平成23年度議事録

平成23年5月9日会議録

 開催概要、資料はこちらです。
出席者(9名) 委員長
副委員長
委員
浜田 妙子
砂場 隆浩
森 雅幹
市谷 知子
濵辺 義孝
野田 修
小谷 茂
山口 享
横山 隆義
 
欠席者(なし)
 
 


説明のため出席した者
  林福祉保健部長、法橋生活環境部長、ほか次長、課長、関係職員

職務のため出席した事務局職員
  前田副主幹、伊藤副主幹、西村主事

1 開会  午後1時49分
2 閉会  午後1時56分
5 司会  浜田委員長
6  会議録署名委員  野田委員、市谷委員
7 付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり
 

午後1時49分 開会

◎浜田委員長
 それでは、本会議のほうで活発な意見の交換がありましたけれども、付託されました議案につきまして、福祉生活病院常任委員会を開会させていただきます。
 きょうの日程は、お手元の日程のとおりということでございます。この順序に従って議事を進めさせていただきます。
 初めに、会議録署名委員を指名させていただきます。
 本日の会議録署名委員は、野田委員と市谷委員のほうにお願いいたします。
 初めに、午前中行いました審議の中で、被災者の皆さん方の専決処分の問題についていろいろ議論がありましたけれども、追加説明の申し出がありましたので、中林課長に発言をお願いいたします。

●中林福祉保健課長
 午前中の説明でちょっと不十分だった点がございました。申しわけございませんでした。若干補足をさせていただけたらというふうに考えております。
 今回、本県に避難してこられた方の数でございますけれども、午前中、39世帯、101人の方というふうに申し上げましたが、この中には、特に原発の関係で非常に幅広い地域から鳥取県のほうに避難をしてきていらっしゃる方がございます。例えば千葉県、神奈川県、秋田県、栃木県等から来られている方がございますし、また、福島県であっても、原発の対象地域の外側からお見えになっている方も相当数いらっしゃいます。県のほうで把握できた範囲でこの支援金の対象になりそうな方につきましては、待ちの姿勢ではなく、こちらのほうからお声をかけさせていただいて、こういった制度の紹介をさせていただいているところでございます。
 いずれにいたしましても、今後とも市町村と連携をいたしまして、必要な方に必要な支援が確実にできるよう努めてまいりたいと考えております。

◎浜田委員長
 よろしいでしょうか。
 それでは、ただいまから、本委員会に付託されました議案について審査を行います。
 まず、付託議案に対する質疑を行っていただきますが、ありますでしょうか。

○森委員
 先ほど追加の説明があったのですけれども、この説明資料で言っている対象者の(2)番のところで、原発の事故により避難指示等の対象となった地域に居住していた世帯、この等の部分についての細かい説明をお願いできませんか。今のお話では、こういった来ている人は対象じゃないというようなニュアンスで聞いたのですけれども、「避難指示等」のこの「等」はどこまでを対象としてやっているのか、そのあたりをもう一回お願いします。

●中林福祉保健課長
 この避難指示等の意味合いでございますけれども、原子力災害対策特別措置法に基づきまして、いわゆる警戒区域、計画的避難区域あるいは緊急時避難準備区域、こういった指定をされている地域にお住まいの方々という意味でございます。

◎浜田委員長
 よろしいでしょうか。

○森委員
 結構です。

◎浜田委員長
 ほかにはございませんか。

○市谷委員
 討論は。

◎浜田委員長
 この後させていただきます。
 質疑は終了させていただいてよろしいでしょうか。
 それでは、付託議案に対する討論を行っていただきますが。

○市谷委員
 今ありました、第1号議案の専決処分の東日本大震災被災者生活支援金について討論いたします。
 予備調査のときにも述べさせていただき、議場でも答弁がありましたけれども、被災者への生活費の支援金制度というのは、生活福祉資金で借金の制度はあるものの、支援金を出す制度は国にはありません。従来、生活再建は自己責任というのが今までの国の制度に考え方としてあらわれているわけですけれども、私は、従来のこうした考えを乗り越えることが真の復興を果たす上で必要だというふうに思っています。
 そういう目で見ますと、今回、県が新規に制度を創設したということは本当に画期的であり、私は大きく評価したいというふうに思います。同時に、今も話がありましたけれども、今後避難生活が長期化することが予想される中で、支援対象者にもっと幅を持たせることや、支援金制度は今後延長を考えるということもありましたけれども、額をさらにふやしていくことなど、制度をもっともっと充実させていただきたいということを要望したいと思います。こういう点で県がしっかりと支援制度を発展させることで、被災者の支援制度をさらに発展させるように国にも言っていく力にもなると思いますので、私はそのことを希望いたしまして、賛成討論といたします。

◎浜田委員長
 それでは、議案第1号、専決処分の承認につきまして、採決を挙手でさせていただきます。
 賛成の方。(賛成者挙手)
 全員ということで、議案第1号につきましては、原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。
 次に、閉会中の調査事項についてお諮りを申し上げます。
 本委員会所管に係る防災体制及び社会福祉施設、衛生環境施設の整備、病院事業その他の主要事業につきましては、閉会中もこれを調査することとし、その旨議長に申し出ることに、皆様、御異議はありませんでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないというふうに受けとめさせていただきましたので、その旨議長に申し出ておきたいと思います。
 それでは、委員の皆様に御連絡をいたしますが、定例会が開催されない月に開催しております閉会中の常任委員会ですが、次回は5月20日金曜日午前10時から開催いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
 では、以上をもちまして福祉生活病院常任委員会を閉会といたします。

午後1時56分 閉会

 

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