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午後２時24分 開会
◎石村委員長
ただいまから平成22年９月定例会の企画県土警察常任委員会を開会いたします。
本日の日程は、お手元の日程表のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
最初に、会議録署名委員を指名いたします。
本日の会議録署名委員は、初田委員と山田委員にお願いをいたします。
それでは、付議案の予備調査を行います。
説明に際しましては、簡潔明瞭にお願いいたします。
なお、質疑につきましては、説明終了後に行っていただきます。
また、平成22年度公共事業実施地区の概要につきましては、お手元に配付の資料のとおりでありますので、特に説明は要しないことといたします。
初めに、古賀県土整備部長に総括説明をお願いいたします。
●古賀県土整備部長
それでは、平成22年９月定例会に追加提案いたします議案の説明をさせていただきます。
今回の追加提案分は、予算関係のみでございます。まず１ページをごらんになっていただきたいと思います。一般会計で、前回までに提案いたしました予算額が533億6,000万円余りに対しまして、今回、補正予算で36億2,000万円余りを緊急雇用経済対策といたしまして追加提案をお願いするものでございます。
内訳につきましては、そこにございますように、一般事業といたしまして、鳥取県に属する港湾施設の修繕整備に要する経費でございます境港管理組合負担金で4,700万円余り、それから公共事業といたしまして、一般公共で道路橋りょう事業など19億4,000万円余り、単県公共で16億3,000万円余りなどでございます。
詳細につきましては、課長から御説明させていただきますので、御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
●安田県土総務課長
では、資料をめくっていただきまして２ページをごらんください。一般公共事業につきましては、国が経済対策として実施いたしますゲリラ豪雨対策等緊急防災にあわせて、災害の発生を防止する道路のり面の擁壁倒壊の防止、あるいは橋梁の耐震補強、河川の改修などにつきまして、平成23年度に実施を予定しておりました箇所を前倒しをしまして行おうとするものでございます。
なお、本日の政府の閣議におきまして予備費の使用について決定が行われました。この追加提案をしております箇所すべてについて認められてございます。また、直轄事業につきましても、鳥取西道路に３億円、それから駟馳山バイパスに２億円の追加配分が決定されてございます。あわせて御報告を申し上げます。
次に、単県公共事業の関係ですが、国の経済対策だけではなくて、鳥取県といたしましても一層の経済対策を講じるということで、前倒しをして実施しようとするものでございます。下のほうの２番の事業内訳の表の下に、地域活性化・公共投資臨時基金と記載しておりますように、昨年度、国の経済対策で受け入れました交付金によって造成したこの基金を活用しまして、早期に発注できる道路の舗装補修や災害防除施設工事、河川の河床掘削や護岸工事、急傾斜地崩壊対策、港湾の維持修繕などを行おうとするものでございます。
この一般公共事業費及び単県公共事業費の補正金額は、その当初予算額の１割余りに相当する金額でございます。各事業の金額等につきましては、右側の３ページ以降をごらんいただきたいと思います。
続いて、21ページ、22ページをごらんください。繰越明許費でございます。今御説明申し上げました追加提案分の公共事業費につきまして、繰越明許費に計上しようとするものでございます。このたびの追加提案は緊急の地域経済対策として、もとより早期の事業実施に努めるものでございますが、今後、国の交付決定を受ける手続が必要である、あるいは来年度実施を考えていたものを前倒し実施しようとするものでありますので、本年度当初予算で発注している工事との工程調整等、諸準備がございますので、不確定要素が多いということから、枠的に繰越明許費に計上しようとするものでございます。もちろん前払い金、あるいは部分払い、そういったことによる対応は当然のこととして考えてございます。
●湊道路企画課長
３ページをごらんいただきたいと思います。まず道路橋りょう維持費の補正といたしまして３億1,000万円でございます。これの中身でございますけれども、先ほど県土総務課長のほうが説明させていただきました国の補正に係るものということで、その下の枠の中にございますように、倉吉環状線に2,000万円、それから泊絹見青谷線ほか６カ所で２億9,000万円ということでございます。
続きまして、単県公共事業のほうでございます。真ん中どころの枠の中に記載しておりますけれども、雪寒・防雪事業、道路災害防除事業、単県舗装補修事業、単県側溝等修繕事業をそれぞれ、先ほどの単県補正ということで補正をさせていただいております。
さらに、３目の道路橋りょう新設改良費でございますが、これにつきましても一番下段の欄、国道の橋りょう補修事業、地方道の橋りょう補修事業ということで、それぞれ２億1,000万円と１億円の補正ということで、道路企画課の合計といたしまして140億9,000万円余の予算としております。よろしくお願いいたします。
●細川道路建設課長
道路建設課でございます。めくりました４ページをお願いいたします。道路橋りょう費、道路新設改良費でございます。道路建設課分につきましては、すべて23年度の前倒しというような形で補正をお願いするものでございます。
１つ目が国道改築で倉吉道路ほか４億円、県道で鳥取国府岩美線２億円、合わせまして６億円をお願いするものでございます。
単県公共事業でございますが、地方特定道路ということで、金沢伏野線ほか12カ所、合わせまして３億8,500万円をお願いするものでございます。
最後に、５項の街路事業でございますけれども、米子駅陰田線で１億8,000万円を補正して進捗を上げようというものでございます。
補正の合計が11億6,500万円、道路建設課の合計は162億2,800万円余りでございます。よろしくお願いいたします。
●竹森河川課長
資料の５ページをお願いします。河川課でございます。
まず、河川総務費でございます。これは単県公共でございまして、補正のほうは２億100万円余をお願いしたいものでございます。その内容は河川維持修繕費でございまして、河床掘削とか河川伐開等でございます。
次に、河川改良費の一般公共事業でございます。これは２億7,000万円の補正をお願いしたいと思います。これにつきましては、河川事業としまして、国の経済対策に上げているものとしまして由良川と加茂川でございます。
続きまして、下のほうなのですが、単県公共事業としての河川改良費なのですが、河川改修費、それから高規格道路関連事業等でございまして、合わせまして１億1,100万円余をお願いするものでございます。
河川課の合計としまして、このたび５億8,235万円の補正をお願いし、合計83億5,800万円余でございます。
●山本治山砂防課長
治山砂防課でございます。６ページをお願いいたします。
初めに、農林水産業費、林業費の７目治山費でございます。これは単県公共の治山の維持修繕費でございます。120万円の補正をお願いしております。これは日南町でございます。
続きまして、８款土木費の１目河川総務費ということで、これは単県公共事業でございます。これは砂防の維持修繕費、これが寺内川の砂防施設修繕ほか19カ所ということで6,500万円の補正をお願いしております。
その下、３目砂防費でございます。一般公共事業費、これは国の経済対策でございまして、急傾斜地崩壊対策事業として田原谷地区ほか５カ所ということで２億7,451万7,000円の補正をお願いしております。
続きまして、７ページをお願いいたします。３目の砂防費、これは単県公共事業費ということで、内訳は小規模砂防施設の新設費、これが8,200万円、これが金田川ほか３カ所。それから単県の急傾斜地崩壊対策事業、これが上峰寺地区ほか４カ所で１億175万円。この２つを合わせまして１億8,375万円、これが単県公共事業費で補正をお願いするものでございます。
以上、治山砂防課の合計といたしまして５億2,446万7,000円補正をお願いいたしまして、合計91億7,000万円余ということで補正をお願いいたすところでございます。よろしくお願いします。
●森本空港港湾課長
資料の８ページでございます。いずれも単県公共でございますが、３つの費目につきまして補正をお願いしております。
まず漁港管理費でございますけれども、老朽化した漁港施設の修繕ということで、網代漁港ほかの防舷材等の取りつけ等の経費といたしまして、1,500万円余の補正をお願いしております。
続きまして、港湾管理費でございますが、ＳＯＬＡＳ施設の新設等といいまして、これは鳥取港でございますけれども、外国に行き来する船舶の場合は保安体制の確保ということで、フェンス等で仕切っておるわけでございますけれども、その拡張部分に要する経費、それから老朽化した港湾施設の修繕費といたしまして、鳥取港ほか６カ所におきまして5,100万円の補正をお願いしております。
最後でございます。境港管理組合費といたしまして、境港管理組合が境港におきます港湾施設の修繕整備等に要する経費として4,700万円余の補正をお願いしております。
空港港湾課といたしましては、合計で１億1,400万円余の増額補正をお願いしておりまして、合わせまして48億7,000万円余でもって事業を進めさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
◎石村委員長
それでは、ただいままでの説明につきまして、質疑等はありませんか。（「なし」と呼ぶ者あり）
１点だけいいですか。
細川課長、さっき道路建設課の関係はすべて23年度の前倒しと、こうおっしゃいましたが、国の一般公共も23年度の前倒しという整理なのですか。単県はわかりますけれども、国のきょうの閣議決定の整理は、閣議決定は聞いていないのだけれども、閣議決定の整理というのは、23年度の前倒しということなのでしょうか。
●細川道路建設課長
私が言いましたのは、道路企画課のほうの耐震補強とか防災と違いまして、改良系の事業ですので、基本的に来年、23年度の前倒しという形で改築を進めていくということでしゃべらせてもらったつもりでございます。
◎石村委員長
いえ、国の予算の整理は。国の予算は前倒しとかなんとかということではないでしょう。
●細川道路建設課長
理由とすれば、防災とかという整理をしていますけれども。
◎石村委員長
わかっている、わかっている。
●細川道路建設課長
していますけれども、基本的には国道改築とか県道改築の進捗を図るという形……。
◎石村委員長
それはそうだよな。
●細川道路建設課長
はい。
○前田（宏）委員
県土総務課長だったかな、駟馳山バイパスに２億円というのは、県の直接の予算ではないけれども、これの負担金はどこに載っているのか。
●湊道路企画課長
私のほうからお答えさせていただきます。
直轄事業の内定が、本日の閣議決定を行った関係で、予算案としてちょっと時間が間に合いませんでしたので、内訳を申しますと、直轄負担金の当初予算、県の予算でございますが、これが大体41億円ございます。認証額ベースで大体38億円でございます。約２億5,000万円ぐらい、まだ余裕があるということで、鳥取西道路と、それから先ほどの駟馳山バイパスを合わせまして、直轄負担金ベースでいきますと9,300万円程度でございますので、今現在の現計予算の枠の中でおさまるということで、本来ですと計上させていただきたかったのですけれども、少し時間の関係で間に合いませんでした。申しわけございません。
○前田（宏）委員
中身はわからないと思うけれども、わかるか、中身。何だ、これは。
●湊道路企画課長
まず、駟馳山バイパスにつきましては、９号におりてくる湯山のところの交差点、それから高架が今立ち上がっておりますけれども、あの間の土工工事。それから鳥取西につきましても、鳥取インター周辺の土工工事というふうに聞いております。
◎石村委員長
よろしいですか。
そのほかありますか。（「なし」と呼ぶ者あり）
次に、その他でございますけれども、執行部、委員の皆さん、何かありますか。（「なし」と呼ぶ者あり）
意見もないようでありますので、執行部の皆さんは退席していただいて結構でございます。
なお、委員の皆さんには若干御相談したいことがありますので、２～３分お残りをいただけたらと思います。御苦労さんでした。
（執行部退席）
ジオパークの勉強会のことですが、この前、皆さんに御了解いただきましたけれども、この勉強会は本委員会の主催で行うのですけれども、山陰海岸の世界ジオパークネットワーク加盟をめざす三府県議会議員の会及び広域連携調査特別委員会、これは両方とも鳥取県ですが、の議員の皆さんも出席させてほしいということでございますので、一緒にやらせていただいて結構でございましょうか。（「異議なし」と呼ぶ者あり）
いいですね。
それでは、そのほかありませんか。（「なし」と呼ぶ者あり）
それでは、意見も尽きたようでありますので、以上をもちまして企画県土警察常任委員会を閉会いたします。
午後２時42分 閉会
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