なのかなというのも御説明をいただけないでしょうか。

◎広谷委員長
浜崎議長。

○浜崎議長
 いろいろ御指摘をいただいたようでありますが、今言われたことを私なりに解釈してお答えさせていただきたい。また、まだもう少しということであれば、またお聞きしたいと思いますが、この度の代表者会議ということではなくてということでありますが、御指摘については、会派議員各位の意見やこれまでの議会の手続きを軽んじるという意図は全くございません。今後の議会運営というものについても、今まで以上に慎重に丁寧に進めて参りたいというふうに思いますが、議員定数等の検討は、前議会からの申し送り事項いうことでありますので、先ほど申し上げましたように、今の人口状況ということも、数字が非常に厳しいということがありますので、検討組織を早急に立ち上げることは、当然今の状況からして、議会としての総意責任だというふうに受けとめておりますし、加えて今回、内部調整等に時間を要して、議会日程の事情から、やむを得ずそういった状況で議会運営委員会に直接お諮りするということを選択せざるを得なかったというところでありますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
それから、16人のことも言われました。議員全員に関係する事項ではあるわけですけども、もっと定員を増やすべきというような御意見もあるのかもしれませんが、前回、議員定数等を検討した際の委員数は12名だったんです。ちなみに前回が12名で、現行の県選挙区が今、9選挙区ありますよね。現行の9選挙区からこの度、1名は委員に入っていただくということを勘案して、定員を16名にさせていただいたということでありますが、これにつきましては、会派ごとにある程度意見を集約しながら議論を進めることも必要であり、逆に必ずしも数が多ければ、それでいいというふうに私は考えてはおりません。
なお、委員以外の議員についても、オブザーバーとして御出席いただくということは、当然可とさせていただきたいというふうに思います。他の特別委員会の開催と重ならないように開催日時についても配慮はさせていただかないといけないと思っております。
それから、協議等の場でというような話をされたと思うんですけども、今回、何で特別委員会でやったかということにつきましては、議会の検討姿勢を最も強く示すことができるということと、仮に定数改正等を行う場合には委員会であるなら、条例提案まで責任を持って行うことができるということはあります。そういった意味合いも含めまして、特別委員会を設置するのがいいのではないかということで皆さんに御提案を申し上げたというところです。

○市谷議員
 御説明いただいたんですけれども、権限を持たせるということであるならより一層ちゃんと代表者会議というプロセスを経てみんなで合意しながら一歩ずつ階段を上がっていくということにしていただかないと、なんか今度できる検討委員会も結局権限を持たせて多数決でいくようなことになりかねないなというふうなこういう運営の仕方をされると。議会の日程上と言われますけど、別に今議会で何も設置しなくても、次の議会までに代表者会議なりして、構成の数もどうかということも、よくよくみんなで合意しながらやっても別にそんな遅くないことじゃないかなと思って、何かこの議会の日程がどうのこうのというふうにおっしゃったけど、ちょっと意味がよく理解ができないんですけども。

◎広谷委員長
 山川議員。

○山川議員
 人口減少に合わせて定数を削減するという趣旨は重々理解します。ただ、全員の地位や身分に関わることで、その会派が結局、全員の意思統一できるのかということを確認したい。今回、特別委員会になって、仮に議員を8人減少しないといけないというふうになって、会派で意見がバラバラでも、みんな従うということでしょうか。それだけを確認させてください。

◎広谷委員長
 これからのことですので、御意見として伺っておきます。それでは、議長からの説明もありましたので、先ほど説明のとおり、各会派及び無所属議員は委員候補について、6月28日水曜日午後1時までに議長へ御報告をいただきたいと思います。6月29日午前9時半開始の議会運営委員会において、設置について協議をしたいと思います。
次に、その他ですが、委員の皆様で何かありますでしょうか。意見が尽きたようですので、これをもって議会運営委員会を閉会いたします。

午後13時12分 閉会

 



 

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