平成24年度議事録

平成24年6月22日会議録

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出席者
(10名)
委員長
副委員長
委員
野 田   修
伊 藤   保
長谷川   稔
国 岡 智 志
興 治 英 夫
斉 木 正 一
安 田 優 子
横 山 隆 義
内 田 博 長
藤 縄 喜 和
欠席者
(なし)


 


オブザーバー
  正副議長 澤公明党幹事長 錦織共産党幹事長 広谷議員 谷村議員
職務のため出席した者
  野川総務部長外関係職員
職務のため出席した事務局職員
  有田事務局長 谷口次長 本家議事・法務政策課長外関係職員

1 開会  午前9時39分
2 閉会  午前9時56分
3 司会  野田委員長
4  会議録署名委員  内田委員、興治委員

 

午前9時39分 開会 

 ◎野田委員
 ただいまから、議会運営委員会を開会いたします。
 まず、会議録署名委員に内田委員、興治委員を指名いたします。
 これより協議に入ります。
 追加議案につきまして、総務部長より説明を求めます。

●野川総務部長
 6月4日の議会運営委員会でも口頭でありましたが若干御説明申し上げましたけれども、追加議案といたしましてお手元に配付のとおり公安委員会委員並びに収用委員会委員の任命につきまして追加で議案をお願いしようとするものでございます。公安委員会委員につきましては新たに松本典子氏を任命しようとするものでありますし、収用委員会委員につきましては淺井浩二氏を新たに任命、前田六仁氏、長井いずみ氏につきましては引き続き収用委員会委員にお願いしようとするものであります。よろしくお願い申し上げます。

◎野田委員
 ただいまの説明について、質問はございますか。(なし)
 それでは、追加議案の審議方法についてでありますが、本日の本会議の一般質問・質疑終了後、日程に追加し、知事の提案理由説明を求め、質疑、委員会付託及び討論を省略して、最終日に採決いたしたいと思いますが、よろしゅうございますか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようでありますので、さよう決定いたします。
 次に、議員提出議案についてでありますが、お手元に配付のとおり、これまで議会改革推進会議で協議され、先月の全員協議会、またパブリックコメントを経ました鳥取県議会基本条例であります。来週月曜日、6月25日に上程される予定であり、審議方法等につきましては改めて協議させていただきますので、御承知ください。
 次に、その他でありますが、さきの議会運営委員会において、議長より特別委員会の設置について提案がございました。 各会派で持ち帰っていただいたところですが、その結果を御報告願います。

○斉木委員
 設置について異論はございません。

○伊藤保副委員長
 異論ありません。

○長谷川委員
 結構です。

◎野田委員
 ただいま結果報告をいただいたわけでございますけれども、皆さん異論なしということでございますので、そのように進めたいと思います。

○錦織議員
 共産党も会派で話し合いましたけれども、中国広域連合ありきということで、中身が必ず参加するという方向ではなくて、前の関西広域連合のときのように参加、不参加も含めて調査検討するという意味でないと、最初からありきというやり方ではいけないというふうに私たちは思っています。参加するということがありきの委員会ではいけないというふうに思っています。

◎野田委員
 共産党さんの意見は聞き置くということで、オブザーバーでございますので、意見としてとらえさせていただくということで御了解をいただきたいと思います。
 それでは、議長提案のとおり、特別委員会を設置することとしてよろしゅうございますか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議がないようでありますからさよう決定いたしますが、正式には来週月曜日、6月25日に設置することといたしたいと思いますので、会派ごとに委員を人選いただき、本日中に御報告ください。
 その他、何かございませんか。

○錦織議員
 議会運営にもかかわることなので質問もしたいのですけれども、きょう地元の新聞に「まんが議会提案」ということで、きょう推進議員連盟の役員会を開いて決めるということですけれども、「全議員が」ということですが、共産党は議員連盟に入っていないのですけれども、そういう議員を含めてという提案をされると困るなとふうに思っておりますし、ここで非常に重大だと思うのは、伊藤議長の案では一般質問の最終日に着るということと、稲田議員が一番最後に質問されるのですけれども、議長の許可を得てまんが王国建国の決意を問うということで緊急質問されるというふうに書いてあるのですけれども、こういうことが緊急性があるのかということで、私はこれは議会の私物化だと思いますし、緊急質問にはなじまないというふうに思います。これまでもまんが王国はいろんな議員が質問もされていて、知事はその都度決意も示しておられるし、きょうもどなたかまんが王国のことについても質問されるし、別な方もされるわけですので、そういう議員に問うてもらう、そういうやり方でするのが私は筋だと思いますし、なぜこういうことを許可されるのかと。全議員挙げてやりたいという気持ちはわからなくはないですけれども、こういうことをやられると、県民からは一体何なのだというふうに、県民にとってはもっと危機的なこともたくさんあるのではないかというふうに思う中でやられるというのは、私は議会として県民から怒られるというか、そう思います。議会運営としても、議事運営としてもちょっと問題ありだというふうに思います。いい、いいで済む問題ではないと思います。

◎野田委員
 意見として受けとめさせていただきますが、議長がおりますので、議長から話をしていただきます。

○伊藤美議長
 本日の本会議の散会後、まんが議連の役員会で今後の方針を決めることにしようと思っております。きのう取材に応じたわけですけれども、今県下の駅、役場、公共施設、あるいは県の出先機関を見ても、資料が間に合っていないのかもしれないけれども、まんが博覧会が8月に迫っているのに機運が醸成されていないという気持ちが非常に強いもので、きのうずっと駅なども回ってみました。定例会は7月4日までですから、議会中に議会挙げて何とかしないと8月4日に間に合わない。そして、議員としてもし許されるなら各県議会にもお願いしたり、あるいは7月に入ると委員会の視察であちこち行きますけれども、そういうときにお願いしたり、そういう話をしないといけないと。きょうはその辺の今後の扱いを決めるような役員会にしたいと思って幹事長に話をしております。そういう中で私の思いを話したわけでして、提案ということでお願いしたいと思っております。けさ、議運委員長にもそういう話をしたところです。思いが一歩先走ったかもしれませんけれども、回ってみるとその辺が議会での質問以上に機運がなかなか醸成できていないということを私自身も強く感じておりまして、県民挙げて成功に向けて頑張りたいと。そのスタートとして、一般質問をずっと聞いた中で、最終的な決意を知事から議会に対して一言、県民に対して言ってもらおうということで提案したいと思っておりまして、当然その件については議運に相談する話でございますけれども、きょうの役員会でその方向づけを決めたいと思っておりますけれども、思いはそういう思いでございます。

○稲田副議長
 私の名前も出ましたので一言。
 このまんが博については既に予算の議決もしているわけでして、常日ごろから議長が言っておりますように議会の議決の重みという点において、やはり議決した以上はこれを何としても完遂していくという協力が必要であって、共産党員の方々だけが県民ではない(長谷川委員「それは言い過ぎです。議会の役割ということを言っておられるので」と呼ぶ)ということでありまして、県民の方々を回ってみて、皆さん方の御意見を拝聴すると、今ここに至って本当にこれを成功させなければいけないのだという思いが県民の皆さん方からはひしひしと伝わってくる部分があります。県を回ってみてください。そういう中で、改めて28日の一般質問最終日に知事の決意を問う。今までにたくさんの貴重な質問をいただいていることは事実でありますが、知事の決意を問うということでこういう記事になっているということであります。

○錦織議員
 共産党だけが県民ではないと。共産党とおっしゃったのですけれども、共産党だろうが自民党だろうが、まんが博というものに全員が賛成しているわけではないのです。(稲田副議長「それは済んだ議論だ」と呼ぶ)議会も責任をとおっしゃるのですけれども、執行責任は執行部にあるのです。盛り上げたいという気持ちはわかりますけれども……。

◎野田委員
 よくわかりますので、今錦織議員からございまして、それに対して議長、副議長の思いも話していただきました。皆さんもお聞きいただいたと思うのですけれども、とにかく県議会で巨額な費用を議決した、そして間近になっているまんが博を何とか成功させたいという思いの中でたまたま新聞記者がインタビューに対して先走ったような形になってしまいましたが、本来ならば議会運営委員会で話をして、ではどういう形でこれを取りまとめていくか、また本会議で取り扱うかということを話し合った結果であればよかったのですけれども、そこが順番が狂ってしまいましたけれども、議長の思いはそういうことでございますので、御理解をいただいて、まんが議連で方向性が決まると思いますので、それを受けて私どもで協議してスムーズな議会運営ができるようにしていきたいと思いますので、本日はこれでおさめていただけたらと思います。

○長谷川委員
 さき方、稲田副議長がオブザーバーの立場で発言されましたけれども、やはり議会の役割というのはあくまでも執行部に対して牽制するという機関なので、もちろんその目的を果たしていただきたいと私どもも旗を立てたりしております。しかし、だからといって議会全体が一色になってしまって、そのことについての批判的な意見とか、こういうふうなことをしたらいいではないかというような意見がだんだん挟みにくくなるということも戒めなければいけないと思うのです。成功というのにはいろんな形があるわけで、例えばポロシャツも全員が着用と。これは求めるということがせいぜいであって、着用しなければそれに反対しているというような空気になってしまうことが怖いのです。議会ですから、予算執行の上限額を認めているので、その中でいわゆる効率的に予算執行を行っていただきたいというのが議会人の態度であるわけですから、賛成しないものは議員ではないみたいなことはあってはいけないと思います。いろんな考えがあっていいはずです。(稲田副議長「そんなことは言っていない」と呼ぶ)

◎野田委員長
 長谷川委員の意見も受けとめましたので、きょうの議連できちんと話し合いがなされてこちらに報告があろうかと思いますので、それからまた皆さんにお諮りするということで、きょうのところはこれで終わりたいと思います。
 以上で予定しておりました協議事項は終わりました。
 なお、次回の議会運営委員会は、先ほど申しましたとおり議員提出議案の審議方法及び特別委員会の設置について協議するため、来週月曜日、6月25日、午前9時40分から開催いたしますので、よろしくお願いします。 
 これをもって議会運営委員会を閉会いたします。

午前9時56分 閉会

 

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