午前9時59分 開会
◎野田委員長
皆さん、おはようございます。やっと秋らしい気候になってきたわけでございますけれども、9月定例会を控えて議会運営委員会を開催させていただきます。よろしくお願いいたします。
ただいまから、議会運営委員会を開会いたします。
まず、会議録署名委員に安田委員、国岡委員を指名いたします。
これより協議に入ります。
9月定例会は9月18日に招集されますが、その付議案件について、総務部長より説明を求めます。
●野川総務部長
おはようございます。
お手元に予算関係の資料を何点かお配り申し上げておりますけれども、全体につきましては定例県議会付議案をごらんいただければと思います。
今回の9月定例県議会でありますけれども、御案内のとおり一般会計、病院事業会計、電気事業会計と予算関係3件、条例の設定でありますとか一部改正、条例関係が13件、工事請負などその他の案件が10件であります。また、報告案件につきましては毎回毎回職員の事故が大変多くて申しわけございません。恐縮でありますけれども、それらの報告案件、法人の経営状況報告も含めて6件お願いいたしております。政調会で説明しておりますので細かい説明は省略させていただきますが、教育委員会の委員、2人でありますけれども、10月に任期を迎えますので、教育委員会委員につきまして改めて追加で御提案させていただきたいということを議運の場で申し上げさせていただきたいと思います。
予算の概要につきましては1枚物をお配りしておりますけれども、これも政調会で説明させていただきましたので説明は省略させていただけたらと思っております。
以下、予算の概要、財源を含めて資料をお配りしておりますし、県債残高、基金残高等につきましても9月補正後のものを配付させていただいております。
◎野田委員長
ただいまの説明について、質問はございませんか。
○安田委員
教育委員の追加はいつごろになりそうですか。
●野川総務部長
一般質問の3日目、10月1日の一般質問が終わった後に追加提案させていただきたいと思います。
○安田委員
考える期間は何日くらいありますか。
●野川総務部長
1週間程度はあるのではないかと思っております。なるべく早くお示しできればと思っております。
◎野田委員長
安田委員に引き続いてでございますけれども、他県でのいじめということの中で、学校側の対応、市町村教育委員会の対応、県教委の対応、いろんなところでずれが来ております。
その中で、鳥取県知事が教育長、教育委員を任命するときに、自分の方針でこういう体制で鳥取県の教育行政をやりたいのだと。あなたは自分の意を酌んでくれますかと、それくらいの話をして、私は教育委員に任命されたならば一生懸命働きますと、そういうことがないと、知事はわからないわけだから、県の教育委員会がこの人がいいと出されて、内容も余りわからないまま、我々もわからないまま、地域の方がいいと言ったからよかろうという程度では、これではいい教育行政はできない、教育委員会というのはつくれないと思う。このことをもう少しきちんとした体制で、知事が議長にこういう方なのだと、総務部長も議運で説明するときにはこういう方だから、知事がこういうぐあいに話をして、鳥取県の教育はこういう感覚で取り組むのだと、意欲のある方だということを説明いただければ、ああそうだなということで皆が賛成する。そこまでもっていっていただきたい。お願いをしておきます。
安田委員がおっしゃった何日くらい検討する期間があるのですかとおっしゃったのもそういうところにあるのではないかと考えますので……。
○安田委員
補足するならば、やはり今の全国的な状況、そして県下でもないということは言えなくなりましたので、教育委員の存在の意味というものを考えたときに、この任命は非常に重たいものがあろうと。我々議会も同意をするからにはそれなりの調査というか、それなりの考えを持って受けとめて発言していかなければいけないのではないかと改めて思っていますので、どういう形でどなたが委員さんになってもらうようにお願いされたのか、そこも含めて、下世話な話ですけれども、簡単なものですからお願いしますと言われてなっておられるのではなかろうかと、そういう気もしないわけでもないので、そこのところを丁寧にお願いしたいと思います。
●野川総務部長
現在人選中でありますけれども、先ほどの御意見を十分重く受けとめまして、考え方、教育委員の重要性を含めてお願いをしてまいりたいと思っておりますし、その途中であります。実際の提案につきましては、今の御意見をしっかり踏まえて、経過を含めて御提案をできればと思っておりますので、よろしくお願いします。
○錦織議員
知事の意向に従うというと、結果的にはそういう方が選ばれるのかもしれないですけれども、広く教育行政などにかかわって見識を持たれた方がされるということであれば、あるときには子供たちの教育のために、知事の意見とは違うかもしれないけれどもやっていかなければいけないという場合もありますし、委員長がさっきおっしゃられたようなことを押しつけられるというのは余りよくないのではないかと。教育基本法だとかそういうことに照らし合わせると、やはり知事とは一線を画した、今は教育協定というものができましたけれども、あり方から見れば、あるときには知事の意向とは違うかもしれないけれども私はこうなのだということを言える方の方がむしろいいのではないかというふうに思いますので、余りそこのところに……。
◎野田委員長
錦織議員の受けとめ方もあるだろうし、私の言ったことを全部理解されていないと思いますので、やはりいろんな感覚の中で、例えば学校で起きた問題を教育委員会が直に答弁される。わからない者が答弁する。ではそれはどういう形かというと、教育委員会の指導主事が学校にこういうことですよと言いに行く。指導員だった方が校長になっているわけだから、そこに部下が行ってもうまく話が通じるわけはないし言えない。いろんなことを全部加味して学校と教育委員会がスムーズな形の中で何でも話し合って、知事の意向にも沿いながら、鳥取県の教育というものは、子供たちを育てるのはこういう方向なのだという形でやっていただけると大変いいと私自身が思うものですから、考え方はいろいろありますから。
○伊藤保副委員長
これは知事の専権事項だから知事に任せて、後は我々が判断すればいい話であって、我々の要望どおり知事がするわけではない。
◎野田委員長
総務部長の説明に対しては了解されたということで次に進みます。
次に、全員協議会の開催についてでありますが、資料2のとおり、知事より議長宛てに依頼がございました。
つきましては、中国地方における広域連合設立に向けた取り組みを議題として、9月18日の本会議散会後に全員協議会を開催いたしたいと思いますが、よろしゅうございますか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようでありますから、さよう決定いたします。
○錦織議員
これは事前に資料をいただけるのでしょうか。その日の朝に配られるというようなことになると……。
●野川総務部長
事前に配りたいと思います。
◎野田委員長
それでは、以上までを踏まえまして、議事日程についてでございますが、会期を25日間とし、日程を資料1のとおり決定してよろしゅうございますか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようでありますから、さよう決定いたします。
次に、県政に対する代表質問でありますが、人数は自民党1名、絆1名とし、順序は自民党、絆としてよろしゅうございますか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようでありますから、さよう決定いたします。
なお、今回は自民党は内田博長議員、絆は興治英夫議員が行う予定であります。
次に、代表質問、一般質問及び質疑に対する答弁者の追加についてでありますが、議会運営等に関する取扱要綱により、資料3のとおり知事より議長宛てに届け出がございました。まんが王国官房長を追加指定するものでありますので、御承知ください。
次に、発言通告書の提出期限についてでありますが、代表質問は9月18日の午後1時まで、一般質問及び質疑は9月24日の午後1時まで、また、討論の通告期限は、知事提出議案に係る討論については、反対討論が10月10日の常任委員会終了後速やかに、賛成討論が10月10日の原則午後5時まで、議員提出議案に係る討論については、反対討論が10月11日の午後1時まで、賛成討論が10月11日の午後5時まで、以上のとおり決定してよろしゅうございますか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようでありますから、さよう決定いたします。
次に、議員提出議案の提出期限についてでありますが、10月11日、午前9時30分開催予定の議会運営委員会において報告する申し合わせとなっておりますので、御承知願います。
次に、請願、陳情の受け付け期限についてでありますが、9月18日の正午まででありますので、御承知願います。
次に、その他であります。
私の方から1点ございますが、「議事運営に関する留意事項について」ということで資料4をお配りしております。繰り返しのこともございますが、改めて会派内で周知願えればと思います。
この件に関して、事務局に説明させます。
○本家議事・法務政策課長
議事運営に関する留意事項ということで4点ほどまとめております。1番目、夏季における会議の際の服装についてということで、5月11日の議運で申し合わせをさせていただいたところでございます。本会議については上着、ネクタイとも着用しなくてもよい。開襟シャツを着用してもよい。委員会については、本会議の取り扱いに加えて執行部職員はポロシャツを着用してもよいということで、期限は10月末まででございます。
携帯電話の規制につきましては、本会議場、委員会室等、この場もそうなのですけれども、持ち込まないということで7月3日の議会運営委員会で申し合わせされております。
3番目です。一般質問における所管委員会事項の発言等の取り扱いにつきましては、6月と9月の定例会については撤廃ということで試行中という形にしております。この9月定例会が終わりましてから、改めて試行状況を検証することになりますので、よろしくお願いしたいと思います。
4番目の質問時における議事進行ということで、今現在議長の議事の進行といたしましては、代表質問、一般質問を問わず、(1)本質問で質問されていない答弁者に対して追及質問において初めて質問された場合、(2)本質問において質問されていない項目について2番目以降の追及質問において初めて質問された場合は、発言通告書の項目、答弁者の指定のあり、なしにかかわらず答弁を求めない取り扱いにしております。要は、追及質問はあくまでも本質問を深掘りするためのものですので、本質問にない項目とか答弁者については追及質問で初めてあったとしても答弁は求めないということでございます。
○錦織議員
4番目ですけれども、具体的にこれまでの議会などではどういう取り扱いになっていたのでしょうか。そういうことがあったのかなかったのかということと、あった場合にはどういう判断をされたのかということと、こういうことが申し合わせで今まであったのですか。ちょっとそのあたりを聞きたいのですけれども。
◎野田委員長
こういうことがあったという中で、議長が議場においては全部差配するわけですから、その点はそれなりに今日まではうまくいっていると思いますけれども、やはり議長の悩みもございますので。
○伊藤美議長
当然です。ですから、今まであったかなかったか、1回あったかもしれません、警告して。それは本質問になかった質問ですからということで中断を求めたと思います。(「了解」と呼ぶ者あり)
◎野田委員長
その他、何かございませんか。(なし)
以上で予定しておりました協議事項は終わりました。
これをもって議会運営委員会を閉会いたします。
午前10時17分 閉会
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