平成23年度議事録

平成23年9月16日会議録

 開催概要、資料はこちらです。
出席者
(7名)
委員長
副委員長
委員
藤縄 喜和
福田 俊史
国岡 智志
興治 英夫
前田 八壽彦
藤井 省三
銀杏 泰利
 
欠席者
(1名)
  稲田 寿久
 
 


説明のため出席した者
  髙橋企画部長、細羽文化観光局長、古賀県土整備部長、石田警察本部長
  ほか各次長、課長、関係職員

職務のため出席した事務局職員
  議事調査課 柳楽課長補佐兼主幹、上月主幹、五百川副主幹

1 開会  午前10時01分
2 休憩  午後0時26分
3 再開  午後1時17分
4 閉会  午後4時15分
5 司会  藤縄委員長
6  会議録署名委員  前田委員、興治委員
7 付議案件及びその結果
   別紙日程表及び下記会議概要のとおり
 

午前10時01分 開会

◎藤縄委員長
 おはようございます。
 ただいまから企画県土警察常任委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせいただきます。
 なお、今回の常任委員会は執行部の入れかえを行うこととし、初めに県土整備部及び警察部について行い、次に企画部及び文化観光局について行います。
 初めに、会議録署名委員を指名いたします。
 本日の会議録署名委員は、前田委員と興治委員にお願いいたします。
 それでは、県土整備部、警察本部に係る付議案の予備調査を行います。既に政務調査会で明を受けたものもありますので、執行部の説明は要領よく簡潔に大きな声でお願いいたします。 質疑については、それぞれの部局等の説明終了後に行っていただきます。
 また、報告第6号、長期継続契約の締結状況について、県土整備部の平成23年度公共事業施地区の概要については、お手元に配付の資料のとおりでありますので、特に説明は要しなことといたします。
 最初に、県土整備部から説明を求めます。
 古賀県土整備部長に総括説明を求めます。

●古賀県土整備部長
 今定例会に提出いたします議案の説明をさせていただきます。
 まず資料の1ページをごらんいただきたいと思います。予算関係でございます。中段のほに合計欄がございます。今定例会前までの計上済み額が467億8,000万円余りでございます。回、補正予算といたしまして5億円余りをお願いするものでございます。その内訳としてはなものを下の欄に掲げてございます。
 まず、一般事業でございますけれども、鳥取自動車道を初めといたします高速道路の開通見込みまして、県外からの観光客などの増加につながるような施策でございまして、具体的は鳥取自動車道活性化協議会への支援等を行うものでございます。
 公共事業の一般公共でございますが、これにつきましては地域自主戦略交付金の2次配分よるものでございます。単県公共でございますけれども、地震津波対策といたしまして河川上の浸水予測図を今後作成するという予算でございます。
 次に、予算関係以外でございますけれども、22ページに損害賠償に係る和解及び損害賠償額の決定が1件、23から25ページに議会の委任によります専決処分の報告を3件掲載させてただいております。
 詳細は各課長のほうから説明いたしますので、審議のほど、よろしくお願いいたします。
◎藤縄委員長
 続いて、関係課長から順次説明を求めます。

●安田県土総務課長
 お手元の資料の8ページをお開きください。公共事業補正予算総括表でございます。先ほ部長が申し上げましたとおり、一般公共事業で地域自主戦略交付金の2次配分の関係で4億6,000円余り、単県公共事業で5,000万円余り、合計5億1,000万円余りの増額補正を計上しようとるものでございます。
 続きまして、19ページをごらんください。繰越明許費に関する調書でございまして、9つ事業で合わせまして8億5,000万円余りの繰り越しの議決をいただきたいというものでございす。
 めくっていただきまして、20ページのほうに繰越理由一覧を記載しております。そこに記しておりますように、関係機関あるいは地元、また地権者等との調整に時間を要しましたこから、このたびの繰り越しの議決をいただきまして、適正な工期で施工したいと考えているのでございます。
 23ページをごらんください。損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について専決処を行いました。その報告でございまして、2件を御報告申し上げます。
 まず1件目は、中ほどに書いておりますが、和解の要旨としまして、県は過失割合10割とまして損害賠償金9万4,000円余りを支払うものといたしました。3月17日に伯耆町内におきして西部総合事務所の職員が除雪車を運転し、交差点を左折した際、停車中の和解の相手方有の貨物自動車に排雪板が接触いたしまして損傷を与えたものでございます。
 25ページをごらんください。2件目でございまして、中ほどの和解の要旨でございますが県は過失割合2割としまして損害賠償金3万5,000円余を支払うものといたしました。7月に浦町におきまして中部総合事務所の職員が道路作業車を運転し、交差点に進入いたしましたその際、相手方が一時停止を怠り交差点に進入してきて衝突したものでございます。信号機より交通整理が行われていない交差点でございまして、その場合の過失割合の認定基準によまして、県の過失割合を2割としたものでございます。交通事故が起きましたことをおわびし上げます。申しわけございませんでした。

●山本道路企画課長
 2ページをお願いいたします。先ほど部長よりの総括説明でもございましたが、鳥取自動道活性化協議会の活動資金として90万円をお願いするものでございます。事業内容といたししては、フォトコンテストを行いまして、中段でございますが、その入賞作品をウェブ上で開、県内における展示、高速道路のSA・PAにおける展示等を行い、鳥取自動車道をPRる予算をお願いするものでございます。
 続きまして、3ページでございます。上段、道路橋りょう総務費、交通安全施設整備事業いうことで350万円をお願いするものでございます。倉吉環状線のり面工事における工事代金未払いに伴う損害賠償金ということで、詳細については議案第11号のほうで説明させていたきたいと思います。
 続きまして、中段でございます。地域自主戦略交付金、いわゆる一括交付金でございますがこれの2次配分に伴う財源の振りかえを行ったものでございます。今回の2次配分の一括交金につきましては、対象が大きな事業でなく交通安全等の事業に充当されるということでごいまして、社会整備交付金の予算でやることとしておりました交通安全について一括交付金ほうに振りかえるものでございます。中段の4億6,327万円余でございます。それに伴いまし社会資本整備交付金のほうを4億1,000万円減額するものでございます。
 続きまして、22ページをお願いいたします。議案第11号でございます。損害賠償に係る和及び損害賠償の額の決定でございます。
 平成22年度倉吉環状線のり面工事の工事代金の未払いによる損害賠償について和解し、損賠償の額を定めることについて本議会の議決をお願いするものでございます。和解の相手方ついては記載のとおりでございます。和解の要旨といたしましては、支払い義務があるといことを認め、350万円を支払うものでございます。
 内容でございますが、県は和解の相手方と8月9日に建設工事の請負契約を締結いたしまた。その後、県と和解の相手方は落石防止工の施工方法を変更することについて工事着手前協議を行いました。その協議の中で、実際に設計では機械で施工を行う、クレーンで削孔機つって工事を行うこととしておりましたが、現地に電柱、電線等があり、その機械施工がでないということで人力施工にかえるということを口頭協議を行っております。それでもちまて施工方法が変更されるものとして相手方は人力による施工を行ったわけでございますが、変申しわけないことでございますが、県においては最終変更で施工方法を変更することを失したまま、当初の機械施工のままで変更設計を行い、それについて変更契約を行い、工事検を行い、支払いを行いました。その後、相手方より施工方法が変更していない旨の申し出がりまして、その分については双方文書による協議を行っていないという双方による非がありすが、実際被害をこうむっておりますのは業者のほうでございますので、増額となる工事金当額を支払うことで和解しようとするものでございます。
 再発防止策でございますが、この事案が発生してすぐに県土整備部長通知ということで文指示、承諾の決定についてということで再決定を行いました。また、全県土整備局5局でごいますが、それについてこの事例をもとに再度研修を行いまして、二度とこういうことがなよう研修を行っております。
 続きまして、24ページをお願いいたします。管理瑕疵による損害賠償の和解でございます和解の要旨でございます。県の過失10割といたしまして2万2,838円を支払うことといたしまた。事故の概要でございますが、倉吉川上青谷線の道路の中央に消雪パイプというものがごいますが、それの一部が剥離しておりまして、5月10日、青谷地内でそれを踏んだ軽自動車ガソリンタンクが破損したというものでございます。先ほど申しましたとおり10割と認め、万2,000円余を支払うものでございます。

●細川道路建設課長
 資料の4ページをお願いいたします。道路橋りょう新設改良費でございます。国土交通省託事業(道路)でございます。補正額2,135万円。財源内訳を見ていただきますと、全額受託業収入で賄うものでございます。これが国道178号岩美道路と国道9号駟馳山バイパスの岩美側の最後の交差点になります岩美インターチェンジの新設に伴いまして、国土交通省から橋設計業務を受託して実施しようとするものでございます。
 続きまして、一般公共事業でございます。先ほど道路企画課長のほうが説明いたしましたうに地域自主戦略交付金一括交付金の2次配分に当たりまして、交通安全事業の一部を地域主戦略交付金に振りかえたことによりまして、社会資本整備交付金の追加実施が可能になっということでございます。社会資本整備総合交付金の県道改良といたしまして日野溝口線外カ所で1億8,400万円、国道改良で181号岸本バイパス外1カ所で7,000万円、その下でございすが、同じく街路事業でございますが、米子駅陰田線外1カ所で8,000万円をそれぞれ補正を願いするものでございます。
 道路建設課合計で3億5,500万円余、合計123億9,000万円余でございます。よろしくお願いたします。

●竹森河川課長
 同じ資料の5ページをお願いいたします。新規事業としまして地震津波対策事業でございす。部長が概要説明で話しましたが、この件でございます。このたびの3月の東北地方太平沖で発生しました地震を契機に、今現在危機管理局のほうで地震津波の想定の見直しを行っおります。この見直しを受けて、各河川の遡上あるいは浸水予測といったものを行うものでざいます。真ん中に表がございます。これがこのたび浸水遡上の予測を行おうとしている河でございます。3段に分けてございますが、このページの一番下の丸にありますが、もとも平成17年度に9河川につきまして浸水予測をしておりましたが、このたびの被災状況をかんみまして人家の有無等の視点で対象河川をふやしたといったところでございます。そのふやた対象河川は表のところの真ん中の国管理の袋川と法勝寺川、その次に書いてございます県理の7河川でございます。なお、この表にはございませんが、直轄の4河川、千代川、天神川日野川、斐伊川水系につきましては危機管理局の6月補正予算で計上してございます。
 以上が補正内容でございまして、河川課合計としましては、この補正を含めまして68億1,500余をお願いするものでございます。よろしくお願いします。

●山本治山砂防課長
 お手元の資料の6ページをお願いいたします。初めに、農林水産業費の治山費でございます単県公共事業で治山事業新規事業化調整費ということで、林地荒廃が進みました箇所につきして、国庫補助事業採択のために調査を行う費用で1,200万円の補正をお願いするものでござます。
 続きまして、土木費の河川海岸費、砂防費でございます。一般公共事業費でございまして砂防事業、初めに地域自主戦略交付金の2次配分ということで、地域自主戦略交付金の通常防事業で6,900万円余、社会資本整備の通常砂防、社会資本整備の火山砂防への振りかえ等で2,20万円の減と2,000万円と、同じく地域自主戦略交付金の2次配分といたしまして、土砂災害相通報システム整備事業で市瀬地区の観測機器の更新として560万円、合わせまして治山砂防課いたしまして8,500万円の補正をお願いするものでございます。よろしくお願いします。

●森下空港港湾課長
 7ページをお願いします。港湾費、境港管理組合負担金ということで280万円余を補正するのでございます。これにつきましては、境港管理組合の所有地を売却するということの経費計上しております。

◎藤縄委員長
 それでは、今までの説明について質疑等はございますでしょうか。

○銀杏委員
 5ページの地震津波対策事業です。平成17年調査の分にさらに9河川を追加した分というとでありますけれども、この選定の考え方ですが、津波想定が沿岸における最高水位2.1メーー、規模としてはマグニチュード7.4ということで想定されておるようですけれども、今回対にならないその他河川については、この最高水位程度では余り影響はないというふうに考えれているのかどうかだけお伺いしたいと思います。
 繰り越しの関係で20ページですが、具体は後からでも結構ですけれども、塩見川、大路川それぞれ繰り越しの理由が書いてあるわけですけれども、どこの部分の工事なのかがちょっわからないもので、後でも結構ですし、今簡単に答えられるようでしたらお答えいただきたと思います。

●竹森河川課長
 資料の5ページの件、地震津波対策事業につきましてですが、選定のやり方といいますのは平成17年度のときは当然人家があるとか、あるいは川の規模とかといったことで9河川を定ておりました。このたびは見方としまして東北地方の非常に大きな地震を受けまして、まず家があるかどうかといった視点から入りまして、最終的に合計18河川を選んだものですが、れ以外の川の扱いにつきましては、例えば、海岸への津波の遡上高というのは、まさにこれら見直しを危機管理局が別途やっているところでございます。2.1メーターが平成16年当時の波想定高でございまして、これが幾らになるかといったところは今現在まだ決まっておりまんといいますか、まさに検討中でございまして、これに合わせまして遡上が幾らになるかといっところでして、その遡上の高さと、あとは背後のこれ以外の小さなといいますか、比較的簡的にできる小規模な川の沿線の高さとを比べまして、あとは海岸からの浸水といったものは途シミュレーションしますので、ここにあります合計18河川をやれば、県内全体の川の浸水ミュレーションとしては大体できるといった考え方でございます。
 繰り越しの点につきましては、後ほど説明させていただきたいと思います。

○銀杏委員
 つまり、類似の河川については、今回18河川をシミュレーションすることによって、大体の値を当てることで想像がつくということでよろしいのですか。

●竹森河川課長
 技術的な話もございますが、県内の大方のいわゆる比較的大きな川といいますか、中規模いいますか、そういった川以上はこれですべてできるといったところです。また、これ以外例えば5メーターだとかといったような川につきましては、先ほど言ったような大体のやりといったところで網羅できるというふうに考えております。

○興治委員
 5ページですけれども、直轄4河川については6月補正に予算を計上してあるということございまして、現在最新の知見に基づく波源の設定であるとか津波高の見直しをしているとうところなのですけれども、現状としてどの程度進んでいるのか。6月に予算も計上していわけですし、途中段階の概要で結構ですので、ちょっとお知らせをいただけたらと思います。
●竹森河川課長
 現在までに先ほど言いました危機管理局マターで委員会を設けてやっているところですが第1回の委員会が既に開かれておりまして、そのときには地震の津波高を想定するには、まずどんな地震を想定するかといったところから入ることになります。その地震につきまして第回のときに議論されまして、それを受けて第2回を秋には開催するということは聞いておりすが、それでもって想定する地震の決定、その後、津波の高さまで及ぶのかどうかはちょっ私は今わかりませんが、進捗としてはそういった状況でございます。それを受けてこのたび津波遡上といった流れになります。

○興治委員
 確かに、どんな地震を想定するかによって津波の高さも変わってくるのでしょうけれどもどんな地震を想定するのかというところでの新たな知見というものは何か手に入っているのしょうか。

●三鴨技術企画課長
 17年当初はなかったのが、例えば中国電力が新たにいろんな調査をいたしまして、地震の定といいましょうか、そういうものを出したということをしておりますので、そのほか、こまでの歴史も振り返りまして、想定できる地震についていろいろ検討されているというとこでございます。

○興治委員
 想定されているということなのですけれども、結局そういう委員会を開いて、その委員会今言われた中国電力の調査に基づいた新たなもの、これは平成17年の段階ではなかったといことなのですね。そうすると、中国電力の調査に基づいた新たな地震についての概要というはわかりますか。

●三鴨技術企画課長
 詳細につきましては危機管理局のほうで実施しておりまして、私ども県土整備部としてもいてはいるのですけれども、詳細についてはまだ把握しておりません。申しわけございません。
○興治委員
 では、また把握をしていただいて、それに関する資料の配付をお願いしたいと思います。
 2ページですけれども、ちょっと簡単に御説明をいただいたらと思うのですけれども、こ活性化協議会の構成団体がどうなっているのかということ、それとこれにかかる事業費の総ですね、県は90万円負担ということなのですけれども、事業費の総額はどうなっているのかあと事業内容のところに3点ほど書いてあるのですけれども、それぞれの経費の内訳といいすか、幾らずつかかるのかということについてお知らせください。

●山本道路企画課長
 まず構成でございますが、県並びに東部市町並びに事業に賛同、参画する企業、団体といことで39団体の構成となっております。
 トータルの事業費でございますが、200万円余ということで予算を組んでおります。
 この内容の個別の内訳については、済みません、ちょっと手持ちで持っておりませんのでまた後ほどお知らせできたらと思います。よろしくお願いします。

○興治委員
 では、後ほど資料をお願いしたいと思います。
 それで、下のほうにこれまでの取り組み状況が書いてありまして、22年度には同じくフォコンテストを実施して投稿者が93人、一般投票数が203票と書いてありまして、規模的にはどだったのかなというふうに思うのです。今回全体事業費200万円余をかけると。そのうちの半近くは県が負担するわけですが、どれほどの効果を見込んでおられるのか、目標としてお金注いで、どういう効果を期待しておられるのか、そのあたりを教えていただきたいと思います。
●山本道路企画課長
 委員おっしゃるとおり、昨年実施した内容については投稿者数93名ということで余り大き数字だとは私も思っておりません。これについては、募集期間が非常に短かったというようことも影響しておりまして、今回においては、中段に書いてございますが開催告知というこで7月より開催を告知いたしまして、実際の募集は11月から行うということで、募集期間をくとって広く一般の方々に応募していただくような取り組みをやっております。
 実際の効果でございますが、このフォトコンテストをやったことによって実際何人来られかというのは、効果測定としてとても難しい、実際はかれないというような部分がございまて、その効果自体はなかなか申し上げることができないのですが、一番下に書いておりますが今年いわゆるNEXCOと包括的相互協力協定というのを結びまして、SA・PAなどを使せていただくというようなのもその協定の中でできるようになっております。そういったの実施しまして中国自動車道等、特に関西方面からお越しになられる方々に鳥取のよさをPRて、どんどん鳥取のほうに来ていただきたいと、こういう取り組みを行っております。

○興治委員
 実施されるのであれば、確実な効果に結びつくような方法をぜひとも工夫をして実施してただくようにお願いしたいと思います。

○福田副委員長
 関連で、この2ページの件、以前この常任委員会で私が問い合わせをさせていただいて、額ではないのですが、90%復活をしておりましてちょっと安心をしました。予算化していたいたことについてはありがたいわけでございますが、県としてその沿線市町村、また経済団にどういう形で今後かかわっていかれる機会があるのか、そのあたりをちょっと教えていたけませんでしょうか。

●山本道路企画課長
 この高速道路沿線活性化事業の生い立ちと申しますのは、いわゆる鳥取自動車道の建設促を目的といたしまして県土整備部が担ってこれまで予算をお願いしてきたわけでございますが今後については西粟倉から大原間の開通も先に見えておりますので、これから実際にこの道を使って、どうやって地域が活性化していくかというのが非常に重要なことになろうかと思ます。それについては、企画部だとか観光部局だとか、そういったものとタイアップしなが今後この事業のあり方についても考えてまいりたいと思っております。

○福田副委員長
 平井知事も大交流時代を迎えた鳥取県ということを言われていますので、ぜひとも部局横で文化観光局さんなどとしっかり連携を図っていただいて、経済界と一緒になって、関西圏も無料ということがまだ徹底されていないところもあると思いますので、ぜひともよろしく願いいたします。

◎藤縄委員長
 そのほか。(なし)
 次に、警察本部から説明を求めます。
 初めに、石田警察本部長に総括説明を求めます。

●石田警察本部長
 議会で御審議をお願いしております平成23年度鳥取県一般会計補正予算等議案1件と報告件について御説明いたします。
 議案説明資料の表紙裏面の平成23年9月定例会議案説明資料の目次をごらんください。予関係では議案第1号、平成23年度鳥取県一般会計補正予算、予算関係以外では報告第1号、会の委任による専決処分の報告についてであります。
 議案第1号の平成23年度鳥取県一般会計補正予算につきましては、資料1ページの議案説資料総括表のとおり、「生命のメッセージ展in鳥取」開催支援事業等の4事業につきまして補額合計2,519万6,000円の増額補正をお願いしており、補正後の予算総額は173億4,692万2,000であります。
 次に、資料の10ページをお願いいたします。報告第1号でございますが、公務中の職員の通事故について損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定に対する知事の専決処分がなさたことに伴う議会の委任による専決処分の報告についてであります。警察職員による交通事防止について、今後とも全職員に対する指導を行ってまいりたいと考えております。
 以上、警察本部の提出議案等について御説明申し上げました。詳細につきましては、警務参事官会計課長及び監察官室長に説明させますので、よろしく御審議いただきますようお願いたします。

◎藤縄委員長
 続いて、関係課長等から説明を求めます。

●安藤警務部参事官会計課長事務取扱
 警察本部関係の資料の2ページをお願いします。「生命のメッセージ展in鳥取」開催支援事として、一般社団法人とっとり被害者支援センターに対して開催経費の一部を補助するため経費39万5,000円をお願いしております。生命のメッセージ展は、特定非営利活動法人いのちミュージアムが全国各地で開催しているもので、本年11月、鳥取市においてとっとり被害者援センターと共同開催の予定です。このメッセージ展は、犯罪や交通事故で亡くなった被害の等身大のパネルに遺品の靴や遺族のメッセージ等を添えて展示することにより、命の重さ訴え、犯罪のない社会を創造しようとするもので、警察で行う犯罪被害者対策等の広報効果有していることから、開催経費の一部を補助しようとするものであります。
 次に、資料の3ページをお願いします。警察本部庁舎受動喫煙防止対策事業として、警察部庁舎内を全面禁煙とし、庁舎の2階のベランダに新たに喫煙場所1カ所を設置するための費110万円をお願いしております。事業の内容は、設置する喫煙場所の外側に目隠しのパネル設置するとともに、喫煙場所への出入り口のドアの内側にスチールドアを設置し、庁舎内へ煙の進入を防止しようとするものであります。
 次に、資料の4ページをお願いします。大規模災害の発生時等の対応資器材の整備事業とて、防災相互波無線機と除雪機を整備するための経費2,050万5,000円をお願いしております東日本大震災におきましては、被災地を中心に有線や携帯電話による通信が途絶え、防災機相互の連携が十二分に機能せず、迅速な救助活動に支障があったということを聞いておりますこれらのことを踏まえ、災害で電話が通じない場合でも警察、市町村、消防などの防災の機が相互に通信ができる相互防災波無線機を警察本部や各警察署に整備しようとするものであます。また、除雪機につきましては、本年正月の山陰豪雪に際し、警察の施設の約半分には雪機が未整備で必ずしも迅速な対応ができなかったということを踏まえ、緊急事案の対応に障が生じないよう、未整備の交通総合センターや警察署に整備しようとするものであります。 次に、資料の5ページをお願いします。交通安全施設整備費として、押しボタン式の信号1基を設置するための経費319万6,000円をお願いしております。設置場所は倉吉市福守町の差点であります。この交差点は児童の通学路となっていますが、本年の2月、登校中の児童横断歩道を横断中、車にはねられ、亡くなるという痛ましい事故が発生しております。通学童の安全確保のため、信号機を設置しようとするものであります。

●清水警務部監察官室長
 資料の10ページをお願いいたします。報告第1号は、議会の委任による専決処分の報告にいてであります。職員の公務運転中の交通事故による損害賠償に係る和解及び損害賠償の額決定について、専決処分がなされた2件について報告するものであります。
 資料の10ページは、本年8月に2日になされた専決処分であります。和解の相手方は境港の個人で、和解の要旨は県側の過失割合を2割とし、県は相手方に対して物的損害に対する害賠償金5万8,762円及び人的損害によります損害賠償金5万880円を支払うものであります 事故の概要につきましては、昨年9月8日、午後4時ごろ、境港市中野町地内におきまし交通機動隊所属の職員が公務のため普通乗用自動車を運転中、左方道路から左折進入してき和解の相手方所有の軽貨物自動車と衝突いたしまして、双方の車両が破損するとともに和解相手方が負傷したものであります。
 続きまして、資料の11ページをお願いいたします。同じく本年8月2日になされました専処分であります。和解の相手方は米子市の個人で、和解の要旨は県側の過失割合を4割とし県は相手方に対して物的損害に対する損害賠償金6万5,348円を支払うというものであります 事故の概要につきましては、昨年12月13日、午後2時45分ごろ、米子市花園町地内の県道おきまして米子警察署所属の職員が公務のためミニパトカーを緊急自動車として運転中、徐して交差点に進入した際、左方向から直進してきました和解の相手方運転の小型乗用自動車衝突し、双方の車両が破損したものであります。
 職員の交通事故防止につきましては、今後もより一層対策の推進に努めてまいりたいと思ております。まことに申しわけありませんでした。

◎藤縄委員長
 今までの説明について質疑等はございませんか。

○前田委員
 4ページをお願いいたします。防災相互波無線機のお話を伺いたいと思うのですが、危機理局とこの間から勉強するのだけれどもよくわからないのです。危機管理上の無線機というは衛星系と地上系があるのだと言うのです。一回議場で伊藤保議員が地上系なのか衛星系なか、かなりやっておりました。この間危機管理局を呼んで聞いてみるのだけれども、さっぱわからない。きょう昼から聞こうとしておるのですけれども、これは地上系なのですか衛星なのですか。

●田子警備部長
 先ほどの御質問でございます。この無線機はアナログ無線機でございまして、いわゆる中基地を設けない直接無線機同士でやりとりをする無線機でございます。この機器の導入につましては、いわゆる警察署単位、警察署、市町村あるいは関係する防災機関、その地域の関の防災機関が事案があったときに情報共有をすぐできるということで今回お願いをしているのでございます。
 このお願いをする経過でございますけれども、このたびの東日本大震災がございました。の中で有線も途絶する、それから無線系統が各機関それぞればらばらであるし、なおかつそがダウンしたと、そういう中で、本来でいいますと、いわゆる伝令を送って各市町村と警察とかほかの防災機関だとか、それぞれが連絡調整を図るということなのですが、状況に応じはそこのリエゾンを送り込むまでの時間が非常に困難であると、送り込めないというような態もございました。そういう中で非常に簡単な無線機でございまして、震災、地震が起きたとスイッチを各機関が同時に上げると。その中で相互の機関が今の被害の把握状況、それを同に通信をする。通信をすることによって同じ関係機関がそれぞれ同時に情報を得られると、ういう効果もあるということで、実際この無線につきましては従来から市町村を中心に配備れておるものでございます。
 余りこれまで注目をされてこなかったわけですけれども、このたびのそういう被害実態をまえまして、実際に例えばこういう事態があったときには非常に有効ではなかろうかと。警といたしましても、実は境港警察署は山もありません。そういうことで非常に無線が飛びやい状況にある。直接目視できるところは必ずというか確実に無線通話ができるというような況下で、自衛隊施設があり、海上保安庁があり、消防があり、市役所があると。実際この無機を保有しておる機関と保有していない機関があるのですけれども、そういう中で立ち上げ訓練をやったら全部が一遍に通信できたと、これは非常にいいではないかということで、警署単位での防災機能の情報共有を図っていくと、そういう趣旨で今回お願い申し上げているころでございます。

○前田委員
 そこで県土整備部に聞きたいのだけれども、要は、今県土整備部は緊急車両に行政無線をけていますね。それはどうなっているのですか。今警察本部から聞けば、非常にいいなと思のです。市町村相互に、あるいは消防、警察が相互に聞こえ、話ができる、情報の共有がでる。県土整備部はどうなっているのですか。

●三鴨技術企画課長
 これにつきましても、委員がおっしゃったように、どういうやり方がいいのか、まさに危管理局と今検討しているところでございます。

○前田委員
 危機管理局の説明にちょっと納得できないことが多いのです。またお聞きするかもわかりせんが、ただ一つ言えるのは、おっしゃるとおり、東北の震災で行政機関がばらばらにやっいるというのはやはり反省しなければいかんと思っていますので、県土整備部は速やかに整されるほうがいいと思います。

◎藤縄委員長
 そういう御指摘ですので、御検討を。

○国岡委員
 無線の関連になります。これは固定式ですか。

●田子警備部長
 これは携行できる10ワット機の無線機でございまして、いわゆる中継基地を設けない、基局を設けない無線機でございます。単純に申しますと、市販の無線機がありますけれども、りとりをアナログでやります。それの大きいものと考えていただければいいかと思います。ぶ距離は、何も妨害がなければ50キロだとかそのぐらいの距離は飛ぶということでございまて、先ほど前田委員からお話がございましたけれども、それぞれの各機関がいわゆる通信系は持っております。県も防災局がいわゆる防災無線を持っておられます。警察は警察無線がります。それぞれの機関が持っている。それはそれで機能はしていくのだろうと思っていますただ、現場で実際に活動する部隊が現場の実態に応じた情報共有を図るのにいち早くできるいうことでいえば、これは非常に有効だろうというふうに考えています。

○国岡委員
 前田委員ではないですけれども、私もちょっと勉強しなければいけないと思いますのが、も消防にいたときは当然現場で無線でいろいろやりとりしていましたけれども、その当時か警察のほうの情報は一切入らなかった。これは当時ですし、仕方ないですね。警察のほうも互無線を入れられて情報を共有する。これから県土整備部も無線の関係、通信の関係いろいありますけれども、結局実際起きたときに、各機関が同じ情報をもとにきっちりと有効に活できるのか、警察は警察の対応がありますけれども、一番大事なのはそこだと思うのです。いろいろ無線とか情報の途絶、通信の途絶というのが大問題になっていますけれども、これらが一番大事だと思うのです。そこら辺の連携の考え方というのがありましたら教えてくだい。

●田子警備部長
 先ほど申し上げましたけれども、各機関によって持っておる無線はそれぞれ違います。大くとらえた場合には、警察はそれぞれ各県本部から警察署あてに指揮指令あるいは各個人がっておる携帯の無線機に対する指揮指令ができます。多分県もそうであろうと思いますし、かの機関もそうであろうと思います。ところが、それは離れた状態で波帯を共有することがきません。これはどうしても無理な話です。先ほどお願いを申し上げましたのは、とりあえ現場でそこの被災実態を情報共有して動く、まず最初に情報をそこで得ようと。その先は、度はリエゾンを送り込む形で相互の情勢、情報判断の共有ができるという段階に至っていくだろうと思いますけれども、いわゆる災害が発生したしょっぱなの段階で情報共有がいかにきるか。それを受けて今度は各機関がそれぞれの無線を使って、指揮系統に従った通信指令できるのだろうというふうに思っています。

○藤井委員
 職員による車の事故が多いのは、職員の数が多いですから仕方がないといえばそうかもしませんけれども、警察のこういった事故というのはちょっと別に考える必要があると。交通取り締まっている立場の人たちの事故ですから、さっき謝罪があって改めて対策を講じるとう話でしたけれども、一体どういうふうにこれを総括されるのか。そして、そのことによっ他の部局のほうにもそういう知恵が波及するような工夫も必要ではないかと、こういうふう思いますので、このあたりを一つ御回答いただきたい。

●清水警務部監察官室長
 委員のおっしるとおりでございますけれども、警察としては公用車事故の防止対策につきしてはあらゆることをやっております。まず、事故を起こした職員に対しましては原因、現での検証を確実にして、どこが悪いかということを確実に検証しております。ほかには運転能向上のための実技訓練の実施ということで、訓練の指導員や、または若い警察官に対して技指導または試験場においての運転の実習をしております。また、再発防止のための再教育いたしましては、先ほど言いましたけれども、個別指導を強化しておりますし、場合によっは事故を起こした職員を全部集めまして、自動車試験場でペーパーテスト並びに実技でもう度実務能力というのですか、運転能力を向上させるための訓練もしております。また、ほかは各所属におきましては、毎朝の朝会、朝礼または招集日等がありまして、そこにおきまし他県または他の署で発生した交通事故を題材として検討会を実施したり、また若い者等を集てグループ討議をしたりということで再発防止に努めております。

○藤井委員
 マンネリにならないように新しい工夫をどんどん追加して、そして他の部局の事故に対しも影響を与えるような、そういう努力をひとつお願いしたいと思います。

◎藤縄委員長
 それでは、報告事項に移ります。
 質疑等につきましては、各部局等の説明終了後に行っていただきます。
 まず、県土整備部から、1、技術提案型総合評価競争入札の試行について、安田県土総務長の説明を求めます。

●安田県土総務課長
 県土整備部の資料の1ページをごらんください。技術提案型総合評価競争入札の試行につて御報告等を申し上げます。
 最初に、おわびを申し上げます。1行目に法律の名称を記載しております。「公共事業」でありませんで、「公共工事」でございます。申しわけございません。
 本県では、「公共工事の品質確保の促進に関する法律」の趣旨に基づきまして、平成19年度ら建設工事の入札を特別簡易型総合評価方式で実施しておりますが、競争性、また品質の向を図る観点から技術提案型を導入しようと考えておりまして、このため試行を行うものでごいます。
 技術提案型総合評価入札と申しますのは、個々具体の工事内容に即した施工方法、工事目物の性能、機能の向上あるいは工期短縮など、工事の価値の向上をもたらす技術上の工夫をします。これの提案と入札価格とを総合的に評価して落札者を決定するものでございます。
 試行の概要でございますが、試行は土木一般等の予定価格が4,000万円以上等の工事で、技上の工夫の余地があるものを県土整備局ごとに2件程度、合計10件程度行おうと考えておりす。
 技術提案のテーマを設定いたしまして、テーマに関する技術上の工夫等の提案を3項目程求めようとしております。例を記載しております。市街地や交通量の多い道路の工事の場合に施工中の渋滞緩和対策をテーマといたしまして、例えば通行車両の減少、帰省時間の設定、省時間の短縮などにつきましての工夫の提案を求めるものでございます。
 評価方法は、各県土整備局の技術系の課長3名以上が各応札者の提案を評価いたしましてその平均点で得点を決めます。
 配点はその表のとおりでございまして、技術提案点は20%の比重にしております。(注)にいておりますが、施工能力点は、現在の総合評価方式の項目のうち、基本的には技術的に直関係があるものを採用しております。
 調達公告から契約書締結までは約30日程度、現在の簡易型の場合ですと25日程度ですが、干審査のために延びるということでございます。
 履行確認・ペナルティーでございますけれども、技術提案実施計画報告書を施工計画書に付して提出を求めまして、工事の段階確認等で履行状況を確認いたします。そして仮に技術案内容が履行されない場合には、工事成績点を減点するというペナルティーを行おうと考えおります。(注)に書いてございますが、以上は今回の試行の内容でございまして、引き続き討を行って適切な実施方法を求めてまいりたいと考えております。
 今後の予定でございますが、鳥取県建設工事等入札・契約審議会の開催、建設業者への説を行って試行したいというふうに考えております。

◎藤縄委員長
 次に、土砂災害危険度情報のあんしんトリピーメール及びケーブルテレビでの提供開始にいて、山本治山砂防課長の説明を求めます。

●山本治山砂防課長
 2ページをお願いいたします。土砂災害危険度情報のあんしんトリピーメール及びケーブテレビによる提供開始についてということで、土砂災害の発生の危険性が特に高まった際に鳥取県と鳥取地方気象台が共同で土砂災害警戒情報というのを発表しておりますが、これを足するものとして土砂災害危険度情報というものがございます。これについては、現在インターネッを利用して県のホームページで地図によって情報を提供しているところでございますけれどもこのたび危険度情報につきまして、あんしんトリピーメール及び一部のケーブルテレビによても一層広く県民の方に情報提供できるようになりました。ということで、昨日9月15日かこの情報提供を開始しておりますことを御報告いたします。
 初めに、この土砂災害警戒情報と危険情報について簡単に御説明と現在の状況を説明させいただきます。
 土砂災害警戒情報とは、下段の〈参考〉に書いてございますけれども、土砂災害の危険性特に高まったときに、市町村長が避難勧告等を発令する際の判断や防災活動、住民の皆さん自主避難の目安となるように市町村単位で発表する防災情報でございます。これは市町村単でございまして、例えば今現在テレビ等のテロップ等でも発表されているところでございますもちろんトリピーメールとかケーブルテレビ等でも発表していただいておるところでございす。
 さらに、2でございますけれども、土砂災害危険度情報というのがございます。これは右にカラーで示しておりますけれども、図-1のとおり全県を5キロメートル四方のメッシュ分けまして、土砂災害発生の危険度のレベルを、これは3段階ございますけれども、地図で示するようになっておりまして、土砂災害警戒情報は市町村ごとで発令されるわけですけれも、これが発表されたときに、それぞれの市町村さんの中のどの地域で危険が高まっているというのをこの地図のメッシュの情報によりまして鳥取県が提供する防災情報でございますれども、この地図でお示しするのは先ほど申しましたインターネットでしか今までは情報提ができていなかったという状況でございます。
 このたび、インターネットだけではなく、もっと広く県民の皆さんにこの危険度の情報を知らせしたいということで準備を進めておったところでございますけれども、この地図情報トリピーメールあるいはテレビのデータ放送に掲載するには、データが余りにも多過ぎて掲できないということがわかったわけでございますけれども、これにつきまして5キロメート四方の格子に含まれております地区の名前を文字情報で提供するという形にすると、情報量格段に少なくなって表示が可能ということがわかりましたので、この5キロのメッシュに含れている地区を発表するという形にいたしました。この地区の名前とは、5キロのメッシュ含まれます地域の中に含まれます地区名、これは地元の皆さんがわかりやすいように、例え旧小学校区の地区名程度に区分して設定しておりまして、このメッシュの中に含まれておりす地区名を発表するという形で行っております。
 そういうことによりまして、情報提供の内容として(1)番であんしんトリピーメールにる提供と。これにつきましては3番で情報提供のイメージとして赤で囲っておりますけれどもこのような画面で鳥取市北部のレベル3で例えば倉田地区、米里地区とか、こういう形で情を提供できるようになります。
 ケーブルテレビによりましても、データ放送のチャンネルのdボタンを押していただきまとデータ放送画面になりますけれども、この中で土砂災害危険度情報という中で、こういう報を提供させていただくということができるようになりました。
 なお、NHKとか民放各局さんともデータ放送の中でこういう情報も提供していただきたということを協議を続けておりましたけれども、NHKさん、民放さんとも全国一律の定義あると。それから民放さんもキー局の編集権があって地方ではできないというようなことがって、今のところはNHKさんとか民放各局さんのデータ放送のところでこれを表示するの難しいという状況にはなっておりますが、引き続きできるように協議を進めてまいりたいとえております。
 また、県内にはほかにもケーブルテレビさんがございますけれども、これにつきましても在協議を進めておるところでございまして、今後システム改良の整ったところから提供を開していきたいというふうに考えておるところでございます。

◎藤縄委員長
 次に、境港への国際定期コンテナ船(RORO併用)の就航について、森下空港港湾課長説明を求めます。

●森下空港港湾課長
 3ページをお願いします。境港への国際定期コンテナ船(RORO併用)の就航について報告いたします。
 このたび、境港と釜山を結ぶ国際定期コンテナ船航路が開設されることになりました。こによりまして、境港における国際定期航路は週7便になります。境港の利便性が向上し、対諸国とのさらなる物流の拡大が期待されるところでございます。
 1番目に運行船社等ということで、訂正をお願いしたいと思います。長錦商船株式会社が航船社でございます。これは韓国の会社でございます。「船籍」というところの削除をお願いたいと思います。日本の総代理店がシノコー成本、境港の代理店が境港海陸運送でございます。 就航船舶は、Shinokor Ulsan(シノコー ウルサン)という船名の船舶でございます。5,00総トンでございます。積載能力としましては、コンテナが255TEUでございます。乗用車が6台程度積載できるということでございます。
 定期航路、1週間で回る寄港地につきましては、釜山が基地港で、境港~金沢港~敦賀港志布志港ということで、日本海側と九州とを1週間で回るということでございます。初回の港日でございますが、9月20日火曜日に釜山を出港しまして、境港には9月21日に入港するいうことでございます。
 一番下のほうに船の写真をおつけしております。コンテナとRORO併用ということで、の写真が船の上部にコンテナをクレーンによって積み込んでいる状況をお示ししております右のほうの写真が船腹、船の下部に車が自走して積み込めるということで、その状況をお示しております。

◎藤縄委員長
 次に、台風12号等による大雨の被害状況について、三鴨技術企画課長の説明を求めます。

●三鴨技術企画課長
 右肩に追加と書いてございます資料をごらんください。
 めくっていただきまして1ページでございます。去る9月2日から4日にわたりまして、風12号が主に鳥取県の西部、大山周辺に大きな豪雨をもたらしたわけでございますけれどもこの台風によりまして多大な被害等が発生しております。幸いにして人的被害はなかったわでございますが、県土整備部関連でございますと、1の(6)でございます。公共土木施設害でございますけれども、河川・道路等、計472件53億円余りの被害を生じております。
 めくっていただきまして5ページをお願いいたします。右端に合計を書いておりますけれも、先ほど申し上げました472カ所53億円余りでございますが、そのうち県分が286カ所の36円、市町村分が186カ所の17億円となっております。施設別につきましては、記載のとおりでざいます。
 主な被災箇所でございますけれども、まず佐陀川、これは米子市河岡地内でございますけども、河川が複数区間にわたりまして堤防が洗掘されました。一部におきましては破堤いたておりますが、幸いにして家屋の浸水については免れたという状況でございます。2番目、碕大山線、大山町豊房地内でございますが、これは川床橋の東詰めの斜面でございますが、こが大規模にのり面の崩落が起きたというところでございます。この佐陀川と赤碕大山線にきましては、副委員長、藤井委員、また国岡委員に先日視察していただきましてありがとうざいました。3番目でございます。倉吉江府溝口線の江府町御机地内、エバーランドという府町の施設がありますけれども、その周辺の道路が丸ごと道路がなくった状態、また橋梁が失した状態となっておりまして、現在も通行どめになっております。このほか東郷池でござますけれども、大雨によりまして水位が上昇いたしまして、溢水により記載のとおり家屋が2戸浸水したという状況でございます。
 このほか、下の欄外に書いてございますけれども、このたびの台風の出水によりまして県全域の海岸に大量のごみが漂着したという状況がございます。このうち鳥取港及び皆生海岸つきましては、海づくり大会への影響ですとか、あるいは観光地のイメージダウンというこがございますので、これにつきましては緊急に予備費で対応したいというふうに考えておるころでございます。
 戻っていただきまして、1ページの(7)の通行支障箇所でございます。全面通行どめをた箇所でございますけれども、高速道路5カ所、路線でいいますと鳥取自動車道とか米子自車道、また安来道路等でございますが、崩落はなかったわけですけれども、雨により事前に行規制を行ったものでございます。そのほか国道5カ所、これにつきましてもすべて解除済でございます。県道、市町村道それぞれ45カ所、39カ所を全面通行どめしておりますが、県につきましては、先ほどの倉吉江府溝口線等いまだに5カ所において通行どめが続いているいう状況でございます。いずれの箇所につきましても早期復旧、また早期交通開放に努めていりますので、皆様方の御支援、御指導をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたしす。

◎藤縄委員長
 なお、5の一定額以上の工事または製造の請負契約の報告については、お手元の資料4ペジのとおりでありますので、説明は省略させていただきます。
 それでは、ただいままでの説明について、質疑等はありませんか。

○藤井委員
 2ページですけれども、災害警戒情報、災害危険度情報、情報の根拠になるものは、これ見ていると主として雨量のように見えますけれども、現場を見て、そしてこういう兆候があて危険だよということが情報を発信する根拠になっているのでしょうか。というのは、実はのたびの経験で自分のところを見ていると、擁壁があって穴があいていますね。その中かられいな水が出てくると安心だというので帰るのだけれども、本当にそれでいいのだろうかとう疑念も自分自身持っているわけで、そういった危険の判断の何といいますか、包括的な見というのがもうちょっと県民にもわかるようであってほしい。単に雨量だけで危ないぞといのではなくて、現場をきちっと見た上で判断するということがなされているのならそれですしその根拠になるものを一つきちんと整理して列挙してもらいたいと、こういうことですけれも、いかがでしょうか。

●山本治山砂防課長
 発令の根拠でございますけれども、これはあるグラフをつくりまして、そのグラフというは縦軸が1時間当たりの降水量、横軸が土壌雨量指数と申しまして、例えば前にずっと雨がっておれば土の中の雨量が高まるというようなことで、単純な雨量の積算ではなくて土壌雨指数というのを用いておりますけれども、その縦と横のグラフにおきまして、その中に危険基準線というのを設けております。これは気象台さんのほうでもやっていただいておるのでけれども、その基準線というのがございまして、これは例えば過去のその時点での状況をずとプロットして、さらに現在から1時間後の降雨の想定、2時間後の降雨の想定というのを量レーダー等で想定いたしまして、そのグラフが危険の基準線を超えると判断されるときに砂災害警戒情報というのを発令するというシステムになっております。その発令におきましは、気象台さんのほうから県のほうにも御相談がありまして、両者で発令しようということやっておりますが、議員がさっきおっしゃいましたような現地の兆候とか、そういうことにきましては現在判断基準にはなっておらないというような状況でございます。

○藤井委員
 私の質問に的確に答えていただいていないと。要するに現場の我々県民個人がその状況をちっと把握できるような指標があるのなら、それをぜひ県民にわかるように説明してもらいいし、それによって個人個人が判断するというそういったことが必要ではないかと。これはれでかなり機械的にわかるのですけれども、ただ、それをもとにして我々は個人個人、自分家の裏を見たり、あるいは施設の裏を見たりして対応しているわけで、そういった見方がでるようなものをぜひ――それは当然今でもあるのでしょう。ないのですか。ないのでしたら究して、大ざっぱなもので結構だと思いますけれども、我々素人判断でやっているわけで、れで本当に十分なのかと、今回ちょっと苦労したのです。そういう意味で一つ専門家の方たが県民にわかりやすいような指標を、現場を見ながら判断できるようなものを提示してもらたらまことにありがたいというふうに思ったものですから。

●山本治山砂防課長
 先ほど警戒情報の基準ということで御説明いたしましたけれども、委員がおっしゃいます候ということについてですけれども、説明会とか、そういう場では例えば家の裏のがけが、候として上のほうから小石がぱらぱら落ちてくるとか、あるいは谷から例えば濁り水が出てる、あるいは一時的に水がとまると。このたび奈良のほうも起きていますけれども、土砂ダができるというような状況の場合に一時的に水がとまるというようなこともございまして、石流の兆候ということでも皆さんに御説明しておりますし、そういうことでチラシ等を活用て、説明会等では住民の皆さんにお知らせするようにはしておるところでございます。

○前田委員
 1ページ、技術提案型総合評価競争入札。私が従来から主張しているやつだけれども、いいよ試行ということで、この中でちょっと気になるのが配点。技術提案点20点、ここについちょっと議論したいのです。国交省の同じような入札制度を見ますと、技術提案型の評価項が定められておりますね。国交省では高度技術提案型、標準型、標準型が(1)と(2)と簡易型、つある。勉強してみるに、やはり公平性を期すために、どうも技術提案点のところに評価項が定められておるということだ。これはどうなっていますか。

●安田県土総務課長
 国土交通省さんの技術提案型の評価項目が技術提案等ということと、そのほかに施工能力と……。

○前田委員
 僕は施工能力とか地域は言っていない。技術提案点の20点の評価項目を教えてくださいと言っいるのです。
●安田県土総務課長
 資料に書いておりますように、テーマを設けて、そのテーマに関連する着目事項というもを工事ごとに設定をして、それを調達公告のときにお示しをして、それについて提案をいたく。大体3項目程度について評価をしようというふうに考えております。

○前田委員
 それはおかしいではないですか。公平を期すために、あらかじめ評価項目は決めておくべだと思います。工事ごとに着目点というようなことはおかしいのではないですか。

●三鴨技術企画課長
 技術を提案していただく場合ですけれども、当然工事によりまして施工内容も違えば、現の状況も違いますので、その工事の内容によりましてテーマを設定します。例えばここに書てありますけれども、市街地や交通量の多い道路の工事ですと、施工中の渋滞対策についてテーを出しまして、これについて提案してくださいというふうに出します。ただ、提案していたくにしても、いろんなケースが分野で提案がございますので、それについては項目を絞ってここに書いてあります例えば通行車両の減少、規制時間の設定、規制時間の短縮、例ですけども、この3つについて提案していただきますと。これはあらかじめ公告の段階でお示ししす。この3つの1つごとに、これは評価できる、評価できないということで一つ一つ何段階に分けて配点をすると。そしてその3項目について合計して点数化していくということを考ております。

○前田委員
 僕は国交省のは納得できるのです。総合的なコストの縮減、工事目的物の性能・機能の向上社会的要請への対応。環境の維持。簡易型は技術的な所見だけということを言っているのです 次に議論したいのだけれども、そもそも客観点数ばっかりの今の総合入札制度は上位ランの業者に偏在しているということでずっと言っているのです。これを導入しろと言っておるは主観的なことも入れてくださいと、客観でなしに主観を入れてくださいと。ということはこれができる能力のあるのは上位ランクですよ。そうしたら何ということだと、こういうこなのですよ。だから、下位業者などが受注できていないのですよ、年度途中、中盤からしままでは。だから、そこに主観点数を入れてほしいというのを私はずっと主張しておるのですだから、要は何が言いたいかというと、簡易型をつくってやらないといけないと思いますよ。4,00万円以上というような大規模な工事をやると、今の客観的指数を使っておる総合入札制度とら変わらないではないですか。これを入れたもともとの発想はどうなのですか。

●古賀県土整備部長
 何回か前の常任委員会でも答弁させていただいておりますけれども、前田委員と全く考えは一緒でございまして、現行の総合評価制度というのが既に限界に来ている。要は、一つの合評価制度でもって、このやり方だけでほとんどの工事をカバーしようとしていることに対て限界が来ていると。ですので、要するに一部の業者さんとか、そういったところに偏った注につながっているという認識でございます。
 そういったことで、今般8月1日付で総合評価の一部見直しをしておりますけれども、そはこの間申し上げた、あれはあくまでもマイナーな見直しだと思います。今後は抜本的に見す必要がありますし、今の総合評価制度も今回の簡易型をベースにしていますけれども、こ技術提案というのは我々は今まで全然やっていなかったので、一部試行してみて、まずその度設計から実は始めていかなければいけないという状況でございます。そのためのまず第一テップとしてこの技術提案を導入しようということです。ただ、この技術提案だけで、これすべてまた同じことをやってしまいますと、このやり方だけを全体に適用してしまうとまたじことが起こりますので、多分その工事の規模あるいはその工事の性質によって幾つかの総評価のやり方というのは、単なる技術提案だけではなく、もっと簡易型、そして今の簡易型いろいろな問題がありますので、これ全体を見直した新しい簡易型、こういったものの導入図っていかなければならない。
 ですので、要は工事の種類、工事の規模に応じていろんな形の入札制度を、一つだけのや方でなく多種多様なやり方で対応していくと、基本的には今そういう考え方を持っております。
○前田委員
 そうすると、制度設計からやるのだったら何で4,000万円以上に限るのですか。いろんな金のをやってみるべきではないですか。A級が今総合入札制度1,000万円ですね。1,000万円、2,500円、4,000万円とやってみるのですよ。だから通常のやり方、下位ランク用の簡易型、中間、んなことをしなければ制度設計にならないのではないですか。

●古賀県土整備部長
 そういった視点でやることも当然今後は出てくると思います。今回の一番のポイントといのは、要するにテーマ設定をして、そのテーマ設定に対して我々がきちんとした採点がまずきるのかどうか。要するにそのときの我々の作業量も問題になってまいります。例えばすべの総合評価に同じような技術提案をすると莫大な作業ボリュームが出てまいります。その辺ところもいろいろ検証していかなければならないと。ですので、今回はまずは4,000万円と絞せていただいての、額は一定規模にさせていただいて、その中で我々の今の技術提案の仕方それからその評価の仕方についての検証が必要なので、こういう試行にさせていただいておます。ですので、提案のいただき方、それから我々の評価の仕方がある程度見えてきましたら当然、今度金額に応じた部分についても検証が必要であれば、その部分についても広げてまりたいと、そのように思っております。

○前田委員
 納得できない。そもそも今の1,000万円以上の総合評価入札制度の矛盾をさっき言ったでしう、問題点。それを解消するために、客観点数ばかりだったら固定化してしまうから主観点を入れるべきだと私は主張しておるのです。4,000万円以上であれば上位ランクではないですか客観点数でいいのですよ。何でいろんなところのサンプルをとってみないのですか。4,000万以上2件というのは納得できない。それなら、さっきも言いましたように1,000万円もやってる、2,000万円やってみる、4,000万円もやってみる。それで業者の能力が果たしてついてくかどうか、それと職員の業務量はどうなのか、金額によってやってみるべきですよ。それで易型であれば評価項目を楽にしてやるのですよ。4,000万円だったらこれはかなり難易度が高のでしょう。

●古賀県土整備部長
 今委員御指摘のようにほかの2,000万円、1,000万円、もっと小規模な工事、ここまで広げかどうか、今回の試行で広げる気は絶対ないというわけではないのですけれども、まず我々やりたいのは、あくまでも今回の技術提案というのは初めての試みでございますので、その術提案のやり方、評価の仕方についての検証というのがきちんとできないと、単純にこの技提案を全体に拡大しても要は十分な制度にはならないと、そういうふうに認識しておりますですので、今の委員の御指摘の点、もっと金額枠を拡大すべきかどうかについては、持ち帰て私のほうとしても検討してみたいと思います。これは全体の試行のボリュームにもよりまので、その点も踏まえて判断させていただきたいと思います。

○前田委員
 国交省はずっとやっているのですよ。国交省に勉強しに行けば、大体の大まかなことはわるでしょう。初めて初めてとおっしゃるけれども。いい事例があるではないですか、国交省こういう入札制度をずっとやっているのだから。金額の拡大ではないですよ。下げるやつでよ、間違えないでくださいよ。今のでは納得できませんよ。

●古賀県土整備部長
 繰り返しで恐縮でございますけれども、国交省の事例は私も十分知っております。それがめに、やはり導入に当たっては慎重にやるべきであると、そういうふうな認識でおります。すので、今の金額についても委員の御指摘もございますので、もちろん上げる方向ではござません、下げる方向でございますけれども、その点も踏まえて検討してまいりたいと思います。
◎藤縄委員長
 拡大というのは4,000万円だけではないということですね。

●古賀県土整備部長
 今4,000万円としておりますけれども、その4,000万円以外ももうワンランク下のほうででるかどうか、その点について検討していきたいと思います。

○前田委員
 この件はいいです。
 5ページの台風被害36億円。5つの管内があるのだけれども、それぞれ大まかにどれぐらになっていますか。

●三鴨技術企画課長
 県分36億円のいわゆる事務所別の内訳でよろしいでしょうか。東部総合事務所が41件で約億5,000万円、八頭が30件で約2億3,000万円、中部が91件で約8億円、西部が74件で17億7,00万円、日野が50件で約6億5,000万円でございます。

○前田委員
 非常に災害を受けておるわけですが、災害復旧というのは3年計画で5・3・2だったかなこれは単年度でやるわけですか。

●三鴨技術企画課長
 災害は3カ年で復旧することにしておりまして、基本で申し上げますと初年度は8割でごいます。

○前田委員
 8・1……。

●三鴨技術企画課長
 済みません、あとの2割は……。

○前田委員
 だから、できれば早く完成しなければいけないと思いますので、災害査定のときにしっかお願いして頑張ってほしいと思う。
 それと、職員の体制は大丈夫ですか、各事務所は。中部と西部が多いのかな。これはどうなっいますか。

●三鴨技術企画課長
 今現在災害を集計し終わったばかりでございまして、当然応急工事が一部入っているのでけれども、これから本格的に復旧を迎える、その前に11月中旬には査定を考えておりましてその後本格的な復旧に向かうわけでございますけれども、必要に応じまして応援体制もとっいきたいというふうに考えております。

○前田委員
 佐陀川はひどかったのだけれども、あれは仮応急ででもきちんと対応するということですね。

●三鴨技術企画課長
 現在、ごらんのとおり大型土のうを積んでおるわけでございますけれども、少し補強をしして、とにかく非出水期を迎えるまでは耐えると、非出水期を迎えた後に本格的に復旧に入ということで考えております。

○国岡委員
 先ほど前田委員が言われました総合評価競争入札制度。技術点数のことではないのですけども、受注額点の採点方法は、経営事項の審査の場合は審査対象事業年度とその前年度、前年度3年平均経営審査のときに選択できるようになっています。それで出して、工事の入札ときの2年ごとの入札参加申請ですけれども、3年分のデータがなぜ必要なのか。それでまた経営審査のときには審査対象年度のみの完成工事高は採用されておりません。その中で経営査は2年平均及び3年平均の選択になっていますね。結局、受注額点の算出のときに生産指額の算出計算の完成工事高部分が今は直前のみですね、1年。その理由を教えてください。

●安田県土総務課長
 受注額点は、きょう報告しました技術提案型総合評価では採用しておりませんが、そのほの総合評価で用いている受注額点についてのお話ということでよろしいですか。

○国岡委員
 そうです。

●安田県土総務課長
 生産指標額は、簡単に言いますと過去3カ年の総売上高というものを平均をして出しておます。

○国岡委員
 3年平均というのはなぜですか。

●安田県土総務課長
 この受注額点といいます項目は、どういった目的で採用しているかといいますと、受注能を超えた受注をなるべくしないようにしていただこうと、工事の品質の確保という目的からういうふうな考え方をしている項目であります。その際、今申し上げた生産指標額というの受注能力をはかる物差しでありますので、単年度の総売上額ではなくて複数年度の総売上額平均するというふうな計算方法のほうが適当であろうというふうに考えているということでざいます。

○国岡委員
 そこら辺は私もちょっと勉強不足で、今まだ勉強している段階です。前田委員に勉強させもらえば一番いいのでしょうけれども。いろんな人のお話を聞いていると、多分お声はいっいあると思いますよ。3年平均でも、入札に出すときにはなぜ単年度の、直前ですか、それ出すのか。今のやり方でいくと、一回とって次にいって来年、再来年となると、今度ますまとりにくくなってきませんか。そんなことはありませんか。

●安田県土総務課長
 おっしゃるとおり、受注が減りますと総売上高というものが減りますので、したがって生指標額というものの基準が下がってくるということになりますので、その図式といいますかそれはおっしゃるとおりでございます。

○国岡委員
 突っ込んだ話は、私が勉強不足なので逆にやり込められると思いますのでやめますけれどもまた次回のチャンスに行いたいと思います。ただ、お話を聞いてちょっと私が調べただけでもクラスの上で特Aとかいい成績ですね、平均でちゃんととっているところは今の制度でもちんととっていけるでしょうけれども、どうしても今の時代ですから年度によって上がり下がが激しい。会社自体の能力ではなくて、とれるとれないの段階で今の制度でずっといくと、当に困る業者がさらにふえるのではないかというふうに考えているのです。いろんな声が上がっくるでしょうし、協会のほうからも声が来ているかどうかわかりません。協会の中にも賛成業者、反対の業者いろいろあると思いますので。私も勉強しますので、もう一度現場の声をいていただいて、ちょっと検討していただきたいと。それで今のままでいいのかどうなのかそのお答えを次回にお聞かせいただきたいと思います。

●安田県土総務課長
 先ほど部長が申し上げましたけれども、抜本的な見直しといいますか、そういったことが要だということでございますが、それには少し時間がかかりますので、次回にお答えはすぐはできないかと思います。もう少し時間をいただいて考えていきたいと思います。総合評価いう名称がついておりますのは、一つの価格だけではなくて、いろんな要素を総合的に勘案て決定しようということでありますので、受注額点というのは、先ほど申し上げた一つの目的役割を持っておりますけれども、ほかの項目でほかの評価をするというふうな兼ね合いで一の落札制度というのはできておりますので、その全体のバランスといいますか、そういったのをよりよいものにしていくように検討したいというふうに考えているところでございます。
○国岡委員
 私も頭がまとまらないうちに質問してしまったので、困らせたかもしれませんけれども、はり当然ランクの低い小さいところが困らない、しっかりと公平性のある入札制度に持ってきたいと思います。やはり今これだけ失業者がふえていますので、私も勉強して皆さんと詰ていきたいと思いますので、今後もよろしくお願いします。
 もう1点、台風12号です。県道赤碕大山線、崩落現場を見させてもらいました。工事自体は多分3年は絶対かかるだろうなと。あそこで今ボーリング調査をされていますね。地質によて工事の方法もいろいろあると思います。国立公園の関係も当然ありますので、時間はかかと思いますけれども、そこで現場でちょっと聞かせていただいたのが、これから紅葉シーズを迎えます。そしてまた冬のスキーシーズンを迎えてきます。地元の皆さんが心配されていのは、風評被害のこともいろいろ言われているようです。スキー場に行けないのではないかか、それがどうこうという声も上がっているようですので、その辺の対応を教えてください。
●山本道路建設課長
 委員御指摘のとおり、大山という観光名所を抱えておるわけでございまして、そういうこもございまして、先般9月9日につきましては、市町村と合同で観光団体の方々を集めて説会を催しております。それが風評被害を抑えるためにきちんと迂回路だとかいつ復旧できるとか、広報していこうという目的で皆さんそれを受けて動いておられます。
 紅葉シーズン並びにスキーシーズンを迎えての対応ということですが、基本的には赤碕大につきましては、委員御指摘のとおり復旧が長期間かかると考えられます。ただし、この路におきましては非常に幅員も狭い道路で、既に冬期は閉鎖しておる道路でございますので、いにといいますか、スキーシーズンには従来の農道のほうを経由して通っていただくルート確保できておりますので、スキーシーズンには従来と変わらない対応ができると。あと、紅シーズンでございますが、紅葉シーズンの前までに仮復旧、今川床以外にもエバーランド等川が流出している部分がございます。これについては応急の仮橋をかけまして10月中には開させて、いわゆる大山環状、倉吉江府溝口線でございますが、それの周遊については紅葉シズンに間に合わせる仮復旧を行う予定でございます。

○国岡委員
 風評被害というのは、今テレビでもいろんな場面で出ていますけれども、やはりきっちりういったことを、県外の人に対してもしっかり周知ができるようにお願いしたいと思いますし1点気になりますのが、工事復旧もありますけれども、国立公園の中の河川ですね。流木、木、物すごい数です。多分あの始末も、ああいったところは普通の川みたいに重機を入れてんどん始末することはできないと思います。人力作業になるのかよくわかりませんけれどもあれもきっちりされたほうがいいのではないかと。ただ、工事費がどんどんかさむのかなとうのもありまして、その辺、河川に倒れている、流れてきた倒木の処理についてどういうおえがあるか、お聞かせください。

●山本治山砂防課長
 ちょっと今具体的に数量的には把握していないのですけれども、河川あるいは砂防施設等影響あるものにつきましては、適正に早いうちに処理したいというふうに考えております。れからその辺の状況、実態をよく把握したいというふうに考えております。

○国岡委員
 長々と私一人がしゃべっていてもいけませんけれども、私が言っているのは大山の川のこです。災害が起きたところの川もそうですけれども、木が物すごく倒れていまして、倒れてれてしまって、あの処分に、国立公園でしょうから重機を入れてどんどんという通常の土砂撤去とか倒木の撤去というわけにいかないと思うので、それができるのでしたら問題はないですけれども、ああいったのもやはり景観をよくするという観点と、災害を未然に防ぐとい点において、あのまま残されてもちょっとまずいのかなと思いまして、早急にそういった対をお願いしたいという話です。

●山本治山砂防課長
 十分な答えではないと思いますけれども、現状をよく調べまして、国立公園でございましも、災害復旧につきましては迅速にできることになっておりますので、対応すべきものにつては直ちに対応したいというふうに考えております。

○興治委員
 災害についてですけれども、恐らく激甚災害指定の要望をしておられるのではないかと思のですけれども、その要望の中身というか、国の感触と見通しというか、そのあたりはどうのでしょうか。

●三鴨技術企画課長
 激甚災はいわゆる査定見込み額が幾らになるかによって決定いたします。例えば、和歌山などの全容がまだ出ていない部分がございます。ですから、そういった全容が出た段階で、閣府のほうで指定するという格好になると思います。感触ですけれども、恐らく例えば和歌とか奈良とか相当な被害が出ておりますので、私の感触でいいますと激甚災になるのではなかと思っておりますけれども、これは私の感触でございます。

○興治委員
 わかりました。
 あと2ページの土砂災害危険度情報ですけれども、まず、あんしんトリピーメールについてこれについては今回の台風でも非常に情報をたくさん送ってきて役に立ちしましたという話伺いました。倉吉市の場合、防災無線が各戸ごとのではないので、それが聞こえないと。そと比べると、このトリピーメールは非常に役に立ったという話を聞いたのです。それで、こ加入者数は今どのようになっているのでしょうかということ。それと提供される土砂災害危度情報は全県のものが提供されるのでしょうかというのが2点目。それとケーブルテレビにる提供ですけれども、これはどうも鳥取市内限定のように読み取れるのですけれども、日本ケーブルネットワークというのは東部、中部をエリアにしているのですけれども、なぜ鳥取内だけになっているのでしょうかということをお願いします。

●山本治山砂防課長
 まず、トリピーメールの加入といいますか、情報が伝わる人数でございますけれども、そについてはちょっと現在手持ちがございませんので、後日御報告したいと思います。
 土砂災害警戒情報の危険度情報につきましては、全県のものが配信できるようになっておます。市町村ごとに選択できる項目もございますので、そちらのほうを選択していただければ例えば倉吉市だけという情報もとれるようになるはずです。
 3番目のケーブルテレビにつきましては、NCNさんは倉吉も配信されておるのですけれも、データ放送につきましては、まだ鳥取市しか配信できない状況だということでございますこれもいずれ鳥取市以外のところにもデータ放送が通じるようになると思うのですけれども現在のところは鳥取市しか配信できないという状況だそうでございまして、いずれそういうころにもデータ放送が配信されるようになれば、これにあわせてこういう情報も流していけようにしたいと考えております。
 失礼しました。トリピーメールにつきまして、昨日日本海新聞に記事として載っておったですけれども、その記事の中で、登録者が8月末で6,265人という記事がございます。

○興治委員
 6,265人ということは県民の1%ですね。それで、ぜひこういう情報というのはすべての人提供されるということが望ましいと思います。特に若い人は、このあんしんトリピーメール入って情報提供を受けるということができる人が結構いらっしゃるように思うのですけれども年配の方で特に中山間地などにいらっしゃる方の場合はなかなかそういうこともされていなのではないかと思いますので、可能な限り加入を促進するような取り組みの強化をしていたきたいと思います。それと同時に、ケーブルテレビによる情報提供については西部のほうは海テレビもありますので、多分このケーブルテレビは山間地なども全県を網羅しているのでね、そうでもないのでしょうか。ちょっとわかりませんけれども、そういったところ、他のケールテレビ会社においても取り組みが進むように、県としても必要な支援というか、対策をとていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

●山本治山砂防課長
 ケーブルテレビ各社さんにつきましては、委員さんがおっしゃったように、ほかのここ以のところにも協議を継続して進めているところでございます。そのシステムの改修なり体制整ったところから、この情報を流していただくようにお話を進めておりますので、引き続き請を続けたいと思っておるところでございます。

○銀杏委員
 台風の被害状況のことですけれども、こうした被害が出そうな、甚大な影響が出そうな例ば台風とか大雨のときには、公明党県本部として災害対策本部を立ち上げて県下の議員で危いところを見回りしたりとか、行政と連携をとったりするのですが、その中で一番知りたいは、危険な状況も知りたいのですが、避難勧告とか避難指示がいつどこで出ておるかというを本当は知りたいのです。これがなかなか手に入らない。外に出て見ることが多いので、家中のテレビとかインターネットではなくて、携帯電話に鳥取県防災情報というのがありますねその中に土砂災害警戒情報もあるのですが、よく見るのは河川の水位情報を見るのです。いいろそういうところから見るのですが、避難勧告、避難指示というのは出ていないと。
 ただし、NHKのテレビなどを見ますとテロップで出るのです。南部町で避難指示が出またとか避難勧告が出ました、何人が自主的に避難されましたとか、そういう情報はテレビで出るのだけれども、県の情報では一切ないのです。危機管理局の何時間ごととかの発表にもかなか出ないのです。テレビでは出ておるけれども、なかなかそっちには載ってこないといようなこともありまして、即時性も大変遅いということで、特に自宅にいないで仕事で外にているとか、そうした方にとってみれば、我が家のところはどうなっているのだろうといううなのはやはり心配でありますので、ぜひともそうした避難勧告とか避難指示の情報はどこの段階で出していかれるべきだというふうに思っております。県土整備部でないかもわかりせんが、特にこうした土砂災害とか河川の水位、はんらんの危険性といったところで検討さたいと思います。
 具体的に、例えば今回東部は直撃した割には水位も何とかもって意外と被害も少なかったですが、大路川の東大路というところが避難勧告が出そうなところまで来ました。3メート近くまで水位が上がったのです。この河川水位情報というのを見てみますと、水防団待機水が100センチ、はんらん注意水位が150センチ、この情報しかないのです。本当はこの上に避判断水位とはんらん危険水位というのがあるのです。今回は避難判断水位の2メーター40を分超えたと。はんらん危険水位が3メーター10ですので、3メーター近いというところで非に危ないということで避難勧告を出すかどうかという話になったのだと思うのです。そういたニュースもNHKで出しておったと思います。ということで、この避難判断水位とはんら危険水位がないと、実際どうなのかというのが見た人にわからないのです。私は1メーター5を超えたので3~4回見に行きましたけれども、底のほうに水位があって、はんらん注意水の割には全然大丈夫だなというふうに思いました。ということでちょっと項目が足りないとうことと、はんらん注意水位というのは実は警戒水位なのです。それで特別警戒水位とか危水位というのは先ほど言いましたように避難判断水位とはんらん危険水位というふうになっおります。一般の人が見た場合、はんらん注意水位は何なのだと。警戒水位となると、ちょと意味が通じるのです。そうした表示がもう少しわかるように載っていない、非常に不親切というふうに思っておりますけれども、この辺を改善をお願いしたいと思いますが、どうでしょか。

●竹森河川課長
 水位の見方といいますか、わかりやすい水位の見方といったことなのですが、先ほど委員言われていましたように、水防団でいえば待機水位とか出動とかもありますし、それから一的に、この前の東大路ですと、たしか避難判断水位、それを一つの避難勧告の目安にするといっ水位なのですが、これが特別警戒水位に相当するのですが、それが警戒水位というふうな言方と判断水位という言い方がわかりづらいところは確かにあると思います。そこのところは報媒体といいますか、いろいろな機会をとって、これはこういった水位ですよというところ今もやっているつもりのところはございますが、確かにわかりにくいと思いますので、その知といいますか、わかっていただけるような工夫はしたいと思います。
 一つ、逆にお尋ねして恐縮なのですが、最初のほうに言われました避難判断水位とはんら危険水位の表示がないというふうにたしかおっしゃられたと思うのですが、これはどの場面表示として聞かせていただいたらいいでしょうか。

○銀杏委員
 河川水位情報で大路川を見ますと、1メーターと1メーター50の2つしか載っていません2メーター40、3メーター10というのはホームページですね。パソコンのホームページで見と載っていますけれども、携帯の防災情報には載っていないです。

●竹森河川課長
 あらかじめ設定した設定表示水位のことですね。わかりました。そこはよく検証させていだきたいと思います。そうであれば、至急に改善したいと思います。

◎藤縄委員長
 避難勧告の情報について。

●三鴨技術企画課長
 基本的には避難勧告・指示は市町村がやられるわけですけれども、やはり県として広く県の皆さんに情報提供すべきではないかという御意見だと思うのですけれども、こういった情につきましては、県でいいますと危機管理局のほうが集中して流すことになっておりますのでうちのほうからも危機管理局のほうにこういう意見がございましたということで伝えさせてただきたいと思います。

○銀杏委員
 それで、東大路は3メーター近くまでなったわけです。そのときも見に行きました。見まと、今あそこは貯水池の工事を途中しておりまして、土手がその貯水池に入るところだけざくっ切り裂いて、ある程度の水位になると貯水池に流れ込むように土手が1メータ50ぐらい低くてあるのです。その一段低くなったところよりも、さらに1メーターばかり実際の水位は低かっのです。これを見まして、これは多分判断の水位が古いのかなというふうに思いました。あこは水源まで4~5キロしかありませんので、距離が短いですから遠方の上流から流れて増するということは余り考えにくいのです。そういうことを考えると、危険水位にあと10センチ15センチというところまで来てもまだまだ十分余裕があるなという状況でありましたので、れはぜひ見直しをしていただけたらと思います。

●竹森河川課長
 今、委員御指ありましたようなことは確かにそういった言葉をいただいている面もございす。先ほどお話されましたように、今現在遊水池といいますか治水緑地工事もほぼ完成に向てやっておりまして、来年度の出水期までには完成といいますか、機能させたいという大まな工程でございます。それにあわせまして、確かに今の各水位の設定といったものを改めて直しといいますか、ここのところの水防情報としましては、どの水位がといった新たな遊水もできるといったところも含めて見直しを含めた再検討といいますか、検証を行いたいと思ます。よろしくお願いします。

○銀杏委員
 もう1点、ちょっとこの件で、実は県のホームページを見ますと、危機管理局のほうだっか県土整備部のほうだったか忘れましたけれども、水情報の基準となる水位観測所及び水位いうのがPDFで載っておるのです。これに指定水位と警戒水位と特別警戒水位と危険水位いうのが4種類、何メーターかの水位が載っておるわけですが、大路川のところを見ますと5メーター、5メーター90、6メーター50、7メーター20ということで全然値自体が違うとうことで、これと先ほどの水防団待機水位とかとの関連というのはどうなるのか、ちょっとえてほしいのですが。

●竹森河川課長
 まことに恐れ入りますが、最初の報告のときに繰り越しのお話は後でというふうに言いまたけれども、そのときにあわせて今のお話をもう少し詳しくお聞きしたいと思いますが、よしいでしょうか。現実に確認させていただきたいと思います。

○銀杏委員
 はい、わかりました。

◎藤縄委員長
 そのほか(なし)
 次に、警察本部に移りたいと思います。
 防犯ボランティア団体の活動状況について、竹本生活安全部総括参事官生活安全企画長事取扱の説明を求めます。

●竹本生活安全部総括参事官生活安全企画長事務取扱
 防犯ボランティア団体の活動状況について報告いたします。資料の1ページをお願いしたと思います。
 県内の防犯ボランティア団体につきましては各市町村にそれぞれ結成され、資料にも記載ておりますけれども、本年6月末現在では195団体、2万295人の方がボランティアとして子の見守り活動、防犯パトロール活動など自主防犯活動を行っています。内数として青色パトローの団体を記載させていただいております。これら県内の防犯ボランティアにつきまして統計に見てみますと、小学校1校当たりでは1.2団体の割合での結成となっておりますし、構成員1,000人当たりで見た加入率では人員は2.9人と、全国的には高い割合の加入率となっておりす。
 次に、平成17年以降の各年別の防犯ボランティア団体数、構成員数、その増減の推移につましては、資料の表のとおりでございます。本年6月末で昨年対比で団体では若干減少してりますが、構成員数では715人の増加となっております。団体数が減少した主な理由はボランティ団体の統廃合、これは一部小学校区の統廃合などがございまして、その統廃合により減少しもの、またボランティア団体の活動人員が減少したということが上げられます。
 次に、これら防犯ボランティア団体の主な活動として通学路等における子供の安全見守り動や防犯パトロール活動の内容を記載させていただいております。このほか、危険箇所の点活動や収穫期のスイカ、カキなどの盗難防止のためのパトロール活動など、地域での各種防活動を行っておられます。
 次に、防犯ボランティア団体での主な活動状況として湖東グリーンゾーン推進協議会、地安全ボランティアふれあいパトロール北条、あいみ富有の里地域振興協議会の活動状況及び成員等について記載しております。この他の防犯ボランティア団体においても子供の見守り動や地域安全、青少年の健全育成活動を中心としたパトロール活動など、地域での自主防犯動を活発に行っておられます。
 次に、今後の課題として3項目を掲げております。
 1つ目は、警察、関係機関・団体等の一層の連携強化による活動の活性化でございます。察では、ボランティア団体に対しまして地域の犯罪情報の提供、研修会の開催、合同パトロル活動を通じて連携の強化を図っているところであります。一方、ボランティア団体からの望として警察のほか、自治体等との関係機関や各ボランティア団体との情報交換など、相互携の要望などがあり、これら関係機関・団体間で一層連携し、団体の活性化を図る必要があと考えておるところでございます。
 2つ目は、40歳以下の現役世代の参加促進でございます。県内のボランティア団体の構成の年齢層を見てみますと、構成比は40歳代が33.5%、50歳代が28%、60歳代が31.5%の構成となっておりますが、30歳以下の参加者が全体の5.6%と低調であり、世代間での参加率の格が見られるところでございます。今後ボランティア活動を活性化、促進するためには、今以に40歳以下、特に30歳以下の現役世代の年齢層に対する積極的な参加促進の働きを行っていところでございます。
 3つ目は、防犯ボランティア専従指導者配置の検討についてです。防犯ボランティア団体らの警察に対する要望事項は、合同防犯パトロールを通じて指導のほか指導者育成などがあますが、警察の現行の体制では指導に充てる人員確保が難しい現状にあり、要望になかなかたえることができない実態もあります。これらの難しい現状を踏まえ、県警察では合同パトローを通じた指導、団体相互のネットワーク化、団体間の連絡調整等を専従的に行う防犯活動アバイザーの専門職の採用が必要ではないかと考え、他県の実態を参考とさせていただきながら現在これらの検討を行っているところでございます。
 以上申し上げましたが、県警察として今後も防犯ボランティア団体に対する犯罪情報の提や合同パトロールを通じての活動など、より一層の連携を図り、自主防犯活動のさらなる支をしていきたいと考えております。

◎藤縄委員長
 次に、秋の全国交通安全運動の実施について、小林交通部総括参事官交通企画課長事務取の説明を求めます。

●小林交通部総括参事官交通企画課長事務取扱
 資料の2ページをお願いします。秋の交通安全運動の実施について御報告を申し上げます。 実施期間は9月21日から9月30日までの10日間であります。期間中、運動の強化日としまて9月26日には交通マナー強化日、9月30日には交通事故死ゼロを目指す日ということが設されております。
 次に、運動の重点につきましては4つございまして、1点が子供と高齢者の交通事故防止2点目が夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止、特に反射材用品などの着の推進及び自転車前照灯の点灯の徹底というふうになっております。3点目がすべての座席シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底。4点目が飲酒運転の根絶と、以上の点であります。
 次に、出動体制につきましては1日平均当たり2,456人であります。その内訳を若干説明しすと、警察官が260人、その他市町村、交通安全協会など関係機関・団体から2,196人というとで出動しまして、街頭広報活動などに取り組むこととしております。
 運動期間中には、警察と関係機関・団体が協力して運動重点に沿った各種の取り組みを実することとしておりますけれども、その中で主な取り組み4点について御報告をいたします。 まず1点目は、高齢ドライバー対象の交通安全教室の開催であります。これは自動車学校おきまして個々の高齢のドライバーの運転特性を認識していただき、体験型の交通安全教室開催するものでございます。
 2点目は、自転車の利用マナーアップ作戦ということであります。これは10月1日から改道路交通法が施行されますけれども、これの周知、それから前照灯点灯の街頭広報、それか自転車シミュレーターによる講習会を実施するものでございます。
 3点目は、交通事故なし作戦の展開ということであります。鳥取県の特産の二十世紀ナシ「交通事故なし」をかけまして、ドライバーに対して二十世紀ナシを配布してシートベルトチャイルドシートの着用と交通事故防止を呼びかける広報検問を実施するものでございます。 最後に4点目は、飲酒運転の根絶広報であります。飲食店などを訪問して、酒類提供者や店者に対してハンドルキーパー運動の促進などの広報のほか、広報検問を実施することとしおります。

◎藤縄委員長
 質疑等はございますでしょうか。
○前田委員
 1ページ、防犯ボランティア専従指導者は交番に置かれるのですか。

●竹本生活安全部総括参事官生活安全規格課長事務取扱
 県内で現在のところ採用は数名というふうに考えております。ということになりますと、ほど申し上げたとおり対象が195団体今ございますので、ブロック別等の運用が妥当ではないということの案は持っております。ですので、交番ではなくて東・中・西とか、そういう格での運用を考えておるところでございます。

○前田委員
 直接には関係ないのでしょうけれども、交番相談員の件です。やはり警察官による防犯パロールというのが本来だと思っていまして、従来県議会が一生懸命交番相談員の設置を進めきた。その中で私が気になっておるのは、たしか夜間は交番は警察官だけですね。交番相談はどうなっていますか。

●竹本生活安全部総括参事官生活安全規格課長事務取扱
 日中の交番相談員の勤務といいますのは、午前8時半から午後5時15分というのが基本的ございますけれども、各署長等の勤務変更といいましょうか、そういう判断で午後10時まできるような運用とさせていただいております。

○前田委員
 では、現勢力で署長の判断によって10時まで運用できるということですか。

●竹本生活安全部総括参事官生活安全規格課長事務取扱
 特に祭礼等があれば、そういうふうな運用ができるということでさせていただいております。
○前田委員
 私は、交番相談員をもっとふやして、ブロック別に置くのではなしに、繁華街の交番ぐらにはもう一人ぐらい配置して、こういう防犯の意識啓発なりパトロールを警察官にしてもらような余裕を持った交番相談員であるべきだと思うのだけれども、どうですか。

●竹本生活安全部総括参事官生活安全規格課長事務取扱
 現在、県内に16交番ございます。相談員は32名の配置をしていただいております。それで月が17日勤務でございますので、若干重複するところがございます。この点につきましては子供の見守り活動等やっております。そういうことで、そういう点も含めて検討のほうをさていただきたいと思っております。

◎藤縄委員長
 そのほか。(なし)
 それでは、その他に移りますが、県土整備部、警察本部に関して執行部のほうで何かござますか。(なし)
 委員の方で何かありますか。

○前田委員
 長時間になって本当に恐縮してしまうのですけれども、県土整備にちょっと2~3聞きたのです。
 さっき鳥取道の全通のPRでフォトコンテストをされると。それはそれでいいと思うのだれども、一般県民によく聞かれるのですよ、あれはいつ開通するのだと。一々説明しているだけれども、例えば加西のサービスエリアとか安富のパーキングエリアにいつ開通と出されらどうですか。それから市内の大きな目抜き通り、若桜街道でもいいではないですか。横断に「全通」としなければ、さっきのフォトコンテストだって皆さん方の楽しみだけの話ですよ。ずPRすることですよ、どうですか。

●山本道路企画課長
 委員御指摘のとおり、情報提供が非常に足りていないと思っております。24年度末には鳥自動車道が全通ということもございまして、来年度予算においてもそういったPRの部分にいてはとりたいと思いますし、それ以前にもできることは委員がおっしゃったSAにおけるPRを考えてみたいと思っております。

○前田委員
 皆さんが主役ではない、県民が主役。県外の人に来てもらうのには県外の人が主役、そうう観点でPRするべきだと思います。意見で言っておきます。
 次に、湖山池で2~3聞きたいのです。湖山池の魚が急激にいなくなったというのです。れはなぜですか。

●竹森河川課長
 今この場でその理由を明確に申し上げるほど内容に精通しているわけではございませんが確かに量が減っているという話がございまして、もちろん我々河川課だけでなくて、水産課かあるいはほかの部局と相談といいますか、まずは情報交換からなのですが、そういったこをやろうかというふうに動き始めているところです。済みません、答えになっていませんが。
○前田委員
 この問題は1年以上ですよ。これからというのは遅い。、原因を調べないと、なぜ湖山池でがいなくなったかといってみんな気味悪がっているのです。コイ以外はほとんどいないといのだ。エビなどもほとんどいない。これはなぜですか。早く原因を究明しなければだめですよ周辺の住民が何でかと本当に気持ち悪がっています。
 2つ目、ヒシの撤去をやっているのだろうけれども、私が気になっているのは青島なのでよ。青島の橋の下はヒシがつながってしまった。皆さんが知っておられるように、ヒシは表は草だけれども、下に根が張っているのです。ほとんど水が動かないのです。ということは湖山池の水が動かないということですよ。沿岸部ならまだしも、青島と陸がつながってしまた。これはどうなっていますか。撤去すべきですよ。

●竹森河川課長
 今現在、撤去の事業といいますか工事といいますかやっておりまして、この場所について現地のほうを再確認させていただきますが、撤去するようにいたしたいと思います。

○前田委員
 将来の湖山池の塩分濃度を初めとする水質のことについて、先般から地元を歩いておられすね。こことここを説明して、住民の反応はどうだったと、きょう中間報告すべきだと思うです。よその委員会で報告しているのか、農林で。

●竹森河川課長
 湖山池の最近の動きといいますか、そういったことを説明している委員会は今回はないといます。
 その考え方なのですが、確かに委員おっしゃるとおり、先般湖山池会議の結果概要を説明し上げましたが、それをもとに各地区といいますか、田んぼをつくっておられる方あるいは業の方を含めて、まさに今意見交換をやっているところです。今後の予定ですが、はっきりたことは申し上げられませんが、そういった大方のことができました段階で、各常任委員会説明しようといったところが今部局全体として考えているところでございます。また報告さていただきます。

○前田委員
 いつの常任委員会ですか。

●竹森河川課長
 議会開会中か、その次ぐらいにはなろうかと思います。

○前田委員
 わかりました。でも、情報公開すべきではないですか。今、既に数カ所か歩いているのでょう。1~2カ所。どこを歩いているかわかっているのですから。住民からすぐ連絡があるだから。公開すべきですよ。

◎藤縄委員長
 そのほかございますでしょうか。(なし)
 それでは、県土整備部、警察本部は以上で終わります。
 暫時休憩いたします。
 再開は午後1時15分といたします。

                                午後0時26分 休憩
                                午後1時17分 再開

◎藤縄委員長
 再開いたします。
 引き続き企画部、文化観光局に係る付議案の予備調査を行います。
 既に政務調査会で説明を受けたものでありますので、執行部と委員の皆様におかれましては簡潔な説明、質問による円滑な会議進行をお願いいたします。
 質疑については、それぞれ部局等の説明終了後に行っていただきます。
 また、報告第6号、長期継続契約の締結状況については、お手元に配付の資料のとおりでり、特に説明は要しないことといたします。
 企画部から説明を求めます。
 初めに、髙橋企画部長に総括説明を求めます。

●髙橋企画部長
 企画部から議案説明をさせていただきます。
 お手元の議案説明資料をおめくりをいただきたいと思います。まず右側の部分でございます予算関係でございます。今回は3本出させていただいておりますけれども、関西広域連合負金につきましては、関西広域連合の中に国出先機関の移管等の対策を検討するためのプロジクトチームを設置いたしました。その関係の経費でございます。また、教育・学術振興課関でございますけれども、小惑星のイトカワの試料分析を行っている岡山大学の地球物質科学究センターとタイアップした事業として「スペース・サイエンス・ワールドinとっとり」事を開催したいというものでございます。また、3点目でございますが、鳥取環境大学の関係ございますけれども、予算以外の議案でもお願いしています新生公立鳥取環境大学運営協議会また、その協議会の中で設けることを考えております評価委員会の関係の運営経費について願いしたいというものでございまして、合わせまして955万円余、補正後の額としまして66億3,51万円余の予算ということでお諮りをしたいものでございます。
 次に、予算関係以外の議案でございますけれども、左側の部分でございますが、12号から1号まで提出をさせていただいております。いずれも鳥取環境大学の関係でございますけれども学校法人の大学のほうから公立大学法人に出資するという条件負担つきの寄附を受けましてまた、それを出資の目的として公立大学法人の設立に向かいたいというもの、また、運営協会、評価委員会の設置の関係の協議をさせていただきたいというもの、また、大学の定款の定をさせていただきたいというもの、また、重要な財産を定める協議をさせていただきたいいうものでございます。
 いずれにつきましても、詳細につきましては各課長のほうから御説明をさせていただきますどうぞよろしくお願い申し上げます。

◎藤縄委員長
 順次説明を求めます。

●亀井企画課長
 引き続きまして、資料の2ページのお願いいたします。企画課からは関西広域連合負担金お願いしております。補正額といたしましては135万4,000円ということでございます。
 事業内容の説明の欄の大きな2番、主な事業内容のところをごらんいただきたいと思いまが、関西広域連合におきましては、この連合内に国出先機関対策のプロジェクトチームを設いたしまして、国出先機関の移管に向けまして具体的な検討を進めているところでございますそのプロジェクトチームの設置に要する費用につきまして補正をお願いするものでございます 国出先機関対策につきましては、真ん中のあたりですけれども、1つ目の黒ぽつのところ見ていただきますと、2行目のところの括弧内に平成23年と書いておりますが、済みません平成22年の誤りですので訂正をお願いいたします。12月に関西広域連合の中に構成府県の知によって構成いたします国出先機関対策の委員会というものを設置しております。3つ目のぽつでありますけれども、具体的な検討といたしましては、関西広域連合本部の事務局内に成7府県からの職員で構成いたしますプロジェクトチームを設置しております。このチームおきまして、国出先機関の事務の調査、分析でありますとか、国との協議等を行いまして、管の実現を目指すということにしております。
 所要経費の欄でございますけれども、このチームの設置に要する費用につきまして、構成る府県でルールに応じて負担をするということにしております。このルールに応じてというとでございますが、総合的な経費等につきましては、7分野のうち2分野にしか参加をしてりません本県は、他の府県が負担する額よりも半額ということになっておりますので、関西域連合全体としての所要額1,760万2,000円に対しまして、本県の負担は135万4,000円、本県除きますほかの2府4県につきましては、その倍の270万8,000円を負担するということになているところでございます。よろしくお願いいたします。

●今岡教育・学術振興課長
 続いて資料の3ページをお願いいたします。「スペース・サイエンス・ワールドinとっとり開催事業ということで、785万円の補正をお願いするものでございます。
 最初に、目的及び概要でございますが、昨年6月に地球に帰還いたしました日本の小惑星査機「はやぶさ」が持ち帰りました小惑星イトカワの表面試料、微粒子でございますけれどもこれにつきましては、現在国内の8つの大学等で分析が進められております。実は本県三朝に、地球あるいは惑星にあります微量成分の分析で世界的にも有名な岡山大学地球物質科学究センターがございますが、こちらにほうにおきまして、現在科学分析が進められておりますそして、この秋にもその研究成果がまとまる予定でございます。この研究成果を岡山大学のセンターと共同で広く一般の方に発表、公表することによりまして、県民の科学への興味を進し、知的好奇心を高めていただいて、本県の科学振興に資するものにしようというものでざいます。
 特徴といたしましては、人類が初めて手にいたしました小惑星の微粒子でございますが、れを手がかりに、46億年前の太陽系の誕生時の姿を解明するような、そういった高度な分析研究がなされているわけですけれども、これを第一線の科学者の方から紹介していただくとそれを中心にしまして、いろんなことについてフリートークを繰り広げるというものでござます。
 和歌山大学の同センターとの連携、あるいはあわせて開催されます国際シンポジウムといものによりまして、世界各国の科学者の方が集まり、議論する場に直接触れる機会を提供しうというものでございます。
 内容は、下半分のごらんのとおりでありますが、開催時期は来年の2月の下旬、場所は倉未来中心を予定しております。具体的な内容につきましては、基調講演、フリートーク、宇開発関係の展示や体験ができるものということと、国際シンポジウムでございます。分担とましては、講演会やフリートーク、展示につきましては県のほうで、国際シンポジウムは岡大学のほうがそれぞれ主体となりますが、全体的な企画については双方がJAXAあたりと相談しながら立案して、今後詳細を詰めていく予定でございます。

●太田新生公立大学設立準備室長
 常任委員の皆様には8月31日、環境大学で学生、教職員と意見交換をいただきまして、大ありがとうございました。
 それでは、9月議会に提案しております6つの議案につきまして御説明させていただきたと思います。
 4ページは予算議案でございますが、その他の議案との関係がございますので、最初に8ペーをお願いいたします。8ページ、9ページは新しい公立大学法人を設立するに当たりましてその基本的な財産を出資しようというものでございます。公立大学法人は、運営の基本とな財産をそれぞれの設立団体から出資することになっております。鳥取環境大学におきましても他の公立大学法人と同様、その大学の土地、建物につきまして、鳥取県、鳥取市が出資をしいというぐあいに考えてございます。ただいま大学の建物、土地につきましては学校法人が有しております。こちらのほうからまず県、市が寄附を受けるということでございまして、れが8ページの議案でございます。
 その受けました土地、建物を新たな新生公立大学法人の基本財産として出資するというの9ページの議案となっております。
 その財産の内容につきましては、それぞれ8ページ、9ページに書いておりますとおりでざいまして、鳥取県、鳥取市のほうで寄附の受け入れ、出資を行うということでございます。 続きまして、10ページ、11ページをお願いいたします。新生公立鳥取環境大学運営協議会び公立大学法人鳥取環境大学評価委員会の設置に関する協議についてということでございます 新しい公立大学法人は、鳥取県と鳥取市が共同で設立するという珍しい形態をとることにります。ということで、通常1つの設置主体が独立行政法人に対して権限を行使したりするけですが、今回の場合は、それぞれ権限行使をする場合に、設置団体が2つありますので、取県、鳥取市協議の上権限行使をするということになります。
 そこで、協議をする機関といたしまして、新生公立鳥取環境大学運営協議会というものをたに立ち上げようというものでございます。詳細につきましては、そこに書いておるとおりございますが、幾つかお話しさせていただきますと、2番の概要のところ、(3)設置団体は取県、鳥取市でございます。主な担任事務といいますのは、地方独立行政法人法に規定する置団体としてのそれぞれの権限ということになります。
 あえて(4)番の(イ)のところで書いてございますが、法人の適正な運用を確保するたに必要な指導等に関する事務ということで、この運営協議会で新しい新生公立大学法人の運について、県、市がリードしていくというようなことを考えております。
 11ページのほうに参りまして、会長は鳥取県知事、副会長は鳥取市長をもって充てるといことでございます。
 11ページ、(8)番のところでございます。地方独立行政法人評価委員会でございます。地独立行政法人につきましては、評価委員会というものを法律上設けることになっております鳥取環境大学におきましても、新たに評価委員会を県と市で設置をするということでございす。委員5名以内、評価委員会の主な権限につきましては法定のものでございますが、そこ四角に掲げておるとおりでございます。
 続きまして、12ページ、13ページをお願いいたします。公立大学法人鳥取環境大学の定款制定についてでございます。法人組織の基本となる事項について定めるものでございます。要はそこに掲げておるとおりでございます。先ほどの運営協議会と同様、設置団体は鳥取県び鳥取市。役員につきましては、理事長1名、副理事町1名、理事4名以内、監事2名以内いうことでございます。職務権限、任命等につきましては、そこに書いておるとおりでござます。
 あわせまして、13ページでございますが、公立大学法人につきましては、独立行政法人法上経営審議機関あるいは教育研究審議機関というそれぞれ経営の重要事項を審議するための機あるいは教育研究の重要事項を審議するための機関を置くことになっております。
 鳥取環境大学におきましては、経営審議会につきましては委員を10名以内で組織するといことで考えてございますし、外部の意見を多く取り入れるということで、委員の現在数の2の1以上を学外委員としたいと思っております。教育研究審議機関におきましても、委員総数15程度のうちの5名程度を学外委員で担っていただきまして、学外の幅広い意見を反映させてきたいというぐあいに考えております。
 (5)のところでございます。資本金等でございますが、先ほど申し上げましたとおり、本的な財産といたしまして土地、建物について県、市が出資を行うということにしております。 おめくりいただきまして、14ページでございます。鳥取環境大学の重要な財産を定める協につきまして御説明いたします。
 公立大学法人が重要な財産を処分する場合には、首長の認可というものが、設立団体の長認可というものが必要になります。その場合に、どういうものを重要な財産として定めるかいうことでございます。今回提案いたしております重要な財産につきましては、予定価格が7,000円以上の不動産、土地につきましてはその面積が2万平方メートル以上の不動産もしくは動産不動産の信託の受益権ということでございます。下に参考で書いてございますが、鳥取県の該条例における重要な財産の基準と、県の基準と同一のものにしたいというぐあいに考えてるところでございます。
 もとに戻っていただきまして4ページをお願いいたします。予算議案でございます。新生立鳥取環境大学運営協議会運営事業についてで35万円のお願いをしております。これは、先ど申し上げました県と市の調整機関あるいは公立大学法人をリードしていく機関でございま運営協議会あるいは同時に設置いたします評価委員会の運営に必要な予算でございます。ももと評価委員会の開催経費として63万円、その他の協議会事務経費として7万円を見込んでりまして、それを県と鳥取市が2分の1ずつ負担するということで35万円をお願いしているころでございます。どうぞよろしくお願いいたします。

◎藤縄委員長
 質疑等をお願いいたします。

○前田委員
 3ページ、イトカワです。「イトカワ」というこれぐらいの本があって、僕は読んでみたのすけれども非常におもしろい。その中で、あれが帰ってきたのが7年ですか。一番興味があのはそこなのです。微粒子ではないのですよ。どうして帰ってきたか。かわいそうによたよよたよた帰ってきた。そこに国民が共感したわけですから、私は、この基調講演はどうやって帰てきたかというようなことを講演してもらうほうが県民には興味があると、そう思います。
 2つ目に、いい機会だから、星が生まれる過程などは一緒ですから、ハッブル宇宙望遠鏡写真を何とか手に入れて、そういうものをあわせて展示すると、県民が星というものが非常よくわかるのではないかと思います。
 12ページ、鳥取環境大学。ここに学長というものの位置づけがないのです。理事長は大学学長となるものとすると。学長の任期とかそういうものが全くない。学長は理事ではないのかというのは、たまたま理事長と学長を兼ねているけれども、僕は別人格だと思うのです。実はたまたま同一人物だけれども、でも学長という位置づけは必要ではないかと思います。

●今岡教育・学術振興課長
 2点お尋ねいただきました。
 内容につきまして、イトカワが帰ってきたことについて、皆さんが共感、関心を持っているそこのところをというお話でございました。
 確かに、帰ってきたというドラマが非常に皆さんの共感を呼んだところはございます。私ものほうでも、基調講演なりフリートークの中で、やはり「はやぶさ」プロジェクトに携わた方あるいはそれに近い方といったことでお願いして、その辺のお話を皆さんに聞いていたけるようなことを検討しているところでございます。
 ハッブル宇宙望遠鏡の写真をということでございます。
 これもやはりこの行事の趣旨といたしまして、皆さんに実際にいろいろなものに関心を持ていただいて、実感していただくという意味では、そういう展示物も非常に大切だと思ってります。まだ詳細は詰まっておりませんけれども、そういった天体宇宙に関するものも含めまいりたいというふうに考えております。

●太田新生公立大学設立準備室長
 学長につきましては、今回の場合は理事長イコール学長ということで、そういうことになておりますし、学長が別に置かれる場合につきましては、独立行政法人法上、学長は副理事となるということが決まってございまして、今回は定款ですから法人の組織ということで主規定を置くわけですが、その中では、もし学長イコール理事長でない場合につきましては、長が副理事長となるものとするという、法人経営上の位置づけも置くことになります。
 前田委員おっしゃられたとおりで、やはり学長というのは教学部門ではもちろん大学のトプということになりますので、そこはきちんとした位置づけをもって教学部を押さえていくいう形になろうと思います。教育研究審議機関などにつきましても、今回は学長イコール理長ということで、トップが理事長となる学長がやるわけですが、別に置かれる場合につきまては、教育研究審議機関のトップは学長が務めるということになってございますので、一体体制でありましても、経営、教学両方について、きちんと学長の立場でも目を光らすことがきるということになっているというぐあいに考えております。

○前田委員
 「はやぶさ」の本を見ると、各専門家がそれぞれ分担をして書いているのです。あの中でれかを選ばれると非常におもしろいなと思いました。
 私は、ハッブル宇宙望遠鏡の星の誕生から最後の爆発までの一貫した写真を並べて、ともく星というものは進化するのだ、我々と一緒で、生まれて、また死ぬのだという一貫性のあものを展示されたほうが、星というものが非常によくわかるのではないかと思うのです。そ辺を検討してみてください。
 環境大学は何かよくわからない。私が言っているのは、別のところでなしに、役員に学長入れておくべきではないかと言っているのです。例えばイの職務の理事長(学長)でもいいす。学長というのが一つも出てこないからお尋ねしているのです。

●太田新生公立大学設立準備室長
 理事長につきましては、今回の場合は、理事長は大学の学長となるということで、一体型経営体制となっておりますので、こういうような書き方になってございます。

○前田委員
 だから、理事長(学長)と書くべきではないか。

●太田新生公立大学設立準備室長
 そこは記載の問題です。

○前田委員
 いやいや、記載の問題ではない。大問題ですよ。学長が抜けているのですよ、役員に。大題ですよ。これは学長抜きの学校ですか。

●太田新生公立大学設立準備室長
 いえ、学長はきちんと役員に入ってございます。

○前田委員
 ここにないではないですか。

●中山企画部参事監
 確かに学長の持つ意味には非常に大きなものがございます。決して学長を軽視しているわではございません。ただ、今回は環境大学の定款を決める際に、理事長兼学長ということで体型、いわば理事長の中に学長を組み込んでいるというような規定が今回環境大学でとった織でございます。その意味で、理事長兼学長という形は書いておりませんが、今回の環境大の組織の中では、理事長という言葉に学長という意味が込められている、そういった意味で理解いただけたらと思います。地独法上、学長が大学法人になるということは当然明確に規されておりますので、決して学長というものがいない、理事長だけがいる学校ではない、理長と学長が一体となった組織の規定の仕方ということで御理解いただけたらと思います。

○前田委員
 ちょっと合わないのだ。たまたま同一パターンをとったのだけれども、学長の任期は定めべきだと思うのです。たまたまそれが理事長と兼ねたのだけれども、どうですか、理事長イコー自動的に学長で、その任期だと。それはちょっと。いつも言われるでしょう。理事長は学校営の最高責任者、学長は教学の最高責任者ですよ。これは位置づけしなければだめですよ。

●中山企画部参事監
 繰り返しをさせていただく部分があるかもしれませんが、委員おっしゃるように大学組織は理事長と学長が別になる、それから環境大学のように理事長と学長が一体となる、組織上非常に大きな違いがございます。その意味で、確かに学長が別にいる場合には明確に学長の期を書き分けておくという必要があろうかと思いますが、今回はあえて理事長と学長が一つなった一体型組織として環境大学を意識した、こういった規定をしたということで、理事長学長が一体型となって、理事長任期も学長任期も一緒だというような形での規定の構成をしおります。
 当然、先ほど室長が申しましたように、学長等を別に置く場合は、当然理事長の任期、学の任期という形で別に規定すべきかとは思いますが、今回は理事長と学長がイコールというで明確に規定しておりますので、あえて学長任期という形では規定を置かなかったものでごいます。当然同一の任期を定めることになりますので、今回この一体型をとる場合には、学任期を別に置く必要性が薄いのではないかというふうに判断したものでございます。

●髙橋企画部長
 学長の任期につきましては、考え方は中山参事監が言ったとおりでございます。それで、回の定款の中での学長の位置づけということですけれども、お出ししている資料が少し要約して書いているのでわかりにくいところがあった部分は反省するのですけれども、地独法上役員ということでは、理事長なり副理事長なりというのを役員ということで置くことになっいますので、今回の場合は、学長と理事長を兼ねますので理事長として書いている。もし分て置く場合は、副理事長が学長を兼ねますので、役員としては理事長、副理事長という書きになりますが、もちろん学長についての規定も定款の中で持っていまして、例えば学長選考議をどういうふうに持っていくかというようなこととか、あと例えば経営審議会ですと経営面の審議会なので、構成員は理事長、副理事長、その他理事長が指名する云々となっているですけれども、教育研究審議会のほうは教学部門になりますので、ここの構成については、長、副学長で、学長が指名する理事とか職員という書き方で定款上も書いております。
 ここは資料が少し言い得ていない部分がありまして、経営関係のところは理事長とか副理長とかそういう言葉を使う、教育研究関係のところは学長とか副学長とかそういう言葉を使というのが法の流れを受けた規定の仕方になっておりますので、定款でもそういうふうにやせていただいているということでございます。

○前田委員
 わかりましたけれども、私が言いたいのは、教学の担保というものはきちっとやるべきだとそれがわかるようにするのが定款ではないのかと思ったわけですから、しつこく聞いたわけす。

○国岡委員
 スペース・サイエンス・ワールドinとっとりのことについて、呼び込みの対象は広く県民いうだけでしょうか。

●今岡教育・学術振興課長
 広く県民ということでありますけれども、やはりおのずとターゲットは中高生なり、これら夢を持って科学技術に関心を向けてほしいというところが中心にはなろうかと思います。

○国岡委員
 本当に中高生、これから担う子供たちですね。小学生まで下げるとちょっと内容が難しくるかもしれませんし、中学生にとっても中身はわからなくても、イメージ的にそういう夢ががればいいかなというふうに思いますけれども、やはりそういった取り組みですね、子供たに宇宙科学といったものを広めていくためにPRを、積極的に参加してもらえるよう教育委会を通じて各市町村の中学校にどんどん来てもらえるような呼びかけをしていただきたいでし、中身もそういった子供たちがわかりやすい内容のものもしっかり考えていただきたい。ほど前田委員が言われましたが、やはり夢のある、ロマンのあるものをつくらないと、難しフリートークや基調講演だけでは、子供たちは結局ちんぷんかんぷんで帰ってしまいます。うなると意味がないので、やはりそこに重点を置くのであれば、きっちりしたプランを考えいただきたいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。

●今岡教育・学術振興課長
 御指摘のとおりだと思います。やはりそういったターゲットにわかりやすい、そして関心深めてもらうようなということが一番大切だと思っております。PRといたしましては、定のチラシですとかポスターですとかももちろんつくりますけれども、個々の学校なり教育委会にも足を運んで来場を呼びかけるといったことはやりたいというふうに考えております。

○国岡委員
 よろしくお願いします。それでまた、これは単発で終わるのではなくて、身近に佐治アスロパークとかありますね。そこまで広げられるかどうかわかりませんけれども、やはりこううことをされていくのだったら、鳥取市の施設ではあっても県下にある施設ですね、佐治町ほうは今寂しくなっています。そういった施設の活用もいろいろ考えて地域づくりにも総合につなげられるように検討していただくよう要望いたします。

●今岡教育・学術振興課長
 アストロパークさんの件につきましても、まだお声はかけておりませんけれども、この行の趣旨からいいまして、やはり県内で宇宙天文に関することを手がけておられる、啓発活動やっておられるということですので、ぜひ参加していただく方向でお話をしてみたいと思っおります。

○銀杏委員
 大学の定款について、前田委員からお話があったように、学長についての規定はあるべきと思っていまして、今回の資料には出てきませんが、本物のほうにはちゃんとあるという話したので安心はしました。どうも学長選考会議のほうが先に来て理事長が決まるというふう格好ですので、学長の規定がないことには学長の選考ができませんから、当然あるべきです。 私はそれとは別に、理事会について聞きたいのです。
 前回の常任委員会で、理事会というのは特段設けないのだという話がありました。任意で事会といった格好では招集されるかもわかりませんが、定めによる理事会というのはないのということでありまして、では補佐すべき理事ですね、どういう役目を持たせて、どの程度規模なのかといったところは特に決める予定はないのかどうかお聞きしたいのです。

●中山企画部参事監
 現在、理事長以下副理事長あるいは数名かの理事を選任することにしています。当然、副事長が理事長を補佐いたしますので、副責任者みたいな格好でおのずからわかるかと思いまが、今考えておりますのは、理事にも、例えば大学ですとか企業ですとかでいろんな経営経をお持ちの方あるいは地域貢献とかに知識をお持ちの方とか、そういったような方もお願いたいということで選考等を進めるべきかなというふうに思っています。当然それぞれの持ちですとか、そういったものに従って、それぞれ理事長あるいは副理事長を補佐する範囲とか決まってくるかと思いますので、実際の人選とかとあわせて担当する分野なりを決めていけばと思っています。
 ほかの私立大学ですとか国立大学の例を見ますと、国立大学の場合は副理事長、理事長おませんが、学長のもとに複数人の副学長を置かれるのが通例でございます。その場合も、例ば入試広報担当ですとか、あるいは地域貢献担当ですとか、あるいは大学運営改革担当ですか、そういったような持ち分、持ち分、それぞれの方々の得意、不得意に応じて、それぞれ専門分野といいますか、そういうものを決めていかれるのが通常でございますので、そこの選とあわせて、大学の理事等を決める段階において決めてまいりたいというふうに考えておます。

○銀杏委員
 特段決めがないものですから、20名、30名とか、会によってはよくある話ですので、余り度にならないようにしていただきたいということと、何といっても理事長が副理事長なり理と相談をされていろんな施策を出されていくときに、会の規定がないものですから、どういやりとりがあったとか、打ち合わせ内容でありますとか、そういったものが表に出にくいもになるのではないかという心配があります。前回の常任委員会でもお聞きしたのですけれどもその辺の情報公開の部分はこういう定款には多分入らないのですけれども、方向性なりを教ていただければと思います。

●中山企画部参事監
 先ほど銀杏委員がおっしゃいましたように、理事とかを集める場合、実質上の理事会といますか臨時連絡会、あるいはそれぞれの担当分野の理事と副理事長なり理事長が集まって施を決定するというような会合とかが置かれるというのは、大学運営には当然あり得ることだ思っております。そういった場合に、今回組織の機敏性といいますか機動性を高めるために款上は理事会を置きませんでしたが、いついつ会合が開かれて、どういったことが話し合わたかというようなことを実質的に情報公開といいますか、会議でこういったようなお話をしということをホームページとかで公開している大学等もございます。
 当然、今度は地方独立行政法人となりますので、例えば個人情報の保護の件ですとか、あいは情報公開の方法というのは、県あるいは市の例に倣うのが通例かと思っておりますのでこの定款上ではそういったものを否定するべきものとは思っておりませんが、具体の情報公のやり方、あるいはどういった形で情報を広目に出していくかということについては今後のかな規定ですとか、いわゆる大学の細目なり大学規則の中できちんと考えてまいりたいといふうに思っております。

○銀杏委員
 ぜひよろしくお願いいたします。

◎藤縄委員長
 そのほか。(なし)
 それでは、文化観光局に移ります。
 初めに、細羽文化観光局長に総括説明を求めます。
                  
●細羽文化観光局長
 文化観光局の議案について、概要を説明させていただきます。
 文化観光局の説明資料をお開きいただきまして、1ページをお願いいたします。文化観光からは、今回観光関係の予算を2件提案をさせていただいております。
 1つ目でございますが、来年の4月から9月の6カ月間、JTBグループが中四国を対象実施されます日本の旬という誘客キャンペーンに鳥取県観光連盟が参画いたします。その参の経費について支援をするものでございます。
 2点目でございますが、三朝温泉を舞台にしました映画「恋谷橋」がいよいよ本年11月か東京を皮切りに公開されます。その際に、地元の関係団体で組織されております「恋谷橋」成功させる会のほうが中心となって観光宣伝を行われますので、その経費について支援を行ものでございます。
 今回、総額650万円の増額補正をお願いしております。御審議のほどよろしくお願いいたしす。

◎藤縄委員長
 それでは、各課長等から順次説明を求めます。

●西尾観光政策課長
 引き続きまして、2ページをごらんください。「日本の旬瀬戸内・山陰」誘客キャンペーン業500万円を補正でお願いいたしております。
 本県では、山陰海岸ジオパークあるいは古事記、まんが王国とっとりといった形で、観光材がさまざまございますけれども、それをこのたびJTBが実施します全国キャンペーンにけて大いに売り出していこうということでございます。参画いたしますのは、鳥取県の観光盟ということでございまして、来年の4月に向けて広告宣伝あるいはパンフレットの制作なについて経費が必要でございますので、今回9月で補正をお願いするものでございます。東本大震災発生以来、どちらかというと後手に回っていたところがございますので、これを機打って出る観光ということで、この日本の旬キャンペーン、それからこれに続くデスティネションキャンペーンといったものに力を注いでいきたいと思っております。

●齋藤中部総合事務所県民局長
 3ページをお願いいたします。映画「恋谷橋」全国公開タイアップ『空飛ぶ足湯』事業で15万円をお願いしております。
 事業内容でございますけれども、昨年の11月に県内のロケによりまして映画が作制され、年の6月に倉吉、米子、それから8月の27日からきょうまでなのですけれども鳥取で先行上ということで県内での上映が行われてまいりました。一番下のところに書いておりますけれも、いよいよ全国公開ということで、11月12日から東京の2カ所で全国公開がスタートしますこれ以外にも、今現在でいいますと、名古屋、大阪、福岡の3館が既に11月から12月にかけ上映されるということが決定しておりまして、それ以外にもいろんなところへ声をかけて、2ないし30館で上映をさせていきたいというふうに考えております。
 これに関連しまして、中部地域の魅力を全国に情報発信し、また誘客促進なり観光振興なというものにつなげようということで、地元で組織しております映画「恋谷橋」を成功させ会がさまざまな活動を行う。これに対して支援を行いたいというふうに考えております。
 事業内容でございますけれども、2のところに記載しておりますが、成功させる会のほうで以下の3つの事業を考えております。1つは、(1)ですけれども、首都圏の主要地で行う観及び映画PRということで、映画館ではなくてそれ以外の場所になりますけれども、三朝温の湯を運びまして、足湯等を設置する等を行って観光のPR、あわせて映画のPRを行いたい(2)ですけれども、全国公開初日ということで、東京での舞台あいさつにあわせて観光Pを行いたい。(3)はそれ以外のところも含めまして、全国の公開映画館で観光PRを行いたというようなことで、これらのものにおよそ300万円、これ以外にも地元のほうでいろいろ考ていらっしゃいますけれども、そういったものも含めますと、大体500万円程度になるのではいかと思っております。対象となります300万円の2分の1ということで、150万円をこのたお願いしているところでございます。どうかよろしくお願いいたします。

◎藤縄委員長
 質疑等はいかがでしょうか。

○前田委員
 2ページ。事業の目的で、古事記、これは島根県が一生懸命やっていると思っているのでが、勉強不足だけれども、古事記は鳥取県の特色ある観光素材ですか。ちょっと教えてくだい。

●西尾観光政策課長
 御指摘のとおり、島根のほうがさまざまなスポットはあると思います。ただ、せんだって聞でも報道されましたけれども、鳥取県の中にも南部町の赤猪岩神社、あるいは白兎神社、まざまな伝説が残っているようなところがございますので、それを掘り起こして磨き上げるいうようなことを今やっているところでございます。
 実際には、島根県さんのほうは神話博ということで大規模な事業を実施されまして、そこでの事業規模というものは到底難しいのですけれども、一つ一つの観光地になるような素材取り上げて、それをPRしていこうと。できれば島根県の神話博などにも情報発信の手段とて使わせていただければというふうに考えております。

○前田委員
 僕だけかもわからないけれども、古事記と鳥取県のつながりというのは余り知らないと思ます。まずそこからPRしなければ、古事記がなぜ鳥取県の特色ある観光素材なのかというとは、ぴんときませんよ。意見として言っておきます。
 直接関係ないのだけれども、山陰海岸ジオパークで物すごく気になっているのがあるのです城原などの島の枯れ枝、枯れ木、松が枯れてしまって、写真スポットだと思うのだけれども島のああいう枯れ枝というのはどういうふうにだれが管理するのか。

●中谷山陰海岸世界ジオパーク推進室長
 山陰松島、菜種五島にはそういった松があって、大変枯れておるということで私も憂慮しいるところでございます。実際あそこを刈るとなりますと、傾斜もございますし、上るのは変危険だということで、森林の管理当局のほうに受注をかけるにしても、なかなか受けていだける業者がないというような状況にありまして、実際は国立公園の管理内ですと環境省とうことになりますけれども、なかなか今手だてがつかないというのが現状でございます。

○前田委員
 菜種島のことを言っていないです。城原海岸の手前の、渡れるような島でも、あれは恐ら国有地ですから管理者がいないと思うのです。でも、山陰海岸ジオパークということで一生命やるのに、どうしても枯れ木が写真に写るのです。これはほうっておくべき筋合いではなと思うし、やる業者はあると思います。どうですか、努力されましたか。

●中谷山陰海岸世界ジオパーク推進室長
 業者に対する見積もりとか入札に関しては農林水産部のほうで担当してございますので、のほうで直接的な情報は持ち合わせてございません。ただ、遊歩道がございますけれども、ちらの景勝地における立木、枯れた木などの対策ができるところはやろうということで本日き始めたところでございます。ただ、おっしゃるところ、いわゆる急傾斜のところとか島のころは難しいというのが現状だと思います。

○前田委員
 局長、難しい、難しいと言っていても、この間僕は写真を撮ってみたのです。それで引きばして額に入れている。写真にしてみると、どうしても松の枯れ木が気になります。要は城海岸は写真スポットだから。対策を講じなさい。

●細羽文化観光局長
 ただいま前田委員から御指摘のありました現場のほうは私も実際に見ております。その中やはり気になるところが多々あるのは事実でございまして、何らかの手だては打つ必要があのかなと思っております。そのために、先ほど中谷室長が申し上げましたように、関係先といろいろ相談をしておりまして、なかなか難しいところもあるのですが、何とかできないかいうことで、前向きに関係機関と相談して対策を考えたいと思っております。

○前田委員
 しつこいですけれども、何でそんなに難しいのだ。足場をつくって上がればいいのですよ難しいことはないですよ。それより松枯れ病などでなくなるほうが怖いので、栄養分をやらければいけないし、そういう松の管理。松がなくなったら山陰海岸ジオパークの島の値打ちなくなりますよ。どうですか。

●細羽文化観光局長
 いずれにしても関係機関と相談しながら、前向きに対策は考えたいと思います。

◎藤縄委員長
 7月29日に3府県議員の会で、3府県の知事にこの件について要望書を出したのだけれどもその後の対応をちょっと説明してください。

●中谷山陰海岸世界ジオパーク推進室長
 先ほど申し上げましたけれども、先週の金曜日ですけれども、関係課で遊歩道から県道にけて全部歩きました。それの報告会をきょうの午前中にやっておりまして、必要な場所、当景色だけに限らず、遊歩道なども大分傷んで落ちているところもございます。それをどういふうに修理して予算要求していくかというようなことをきょう打ち合わせしたところでござますので、いただいた要望書につきましては、近く御回答の運びとなるように進めているとろでございます。

◎藤縄委員長
 前田委員が言われとおりで、ジオパークは山陰地方の切り札だから、検討のための検討でなくて、実行のための検討にしてもらわないといけないので、ぜひ早急に対応してもらうよに。

○銀杏委員
 3ページの「恋谷橋」のタイアップ事業です。私も券を買わせていただきまして、見させいただきました。ザ・三朝町というふうな映画でして、ちょっとこそばゆい感じもしましたれども、観光PRなのですけれども、思いましたのは、何というのですか、地方の田舎の問点なども浮き彫りにされていまして、同級生を中心にしてまた物語が始まっていくわけであますけれども、地元の私たちが映画の「恋谷橋」を見る見方と、都会の人なり都会に働きにている方たちが見る見方と違うのかなというふうな感じでおりまして、観光のPRだけではくて、ほかのアプローチの仕方もあるのかなというふうにずっと思っているのです。
 ただ、それを具体的にするといってもなかなか難しいのですけれども、精いっぱい頑張っ応援をしていただきたいということだけをちょっと申し上げたいと思います。

●齋藤中部総合事務所県民局長
 エールをありがとうございます。それから映画を見ていただきましてありがとうございます。 映画につきましては、私どものところの支援というのは、こういう形で補助ということでやっおりますけれども、それ以外にも随分サポートはしておりますし、これからもしたいと思っおります。例えば前売り券などにつきましても、1万枚の前売り券を販売しなければいけなというのが向こうのほうとの約束になっていまして、県のほうもということで、一応1,500枚いう枠をいただいたのですけれども、県職員にも随分協力してもらって、うちのほうで2,700枚4分の1以上はうちのほうで販売させていただいたりというような形で全面的に我々のほうしても支援しておるつもりですし、それからいい映画ですので、都会の方にもその景色ととにぜひ楽しんでいただきたいと思っております。
 そういうようなこともありまして、今回こういうような形で地元の団体がさらに全国に打て出るといいますか、できるだけ多くの方に映画を見てもらいたい。それからマップなどもくりまして、映画を見た人に来ていただきたいというようなことも上映館の中での情報提供いうような形でやっていこうとしておりますので、そういったこともあわせて支援してまいたいと思っております。ありがとうございます。

○福田副委員長
 私も3ページの「恋谷橋」の件についてちょっと質問させていただきたいと思いますが、般大阪で開かれました鳥取県ファンの集いin関西などでも、具体的にこの映画に対するチケトあっせんとかアプローチとかはなかったと思うのです。先ほど銀杏委員もおっしゃったよに、例えば都会の特に鳥取県人会などの方に積極的にこういうのを見ていただく、またPRていただくような機会も必要かと思いますし、応援していただくような、そういう要請とか大事なことだと思うのですが、そういうことはされていらっしゃいますでしょうか。

●齋藤中部総合事務所県民局長
 御指摘ありがとうございます。東京の分につきましては、比較的早く開催の場所等がわかましたものですから、先般から東京事務所のほうで県人会等でのPRというのをやっていたいております。それから、先ほど申しましたように、その後名古屋、大阪、福岡等が決まりしたので、議員おっしゃるように、関西のほうでもPRをしていただこうというふうに思いす。ありがとうございます。

○興治委員
 2ページです。これはJTBと連携してやられるということなのですけれども、もう少しろんな内容がわかればと思うのですが、まずJTBの日本の旬という企画がいつごろからあて、どういった成果を上げてきているのかということでありますとか、あるいは中国5県が象になっていますので、各県の取り組みとか、本県の場合は今回は500万円の定額補助というとなのですけれども、こういった予算措置が他県はどのように行われているのかとか、観光盟に定額補助するのですけれども、観光連盟として総額幾らをかけてどんな事業をやるのかそれとJTBとの関係が役割分担とかがどういうふうになっているのか。その辺のところが目わからないので、今答弁をいただいて、もしあれば資料でもいただけたらと思うのですけども。

●西尾観光政策課長
 日本の旬キャンペーンにつきましては、まずいつからというお話がございました。2001年ら北海道ですとか九州ですとかさまざまな地域でやっております。実際に今回のキャンペーにつきましては、上半期、販売額としては今年度と比べてその区域に対して10%増の誘客をりたいというのがJTBの目標でございます。
 それぞれ各県の予算措置状況ということでございますけれども、JTBといたしましては50万円ずつ鳥取県以外の4県にも依頼をしているということはお聞きしております。ただ、今回9月補正でお願いするのは鳥取県だけだというふうにお聞きをしております。ほかの県もこ後の補正なりで対応する、あるいは今回はちょっと難しいというようなところもあるようでざいます。
 実際にどういうふうな形になるかといいますと、JTBはそれぞれ支店を持ってございまので、こういったような、それぞれ日本の旬キャンペーンと銘打った形で中国地方、今回は戸内、山陰のほうに来ていただこうというような冊子をつくって、これがそれぞれの支店に架されて、それを見て、来ていただくような形で働きかけをしていただくということになる思います。
 観光連盟といたしましては、県から出した500万円をそのまま負担金として実際にJTBのうにお支払いをするということになっております。実際にどのような形でするかといいますと今お見せしましたような冊子の中に、こういったところをめくってくださいという商品を、えば水木しげるロードに行って、どこに行ってというようなそういったルート、あるいは観商品みたいなものをそれぞれ紹介して、できるだけこういったところに来てくださいといううな形でそれぞれの支店がPRをするという形になろうかと思います。

○興治委員
 そうすると、観光連盟が何かするのではなくて、観光連盟を通してJTBに補助金を出してJTBに中国5県をPRしてもらうための費用に使ってもらうということなのですか。

●西尾観光政策課長
 ちょっと説明が不十分でした。観光連盟もただお金を出すだけではなくて、どこどこにめぐっほしいというような観光素材をこういうものがありますよということをJTBのほうに御提をして、今テーマとして上げていますけれども、古事記ですとかそういったようなことをテマにしたこういったスポットがありますよということを観光連盟が御提案し、それでお客がべるというようなことを判断されれば、JTBのほうもそれに沿った商品をつくられるといことになろうかと思います。

○興治委員
 どんな提案をされるのですか。観光連盟として、誘客目標ですね、さっきJTBの目標は年度より10%増の売り上げということなのだけれども、観光連盟として鳥取県の何をPRしどこにどれだけのお客さんに来てもらって、どういう売り上げを目標にしているのかといううなところは設定されないのですか。どうなのでしょうか。

●西尾観光政策課長
 観光連盟としてどれだけの客を多くするだとかという具体的な数値は、正直言って設定はておりません。ただ、少なくともJTBがその機会に1割増ということであれば、その1割というのができるだけ多く鳥取県のほうに来ていただくように、多くの魅力ある商品を御提するということになろうかと思います。
 実際にどこどこにめぐってもらうのかというのを、できるだけ多くの数のスポットを紹介し例えばそのスポット間をバスですとかそういった二次交通も含めて、より動きやすいといいしょうか、旅行者にとってより魅力的な商品となるような形で提案をさせていただくというとになろうかと思います。

○興治委員
 恐らくJTBとしては、これまでも中国5県ですとか、鳥取県に誘客を図る、そのためのろんなツールであるとか旅行商品であるとかは持っているのだろうと思うのです。そこに新に今回こういうキャンペーンをやって、鳥取県に誘客を図ると。鳥取県側としては、そのたに今までを上回るような、今までと違うような魅力、情報提供あるいは旅行商品、そういっものを提供することによって、誘客がさらに上乗せができるというような明確なものがやはないといけないと思うのです。もうあと半年ほどですね。だから、そういうものを煮詰めてかないといけない状況にあるのではないかなと思うのですけれども、もう少しやはりそこで光連盟が主体的にどのようなことをやって、どういう成果を上げようとしているのかというころを明確にしてほしいと思うのです。地元側の、受け入れるためのお客を引っ張ってくるめの意気込みとか、そういうものがあらわれてこないといけないと思うのです。特に、今回島根で古事記1300年祭をやって、一定の目玉になるのだろうと思いますし、山陽側の3つのもそれなりの取り組みをするのではないかと思うのですけれども、そこでやはり鳥取県が埋れないように、特に鳥取県の何をPRしてお客さんに来てもらうのかというようなところをう少し明確にするべきだと思います。いかがですか。

●西尾観光政策課長
 今予算を御提案をして、まだ議決をいただいていないところでございますけれども、実際1割増というのがJTBの目標、それ以上に鳥取県としてどれだけ人を引っ張ってくるよう努力をするのかということについては、確かにおっしゃるように、明確な戦略といいましょか目標といったものが必要だと思います。今後、観光連盟とも相談をして、きちんとした対をとっていきたいと思います。

◎藤縄委員長
 そのほかございますか。(なし)
 次に、陳情の予備調査を行いたいと思います。
 今回の陳情は、新規1件であります。
 現状と県の取り組み状況は、お手元に配付しております参考資料のとおりであります。
 初めに、執行部から現状と取り組みについて聞き取りを行った上で、陳情者の願意の聞きりや現地調査を行うかどうか検討したいと思いますが、いかがでしょうか。(「異議なし」とぶ者あり)
 それでは、陳情23年10号「私学助成に係る国庫補助制度の堅持及び一層の充実を求める意書の提出について」、今岡教育・学術振興課長の説明を求めます。

●今岡教育・学術振興課長
 請願・陳情参考資料をごらんください。23年10号、私学助成に係る国庫補助制度の堅持及一層の充実を求める意見書の提出についてでございます。
 現状、県の取り組み状況でございますけれども、御承知のとおり県のほうから私立高等学等へ運営費補助金を出しております。それには国庫補助金が充当されておりまして、執行部いたしましても、国庫補助制度の堅持及び充実は必要というふうに考えております。
 24年度概算要求につきましては、まだ締め切られておりませんので現時点で判明しておりせんけれども、十分な額が確保されまして、私立学校の運営に支障がないよう予算編成をよ見てまいりたいというふうに考えております。
 なお、就学支援金につきましては、22年度に全国唯一でありますけれども県独自に私立中校に対するものを創設したところでございます。22年度の県の補助実績並びに国の予算額の移につきましては、下に記載のとおりでございます。

◎藤縄委員長
 皆さんのほうで質疑がございますでしょうか。

○銀杏委員
 請願・陳情一覧で吉田私立中学高等学校連合会会長さん、新延中学校高等学校保護者会連会会長さんの要望書が後ろについているのですが、これは参考にとどめておけばいいのですか議会のほうに出ているのはどれが出ているのですか。3ページまでの分ですか。2ページ、ページだけで考えればいいということですか。

◎藤縄委員長
 陳情者に一度確認させていただいて、それから審議ということにさせていただきましょうか(「はい」と呼ぶ者あり)
 では、そのように取り扱いをさせていただきます。
 それでは、報告事項に移りたいと思います。(「聞き取りをするかどうか」と呼ぶ者あり)意の聞き取りはいかがしましょうか。(「もういい」と呼ぶ者あり)
 では、願意の聞き取りも現地調査も行わないということにしたいと思います。
 それでは、企画部から報告事項に入っていただきます。
 中四国サミットの概要について、第2回中海会議の概要について及び航空自衛隊岐阜基地おける次期輸送機(XC-2)の視察について、亀井企画課長の説明を求めます。

●亀井企画課長
 企画部の資料の1ページをお願いいたします。まず、中四国サミットの概要につきまして告いたします。
 先月の24日に岡山市内で中四国サミットが開催されました。その概要につきましては、大な3番、意見交換のところに書いておりますけれども、ここにあります4つの項目につきまて、主に意見交換が行われました。
 まず1つ目は、大規模広域的災害時におけますカウンターパート方式による相互応援体制ついてということであります。徳島県知事から、中四国ブロック内におきまして、大規模広的な災害が発生したときに、相互応援を行う県、パートナーをあらかじめ決めて、連携を図ていこうというカウンターパート方式を提案されました。これに対しまして、平井知事のほからは、徳島県の案に賛成だということで、一定の調整は必要だけれども、ふだんからこういっ大規模広域的な災害のときの連携相手を決めておくと対応が早いという旨を発言されました。 あらかじめパートナーを決める方針につきましては、おおむね賛同が得られましたけれども災害の大きさによってはより広域的な連携が必要であるとか、どことどこを組み合わせるかいうパートナーの設定方法によっては同時に被災する可能性も出てくるので、組み合わせにいては検討が必要だというような意見もございまして、今後事務レベルで詳細を検討しよういうことになりました。
 2つ目は、東日本大震災を踏まえました大規模災害対策等に係る共同アピールでございまて、共同アピールしたものにつきましては2ページ、3ページ、4ページにつけております。 3つ目が国出先機関廃止に係ります広域的実施体制の検討についてということでございます中四国にまたがります国の出先機関の地方での受け入れについて、どのように検討を進めてこうかというようなことにつきまして意見交換を行いました。平井知事からは、特に中国四地方環境事務所をどうするのかと、こういった課題があるけれども、まずは中国四国で受けれていこうという方向性を確認して、我々としての意思表示をすべきと、こういった発言をれました。中四国にまたがります国の出先機関は、農政局、地方環境事務所、こういったとろがございますが、こういったところにおきまして、今後受け皿につきまして検討することなりました。詳細検討につきましては、担当部局長の会議を開催するということになりました。 4つ目といたしまして、高速道路の整備促進と本四道路等の料金制度等についての共同アピーということで、これにつきましては、資料の5ページに添付しているところでございます。
 続きまして、6ページをお願いいたします。8月23日にくにびきメッセで開催されました2回中海会議の概要につきまして御報告いたします。
 4番の概要のところをごらんいただきたいと思いますが、中海会議につきましては、(1)ら(4)にありますような項目につきまして、2つの部会、2つのワーキンググループをつりまして、それぞれ詳細の検討を進めております。
 まず、(1)をごらんいただきたいと思いますが、中海及び境水道の堤防、護岸等の整備にいてということでございまして、これにつきましては、部会の一つでございます調整会議のうから進捗状況等について報告が行われた後、意見交換を行いました。湖岸堤の整備に当たまして、大橋川の拡幅によって流量がふえる前に下流側、境港、米子の湖岸堤を整備するこを確認いたしました。また、国交省のほうにおかれましては、本県が現在検討等を進めておます。津波対策に関する情報も加えて、専門的な検討を行って、その内容を踏まえて湖岸堤整備を行うということとされました。
 2つ目は、中海の水質と流動についてでございます。これにつきましても、部会で中海の質及び流動会議が報告を行った後、意見交換を行いました。
 2つ目の丸に記載しておりますところは、本県の平井知事が発言した内容でございますけども、中海全体としましては環境基準が達成されていないという状況でありますので、その因分析を行って、戦略的に対策を進めることが必要という意見を出されました。それから深におけます水の交換が難しい箇所がある、そういった可能性が指摘されているということからそういった情報も分析をして、浅場を造成するでありますとか、藻を使った生態系を利用し水質改善を進めるなど、そういったことも含めて戦略的に取り組みを進めるべきであると、ういった意見が出されました。
 3つ目の丸は、米子市長から特に意見が出された内容でございますけれども、森山堤防開地点、そういったところに暫定的に設置されております流向とか流速計を常設化すること、るいは米子湾へ新たに新設すること、こういったことについて意見が出されました。
 以上の意見を踏まえまして、部会で専門家の意見も聞きながら、関係機関で検討を進めよということになったところでございます。
 3点目は、中海沿岸農地の排水不良についてということでございまして、こちらにつきまては、ワーキンググループで検討等を進めております。排水不良農地ということでモデル的行っております崎津地区の工事残土を活用して客土を行ったモデル事業について経過報告がわれまして、引き続き残土の発生情報等につきまして情報の共有化を図る、排水不良農地に果的な対策を検討していこうということとなりました。
 4点目は、中海の利活用についてでございます。この利活用について検討するワーキングループのほうから、利活用策として検討したアイデアということで、周遊サイクリングコーの設定でありますとか、食材を使ったメニューのPRでありますとか、藻の活用、こういっことについて報告が行われた後、意見交換が行われまして、今後NPOなどの民間の方々もめて関係機関と調整を図って、協調して取り組みを進めていこうということになったところございます。
 続きまして、7ページをお願いいたします。航空自衛隊岐阜基地におけます次期輸送機(XC2)の視察につきまして報告いたします。
 XC-2の視察につきましては、岐阜基地のほうにおきまして先月26日に行ったところでざいますが、国との調整等もございまして、なかなか日程の調整がうまくできないところもざいまして、常任委員会の委員の皆様方の全員参加というわけにはいきませんでした。どう申しわけございませんでした。
 この状況につきまして報告をさせていただきますが、視察が行われたのは、4番のところ書いております境港、米子の地元の関係者、市議会議員、行政関係者、県議会のほうにおかましてはここに記載の議員の皆様方で、当常任委員会からは国岡委員のほうに視察に参加しいただいたところでございます。
 視察の内容でございますが、大きな5番のところでございます。(2)のところに書いておますけれども、C-1輸送機とXC-2機の離着陸等の状況の比較見学を行いました。見学した場所は、滑走路の中ほどから平行に300メートル離れた地点でございます。こういった地から、離陸、上空通過、タッチアンドゴー、着陸と、こういった各メニューにつきまして、ずはC-1輸送機が先行して飛行等を行い、その後少し時間を置きまして、XC-2機が後追って飛行等をすると、こういった形態での比較を行いました。その後、XC-2機の機体機内の説明、見学と、こういった視察内容でございました。
 大きな6番で、概要と書いております。まず、騒音についてでありますけれども、先ほど4つの形態のいずれにおきましても、C-1との比較は総じてXC-2のほうが音が小さいそういった印象を受けたところであります。
 C-1輸送機のほうは終始ゴーンというような轟音が響くという状況でありまして、飛行における機内の騒音も相当なレベルということで、会話等は全くできない状況であります。XC2機につきましては、目の前を通過する際に、ゴーという民航旅客機と同程度の音はいたしすけれども、C-1輸送機と比較すると持続時間が大幅に短いと、こういった状況がございした。
 機体、機内につきましてでありますけれども、とまっているときは数値どおりということで大きさ約1.5倍ということですので、XC-2機がかなり大きい印象を受けました。飛行時の圧感につきましては、見学をした場所からは確認ができませんでした。カーゴルームにつきしては、C-1に比べてかなり広い印象を受けました。カーゴルームには、機体等の安全性検証するための計測・解析装置等が多数設置されていたところでございます。
 参考といたしまして、一番下に中国四国防衛局が計測いたしましたデータということで、れぞれ4つの形態の音の比較ということで、C-1輸送機とXC-2機の音のデータを掲げおります。
 あと、済みません資料としてはつけておりませんが、昨日までのところで、中国四国防衛との調整の結果、今月25日の日曜日でございますが、美保基地におきましてXC-2機がデフライトを行うということで、日程の調整ができました。9月25日の昼前にデモフライトとうことで、XC-2機が美保基地上空に飛来いたしまして、着陸、離陸といったことをする定になっております。あわせまして、C-1のほうも同じような形態で飛行、離陸、着陸をうようになっておりますので、音の比較等ができるかと思います。
 当委員会の委員の皆様を含めまして、県議会議員の皆様方にはデモフライトへの参加につまして別途御案内をさせていただくということにしておりますので、参加につきましての御討のほうをよろしくお願いいたします。

◎藤縄委員長
 続きまして、新生公立鳥取環境大学公立化シンポジウムについて及び新生公立鳥取環境大のシンボルマーク及びキャッチフレーズの1次審査結果について、太田新生公立大学設立準室長の説明を求めます。

●太田新生公立大学設立準備室長
 おめくりいただいて8ページをお願いいたします。鳥取環境大学を来年4月に公立大学とて新しく生まれ変わらせる取り組みを広く県民の皆様にPRするため、来年3月に開催されエンジンン01オープンカレッジin鳥取のプレイベントとして位置づけました新生公立鳥取環大学公立化シンポジウムを開催いたします。
 3番のところに内容を記載してございます。時期は11月19日の土曜日午後でございます。所は鳥取環境大学の11講義室。多くの県民の皆さんに鳥取環境大学に足を運んでいただきたと考えております。講師は和田秀樹さん。精神科医でございまして、エンジンン01文化戦略議のオープンカレッジの実行委員会大会委員長を務めていらっしゃる方でございます。テーは教育論といたしまして、内容はこの和田さんが監督をされました映画「受験のシンデレラを上映した後、「夢をあきらめないで」と題しまして講演をいただく予定としております。
 次に、9ページをお願いいたします。新生公立鳥取環境大学のシンボルマーク及びキャッフレーズの1次審査結果について御報告いたします。
 7月1日から8月22日の間シンボルマーク及びキャッチフレーズを募集してまいりましたシンボルマークで95作品、キャッチフレーズで208作品の応募があったところでございます。れにつきまして、9月6日に6人の審査員によりまして第1次審査を行いました。その結果シンボルマーク、キャッチフレーズ部門それぞれ優秀賞5作品を選んだところでございますその作品につきましては、めくっていただいた10ページに記載しているとおりでございます。 今後の予定でございます。実は、ただいま弁理士さんにお願いしまして商標調査というもを実施してございます。それで確認がとれましたら、第2次審査を行いたいと思います。第次審査は、この10作品をこれから大学に進学していただく県内の高校生の皆さんを中心とし投票、県内高校生、県民の皆様の投票によって各部門から最優秀作品を1点ずつ選びたいと思っおります。最優秀作品につきましては、先ほどお話しいたしました11月19日開催予定のシンジウムにおいて発表する予定でございます。

◎藤縄委員長
 次に、平成22年度決算(市町村分)に係る健全化判断比率、資金不足比率(暫定値)につて、谷口自治振興課長の説明を求めます。

●谷口自治振興課長
 資料の11ページをお願いいたします。市町村の平成22年度決算に係る健全化判断比率、資不足比率の暫定値について御報告いたします。
 財政健全化法に基づきまして、市町村の財政の健全性に関する数値を公表しております。2年度決算の特徴といたしましては、2点ございます。そこに黒丸で掲げているところでござます。
 まず1点目でございますが、早期健全化基準以上となる団体、言いかえますと、財政状況悪化して財政健全化を図ることが必要な市町村でございますけれども、22年度決算では県内該当なしということでございました。
 なお、日野町につきましては20年度、21年度決算では早期健全化団体でありましたけれども財政健全化計画を策定しまして、健全化に取り組んだ結果、この22年度では早期健全化団体ら脱却をしております。これは実質公債費比率の減少という形であらわれております。表をらんになっていただきまして、中ほどに実質公債費比率というものがあります。これはわかやすくいいますと、地方公共団体の借金返済額が財政規模に占める割合でございます。数値高いほど財政状況が悪いということですけれども、下のほうの日野町の欄を見ていただきまと24.8%ということで、早期健全化基準の25%を下回っております。それだけ財政状況が改したということでございます。
 次に2点目ですが、経営健全化基準以上となる公営事業といたしまして、米子市の流通業団地整備事業特別会計が該当しております。表の一番右の欄で、資金不足比率の欄がございす。そこの米子市の流通業務団地整備事業特別会計というところで67.5%ということになっおります。これは経営健全化基準の20%を超えております。これに対しましては、米子市が成21年度から5カ年の経営健全化計画を策定して取り組み中でございます。
 次に、12ページをおはぐり願います。前年度との比較でございますけれども、先ほど申しげましたとおり、日野町の実質公債費比率が27.0%から24.8%に改善をしております。理由は起債償還額の減等でございます。それから、米子市の流通業務団地整備事業特別会計の資金足比率は60.6%から67.5%となっております。これは事業用借地の増加による土地収入見込額の減によるものでございます。
 なお、数値の公表につきましては、本日暫定値を公表し、確定値につきましては10月28日でに公表という予定でございます。また、各市町村におきましても9月議会において公表さる予定でございます。

◎藤縄委員長
 次に、次期中山間地域対策検討懇談会の開催概要について、米山中山間振興・定住促進課の説明を求めます。

●米山中山間振興・定住促進課長
 初めに、さきの8月31日の常任委員会の皆様と懇談会の委員の意見交換につきましてはあがとうございました。その日の午後に第2回となります安全・安心部会並びに地域づくり部をそれぞれ引き続き開催したところでございますので、その概要について報告させていただます。
 御案内のとおり、安全・安心部会につきましては、条例の7条に規定しています安全・安な暮らしということで、専門的に論議する部会でございますので、主な意見の集約につきまては31日の意見交換でも話題が出ましたけれども、書いておりますように、日常生活交通の保、買い物弱者支援、ウの保健医療・福祉サービスの維持・充実等、それから15ページに移まして、地域の見守り活動等について論議をいたしたところでございます。
 あと、項目といたしましては、例えば防犯、防災の面であるとか、子供の安全な暮らしとかそういう分野の論議がまだ残っているところでございますが、論議した点については記載のおりでございます。ほぼ委員の発言に近い形で記載しておりますが、若干説明させていただますと、日常生活の交通の確保においては、いろいろな組み合わせでないと交通の確保がでないであるとか、福祉や教育の保障の観点に変えた運行であるとか、タクシーの利用であるか、あるいは地域が認め、支える仕組みが必要であるというような意見があったところでごいます。
 買い物につきましては、特に何回も論議を重ねているわけですけれども、事業者の方が一懸命頑張っておられるのですけれども、地域の人たちがサポートして維持するという観念がいとなかなか維持が難しいといったような意見がございました。
 ウの保健医療の分野につきましては、保健師等が地域に出かけて、住民の情報を把握するとが重要であり、そのための人員配置や予算の配分等についての意見がございました。
 住民との情報を共有するために、定期的な情報交換の場など、関係機関の連携を地域の中張りめぐらすことが重要であるといったような意見がございました。
 見守りにつきましては、広域の協議会単位で見回り活動を進めることによって、集落ごと見守り体制をうまく構築できた。集落から声が上がっているのを待っていては実現が難しい困ったときは助け合うような自分たちの日常生活のスタイルをつくっているところがあるが緊急時の対応であるとか、集落では解決できない問題を地域で補完するシステムづくりが必といったような意見がございました。横断的には、ボランタリーな活動に期待し過ぎてはいない、また資金の投入にも限界があるので、行政がどこまで手を加えるかということも考えおく必要があるといったような意見があったところでございます。
 続きまして開催いたしました地域づくり部会につきましては、集落の機能の維持、イの伝文化の継承、産業の振興について項目立てて議論したところでございます。集落機能の維持つきましては、地域のリーダーの養成を支援するサポートセンターのような県レベルでの支体制組織があるとよいというような意見であるとか、下のほうになりますけれども、集落の規模化が進み機能が低下する中で、隅々の集落単位で長期的なものを考えることは現実的に理があると、集落独自の営みと同時に、集落全体の連合による広域的な取り組みの二重構造考えていく必要があるといったような意見があったところでございます。
 今回新たに論議を始めました条例に位置づけてございます伝統文化の継承という項目につましては、特に単独の集落で行われているもの、形のないものが残りにくい、当事者の努力けでは継承が難しいというのが現状、他の地域の第三者がかかわって地域に入っていってお伝いをするようなことが必要であると。それから、伝統文化を保存、継承するための備品の繕、購入に対する補助制度の必要性等の意見があったところでございます。
 産業の振興につきましては、まだ途中で全般的な論議でとどまっておるところでございまけれども、市場性のことであるとか、あるいは中ほどにございます、奇をてらったものを次つくるより、地域に根差したものを特産品として長期的に売り出していくほうが継続できるあるとか、関係者が徹底的に論議し、地域トータルで戦略を考えるべき。例えば環境をコンプトに打ち出してはどうかというような意見であるとか、最後になりますけれども、環境をにして、20~30キロ圏内程度のエリアで農業や食などを連携させて、土産や食事等に結びつていけると、真の農商工連携につながるのではないかといったような意見があったところでざいます。
 今後、さらに事務局で論点整理をしたいというふうに考えております。
 今後の日程を書いておりますけれども、次回、9月3回目と書いておりますのは、委員さの都合で遅若干くなりまして、次回は10月3日に開催することを決めているところでございす。
 それと、先般、9月12日に県庁内部の統轄監をトップとする部局横断的な組織としてござます鳥取県中山間地域振興推進会議という組織がございますので、部局横断的にこれらの意を受けて、それぞれの部局単位に必要な条例の見直しであるとか、さらにそれに基づく施策協議という論議をこの1カ月かかって始めるというスタートを切ったところでございます。
 先般常任委員会の皆様と意見交換をしましたときに、終わりのほうで安全・安心部会と地づくり部会とそれぞれ意見交換をしたいという御意見がございましたので、しかるべきときセットして意見交換させていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いたします。

◎藤縄委員長
 春秋国際旅行社姜副社長と知事の面談結果等について、松田交通政策課長の説明を求めます。

●松田交通政策課長
 資料の最後のページ、18ページをごらんいただきたいと思います。春秋国際旅行社姜副社と知事の面談結果等について御報告申し上げます。
 知事が4月19日に上海の春秋航空本社を訪問いたしまして、トップセールスを行いましたがこれを受けまして、春秋国際旅行社等によります視察がこの9月1日から3日にかけて行わまして、春秋国際旅行社の姜副社長と知事の面談を9月1日に行いました。
 視察が行われましたのは9月1日から3日まででございますが、鳥取県を中心といたしまて、及び島根県の観光地を中心に視察をしていただきました。宿泊は鳥取県内の温泉に泊まていただきました。お見えになりましたのは春秋国際旅行社の姜副社長ほかで計3名、それら春秋国際旅行社のパートナーとして、日本でホテル等の手配を行っております会社でありすアメガジャパンの責任者が1名で、合計4名でございます。
 知事面談は、9月1日の11時半から正午まで知事公邸で行いました。
 視察及び面談の結果でございますが、面談の際は、平井知事から鳥取県の代表的な観光スポッにつきまして、映像や写真を使いまして紹介をいたしました。続きまして、姜副社長からの社概要の説明を受けた後、意見交換を行いました。
 また、視察先におきましては、県の職員が同行いたしまして、現地の視察案内を行いましたその際、今回の視察におきまして、姜副社長のほうからは、鳥取県の美しい景観でありますか建物、漫画等につきまして、中国人旅行者にアピールする魅力を十分備えていると。高松就航している春秋航空を利用して、試験的に鳥取県へのツアー造成を考えてみたいと。将来鳥取県への就航も視野に、鳥取県をパートナーとして協力していきたいというような発言がざいました。また、あわせまして鳥取県の知名度が低いことへの対策が必要というような意もございました。
 こちらからは、河北省との交流の状況でありますとか、海外からの誘客に向けた取り組みそれから観光ルートの提案などを行いまして、ともに協力して中国人観光客の誘客を進めてきたいというふうにお答えいたしました。
 今後の対応でございますが、このたびの来訪を契機といたしまして、県としては企画部だではなくて文化観光局と一緒になりまして、まずは春秋航空高松便を利用して鳥取県に来てただけるようなツアー商品の造成、知名度を上げるための観光プロモーションの実施、受けれ機運の醸成でありますとか受け入れ態勢の整備といったことを進めることとしておりまして早速9月23日から25日にかけまして、上海におきまして、日本の魅力を発信するイベントとて、上海ジャパンウィークというのが開催される予定になっておりまして、ここに鳥取県のブーを出展いたしましてPRを行う予定にしております。
 また、今後とも積極的にエアポートセールスを実施いたしまして、国際定期便・チャータ便の誘致に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。

◎藤縄委員長
 それでは、質疑等はございますでしょうか。

○銀杏委員
 6ページの中海会議の概要についてですけれども、この間の新聞記事で、大雨の影響で淡が大分流れ込んでシジミが死んでしまったという記事が出ていたのですが、要するに上流かの淡水量がふえると下流のシジミが影響を受けるということで、大橋川の拡幅によって、そいった影響は鳥取県側は顕著になるのかなという印象を私は持ったわけですけれども、これついてどういうふうな影響を考えておられるのか、もし御存じでしたら教えていただきたい思います。
 鳥取環境大学ですが、いよいよ公立化という中で、ちょうどきょう報告がありましたので連して聞かせていただきたいのですが、実は平井知事が吉林省に行かれて、その中で吉林大の副学長とお話をされて、吉林大学と鳥取環境大学との間の交流強化を進めることを強調され来年にでも学術交流協定を締結するよう前向きに検討する考えを伝えたというふうな記事がざいました。公立化に伴って、海外とのそうした交流というものを強くしていこうというふな方向性で環境大学も進めるということでありまして、こうした学術交流とか交換留学生を互に派遣するとかいうふうな取り組みが必要なのかなと思いますけれども、この辺についてし報告があればお願いしたいと思います。

●亀井企画課長
 大雨時の中海の関係でありますけれども、専門的な部分になりますとちょっと知見がござませんので、この場ではっきりこうですと言えないところでありますけれども、大橋川の拡に伴いまして流量がふえるということで、今中海で浸水被害等がないようにということで護整備を行っているところでありますけれども、例えば今回の大雨のような場合に、流れ込むわゆる水質の悪化ですとかそういったものがあったりしましてシジミへの影響はあるのだろと思いますが、専門的な知見を持っておりませんので勉強させてください。勉強したいと思ます。

●太田新生公立大学設立準備室長
 環境大学の海外への展開ということで、状況をということでございました。
 先ほど委員のほうからお話があったとおり、吉林大学につきましては、この前知事が参りしたときに、向こうの王勝今副学長と話をしまして、学術交流に向けた取り組みを進めようないかという話になりました。新聞報道のとおりでございまして、来年の春に向けて、交流定のようなものを結びたい、それはもちろん学術交流であり、留学生等の交流というようなのものを結びたいという気持ちで準備をしているところでございます。
 それ以外にも、ウラジオストクの国立経済サービス大学をことしの10月に環境大学の学長が訪問いたしまして、同様な交流協定を考えたいというぐあいに思っているところでございす。
 そのほか、江原道の江原道立大、春に一度向こうの学長様に来ていただきましたので、今度同じく秋に韓国のほうに参りまして、江原道立大等につきましても同じように交流の協議、るいはできれば交流協定といったことについてもやっていきたいというぐあいに思っているころでございます。
 このように幅広く、今主に環日本海諸国の大学を中心に、来年度以降に限りませんが、今らということになるのですが、海外展開に向かってさまざまな準備作業を行っているというころでございます。

○銀杏委員
 ぜひ積極的に進めていただくようにお願いいたします。

○興治委員
 まず1ページですけれども、中四国レベルで国の出先機関の移管をという話で、中四国地環境事務所の受け皿となっていこうという話なのですけれども、これは関西広域連合の中でやはり同じように環境事務所の移管を求めていくということになっていたと思うのですけれも、それとの関係、兼ね合いというのはどうなるのかということをお聞きしたいと思います。 8ページの鳥取環境大学公立化シンポジウムですけれども、中身は映画とか講演なのですれども、中身はどんなことで、対象としているのはどういった人なのでしょうか。高校生とそういうところなのでしょうか。
 シンボルマーク、キャッチフレーズですけれども、優秀賞、最優秀賞について、賞金とか品とかそういうものがあるのでしょうか。

●亀井企画課長
 国の出先機関の関係でありますけれども、関西広域連合のほうでも環境事務所につきまして国の機関の移管ということで検討を進めております。関西広域連合のほうでターゲットとしおりますのは近畿地方環境事務所でございまして、近畿地方環境事務所がエリアとしておりすのは山陰海岸、それから和歌山とか三重のほうにかかっている部分、そういった部分であますけれども、中四国の環境事務所のほうがエリアとしておりますのが、中四国にございまエリアということで、大山でありますとか瀬戸内でありますとか、そういった国立公園をエアとしておりますので、それぞれエリアが違って、それぞれ鳥取県に関係のあるところを所しているというところであります。

●太田新生公立大学設立準備室長
 公立化シンポジウムの関係でございます。今回、公立化シンポジウムを行うに当たりまして多くの集客をしたいという気持ちがございました。そこで、さまざまな著名人が参加されてりますエンジン01オープンカレッジのエンジン01文化戦略会議のほうに御相談いたしましてオープンカレッジのプレイベントという位置づけで、特に今回環境大学の大学改革というこも関連するものですから、教育というようなテーマでいい講師の方を御紹介いただけませんしょうかというようなことで、御紹介いただいたのが和田秀樹さんでございます。この方は先ほども申し上げましたけれども、「受験のシンデレラ」という映画をつくっておられまして受験で難関大学等を目指して頑張っている子供の姿を描くといったような内容でございますそういう映画を見ていただいた上で、その後和田先生に「夢をあきらめないで」というテーで講演をいただくということでございまして、講演の最終的な中身までは和田先生のほうが考えということですので、私もよくわからないところがございます。
 概略的にはそういうことでございますので、我々としましても、やはりこれから環境大学高校生、受験生、その保護者の方にしっかりと認識していただく必要があると思っているもですから、そういった方を中心に足を運んでいただけるような内容にしたいという考えのもとこういうシンポジウムをセットしたところでございます。
 シンボルマークとキャッチフレーズの最優秀賞につきましては、3万円の副賞を準備してるところでございます。

○福田副委員長
 18ページ、春秋国際旅行社の件を質問したいと思います。当局また知事が水面下でいろん努力をされてきたことが実って、副社長がこちらに来られるということで、御努力に敬意をしたいと思います。
 手ごたえとしてはどんな感じなのでしょうか。率直な手ごたえの感じを教えていただけまんでしょうか。ここに書いてありますように、鳥取砂丘とか浦富海岸が自然があって、歴史ある日本の建物や新しい文化として漫画があって、いいところだということが書いてあるのすけれども、来る可能性というのはどんな手ごたえがあったのか教えてください。

●岡﨑地域づくり支援局長
 私がずっと随行していましたので、感想も含めて御報告したいと思います。
 台風12号の中、本当に強行軍の中、よくごらんいただきました。たまたま風がやむときと雨がやむときに、砂丘、浦富海岸を見ていただきまして、まず第一印象が、すばらしい景色風景が鳥取にあるという印象も語っていただきました。また、まんが王国のPRもしましてコナン、水木しげるロードを見ていただきまして、これまた自然風景だけではなくて文化もると。あと倉吉の白壁土蔵群もごらんいただきまして、伝統もあるというふうなことで、本によい評価をいただいたというふうに思っております。ただ、大山はごらんいただけませんした。島根県は箱物でしたので見ていただきました。
 その中で、総合してみますと、鳥取の風景、文化、伝統については、ここにも書いておりすが、中国人にとって非常にいいものになるだろうというふうな評価であります。ただ、鳥に来ていただいての御感想ですので、これがすべてそのままというのは、すべて100%の評価いうことはわかりませんが、ただ、評価としてはすばらしい評価をいただいたというふうにいます。もう一つ、知事のプレゼン、またその以前での副知事もそうですけれども、プレゼされまして、その熱意にも大変評価をいただいているところであります。
 ただし、ここに書いてありますが、鳥取県という名前は中国・上海では知名度が低いといのは事実であります。ですので、この知名度の低さを何とか上げていかなければいけないとうことを課題としてしっかり言われました。ですので、7月に知事が王会長にお会いになっときには、やっとテーブルに着いたというふうな表現をされましたが、このたびは一歩前進たというふうなことであります。ただし、まだ道のりはあるのかなという気がしていますので地元を挙げて一体となった誘致活動とPR活動が要るのかなというふうな感想です。
 ただし、ここに書いてありますように、鳥取県をパートナーとして協力していきたいとおしゃったことも事実でありますので、これを真剣に受けとめて、PRあるいは誘致活動に努てまいりたいというふうに思います。

○福田副委員長
 地域の経済界の皆さんからもいろんな話を聞かれておりまして、結構関心を持っておられと思います。本当に一体となって地元で誘致合戦に一生懸命取り組んでいただきたいと思いす。
 ちなみに、一番最初に茨城空港に激安会社だということでワイドショーとかで結構ニューになったのですけれども、その後茨城空港とかこのたびの高松とか、やはり経済効果とかそ地域に対するいろんな影響は出ているのでしょうか。

●岡﨑地域づくり支援局長
 経済効果というところまでは我々は把握していませんが、高松便でいきますと、この8月搭乗率は94%まで行っているというふうなことでして、180人乗りですので、相当な数の観光の方々が高松空港にはおりておられると。ということと、茨城空港も一時期は休止あるいは用客が減っていましたが、持ち直してきたということでして、他の国際線路線に比べたら相な利用客が空港におりておられるということであります。
 また、春秋航空でのツアー団体客ですが、基本的に現地で1泊というふうなことをお願いておりまして、高松では現に1泊されてほかのところに行っておられるというふうなことがりますので、その経済効果はあるというふうに思っております。

○福田副委員長
 もう一つ、8ページの新生公立鳥取環境大学の公立化シンポジウムについてでございますが講師の和田秀樹さんというのは私もよく存じ上げておりまして、本当に受験生の神様みたい方であって、例えばわざわざ地方から東京に講演を聞きに行くようなレベルの方だと思ってます。ということで、御提案ですけれども、やはり県下の予備校などにはしっかりPRしてただいて、環境大学を希望しているとかしていないとかではなくて、いい機会だと思いますで、ぜひとも予備校などにPRをしていただきたいと思います。

◎藤縄委員長
 春秋航空ですけれども、テーブルに着いて、お茶を飲んで食事をして、食い逃げされないうにしなければいけない。これをそのまま読むと、香川県からの利用を鳥取県のほうにといことは、鳥取は難しいと僕は読んでいる、このまま読むと。松田課長、そう読める。あなたそう思われないですか。

●松田交通政策課長
 現時点で、高松に就航しておりますので、やはり今鳥取県に来ていただくような観光の旅商品をつくろうと思うと、やはり高松を使った形で鳥取もそのコースに組んでいただいて、ていただいた中国の観光客の方々に鳥取県の魅力というのを知っていただくということをま最初にやるということだと理解しておりますので、旅行商品自体も魅力あるものにした上でやはりいい感触を持って帰っていただくようにすれば、さらに可能性は広がっていくのではいかというふうに考えております。

◎藤縄委員長
 藤井委員が一生懸命されておりますので、藤井委員とちょっと考えが違うところはあるけども、注目しておきたいと思っていることをきょうは指摘しておきたいと思っております。
 次に、文化観光局に移りたいと思います。
 第9回とりアート(鳥取県総合芸術文化祭)の開催について及び倉吉未来中心売店の経営の決定について、松岡文化政策課長の説明を求めます。

●松岡文化政策課長
 文化観光局の資料の1ページ目をお願いいたします。第9回とりアート(鳥取県総合芸術化祭)の開催についてでございます。
 目的といたしているところは、平成14年度に開催いたしました国民文化祭とっとりの成果継承しようということで、平成15年度から開催しておりまして、特色ある地域文化の振興をることを目的とし、県民みずからの手による文化芸術の祭典として実施しておるところでごいます。
 2番目、期間は、既に始まっておりますが9月1日から12月31日までとなっております。
 主催はそこに掲げております5つの団体でございます。
 事業の主な内容でございますが、実行委員会が主催する事業といたしまして、まず1つ目メーン事業でございます。このメーン事業は、このたびは「八賢伝(はちけんでん)」というとで、倉吉に今なお残っております里見伝説を題材といたしまして、音楽と演劇で描く感動舞台公演となっております。今チケットはかなりはけてきておりますが、S席をすべて売りるというところで、実行委員、事務局が頑張っているところでございますので、また御協力いただければということを考えております。10月16日、日曜日、倉吉未来中心大ホールでごいます。
 続きまして、2行目でございます。県民の皆さんに企画、公募をいたしまして、実行委員が委託します事業でございます。キラリ☆アートプロジェクトでございます。
 内容のところに書いておりますように、1つはジャズ・フェスティバル「鳥取JAZZ」といものがございます。2つ目がミュージカル「きらりこの町~遠いむかしむかし僕たちの町おし~」ということで、これは日野町民ミュージカル実行委員会が実施されるものを選定いたております。
 ジャズ・フェスティバルにつきましては、鳥取JAZZ実行委員会が実施されるところでざいまして、10月29日から11月13日にかけて、とりぎん文化会館ほか鳥取市街地でジャズ喫を開かれたり、市内で同時多発的にジャズの演奏をされるというようなことの企画となってります。きらりこの町のほうは、11月19日と20日、日野町文化センターホール森の音楽隊で施するということになっております。
 3番目が企画公募事業でございまして、東・中・西部でそれぞれワークショップ・オープスペースイベントの参加体験型の事業を実施し、県民の皆さんに広く参加していただこうとうものでございます。
 1ページめくっていただきまして、2ページ目、実行委員会以外が実施します事業といたましては、第55回になります鳥取県美術展覧会、県展でございます。9月23日から11月23日かけて、詳細は下の参考のところをごらんいただきたいと思います。鳥取会場、米子会場、南会場、倉吉会場に分かれて展覧いたします。表彰式につきましては、9月23日午前10時かということになっておりますが、時間が変更になっておりまして、9時30分からでございまので訂正をお願いしたいと思います。
 とりアート自体のオープニングイベントでございますが、9月18日、日曜日でございます午後1時30分から倉吉未来中心のアトリウムで実施するということになっております。実行員会主催事業の面々によりますステージパフォーマンス、展示が実施されるということになております。
 続きまして、2番目、倉吉未来中心売店の経営者の決定についてでございます。
 以前、この常任委員会でも御説明申し上げましたが、倉吉未来中心の売店とレストランの営者の方が営業を終了されました。その後、後継といいますか、後に入っていただく業者のを公募いたしましたところでございます。
 応募の状況は、売店につきましては、書いておりますように石谷精華堂さんが応募されていりました。使用料については売り上げの1割、店舗名は石谷精華堂倉吉未来中心店、営業間、午前10時から午後5時。売店の概要は、自社製品はもちろんのこと、中部の特産品も販されるということの内容でございました。
 レストランにつきましては、残念ながら応募がございませんでした。売店の経営者につきしては、審査を行いまして、石谷精華堂様のほうに決定をさせていただきました。契約期間つきましては、今契約の稟議を財団の中で回しておるところでございまして、当然のことなら10月までには契約を結ぶということで、営業開始の予定日は10月1日としておるところでざいます。

◎藤縄委員長
 第16回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミットの結果について、ロシア沿海地方の友好交流20周年記念行事について及びバードスタジアム国際交流基金の取崩しについて、脇交流推進課長の説明を求めます。

●門脇交流推進課長
 引き続き4ページをお願いいたします。交流推進課から3本報告させていただきたいと思ます。
 まず初めに、第16回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミットの結果についてでごいます。
 前回の常任委員会で開催につきましての御報告をさせていただきましたけれども、今回はの結果について報告させていただきたいと思います。
 まず1番、サミット本会議の概要でございますが、9月5日、月曜日の午前8時半から午前11時55まで開催をされました。吉林省の長春市で開催をされました。参加者は各省長さん、知事さが参加されましたが、平井知事は台風12号の対策本部の対応のために、本会議に参加できなかわりに細羽局長のほうが知事代理として出席いたしました。
 その結果でございますが、共同宣言文を6ページにつけておりますので、詳細はこちらのうをごらんいただきたいと思いますが、概要を御報告させていただきたいと思います。
 まず全体といたしまして、各地域の代表の皆さんからは、まずはこれまでの地方政府間の互協力でありますとか友好関係の評価をした上で、各地域が協調して北東アジア地域の交通の構築でありますとか、エネルギー開発等を推進していくことで一致いたしました。これが点でございます。
 また、もう1点、2012年に本県で開催されます国際マンガサミット等、各地域で開催され国際行事を相互に支持して、各行事の実効性を上げていこうではないかということでも合意いたしております。
 鳥取県からは、東日本大震災に対する各国、各地域からの支援に対して深いお礼と感謝のを表しますとともに、鳥取県の被災地支援の状況を紹介いたしました。また、あわせて世界広まった風評被害により観光客が激減しているということもございましたので、地域間の情共有と経済・観光交流の強化を呼びかけたところでございます。
 また、あわせて北東アジアゲートウェイとして交通基盤の整備を進める本県の取り組み状の紹介をいたしました。その中で、特に環日本海定期貨客船を利用した青少年の交流事業でりますとか、トライアル輸送事業でありますとか、こういったものに対する各地域の協力をめまして、航路を活用した人的・物的交流の拡大というものを呼びかけたところでございます。 あわせまして、(4)番の一番下の丸に書いておりますが、次回の地方政府サミットは鳥取県来年度は鳥取県で開催をするということが正式に決定いたしました。あわせて、時期的なもも少しこの中でお話がありまして、できれば春の時期がいいではないかということもこのサミッの中ではあったようですので、それに向けて調整なりを図っていきたいと思っています。
 続きまして、このサミット本会議の後、9月5日の昼から各地域と二地域間会談というもを平井知事が出席して行いました。全体の概要をまず初めに御紹介させていただきますと、の(1)の一番上ですが、各首長さんに対しまして、環日本海定期貨客船の利用促進に向け協力の要請をいたしまして、各首長さんの同意をいただきました。また、観光分野の関係の流の推進でありますとか、先ほど申し上げた東日本大震災の風評被害への対応として、本県観光の安全性なりを訴えております。
 特記事項といたしまして、丸の2つ目に書いておりますが、韓国の崔文洵知事との初対面機会に今回のサミットはなりました。2018年の冬季オリンピック平昌開催決定に対する祝意お伝えしますとともに、8月に江原道を襲いました集中豪雨への見舞金の贈呈をいたしました崔知事からは、鳥取県と江原道の地域間交流というのは他地域の模範と聞いていると。先達相互に尊重し合い築いてきた交流を大切にしていきたいと、交流の推進に対する意欲を示しいただき、できるだけ近いうちに鳥取県を訪問したいというお話をいただいたところでござます。
 このほか、サミットの開催に合わせまして、中国共産党の孫政才書記さんでありますとか先ほど銀杏委員のほうからもお話がありましたけれども、王勝今吉林大学副学長さんとの会等も行っております。                    
 また、最後、一番下に書いておりますが、李龍熙延辺朝鮮族自治州長と会談をした際に、長のほうから、鳥取市さんとの友好交流を進めたいので、鳥取市長に対してその意向を伝えいただきたいというお話を知事のほうにいただいております。知事からは、鳥取市長さんのうにこのお話をお伝えして、鳥取市さんのほうでもこれからいろいろと考えていきたい、検していきたいというお話が今進んでいるところでございます。
 5ページは知事日程ですので、ごらんをいただければと思いますし、6ページが宣言文でざいます。
 続きまして、7ページをお願いをしたいと思います。ロシア沿海地方との友好交流20周年念行事について報告させていただきたいと思います。これも前回の常任委員会で概要を報告せていただきましたので、その結果の部分について報告をさせていただきたいと思います。
 ロシア沿海地方との20周年記念で、昨年5月に協定を締結してから1年という記念行事とまして、1番の鳥取県における行事としまして、20周年記念式典を県立博物館で行いました記念植樹でありますとか、沿海地方文化デイズの開会式といったものを行いました。この沿地方文化デイズといいますのは、1日から8日まで県立博物館の第3展示室で開催をしましけれども、館全体ではありますが、大体700名ぐらいの方の来場があったということですので多くの方にごらんをいただけたらと思っております。あわせて、同日、9月1日に鳥取情報スク開設式といったものも行いました。
 続いて、2番、沿海地方における行事としまして、まず友好交流20周年記念碑除幕式といものを9月8日の午前10時から10時50分にかけて沿海地方で行いました。場所の様子ですとは9ページに写真等の資料をつけさせていただいておりますし、実際の碑の文章というもの10ページにつけておりますので、ごらんをいただきたいと思いますけれども、平井知事初め藤ウラジオストク日本国総領事さんでありますとか、ダリキン知事夫人、沿海地方の副議長んほかに御参加をいただきまして、多くのマスコミにも取材をいただいて、友好的な雰囲気中で除幕式ができたというふうに思っております。
 また、ロシア訪問中は、8ページに書かせていただいておりますけれども、ゴルチャコフ海地方議会議長との面談でありますとか、鳥取県のウラジオストクビジネスサポートセンタで鳥取県産二十世紀梨のトップセールでありますとか、ロシア企業やテレビ局を訪問したトプセールスというものをあわせて実施をいたしました。
 続きまして、11ページをお願いいたします。バードスタジアム国際交流基金の取崩しにつて御報告をさせていただきます。
 経緯でございますけれども、バードスタジアム国際交流基金管理運営委員会というものがざいます。そこで、鳥取市さんのほうからバードスタジアム国際交流基金を取り崩したい旨提案がございました。
 初めに、この基金の概要を簡単に御説明をさせていただきたいと思いますが、4番に基金概要というものを書かせていただいております。平成7年11月に基金を造成したものでして造成額は当時4億円、現在は2億9,700万円ですが、県と鳥取市さんのほうで半分ずつ、2億ずつの出資、基金の造成をしております。この基金自体は、これまでワールドカップ2002のクアドルチームの鳥取キャンプ受け入れのために6,300万円の取り崩しをしたりでありますとかガイナーレ鳥取のJ2昇格の際に必要な財務基盤強化のために、県と市に対して原資に充当るための基金取り崩しを行っているといったことを行ってきております。
 実際この管理自体は、鳥取市の公園・スポーツ施設協会さんが基金の管理を行っておられてこの委員会に交流推進課長が委員として参加をしているという状況でございます。
 こういった基金がございますが、2番のところに書いておりますが、今回とりぎんバードタジアムというものがこれまで県の高校総体でありますとか、少年サッカー大会でありますか、いろんな形で使われている。もちろんあわせて、ガイナーレ鳥取のホームスタジアムとてJ2の試合というのをこれまで開催をしてきています。
 ただ、平成7年の建設でございますので、それから16年を経過して、老朽化がかなり進んきていると。そういったことがございますので、県内のサッカー振興と加えてガイナーレ鳥のさらなる飛躍のために、まずはピッチの全面芝生の張りかえを行うための財源として、こ基金を充当したいというお話があったものでございます。
 県の考え方としましては、今回、平成23年度事業のピッチ芝生の張りかえ工事、これが大2億1,200万円というふうにお伺いをしておりますが、これに対応する基金の一部取り崩し、8,70万円に同意する方向で検討してまいりたいと思っています。
 これは外に出したといいますか、鳥取市さんの所管する財団法人が管理をしていた基金でが、基金の取り崩しには知事の同意が必要ということがあったものですから、その方向で検を進めてまいりたいと思っています。
 あわせまして、これ以降バードスタジアムの整備としまして、鳥取市さんのほうからは平成24度に、例えば夜間照明施設器具の取りかえでありますとか、オーロラビジョンの設置、今後検討事項として観客席の屋根の設置ということを考えているということもお伺いをしていますこういったものに対応して、鳥取市さんのほうからまた御相談があった場合には、県としてその内容についてお伺いをしながら、取り崩しについて判断をしていきたいと思っております。
◎藤縄委員長
 次に、山陰デスティネーションキャンペーン全国宣伝販売促進会議の開催について及び平成23台風12号被害に対する予備費の充当について、西尾観光政策課長の説明を求めます。

●西尾観光政策課長
 引き続きまして12ページをお願いいたします。山陰デスティネーションキャンペーン全国伝販売促進会議の開催について御報告いたします。
 来年の10月から12月に山陰デスティネーションキャンペーンが開催されます。この山陰デティネーションキャンペーンと申しますのは、JR各社が全国挙げてその地域に誘客を図るいうようなキャンペーンでございまして、来年の10月から12月につきましては、山陰を舞台した誘客キャンペーンでございます。その1年前のPRといたしまして、全国の旅行会社でとかマスコミの関係者をお呼びいたしまして、両県の観光素材の情報発信をし、今後のキャペーンの際の観光商品、旅行商品の造成につなげていただくということを目的として会議を催いたします。
 主催といたしましては、鳥取県、島根県両県、それからJR西日本、観光連盟を構成員とたします山陰デスティネーションキャンペーン協議会でございます。
 日程でございますが、3番でございます。10月12日から14日ということで、その会議が10月12の3時から、それに引き続きましてレセプション、それからエクスカーションと申しまして観光商品として売り込みたいものを実際にめぐっていただくというような、その3部構成で施する予定でございます。
 販売促進会議につきましてはコンベンションセンターで、レセプションについては皆生温のほうに会場を移して実施をするということでございます。招待者は、旅行会社、マスコミど300名ぐらいということでございます。この販売促進会議は、とにかく来年のキャンペーンどれだけ商品として取り上げていただくかというところでございますので、それに相当するうな、まずはプレゼンテーションを実施しようとしております。島根、鳥取約20分ずつといことになっておりますけれども、できれば古事記ですとか、あるいはジオパークについては鳥取県の場合は認定を受けたわけですけれども、島根県の隠岐についてはこれから世界の認を目指すというようなこともございますので、両県で連携をしながらPRをしていきたいとうふうに考えております。
 レセプションでは、郷土芸能ですとか牛骨ラーメンを初めとした地元のグルメを提供したというふうに思っております。
 エクスカーションといたしましては、鳥取県のみあるいは島根県のみ、両県をまたがるもといったさまざまなコースを設けて、皆さんに体験をしていただきたいと思っております。
 このキャンペーンは、これまで4回開いておりまして、今回が5回目ということでございすけれども、「ほっと一息あなたの旅 山陰から」ということをテーマにして、古事記、まん王国、ジオパークを中心にしてPRをしていきたいと考えております。
 続きまして、13ページをお願いいたします。平成23年台風12号被害に対する予備費の充当ついてでございます。
 せんだっての台風によりまして著しく被害を受けた文化観光施設等につきまして、原状回を要する経費について支援をするために、予備費を充当させていただきました。
 民間の主要な文化観光施設の復旧に要する経費で、国ですとか県ですとか、そういったとろの支援制度がないものということ、そして市町村のほうで特に重要な観光施設として位置けられているものについて、県と市とで連携して支援をするというような枠組みをつくったのでございます。
 支援概要のところにその負担割合を書いておりますけれども、考えるところは事業者さん3分の1、市町村3分の1、県3分の1というのが基本的なパターンでございます。
 きのうの知事の提案理由でも追加提案といったような発言もございましたけれども、議会会前に早急な対応が必要なものということで、予備費を充当させていただいたものでございす。

◎藤縄委員長
 山陰海岸ジオパーク110kmウオークの開催について、中谷山陰海岸世界ジオパーク推進室の説明を求めます。

●中谷山陰海岸世界ジオパーク推進室長
 お手元の資料の14ページと15ページ、両ページでございますが、お開きの上ごらんいただたいと思います。山陰海岸ジオパーク110キロウオークの開催についての御報告をさせていたきます。
 昨年の10月4日ですか、山陰海岸ジオパークの世界ジオパークネットワークの加盟の吉報わきまして、ちょうど1周年を近く迎えることになります。この1周年を記念いたしまして山陰海岸の主要なジオスポットを体感できるウオーキングのイベントを、ことしはジオパーの一番東の経ヶ岬から西の端の白兎までの全区間を通じて開催する予定でございます。
 なお、ことしの全区間を通じての開催というのは、藤縄委員長のすばらしい御提案を受け開催するものでございまして、今鋭意PRを図っているところでございます。
 主催といたしましては、山陰海岸ジオパーク推進協議会と京都府、兵庫、鳥取県の関係県実行委員会を設けましてやってございます。
 日程は中段にございます。右のページの地図とあわせながらごらんいただけたらと思います10月4日の火曜日、赤い矢印がございますけれども、スタートは一番東側の経ヶ岬、ここをタートいたしまして、すべてで5日間、火、水、木、金、土曜日、初日は琴引浜の黄色い区間翌日は城崎温泉までの区間、ここで京都から兵庫県へとかわります。翌日は、3日目ですけども、城崎から香美町まで、4日目は香美町から浜坂の諸寄まで行きます。最終日、10月8の土曜日は居組をスタートいたしまして、兵庫県境、鳥取県境を越えまして白兎に向かうとうことになってございます。5日間の総歩行距離は136キロでございます。
 実は、昨年の110キロウオークというものを4地区で開催してございますが、距離にして3になってございます。現在のところ、募集定員のところで見ますと延べ850人の参加を予定しございます。当然歩くばかりではなくて、各ジオサイトではガイドがつきまして、ガイドをたり、場合によってはちょっと寄り道といいますか、枝道に入りまして、景観スポットを御内するというようなことも予定してございます。このウオーキングなのですけれども、一部間では公共交通機関等を使いましての移動もございます。
 申し込みのほうにつきましては、2カ所で受け付けております。前半の10月4日から7日つきましてはJTB神戸支店、8日の最終日、鳥取県内での開催につきましては日本海新聞いうことになってございます。
 右のほうにコースの詳細がございます。特に下のほうをごらんいただけたらと思いますけども、鳥取県につきましては、ことしは初めての区間といたしまして砂丘から白兎神社の部が追加されてございます。スタート地点、居組をスタートしまして、5キロコース、ゴール県境越えの浦富でございますが、10キロコースが浦富海岸の駐車場、続きまして、砂丘を目しまして24キロコースのゴールが鳥取砂丘ジオパークセンター、その次は鳥取空港、湖山池見ながら道の駅白兎でゴールということになってございます。
 現在、応募状況につきましては、鳥取県の分につきまして、一昨日の情報で140名ぐらいのし込みをいただいてございます。締め切りまでまだございますので、これからPRに努めてきたいと思います。
 本日の資料の中にも、最後にカラーで山陰海岸ジオパーク110キロウオークということで、ラシもおつけしてございます。裏面には申し込みのシートも書いてございますので、委員の様にも御参加いただけたらというふうに思います。

◎藤縄委員長
 質疑等ございますでしょうか。

○銀杏委員
 110キロウオークですけれども、スタート地点に行くのとゴール地点からまた戻ってくる、うした交通はどういうふうな考えておられるのですか。

●中谷山陰海岸世界ジオパーク推進室長
 先ほどの御質問でございますが、駐車場を何カ所が設けまして、駐車場からスタート地点向けてのシャトルバスを準備します。それと、それぞれの区間のゴールから駐車場の場所にけて、参加いただいた方々が車に戻れるようなバスも、帰りの便も準備してございます。

◎藤縄委員長
 関連で私のほうから、10月4日は記念日ですけれども、イベントみたいなものはやられるか。それだったら50名では少ないと思うのだけれども、いかがですか。

●中谷山陰海岸世界ジオパーク推進室長
 10月4日を特定してのイベントは現在予定してございません。4日が記念すべきスタート経ヶ岬ということになりますけれども、基本的には全体のウオーキングのイベントのスターというような形で、割とあっさりとした形になると思いますけれども、そのような形で進めこととしております。

◎藤縄委員長
 もう1点は、3府県のウオーキング協会との協力関係はできておりますか。

●中谷山陰海岸世界ジオパーク推進室長
 3府県のウオーキング協会樣とは、計画の段階からいろいろ御相談に乗っていただきまして特に鳥取県の場合ですと、実際歩くところを見ていただいて、私どもは今回初めて37キロとう区間でもございますので、実際どうなのかというようなところも含めて、いろんなアドバスをいただいてございます。それと、当日は伴走という形で一緒に歩いていただくようなこもお願いしておりますので、大変な御協力と御理解をいただいているというような状況でごいます。

○国岡委員
 北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミットですけれども、次回が鳥取県ということでモンゴル中央県の知事さんですか、桜の時期に鳥取県で開いていただけないかという要望がりました。桜ということになりますと、時期と場所とか大体検討しておられますか。

●細羽文化観光局長
 今回、平井知事が急遽台風12号の対応ということで、思わぬ形で私も大役を務めさせていだきました。その中で、本会議の中で、先ほど国岡委員からも御意見がありましたように、ひ次回は鳥取で日本の桜を見られる時期にやりたいなというのが、これはモンゴルだけではくて、ロシアとか中国もそうなのですが、皆さんのほうから口々に同じような御希望がござました。それを受けまして、本会議とはまた別の席でございますが、平井知事のほうからもういった御要望を受けて、ぜひそういった時期でやれるようにということで鳥取県も準備をたいという返答をいたしております。

○国岡委員
 ぜひきれいな桜の咲く時期に、いい場所を見つけてやっていただきたいと思いますので、ろしくお願いします。

○興治委員
 まず、11ページですけれども、バードスタジアム国際交流基金の取り崩しですが、今までハー事業ではなくて取り崩しをしているのですけれども、今回ハード事業で初めて取り崩しをすということなのですけれども、そもそもこのバードスタジアム国際交流基金というのが何の的で設定されているのかをお聞きしたいと思います。
 それと、中ほどに書いてあるのですけれども、今後の整備予定として、夜間照明とかオーラビジョンというのを書いていますが、この2つについてもやはりこの基金を充当する予定いうふうになっておりまして、この2つについて、それぞれどれぐらいの費用がかかるのかもし御存じでしたら教えていただきたいと思います。
 13ページですけれども、予備費を充当しましたということですけれども、対象は何だったでしょうか。

●門脇交流推進課長
 バードスタジアム国際交流基金の目的について御質問がございました。もともとこの基金積みまして、それに伴いまして管理規定というものを設けています。その中では、県民、市が一体となって生涯にわたりスポーツを楽しみ、スポーツ活動に関する関心を高めていこうはないかということでありますとか、サッカーの競技力の向上でありますとか、青少年の健育成を図っていこうではないか、こういったことを目的としてこの基金を設置していこうとうことにされています。
 例えば、これまでこの基金の運用益を使った事業、本体の取り崩しは御説明したワールドカッとガイナーレ鳥取の関係ですが、これまでの事業として、例えば少年サッカー教室でありまとか、C級、D級のライセンスをとるための指導者の養成の講座でありますとか、そういっ事業に対し、これまで運用益を活用されて、そういった事業を実施されてきているというこでお伺いをしております。これが1点でございます。
 あと、バードスタジアム整備の今後の予定でどれぐらいお金がかかるのかということでごいますが、正式には、今はじいている最中だということで、若干ぶれがあるということですで、正確な数字を今申し上げれる段階ではないとは思っておりますけれども、一度お伺いをたときには、1番、2番を合わせたところで例えば6億円ぐらいですとか、それぐらいかかのではないかといったお話もお伺いしております。ただ、正確な確定した数字ではありませので、今後その数字が精査された時点でまた報告させていただきます。

●西尾観光政策課長
 予備費の充当に当たって、その箇所はどこかというお尋ねでございました。
 今想定しておりますのは、大山町の大山寺にございます大神山神社の石畳がどうも崩れてるので、その復旧をしたいということでございます。

○興治委員
 基金の管理規定があるということで御紹介いただきましたけれども、管理規定そのものをた後で配っていただけますか。
 それと、芝の張りかえ工事のうち、8,700万円を基金取り崩しで充てたいということなのでけれども、なぜ8,700万円という数が出てきているのでしょうか。

●門脇交流推進課長
 鳥取市さんのほうで、toto、いわゆるサッカー競技場の整備に当たりましてはtotの助成が活用できるということがございます。そのtotoの助成事業を活用した、その残の部分について、この基金の充当をしたいということをお伺いしております。

○興治委員
 基金の性格にもよるとは思うのですけれども、充当できないことはないのでしょうけれども本来これは鳥取市が整備した施設ですね。鳥取市の施設であって、totoの助成などの残の部分については市費で充当するというのが本来の姿だろうと思うのです。どちらかというとこの基金はさっき言われたスポーツ活動の振興であるとか健全育成であるとか、生涯スポーの振興みたいなこととか、そういったことに充てるような性格のもののように思うのですけども、今後また6億円程度かかるかもしれないという事業に24年度充てるということで、そいった本来の目的に沿ったソフト事業についてのお金がなくなっていくのではないかというがするのですけれども、その点どのようにお考えでしょうか。

●門脇交流推進課長
 この基金を積んだときのもともとのいきさつというものがあるのだと思っています。鳥取さんが整備をされるに当たりまして、施設整備全体に対するいろんな財源手当ても含めながらバードスタジアム自体というのが当然広域的な活用の仕方ができると。それに対して応援の方としてこういう基金にお金を積んでいくということで、県として市の財産に対して助成をせていただいたという前提条件がある話だと思っています。この基金自体の活用としてソフ事業に充てていくということをもちろん中心としながら、ただ元本を取り崩す場合には知事同意を必要としているというのがもともとの仕切りといいますか、そういうルールが設定をれているわけではありますけれども、当初のいろんな経緯なりも含めたところで、この基金体の活用を図っていく、この基金を取り崩しながら図っていくということに対しては、基本に基金の目的、そのお金を出した目的に反するようなことがないのであれば、県としては同をしていく方向なのかなということで考えているところでございます。
 またあわせて、ではそういうソフト事業がこれからどうなっていくかということも確かにるのだと思います。それについては、当然鳥取市さんでありますとか、サッカー協会さんでりますとか、そういったところで必要な事業を実施していただくということになるのだと認しております。

○興治委員
 管理規定と、それ以外に県と市の間で交わした文書があれば、それもあわせてお願いします(「文書は特にない」と呼ぶ者あり)では管理規定をお願いします。

○福田副委員長
 台風12号の被害に対してのことに関して質問させていただきたいと思いますが、先般この任委員会で被害地を視察させていただいたのですが、午前中の県土整備の関係でも国岡委員らも話があったのですけれども、大山町の川床地区というところにこの間ちょっと行ってまりまして、西部の県土整備局の皆さんに御案内をいただいて見てまいったのですが、そこは承知のとおり美しい渓谷地帯でありまして、これから紅葉のシーズンであるということと、インタースポーツの本格的シーズンに入るということで、風評被害のことを現場で言われてりましたけれども、直接関係ないかもしれませんけれども、そういう対策を、それこそ部局断でとっていただきたいというふうなお願いでございます。

●西尾観光政策課長
 実は、西部総合事務所のほうで実際にそれぞれの首長さんと意見交換をされたりですとかあるいは秋の紅葉シーズンに向かってどのような対応をしていくのかということについてはに打ち合わせはされているところでございます。
 県といたしましても、当然、西部総合事務所のほうで道路がどこどこが不通になっているとか、いつ復旧見込みだとか、そういったようなことについてはホームページでアップをしおります。
 文化観光局としましても、どこが通行どめになっているといっても、県外の方からはなかかわかりにくいということがございますので、少なくとも今ここが通れますから、例えば紅のときにはこういうふうなところを通っていただければというようなことを説明つきで一つペーを設けまして、それから具体の箇所にリンクを張って飛ぶような形の準備をしているところございます。それを日々の状況によって、復旧ができたらそれをまた更新していくといったうな形で情報提供していきたいと思っております。

◎藤縄委員長
 次に、その他ですけれども、執行部のほうで何かございますか。

●松岡文化政策課長
 パンフレットを配らせていただいております。鳥の演劇祭がいよいよ本日から開催されますお忙しい中とは思いますが、プログラムもついておりますので、ぜひ一度足をお運びいただき演劇を味わっていただければと思います。

◎藤縄委員長
 それでは、以上で企画部と文化観光局につきましては終了させていただきます。
 委員の皆さんには御相談したいことがありますので、お残りいただきたいと思っております執行部の皆さんは退席していただいて結構です。お疲れさまでした。(執行部退席)
 お残りいただいたのは、今年度の鳥取県と岡山県両県議会の土木関係常任委員会合同会議ついてであります。
 これは昭和50年から鳥取、岡山両県にまたがる道路網の整備など、共通する土木関係の課について協議する場として、両県持ち回りで毎年開催されております。昨年度は岡山県で開されており、今年度は鳥取県の順番となっております。
 本日は、開催場所と開催時期についてお諮りしたいと思っておりますが、開催地は米子市いうことで考えておりますし、日程ですけれども、お手元に配付の今後の日程案を踏まえ、1月ではどうかと思っておりますが、皆さんの御都合をお聞かせいただければと思います。監の日程もあるでしょうけれども、向こうの都合もあるものですから。1日です。意見交換会やって、合同会議をやって、いずれにしても1日で終わります。11月の24日か25日あたりがこうが都合がいいようですが、これに監査があるかないか。(発言する者あり)丸印のほうが合がいいようです。備考に書いてあるけれども監査は調整中ということですか。
○興治英委員
 7日の週だったと思います。

◎藤縄委員長
 それと、もう一つは県外調査。10月31日、11月1日、2日で沖縄ということで。
  (*鳥取・岡山合同会議日程、県内調査日程について協議)
 鳥取・岡山合同会議は24日でいいですね。(「はい」と呼ぶ者あり)
 県内調査もいいですね。(「はい」と呼ぶ者あり)
 それと、県外調査ですが、ジオウオークではないですけれども、京丹後市、ジオパークのの端、京丹後市の網野町。鳴り砂がある。それで、この日は京丹後市選出の府議会議員の3県の会の巽先生と意見交換会をしてはどうでしょうか。日程調整して、できれば中貝市長に来ていただいてお話を聞きたいと思います。日程はどうでしょうか。
  (*県外調査日程について協議)
 11月15日、16日、京都、兵庫、京丹後、豊岡ということで組ませていただきます。
 以上で企画県土警察常任委員会を閉会いたします。

午後4時15分 閉会

 

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