◎内田委員長 それでは、皆さん、おはようございます。 ただいまから総務警察常任委員会を開会いたします。 日程はお手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきたいと思います。 まず初めに、会議録署名委員を指名をいたします。 伊藤委員と尾崎委員にお願いをいたします。 それでは、ただいまから本委員会に付託された議案について審査を行いたいと思います。 まず、付託議案に対する質疑、討論を一括して行っていただきたいと思います。ございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) それでは、これより採決に入ります。 採決については議案を一括して採決することでよろしゅうございましょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) それでは、付議案を一括して採決をいたします。 原案に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手) 全員賛成であります。したがいまして、本委員会に付託されましたすべての議案については、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、附帯意見があるようでございますが、鍵谷委員からお願いをいたします。
○鍵谷委員 皆さんのお手元にもお配りしておりますけれども、道路特定財源等、国の動向については不透明な部分があるということで、国の動向いかんによっては施策の優先順位について十分検討し、必要な見直しを行うことということの附帯意見をつけてはどうかと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎内田委員長 ただいま発議がございましたが、これについてどなたか。
○銀杏委員 道路特定財源等と書いてありますけれども、これは税制改正法案をすべて含むということですね。ただ、それについては以前に条例にも今回の付議案にもその趣旨が含まれているので、改めて書く必要はないのではないかなというふうには思うのですけれども、どんなものでしょうか。
◎内田委員長 ほかの皆さん、何かございましたら。
○初田委員 この附帯意見について今までも予算が通る通らないは別にして、県の予算は全部通るものとして今までも上げていると思うのです。だから改めて特別にこういうものをつけなくてもいいけれども、特別このたびはまた特定の予算ということでこういう形に出して、もう国が予算が変更になったら当然県も見直さないといけないということなのだけど、それについては僕は異論はないのですが、優先順位ということになってくると、この優先順位というのが国道の方がいいのか、岩美の道路がいいのかというようなことが、またいろいろ意見が分かれるような形にならないかということが心配なので、優先順位というのは削除してもらえたらいいなと思いますが。どうですか。もし国が違ったら当然見直しますので。
○鍵谷委員 今そういう論議をやっているわけだから、今の政府そのものも一般財源化を含めてどういう見直しを検討を始めておるというような状況があるので、その中でもやっぱりそういう一般財源化されたときにはぜひやっぱり施策としても、鳥取県にとって何をやっぱり優先してやるべきかということを含めて検討をされた方がいいのではないかという意味合いですからね。だからその辺はこだわってもらわなくてもいいと思うけどね。
○鉄永委員 一般論として申し上げますと、さっき銀杏委員がおっしゃった税制改正については、これは今、国に上程されておることが通った場合はそのままいきます。そうでなかったらこの条例は通らないということで……。それで道路特定財源についてですが、もしも今、上程されているものが延長なされないということになると、もうかなりの財源不足に陥ると思います。その際の優先順位をつけるというのは、実は決着は議会でやることでして、執行部はその予算上修正、新たな予算書をまた出されてするしかないのだろうと思います。幾ら予算があっても歳入欠陥が現実に起きたとしたら、見直しだと。その場合は最終的には議会がやると……。 当然物すごく歳入欠陥、何百億も歳入欠陥ということになると、もう早い話、予算を組み替えて提案されますけど、その折に我々が優先順位をもって決着させるということしかないと思うのです。要するにこれがあろうとなかろうと。
○初田委員 当然優先順位というものは必要だと思いますが、そこで例えば岩美の方が優先だとか、山陰道は後だとかというようなことで、予算執行ができなくなるおそれがありはしませんかということです。
○鉄永委員 私は優先順位は道路だけではないと思います。歳入が入らないということになると、交付金も含めて考えますと、もう教育であろうが福祉であろうが優先順位はどうかということでやらざるを得ない現実が来るのではないかと思います。
○初田委員 それは当然でないですか。当然のものを文面に書く必要はないのではないですか。
○鉄永委員 最終的にそういう意見もあります。
◎内田委員長 ほかに。
○稲田委員 私も議長のお考えに非常に賛同するものであります。結局はここで今、結論から言ってしまうと、あえてこの附帯意見をつけるということにどれだけの意味があるのだろうかということになってしまって、ですから、鍵谷委員には申しわけがないわけだけども、これはとりたてて附帯意見をつけるだけの意味があろうかという疑問を提示したいと思います。
○山田副委員長 結局鍵谷委員の方からございました内容について、従来のシステムが場合によってはやっぱり大きく変わっていくという要素も含んでおると思うのですよね。そういう意味では地方自治体というか、地方行政もそういう状況変化によっては施策の優先順位というようなことを議会としても、委員会としても私はやっぱり念頭に置いておかないとならないのではないかなと。したがって私はこの文言はあってもいいのではないかなと、そういう思いがしますけどね。
○初田委員 当然のことでしょうから書く必要はないわけでしょう。
○銀杏委員 細川内閣のときに国において予算の成立が6月にずれ込んだといった、年度をまたいだことがありました。それに一番近いところの年度内成立しなかったですね。そのときなんかはどうだったのでしょうかね。特段、地方自治体で意見なりを申し上げたとか、そういうことを御存じの方がいらっしゃいますでしょうか。(発言する者あり)
◎内田委員長 先輩議員さん、どうでございましょうか。(発言する者あり) 鉄永委員さん、あの当時のことを覚えておられますか。
○鉄永委員 覚えていない。
◎内田委員長 執行部の中でだれかそういうことを。(発言する者あり)いいです、いいです。 ほかに。提出者の方から何かございませんか、鍵谷委員の方から。
○鍵谷委員 皆さんが言われるあれもあるのだけども、いずれにしても特定財源は、今回の予算にも計上されているものだと。普通なら私らはこの予算に対して反対しないといけない。しかし、そうはいったって今は国で論議して、自民党自身もやっぱり見直しをしないといけないというような話まで出てきておるし、ましてや一般財源に移行しないといけない、全部移行するだなんて総理の話もあるぐらいですから。そういうことで本来は反対を背負うのだけども、しかしそうはいったってそういうことを踏まえてある以上は、やっぱりせめてこの附帯意見ぐらいつけてもらって、それでやっぱり賛成していくということにしたいなということなのですよ。徹底して私らは暫定税率を含めて即時廃止というようなことでやってきた経過もあるのでね。その辺はやっぱり少し理解してもらったらどうかなということです。
◎内田委員長 ほかにございませんか。
○鉄永委員 民主党さんが言っておられるのはまず大前提として必要なもの、地方には迷惑をかけないという意見で言っておられるというぐあいに認識をしております。一般財源化の問題は税項目が変わる。廃止の分については、これは国の道路の予算に影響してくる。要するに暫定税率の25円につきましては、なくなったとしても迷惑をかけないということは、要するに地方には来るという、今、組んでいるだけは、でしょう。そうすると、支出については問題ない。特に道路だけというようなのがあったらあれだけど、ないと思います。だとすれば、それは税目が変わるだけですから、要するに国の決定によって組み替えれば総額は変わりません。問題は国道であるとかそれから高速道路であるとか、そういった直轄とか、Aダッシュとか、そういったものがもろに影響を受けるということだけです。それはこの予算とは関係ないことですから。
○初田委員 現に280億円とか290億円とかの影響があるというのはその部分でないかな。
○鉄永委員 影響はありますけど、民主党さんの主張はいかなることがあっても迷惑をかけないという財政の措置はしますと言っておられるのです。(発言する者あり)だから県の予算については税目が変わるだけで、どちらが何しようと、自由民主党も地方には迷惑をかけないということが大前提。実は公明党さんもそうなのです。今、問題になっているのは国の予算が大幅にカットになりますから、その分高速道路とかそういったものができなくなるということだと思うのですよ。
◎内田委員長 どういたしましょうか。もう少し議論しましょうか。
○鍵谷委員 いや、いいですよ。
○稲田委員 気持ちも動くけどね。
○鍵谷委員 今もう論議している部分の話だけな。
◎内田委員長 採決してよろしゅうございますか。(「条件をつけるのか」と呼ぶ者あり)いやいや、附帯意見の採決をいたします。条件つきということ。それも今、初田委員が言われたのはどういうことでしたかね。優先順位ですか。
○初田委員 優先順位の段を消してください。
○稲田委員 委員、そうすると優先順位を消すと、施策について十分に検討しという文章になるの。(「そういうことだな」と呼ぶ者あり)それはますます意味が……。 初田委員のそれでいくと、優先順位までとってしまうということになると、この文章全体がますます意味を持たないことになるわけです。鍵谷委員の側に立って言うと、ますます意味がなくなるわけで、優先順位がついておっても、私はこれはもう当然今の政治の流れからしてこういうぐあいにはなるわけですが、これを殊さらつける必要はないというのが私の意見なのですが、さらにその優先順位をとったらますます薄まってしまって意味はもう全くなくなるのですよ。
○初田委員 さっき言った理由によって委員がおっしゃられたように、当然それは優先順位を頭から出して、それで見直すわけだから、当然のことまで文章に書く必要はない。
○鍵谷委員 最終的には議会がまた決めることだからな。
◎内田委員長 どうしましょうか。附帯意見の修正なしでいいですか。(発言する者あり) 皆さん、よろしいですか。細川内閣の当時にはこういう附帯意見は全然ついていないそうです。 どういたしましょうか。修正が出た場合、修正を先にやりたいと思いますが、どうしましょうか。されますか。
○初田委員 私はね。
◎内田委員長 それから採決しましょうか。どうしましょうか。
○鍵谷委員 修正というのは……。
○初田委員 これを通すわけだ。
○稲田委員 これを通した上で……。
○初田委員 いやいや、この中を修正する。(発言する者あり)
○稲田委員 優先順位をとるわけでしょう。 だから施策について、「の」もとって、動向いかんによっては施策についてという。
◎内田委員長 どうしましょうか。 それでは、よろしいですか。まず最初に、施策についてということで優先順位という言葉を外した附帯意見に賛成の方の挙手を願います。
○初田委員 外した方ですか。
◎内田委員長 はい。賛成ですか。外した方ですよ。(「外しても何でもいい」と呼ぶ者あり)(賛成者挙手) わかりました。4対5で否決をいたします。 それでは、提案について採決をいたしたいと思います。 議案第1号の発議のありました附帯意見につきまして賛成の方の挙手を願います。
○初田委員 この文章そのままは。
◎内田委員長 そのままです。提案文に対して賛成の方の挙手をお願いいたします。(賛成者挙手) 2名でございます。(発言する者あり)よろしゅうございますか。
○稲田委員 修正をするかしないかをやって、それから修正をしないこれを附帯意見にする……。
◎内田委員長 原案についてということです。 そういたしますと、附帯意見につきましては不採択といたします。 続きまして、私の方から、風俗営業法等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例に関して、議員提出議案を提出したいと思います。 パチンコ店の閉店時間は、いわゆる風営適正化法で原則午前0時までと定められていますが、条例により午後11時までとすることが可能であります。全国では本県を含む7県を除いて、条例で閉店時間を規制しています。 条例による県内パチンコ店の閉店時間の規制に関しては、本会議の一般質問で伊藤委員や興治議員が質問されたことを皮切りに、当委員会でも検討を開始し、県内のパチンコ店の営業時間の制限について昨年11月に警察本部との意見交換、12月に業界からの意見聴取を行いました。 その後も本委員会において慎重に調査、検討した結果、善良な風俗や清浄な風俗環境を害する行為や青少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するため、県内のパチンコ店の営業時間を午前9時から午後11時までとすべきであるとの結論に至りました。それに伴い、いわゆる盆暮れ、正月、特定の祭りの間は営業時間の延長を認める特例日についても、パチンコ店を適用から除外すべきであると判断いたしました。 つきましては、善良な風俗や清浄な風俗環境を害する行為や青少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するため、県内のパチンコ店の営業時間を一律午前9時から午後11時までとするよう、風営適正化法施行条例の一部を改正する議案を提出したいと思います。また、施行時期については県民への周知を配慮し、今年の6月1日からとしたいと思います。 議案は委員の皆さんのお手元にお配りしておりますとおり、議案については議会事務局の法制担当と調整済みでございます。 まず、委員の皆さんにお諮りをする前に、条例に基づく手続等を行う執行部に意見等をお聞きしたいと思います。 田代警察本部長に意見を伺いたいと思います。
●田代県警本部長 失礼いたします。善良な風俗や清浄な風俗環境を害する行為や青少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するという県民生活上、大変重要な目的、趣旨にまことにかなった議案であると存じ上げます。県議会における御審議の上、本条例改正が実現いたしますれば、県警察としてその執行の責務をくれぐれも遺漏なきように果たしてまいりたいと存じます。
◎内田委員長 ほかに執行部の方で何か御意見ありましたら。ございませんか。 それでは、議員提出議案について、委員の皆さんで何か御意見がございましたら。(「なし」と呼ぶ者あり)
○稲田委員 ちょっともう1回、念のために。ちょっと法13条の1項というのはどんな条文ですか。(「特例日の」と呼ぶ者あり)特例日か。そうすると、これを読むと日の出時から午前9時までの時間ができないでしょう。それで今度は11時から翌日の0時までができないでしょう。そうすると、ちょっと私もほかの関連がどういうぐあいになっているかわからないけども、0時から日の出までできるということになるのでは。違うのかな。(「大丈夫です。後でゆっくり説明します」と呼ぶ者あり)詳しくは後で。(「そこはクリアして」と呼ぶ者あり)
◎内田委員長 よろしいですか。稲田議員、後でよろしいですか。(発言する者あり) それでは、議員提出議案の提出についてお諮りをいたします。 本議案の提出について賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手) 全員賛成でございます。それでは、したがいまして、原案のとおり本議案を提出することに決定をいたしました。(「了解しました」と呼ぶ者あり)よろしいですか。 そうしますと、次に、陳情の審査に入りたいと思います。 今回は陳情の新規分1件の審査を行いたいと思います。 陳情20年1号、鳥取県人権侵害救済推進及び手続に関する条例の即時廃止についての審査について行いたいと思いますが、この御意見を伺いたいと思います。委員の皆さんでございましたら挙手をお願いしたいと思います。
○尾崎委員 採択。検討委員会でももうこれは廃止はやむを得ないであろうという内容の答申が出ております。私は採択したいと思います。
○山田副委員長 昨年11月に見直し検討委員会の意見書が知事に提出されましたことを受けて、執行部で今、検討会議を立ち上げられて対応を検討されておられるということでございます。本委員会も検討している段階でございまして、陳情の実現可能性については引き続き継続して審査を要することから、研究留保がいいのではないかなと思います。
◎内田委員長 研究留保ですね。
○銀杏委員 気持ちは今の山田副委員長と一緒なのですけれども、ただ、この陳情の文言を見てみますと、この2月議会における本条例の即時廃止を求めておりますので、研究留保ということはこの陳情の願意を酌み取れないということになりますので、事実上不採択と一緒ではないかなということで、私は不採択で。(「不採択か」と呼ぶ者あり)2月議会で研究留保ということはこの陳情にそぐわないと。不採択と同じ意味では。
◎内田委員長 ほかに。
○稲田委員 私も研究留保でいいのですが、ただ、この陳情書の文章をよく読んでいくと、9ページの中ほどのところの辺から、事実とそぐわない幾つかの、2点ほど問題点があると思います。中ほどの辺から、このまま県執行部からずっとの部分の中にいわゆる声を無視していることにほかならないとか、それからいわゆる検討を先延ばししているのではないかというような文章があるわけです。ですから、本当はこの陳情書そのものに対してはやっぱり不採択なのでしょうけれども、全体の願意からするとやっぱり少し検討をして研究留保をする必要があるのではないかというように思います。
○初田委員 副委員長と稲田委員の理由で私も不採択したいところですが、研究留保。
◎内田委員長 ほかにございませんか。採決してよろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり) まず最初に、採決をいたしたいと思います。 陳情20年第1号を採択としたい方の挙手をお願いします。(「研留」と呼ぶ者あり)研留の人だけですか。 研究留保としたい方は挙手を。(賛成者挙手) よろしいですか。では、研究留保ということで決定をいたしたいと思います。 そういたしますと、陳情20年第1号については、研究留保と決定をいたしました。 次に、報告事項に入りたいと思います。 まず、議題1、各種文書等総合受付窓口の設置について、森脇県民室長の説明を求めます。
●森脇県民室長 資料の1ページをお願いいたします。各種文書等総合受付窓口、いわゆる文書受付のワンストップサービスの窓口というものをこの4月から設置しようというものでございます。 基本的な考え方でございますけれども、県では多くの文書なり書類、さまざまな書類が県民の方から届けられるわけでございますけれども、そういった県民の方々の利便性の向上を図ろうということで、こういうふうな窓口を設置しようというものでございます。 窓口の開設場所でございますけれども、平日につきましては、県庁につきましては当県民室、それから各総合事務所の県民局で取り扱うようにいたします。それから日曜日につきましては県庁の旅券窓口。来年度から旅券の交付が日曜日もすることになりますので、それに合わせてこの総合受付窓口もそこで取り扱うようにしようというものでございます。 時間につきましては、平日はいわゆる勤務時間内、8時半から5時半まで、日曜日につきましては8時半から午後5時まで、これは旅券の取り扱い時間に合わせております。年末年始を除く日曜日にやるということでございます。 実施開始時期でございますけれども、旅券の日曜の取り扱いが4月6日に始まりますので、その時期に合わせまして6日からこのいわゆるワンストップサービス窓口を開設しようというものでございます。 この受付というものでございますけれども、多くの文書がございますけれども、単に県民の方から出される文書を受け取るだけではなくて、ある程度簡易的に審査ができるものはそこで簡易的な審査をして書類自体を受け付けるようなことにしようではないかということで、そこに17の申請書等につきましては簡易審査を行って受け付けるようなことにしようということでございます。主なものといたしましては、県の公文書の開示請求の申請書、請求書でございますとか、納税証明書の交付申請書、そういうふうなものにつきましては、日曜日であっても受け付けていこうというふうなことでございます。それ以外の文書につきましてもとりあえず受け取って所定の担当課の方に回すというふうなことをやっていこうということでございます。
◎内田委員長 続きまして、議題2のなんばシティにおける鳥取県の情報発信について、米田大阪事務所長の説明を求めます。
●米田大阪事務所長 なんばシティにおける鳥取県の情報発信、これは仮称、鳥夢スクエアという場所に設置をします。その御報告を申し上げます。 今、大阪の方では再開発、元大阪市営球場があったところですね。なんば駅の近くを昨年の春オープンをいろいろしたところなのですが、そこになんばシティというショッピングモールがございます。その中に民間主導で鳥取県の情報発信イベントを定期的に開催すると。 これはそのなんばシティ等を管理しております南海都市創造と株式会社岩山海、これは下にも書いておりますが、鳥取ゆかりの店でございまして、大阪府内に居酒屋等を6店舗経営しております。この岩山海自身はもともと社長の親御さんが米子の方の出身だということで、大阪の方に2~3年前から展開されているところなのですが、鳥取というのを前面に出した店舗づくり、商品という形でしております。例えばここには三徳山をモチーフにした三徳堂というような、一昨年オープン、昨年は鳥取ふるさと村という、まさに鳥取のアンテナショップ的な店を開店。それから昨年の暮れには鳥取の河原町の三滝渓をモチーフにした店づくり等々をやっているところですが、この岩山海の動きに南海都市創造さんの方が目をつけられまして、地域振興をしていらっしゃる飲食店、ただ物販ではなくて、地域振興をみずからやっているこの岩山海というお店に目をつけられて、ぜひなんばシティに出店してくれないのだろうかということが昨年の秋ぐらいからあったようです。その際にやはり行政の方のバックアップも必要だということが条件だということで、当初、岩山海さんはずっと迷っておられたようです。かなり高額な出店料になりますので、迷っておられたのですけども、いろいろ私の方の事務所の方がずっといろんな店舗展開に御協力して、地元の業者をマッチングしたり等々していましたので、いよいよことしの1月ぐらいに決断されまして、具体的にお話をしましたところ、南海さんの方からは地域活性化の支援のテストケースとして今回扱いたいと。それと岩山海としても鳥取をますますPRしたい。それから県としましても、情報発信の場が定期的に確保できるのではないかなということで話し合いいたしました。 それで南海さんの方も非常に協力的でして、イベントのつり広告ございますね。南海電車のつり広告。これをすべて南海側が無償提供ということでつくっていただいて、今回の4月にオープンするのですが、その間、10日間ぐらいつるのですね。それからそれが全部無料と、無料というより南海が全部負担しますと。それからイベント会場の使用料も全部無料にする。なおかつ、そこで物販した場合も物販の手数料も取りませんということで、非常に我々としても資源が鳥取県として非常にいい条件だったもので。鳥取県側として負担しますのは、定期的にイベントをしますので、テント2張りを購入しておいて常に使えることと、あと普通のパンフレットとかポスターを張るということで、あとは市町村の方が出られるのを応援するという形で進めたいと思っております。 そういうことでオープニングイベントを4月26、27日に現地でやりたいと思っています。これには平井知事にも出席していただいてオープニングセレモニーをしますが、今回のイベント参加者としましても、米子市、境港市、智頭町、北栄町、琴浦町、大山町、それと因幡の祭典が来年になっておりますので、そこの実行委員会さん等々が出てきていただいて、鳥取県をアピールしようと。今後については6月以降、毎月1回のペースで鳥夢スクエアという形で開催したいということで、現在各市町村の方に照会しております。ちなみに今回の4月の経費を県がもし負担するとなると、約340~350万円かかっておりますが、それをすべて南海さんの方で負担していただく。特に南海の社長の方が非常にこの地域振興に対する取り組み、テストという形で非常に熱を入れていらっしゃることが原因でこういう無償的なことも進んできておりますので、ぜひこれを鳥取県も生かさせていただいて利用したいと思っております。 それとちょっときょうは間に合わなくて資料をおつくりしていませんが、同じように情報発信ということで、NHKの鳥取放送局さんが4月以降に定期的に関西の情報を毎週1回、現在の情報発信の枠の中で行いたいという御相談がございまして、これについても大阪事務所に協力してほしいということで、ぜひ4月の当初、大体木曜日ぐらいの午前中のお昼前の情報便という中で行われると思いますが、毎週1回大阪情報という形で。それと大体月に1~2回は生で携帯電話がテレビかどちらかになると思いますか、生で4~5分間、関西からの情報を発信したいということで、県人会のことですとか、関西で行いますいろんなイベント等をNHKさんの方も積極的に情報発信したいということで、4月から始めたいと思います。
◎内田委員長 それは鳥取のNHKですか、大阪ですか。
●米田大阪事務所長 NHK鳥取。
◎内田委員長 鳥取ですか。 続きましては、議題3、国道178号岩美道路の公共事業事前評価の答申について、大谷建設事業評価室長の説明を求めます。
●大谷建設事業評価室長 行政監察監の資料をごらんいただきたいと思います。国道178号岩美道路の公共事業事前評価の答申でございます。 この件につきましては、ことしの2月1日に事前評価の諮問をしました。それにつきまして3月5日に答申がありましたので、その概要について御説明申し上げます。 答申の概要の前に事業でございますが、下にちょっと図面をつけております。鳥取豊岡宮津自動車道の整備状況ということで、左側、駟馳山バイパス、東浜居組道路、既にこの間は事業化にはなっているのですが、その間、岩美インターから陸上インターの間がまだ事業化になっていなかったということで、鳥取豊岡宮津は山陰道姫鳥線、北近畿豊岡自動車道に連携した広域ネットワークということで位置づけられた道路でございます。この間が事業化になっていなかったということで、このルートについての事前評価でございます。 2ページ目、裏をごらんいただければ、もう少し細かい図面をつけていますが、岩美インター、この左側、駟馳山バイパスは既に事業化になっております。それから右側、陸上インター、これは東浜居組道路、来年度には供用の予定でございます。この間でございます。ルートにつきましてはこの赤の点々でつけておりまして、仮称でございますが、中に浦富インター、このルートでございます。これについての諮問でございます。 答申の概要、最初に戻っていただきまして概要でございますが、住宅への影響、利用者の利便性、事業費等を総合的に判断すると、この示されたルートが妥当。道路の規格につきましても特に異論はない。道路の規格でございますが、ここの下に書いておりますが、2車線でございまして、設計速度80キロでございます。 それで附帯意見としまして、ルートの比較につきまして、比較する場合に一応要素としては道路の機能、これは走行性だとか利便性、周辺への影響、これは住環への影響、農業への影響、あと文化財、それから環境、それからもちろんコストという、こういうふうな項目の中で比較検討しました。そうした中で、自然環境への影響の中で切り土の大小、山を切って自然をちょっと景観を変えるということがございます。それから景観へ与える影響、それからもちろんその周辺に住んでいる動植物への影響、こういうものを一つの環境への影響として整理していたのですけれども、こういうものはこういう道路をつくる場合にはもう少し細分化して検討、整理、分析すべきではないかという附帯意見がございました。
◎内田委員長 続きまして、議題4の平成20年度職員採用試験の実施計画についてと、議題5、採用試験に係る受験者確保対策について、浅井人事委員会事務局長の説明を求めます。
●浅井人事委員会事務局長 人事委員会事務局で来年度の職員採用試験の実施計画を取りまとめましたので、御報告するものでございます。人事委員会資料の1ページをお願いいたします。 実施計画及び日程でございますけれども、2ページの方に一覧表を掲げております。ちょっと字が本当に小さくて申しわけございません。現段階で来年度職員採用試験、大学卒業程度、高校卒業程度、それから資格免許職、それから警察官の大卒とそれからそれ以外ということで例年どおりの試験を実施したいと考えております。警察官のBの方、これは大卒ですけれども、これにつきましては、ことしも2回やりまして、来年も2回予定をさせていただいております。なお、募集職種と募集人員につきましては現段階ではまだ未定にしておりまして、試験の都度、募集案内のときに最終的な募集職種なり募集人員を任命権者の方からお知らせいただいて募集するというような格好にしております。 その中で特にことしと変わったところでございますけれども、2ページの一番上の大学卒業程度、この中で1次試験までは大体、例年どおりの日程でございますが、第2次試験の、合格ですね。採用候補者発表日と書いておりますけれども、一番右側、8月12日にしております。これはことしが8月28日の発表だったのですけれども、2週間以上ほど前倒しして盆には多分、大学生の方は帰ってこられるということで、お父さん、お母さん方と話をされて、受かったということになるとぜひ鳥取県にでは帰ってこいというようなことで、御父兄からも応援してもらおうと思いまして、早目に確保しようということでちょっと見直しを、試験内容等もいろいろ工夫をしまして取り組みしております。特に大卒がそういうような状況で計画しております。 それで1ページの方にお返りいただきまして、3の方に昨年度と書いていますけども、ことしです。ことし以降との主な変更点でございますが、これまでも常任委員会の方で何度も御説明しておりますけれども、近年受験者数がどんどん減ってきておるということがございますし、またせっかく合格されても辞退されてよそに就職されるというような方もふえておりまして、特に大卒にこの傾向が著しいところでございます。したがいまして、採用試験の課題としてできる限り多くの人に受験していただくということと、その多くの人の中からより県職員にふさわしい人を選んでいきたい。それから合格された場合に合格者が辞退されないように工夫をしていくと、こういったことを念頭に置いて実施計画もつくりました。それから試験内容の変更も行っているところでございます。 主な変更点でございますけれども、ここに(1)で教養試験(記述式)の廃止というふうに書いておりますけれども、現在、大卒程度の事務について長文を要約するような、要約して書いてもらうような筆記試験をここ2年ほどやっておりますけれども、これをやってみましたけれども、余り効果が認められないと。論文試験をほかにも課しておりますので、論文試験をよりしっかり見た方がいいだろうということで、この長文要約、教養試験の記述式を廃止するというふうにしております。 (2)で専門試験(記述式)の廃止と書いておりますけれども、これは現在、大卒の技術系職種でありますとか、資格免許職とかに専門試験を3問、別途出しまして、文章で答えを書いてもらうということをやってきたのですけれども、これは実は県独自でやっているものですから、県の中で問題をつくっておったのですけれども、この試験作成も非常に精度の問題でいろいろ問題がございますし、そういったことがありますので、全国レベルの多肢選択式の専門試験を別にやっておりますので、こちらの方で代用が十分できるというようなことで、今回この専門試験の記述式を廃止したいと思っております。 そういったことで1次試験の試験を一部取りやめたものがございますので、(3)、(4)で適性検査でありますとか、論文、作文の試験を1次試験の方に持っていきたいということで、試験日程も短縮していきたいというようなことも考えておるところでございます。以上がことしまでと来年の主な変更点でございます。 3ページの方をお願いいたします。採用試験に係る受験者確保対策ということで、これがすべてではございませんけれども、来年度、確保対策として拡充するところ、それから新たに行うもの、そういったものをここに述べさせていただいております。 まず、1番目としまして県職員、警察官の仕事説明会、採用試験説明会の開催というふうに書いております。ことし5月と10月にこの仕事説明会をやってみたのですけれども、かなり来られた方に好評でありまして、県の仕事がよくわかったとかというようなこともありましたので、来年はさらに拡充して実施したいというふうに考えております。ちなみに仕事説明会といいますのは、県の仕事の内容を紹介したり、職場見学とかということもやっていただいて、実際に仕事を見ていただいたりというようなことでしておりまして、こちらの方は県の仕事に興味を持っている方、また受験を決めておられないような方も含めて、そういう方を対象にしております。それから採用試験説明会の方はもう既に鳥取県の採用試験を受けようと思っている人を中心に、試験の内容について説明をするというようなことで採用試験説明会を行うということにしております。 それで開催案ですけれども、この3月、もう来週ですけれども、27日には高校生を対象にしたオープン県庁ということを今、計画したりして、高校生等に呼びかけて、学校等に呼びかけておるところでございます。中身は仕事ガイダンスを行ったり、仕事の話を聞きましたり、あとは警察本部、県庁見学ツアーということで、実際に仕事をしているところを見てもらうというようなこともしておりますし、その後希望者には個別相談にも応じるというふうにしております。これは春休みということで今、計画しているところでございます。 5月になりますと、これは大卒程度の警察官Aの採用の試験が始まります。そういったことで実際に受験をしたいと思っている方を中心に、試験の概要説明をしたいと思っております。5月15日に大阪、5月16日に県庁、それから5月19日に東京ということで開催したいと思っております。 8月には、8月は夏休みでございますので、実際の試験の関係の採用試験の説明会と、それからもう一つ仕事説明会を考えております。これは県庁で行いたいと思っております。それから12月、これは冬休みです。これは大学の3年生とか次の年に受験される方なんかを対象にして仕事説明会をもう一遍やろうというふうにしているところでございます。 大きな2でメールマガジン、鳥取県職員採用試験情報の配信というふうに書いておりますけれども、鳥取県人事委員会のホームページにアクセスしていただき、そこに登録していただければ、試験情報をこの方たちに配信するというようなことで、特にインターネット等で配信をしたいということで、この2月28日からもう登録開始を行っているところでございます。 そのほか、お手元の方に総合受験案内をお配りしておりますけれども、これを県内、県外、学校とか関係機関に配布しておりますし、それから特に東京、大阪、名古屋の事務所の方ではこれをUターンの担当の方などに活用していただきまして、大学回りなどもこれでしていただいているというところであります。この総合案内は後でまたごらんいただきたいと思いますけども、特に若手職員からのメッセージ等、人事委員会も最近給与の問題からいろいろ職員団体の皆さん等からも将来に夢が持てないとか、非常にあれですけれども、こうやって読んでいただきますと、若手職員がやりがいを持って仕事をしておられますので、救われた思いがしているところで……。以上です。
◎内田委員長 それでは、ただいまの説明につきまして皆さんの方で何かございましたら。(「なし」と呼ぶ者あり)よろしゅうございますか。
○初田委員 採用の人数的なものはわからないですか。若干名だとか100人とか500人と書かなくてもいいけど、若干名とか何名程度とか。 ●浅井人事委員会事務局長 今の段階ではまだ、早期退職とかがいろいろこれから出てまいりますので、職種がはっきりしないのがあります。例えば資格免許職の中の保育士さんとか、それから薬剤師とかありますけれども、そういう具体的職種がまだ決まらないものですから、まだその若干名もちょっと書けないような状況で……。その都度、受験案内を配りますときにまた書かせていただきます。
◎内田委員長 ほかにございませんか。
○稲田委員 採用試験の1ページ。3番でいわゆる現行の教養、記述式の廃止というところがありますよね。長文を読解し、要旨を規定字数に簡潔にまとめる筆記試験で、括弧して1次試験の実施で、これは要するに2次試験でやっていたのを1次試験に回すということですか。
●浅井人事委員会事務局長 御説明がちょっとわかりにくい部分があったかと思います。この記述式の廃止について、長文を読んで要約するような試験を課していたのですけれども、その効果が余り見られないということと、それからこういう内容につきましては論文試験を別にやっておりますので、論文を書かせていますので、そちらの方でそういうことは判断できるということでこれをやめまして、論文を1次試験の方に持ってくると。
○稲田委員 全く廃止すると。
●浅井人事委員会事務局長 はい。
○稲田委員 私はこの流れに逆行するようなことを言うかもしれません。逆に長文を読解してその要旨を簡潔にまとめるというこの作業は、あらゆる行政職に限らず、いろんな仕事でこれが一番やる仕事ですよ。要するに長い長い文章があるわけですね。それを簡潔にどういうことなのかということをさっと理解をする、そういう意味で、私はこれを廃止するということには反対だね。 それと理由として受験生の負担感が重いと、もともと受験なんていうのは負担感を伴うものであって、負担感があるなんていうこと自体を、他県の実例がないとか、そういうのは理由にならないような気がする。受験なんていうのはそもそも大変な負担を伴うものですよ。ストレスを感じないこの世の中なんてないのは同じことなのだから。だから、やはり私は一番重要な作業をやらない。論文というのは自分で思ったことを書くわけでしょう。表題を与えられてそれについて書くわけですね。確かにそれも作文力という点においては重要なことだから、それはあった方がいいと思いますが、長い文章を読み込むということだって、今の若い者にとって非常に我慢強さというようなものが欠落をしておるような世相の中にあって、やっぱり長文をじっくり読ませて、そしてそれを簡潔に要約をするという作業は必要なこと、将来にとっても必要なことではないかと思うのだけども、どうなのだろうか。それをやめるの。
●浅井人事委員会事務局長 実際問題としてこの2年ほどやってみたのです。それまではやっていなかったのですけれども。実際に点差も余りつかないといいますか、それなりのレベルの方ですと、点差もつきませんし、実際にそれによって順位をどうのこうのつけるとか、そういうことがなかなかできにくい。むしろ論文なんかの方が、テーマを与えましてそれを自分が思っていることを簡潔に、ある一定の字数におさめるわけですので、そこらの方で判断できるというか、長文を読んだり、解釈したり、判断したり、自分でまとめるという……。そういうようなことで、同じような試験を並べているのかなという気持ちでおるのです。
○稲田委員 何かこだわるようだけども、逆にその論文よりも私は長文を読解してその要旨を書く、ここに力点を置いた方がいいように思うけどね。点差がつくとかつかないとかということもさることながら。そうなのかな、今の試験制度のあり方として。今、私は局長が言われたようなことで納得できないな。
●浅井人事委員会事務局長 一応とにかく委員会の方で委員さん方に御議論いただいて、こういうことにしておりますけども、様子を見ながら、状況を見て、また必要であれば復活するということも、また今後ですね、適宜またちょっと御意見をいただいて、またよく見ていきたいと思います。一応来年についてはこういうことで委員会で御議論いただいた上でそういうことをお決めいただいているような状況でございますので……。
○稲田委員 意見で。
○尾崎委員 パンフレットを見せていただきまして、仕事と子育てが両立できると、これはいいなと思うのです。それで、一番最後の育児の参加のための休暇に妻の出産のときというのがきちっと書いておられますが、休めないと思っている方もまだまだおられたようなので、そこをもう少しわかりやすくアピールできるようなことがあればいいかなということと、取られた方のメッセージを入れられたらどうかなと思っています。
●浅井人事委員会事務局長 ありがとうございました。こういうところで勤務条件についても訴えていきたいなと思っております。また御意見ありましたらどうぞよろしくお願いします。
◎内田委員長 ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) それでは、ないようですので、次に、閉会中の調査事項についてお諮りをいたしたいと思います。 先ほど決定いたしまして研究留保となりました20年1号、当委員会所属の陳情並びに所管に係る主要事業、本県の行財政問題について、防災体制の整備について及び交通安全対策・犯罪防止などについて、閉会中もこれを継続審査することとし、その旨議長に申し出ることに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議がないようですので、その旨議長に申し出ておきます。 それでは、その他に入りたいと思いますが、まず執行部の方から要望がございまして、米田事務所長、旅行パンフレットの方ですか。
●米田大阪事務所長 お手元にはちょっとコピーしかお配りできないのですが、このたびJTBの西日本さんの方が独自に鳥取旅百話ということで初めて、ふだんですと山陰という形でパンフレットをつくられるのです。山陰は山陰でつくれらるのですけど、今回、昨年から観光プロモーターというのが大阪にも配置しておりまして、その方やら私の方の事務所の方がずっと営業に行きましたら、今回初めて6ページ分ぐらいなのですけれど、JTBさん独自に鳥取全体の魅力を発信するパンフレットをつくっていただきました。 これは関西、中四国の約1,000店舗に10万部配布してPRしていくということで、この春から山陰の鳥取のものとこの旅百話と、あと皆生の方を中心としたスリミングという3つのパンフレットが並ぶということで、より一層の誘客に努めてまいりたいと思います。御報告申し上げます。
◎内田委員長 委員の方でございませんか。
○伊藤(美)委員 大阪の所長さん、いろいろ観光も大変ですけども、実は今、毒入りギョーザの問題があって、日本で神戸税関署、神戸は横浜と並んで二大輸入検査が行われる場所ですわね。一体神戸には行かれることがあるのですかね。輸入の実態、検査の実態をやっぱり農家の皆さんや漁師の皆さんにちょっと教えたいと思いまして。もしその辺の話がわかるようだったらひとつお願いしたい。
◎内田委員長 即答でいいですか。今ですか。
●米田大阪事務所長 済みません。申しわけございません。ちょっと税関の方に私どもはまだ出ておりませんでして、農林水産部の方と連携をとりまして、情報だけは市場からとかそういうばらばらにはとっているのですけども、税関を通してという形はとっておりませんので、早急に対応してみたいと思います。わかり次第また御報告させていただきます。
○伊藤(美)委員 あそこに行ってみますと、鳥取県の方からも輸出するでしょう。輸出検査というのは物すごくきついのです。ナシあたりの輸出検査というのは。ところが、うわさによると輸入検査というのはほとんどサンプル検査で何にもしないというわけです。その辺の実態が出てくれば、毒入りギョーザになってしまいまして。ですから、今は氷山の一角で、今後、今のような検査が続けられると、次々にあれに類したものが出てくるというようなうわさというか、専門家の話をよく聞きますが、検査資料をもらうのもいいけども、行ってどういう実態だったかというのを見てみたりして、県内でその実態の話をしてほしいと思うのですけど。
◎内田委員長 では、そういうことです。
●米田大阪事務所長 対応します。
◎内田委員長 やってください。
○伊藤(美)委員 それから監察監、この間、文化振興財団の誰だか調査されたという話がありましたね。ちょっとその監査の中身と、それからその結果がどうだったかというのをちょっと簡単でいいから話をして。もし言われないなら言われないでいいけど。
●礒江行政監察監兼行政監察室長 昨年の末ごろでしたか。文化振興財団の運営に関しまして、ある特定の役員が財団とそれから自分の身内が関連している会社との損保の契約で双方から利益を得ている。あるいは昨年の公演の中でまだ契約を締結していないのに、準備費用として財団の方から事前に費用の支払いをさせているみたいな、そういうことがありまして、私どもの方が調査したのですけれども、聞き取り調査を中心にやってみましたけども、特にそのような事実はありませんでした。 ただ、内部に入ったときにいろいろ、その特定の役員だけではなくて、いろんな幹部職員に対して相当批判的な職員なり、またもう既に退職した方あたりからもそういういろんな声を聞きまして、これは私どもの方は県からの、強制力はありませんけども、要請ということで財団内部がもう一つうまくいっていないのではないかと。特に3点ばかり改善要請しましたのですけれども、まず1点目は、財団は小さい組織ですけれども、職場が分かれていますので、県民文化会館と未来中心と。それで相当幹部職員の方に兼務という体制があります。中には1人の職員に上司が2人も3人もおるというような状況がありました。組織改正を簡素化して、指揮命令系統を明確にしなさいと。それから財団の運営方針について役員間で必ずしも共通認識というか、意見が一致していないところがあるので、連携を強化しなさいと。それからやっぱり職場が分かれていますので、役員と職員の日常の会話が不足ぎみではないかということで、そこを意識して会話の強化をしなさいということで、その3点を私どもの方から要請したところです。
○伊藤(美)委員 わかりました。
◎内田委員長 いいですか。 ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ないようでございますので、次回の閉会中の常任委員会は4月21日午前10時から開催の予定でありますので、よろしくお願いいたします。 それでは、もう一つ私の方から。最後となりますが、常任委員会に御出席いただいております井藤生活安全部長、花本刑事部長、坂口交通部長がこの3月26日付をもって退職をなさいます。いろいろ県民のためにお世話になりました。本日は井藤部長がいらっしゃいますので、一言ごあいさつをお願いいたします。
●井藤生活安全部長 本常任委員会でこのようにお礼を申し上げる機会を与えていただきましたことに、厚くお礼を申し上げたいと思います。 先ほど県警の異動の内示がございました。ということで、先ほど委員長の方から紹介していただきましたように、刑事部長の花本、交通部長の坂口、そして井藤、この3名が退職を機に委員会のメンバーから外れることとなりました。在任中、本当にお世話になりました。先ほど県警関係の付議案件がございましたけれども、御採択いただきました。また、あわせまして総務警察常任委員会としてパチンコ店の営業時間の規制関係の条例の一部改正の発議の採択までいただき、本当にお土産までいただいたという気持ちでおります。 今まさに、団塊の世代、私も団塊の世代でございますけれども、退職に伴いまして組織も大変わりするという本当に大変な時期を迎えておりますし、多くの課題も抱えてきております。そういうことで引き続き総務警察常任委員会の委員の皆様にはお世話になると思いますが、ひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。 最後になりましたけども、総務警察常任委員会のますますの御発展と、そして本日御列席の皆様のますますの御健勝、御活躍を祈念いたしまして、お礼のあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)
◎内田委員長 それでは、委員の皆さんには御相談したいことがありますので、この場にお残りください。執行部の皆さんには退席していただいて結構でございます。御苦労さまでした。 (執行部退席) そういたしますと、最終日の本会議での常任委員会の調査活動報告の内容と人権侵害救済条例関連の勉強会の日程についてであります。 まず、調査活動報告については、お手元に案をお配りしておりますが、このような内容で報告したいと思いますが、いかがでございましょうか。よろしゅうございますか。(「はい」と呼ぶ者あり) それでは、このようにさせていただきたいと思います。 次に、人権侵害救済条例関連の勉強会についてでございますが、いつごろ行ったらよろしゅうございましょうか。皆さんの御意見を伺いたいと思います。21日と思っていたのですが、何か野球の練習の日程が先に入っておるみたいで……。
○初田委員 きょうだろう。
◎内田委員長 監督の方から。(「来月だ」と呼ぶ者あり)来月の話です。
○初田委員 きょうではなかったですか。
○鍵谷委員 うそうそ、来月。
○初田委員 そうですか。(発言する者あり)
◎内田委員長 どうしましょうか。その関係でアルコールが入りますよね。では、明くる日はいかがですか。
○鍵谷委員 明くる日というわけにならないな。
◎内田委員長 別な日を設定をしましょうか。
○初田委員 もうそれは任せるわ。
○稲田委員 委員長は22日がいいと言っているわけですか。
◎内田委員長 皆さんがどうせ来られるのだったら……(発言する者あり)
○稲田委員 どうせ野球で泊まるから、西部の者は都合がいいな。
○尾崎委員 そうですね。西部の人は。
○稲田委員 わざわざまた別の日に出てくるよりは。
◎内田委員長 という案が私の案ですが。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○稲田委員 いいと思います。
◎内田委員長 いいですか。
○稲田委員 いいのではないの。21日は忙しい……。(発言する者あり)
◎内田委員長 それでは全員出席は難しいかもしれませんが、とりあえず22日を予定するということで。 ○初田委員 22日か。
◎内田委員長 22日ですよ。
○鍵谷委員 午前中ですか。
◎内田委員長 案としては午前中です。
○鍵谷委員 10時ごろでしょう。
◎内田委員長 ええ。 早朝からでも結構でございますが。(発言する者あり)
○初田委員 いいです。うちは朝8時からいつもやっている。(「朝7時からだわ」と呼ぶ者あり)
◎内田委員長 では、とりあえず案ということで、いずれまた皆さんに連絡したいと思います。 それでは、以上をもちまして総務警察常任委員会を閉会いたします。 お疲れさまでした。
午前11時15分 閉会
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