午後2時31分 開会
◎興治委員長 ただいまから、経済産業常任委員会を開会いたします。 日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。 初めに、会議録署名委員を指名いたします。 会議録署名委員は、小谷委員と前田八壽彦委員にお願いします。 それでは、ただいまから今臨時会中に本委員会に付託されましたすべての議案について審査を行います。 まず、付議議案に対する質疑、討論を一括して行っていただきます。
○錦織委員 先ほど質疑でも、市谷議員がいろいろさせていただいたところですが、「働きたい!」を応援する鳥取県雇用促進事業というところの、コールセンター等に対する大量雇用創出奨励金です。部屋の借り代とか通信料の2分の1を支援するということですが、特に通信料は本来業務の範囲にも入るのではないかというふうに思います。それから、今後2年間ぐらいで正社員化を3割ぐらいはやりたいという意向を持っておられるようなのですが、やはりこの1社に2億4,000万円もの非常に大きなお金が、予算が動くわけですので、これはきちんと検証していく必要があるのではないかというふうに思います。 ただ、緊急の雇用創出という、経済効果というものが、それなりにここでは組み込まれていますので、全体としてはこの予算に賛成します。
◎興治委員長 その他ありませんか。
○山根委員 錦織委員は、賛成ということですね。
○錦織委員 そうです。
○山根委員 ちょっと聞きたいのです。今の通信費の問題です。この通信費は、業務にかかわらない一般的な関係のところの、一般管理費のような通信費をいうのでしょうか。事業にかかわる通信料ならば、そのことが仕事ですから、確かに御指摘のようなことで。 どう考えるのですか。
●中山産業振興戦略総室企業立地推進チーム長 通信料につきましては、例えばコールセンターが業務をやるときも、今の立地補助金の対象として5年間の通信料や借料を補助しているわけですが、新たに大量雇用創出奨励金ということで、2年間延長させていただくというふうなことです。ということで、これは通常の業務での通信料でございます。
○山根委員 だから、念を押しますが、普通でいうところの一般管理費的な通信費という意味ですか。事業として通信業務が入っているから、そこは別枠ですよということをきちんと言ってほしい。(発言する者あり)
◎興治委員長 きちんと分けてあるかどうか、ということですよね。
○山根委員 そうなると、事業に対する半額助成ということになりますね。
●岡村産業振興戦略総室長 コールセンターは当然、専用の通信回線を使って業務を行っております。この限度額は、実は、大体200人規模のコールセンターを対象とした設定になっております。今、ツーウェイは年間1億円ぐらいの通信料をかけて400人規模で事業展開されています。今回250人の追加業務、これに係りまして通信料は恐らく限度額以上発生すると思いますが、ここは限度額で。2年間だけ、雇用をふやす期間だけ限度額を設定して延長させていただこうということで。メリットを、インセンティブをつけようという制度でございますので、御理解いただきたいと思います。
○山根委員 そうすると、結局緊急雇用で200人もふやしてもらうのだから、本来は事業費だけれども、2年間で総枠を設定して支援してあげましょうということですね。(発言する者あり) 問題は確かにあるけどな。(発言する者あり)
◎興治委員長 その他はございませんか。よろしいですか。(「なし」と呼ぶ者あり) それでは、質疑、討論とも出尽くしたようですので、これより採決に入ります。 採決については、3議案を一括して採決することでよろしいか、お諮りいたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議ございませんので、一括して採決いたします。 本委員会に付託されております議案第1号、第2号及び第3号について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手) 賛成全員であります。よって、本委員会に付託された議案はすべて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、その他の事項に入ります。執行部、委員の方で何かございますか。(「なし」と呼ぶ者あり) 意見もないようですので、以上をもちまして経済産業常任委員会を閉会いたします。
午後2時38分 閉会 |