1 調査日時・調査箇所・調査事項 平成20年4月24日(木)
○三朝温泉観光協会
・三朝温泉の旅館から排出される食品残渣の堆肥化、廃食油の燃料化に係る取組について
○もみの木園
・知的障害者更生施設による廃食油の燃料化に係る取組について
平成20年4月25日(金)
○山陰エコシステム
・県西部地区の事業所、家庭を対象とした食品残渣の堆肥化に係る取組について
2 調査委員 初田委員長、福本副委員長、興治委員、森岡委員、尾崎委員、上村委員、山口委員、稲田委員、鉄永委員
3 随行者
議会事務局議事調査課 中西主幹、前田副主幹
4 調査報告
【三朝温泉/生ゴミ堆肥化施設】
【もみの木園/支援部長あいさつ】
【山陰エコシステム/堆肥化施設】
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可燃ごみの約半分を占める生ごみの減量、資源化は課題の一つだが、視察先では行政ではなく民間が主体となって収集及び堆肥化事業が実施されており、今後同様の取組拡大が望まれる。
また、BDF事業については、温室効果ガスの発生抑制の観点から推進すべきものであり、特に視察先では障害者の就労支援としても取り組まれており、こちらも取組拡大が望まれる。
これらの事業実施にあたり、行政による一定の支援も必要だが、持続可能な事業運営には自立した経営が不可欠であり、この点は留意が必要である。
なお、行政の支援として、これらの取組を検証し評価する仕組みや製造されたものの販路開拓、販売に際しての手続簡素化等についても検討が必要と考える。
以上を念頭に、今回の調査先のような取り組みを推進し、県内の他の地域にも拡大できるよう、県議会としても尽力してまいりたい。 |