午後1時24分
●田中議事調査課主幹 それでは、開会に先立ちまして、皆様に申し上げます。 本日の会議は、設置後初の地球温暖化対策調査特別委員会でありますので、まず正副委員長の互選を行っていただきます。 互選の職務は、委員長が選任されるまで、鳥取県議会委員会条例第6号第2項の規定により、年長の委員に行っていただきます。 それでは、前田委員さん、よろしくお願いいたします。
◎前田臨時委員長 ただいま御紹介をいただきました前田宏でございます。甚だ僣越ではございますが、委員長が選任されるまでの間、年長の故をもちまして私が委員長の職務をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 ただいまから、地球温暖化対策調査特別委員会を開会いたします。 本日の日程は、お手元に配付した日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。 初めに、会議録署名委員を指名いたします。 会議録署名委員には、野田委員と伊藤保委員にお願いをいたします。(「はい」と呼ぶ者あり) これより、委員長の互選を行います。 お諮りをいたします。 互選の方法につきましては、いかがいたしましょうか。
○野田委員 仮委員長が決まりましたので、仮委員長の指名推選によって決めていただけるとありがたいと思います。
○市谷委員 私は、選挙をぜひしていただきたいというふうに思います。 ちょっと理由を述べさせていただきたいと思いますけれども、この間から特別委員会、常任委員会の委員長、副委員長の互選につきまして、私は非常に疑問を感じております。 といいますのが、私はすべての議員が対等、平等で選ばれる権利を持っているというふうに思っていますし、それが大前提で委員長選びが行われなければならないというふうに思います。 この間から委員会の委員長、副委員長についてはどこにも記述がないということがありましたけれども、地方自治法では議長、副議長については記述されておりまして、選挙ということとあわせまして指名推選する場合はほかの議員が全員同意をして指名推選をすると。つまりほかの方は被選挙権は放棄をした形で指名推選をするということになっています。つまり、やはり私は、すべての議員が対等、平等に選ばれる権利が保障されるというやり方をしなければ非常に非民主的だというふうに思います。 委員会の選出方法はどこにも書かれていないということですけれども、今言いました大前提を踏まえたやり方をやるということが私は必要だというふうに思います。そういうふうに思いますと、やはり選挙をするということが大事だと思いますし。(「はいはいはい」と呼ぶ者あり)ちょっと、もう少しいいですか。 こういうことをやり続けますと、指名推選でいいというやり方をしますと、今後選ばれる、ここの県議会に出てくる議員が被選挙権が得られないような選出方法を私たちは続けさせるということを許すということになりますので、私は本当に、今言った指名推選というやり方は本来やるべきではないと、選挙をしていただきたいということを述べておきたいと思います。
◎前田臨時委員長 ただいま投票によるべしとの御意見がございました。(発言する者あり) どうぞ。
○野田委員 市谷委員の思いも十分にわかります。そういうものをしんしゃくしながら、全員が多数決で挙手によって決めていただけると皆が参加したことになりますので、このような形で決めていただけるととてもありがたいと思います。
◎前田臨時委員長 ちょっと、こちらもその前にわけを言いますから。ちょっとわけがありますので、わけを言います。 ただいま投票で選ぶべしという御意見がございました。地方自治法第118条では、議長選挙など法律に定める議会の選挙における指名推選は、出席者全員異議がないことを要件としております。しかし、委員長の互選は委員会条例によりますので、地方自治法第118条は直接に適用されませんが、これに準じて委員長の互選は投票によって行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。あるいは今、野田委員の言われたようなことでよろしいでしょうか。 もう一遍言って。
○野田委員 私は、全員が参加できるというような形の中で、挙手で賛否をとっていただけるとありがたいと思います。
◎前田臨時委員長 市谷委員のお話は聞きましたし、それからそれに対して野田委員のお話もありました。今私が申し上げましたように、委員長の互選は地方自治法に準じて投票にしたいといいましたら、やはり指名推選がいいのではないかという話がありまして、これは指名推選がいいという方の挙手によって決めますから。 では、指名推選がいいという方は手を挙げてください。(賛成者挙手) 多数であります。前回、決算審査特別委員会の委員長を決めた際もこのようなやり方でやっています。その席には市谷委員もおりましたし、認めていただいておるというふうに私は思っておりますから、指名させていただきます。 もう一回言いますが、私の方で指名することに御異議ございませんね。(「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) 大多数が御異議ありませんので、臨時委員長の前田が指名をいたします。 それでは、委員長に伊藤美都夫委員を指名をいたします。 お諮りいたします。 ただいま指名いたしました伊藤美都夫委員を委員長とすることに御異議はございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、伊藤美都夫委員が委員長に決定されました。 伊藤委員長、委員長席にお着きになりましたら、委員長就任のごあいさつもよろしくお願いします。 交代します。どうぞ。
◎伊藤(美)委員長 そういたしますと、あいさつの前に副委員長を決めさせていただきます。 お諮りいたしますが、どのような方法で決めさせていただければいいでしょうか。 野田委員、お願いします。
○野田委員 委員長指名でお願いしたいと思います。
◎伊藤(美)委員長 そのほか。
○市谷委員 選挙でお願いしたいと思います。理由は先ほど述べたとおりです。
◎伊藤(美)委員長 はい、わかりました。 そのほかで。 野田委員。
○野田委員 先ほどと同じように、市谷委員の思いも十分にわかりますので、そういう意見がある場合には、挙手で多数決で決めていただきたいと思います。
◎伊藤(美)委員長 委員長と副委員長の選び方が違うのもおかしいものでございますので、委員長の指名によりまして、青年のほうの福本竜平委員を副委員長に……(「多数決で」と呼ぶ者あり)
◎伊藤(美)委員長 もとへ。そういうことで。 委員長指名に御異議ございませんね。(「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) では、委員長指名でようございますね。(「はい」と呼ぶ者あり) 大多数が御異議ありませんので、委員長指名をいたします。 そうしますと、福本竜平委員に副委員長をお願いしたいと思います。 お諮りいたします。 ただいま指名いたしました福本委員を副委員長とすることに御異議はございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、福本委員が副委員長に決定されました。 それでは、私から就任のあいさつをさせていただきます。 特別委員会が9月議会で廃止になり、それで新たに3つの特別委員会が設置されました。その一つが、最近、新しい政権の公約でもあります地球温暖化問題ということでございます。今回、いろいろ議論されてできた特別委員会だと思います。 私ども、本当に全世界的な課題であろうと思っておりますので、どこまでこの調査特別委員会でその課題に迫っていけるのかということは、いささか一つの達成度について、問題もあるかもしれませんけれども、鳥取県議会として地球温暖化対策について、かなり突っ込んだ議論をしながら、施策なり事業なりを提言し、あるいは政策として整備させたいと思っております。 そして、ここに皆さん方のもとに付託事件というのがございます。きょうの議運において、これについて、ここでいうならば5項目だけでいいのかと、まだあるのではないかと、そういうことでございましたけれども、項目についての拡大解釈もあるということで、皆さん方の了解も得てきました。ですから、この5項目、そのほかにつきましては皆さん方の御意見をお聞きしながら拡大的に解釈していく場面が出てくると思いますので、よろしくお願いします。(「はい」と呼ぶ者あり) そうしますと、副委員長のあいさつ、よろしくお願いします。
○福本副委員長 副委員会を拝命しました福本です。 実は、前回の特別委員会において、地球温暖化対策条例を生みました委員の1人でございます。ここにおられます山口委員、鉄永委員とともに生み出したと……(発言する者あり)もとへ。前田委員とともにつくり上げてきたと思っています。 新政権も25%削減という大きな宿題、命題を負っております。ひとつ思想、信条を超えて、大政翼賛で進めたいと。 地球は一つですし、地球温暖化対策は喫緊の課題でございます。ひとつ頑張っていきたいと思います。よろしく御指導ください。
◎伊藤(美)委員長 ありがとうございました。 そうしますと、重点調査事項につきまして、皆さんと協議したいと思いますが。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 先ほど申しました、皆さんの手元に付託事件というのがございます。重点調査事項として当面の間、本会において取り組む課題を明確にしてあると思いますが、御意見のある方はよろしくお願いします。
○鉄永委員 項目についてはいいのですけれども、せっかく2年間、前の地球温暖化対策調査特別委員会で条例をつくったということがありまして、やはり条例の趣旨にのっとって県政が動いているかというのをチェックする必要があります。 地球温暖化対策調査特別委員会では、最終的にやはり鳥取県内で具体的にどうするのかということなんだろうと思います。したがって、まずはCO2の排出を、例えば民生部門でどうするのか、民生部門といっても市町村も含めて事務所系統が全くこれに対応できていないというのが現実だろうと思います。それから運輸部門、そういう具体的な調査からまず入っていただけたらありがたいなというふうに思っています。
○山口委員 私どもは福本委員、鉄永委員、前田委員と一緒だったのですけれども、確かに検証しなければいけないということで。これを点検しながら対応するということと、これは大変大きな課題ですから、相当の範囲を考えなければいけないということを確認し合って今、言われたとおりの対応をした方がいいのではないかと思います。
◎伊藤(美)委員長 ようございますか。(「はい」と呼ぶ者あり) そうしますと、次の特別委員会では、まず条例についてちょっと基本的なことを確認しながら、言ってみれば点検をしたいと、これが1点であります。 第2点は、鳥取県内で具体的にどう動いているのかという、先ほど鉄永委員からありましたけれども、現実問題として鳥取県内で具体的にどういう動きがあったり、どういう取り組みがなされているかというのがわかりにくいという声も聞こえるものですから、その辺もちょっと次の委員会で点検して、そこからスタートさせていただけたらと思いますが、いかがでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 次に、その他ですが、委員の方で何かありますか。(「なし」と呼ぶ者あり) それでは、次回の調査特別委員会は10月9日の決算審査特別委員会終了後に予定しておりますので、よろしくお願いします。 以上をもちまして、地球温暖化対策調査特別委員会を閉会します。
午後1時45分 閉会
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