議員派遣の状況(平成19年度)

米子ソウル便存続要請活動訪韓団

1 派遣期間

平成19年8月27日~28日

2 主な日程

8月27日(月)
関西空港発-仁川空港着
8月28日(火)
自治体国際化協会ソウル事務所訪問
アシアナ航空訪問
仁川空港発-岡山空港着

3 派遣議員

鉄永幸紀、前田 宏、福間裕隆、初田 勲、野田 修

4 随行者

鳥取県議会事務局 総務課長 森本浩之

5 報告

 アシアナ航空本社訪問結果について、御報告を申し上げます。

 去る8月21日、平井知事より、アシアナ航空から10月28日より米子~ソウル便を休止したい旨、連絡を受けたとお聞きをいたしました。その理由は、搭乗率低迷にあります。私はとっさに米子~ソウル便開設当時、片山知事を先頭に大変な努力をして開設にこぎつけたこと、鳥取県の目指す環日本海経済圏の西の窓口たらんとする戦略にとって、なくてはならない交通手段であること等を考え、平井知事とされても、結果はともかくとして最善の努力をされるべきと申し上げました。同時に、このような問題は執行部任せにするのではなく、議会もできる限り努力すべきと考えました。

アシアナ航空本社前にて 9月上旬にアシアナ航空も下半期のダイヤ編成を決定しなければならないといった時間的余裕がないことから、とりあえず、交渉会派の代表に相談いたしましたところ、議会といたしましても平井知事と同行してアシアナ航空に存続要請すべきとの意見で合意し、私を団長として、初田議員、野田議員、鍵谷議員、前田議員の5名で平井知事に同行し、アシアナ航空本社に行くことといたしました。

 結果として、アシアナ航空、姜柱安社長の最初のごあいさつで、米子~ソウル便の休止を保留するとの発言があり、ひとまず安堵いたしました。しかし、問題が解決したわけではありません。なぜなら、この半年間の努力で来年度以降の持続可能な運航が見込めるかどうかが問われているからであります。その判断は、我々鳥取県議会が来年度の予算編成の審議を通じてすることになります。改めて、お世話になった数多くの方々にお礼を申し上げますとともに、何よりも鳥取県民の御理解と隣県島根県の皆様に御理解と御協力をお願いし、報告といたします。

 

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