午後3時52分 開会
◎伊藤美議長
ただいまから議員全員協議会を開会いたします。
まず、会議録署名議員に福間裕隆議員、長谷川稔議員を指名いたします。
それでは、国際まんが博についての説明を知事に求めます。
●平井知事
本日は代表質問に引き続きまして御審議の時間を賜りましたこと、感謝を申し上げたいと思います。また、昨日はまんが振興の議連が発足をしまして、33名の方が加わられたと伺いました。先ほどの関西広域連合の選挙結果を見ますと、議連の結束かたく、33名まとまって藤井議員にいったのかなと思いましたけれども、ともかく全県挙げてこれからこのまんが博に向かってまいり、きのうも叱咤激励をいただいたと伺いましたけれども、私ども執行部としても全力を尽くしてまいることをお誓い申し上げたいと思います。
本日、詳細につきましてはまんが王国官房官房長からお話を申し上げたいと思いますが、代表質問の真っ最中に国のほうから連絡が参りました。かねて私ども鳥取県から今回の国際まんが博など、まんが王国建国記念事業を政府のほうのメディア芸術文化事業として補助金の採択をお願い申し上げておりましたが、2億9,400万円の補助金が採択されたと連絡がありました。大きな力を得ることができ、その意味で国家としても、政府としても鳥取県の取り組みを評価をしたという結果が出たと思います。あとは実行あるのみだと思いますので、忌憚のない御意見を賜りまして、成功へと導かさせていただきたいというふうに思います。本日はよろしくお願い申し上げます。
◎伊藤美議長
それでは、まんが王国官房長に詳細説明を求めます。
●前田まんが王国官房長
資料を見ていただきたいと思います。これはこの間の議連のときに説明したものでございますので、簡単に説明させていただきます。
表紙を見ていただいて、平成24年はまんが王国建国の年と位置づけまして、国際まんが博を開催することにしております。このまんが博を通じて県内外のお客さんとか、あるいは海外からのお客さんに来てもらうとともに、漫画を通した地域おこしをしていこうということで考えております。国際まんが博は県とか市町村とか民間の方々がやられる事業の総称として、8月4日から11月25日の間でやるものの総称でございます。
1ページめくってください。このまんが博のテーマでございます。要するに鳥取県を代表する漫画家、水木さんとか谷口さんとか青山さん、そこに応援コメントも書いてありますけれども、こういった方々の漫画を中心に国際まんが博を考えていこうということでございます。
4ページを見ていただけるでしょうか。東部とか中部とか西部をつなぐようにイラスト列車を走らせるようなことにしております。
まんが博の一番のメーンでございますとっとりまんがドリームワールドということで、5ページでございます。とっとりまんがドリームワールドは、東部、中部、西部を巡回するものでございます。
6ページをお開きください。まず、エントランスアプローチ、こういうゲートを入ってもらって中に入りますと、8ページになります。水木先生とか青山剛昌さんとか谷口さんの原画、こういった3巨匠の世界を一遍に体験できるのはこのドリームワールドだけだろうというふうに思っております。
その中でアミューズメントとして、この3人の方の原画の中に入り込んで写真が撮れるような、そういったまんがフォトブースといったようなものも設けて、来られた方に喜んでもらおうというふうに思っているところでございます。
10ページのほうでございますけれども、ゆかりの作家とか、そういったことで鳥取を紹介していこうということでございます。
このまんがドリームワールド、漫画を知るとか、漫画に触れるとか、いわゆるここでしか味わえないような漫画を通じての体験ができるような格好になっております。
飛ばしまして、12ページのところでございます。Bのところに、きょう知事が答弁で言われましたけれども、東日本大震災復興応援企画ということで、石ノ森萬画館の漫画を展示して、復興募金等を募集するような格好にしております。
13ページは、まんがステージとかシアターということで、ここでアニソンの歌手とか、そういった方のステージとか、あるいは県民の方々に出ていただいてステージをするような格好にしておりますし、下のほうで5,000冊の漫画を置いて読んでいただくような格好にしております。
14ページでございます。国際まんが博にふさわしいということで、スティッチをお招きしましてスペシャルイベントを開催するような格好にしております。
あとショップとか、そういったものがあります。
それから16ページから19ページぐらいまでは、今までやっていたものをスケールアップなりブラッシュアップして、より魅力的なものにしたものでございます。
20ページ以下は、この間お認めいただきました補助金で採択をしたものを並べております。こういったことを8月4日から11月25日までやる予定にしております。
続きまして、資料の2でございます。国際まんが博のPRについてということで、2枚目の紙でございます。
きょうが開幕から50日前になりました。きょう昼前、県庁のロビーのところで50日前決起イベントというのをやって、盛り上がったところでございます。きょう初めてこういったとっとりドリームワールドのチラシができまして、これがドリームワールドの中身でございますので、こういったものを皆さんにお配りしてPRを図っていきたいというふうに思っているところでございますし、きょうから県内のテレビとかコマーシャルもやっております。それから新聞広告もきょう地元紙のほうにも出ているところでございます。そういった中、これから中身のPRについて頑張っていこうというふうに思っているところでございます。
1の広報活動ということで、全国向けということで、「週刊ポスト」等の週刊誌とか、「少年サンデー」とか「ビッグコミック」、それから「コロコロコミック」とか子供向けの漫画雑誌等に広告を掲載いたしまして、誘客を図りたいと。あるいは旅行雑誌、「るるぶ山陰」とか「まっぷるマガジン」とか、そういったものに記事を書いていただいて、鳥取に来ていただく。それから全国紙、大手の新聞社に載せていただいて、首都圏、関西圏で載せていただくというふうなことを考えておりますし、漫画のお好きな方の中にはマニアックな方も割と多いので、インターネット系のフェースブックとかツイッターなどを使ってPRをしていきたいというふうに考えております。
首都圏では、東京モノレールの自動改札のところにまんが博のステッカーを張ったり、あるいはテレビ番組の放映ということで、例えば「めざましテレビ」とか情報系の番組があるのですけれども、そういったものに取り上げてもらうような活動をしたいというふうに思っております。
中京、関西、中四国で、関西圏とか中四国が一番誘客が望めるところでございますので、ここはより頑張るつもりでおります。とりあえず関西圏のほうでは、鳥取と大阪のラッピングバスが6月の終わりにはできますし、あるいはサービスエリアでのPR、あと普通のテレビスポットのCMとか、そういったものでPRをしていこうと思っております。それから連携ということで、兵庫県とか島根県とか岡山県とか徳島県のそれぞれの広報を利用しまして、お互いにお互いのイベントを紹介するようなことも考えているところでございます。
県内向けということで、そこに書いてあるようなことを考えております。
もう一つの活動としまして、イベントといいますか、首都圏では、例えば今明治大学との連携企画ということで、「孤独のグルメ」という谷口ジロー先生が鳥取市役所の素ラーメンを取り上げた漫画なのですけれども、そういった原画を東京の神保町のところでやっておりまして、そういったもののPR。漫画そのもののPRとか、あるいはあしたからでございますけれどもイオンレイクタウン越谷での物産展、ここはとても人が集まるところなのですけれども、そういったところで物産展を開くので、それにあわせて県のほうも出かけいって漫画のPRをすると。それから「AKIBA」で探すまんが王国ということで、これは東京事務所のほうでイベントを組みまして、秋葉原でこういったイベントをして国際まんが博のPRに努めたいと思っております。
関西圏のほうでは、「キン肉マン」というキャラクターがいるのですけれども、通天閣のところにキン肉マンミュージアムというのができますので、そのオープニングに出かけていって、ブースをいただいてPRするとか、そういったことを考えております。
県内向けということで、先週はB-1グランプリでもさせていただきましたし、今週は未来ウォークがありますので、そういった人が集まるイベントに出かけていって、国際まんが博のPRをしていきたいというふうに考えております。
もう一つ、山陰デスティネーションキャンペーンということで、これは主に島根県と10月からデスティネーションキャンペーンをやるのですけれども、それより前に島根県と連携して鳥取、島根、神話博とまんが博ということで、お互い乗り入れてお互いのPRをするようなことも考えているところでございます。
こういったPRを重ねていって、まんが博を盛り上げていきたいというふうに考えているところでございます。
これ以外にも県庁のほうの体制は、4月9日に官・民・学の実行委員会を立ち上げていただいて取り組んでいるところでございますし、県庁のほうでは副知事をトップにした実施本部をつくって、みんなで県庁一丸となって取り組んでおりますので、ぜひともよろしくお願いします。PRにつきましては、議連のほうでもお願いしたのですけれども、議員各位の御協力が必要でございますので、ぜひともよろしくお願いします。
◎伊藤美議長
ただいままでの説明に対して、御意見、御質疑等があればお願いいたします。
○山口議員
知事に質問いたしますけれども、8月23日ですか、関西広域連合委員会が鳥取で開催されることになっておりまして、これを機会に多くの方に、イベントがあるかないかは別にして、最初はジオパークのことを話をしていたのですけれども、何らかの方法で時間の余裕をつくっていただいて見学してもらうと、こういうことをスケジュールの中に入れてもらったらどうかと思いますけれども。
●平井知事
関西広域連合の議会なども鳥取県内で開かれるということになりますので、議員から今お話がございましたように、視察の中にまんが王国のことも含めて見ていただけるように手配を考えたいと思います。
○山口議員
最初ジオパークもありましたけれども、これが1つ大きなイベントでございますので、いろいろ対応の仕方を考えてもらって。
○銀杏議員
やっとまんがドリームワールドのパンフレットができまして、まず見させていただきましたのが、一面に鳥取会場がコカ・コーラウエストスポーツパーク県民体育館、鳥取駅下車、バス約15分と書いてあります。裏を見ますと鳥取県の地図がありまして、コカ・コーラウエストパーク県民体育館とわらべ館が載っておりまして、バスのくる梨とループ麒麟獅子についての説明がありますけれども、この2つのバスに乗ってもたしか布勢の県民体育館に行かないと思うのです。一体どうやって行ったらいいのかがわからないということで、最初から注文をつけて申しわけないのですけれども、これではちょっといけないなと思います。何かしらほかの書類も挟んでいただくなりしてほしいと。
なぜかといいますと、東部ですけれども、8月4日から始まるということで、しゃんしゃん祭も短い期間から1週間とかに多分またなるのだと思うのですが、そうなりますと盆前の期間にいろいろな行事が重なっております。全国でも7月末からいろいろな祭りも始まっておるということで、このまんがドリームワールドがまんが博の最初の行事ですので、ここでつかみができなかったら多分次の倉吉でもちょっと心配になってくると思うのです。ここでいかに成功させていくかと、鳥取会場を成功させていくかということが大事になってくるわけですけれども、この説明も聞きましたけれども、書いてはあるのですが、具体的な説明ありませんでしたが、ほかの行事につきましても期間のところに(予定)とかそういうのがやたら多くて、まだまだ準備不足だなということであります。全力で取り組んでいくということでありますけれども、まずは最初の8月4日からのについて、もうちょっと全力で取り組むように、再度改めてお願いをしたいと思います。
●前田まんが王国官房長
8月4日の東部会場の分でございます。東部総合事務所と県庁とJVと3者で毎週2度、3度打ち合わせをしておりまして、急ピッチで今準備を進めているところでございます。
足の関係ですけれども、夏休みということもあるので、シャトルバスを今考えておりまして、どの辺のどういう間隔でやろうかというふうなことも考えておりまして、とりあえず今シャトルバスで往復してもらうような格好で考えているところでございます。
○銀杏議員
きょうも代表質問での答弁でもあったのですが、ツアー商品ということです。東部のドリームワールドについてツアー商品とかはもうできておるのですか。
●前田まんが王国官房長
旅行商品の造成の件でございますけれども、バスツアーの関係を中心にツアーの旅行商品はできております。
○銀杏議員
どんな内容ですか。
●前田まんが王国官房長
例えば名鉄などは名古屋からこっちのほうにバスで来られて、国際まんが博とか見られると、そういった行程でございます。
○銀杏議員
私が聞いているのは、東部のドリームワールド関係のツアー商品ということです。東部の話をしているのです。米子の話を聞いているわけではないのですけれども。まだその辺はないのですか。
●前田まんが王国官房長
今の話は8月の東部会場の分です。
○銀杏議員
わかりました。
○藤井議員
きょうの長谷川代表質問の中にありましたように、プロポーザルがあって、あれは7社の合同でしたね。そこと知事との間で意思疎通が不十分ではないかという質問がありました。議連としてプロポーザルのメーンになるところに来ていただいて、コンセプトですとか、いろいろなことについて聞く機会を持ったらどうだろうかと、こういうふうに思ったものですから。いかがなものでしょうか。
◎伊藤美議長
では、時間をつくってその辺は動いてみます。
○福田議員
先ほど官房長のほうから首都圏の大手の「少年サンデー」であるとか「週刊ポスト」だとか「コロコロコミック」に集中的に広告を打たれると聞きましたけれども、広告ではなくて、例えば近隣の岡山とか広島とか関西圏とか、鳥取とか島根ではないですけれども、夕方に情報番組を民放でやっていますね。そういったもの、いわゆる広告ではなくてパブリシティーで集中的に、7月中に夏休みに向けて主婦層にアプローチをしたほうがいいと思うのですけれども、そういう考え方はないのでしょうか。
●前田まんが王国官房長
パブリシティー広告につきましては、そういったふうに動こうと思っているところでございます。
○福田議員
頑張ってください。
○福間議員
この前の議連のときに私申し上げましたけれども、ややもすると島根と比較対照されることがよくある。それで島根に比べて準備段階が遅いのではないかとかという御指摘もありますけれども、私の聞いた話では、関西圏の話はちょっと伺ってませんが、関東圏あたりでは鳥取県のほうが非常に宣伝力が強いねという話をちらっと風のうわさに聞いています、ある筋から。決して悲観をすることはないと。ただ、ターゲットを子供たちに焦点を合わすということも大切ではないのかなと。私どもの年代の漫画は例えば拝一刀であったり、そこら辺なのです。ところが、今の若い子供たちは私どもと全然違う感覚の漫画ですね。そういう意味で、子供たちが非常に心踊らせる部分というのがあるのではないでしょうか。そういう意味では、県の執行部が一生懸命になっておられるというのも理解できますけれども、例えば教育委員会も、あるいは警察本部もしっかりこの事業の周知をしてもらって、理解をしてもらって、まさに全県民的な取り組みを、限られた時間かもしれませんが盛り上げていくと。そのためには知事も教育長も県警本部長も関係するところはしっかり先頭に立ってやりましょうという連係プレーというのが必要ではないのかなと、そんなぐあいに思います。
●平井知事
福間議員のお話のとおりでございまして、ターゲットとしてやっぱりファミリー層、子供たちというのが非常に大きなウエートが出ると思います。その意味で、せんだっても教育委員会のほうでまんが王国の応援団、あるいはまんが王国とっとりのロゴというものもつくられました。そういうようなことで、子供たちにも浸透するように今図っているところでございます。きょうのお話もございましたので、改めて教育委員会とか警察とか、あるいは市町村、そうした県内の各機関と連携するきずなを強くしたいと思います。
○小谷議員
関連ですけれども、私が政調・政審のときに教育長に言ったとおりだと思いますので、その手法は今福間議員が言われたことと知事から答弁があったことをきちんと踏まえながら、全県的に小学校、中学校、高校もそうかもしれませんけれども、教育委員会でどのような方法でできるか知恵を絞ってやってくださいと要望しておきましたので、すべて横濱教育長の知恵にかかっているということですので、ぜひ努力してください。
●横濵教育長
今知事から御紹介いただきましたけれども、昨日、教育委員会の推進会議のほうで、教育委員会の取り組みますロゴマークもつくりまして、缶バッジもつくりました。やっぱりポイントは夏休みに入る子供たちにどう情報を提供するかということですので、このパンフレットもそうですし、また教育委員会の取り組みもありますので、それを交えまして子供たちにわかりやすく提示していきたいと思っております。
○砂場議員
東京へ行ったら、実は空港で時間があったので僕はまんが王国知ってますかと100人に聞こうと思ったのですが、10人聞いたら一人も知りませんでした。物すごい危機感を覚えていて、飛行機に乗ったら、翼の王国の今月号に鳥取城のことが載っているし、三朝が載っているし、獅子舞の話が載っているけれども、まんが王国の話は一言も出てこないのです。一番最後にインフォメーションのコーナーがあって、いろいろなところでイベントがあるけれども出ていない。こういうことはすごく寂しいので、やはり地道に、せっかく全日空とやって増便もあるのだから、そういう関係企業との連携をきちんとしていただきたいというのが1点です。
それで、関係企業といったら鳥取にたくさんの企業があるわけですね。鳥取に支店を持っている企業もあれば、逆に鳥取に本社があって、東京、大阪に支店を持っている企業がある。東京、大阪、県外からどれくらい人間を連れてくるかが基本的には勝負ではないですか。そうしたら、企業連携という意味では――思うのですけれども、県庁の前に旗を立てたってしようがないので、企業に頼んで東京や大阪や広島に旗を立ててもらって、チラシを配るという形で、地元の企業の連携をきちんとしてもらいたいということです。
もう一つは、知事に執事の姿までさせたのだから、申しわけないですけれども、まんが王国の皆さんはもうちょっとPRを一生懸命やってほしい。いろいろなイベントに出てくるときに普通の格好ではやっぱり知事がかわいそうです。そしてしっかりとチラシも配る。一緒にイベントに出ていて、ここにいる執行部の皆さんで何人か一緒になったけれども、一言もまんが博のことを言わない人がいる。主催者に、済みませんけれども3分でも1分でも時間を下さいと言って、そういう積み重ねがないと絶対広がらないです。そういう意味でもっと真剣味を持って、少しずうずうしくてもいいから、いろいろな会合があったら、悪いけれども1分でも時間を下さいと言ってPRして、チラシを配るような地道な努力をやってください。これが2つ目。
もう1つは、「サライ」だとかいろいろな雑誌がありますね。さっきパブリシティーの話があったのですけれども、僕は新聞社にいたのですけれども、行政のパブリシティーは物すごく横着で、どういうことかというと、会社に来て、会社で話すだけ。でも新聞社もテレビもみんな編集局単位だとかで動いているわけです。だから、それぞれの雑誌の編集局に個別に話をしていってやってくださいという細かなマスコミ対応をやっていただくと変わると思います。
きょう我々の代表の長谷川会長がやりましたけれども、ラッピング列車、非常にいいアイデアだと思うのですけれども、時間がないですから、できれば山手線とか関西の環状線の中でもしあれが動いたら物すごいメニューがふえるので、時間もありませんけれども、できる限りの御努力をいただきたいと思います。
そして最後はやはりマスコミに乗るということが大事なので、今回は大成功だったと思います、トリンドルさんの件で。これから県のいろいろな行事があるときは、皆さん知恵を絞って、関係ないことでもまんが博を何とかくっつけて、何とかそれをマスコミに乗せていくという形の広報宣伝をやっていくということを心がけていただけたら変わっていくと思いますので、我々も議員連盟をつくりましたので、できる限りのことはやりますので、これだけ県民の税金を使わせて頂いていますので、やっぱり成功しない限りは大変なことになると。そのためにはやっぱり何よりも県外の皆さんに鳥取に来ていただいて、鳥取はいいなということを認知していただくのが一番大きなことですし、それが来年以降のまんが王国にもつながっていきますので、そういう意味ではとにかく県外から一人でも多くの人に来ていただくように、できる限りの御努力をお願いしたいと思います。
●前田まんが王国官房長
3つぐらい質問があったと思うのですけれども、まず企業の連携といいますか、企業に働きかけをしなさいというふうなことだと思います。のぼりとかできましたので、チラシもできましたので、企業のほうに持っていって配ってもらうとか、そういった取り組みをしたいと思います。
2つ目に、地道な努力をしなさいという、僕らの姿勢を問われているわけですけれども、服装は普通かもしれませんけれども、一生懸命やっていることは一生懸命やっているのです。砂場議員のおっしゃっていること、要するにもっとしゃにむにやれということだというふうに思いますので、頑張らせていただきたい思います。よろしくお願いします。
3つ目のパブリシティーの話なのですけれども、東京本部、関西本部はその辺はなれておりますので、そちらのほうと連携しながら丁寧なパブリシティーの獲得に向かっていきたいというふうに思います。どうぞよろしくお願いします。
○内田隆議員
先日、私沖縄に行ってきたのです。あるところで、鳥取から来ましたと言ったら、トリンドルさんと執事の知事がいるところでしょうというふうに言われたくらいインパクトがあったみたいです。でも鳥取砂丘でしょうというよりも、羽合でしょうというくらい浸透していました。関西でもそうでした。これは結構びっくりしたのですけれども、やっぱり見せ方だと思います。批判はいろいろあると思うのですけれども、見せ方ですごく変わってくるのだなというふうに思いますし、若年層にとって、特に若い世代にとってどのようなインパクトを与えるかがポイントだと思いました。
昼休憩にバードプリンセスという人たちをこっそり見ていたのですけれども、皆さん知らないですよね。まんが王国とっとりPRキャラバン隊というアイドルみたいなグループがさっきいまして、ロビーで50日前の公演をされていました。AKBをイメージしていただければいいようなグループです。この人たちの出し方によって化けるのではないかと思いますし、ちょっと具体的な提案なのですけれども、これはかなり悪乗りだと思うので私も悪乗りの提案をさせていただくのですけれども、CDもオリジナルでつくっていらっしゃいます。ぜひCDを出してもらって、県庁職員を含め議員の皆さんがしっかりCDを買うと。オリコンなどに出られると思うのです。今2万枚売ったらオリコンでトップになれますから、全国でチャート1番になればいろいろな出方ができるようになると思いますので、ぜひCDデビューをして、全職員、全議会関係者が買うというのはいかがでしょうか。よろしくお願いします。
○坂野議員
私の父も市制100周年のおもちゃ博覧会の実行委員長をしていましたり、父の弟の、おじになりますけれども、大学の授業で20年前から漫画を取り入れるようなことをやっておりまして、そういう世代でありながら、そういう環境にありながらも、子供のころに漫画を読んでおりましたら、先輩議員の皆様方と同じように大変しかられたということでありますけれども、今こうして県のまんが博に向けての準備が着々と進み、まんが議連も立ち上がり、本当にいい勢いであるなというふうに思っております。
そこで、このPRについての紙を見させていただきますと、非常に私が注目しましたのは、フェースブックやツイッターなどのソーシャルメディアを活用していくということでございまして、私自身も6カ月前ぐらいにフェースブックを始めましたら、小学校時代の友人、中学校、高校、あるいは自衛隊時代の、もう二度と会うこともないだろうと思っていました友人たちとフェースブックでつながりまして、それをきっかけに友人たちと同窓会をするとか、東京に行ったときに、今東京にいるというようなことを書いたら、東京にいる仲間と出会えるというような、本当にすばらしい非常に強い力を感じておりまして、これはまんが博を進めていく上で非常に便利な強いPRのツールになるというふうに感じております。
そこで知事に提案申し上げたいのですけれども、いよいよ8月4日に迫りました2カ月前のこの時期に、ぜひ知事にフェースブックなりツイッターなりをぜひとも始めていただきまして、全国に向けての強いPRをしていただきたいというふうに思っております。といいますのも、特に影響力の強い方がツイッター、フェースブックを行うことで、特に大阪の橋下市長などがツイッターで書いたことなどがメディアに取り上げられたり、テレビに取り上げられたりというようなことがございますし、非常に注目度の高い知事の情報発信を求めている県民の皆様や全国の方も非常に多いと私は思っておりますし、フェースブックに至っては全世界で10億人程度が参加されているものでありますし、特に若い世代、日本でも非常に多く、ここでは福田議員や森岡議員や内田議員、国岡議員などもされておりますし、若い世代に向けた、まんが博に来ていただくような特に若い世代の方への強いPRになると思いますので、ぜひ知事にはフェースブックなりツイッターを始めていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
●平井知事
内田議員のほうからお話がございましたように、まずは見せ方だというのはおっしゃるとおりだと思います。そういう意味で話題をつくっていくということを心がけていきたいと思います。
先ほどのお話のありましたバードプリンセス、今伺ったら歌も歌い始めたそうでございまして、まずは関係者と話をしてCDデビューを果たしていきたいというふうに思います。AKBというような感じかどうかはちょっといろいろ議論もあるかもしれませんが、AKBの漫画版的なそんな感じがいたしますが、ぜひ世間に打って出たいと思います。
フェースブックとかツイッターにつきましては、今、県のほうでこのまんが博関連で立ち上げるようにいたしております。そこでスタートさせたいと思いますが、せっかくの御提案もございましたので、自分自身のことについても少し考えてみたいと思います。
○廣江議員
きのう私のほうで100社ほど集まってやる会合がありましたので、きのうの午前中からお願いして、もらえるようなパンフレットを米子まで送ってもらったりして、西部事務所に頼んでもいろいろなものがないわけです。説明に来てもらって、30分ぐらい時間をあげるから宣伝をしなさいと言ったけれども、パンフレットも何にもない。何かグッズでもあったら、それからシャツを着てるから、そんなシャツなどでも売るのだったら見本を持ってくれば、ここでちゃんと注文を受けてぱっとできるからと言うのだけれども、そんなものも何にもない。バッジもない、何にもないというので、これはいつの用意をしているのかなという感じ。
実際うちの職員もそうですし、何日からどこでどんなことがあるかというのがわかっていないというので、説明してもらったのですけれども、鳥取県内の事業所などでもわかっていない。わかとり国体では県民挙げてという感じが全国から来た人の胸を打ったのですけれども、それができる鳥取県民性ですので、それを生かしていくのが鳥取県の行事の一番の成功のもとだと思いますので。全県民がそれに参加する形で、さっきも出ました学校の問題もありますし、自治会、町内会などともどんな形で市町村から連携をとってもらっているのか知りませんが、そういうことをやったり、夏休みに入るわけでして、暑中見舞いの時期ですけれども、暑中見舞いのはがきをつくって、親戚や知り合いにでも、夏休みには鳥取に遊びに来いよと出させるようなこともできるし、そんなことがあるとよその県よりうまくいく鳥取県、今までそういうことで成功していますので、そういうことをうまくやられたほうがいいのではないかと思う。
特に、県民の中に知られていけば、そこらから何人かずつにPRが届けば、知り合い、親戚、全国に広がっていくし、その辺をうまくやられたらいい成果が上がるので、ちょっと時間的に厳しいのかもしれませんけれども、その辺をちょっとやっていただいたらいいなというふうに思います。
○野田議員
教育長にお願いしたいのですけれども、きょうから中国高校総体が始まります。したがって、福間議員もさっきおっしゃっていましたけれども、開会式等、そこの中で必ず一言しゃべっていただければ、多くの選手が集まりますので、宣伝になると思います。よろしくお願いします。
○山口議員
版権の問題はどうなったのだ。
●前田まんが王国官房長
今、小学館と話をしているところでございます。
○谷村議員
長谷川議員の質問で出てきていましたけれども、谷口ジローエクスプレスの話が出ていました。8月からということだったのですけれども、8月4日から始まるのに8月からではちょっと遅いと思います。最速で進めていただきたいと思います。
前回、協賛企業の話を、されたらどうかということで、検討されるということでした。きょうここに旗が立っていますけれども、旗の下のあたりにどこどこの企業が協賛しましたというような証拠になるような形で、いろいろな法人から募って、自分の会社に立てる旗にお金を出してもらったらどうかというふうに思いますけれども、そういった点についてはどうでしょうかということ。
最後に、入場料の件、きのう検討されるという話だったのですけれども、もう2カ月ぐらい前ですから、金額も決まってパンフレットにも載っているというような状況でないと、もしされるのだとしたらちょっと遅いのではないかと思いますので、その3点お答えいただきたいと思います。
●前田まんが王国官房長
初めに、協賛金といいますか、のぼりのことでございます。のぼりの下に会社名を入れて協賛金を取ったらどうだろうかという提案だったと思うのですけれども、キービジュアルを持っている小学館と協議をさせてもらったのです。基本的に下に会社の名前を入れることは、会社のいわゆる売名行為になるということでいけないということになったので、のぼりの下に名前を入れるのはできないということでございます。
2つ目の入場料の件でございます。資料の20ページを見ていただけますか。ゲゲゲの鬼太郎妖怪の森、水木しげる先生にちなんで境港でやるのですけれども、県の主催事業でございます。これを700円でやる予定にしておりますし、それから21ページの上の青山剛昌さんにちなんだ名探偵コナン巨大迷路で少年探偵団を探せ!、これは500円でやるようにしておりますし、22ページの名探偵コナン大泥棒トレジャーキングからの挑戦状!も500円ということで、いわゆる独立したイベントについて取れるところは取っていこうという考えで取るようにしております。
○谷村議員
のぼりの件はわかるのですけれども、私は上のアニメをとって、下に名前をつけたらいいのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
●前田まんが王国官房長
いろいろなのぼりがあるのはちょっとどうかなと思いますので、とりあえずこののぼりでいかせていただきたいと思いますので、どうぞ御理解ください。
◎伊藤美議長
そのほか。(なし)
御意見も出尽くしたようでございます。
●前田まんが王国官房長
議会の皆さんの御協力、PRが必要でございますので、知事のほうから議長のほうにのぼりを渡してお願いするということでよろしくお願いします。(拍手)
◎伊藤美議長
皆さんも頑張りましょう。(拍手)
では、これをもちまして全員協議会を閉会いたします。どうもありがとうございました。
午後4時35分 閉会
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