1 調査日時・箇所・内容
- 5月25日(火)
- ○山陰海岸学習館(岩美町)
- 山陰海岸学習館のリニューアル内容と狙いについて
- ○鳥取砂丘ジオパークセンター(鳥取市)
- 鳥取砂丘ジオパークセンターの概要と狙いについて
2 調査委員
- 稲田委員長、澤副委員長、山口委員、前田(八)委員、興治委員
3 随行者
- 鳥取県議会事務局議事調査課 前田(い)主幹、前田(康)副主幹
4 調査報告
山陰海岸は、平成20年度に日本ジオパークに認定され、世界ジオパークネットワーク加盟に向けた京都・兵庫・鳥取3府県の機運も高まってきた。
山陰海岸学習館は、ジオパークの拠点施設として生まれ変わるべく、掲示や体験コーナーなどのテーマを山陰海岸ジオパークに絞って刷新し、ジオスポットツアー、ジオハイキング、ジオパーク講座等のイベントについても続々計画されているところ。
山陰海岸学習館、鳥取砂丘ジオパークセンター共々、ジオパークの拠点施設として、また学校・家庭・社会教育 の場として、その利活用が期待されるが、今後、県内外から山陰海岸への訪問客の増加が期待される中で、「一度来たらもう終わり」にならないよう工夫が必要。市・町・県が各々で小規模施設を散在させるのもいいが、それぞれの力を結集して“やるならトコトン”くらいの取り組みがあってもいい。また、学習館には訪問客がゆったりと休憩できる空間が欲しい。
この度の各館のオープンは、“到達点”ではなく、あくまで“スタートライン”。今後とも、不断の魅力向上に取り組んでいただきたい。
また、この時期はモサエビの季節。
モサエビは鮮度が直ぐに落ちるため遠方に出荷できないと言われる。つまり、この地でなければ味わうことのできない食材。地元にはモサエビづくしの食事を提供しているお店もいくつかある。
食はこの地域の魅力の1つ。多くの皆様に山陰海岸に足を運んでいただくためにも、食を含めた地域資産の掘り起こし・情報発信を通じ、山陰海岸の魅力を高めていきたい。