午前10時49分 開会
◎安田委員長
ただいまから中海圏域調査特別委員会を開会いたします。
本日の日程は、お手元の日程のとおりでありますので、この順序に従って議事を進めさせていただきます。
委員の皆様は、発言をされる際は必ずマイクのスイッチを入れるようにお願いいたします。
初めに、会議録署名委員を指名いたします。
本日の会議録署名委員は、上村委員と森委員にお願いします。
それでは、これより議題に入ります。
なお、質疑は、すべての説明終了後、一括して行っていただきたいと思います。
最初に、議題1、春秋航空によるチャーター便運航について、松田交通政策課長の説明を求めます。
●松田交通政策課長
お手元の資料の1ページをごらんいただきたいと思います。春秋航空によりますチャーター便の運航について御報告いたします。
今月、3月29日でございますが、上海の浦東空港と米子鬼太郎空港を結びます国際チャーター便の運航が予定されております。運航を行います時間は、米子に16時に着きまして、17時30分に出発するという予定で、1往復の運航という予定になっております。これは春秋航空が、エアバスA320といいまして、180席の飛行機でございますが、この飛行機を使って運航するという予定になっております。
このチャーター便を利用いたしまして、春秋航空が日本の国内でほかに就航しております茨城空港、高松空港を使った旅行商品が設定されておりまして、それで中国から日本への観光客の方々、逆に日本から上海方面への観光客の方々の旅行客を現在募集中でございます。
中国人の観光客の方々の行程でございますが、まず一つが、茨城空港に入りまして、東京とか大阪とかを回って、鳥取県を回って、3月29日のチャーター便で上海のほうに帰られるツアー、それからその逆のパターンで、3月29日に米子鬼太郎空港においでいただいて、それから鳥取県を回っていただいて、大阪、東京も回っていただいて、最後に茨城空港からお帰りになるツアーが設定されております。このツアーでは、県内の観光地も回っていただくという予定になっております。
また、日本人観光客の上海に向けてのツアーでございますが、一つが、3月27日に高松空港のほうから出発いたしまして、3月29日のチャーター便で帰ってくるツアー、それから3月29日に米子鬼太郎空港を出発いたしまして、4月1日に高松空港のほうから帰ってくるというツアーが現在設定をされておるところでございます。
これまで春秋航空の誘致につきましては、知事、副知事、また日中友好協会の藤井会長等が春秋グループの幹部等とも面談等をいたしまして働きかけを行ってきたところでございまして、このような取り組みの結果として、今回1往復ではありますけれども、チャーター便が実現する運びとなりました。
今回のこのチャーター便を定期便の就航実現に向けてのテストチャーター、それからことしが日中国交正常化40周年ということになります。それを記念した相互交流の機会となるチャーター、また、これを機会に上海のほうで鳥取県やまんが王国とっとりをPRすると、そういうチャーターとして位置づけまして、中国人の観光客の方にもおいでいただいて、相互交流の促進につなげてまいりたいと。できるだけ多くの観光客の方にも来ていただいて、鳥取県のよさというのを御理解いただいて、今後につなげてまいりたいというふうに考えておるところでございます。
◎安田委員長
続いて議題2、クルーズ客船「コスタ・ヴィクトリア」の境港寄港について、細羽文化観光局長の説明を求めます。
●細羽文化観光局長
資料の2ページをお願いいたします。クルーズ客船の境港寄港について御報告申し上げます。
県におきましては、境港が日本海拠点港に指定されたこと、またACTAへの加入、それから国際観光の推進という観点で、境港管理組合とともに境港のポートセールス、外国人観光客の誘致に取り組んできたところでございます。そういった中で、このたび境港に寄港するクルーズ客船としては過去最大となります、これはイタリア船籍でございますが、コスタ・ヴィクトリア号が6月7日に寄港することが決定いたしました。
この船の概要でございますが、(1)に掲げておりますように、乗船定員が2,000人規模ということで、非常に大きい客船でございます。この運航につきましては、韓国のロッテ観光開発というところが仕切っております。今回のクルーズツアーでございますが、上海を出発しまして、韓国、日本、それからまた韓国を経由して上海に帰るということで、延べ10泊11日のツアーでございます。境港のほうには、その下に運航ダイヤがありますが、6月7日、朝に入港いたしまして、夕方6時に出発するという日程になっております。この寄港にあわせまして、鳥取、島根両県で旅行会社のほうに売り込みしまして、鳥取県方面では2ツアー、島根県方面2ツアー、さらに皆生温泉の1ツアーということでのオプショナルツアーの設定ということで、今、準備が進んでおります。この寄港にあわせまして、地元側としましても歓迎イベント等の実施でお迎えをする予定でございます。
今後の対応でございますが、こういった大きなクルーズ客船寄港になりますと、たとえ日帰りであっても相当地域経済効果というのは期待できます。そういう意味で、ぜひこういったビジネスチャンスを生かそうということで、地元の観光のみならず、いろんな商工関係の団体の方々、いろんな方々と連携しまして、この受け入れ対策ということを進めていきたいと思っております。
その第一弾としまして、本日午後、米子商工会議所のほうで、ビジネスチャンスをみんなで生かしていこうという、そういった情報交換会、説明会を予定いたしております。この会には米子、境港の商工会議所の関係の方、また行政関係の方等々多数の方に御参加いただく予定でございまして、県のほうからも私どもの国際観光推進課長が参加をする予定にしております。
また、今回の実績を踏まえてさらなるクルーズ船の誘致ということに努めてまいりたいと思っております。
◎安田委員長
議題3、米川土地改良区の不適正経理に対する特別検査の概要について、中村農地・水保全課長の説明を求めます。
●中村農地・水保全課長
3ページの米川土地改良区の不適正経理について、特別検査を実施いたしましたので、その概要を御報告いたします。
まず、米川土地改良区の概要につきまして、5ページのほうにその概要を掲げておりますが、地区面積1,895ヘクタール、組合員数5,835人ということで、面積、組合員数とも県内一の土地改良区ということでございます。財政規模につきましては、23年度予算で一般会計、特別会計合わせまして1億6,000万円余の財政予算規模を持っている改良区でございます。
それでは、その概要につきましてお話しさせていただきます。
まず、2月20日に土地改良区の内部調査によりまして、会計処理に係る不明金があるということで、県にその一報がございました。その報告を受けまして、国と県の合同で特別検査を2回実施いたしました。2月21日から4日間、3月6日から7日間、計11日間検査をしております。
なお、この米川土地改良区に対しましては、これまで国が実施しておりますが、今回の不祥事を受けまして、国と県の合同で検査をしたということでございます。
まず、検査内容でございますが、土地改良区の内部調査の結果、それから運営状況等につきまして現地検査を行いました。まず、土地改良区から報告のありました内部調査結果の検証をいたしまして、次の1から5までの概要が明らかになりました。
まず、1で、地区除外決済金(転用決済金)、これは農地転用等をした場合に償還金等をさかのぼって返してもらうという転用決済金でございますけれども、その不明金が750万円余あったということでございます。内容につきましては、領収した現金が会計帳簿に記載されていないとか、会計帳簿の合計額が過少になっているというようなことでございました。
次に、社会保険料の不明金、これは健康保険とか児童手当とか、そういったものの社会保険料を社会保険事務所に納入する際に事業主負担額を過大に支出されていたということで、1,480万円余でございました。
次に、干拓地貸付金の不明金、これにつきましては、会計の中で地区除外決済積立金というのがあるわけですが、そこの支出額につきまして、干拓地貸付金という名称で支出されているのですけれども、その支出先が不明であるというものが2,065万9,000円あるということでございます。
次に、4として国営造成施設管理体制整備促進事業補助金、これは国の補助事業でございまして、事業主体は境港市と米子市の間接補助事業でございますが、その補助事業と国の施設管理委託費、これは国が直接土地改良区に施設の管理を委託しております。その分の不適切な執行が1,350万円余あったということでございます。
なお、内部調査で6,913万1,000円土地改良区のほうから報告を受けておりますが、これにつきまして検証いたしました。検証したところ、理事長の名義預金口座には入っているのですけれども、通常の正規の手続を経て収入予算に入っていないということが6,700万円余確認しております。ただ、これにつきましては実際の事業はやられているということで、そういった領収書等が確認できましたので、そこについては今回不適切という形には上げておりません。ただ、一部分の支出につきまして、補助金と委託費の間で、例えば電気代とか人件費とか、そういったものの重複、それから補助目的に合わない、例えば自治会経費等の計上があったということで、それにつきましての1,358万円余を不適切な執行という形で掲げております。
その他の不明金といたしまして、寄附金等が現金引き継ぎ簿に記載があったけれども収入命令書がないとかいったもの、それから研修会経費のうちに宿泊費が重複しているといったもの、そういったものが合わせて114万5,000円ほどあったということでございました。
なお、先ほど申し上げました金額につきましては、さらに国と協力して引き続き検証して金額を確定していきたいと考えております。
次に、土地改良区の運営状況の検証でございます。
まず、組織運営体制の整備でございますが、検査したところ、現金、預金通帳、公印、そういったものを前事務局長一人に管理させているという事実がありました。決裁につきましても前事務局長に一任したままであったということでございます。それから、会計担当につきましては、照合、検算等の事務を行っていなかったというようなことが検査で明らかになりました。
監査の適正化につきましても、事務局の提出資料を確認するだけの形式的な検査であったということであります。
さらに、積立金の繰りかえ運用の適正化でございますけれども、年度当初に賦課金収入があって運用していくわけですが、年度当初は賦課金収入がまだ入っていないということがありますので、積立金を繰りかえ運用しまして運用していくわけですけれども、その際に総代会の承認を得ていないというようなことも明らかになりました。さらに、会計主任、これは前事務局長のことですけれども、そういった組み替えをするに当たりまして、収入命令書や支出命令書の作成、あるいは理事長の決裁といったものをせずに金銭出納簿等の記帳のみで会計処理を行っていたということでありました。
次のページでございますが、今後の県の対応でございます。県は、今回の検査結果を踏まえまして、さらに検証した上で、土地改良法に基づきまして改善命令等を行っていきたいと考えております。さらに、先ほど申しました補助金等につきましては、国、市と協議いたしまして、最終的に不適切と判断されたものについては補助金返還等を求めていきたいと考えております。さらに、今回の不祥事を踏まえまして、内部牽制機能が欠落しているということがわかりましたので、理事や事務局職員等に対しまして、チェック体制とか会計処理の適正化等につきまして指導を強化してまいりたいと考えております。
さらに、ほかの県内の土地改良区、96改良区ございますけれども、今回の不祥事を踏まえまして、緊急に自己点検の実施を通知いたしまして、報告させまして、改善指導していきたいと思います。これにつきましては今月中に通知を出したいと考えております。さらに、特に財政規模の大きい土地改良区につきましては、24年度、緊急に追加検査を順次していきたいと考えております。
なお、これまでも研修等をやってきておりますけれども、理事長、事務局長等の役職員研修をやってきておりましたけれども、今回さらに会計担当理事や監事を含めまして、適正な会計処理について重点的に研修を実施してまいりたいと考えております。
◎安田委員長
続いて、議題4、中海護岸に関する最近の状況について、長本県土整備部次長の説明を求めます。
●長本県土整備部次長
去る2月7日に、本委員会安田委員長を初め、渡漁港につきまして御視察いただきました。大変ありがとうございました。その渡漁港につきまして、新たに工事が発注されましたので報告をさせていただきます。
工事内容といたしましては、渡地区漁港の北側地区の改修を行うものということでございます。あわせまして、その北側地区から市道に至る仮設道路の築造もあわせて行うということでございます。内容的には、工期がことしの3月9日から9月30日までということでございます。工事内容といたしましては、掘削、護岸ブロックの製作、据えつけということで、北側の整備ということでございます。
また、請負金額は1億1,970万円、税込みでございます。請負業者は、米子市に本社がございます株式会社大門建設工業ということでございます。これまでにも中海護岸の整備に当たりましては、県内企業への優先発注ということを訴えてまいっております。入札条件に西部地区に本社または営業所のある社ということで条件づけされまして、県内企業への発注がなされたということでございます。
今後、しっかりいきますように県としても協力をしてまいりたいというふうに考えてございます。
2番目に書いてございます、来年度、平成24年度における直轄事業の事業計画ということでございます。これまで12月9日付ということで御報告申し上げておりましたけれども、新たに2月20日付ということで公表されております。内容的には12月9日付と変わっておりません。渡漁港地区におきましては26年度の完成予定、また、空港南地区、大崎地区におきましては28年度以降完成予定ということでございます。24年の予算確保に向けて頑張ってまいりたいというふうに思います。
◎安田委員長
ただいまの説明につきまして、質疑等ございましたらお願いいたします。
○澤委員
文化観光局のほうで確認を何点かさせてもらいたいと思います。
今説明いただきましたけれども、まず、入港に当たっての各方面のツアーと書いてありますけれども、具体的にどういう内容のツアーなのかということが一つと、経済効果ということをちょっとおっしゃいましたけれども、少ないとはいえ経済効果を考えていると。どういう程度の規模なのか。もう一つは、きょう開催されるというこの内容、50名程度だと。どういったような方が今の段階で参加されているのか。この3点、ちょっとお願いしたい。
●細羽文化観光局長
澤委員から3点御質問がございました。
ツアーの内容でございますが、まだ最終決定にはなっておりませんが、大まかに言いますと、やはり鳥取県の西部地域、例えば水木ロードでありますとか花回廊でありますとか、そういった観光地をめぐるというのが一つ、それから、お隣島根県にも足を伸ばして松江城周辺、堀川遊覧、足立美術館というようなところ、さらには今回ちょっと新しく皆生温泉ツアーということで、これはまだ私も確認しておりませんが、できればここで1泊していただいて、船は出ますが、要は飛行機とかで移動してどこかで合流するとか、そういうバリエーションもできないかということでいろいろ提案しております。先ほど申し上げましたのは、その枠組みとしてはそういう枠組みでやりたいということで旅行会社のほうも言っておられますので、後はこれを具体的な商品という形で販売するということになります。いずれにしても、今回どの程度お客さんの反応があるか、非常にこれは今後の試金石にもなりますので、我々としてもよりいい中身になるようにということで、今旅行会社と詰めを行っております。
経済効果でございますが、先般の本会議の中でも知事がちらっと申しました。国のほうの統計調査といいますか、調査結果によりますと、外国人の方が日本に旅行した場合の1日当たりの消費額というのがありまして、それによりますと、年によって変動がありますが、大体1万1,000円とか1万2,000円ぐらい1日でお金を落とすという結果がございます。それで単純に今回2,000人の方がこの山陰で1日ツアーをされた場合には、単純な掛け算として2,000万円を超えるような経済効果も見込めるのではないかということでございます。ただ、その際には、ではお金を落とす仕組みというのが要ります。例えば1日のツアーですと必ず昼食はされますが、後は有料の観光施設、あるいは土産物を買う。やはりそこにいろいろお客さんがお金を使いたくなるような仕組みをつくっていくということが必要であろうと思いまして、3番目のところにもかかわりますが、そういう意味では単に観光業者、宿泊業者さんだけではなくて、土産物屋さんとか、いろんな要はお金が落ちるのにかかわりのありそうな方々にもぜひこのプロジェクトといいますか、こういう取り組みには加わっていただいて、一緒にいかにこの地域をこのクルーズを利用して活性化するか、そういう観点でのきょうの説明会でございます。
きょうの説明会開催の経緯としては、一つは、特に米子のほうの商工会議所等関係の方々から、今クルーズの誘致とかというのがニュースになっている中で、なかなか細かい情報がないというようなお話もありましたので、それで県、管理組合、商工会の方と御相談しまして、共催という形で本日の会は開催をすることにしております。したがいまして、出席者の多くのメンバーの方は米子、境港の商工会の関係者の方が中心になろうかと思っております。ちょっと名簿までは私も確認しておりませんが、そのような形での開催になろうかと思います。
○澤委員
今おっしゃっていただきましたけれども、それで、要は、質問の中にも出ていますけれども、受け入れ体制ということで、特に旅館関係から言われるのはクレジットカードのことなのです。特に中国で。ちょっと名称は忘れましたけれども。そういうインフラがまだこっちの中でほとんどできていないと。それについて、例えばこういう委員会の説明がしっかりとされるという、そういう保証といいますか流れができていないと、それは旅館にしてもやはりなかなか受け入れがいま一歩進まないのではないかと感じていまして、そういうところの力を入れたような説明会になればというふうな感想を持っているのですけれども、どうでしょうか。
●細羽文化観光局長
やはり受け入れ体制も非常に大事でございます。今回の説明会では、どちらかというと、今後こういういろんな計画がありますよと、こういうツアー、先ほど冒頭に申し上げたいろんな山陰をめぐるツアーというのが企画されてくると、その中でどうやってビジネスチャンスをつくるかというのがきょうの会の趣旨でございます。一方では、受け入れ体制につきましては、別途、特に昨年あたりから県のほうがかなり力を入れておりまして、これは国の事業も活用しながら、二次交通とかも含めて、またそれぞれの施設の受け入れ体制ということで、クレジットカードとか、いろんなサービス面での改善という取り組みを県内各地でやっております。その中の一つとしてクレジットカード、これは特に海外のお客さん側の視点で、これがぜひ必要だということはずっと聞いておりまして、その辺は繰り返し繰り返し県内の関係の方にも申し上げ、また、県としてもそういった受け入れ体制、クレジットカードも含めた体制整備の補助金というのも3年ぐらい前からつくっておりますので、そういったことを活用して、それぞれでぜひ進めてほしいというようなことも県としてもずっとお願いといいますか、皆さんには呼びかけはさせていただいているところでございます。
○澤委員
今補助金云々ということを言われたのですが、実際にどうなのですか。私の感じでは進んでいないというのが現実的な話でして、やはりそういうところも具体的につかんで教えていただくということも私は必要だと思っているのです。それなくして幾らかけ声だけかけても実態が進まないというふうにちょっと感じておりますので、それをまたつかめましたら、県内でそういうクレジットが使えるところが一体どのくらいあるのかと、具体的にちょっとわからないので、そういうところはまた調べてお願いしたいと思います。
●細羽文化観光局長
まず、旅館、ホテル関係でいいますと、特にクレジットカード、将来中国のお客さんを見込んだときに銀聯カード、これはデビットカードで、一般のクレジットではなくて銀行預金と連動したようなカードですが、これが不可欠であると言われております。そういった面で、主な旅館、ホテルではほぼそれに対応できるような体制になっていると私も聞いております。あと土産物屋さんとか、特に小規模のところではなかなかクレジットカードの導入というのが進んでいなくて、そこらあたりがやはり経済効果を上げる上で、クレジットカードの整備をどんどん進めるというのは県が呼びかけてもなかなかできない部分なのですが、それが大きな枠組みの中でビジネスチャンスがやってくるという中で、皆さんにそういう意識を持っていただいて、我々もそういう情報提供とか支援ということを行っていきたいと思っております。
○澤委員
よくわかりました。ただ、私が言いたかったのは、鳥取県内で実際にどことどことどこなのだという、そこをちょっとまず知りたかったものでお聞きしたので、そこのところを、今なかったら後でお願いしたいと思います。
◎安田委員長
それでは、また後でお願いします。
○浜田委員
春秋航空のチャーター便ですけれども、日本人が行く分についてはいいですが、中国からお招きする方の旅費、セット料金というのは日本円にして幾らになっているのでしょうか。
●松田交通政策課長
中国から日本に来られるツアーですが、高いというか、7万2,000円ぐらいのツアーと、安いので4万9,000円ぐらいのツアーが設定されておるというふうに伺っております。
○浜田委員
それに対する県からの補助、持ち出しはどれくらいですか。
●松田交通政策課長
これは従来からチャーター便の支援制度をつくっておりまして、ツアーにつきましては、1人当たり5,000円という形での制度がもともとありまして、それを支援するというような形になります。
○森岡委員
私からは、米川土地改良区の話でありまして、きのう農林水産商工常任委員会でも出たのですけれども、確かに内部牽制の強化を図ることは大事だと思うのですけれども、私はこの事件の問題は、10何年にもわたって公金が入っている団体の経理が見抜けなかったといいますか、それを許しておったという県や国のそれを監視する体制、仕組みにやはり問題があるのではないかというふうに思うのです。ですから、米川土地改良区さんが一生懸命頑張ろうが頑張るまいが、自分たちのお金をやりとりするものに関しては、はっきり言ったらどうでもいいわけです。ただし、公金が入ったり、国の施設を管理するという大事なものを担っているところのお金が10何年にもわたって不正があることがわからなかったということを少し問題意識を持っていただければと思います。これは農林水産部だけではなくて、ほかの部課も恐らくそういう問題を抱えるであろうと思いますので、これは県庁全体の問題として、しっかり重く受けとめていただきたいと思います。
コメントを求めるにしてもだれにも求めるわけにならないので。西山次長がいいかな。
●西山農林水産部次長
今回の検査というのは、初めて県のほうもこの米川土地改良区に検査に入りました。従来、国営の事業地区で一番県内では大きいということから、国が検査を過去にされてきたわけですけれども、初めて県のほうも入りまして、先ほどの資料でいきますと、組織体制が、規約、それから細則を持っておられるのですけれども、そのとおりに実施がされていないと、基本的な部分ができていないということを今回県のほうでも確認いたしました。
補助金の関係につきましては、先ほど説明がありましたように、県は間接補助事業で、市が直接検査、確認をやっております。今回、資料のほうには上げておりませんけれども、県、市で補助金の部分を合同で市が支出した補助金についても確認、検査をしております。市のほうは非常に丁寧に過去、点検をされているというふうな印象を持っております。証票のそれぞれについて確認をされていると。ただし、先ほど説明がありましたように2つの事業がございまして、一方は国が直接、一方は市からというふうなことで、その重複というのが市のほうがチェックされても確認ができなかったというふうな仕組みであったというふうなことだと思います。それぞれ国のほうの検査で確認ができなかったといううらみはあるのですけれども、基本的なところがやはりできていなかったということを徹底していく必要があるというふうに考えております。
○森岡委員
過去に国の会計検査の対象にはなっていないのですか、こういった国営事業の中身で。
●中村農地・水保全課長
この補助金につきましては会計検査の対象になっていますし、国の委託費についても当然会計検査の対象になっております。過去も会計検査も入ってきております。
○森岡委員
それでも見抜けなかったということですね、過去は。
●中村農地・水保全課長
はい。会計検査の結果では出ていなかったということです。
○森委員
私も確認させてください。米川土地改良区の件ですけれども、検査内容の1から5までということで、ちょっと整理させていただきたいのですが、4番の部分は、お金はちゃんと支出はしていたけれども、補助対象外のものを入れていたというような……。
●中村農地・水保全課長
一部あったと。
○森委員
それが1,358万8,000円ということで、これがどこかに行ってしまっているというわけではなくて、金は使ってしまっていたけれども、その証票書類はあるけれども、それが対象外のものであったと、こういうことですか。それで結果的に、新聞には1億2,000万円とか3,000万円とかと出ていたと思うのですけれども、不明金というのは1、2、3、5が結局どこかに行ってしまっているということで理解していいですか。
●中村農地・水保全課長
不明金といたしましてはそういう形になると思います。それで、補助金の部分につきましては、先ほど申し上げたとおり補助目的に合っていないということが出ましたので、そこの部分については今度は県のほうから補助金を返していただくという形になります。
◎安田委員長
課長、総額を言ってください。
●中村農地・水保全課長
5,770万9,000円です。
○森委員
あと一つですけれども、県に対しての報告が2月20日ということなのですけれども、これはどういった日付になっているのですか。要するに内部調査が終わって報告があったということなのですか。要するに何かそれ以前には全然報告も一切なかったわけですか。その報告の関係でお願いします。
●中村農地・水保全課長
実は最初の発端の経緯でございますけれども、2月15日に改良区のほうから県に不明金があるという一報がございまして、その後、2月20日に文書で報告があったということです。それまでは県に対してどうこうということはなかったということです。それを受けまして、すぐ県のほうも国に連絡して、すぐ現地検査に入ったということです。
○浜田委員
同じ問題ですけれども、お尋ねしますけれども、今後改善指導、指導強化ということになっているわけですが、国の会計検査、当てにならないというお話もありました。(笑声)ちょっと言い過ぎかもしれませんが、実態から見ますとそうかなというふうに理解を勝手にさせていただいておりまして、あわせて見ますと内部の理事会組織が体をなしていないということですね。それで、そこの体をなしていない理事会組織をチェックする体制も不十分であるということが言えるかと思います。そういう組織的な問題なども含めて、人的な問題も含めてあるにもかかわらず、研修をすれば改善されるというふうにお考えなのでしょうか。それをちょっと聞かせてください。
●中村農地・水保全課長
今回の検査をいたしましたところ、一番大きな原因というのはやはり一人の前事務局長さんにすべてを任せていた、その方が自由にやっていたということが一番の原因であろうと思いますけれども、ただ、そこのチェックを内部できちんとしておればこういうことが発生していなかったかもしれないということで、そういった組織の体制について、特に責任のある理事長さんとか理事さんとか、あるいは会計担当理事さんとか、そういった方々の再度の直接的な指導とかということは当然県としてはやっていかなければいけないと。ただ、それだけではなかなか難しいところもあると思います。実は昨日の常任委員会のほうでも御意見がありましたけれども、例えば外部からの監査役を入れてはどうかとか、それからさらに役員さんへの責任も含めて、土地改良区の中でやはりそういったことを自浄作用といいますか、そういったことも求めていかなければいけない、そういったこともあると思いますので、外部監査を入れていくということは非常に私どももいい考えであると思いますので、そういったことも含めまして、今後改良区さんのほうを指導していく中で、そういったことを提案していきたいと考えております。
○浜田委員
監事がいながら役割を果たしていないですね。理事会も組織がありながら役割を果たしていませんね。そこをチェックする国や県のチェック体制、それから専門家的な目というもの、そうしたチェックする体制側、もちろん組織は当然そうですが、それをチェックする体制に不備がなかったかどうかについてはいかがお考えですか。
●中村農地・水保全課長
実は、今まで土地改良区の検査につきましては大体3年に1回ぐらいの検査でございました。それは国のほうの通知もございまして、大体3年に1回県内を回るという形でございますので、現実に米川さんのほうも大体3年に1回ぐらい国が入ってきてやっていたということであります。
今回の不祥事を経まして、理事さん方に対しては、今後こういったことを踏まえまして、県のほうも監事体制とか理事のチェック体制とかについても当然指導していきますし、県のほうもさらに3年に1回とか、そういったことをもう一回再検討して、さらに毎年とか2年に1回とか、そういった形も含めて考えていきたいと考えておりますし、先ほど県の対応のほうで書いておりますけれども、一番規模の大きい改良区とか、そういったものについては影響も大きくなってきますので、そういったことも考えていきたいというふうに考えております。
○浜田委員
最後にしますけれども、今後の県の対応で2つ上げてありますけれども、これでは不十分だというふうに私は指摘させていただきたいと思いますので、先ほど後段に出てきました県の体制についてもきちんと体制固めをしていただきたいというふうに思ったりしますので、要望を出しておきます。
●西山農林水産部次長
補足をちょっとさせていただきます。
県の対応の中で、今回の米川土地改良区に対する部分で、アのところなのですけれども、改善命令を行うと。これは一言で書いておりますけれども、この中身がどういう形なのかというのは、恐らく委員の皆様はわかりにくいと思います。今回、国と合同で検査をやっておりますけれども、検査報告というのは今回国のほうが編さんをすることになっておりまして、これがちょっとかかる、4月いっぱいぐらいかかるのではないか。県のほうとしては早く編さんしてほしいのですけれども、それぐらいかかるというふうな見込みになっております。その中身は、問題があった点を指摘をする中身になっております。それに対してどう改善するかということを組合は理事会を経た回答を送ってくると。県なり国に送ってくると。それを改善するまで報告を求めていくという形をとります。ですから、今回問題があった点についてどのように内部で改善をされていくのかということをずっとチェックを続けて、それで改善がされない場合はもっと強い権限がありまして、例えば役員を改選を求めたりするような権限も持っておりますので、そういうふうな形の中で体制づくりを指導していくというふうな中身が入っております。
○稲田委員
私も土地改良区のことでちょっとだけ教えていただきたいと思うのです。私はこことは非常につながりが強くて、知った方もたくさんいらっしゃって、胸の痛むような気もしないでもないのですけれども、お聞きをしたいと思いますが、1点目は、3ページのアの1番の黒ぽつの最後のところですが、「会計帳簿の合計額の誤りがある。」という、ここのくだりですけれども、これは要するに、あとは全部故意が含まれているわけですね。不実記載にしても粉飾にしても何にしても故意がまざっておるわけですが、ここの会計帳簿の合計額の誤り、この部分は単純なミスなのでしょうか。どういうことでしょうか。ちょっと具体的に教えてください。
●中村農地・水保全課長
中身については、いわゆる収入整理簿とか金銭出納簿の合計額を正しく記載していないということで、横計がずっとあって、縦の部分で本来100万円なのに80万円にしているということで、その差額分については不明になっているという形になっていまして、例えばそういったものが意図的なものなのかどうかというのは、帳面しかないものですから、私どもはそこまでは判断しておりませんけれども、不明という形にしています。それが単純ミスなのか意図的なものなのかということについては、ちょっとわからないです。
○稲田委員
要するに農転の決済金なのですね。だから当然土地改良区としては、言ってみたらしなれた仕事です。やりなれた仕事にそういうミス、今話を聞けば、やはりそこのところは意図的なものがあるのでしょうね。そう解釈しないと、例えば8と書くところを10と書くというようなことは単純なミスとは言えない。わかりました。
それでは私も1点だけ。似たような問題、私自身も今回の議会の発言の中で、時間が4分ほどしかなくて十分に県の指導監査体制の問題について知事とも議論を、予告編だけやって本編ができなかったようなことだったのですが、6月にもう一回本編をやろうと思っておるのですけれども、やはり指導監査体制のあり方について、私も質問原稿を書くについて、いろいろ考えてみました。その中で、浜田委員と執行部の人をちょっと呼んで話したときに、こういう言葉が出てきているわけです。かつて湯原議員が在籍中にもこれについてはちらっと議論をしたことがあるように思うのですが、記憶があるのですが、要するに自浄作用ということですね。最終的には自浄作用を待たなければならない。究極はそこにあるわけですけれども、国の会計検査院のことについては私は触れませんが、県のこういう検査指導、そういったもろもろの監査の中で、執行部から出てくるのは性善説という言葉が出てくるのです。私は浜田委員とその話を聞いていて、唖然としたことがあったのです。それは某福祉関係の事件なのですけれども、孟子や老子ではないけれども、性善説だ性悪説だというのをごちゃごちゃ言っても私は始まらないような気がするのだけれども、依然として何かそういうような意識が県の職員の人の中にあるのではないか。この性善説というのを聞くのは1度や2度じゃないのです。我々は性善説に立ってやっているのですと。土地改良区も立派な公の仕事でありますし、福祉関係のことも非常に公の立派な仕事であるわけですから、性善説に立たなければならないことはもちろんなのだろうけれども、ただそういうもので済まされるようなことではない、そういうことで言い切れるものではないように思うのですが、それをどういうぐあいに考えていますか。
●西山農林水産部次長
難しい質問でしたので、ちゃんと答えられないと思いますけれども、農業団体の検査は、昔は農林部の中にあった時代がございまして、指導のほうと検査のほうと、同じ部内でやっておったという……。
○稲田委員
農林だけは指導検査というのだよね。
●西山農林水産部次長
もちろん指導の部分と検査の部分とは担当が違うわけですけれども、同じ部内にあったということがありました。片山知事の時代に、やはり同じ中で検査をばんばんやっている、指導のほうは何とか改善しようという、2つのミッションが違うということがあって、それで検査の部分は行政監察監のほうに独立をして離れて、部内のほうには指導の部門だけが残って、いわば隣というのでしょうか、同じ課の中で検査と指導がミッションが異なるような形で困らなくなったという実態があります。
実際、行政監察のほうの団体の検査を行う者は、国の検査、国の研修等もあるのですけれども、聞きますと、最近の国の研修等では、先ほどおっしゃいました性善説ではなくて性悪説のほうで検査手法を研修をしていると。いえば検査のテクニックというのもやはりあるわけでして、言ってみれば犯罪捜査につながるような手法を持ち込んで研修されているというふうに聞いております。
○稲田委員
私もまさにそう思う。これはやはり証拠調べなのですよ。よく県の人たちから聞く性善説だ性悪説だというような、そういうまさに情緒的な言葉でなくて、証拠調べだから、本当にきっちり話を詰めてかからないと検査や監査のときにはいけないと思いますよ。この問題だけではなくて、ほかのも全部そう。そして、片山さんがつくったのだけれども、私は行政監察監の監察のあり方もおかしいと思っています。直接米子の土地改良区とは関係がないからそのことについてきょうは詳しくは言わないけれども、そういう思いを持っています。
だからやはり所轄庁で、所管の部局でそこのところはきちんとした監査指導体制をとっていくということは、責任を持って、それは責任なのだから、だからそこの部分だけはきちんとやはり認識してほしいと思うのです。
そして、4ページで指導だ、アドバイスだなどというこんな生っちょろい言葉を使ってもらったって困る、正直言って。これは忠告ではないから。
●西山農林水産部次長
そのアドバイスという言葉はミスプリです。
○稲田委員
それならいいのだけれども、私も見てびっくりした、何だろうと。アドバイスなどというような言葉で、こんな認識だからだめだと本当は言いたいわけです。だから、監査をするにはやはり監査の目というものを監督官庁の、所轄庁の責任においてきちんとやってもらいたいということを申し上げておきたいと思います。所感があれば。
●西山農林水産部次長
今回の件については被害届を出されておりまして、恐らくこれから捜査が開始されて、警察のほうから県にも協力を求めるということが来ておりますので、いえば刑事事件の部分としてはそちらのほうにこれからゆだねるというふうな形になるというふうに思います。
検査のほうに関しては、県は今回初めて入ったわけですけれども、丁寧に検査をやっていきたいと思っていますし、改善もかけられるようにしていきたいと。
恐らく、役員責任という部分も他の改良区の方も注目をされているというふうに思います。それが一番の、研修と書いておりますけれども、そういうことにつながっていくのだろうというふうに思っております。
◎安田委員長
この件について、ほかに。(なし)
これ以外につきまして、何かございましたらお願いいたします。(なし)
それでは、意見が尽きたようですので、委員の皆様には御相談したいことがございますのでこのままお残りをいただきまして、執行部の皆さんには退席していただいて結構でございます。どうも御苦労さまでございました。(執行部退席)
お残りいただきましたのは、本委員会の活動報告についてでございます。
まず、本委員会の活動報告についてですが、本会議におきまして、各委員会の1年間の活動状況について報告することになっております。
本委員会の平成23年度の活動状況については、お手元に案を配付しておりますが、いかがでございましょうか。委員の皆様の御意見を伺いたいと思います。
いいでしょうか。
○稲田委員
今回神話博しまねのことが余り議題にならなかった。ここで初めて出てくる。7月だものね。それを調査して。
◎安田委員長
観光という点で……。
○稲田委員
一回見たほうが……。
◎安田委員長
調査に行く必要がありますか。まんが博にちなんで出雲まで行きますか。
ではそれは御意見として受けとめさせていただきたいと思います。
ほかにございませんでしょうか。
○内田副委員長
まんが博の米子の会場を見に行ったほうがいいと思います。耐震調査をされていなくて本当に危ないですよ。
○稲田委員
ふざけているときのうの常任委員会でも話したのだけれども、米子の会場が雪が降っているときの写真が使ってある。
○内田副委員長
耐震調査されていなくて、安田委員長の質問で、24年度に予算措置をすると言って、予算措置を見送りました、今回。やらないと危なくて仕方ない。
◎安田委員長
では、23年度でやったほうがいいですか。(発言する者あり)4月以降でいいですか。
○森委員
それを見に行っても、耐震が大丈夫か大丈夫ではないかなどはわからないと思います。
◎安田委員長
それで、しまね博も全部ソフト事業です。だから出雲大社へ行くしか手がない。これも全部ソフトです。13億円。似たような感じ。神々の国しまねは中海観光に関係する。
○稲田委員
観光旅行になってしまう。
◎安田委員長
だけれども、圏域の観光は対象なのです。だからどっちみち圏域の中でまんが博と連動してしまうのです。
○内田副委員長
どうせなら行くならまんが博の調査もして島根県も……。
○上村委員
県としての1300年の予算はどのくらいあるのか。
◎安田委員長
1300年は島根県の予算。鳥取県は関係ありません。
○上村委員
西部の市町村が入っている……。
○内田副委員長
山陰文化観光圏の中で……。
◎安田委員長
だから中海圏域の観光となるとやはり連動してくるので……。
○上村委員
年度早々にでも、4月、5月にやったらどうですか。
◎安田委員長
ただ、まんが博の会場は行けるかどうかわかりませんよ。
○内田副委員長
鬼ミュージアムとか、やはり米子市と村町の連動というのは見ておかないといけないのではないかなと。(発言する者あり)
◎安田委員長
だけれどもまんが博はうちではないので。
○森委員
準備しているところを見に行ったって、まだ何にもないがらんとしたところで、こういう計画ですという書面をもらうだけだ。(発言する者あり)
◎安田委員長
それで、活動報告については、最終文面は委員長一任ということで御了解いただけますでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
では、視察の件につきましては、また皆さんのほうでも何か……。
○稲田委員
1点だけ。本当は中海圏域という言葉にそぐうのかどうかわかりませんけれども、森岡委員もいろいろ問題にしていたけれども、みなとさかい交流館をこの委員会でも一回見ておいたほうがいいなというような気持ちが私はしているわけです。その他の項でちょっと言おうと思ったけれども、その他の項がなかったから言えなかった。
◎安田委員長
それはどうですか。(発言する者あり)みなとさかい交流館も所管外ですか。
それでは、西部議員懇談会で……。全部西部の人ばかりだから、ちょっと議題から外しておいて。
○稲田委員
特別委員会の付託事件にないからね。わかった。そういうことだ。これは見ておいたほうがいいと思う。
◎安田委員長
それでは、市民体育館と交流館と。
○稲田委員
市民体育館はがらんとしたものだ。
○森委員
見たってどうにもなりません。
○内田副委員長
いや、耐震化の問題で危ないですから、会場を変えなくていいのかなと。
○稲田委員
今からは日程的に無理だ。
○森委員
競技団体が借りていたものを無理やりに調整してもらってとっているから……。(発言する者あり)
◎安田委員長
その辺の論議はちょっと置いておいて、一応この活動報告は御一任いただいたということで、以上をもちまして中海圏域調査特別委員会を閉会いたします。
午前11時52分 閉会
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