午前10時2分 開会
◎稲田委員長 それでは、ただいまから総務教育常任委員会を開催をさせていただきます。 本日の日程につきましては、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めてまいりたいと思います。 初めに、会議録の署名委員を指名いたします。 本日の会議録の署名委員は、山口委員と澤委員にお願いをいたします。 7月11日付で職員の異動がありましたので、執行部の新任職員の紹介をお願いをいたします。
●柴田総務部長 総務部の新任職員の御紹介をさせていただきます。 行財政改革局財源確保室長の小濱でございます。
●小濱財源確保室長 小濱でございます。よろしくお願いします。
●泉谷会計局長 7月11日付で会計管理者兼会計局長を拝命いたしました泉谷英明でございます。気を引き締めまして職務に邁進する所存でありますので、御指導のほどよろしくお願い申し上げます。
●衣笠議会事務局長 議会事務局の新任職員の御紹介を申し上げます。 次長兼総務課長の福田健であります。
●福田次長兼総務課長 福田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
●衣笠議会事務局長 続きまして議事調査課長兼図書室長の谷口透であります。
●谷口議事調査課長兼図書室長 谷口でございます。よろしくお願いいたします。
◎稲田委員長 それでは、本日の議題に入ります。 なお、質疑につきましては、説明終了後、一括して行っていただきます。 まず、議題1、「妖怪フェスティバルinオアシス21」への参加について、田村名古屋本部長の説明を求めます。
●田村名古屋本部長 名古屋本部の田村でございます。よろしくお願いいたします。 それでは、「妖怪フェスティバルinオアシス21」への参加ということで、名古屋地域でのイベント参加についての報告をいたしたいと思います。 このイベントは、8月の11日から9月の6日までの27日という長丁場にわたって行われるイベントでございます。 会場は、名古屋の中心街にありますテレビ塔の下の商業複合施設でありますオアシス21において開催されます。 主催は、地元の中日新聞社、東海テレビ等でございます。 内容でございますけれども、昨年、東海テレビ開局50周年記念ということでナゴヤドームで妖怪フェスティバルinドームが開かれました。これの続編ということで、その中で人気を博しました、夏であればお化け屋敷ということで、都市伝説ホラーハウスというものがオアシスの広場において設営され、イベントを開催するものでございます。これにあわせて、鳥取県並びに三越が観光だとか妖怪グッズの販売ショップ、そういったものを併設して事業として展開するものでございます。 鳥取県の参加の概要ということで、(1)でございます。鳥取県の観光の魅力を東海地方へ発信するということで、このイベントは中日新聞、東海テレビという地元では有力なマスコミといいますか、広報媒体でございます。大々的にイベント宣伝が行われるであろうと思います。相当な集客が見込める中で、妖怪ブームの火つけ役でありますゲゲゲの鬼太郎、そういったものを切り口に、このふるさとであります鳥取県の認知度を高める絶好の機会であると考えております。 これにあわせて、鳥取砂丘等既存の観光地はもとより、砂の美術館、また来春開通の鳥取自動車道、米子便、さらには智頭急行、そういったものの交通アクセスといったものも宣伝してまいりたいというふうに思っております。 このイベントにあわせまして、新聞だとかフリーペーパーなどによりまして読者プレゼントということで鳥取県を発信してまいりたいというふうに思います。 イベント当日の参加の内容でございますけれども、県内観光関係者による宣伝ということで、因幡の祭典の事務局、さらには米子空港利用促進懇話会、梨の花温泉郷等々そういった団体の参加も予定しております。 参加の内容でございますけれども、鬼太郎はもちろんのこと、猫娘だとかねずみ男、またトリピー、また観光大使による観光宣伝ということも行いますし、三越が運営します販売ショップでは妖怪舎の鬼太郎グッズなども販売するつもりでおります。 その他、名古屋本部の取り組みということで、この夏に行われる事業について記載をさせていただきました。 7月の18日、19日ということで、この間の土日ですけれども、ナゴヤドームで行われたフリーマーケット、1,000のブース参加者がございましたけれども、そういった中で鳥取県の観光宣伝をしてまいりました。 また、8月の7日、8日には、ライトアップされます名古屋城の下においての宵まつり、夕涼み客を相手にするイベントでございますけれども、そういったものにも参加してまいりたいと思います。また9月の12日、13日は、これは恒例の全国ふるさと県人会まつりでございます。これは37道県の県人会、東海県人会なり中部県人会というのが名古屋にはございます、そういった37の県人会、それに鳥取県も参加いたしますし、私たちもナシの販売だとか県産品の物販、それに観光、そういったものに協力してまいりたいというふうに思います。
◎稲田委員長 続きまして、議題2、「心とからだ いきいきキャンペーン」の推進について、上山教育総務課教育企画室長の説明を求めます。
●上山教育総務課教育企画室長 それでは、県教育委員会の総務教育常任委員会資料1ページをお願いいたします。今年度新たに2つの事業の募集を始めましたので、報告するものです。 1つ目、(1)は、いきいきキャンペーンサポーターの募集です。 サポーターの登録をいただきまして、メールマガジンを配信するものです。 配信内容としましては、啓発記事、それからキャンペーン関連事業の紹介や参加の呼びかけなどの記事を中心に、月1回の割合で配信を予定しております。学校や教職員はもとよりPTAなどできるだけいろいろなネットワークを通して多くの県民に広げていきたいと考えております。 2つ目、(2)は、キャンペーンかるたの標語募集です。 県内の小学校、特別支援学校の小学部の児童を対象にキャンペーンに関連した生活リズムや社会のルール・マナーに関した標語を募集するものです。 標語を考える段階で家族と生活習慣の大切さなどを考えるきっかけとしてほしいことや、かるたで遊ぶ中で少しでも生活習慣の大切さを理解するきっかけになればいいなということをねらいにしております。 応募作品の中から読み札に採用されたものを表彰するとともに、かるたを作成して関係先へ配布することを予定しております。
◎稲田委員長 次に、議題3、県立米子工業高等学校改築工事の杭工事の変更について、山根教育環境課参事の説明を求めます。
●山根教育環境課参事 山根でございます。それでは、続きまして資料の2ページ、3ページ、4ページで説明させていただきます。米子工業高等学校A・C工区の杭工事の変更ということで、米工には4棟、棟がありますけれども、そのC棟の予定地の一部で設計時、18年度に設計しておりますけれども、地質調査で確認されなかった岩盤が確認されたという状況になりました。A・C棟部において現在のくい打ち機では貫入が不可能ということになりまして、くい打ち機の機種を変更して実施しなければならなくなったということで、くいの工事の変更ということで報告させていただきます。 工事概要につきましては、A・C工区ということで、本年度2月から22年10月までの工事でございます。 工事費が約12億円ということで、施工業者は松本・金田・平田特別建設共同企業体です。 3番のほうですけれども、施工の経緯ということで、設計時、19年に設計しておりますけれども、19年10月の段階で、3ページ、はぐっていただきまして、設計段階に8カ所地質調査を行っています。この二重丸で書いてありますのが8カ所、地質調査の位置でございます。この中で中間層、支持層というものを確認しておりますけれども、施工時にいきまして21年の5月からくい工事を行っております。試験ぐいということで、3ページの黒の三角印ですけれども、A・C範囲内でここに書いております7カ所、試験を行っております。この段階で試験ぐいについては入りましたけれども、ここに地盤の岩盤隆起想定図ということで等高線的なものをかいております。C棟のその後、3ページの第1、第2、第3という形で図面の下のほうからくい打ちを行いましたけれども、第1の面のスタートの段階にくい打ちが貫入不能ということになりまして、それから全数プレボーリングということで事前に調査を行いました。そのプレボーリングを実施した結果、6月の時点で、この赤い印が貫入不能ということの状況になりまして、A棟で62本くいがありますけれども、このうち9本入らないと、C棟に一番集中しておりますけれども、C棟の中で88本ありますけれども、56本くいが入らないという状況になりました。その後、くい工法の検討とくい工事を中止しており、検討を重ねてまいりました。 状況としては、4ページに断面図ということで、先ほどの第1、第2、第3という面の断面図を入れております。下の黒い点線が設計段階の地質調査で予定しました支持層でございます。今回、プレボーリングという格好で赤い岩盤状の山が地中に出てきまして、その部分にくいが貫入ができないという状況になりました。 くい工法の変更ということで、岩盤面までの深さが当初想定したよりも浅いという状況が生じましたけれども、構造計算を行いまして、やはり岩盤に穴をあけてある程度のくい打ちを確保するという必要が生じたものですから、今回、岩盤掘削用のくい打ち機の導入を行うことが不可欠になったものですから、今回報告させていただきました。 それと同時に、今現在、くい工事をとりあえず検討して中止しておりますので、今後再開した段階には工期の変更ということが生じると思いますけれども、初期段階ですので、できるだけ学校運営に完成に支障にならないように検討していきたいと思っております。
◎稲田委員長 続きまして、議題4、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告について、田嶋教育環境課長の説明を求めます。
●田嶋教育環境課長 資料5ページをお願いいたします。県立米子白鳳高等学校の体育館耐震改修に係ります工事の請負契約についての報告でございます。 その内容は、5ページに記載のとおりでございます。
◎稲田委員長 続きまして、議題5、特別支援学校における教育の在り方の検討について、松本特別支援教育課長の説明を求めます。
●松本特別支援教育課長 それでは、同じく資料の6ページ、7ページをごらんいただきたいと思います。 最初に、7ページのほうで高等特別支援学校と、それから今ある特別支援学校の分校・分教室との違いをちょっと御説明させていただきたいと思います。 このねらいは、形態は違いますけれども、同じものでございまして、右側の四角で囲んでございますが、同じく軽度の知的障害のある生徒が学ぶ高等部のみの学校や教室であること、また、社会自立と就労を目指した教育を中心とするものであるということ、そしてもう少しイメージ的には、特別支援学校の中の職業高校的な位置づけのものであるということでございます。 左側に逆の台形のような形をしたものがございますが、これが県内の知的障害の特別支援学校の一つの規模を示したものでございまして、下のほうから小学部、中学部、高等部と、このように学部がございまして、年齢が上がるにつれてその生徒数がふえている状況でございます。特に中学部ですと大体50名ぐらいいるのですが、高等部になりますとその倍の100名近くになるということでございまして、このほとんどが中学校の特別支援学級から進学してくる子供たちが占めております。 今、考えておりますのは、その高等部の中で斜線を引いてございますが、特に軽度のお子さんだけを取り出しまして、そして学校もしくは分校・分教室をつくったらどうかというものでございます。 右側のほうの四角でございますが、新たな高等特別支援学校あるいは分校・分教室は、規模が違うということでございます。例として挙げておりますけれども、高等特別支援学校でございますと1クラス8名で1学年4クラスの3学年で12クラス、96名規模になるのではないかなということ、あるいは分校でございますと、さらにそれは規模が小さくなって、学年2クラスの6クラスぐらいということで、いずれも廃校舎を利用したものになるのではないかということでございます。 分教室につきましては、1クラス8名の大体1学年1クラスぐらいで、しかも県立学校の空き教室を活用してはどうかというものでございます。中の施設設備につきましても県立学校の施設を借用するという形になろうと思っております。 具体的な違いにつきましては、その下の表にございますが、大きく違うところは特に入学の試験でございまして、今は希望する者は全員入学ということになっておりますけれども、全国的にもこういった形態の学校ですと選抜試験を実施しているということ、そして4番目の学習内容で、特に授業時数の半分以上がやはり職業教育に力を入れているというところでございます。今現在、下のほうに書いてございますけれども、26の都道府県、政令指定都市で設置されているという状況でございます。 では、もう一回戻っていただきまして、6ページのほうで今の状況を御報告させていただきたいと思います。 第2回の在り方検討委員会が6月23日ございまして、先ほど言いました例の3つのプランというものを提示させていただきました。一つは高等特別支援学校を設置するもの、あるいは分校・分教室を設置するものという形でA、B、Cのプランを提示し、検討委員会で協議をしてまいっておるところでございます。ただ、第2回目の会議では、委員の皆様の多くがAの高等特別支援学校設置が望ましいのではないかというような意見が多数を占めているという状況でございます。 2番になりますけれども、あわせて最初に5月に保護者等の意向調査をいたしましたが、その結果、非常に保護者にも十分理解されていないということがございましたので、並行して県内3地域で説明会を7月の2日と3日、東部、中部、西部で行ってまいりました。参加状況といたしましては、約168名程度の参加がいただけました。 主な意見といたしましては、やはり説明会を聞いて高等特別支援学校の考えが変わったという御意見、また、ぜひパイロット的な存在として設置を望むとか、またある人は、そういったお金があるのなら今の特別支援学校の高等部を拡充させたほうがいいのではないかとか、また、いいことだと思うのだけれども、やはり地元志向といいますか、通学できるということで自宅から通わせたいところということで場所にこだわられている、こういうふうな意見がございました。 また、あわせて委員の方々で先進地といいますか、現在高等特別支援学校を設置されているところを視察等もしていただきました。大阪府立のたまがわ高等支援学校、それから兵庫県立高等特別支援学校です。いずれもやはり新しいものではなしに、廃校舎を利用しているという点が共通しておりますし、また80%程度の就職率を誇っているということも共通しているところでございます。 この在り方検討委員会または教育委員会の考え方といたしましては、今後、再度保護者のニーズを把握するためにアンケートを実施し、また方針を決めまして、パブリックコメントもとりたいというふうに思っております。 そうしたことをして、関係者のニーズを十分聴取しながら、検討委員会の意見も勘案し、今後、設置形態や機能、規模などを検討していきたいというふうに考えているところでございます。
◎稲田委員長 続きまして、議題6、平成22年度鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験選考基準の公表について、横濵参事監の説明を求めます。
●横濵参事監兼高等学校課長 平成22年度鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験の選考基準の公表について報告させていただきます。 7月18日、19日の2日間採用試験を実施しました。 小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、養護教諭合わせまして1,110人の受験者がありまして、無事に終了いたしました。 ことしの採用試験の大きな特色は、(2)番にありますけれども、7月6日に県のホームページに選考基準を公表したことであります。 この経緯につきましては、3番にお示ししておりますけれども、昨年度から教員採用試験の公平性、透明性を高めるためにさまざまな改善に取り組んでおりますけれども、その(2)にありますように採用選考基準の公表も大きな目玉の一つであります。具体的には、面接試験の評価の観点及び評価基準の公表、教育問題に関する討議の評価の観点及び評価基準の公表、各試験の満点の得点の公表ということであります。そこの(1)番に示しておりますけれども、この各試験の配点は昨年度から示しておりますが、ただ満点が何点なのか、あるいは一意に定まらない解答、例えば記述式の解答の正解例はどうなるのか、これは公表しておりませんでしたので、これもあわせて公表することにいたしました。 具体的には9ページをお開きください。この形そのものがホームページに載っております。試験項目、筆記試験、技能・実技試験、それから教育問題に関する討議、面接試験等があります。 校種は、各校種。 そして選考基準としまして、評価の観点、そして評価の主な着眼点、そして筆記試験の満点あるいは面接試験の満点というものを示しております。 例えば筆記試験のうち一般教養・教職教養、これは全校種・職種が対象になりますけれども、これは満点は100点ですということであります。 あるいは、今度は中学校教諭、高等学校教諭の志願する教科に関する専門試験、これは200点が満点ということであります。 ちょっと下がりまして、面接試験、これは集団面接でありますが、これは全校種対象になりますが、評価の観点として(1)から(5)、教育に対する情熱、教員としての使命感とか、あるいは(5)番の人間関係能力ということを示しまして、具体的にではどういう人物を求めているのかということを示しております。面接につきましては、AからDの4段階で総合評価をし、それぞれ校種に応じて360点満点とか240点満点とか示しておりますが、こういう形で改善に取り組んでおりますので、引き続き公平・透明性の確保に努めていきたいというふうに思っております。
◎稲田委員長 執行部の皆さんに申し上げますが、マイクが、結局私たち委員に聞こえるのは肉声が聞こえてくるわけでして、モニターがありませんので、もう一声大きな声を出して説明をしてください。 それでは、議題7、家庭教育推進協力企業200社達成について、松田家庭・地域教育課長の説明を求めます。
●松田家庭・地域教育課長 10ページをお願いいたします。家庭教育推進協力企業200社達成につきまして御報告をさせていただきます。 この制度は、平成17年度から家庭教育の充実に向けて職場環境づくりに取り組んでいらっしゃる企業の方々と協定を結ばせていただいて家庭教育を推進するという制度でございますけれども、この7月27日の協定締結によりまして207社になりますので、御報告をさせていただきます。 今回の新規協定締結企業につきましては、2番に掲げております倉吉信用金庫さん以下23社の方々でございます。 この結果、地域別の協定締結企業につきましては、そこに掲げておりますとおり東部87、中部85、西部31ということになりました。このうち倒産等によりまして残念ながら解約をさせていただいた企業も4社含まれて、これは除いておりますけれども、207社のうち4社が解約をしたところでございます。 協定締結実績につきまして、そこに4番に掲げておりますとおりでございます。 また、7月24日には、協定締結式を開催いたします。その折には、各企業の皆様に御参加いただきまして懇談会なども開催する予定でございます。 今後とも引き続き、商工会議所でありますとか青年会議所等の方々に御説明をしながら協力の呼びかけを実施したり、企業の方からの御紹介も受けて広く進めてまいりたいというふうに考えております。
◎稲田委員長 次に、議題8、あなたも弥生のお菓子職人!レシピ・アイディア募集事業について、中原文化財課歴史遺産室長の説明を求めます。
●中原文化財課歴史遺産室長 それでは引き続き、11ページと別添の黄色を基調といたしました華やかなチラシのほうをごらんいただきたいというふうに思います。 教育委員会では、さきに青谷上寺地遺跡整備活用基本計画を作成したところでございますが、妻木晩田遺跡も含めました「とっとり弥生の王国」と呼んでおります日本有数の弥生時代遺跡へ親しみ、その保護と活用に興味を持っていただくきっかけとして弥生時代の食をテーマに広く一般県民を対象として弥生時代の暮らしをイメージできるお菓子のレシピ・アイデアを募集する事業を行うものでございます。 これは、3年間実施してまいりました論文・アイデア募集の事業の後継として考えておるものでございまして、従来はどうしても、遺跡といいますと年配の男性方を中心とするファン層に支えられているわけでございますが、これを女性あるいは子供たちに遺跡に足を向けてもらいたいという思いから事業を行うものでございます。 応募期間は、7月20日から始めまして、9月30日まで、夏休み期間を含む2カ月間としております。 募集の内容は、2つございまして、実際にお菓子が完成するまでのレシピを募集するものといったレシピ部門、そしてこんなお菓子があったらいいというアイデアを自由に考えていただくアイディア部門という2つを考えております。 申しわけございません、チラシのほうをごらんいただけますでしょうか。チラシを開いていただきまして、右側のページの下のほうにうちの若い職員が考えましたアイデアの例として土器土器チョコレートというのをかいておりますが、このようなアイデアを自由に子供たちや女性の方たちに考えていただければというふうに思っておるところでございます。 資料にお戻りいただけますでしょうか。順番が前後いたしますけれども、一番最後、6番に審査でございますけれども、料理研究家の方、考古学関係者、地元団体等から成る審査会におきまして入賞作品の選出を行いたいというふうに思っております。 5番の副賞でございますが、部門ごとの地域の団体等からの協賛も得まして、以下の賞を設けたいと思っております。賞金はございませんけれども、弥生時代の遺跡に関する副賞というのを入賞者へ贈って記念とさせていただきたいと思います。 また、中学生以下の応募者の方には、全員にささやかなものではございますが、参加賞をお贈りしたいというふうに思っております。 最後に、4番目の作品の取り扱いでございます。入賞作品をパネルにした巡回展示あるいはレシピカードの配布等を行いまして、多くの方々に目に触れるように周知していきたいと思っております。 また、入賞作品のレシピ・アイデアをもとといたしまして、実際にお菓子をつくってみまして、妻木晩田・青谷上寺地遺跡に関するイベント開催時などに来場者へ提供するなどの取り組みも考えていきたいというふうに思っております。
◎稲田委員長 それでは、ただいままでの説明について質疑はありませんでしょうか。
○山口委員 まず1ページですけれども、この妖怪フェスティバルinオアシスというのですけれども、このオアシス広場21、この銀河広場というので、どのぐらいの広さのところか。あるいは交通アクセスが非常に便利であるとかです。 他の県がこの地域でやっておられるかどうか。他の県とか他の自治体とかそういったものをやっておられる場所かどうか。
●田村名古屋本部長 田村でございます。オアシス21、これはテレビ塔の下にございまして、名古屋の中心街の栄にございます。それで掘り込み式になっておりまして、地下街とつながっておるところでございます。それで周辺には、ここにも書いてありますようにNHKの放送局だとか愛知県立の芸術文化センター、それに松坂屋だとか三越の百貨店、それと私どもがおります中日ビルということで、そこのオアシス21に行き交う人たちというのは年間で約1,000万人というふうに言われておる非常ににぎわいのある場所でございます。こうしたところで27日間鳥取の宣伝ができれば、非常に私どもの知名度アップにつながるのではないかということで参加をさせていただきました。 それと、ほかの自治体はということでございますけれども、これは昨年ナゴヤドームで開かれたときに、地方自治体としては県としては鳥取県、ほかの自治体としては三次市というのが妖怪の関係で結構名のあるまちだというふうに聞いておりまして、自治体としてはその2つだけが出ております。 それで去年は、ナゴヤドームで1週間行われて15万人の動員があったのですけれども、いろんな催しをやりました。それで今回は、オアシス21というその広場においてホラーハウスを設定するということで、これが約20メーター、30メーターの囲いをしたところでございますけれども、そのお化け屋敷がありまして、それに自治体が参加するというのは、ここの妖怪ということでつながりのある鳥取県だけでございます。それで、名指しで中日新聞なり東海テレビのほうからあったものですから、ことしも大いに宣伝できるものだということで参加をさせていただきました。
◎稲田委員長 いいですか。 ほかにありませんでしょうか。
○鉄永委員 全部どれでもいいですね。(「総務からいこうや」と呼ぶ者あり)
◎稲田委員長 いや、もう一括。総務は1件しかありませんので、一括して。
○鉄永委員 いいですか。ちょっと教育委員会、7ページ、特別支援学校ですけれども、この図を見ますと小学部が40名ですよね。これは一つの現在の知的障害特別支援学校ということなのでしょうが。高校になると100名、2.5倍ありますよね。そうするとこれは6年たったらどうなるのですか、というのがまず第1です。 今、25名から35名程度というのは、高等部を中心に、対象に考えてそうなっているのだと思うのですけれども、もう6年後には小学部が中・高に行くわけですが、実際この台形が相当大幅に減るのですね。2.5倍ということで、どうやって運営されるか、見通し持っておられるのでしょうか。 教員採用試験ですが、特に小学校をちょっとお伺いしたいのですが、主要教科の国語、社会、数学、理科というのは、わかります。この技能・実技試験というのは、今、どんなものを実際やっておられますかということ。 私、ちょっと歴史に疎いもので、弥生時代にヤギはいなかったでしょうか。イノシシは書いてあるし、シカもいるのですけれども、ヤギみたいな似たようなものはいない。ちょっと教えてください。
●松本特別支援教育課長 今の見通しでございますけれども、お話ししましたように小学部からで2.5倍になっておるということで、今のこれからの推計を見ましても、まずこの流れといいますか、これはほぼ変わらないだろうなというところでございます。やはり小学部に入ってくる子供は、ある一定数はあると。しかし、実際には小・中学校の特別支援学級にそれぞれ各学年ごとに10名未満程度の、6~7名、あるいは少ないところは何名とかという子供たちが特別支援学級におりまして、その子供が中学校に上がったり、あるいは中学校から高校に行くときに少しずつ今、特別支援学校のほうに入学してくるという流れでございます。 なぜでは高等部だけがこんなに多いのかと言われますと、やはり高等部になると義務教育ではなくなることから、いわゆる高校での入試があるということがございますし、一方でもう一つ、今日的な課題でいいますと発達障害、情緒の問題のあるお子さんの中で知的障害のあるお子さんがやはりこちら特別支援学校に入ってくるという形でございまして、今いる子供たちがそのままスライドしながら上がってくる状況は変わらないというふうに思っておるところでございます。
●白井小中学校課長 小学校におきます実技・技能試験でございますけれども、まず音楽のピアノの弾き歌い、それから図画工作のデッサン、それから体育で水泳、それからボール運動、それからマット運動、器械運動です。それから国語の書写で硬筆の書写等をやっております。
●中原文化財課歴史遺産室長 お手元の先ほど御説明しましたチラシの、開いていただきました右手のほうに弥生時代に食べられていたものということで上げております。あくまでこれは例として挙げたものでございまして、全部を書き上げているわけではないのですが、私の知り得る限りでヤギあるいは羊といったたぐいのものが遺跡から見つかったという例はないというふうに思っております。ただ、青谷上寺地遺跡の場合、見つかりました動物をかいた板の中に角がくるくる巻いているように見える動物の絵がありまして、これが羊ではないかとか大分議論にはなりましたけれども、今のところ遺跡から実際に羊とかヤギとかそういうものを発見した例というのはちょっと私の知り得る限りではございません。
○鉄永委員 最初の分はわかりましたけれども、全体の知的障害者という数からすれば率がふえているというのも聞きますけれども、しかしながらかなり減ってくるのですよね、対象児童というものが。そのあたりは実際どうされる。やはり検討しておかれるべきではないかなと思うのですけれども。というのが3地区にというようなことを考えますと分散するわけですから、ますます小さくなるということですよね。少なくなればやめてしまえばいいという判断なら別ですけれども、やはりやるのであればある程度10年先とか見通して、いけるのではないかと思うのです、現実には。幼稚園も保育所もある程度ターゲットに入れていけばね。その辺の見通しもう一度教えてください。 採用試験ですけれども、大変ですね、小学校。全教科やるというのですね。全教科。実際250点でどれぐらいの配点があるのかどうかわかりませんけれども、今、小学校の教員に要請されているというのはどういう教師なのでしょうか。もう国語、社会、数学、理科というのは主要ですけれども、ピアノを弾くであるとか、やはりこれ、かなりあれもこれもやっていかないと対象にならない。逆に言えば専門的な人というのは落ちていくのではないかと。普通にみんなやれた人が我々でいえば当選みたいなことで、ある程度ぼんと上がったり極端な人というのはなかなか点数あげにくいというようなことがあると思うのです。それで、私考えるに今の小学校の教育委員会の求められているという教育ですけれども、体力というのが相当落ちていってきているのですね。きょうの方向性でも外に出て遊ぼうとか、今さらだと思うのですけれども、実際何でそういう指導が今までできてこなかったのか。水泳、それは25メートル泳ぐのはいいですけれども、ある程度小学校にはそういう音楽にもたけた人であるとか、どれもこれも中途半端ではなくて、やはり専門専門が配置されるというのがベター、ベストではないかと思うのです、指導者等が。これについてはこの人に頼めばいいとか、その辺どう。試験ですから大変だと思うのです。一定の基準を入れていくということが必要ですから。ですけれども、今の教育委員会に求められている教師像というものをもう少し考えてみる必要があるのではないかと最近思うのですが、いかがでしょうか。 わかりました。確かにくるくると回った彫刻はある。ということは目に見えているということですよね。見えていなかったら書かないでしょうから。骨が出ていないという。何でこんなことを聞いたかといいますと、実はあそこのだだっ広いこれから収用する面積をどうやって管理するのだという頭がちょっとあるものですから、知事公舎だけではなしにヤギを使えばある程度簡単にできるし、子供も喜ぶのではないかな。イノシシ飼うわけにいきませんし。あれは穴掘って出てしまうようですから。シカは角が出たら大変でしょうし。何かそういったことも考えてみてもよかったかなと思ってちょっと聞いたところです。そういった管理の面も考えておられるのかどうか、ちょっとお伺いいたします。
●松本特別支援教育課長 もう一度7ページのほうの台形のほうをちょっとごらんいただけますでしょうか。この100名というのは、3学年で100名でございまして、その矢印しておりまして、1校当たり25名から30名が移っていくのだよというものが書いてございますが、これは1学年に直しますと大体8名から16名ぐらい移って、学校の規模によって違いますが、要するに3学年たつとこれぐらい減りますよというものでございます。ですから100名のうち大体今の25名から35名が3年たつと減るという予測でございまして、今の委員の御指摘がございましたが、今後の推計も見ながら考えてみますと実は知的障害のお子さんは発達障害も含めて徐々にふえておりまして、そうしますとこの25名から35名の子供たちが移ったとしても学校規模としてはそれほど小さくならないといいますか、私どもはこれ以上の減少を本当は望んではいるのですけれども、今の現実としましてはかえって教室不足に陥るぐらい我々の予測を上回る子供たちが入ってきている現状です。確かに子供の数は義務の段階でも非常に減っているのですけれども、この障害のあるお子さんは現実的には非常にふえている状況でございまして、医学的に文科省も調査しましたけれども、これといった原因はつかめない。ただし、だけれども現実的にふえていて、それは鳥取県だけではなしに全国的でございまして、この知的障害だけでいいますと文部科学省調査で1.6倍ふえております。鳥取県内ではこの過去5年間で1.3倍という形で、国全体で調べたほうがもっとふえているという状況でございまして、そういった推計をもとに考えているところでございます。
●白井小中学校課長 小学校の教師につきましてですが、御承知のとおり中学校におきましては教科担任制ということで教科の専門性に応じた教員配置ということを行っておりますが、小学校は基本形が学級担任制でございまして、教員数につきましても配置の基準というのはあくまでもやはり学級担任ということでやっております。委員おっしゃるように、例えば音楽などはその専門性を持った教員が中心に行っていくということも場合によっては考えられますけれども、基本形はやはり担任がすべての教科を基本的には持つという前提でやっております。ということで、教員養成の課程におきましても小学校の教員養成課程では専門性も追求はしますけれども、どちらかというといろんな教科を実技や技能も含めて広く学んでまいりますので、採用試験におきまして本県に求める小学校の教員としましては一定の技能あるいは知識等を持った者を試験によって選考したいと考えております。
●中原文化財課歴史遺産室長 先ほど御質問にありました件につきましては、実際に遺跡から見つかっていないということは必ずしもいなかったということを証明しているわけではございませんでして、今後発見される可能性もありますし、大陸から渡ってきた渡来人が実際そういうものを見た、あるいは知識として持っていたという可能性というのは決して否定するものではないというふうに思っております。 あわせて維持管理において、例えばヤギとかそういうことを活用するというようなこととか考えているかというようなお話だと思いますが、御指摘のとおりに広大な遺跡を維持管理をするということは当初から基本計画の中でも非常に心配をしているところであります。例えば長崎県の原の辻という遺跡では、水田を復元したところにアイガモを放して雑草の管理をさせているとか、そんなようなこともございますし、例えば水田を青森のほうで行われています田んぼアートとか、そんなような形での維持管理の工夫というのをいろいろと考えて模索していきたいというふうに考えているところでございます。
○鉄永委員 教員採用試験だけちょっと言っておきますけれども、子供にやはり感動を与えたり先生として尊敬の念を、あこがれであったり、そういったことができれば必要なのだろうなと私は思っています。やはり自信のない科目を、どうしてもこれを8科目とかなりますとみんなだれでも得手不得手があるはずで、それは実際学校の中である程度回しておられるようですけれども、もうちょっとそこら辺を着目してもいいのではないかという思いがします。一定レベルで何の教科をいいだ悪いだというのではなくて、やはり学校そのものにそういった人ができるだけ配置できるような形のほうが、もっと音楽であっても図工であってもそれなりにやはり専門性というか、知識の高い人があったほうがそれに目覚める子供がある可能性のほうが強くなるのですよね。僕らが小学校のとき思っても、やはり図工の先生いらっしゃいましたけれども、そこは熱心ですよ。音楽の先生が熱心な実力のある先生であれば、やはり音楽に力が入ってきますし、あるいは体育だったら体育で。例えば校長先生が体育が得意だというのだったら、僕らの小学校のときでもやはり文部科学省の全国表彰受けたり。そういうのを見てきておりますと、何かやはりそういう特色のある教師というのですかね、満遍と中間、ある程度できるという人よりもそういった少しは何か色がついてもちょっと考えられたほうが学校運営には、あるいは子育てにはいいのではないかと私は思っておりますので、あとはどう判断されるか、私の意見だけ申し上げて終わりたいと思います。
◎稲田委員長 答弁はいい……。
○鉄永委員 要りません。
○前田(八)委員 妖怪フェスティバル、これはお金が全く出ていないですけれども、これは当初予算で措置済みなのでしょうか。 2点目が特別支援学校。私の周りの30代の人で職業につかずに軽度障害で本当に困っておられるのを見ておりますから、これは大いに進めるべきだと思うのですけれども、この報告書を見るとプランAで、プランAというのは高等特別支援学校のほうがいいという大体の意向ですね。 その次の2のところで、そこで県内3地区で理解・啓発の説明会、支援学校全体を含めての説明会ということですか。で、教育委員会としては全く真っ白で、これから関係者の意向を聞きながら決めていくというスタンスなのか、大体こういうふうに持っていきたいというのがあるのでしょうか、それをお聞きしたい。2点。
●田村名古屋本部長 名古屋本部でございます。この事業は、当初予算の段階ではまだ事業化としてはなされていなかったものですので、例年7つか8つのイベントは参加しております。そうしたものと、それ以外にということで、今回こういうものを追加でさせていただきました。名古屋本部といたしましては、観光物産に関する予算としては約300万円ほどございます。その中で今回のこの事業の出展をさせていただいたということでございます。
○前田(八)委員 これで幾らかかるのですか。
●田村名古屋本部長 これは出展料は50万円でございます。
●松本特別支援教育課長 教育委員会としての考え方でございます。この審議会答申にもありましたけれども、やはり軽度な知的障害のある生徒のために高等特別支援学校の設置ということがいいのではないかという考えのもと、しかし一方では、やはり県民の皆様のニーズを十分把握した上でそれにこたえられるものが一番いいであろうということでございますので、総合的に考えていきたいというふうに考えております。
○前田(八)委員 総合的にというのは、要は皆さんの意見を聞きながら持っていくということですか。ただ、高等特別支援学校とセンター的につくると、当然これは全県ですから寄宿舎が要りますね。それはそういうことを含めて検討されるということですね。
●松本特別支援教育課長 保護者の中にも県内3地区にぜひつくってほしいとか、それからやはり1校だけつくってほしいとか、その中にはもし1校だった場合には寄宿舎が要るのだとか、そういう御意見が多数ございますので、そういった、ただ何らかの対策をしなければならないということは皆さん同じ思いであると思いますので、それはもう教育委員会としてもこの軽度の知的障害のために何かをしようという形でございまして、そのためにどういった形態のものを設置したらいいのかというところで県民の皆様の意向を十分把握した上で最終的に決定したいという考えでございます。
○前田(八)委員 もういいです。
○興治委員 同じく特別支援学校の関係なのですけれども、これは大体、設置予定はいつごろを予定しておられるのかということと、あと入学資格のところに中学校もしくは特別支援学校中等部を卒業した者とあるのですけれども、さっき前田委員は30代の方のことを言われましたけれども、いわゆる過年の方ですよね、年が過ぎているというか、そういう方も対象にされるのかどうなのかということと、それとあと、7ページの上の右側の四角の中ですけれども、ここの例として書いてありますけれども、高等特別支援学校の場合は一応96名を想定しておられて、分校の場合は1校当たり48名ということになっています。分校の場合、3地区にという声もあるということだったのですけれども、これは仮に3地区ということになると、この48名を3倍にすると144人になるのですけれども、先ほど鉄永委員の質問に対する説明で人数的にはかなりふえるだろうということが予想されるというお話だったのですけれども、この96名と144人のどちらのほうが実態により近いということで見込めるのか、その辺のところを教えてください。
●松本特別支援教育課長 いつごろの予定かという最初の御質問でございますが、もし、という形で考えたときに、やはり空き校舎の耐震の問題、そういった施設整備にかかわる問題がございますので、早くても平成25年ごろというような見通しを持っておるところでございます。 また、過年度卒業生は対象かということでございますが、この本県が設置したときにもう少しそれは考えないといけないと思いますけれども、他県の場合でございますと、一応中学校卒業者を対象でございますから、受験の資格としては当然対象にはなるということでございます。 今の分校にした場合の規模でございますが、これは非常に粗っぽい計算でございまして、実は県内3校、特別支援学校あるわけですけれども、やはり白兎養護と米子養護が非常に大きく、学校の生徒数が多いわけでして、中部の倉吉養護学校はちょっとそれよりは小さいということでございますので、この県内3地区同じ規模の分校ということはちょっとどうなのかなということもございまして、ざっとこれは上げた数字でございますから、具体的になるとやはり中部は1クラスになるのかなとか、そういうこともあります。ですから余り詳しいモデルを出すと県民の方が迷われるので、分校をもしつくるとしたらこれぐらいの規模ですよという目安でございますので。また、もしかすれば高等特別支援つくったときにはニーズが多ければこれに示したよりも大きい定員を考えないといけないこともあろうかと思っております。
○興治委員 先ほど過年度の方も対象になるというお話で、そうなると対象者がふえていく可能性はあると思うのですよね。そうすると、さっき96名と144名とどちらが実態に近いのですかと聞いたのですけれども、そのことのちょっとお答えはなかったのですけれども、もう一度お答えいただけたらなと思うのです。 あと試験をするということで、試験に落ちた人の受け皿はどうなるのでしょうか。いわゆる既存の特別支援学校で受け入れていくということだけなのでしょうか。
●松本特別支援教育課長 規模につきましては、最大が今の146とちょっと言えるかどうかわかりませんけれども、100名前後が一つの大きな目安なのかなというふうに思います。ですから実際に設置ということになれば、そこら辺をもう少し精査しながら規模等を考えていかないといけないかなというふうなところでございます。 そしてもう一つでございますけれども、他県の例でございますと、この高等特別支援学校は、先に受験を実施します。やはり落ちた生徒は、今、全員入学でございます特別支援学校の高等部に入るというようなシステムになっております。
○興治委員 もういいのですけれども、もう少し、やはり将来見込みみたいなものを精査をしていただいて、過年度の入学希望者が、これを見ますといわゆる既存の特別支援学校では木工、窯業等ということなのですが、余り現実的な就労に役立つ職種内容ではないのではないかなと思うのですよね、今やっているのは。これから食品加工だ、クリーニングだ、ビルメンテナンスだという、より実際的に役立つような職業能力を身につけてもらうという形にされると思うので、ニーズ的にはふえる可能性はあるのだろうと思うのですね。過年度の方の想定をして、実際的にどれぐらいの人数を受け入れすべきなのかということと、あと試験に落ちた人が現在の特別支援で受け入れがどうなるのかとか、その辺のところもう少し精査をして、規模的なところもちょっと考えていただきたいということと、あといわゆる財源的にというか、財政的にどれぐらいの規模になるのかということもあわせて後々常任委員会のほうに示していただけたらなというふうに思います。
●松本特別支援教育課長 もう少し具体的なものという形で、今後検討しお示しできたらというふうに思っております。
○山口委員 公立学校の教員採用試験でございますけれども、小学校、中学校、高校、それぞれ年齢制限があるわけだ。今、受験回数で何回ぐらい挑戦している人がどのくらい多いかということ。 7回も8回も受験して失敗する人がないかどうか知りませんけれども、これは例えば年齢制限ですが、30代で、あるいは40代で失敗してしまいますと本当に行き場がないわけですな。だからそういう方々を、もうあなたは不適格ですというレッテルを貼れないかしれないけれども、皆困るのではないかと思いますが。だから現実はどうでしょうな、本当に。教員を志望しておるのですけれども、なかなか採用という中に入らない。途中で方向転換するということはなかなか難しいと、こういう人がかなり多いというふうに思いますけれども、現実はどういうことでしょうか。講師を何年かやって、もうあなたはだめですよと、こういう形で言うわけにもいきませんし、(「難しい」と呼ぶ者あり)いや、難しいけれども、本当に将来職種変更、だからそういう方に対してはある程度試験結果で自分が判断をすればいいかもしれませんけれども、何かやはりサジェスチョンをするというようなことも考えてあげないと本当に人生がそこでもうだめになってしまう、こういうことがあると思います。特に教員。普通の事務職とかそういったものなら、技術者以外の分だったらいいかもわかりませんけれども。そういうことを考えて、現実はどうなっておるのかな。どういう対応がとられる。
●横濵参事監兼高等学校課長 現実的に、どの受験生が何回受けてどうなったということはわからないのです。
○山口委員 まず、小・中学校、高校の年齢。
●横濵参事監兼高等学校課長 年齢は50歳未満まで可能です。したがいまして、受け続ける受験者はおります。 ただし、成績をA、B、C段階で公表、開示しますので、自分がやはりどのレベルにいるかとわかってきますと、だんだんそのうちいなくなってくる受験者もいます。したがいまして、そこにつきましてもうそろそろ難しいではないかということは一切言うこともありませんし、もう受験者本人の判断にかかるしかないと思っております。
◎稲田委員長 いいですか。
○山口委員 いいって、すべて受験者の判断でしょうけれども、ちょっとなかなか難しいです、本当に。次の就職先を求めると言われても、一番長い受けられた人は何回ぐらい受けた。
●横濵参事監兼高等学校課長 そういう最長記録もちょっととったことがありませんのでわからないのですが、でもやはりよく見る名前があるなという形でここ3~4年は、でもやはりチャレンジする意欲がある人は続けると思いますし、そこの段階でまた適切に自分で判断されるというふうに思っております。
○山口委員 自分で判断をするだけですな、それはすべて。仕方がないかもわからないけれども、大変ですわ、これは。 もう受験した学科の別ですな、そういったものが本人には行くのかな、点数とかそういったものが内容が。ただ総合点だけであなたはだめですよと、A、B、Cか知らないけれども、不合格で。
●横濵参事監兼高等学校課長 開示請求があれば当然開示をしますので、得点はわかります。それから一次試験の不合格者に対しましてもどんなレベルかということをもう少し、D、E、Fという形で、不合格なのだけれども不合格でもどのレベルかという形でかなりもう近いほうとか、あるいは差があるということの目安も送っておりますので、判断していただけるのではないかなというふうに思います。
○山口委員 個人の問題ですけれども、大変なのです、これは。
○澤委員 では、ちょっと先ほどの妖怪フェスティバルのもう少しお聞きしたいのですけれども、題名に妖怪フェスティバルinオアシスと書いてありまして、妖怪ということが書いてあるので、非常に境港の妖怪という部分ではいいと思うのですけれども、実際に何かこれをちょっと読んだだけではせっかくの妖怪という部分で本当に境港にどれだけ誘客ができるのだろうかということをちょっと感じることがあるのですけれども、それにあわせて要は名古屋便ですよね、これとどういうような形でキャンペーンなども張っていかれるかというのもちょっとお聞きしたいということが一つです。 それともう一つは、教育委員会の家庭教育推進協力企業制度、これをちょっと見せてもらっていたのですけれども、数字で東部、中部、西部の状況が出ていまして、私、西部なので、ちょっとこれはお聞きしたいなと思ったのですけれども、東部、中部に比べて西部のほうが非常に31社ということでちょっと少ないなという率直な意見なのですけれども、これについてやはり理解が足りないのか、取り組みがどういうような方向でこういう数字になったのかなというのをちょっとお聞きできたらと思います。
●田村名古屋本部長 名古屋本部でございます。昨年開かれた妖怪フェスティバル、ナゴヤドームで開かれたものでございますけれども、これは世界妖怪サミットだとか鬼太郎の博物館だとかゲゲゲの鬼太郎のトークショーだとかということでナゴヤドームのあそこの中でいろんな事業を展開したのですけれども、今回はそうしたものではなくて、それの続編ということで、その中で特に人気のあったということで、お化け屋敷ということに主催者側は絞ったわけです。それで妖怪ということで、昨年同様に鳥取県もゲゲゲの鬼太郎のPRだとかというようなこともあわせてやってもらえないだろうかという話があったものですから、参加をし、その中でゲゲゲの鬼太郎を初め、それだけではなくて鳥取県のいろんなPRもこの中であわせてやってみたいなというふうに思っております。 それで今言われた米子便のことでございますけれども、昨年から2便から1便ということで、昨年は搭乗率が大体50%前後だったのですけれども、今回、やはり1便だということで少し搭乗率が下がってきております。それで米子空港利用促進懇話会等の皆さん方がいろんな形で名古屋のほうに宣伝活動に来られますし、また私ども名古屋本部といたしましても観光プロモーターもおるものですから、いろんな旅行会社のほうに名古屋便を使った旅行商品をつくってもらえないだろうかということで、JTBのエースだとか近畿日本ツーリスト、またANAのスカイホリデー、そういった3社が今現在、名古屋-米子便を使って名古屋発、それから三朝、玉造、皆生、そうしたものに泊まってもらう、またそれについてはガソリン券をサービスしましょうという商品造成などもされております。そういった絡みもあってこの間ANAの名古屋支店のほうにお伺いしたときに、当初はもっと搭乗率下がるかなと思ったけれども、やはり各会社が商品造成をしていただいたおかげで、少し下がっておりまして40%ぐらいなのですけれども、思ったほど落ち込んでいないと。だからこれからも旅行会社のほうに名古屋本部としてもいろんな形で働きかけてくれと、それといろんなところでPRしてくれという宿題もいただいておりますので、今後とも頑張っていきたいというふうに思っております。
●松田家庭・地域教育課長 失礼いたします。特別にこれという、決して西部の地域で不熱心だということではなくて、少し地理的なものもあってこちらのほうもなかなかPRが足りていないのかなという反省もしております。 ただ、昨年西部の県民局等でつくられました、教育に非常に熱心な西部地域の企業の方々の冊子等もありましたので、そういうところにも今後とも出かけていったり、なかなか1回や2回では難しいというふうな御意見もいただきましたので、日参をしながら西部の地域でも御理解をいただくように広げてまいりたいというふうに思っております。 ちなみに今年度も5月ぐらいに西部の米子の青年会議所でありますとか商工会青年部さんでありますとか中小企業の青年中央会さんでありますとか幹部の方には聞いてもらっておりますので、もう少し深めてPRをさせていただいて御協力を願いたいというふうに考えております。
○澤委員 それで御努力といいますか、取り組みはよくわかりましたので、せめてやはりこの並びぐらいまでは、どうも数字というのは厳しいものですから、そういう評価になってしまう部分があると思いますので、引き続きお願いしたいということです。
◎稲田委員長 ほかにありませんでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり) それでは次にその他でございますが、執行部、委員の方で何かありますでしょうか。
●橋本人権局長 人権局でございます。青色のチラシをお配りしております。拉致問題の関係の県民のつどいでございます。去年は米子のほうで行いましたけれども、ことしは8月の7日にとりぎん文化会館のほうで行います。議員の皆様もおいでいただけましたら幸いでございます。よろしくお願いいたします。
◎稲田委員長 ただいまの橋本局長の説明の資料は、それぞれの控室の机の上に配付をしておりますので、よろしくお願いをいたします。 ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 意見も尽きたようでございますので、委員の皆さんに御連絡をいたします。 次回の閉会中の常任委員会は、8月21日金曜日午前10時から開催の予定でありますので、よろしくお願いをいたします。 この後、委員の皆様には御連絡や御相談したいことがありますので、この場にお残りください。 執行部の皆さんは御苦労さまでございます。御退席をお願いいたします。
(執行部退席)
それでは、お残りをいただきましたのは県内調査についてでありますが、お手元に配付をしております案のとおり、8月6日に県内調査を行いたいと思いますが、いかがでございましょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) それでは、異議がありませんので、そのようにさせていただきたいと思います。 委員の皆さんには、ぜひとも御参加をいただきますよう、よろしくお願いをいたしたいと思います。
○伊藤(美)委員 ちょっと待って。県外調査は大体予定はいつか。
◎稲田委員長 県外調査は、先般の常任委員会のときに9月になってから検討するということでありますので、9月になりますとちょっと9月の14日から9月定例会も始まりますので、8月の21日、次回の常任委員会のときに、あらかたの案をまとめまして委員の皆様方に提示をしたいと思っております。御検討を賜りたいと思います。(「9月は行けないな」と呼ぶ者あり)多分、本会議までの間、9月の14日までの間、要するに上旬に行う予定になろうかと思います。
○伊藤(美)委員 いや、今度は国外に出る分の今日検討をするところが大体多いでしょう。その辺との関連でどちらが優先するかな。
◎稲田委員長 常任委員会が優先。
○伊藤(美)委員 そんなわけにはいかない。準備から何まで。
○山口委員 委員長、そういうこともあるので、各海外視察の関係やら、そういうもの調整しながら案をつくってもらえればと思います。
◎稲田委員長 わかりました。それでは、その海外視察の件もありますので、我が常任委員会との日程の調整を図りながら話を進めたいと思います。 それでは、それは正副委員長にお任せをいただきたいと思います。 それでは、以上をもちまして総務教育常任委員会を閉会いたします。御苦労さまでございました。
午前11時18分 閉会
|