開催概要、資料はこちらです。 |
出席者
(8名) |
委員長
副委員長
委員 |
前田 八壽彦
福田 俊史
国岡 智志
稲田 寿久
興治 英夫
藤井 省三
藤縄 喜和
銀杏 泰利
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欠席者
(なし) |
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説明のため出席した者
中山企画部長、細羽文化観光局長、古賀県土整備部長、石田警察本部長外各次長、
課長、関係職員
職務のため出席した事務局職員
上月調査課課長補佐、山崎議事・法務政策課課長補佐、五百川調査課係長
1 開会 午前10時00分
2 閉会 午前11時32分
3 司会 前田委員長
6 会議録署名委員 稲田委員、国岡委員
7 付議案件及びその結果
別紙日程表及び下記会議概要のとおり
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午前10時00分 開会
◎前田委員長
おはようございます。
ただいまから企画県土警察常任委員会を開会いたします。
本日の日程につきましては、お手元のとおりでございます。
会議録署名委員の指名をさせていただきます。稲田委員と国岡委員にお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
それでは、3番目の日程の付議案の審査に入りたいと思います。
議案第1号、第9号、第10号、第13号、第14号、第16号、第17号とありますが、質疑、討論のある方はお願いします。(なし)
では、採決したいと思いますが、一括でよろしいでしょうか、議案ごとでいいでしょうか。(「一括」と呼ぶ者あり)
では、一括ということにさせていただきたいと思います。
それでは、ただいま申し上げた付議案に対して、賛成の方の挙手をお願いします。(賛成者挙手)
賛成全員であります。したがいまして、本委員会に付託されましたすべての議案について、原案のとおり可決または承認すべきものと決定いたしました。
日程の4、請願・陳情の審査を行いたいと思います。
新規分、陳情24年10号につきまして、意見を伺います。どなたかありましたら、どうぞ。
○福田副委員長
陳情24年10号について意見を述べたいと思いますが、住民の安全・安心なくらしを支える交通運輸行政の充実を求める意見書の提出についてということでございます。
平成22年の6月22日、政府は地域主権戦略大綱を閣議決定し、国の出先機関について原則廃止の方針を明確にしておりまして、本県においても関西広域連合として出先機関の移譲を求めるとともに、中国地方知事会でも移譲に向けて、特定広域連合の設立に向けた準備を進めていることで合意していることから、不採択とすべきだと思います。
◎前田委員長
採決いたします。
福田副委員長から意見がございましたが、不採択に賛成の方の挙手を求めます。(賛成者挙手)
賛成多数でございますので、不採択と決定いたしました。
次に、日程5、報告事項に移ります。
まず、企画部からお願いしたいと思いますが、5のイオンレイクタウン鳥取県フェアの開催結果については文化観光局から一括して説明するということですので、1から4ということで、まず企画課が2項目ございます。
●亀井企画課長
企画部の資料の1ページをお願いいたします。
◎前田委員長
読み上げなくてもいいですから、ポイントのところだけ言ってください。
●亀井企画課長
まず、1項目めの国の出先機関改革に係る動きにつきまして報告いたします。
大きな1番の政府の「アクションプラン推進委員会」でございますけれども、政府のアクションプラン推進委員会が6月8日に開催されまして、その場で、2ページ以降につけております国の特定地方行政機関の事務等の移譲に関する法律案の概要が示されております。あわせまして、市町村の意見反映の仕組みの案が示されております。
2ページ以降のところにつきましては、一度この委員会でも概要を説明させていただきましたので、8ページをまずお開きいただきたいと思います。
この件につきましては、市町村サイドのほうから、災害時における対応でありますとか、予算配分でありますとか、市町村の意見をどう反映するのか、そういった意見がこれまで寄せられてきておりますが、それに対しまして、内閣府のほうが、市町村の意見反映の仕組みの案として示しましたのが、この8ページ、9ページの資料でございます。
1番の趣旨のところを見ていただきますと、2行目の終わりのところでございますが、事務等移譲計画の作成、移譲事務等の実施に関する計画、広域連合サイドのほうが移譲事務をどのように運営していくのか、そういったことにつきまして計画を策定するのにあわせまして、その際に市町村の意見を聞くと、そういったことに加えまして、広域連合側と市町村関係者とが協議する場、協議の場の設置を求めようと、こういった案が示されたところでございます。
いま一度1ページに戻っていただきたいと思います。1番の(2)で、このアクションプラン推進委員会に関西広域連合として提出しました意見につきまして記載しておりますが、その詳細、実際に会議に提出された意見につきましては、この資料の10ページ以降につけております。大きく(1)から(8)まで1ページのところに記載しておりますが、ポイントだけお話をさせていただきます。
まず(1)番目ですけれども、移譲事務等の根拠となる法律につきましては、法案にすべて明記をすべきということ。それから(4)番目でございますが、先ほど申しました市町村との関係におきましては、広域連合サイドと市町村との協議の場、こういったルール化を図るべきであるということ。それから(5)番目でありますけれども、これは奈良県が想定されている議論でありますけれども、特定広域連合が包括すべき移管対象となる国出先機関の管轄区域については、地方の実情に応じて柔軟に判断すべきであること、こういったことを含めまして、8項目につきまして意見を提出したところでございます。
大きな2番で、国の出先機関の事務・権限の移譲に係る法律案の今国会提出に係る要請等ということで、現在まだ法律案につきましては閣議決定されていない、国会に提出されていないといった状況でございまして、(1)に書いております嘉田関西広域連合国出先機関対策委員長のほうから、6月13日に要請、それから21日におきましては井戸関西広域連合長、それから嘉田委員長のほうから法律案の早期提出を求めるコメント、こういったものを発出しているところでございます。具体的には資料の15ページ、16ページに添付しているところでございます。
大きな3番で、中国地方知事会における共同アピールにつきましては、さきのこの常任委員会で報告をしております。具体的には資料の17ページ、18ページに添付をしておりますので、ごらんいただきたいと思います。
別紙で、関西広域連合議会6月臨時会及び関西広域連合委員会の概要についてということで、2項目めを報告資料をつけております。別紙ということで、別冊になっているものでございます。
おめくりいただきまして、1ページ目をお開きいただきますと、まず1番で、関西広域連合議会6月臨時会でありますけれども、おととい、6月30日の土曜日に大阪市内で開催されました。その概要につきましては、(2)で概要と記載しております。(1)で議長、副議長の選挙、(2)で関西広域連合議会委員会条例の一部改正等につきまして記載しておりますが、(2)のところでありますが、これまで常任委員会が総務の常任委員会1つだったのに加えまして、新たに産業環境、防災医療、この2つの常任委員会が設置をされまして、本県選出の藤井議員を含めまして3人議員がここに記載の委員会のほうに所属をするということになったところでございます。
あと、監査委員の選任、(4)で一般質問ということでございますが、本県からは藤井議員が広域観光分野の重要性と期待等に関する質問をされました。(5)で意見書、(6)で決議と書いておりますが、国出先機関の移管に伴います意見書、決議につきまして、具体的には意見は3ページ、決議は4ページのほうに添付をしております。
次に2ページのところでございますが、次回の関西広域連合議会は、8月定例会ということで、8月23日に鳥取県で開催されることになっております。
大きな2番で、第22回関西広域連合委員会ということで、知事の集まりのところでございますが、これは議会に先立って同日行われました。(2)で委員会の概要でございますが、(1)で今夏の節電目標・節電対策についてということで、関西電力エリアにつきます節電目標、節電対策につきまして議論等が行われたところでございます。2つ目の黒ぽつでありますけれども、関西電力のエリアにおきます大飯原発の再起動に伴うことしの夏の節電目標等の改定方針を決定したところでございます。
そのほか、(2)で国出先機関対策につきまして、先ほど述べました委員会の結果が報告されました。(3)で広域産業振興局農林水産部の体制整備についてということでございますが、本議会の一般質問等でもございましたが、関西広域連合の中で第1次産業についてもきっちりと議論をしていこうということで、広域産業の分野の中で農林水産部を整備すると、そういったことになったところでございます。
その他ということで、今議会でも議論していただいております京都、神戸の加入に伴う議決の状況、あと協議会ということで、今後はテーマに応じた意見交換等も積極的に進めていこうという議論が行われたところでございます。
◎前田委員長
次に交通政策課、松田課長から2件。
●松田交通政策課長
企画部のもとの資料の19ページをごらんいただきたいと思います。若桜鉄道株式会社の第25期定期株主総会が去る6月26日に開催されまして、平成23年度の営業報告等が承認されましたので、御報告いたします。
まず、列車の利用状況でございますが、普通旅客が東日本大震災による観光旅客の減等によりまして5%減となりまして、また通勤旅客も減ということになりましたが、通学旅客、鳥取方面から八頭高校への通学客がふえまして、これは郡家から八頭高校の通学定期の割引を行ったという関係がございまして、これが大幅増で、13%の増ということになりまして、トータルといたしましては、前年と比べまして6%の増ということになりました。
収支の状況でございますが、営業損益につきましては、増加いたしました郡家~八頭高校間が非常に短距離であったことによりまして大きな収入とはならなかったこと、そして車両修繕等がふえたことによりまして、約968万円の赤字ということになりましたが、収支全体では、SL体験運転や売店等の売り上げなどのいわゆる営業外収入という部分がございまして、これがふえたということで、トータルといたしまして、経常損益としては約87万円の黒字ということになりました。
また、平成24年度の利用促進の取り組みといたしまして、蒸気機関車でありますとかあるいは転車台、トロッコ列車、ブルートレイン等を活用した観光利用のほか、また引き続き沿線の乗車運動などの取り組みを進めて利用促進を図っていくということになっております。
続きまして、20ページをごらんいただきたいと思います。特急スーパーはくとでの車内販売の実施計画につきまして御報告いたします。
県内のイベントや観光地、県産品などのPR及び販売を行いまして、観光誘客や県産品の販売促進を図るために、特急スーパーはくとに観光物産アテンダントを試験的に乗車させまして、その効果の検証を行うという計画をしております。JRでありますとか智頭急行等の関係先と調整の結果、実施計画が固まりましたので御報告をいたします。
実施の期間でございますが、ことしの8月から1月までの半年間、販売の実施の区間でございますが、鳥取駅から上郡駅間でございます。販売を行う便でございますが、上りでいきますと4号、6号、8号、10号、下りの3号、5号、7号、9号という4往復で観光物産アテンダントの乗車というのを実施して、販売等を行う予定としております。受託予定事業者はアベ鳥取堂でございまして、5人の雇用を予定をしております。
販売内容でございますが、弁当、飲料あるいは食べ物あるいは土産ということで、県産品等の販売等を行うという予定にしております。そのほか、まんが博でありますとか、特産品の広告の入った紙お絞りも配布するという計画となっております。
◎前田委員長
企画部の説明に対しまして御意見のある方、お願いします。
○銀杏委員
国の出先機関改革に係る動きについてというのがもう少しよくわからないので、関西広域連合なり鳥取県なりは、一応国が示した案でいいというふうに考えているのでしょうか。当初の国出先機関の原則廃止という理念からすると、新聞報道では、ごくごくわずかな内容の事務移譲になるのではないかというふうな記事も出ていたのですが、もういいと、国の出してきた案でオーケーですよということを言っているのかどうなのかが何となくわかりづらいのですけれども、教えていただきたいと思います。
●亀井企画課長
国の出してきたものでは全く不十分だというのが、関西広域連合もですし鳥取県もそういった考え方でおります。まず、丸ごと移管というものを求めておりますので、出先機関はまず原則廃止して、事務を全部地方に持ってこいというのが主張です。今の国が示しております案は、3つの機関につきまして、全体で3割しか移管しないという案を示しておりますので、これは全く不十分というのが、関西広域連合もですし、鳥取県もそういった認識でございます。
○銀杏委員
各広域連合なりからの要望書ですか、意見とか、きょうもらったので中身は見ていないのですけれども、それは十分反映されているのですか。ぱっと見た感じ、何となくそういった内容に読めないのですけれども。
●亀井企画課長
鳥取県なり関西広域連合が要望している案には全くなっておりません。特に移譲する事務ということに関しましては、そういったことにはなっておりません。ただ、本日示しました資料の中でいきますと、3ページをごらんいただきたいと思いますが、3ページの頭のところで、まず移譲される対象行政機関といたしましては、経済産業局、地方整備局、地方環境事務所、この3つがまず上がっております。その中で、その下に(3)移譲事務等と記載してありますけれども、この3つの機関に関しまして、法令の規定により特定広域連合等の長に移譲される措置の対象となる事務等をいうと書いてありまして、何のことかわかりませんけれども、実際内々で出ております法律の案を見ますと、法律名がずらっと上がっているのですけれども、その中で政令で定めたもの、そういったものを地方のほうに移管しますよということになっておりますので、政令でいかようにも抜き差しができると、そういった法律上の構成となっております。
その中で政令の定めによって地方に移管するという形で考えられているものが、この3つの機関につきましては大体3割ぐらい、そういったものを地方に移管すると、そういった形で検討が進められるというふうに聞いているところでございます。
ただ、これは出先機関を原則廃止をするのだということに比べますと、3割を移管して、では7割はどうするのだと。出先機関を残すのかということになりますので、そういった閣議決定された原則からいきましても、全く地方の意見は反映されていないというのが我々の認識でございます。
○銀杏委員
ただ、要請文とかコメントとか読んでみましても、そうした内容になっていないですね。こんな要請文でいいのですか。というのが気にかかるものですから、おおむね了承のようなふうにも読めないことはないのですけれども。
●亀井企画課長
10ページをお開きいただきたいと思います。例えばということで、関西広域連合のほうが出しました意見でいきますと、10ページのところで1番、移譲事務等の根拠となる法律は法案にすべて明記すべきということでございますが、ここのところで今申しましたようなことが頭の3行のところに記載されているところでありますけれども、移譲の例外とする事務等を肥大させないためにも、移譲事務等の根拠となる法律はすべて明記すること、こういったことは当然であるということで、政令による移譲の例外は最小限とし、国出先機関を残存させないこと、こういったことを関西広域連合としては明確に述べているところでございます。
一方で、国出先機関の事務の移管というのが一向に進まない中で、とにもかくにもそういったフレームをまず足がかりとしてつくるべきではないかという議論も一方でございます。ですので、不十分でありましても、まずは法案を国会に出させて、そこで公開の場でいろいろと議論をする。そういった形に持っていくべきではないかという議論もございまして、こういった意見は一方で言いますけれども、法案はとにかく早く出して、国会の中でしっかりと議論をしていただきたいと、そういったスタンスもあるところでございます。
○福田副委員長
交通政策課に質問させていただきたいと思います。
若桜鉄道の株主総会が終わって、近年観光面での黒字化ということで大変喜ばしいことなのですが、大株主であります沿線町村や、またそれに対して県も近年大変バックアップしていただいておりまして感謝しなければいけませんけれども、他の株主ですね、要は県内にあります金融機関なんかも株主ではないかと思うのですが、そういう他の株主さんというのは、若桜鉄道に対してどういう支援といいますか、そういったものをされているのか教えていただけませんでしょうか。
●松田交通政策課長
確かに県とか地元の両町以外にも株主さんがいらっしゃいまして、株主としては金融機関等もおられます。その辺の具体的なところで、見える形で、利用の部分で数字としてこんな形で御協力いただいているみたいな形では出ておりませんけれども、確かに同じ株主として、やはり会社の経営ということに関しましては、当然注視して見ていただかないといけないと思いますし、会社の経営がうまくいくように、その辺は株主同士でも連携をしながら、やっぱり利用促進も含めて取り組んでまいりたいというふうに考えております。
○福田副委員長
やっぱり株主責任というのは多分あるだろうと思います。非常にいい効果が最近出てきているので、企業のCSRとかいろいろなことを言われる中で、ぜひとももっと積極的に取り組んでいただけるように、県のほうからもよろしくお願いします。
もう1点、スーパーはくとの車内販売についてお伺いいたしたいと思いますが、販売内容はここに書いてあるということでわかったのですけれども、例えばシーズン中、二十世紀梨とかそういったものを例えばサンプルで食べていただいて、そこで注文を受けてお送りするようなシステムというのはないのでしょうか。ここに書いてあるものであると、そんなに目新しい感じはしなくて、オリジナリティーといいますか、そこで注文を受けて、その後送っていくような、例えば今6次産業化とか言われていますけれども、結構いろいろなものがあると思うのです。そのあたりちょっと教えていただけますでしょうか。
●松田交通政策課長
現時点で、販売品目として考えているという部分を資料のほうには記載をさせていただきましたけれども、今回、目的としてはそこで売るだけではなくて、やはりこういう機会で県のPR、あるいは県産品をよく知っていただくということが当然その目的でございますので、その体制とか、どこまでアテンダントの方にやっていただけるかという部分はあろうかとは思いますけれども、できる限りいろいろな形でPRなり販売等も、例えばそこで注文を受けるとかいうことも含めて、どこまでできるのか、よくその辺は調整をして、できるような方向で調整をしてまいりたいと考えております。
○興治委員
出先機関の廃止の関連なのですけれども、関西広域連合議会が決議している決議の中身を見ても、6月に入ってから全国市長会が出先機関の移譲については慎重にしなさいという決議を採択をしていると。かつ、関西広域連合及びその構成府県においても、地元の市町村に対する十分な説明がされてこなかったということも1つの原因としてあるのではないかと書いてあるのですけれども、そのあたり、鳥取県の場合は、市町村からの意見を県として把握しておられるのかどうか、把握しておられるのであれば、どういった意見があるのかという点について。それと、国民健康保険についてですけれども、国のほうでは、保険者が現状では市町村になっているのですけれども、それを広域でやろうと、都道府県を1つの単位としてやろうという方向が出されていると思うのです。このことについては、すべてではないですけれども、一部市町村長なんかの意見を聞くと、そうあるべきだという話もあるのです。
そういったことも含めて、鳥取県の中で、県と市町村の間で十分な意見交換がされているのだろうかという気もするわけです。そういったところについての現状がどうなのか、教えてもらえたらと思うのですけれども。
◎前田委員長
今保険の話をされましたけれども、権限移譲の論議にはなっていないですよ。ですから、それは外して。
○興治委員
市町村との関係の協議の話をしているので。
◎前田委員長
広域連合の移譲対象の話なのですよ。それは民主党が言っている保険の話でしょう。
○興治委員
いや、移譲対象も含めて、市町村との間での協議はどうなっているのですかということですから。
◎前田委員長
移譲の対象の話で亀井課長に答弁を求めます。
●亀井企画課長
中国知事会におきましては、6月1日に検討を進めようということで合意をいたしました。まず、それまでの間におきましては、知事と町村長がそういったことについて話をする場が1回設けられております。その際には、まだ経済産業局をという話ではございませんでしたので、当時話に上がっておりましたのは、移管対象となっている経済産業局と地方整備局と地方環境事務所、こういったものについて、今関西広域連合のほうでということを前提としてお話をさせていただきました。その際には、やはり災害のときについての不安があるという声でありますとか、予算配分につきまして、中国で連合つくったときに、小さな県、鳥取県でちゃんとした予算配分が得られるのか、そういったことについての不安ですとか、そういった声が寄せられました。
6月1日に中国知事会といたしまして検討しましょうということで、知事の間で合意をしたところでございますが、その後、企画部長と私どものほうで、まずは町村の副町村長さんにお話をさせていただきました。それから、本日は町村長さんの役員ということで、全員ではございませんが、町村長さん側のほうにお話をさせていただくということにしております。あしたは4市お集まりいただきまして、企画部長のほうからお話をさせていただいて、意見交換を行うという段取りにしております。
今議会が終わりますと、東部、中部、西部の3つのブロックに分けまして、県と市町村との行政懇談会を盆までに予定をしております。3つのブロックで行います県、市町村の行政懇談会におきまして、知事から各市町村長に対しまして、広域連合につきましての現状、考え方、そういったことを説明させていただきまして意見交換を行うと、そういった段取りをこれから考えているところでございます。
○興治委員
緒についたようなところですね。今まさにやられている最中で、これから8月に向けてさらに充実したものがなされるだろうなと、今の話を聞いて思いました。県内の市町村との意見交換については、やっぱりしっかりとやっていただいて、鳥取県としての一体的な推進ができるように、ある意味、関西広域連合にしても、中国広域連合にしても、その中で、小さな県であるがゆえに、市町村との関係もスムーズにいっているというようなあたりを示して、その先導役になるようなつもりで、ぜひ取り組みを進めていただきたいと思います。
◎前田委員長
そのほかございませんか。(なし)
では、次に文化観光局に移りたいと思います。観光政策課から2件。
●西尾観光政策課長
観光政策課からは、観光客の入込動態調査の結果について御報告いたします。
1ページをお願いいたします。平成23年の観光客の入込動態調査の結果でございます。この調査につきましては、歴年で1月から12月のデータでございますが、県内187カ所の地点で延べの人数の調査をいたします。それと並行しましてアンケート調査を10カ所で行いまして、そこで県内、県外の別ですとか、あるいはどれだけ観光施設を訪問したかといったようなアンケート調査を行いまして、実人員を算定することといたしております。
概要でございますが、延べ人数は前年と比べまして186万人、9.6%の減少となっております。実人数につきましては、前年と比べて1万5,000人ほどの減少ということでございます。これは、地域別に見ますと、砂丘ですとかいなば温泉郷の周辺あるいは境港の周辺は減少しておりますが、砂丘では砂像の展示がございませんでしたので、そのあたりのこと、それから水木ロードにつきましては、御承知のとおり延べ人数で50万ほどの減少になっておりますので、そのあたりが影響したものと思われます。表につきましては、(3)のところにそのあたりが出ております。
発地別、出発地でございますが、出発地につきましては、近畿ですとか中国の近隣の地域の入り込み客が増加をしております。これは、次のページの(5)のデータでございますけれども、できるだけ安く近く短い、そういったような観光旅行の傾向になっているのかなというふうに感じております。
月別でございますが、(4)の表にございますけれども、2月から6月にかけては増加をしておりますが、下半期につきましては残念ながら減少しております。このあたりは、上期につきましては、震災があってからキャンペーンとかを県外で積極的に行っておりますので、そのあたりがいい影響を及ぼしたのではないかと思うのですが、ある程度震災が落ちついてからは、残念ながら全国に分散したようなことではないかというふうに思っております。
2ページをごらんいただきたいのですが、一番下の表のところで参考で、温泉地の入湯客数がございます。これにつきましては、残念ながら全温泉地で入湯客が減っているということでございまして、宿泊とかのデータ、数としましては減っているのかなというふうに思っております。
今後につきましては、まさにまんが博ですとか10月からのデスティネーションキャンペーン、そういったようなもので、より宿泊をふやすような取り組みを進めてまいりたいと思っております。より詳しい調査結果につきましては、別冊で調査結果というものをおつけしておりますので、また後からごらんいただきたいと思います。
もう1つのものにつきましては、まんが王国のほうから御報告をいたします。
●寺口まんが王国副官房長
続きまして、資料の3ページをお願いいたします。先般、6月15日から17日までの3日間、埼玉県の越谷市にございますイオンレイクタウンmoriにおきまして、鳥取県の観光でございますとか食、まんが、それから航空便の利用促進等のPRも含めまして、鳥取県フェアを開催させていただきました。
主な内容につきましては、まず6月16日の土曜日に、平井知事によります鳥取県の特産品や観光地、国際まんが博などの鳥取県の魅力のPRでございますとか、その他、食の部分といたしまして、マグロの解体ショー、試食販売、スイカの試食販売、こういったしゅんの特産品のPRをさせていただきました。これらとあわせまして、まんが王国鳥取のPRもさせていただきまして、中では「ゲゲゲの鬼太郎」、「名探偵コナン」、谷口ジロー先生、こういった方々や部分の個別のコーナーを設けさせていただいて、PRをさせていただきますとともに、まんが王国のPRキャラバン隊でございますバードプリンセスによる国際まんが博のPRなどをさせていただいたところでございます。
資料の4ページをお願いします。この同じ会場におきまして、6月16日には、トリンドル玲奈さん、6月17日の日には松本若菜さん、こういったタレントの方によりますPRトークショー、それから因幡の傘踊りでございますとか麒麟獅子舞、こういった郷土芸能による鳥取県のPRをさせていただいたところでございます。
当日の物産販売につきましては、資料の4ページ、6番に掲げさせていただいているようなものを販売させていただきました。
その結果でございますが、マグロの解体ショーでございますとかスイカの試食会、こういったものは大変好評でございまして、当日の物産販売も非常に売り上げがよかったというふうに聞いております。それとあわせまして、観光PR面につきましても、「ゲゲゲの鬼太郎」とか「名探偵コナン」の展示の前でたくさんの人が記念撮影していただいたりとか、それからバードプリンセス等によります国際まんが博のPRにつきましても非常に好評であったところでございます。
そのほか、山陰海岸ジオパークを初めといたします観光地のPR、こういったことに含めまして、鳥取、米子への航空便利用によりますPR、こういったものをさせていただきまして、鳥取に対する関心を高めていただきますとともに、鳥取県は案外近いのだなといったような実感を持っていただいたところでございます。
この件につきましての報告は以上でございますが、先般、6月13日に鳥取県議会のほうにおかれましてまんが王国とっとり建国推進議員連盟を設立していただきまして、まんが王国とっとり国際まんが博に対し御支援をいただいております。まことにありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。
◎前田委員長
寺口副官房長、きょうの新聞を見ると、秋葉原で知事が出てやっていますね。あの報告をしなさい。また次の常任委員会で報告するのか。きょう説明しなければいけないです。
●前田まんが王国官房長
私がきのう行かせてもらいましたので、私のほうから報告させていただきます。
昨日、AKIBAで探す「まんが王国とっとり」というのを秋葉原でやってまいりました。会場にはマスコミのほうが40社ぐらい来られまして、多分きょうとか今週のワイドショーになると思うのですけれども、日本テレビの「PON!」という番組とフジテレビの「知りたがり!」という番組が来ておられまして、その中で国際まんが博を取り上げていただくような格好になると思います。
イベントのほうは、AKIBAで探すまんが王国ということで、AKIBAを舞台にした宝探しのようなゲームをやったのですけれども、約1,000人ぐらいの方々が参加されまして、そういった中で、まんが王国とっとりをPRさせていただきました。あわせまして、ハンバーガーといいますか、大山のほうのハンバーガーが5つぐらい出ておりまして、私が見ている限り飛ぶように売れたというふうに思っているところでございます。
場所を変えてといいますか、昼の12時と1時と2時ぐらいに、国際まんが博のPRということで、バードプリンセス等の舞台、それから鳥取県出身の声優の下田さんという方のショーをして、皆さんに喜んでもらったところでございます。
きのうのイベントは、全国的なマスコミにも取り上げられて、かなり国際まんが博のほうのPRには役に立ったというふうに思っているところでございます。
◎前田委員長
ちょっと企画部に返って、松田課長、きょうの新聞見るとB767が来ていますね。報告してください。
●松田交通政策課長
7月1日から3カ月の予定でございますけれども、鳥取~東京、米子~東京の両方の航空路線につきまして、それまでB737であるとかA320の166~167席ぐらいの飛行機が通常飛んでいますけれども、270席のB767が1往復運行されるという予定になっております。当然その間、座席もふえるということになりますので、そこで利用を拡大をいたしまして、今後も大きい飛行機に飛んでいただくとともに、多くの方に来ていただけるわけですから、あわせて漫画等のPRを東京で協力して行いまして、利用の促進を図ってまいりたいということで、今回の補正予算にも提案させていただいておりますけれども、利用促進を取り組んでまいりたいと考えております。
○福田副委員長
西尾課長にちょっと質問させていただきたいのですが、宿泊者数ですね、観光というか宿泊の目的は、観光よりも最近はむしろ業務目的でお泊まりになられる方が全国的に多いということを聞くのですけれども、鳥取三洋電機の影響というのは、特に鳥取市なんかの宿泊者数に影響は出ていないのでしょうか。
●西尾観光政策課長
それだけで調査をとっているわけではないので、なかなか難しいと思います。確かにおっしゃるような影響はあろうかと思います。実際にビジネス客の来訪というのは鳥取県は多いことは事実でございますので、影響はあるのではないかと思いますけれども、具体的なデータとして持っているものはございません。
○福田副委員長
この宿泊者数の数字は、47都道府県でいうと何位ぐらいの数字になるのでしょうか、。
●西尾観光政策課長
済みません、まだ全都道府県出そろっていないので、今はないということで申し上げられませんが、ほぼ一番下のあたりではないかというふうに思っています。
◎前田委員長
では、県土整備部に移りたいと思います。台風4号の関係について、技術企画課に説明を求めます。
●竹森技術企画課長
県土整備部資料の1ページをお願いいたします。6月19日の台風4号の大雨等による被害状況について報告させていただきます。
被害状況についてですが、ここに書いてあるとおりなのですが、ありましたのは、(5)の農林水産関係被害としましては林道施設の被害でございます。それから、公共土木施設被害のほうが1カ所、これは国道53号、智頭町でございます。これらに伴いまして、通行規制箇所が鳥取自動車道外2つ、合計3つのところで交通規制を行いましたが、今現在すべて解除されております。その他公共交通機関への影響につきましては、JR、バス等記載のとおりでございます。
一番下の県の体制でございますが、6月19日の11時に大雨警報が発令されまして、6月19日の夜7時53分に大雨警報は解除されたといったところでございます。
◎前田委員長
次に、空港港湾課から2件。
●森下空港港湾課長
2ページ、3ページをお願いいたします。みなとさかい交流館外壁改修工事についてでございます。
外壁の色彩を今後アンケートによりまして選定することとしております。また、入居者との調整がつき次第、工事を発注する予定にしております。
2月の県議会で附帯意見がつきまして、それにつきましての状況を報告いたします。
まず、色彩の選定でございますが、ガルバリウム鋼板の色彩の選定につきましては、境港市あるいは鳥取県景観アドバイザーの方に意見をお伺いしまして、このたび、3ページにお示ししておりますが、4案の候補色を選定したところでございます。基本的には、現況写真をつけておりますが、現在のものになれ親しんでいるということで、これを基本にして4案を選定したところでございます。今後につきましては、今週の6日から22日まで、地域住民の方、観光客の方を対象にしまして、アンケートを実施する予定にしております。その結果に基づいて、4案の中から色彩を選定したいということで考えております。
続きまして、漏水対策の徹底についてでございます。
現在、入居者の方に工事説明を行っておりまして、工事中の調整がつき次第工事の調達公告をできれば今月の下旬ぐらいにしたいというふうに考えております。発注に当たりましては、入札参加資格として、鋼板製大屋根の施工実績を求めるということで、既に県内建設業者(建築一般A級)の業者の方の実績を調査いたしまして、大規模な施工実績があるということで、県内業者でも十分施工が可能であるというふうに思っております。施工に当たりましては、細部構造の専門的な提案を請け負った施工業者から受け、詳細に検討したいと思っております。また、現場管理につきましては、設計事務所、県の監督員の二重体制によって、通常工事よりも頻度を上げた重点的な施工管理を行うというふうに考えております。
続きまして、4ページをお願いいたします。みなとさかい交流館外壁イラストボードの除幕式についてでございます。
既に委員の方々には招待状をお渡ししておりますけれども、8月4日から開催の国際まんが博に先駆けまして、まんが王国とっとりのPR、観光振興を目的としまして、交流館の南側外壁に設置するゲゲゲの鬼太郎等のイラストボードの除幕式を次のとおり行います。8月1日水曜日午前11時から、式典、記念行事等を行うものでございます。今回設置しますイラストは、鳥取県ゆかりの妖怪を盛り込んだオリジナル版ということで、下のほうにイメージ写真をつけております。白抜きのところにそのボードを設置する、それを当日お披露目するということにしております。委員の方々にもぜひとも参加いただきまして、除幕式を盛り上げていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
◎前田委員長
5ページの一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告ですが、説明はいいですけれども、これは最終変更ですね。これで終わりということですか。そこを確認。
●倉元道路建設課長
この2つの工事とも、最終変更ということで精算させていただくものでございます。
◎前田委員長
ただいままでの説明について質疑、御意見はありませんか。
○国岡委員
鳥取自動車道のインターですけれども、きょう……(「何の関係があるのか」と呼ぶ者あり)大雨の被害。大雨の被害状況のことについて、通行規制がたびたびありますし、崩落して、今整備をずっと進めていますけれども、きょうからまた通行どめになっています。原状回復といいますか、完成するのはいつごろになるのでしょうか。
●山本道路企画課長
きょう、月曜から金曜日まで通行どめ、智頭から鳥取自動車道に上る部分の通行どめが始まっております。これにつきましては、斜面の崩壊の工事をする中で、仮設用防護柵を斜面中腹の農道に立てておりました。斜面の対策が終わりましたので、仮設用防護柵を撤去するために行うものでございます。防護柵撤去の後、また農道等の復旧ということにかかるということで国交省のほうからは聞いておりますが、完成時期というのは今まだ確定していないということで、申しわけございませんが確定していないということをお聞きしております。
◎前田委員長
そのほか。(なし)
ないようでしたら、県土整備部は終わりまして、次に警察本部に移りたいと思います。
警察県民課からまずお願いいたします。
●大西警務部警察県民課長
警察資料の1ページをごらん願います。「命の大切さを学ぶ教室」の開催状況について御説明いたします。
初めに、命の大切さを学ぶ教室でございますけれども、これは中学、高校生を対象に、犯罪被害者、遺族の方などが講演者となり、子供を亡くされた親の思いや命の大切さなどを直接語りかけるものでございます。被害者の方が犯罪から受けたさまざまな痛み、家族のきずな、命の大切さ、被害者も加害者も出さない社会を希求する被害者の思いなどへの理解を深めることで、将来の社会を担う中・高生の間に、被害者への配慮、協力への意識を涵養するとともに、犯罪を犯してはならないという規範意識の向上を図ることを目的としております。
昨年度の開催状況でございますけれども、高校2校でございましたが、本年度は10回を予定しております。6月末までに既に3回実施しておりまして、今後7回実施を予定しております。今年度開催しました智頭農林高等学校と東伯中学校におきましては、集団暴行事件で御子息を亡くされました岡山県在住の少年犯罪被害の遺族が、御子息の出産から生い立ち、被害に至るまでの状況を講演されまして、命の大切さを訴えられたところでございます。
また、智頭農林高等学校では全校生徒、教員の約320名、東伯中学校におきましては全校生徒、教員、保護者の約350名が聴講されておられます。今年度、3回目の開催となりました米子北高等学校におきましては、飲酒運転の車両で正面衝突されまして、お嬢様を亡くされた島根県在住の交通事故の御遺族が、将来の夢を断たれたお嬢様や家族の悲しみなどを訴えられまして、全学年生徒、教員、保護者の約700名が受講したところでございます。講演を受講しました生徒からは、今、何となく生きているだけでありがとうと思ってくれる人がいるというようなことや、一人で悩んでいる人を見つけたら声をかけたいというような、いろいろな感想がございました。開催校からは、生徒が被害者等の思いや立場を理解する契機となり、また自分や他人の命を大切にすること、いじめや暴力をなくすることなどについて、今まで以上に強く感じ取ってもらえたと伺っております。今後も中学、高等学校の生徒を対象としまして、命の大切さを学ぶ教室を開催し、社会全体で被害者を支え、被害者も加害者も出さないまちづくりの機運の醸成に努めてまいりたいと考えております。
◎前田委員長
次に、竹森通信指令課長の説明を求めます。
●竹森生活安全部通信指令課長
鳥取・島根両県警察合同広域緊急配備訓練について御報告いたします。
この訓練は、重大事件発生時における鳥取・島根両県警察の連携の強化を図るため、平成18年から毎年実施しているものです。訓練は6月28日午後1時半から午後4時までの間、鳥取県西部から島根県東部にかけての中海圏域で行いました。訓練に参加しましたのは、鳥取・島根両県警察本部通信指令課、航空隊、高速隊、機動捜査隊、情報通信部機動通信課、関係警察署であり、鳥取県が人員37人、車両11台、ヘリコプター1機、島根県が人員31人、車両7台、ヘリコプター1機であります。訓練の想定は、西伯郡南部町地内で男女間トラブルに起因する無差別殺傷事件が発生し、犯人が車両で逃走したことから、島根県警察に広域緊急配備を要請、両県警察が県警ヘリコプター、警察車両を出動させ、連携の上、鳥取・島根両県下を逃走する犯人の検索、検問等を実施し、米子市内において犯人を逮捕するというものです。
訓練結果ですが、想定に基づき、カーロケシステムを活用した両県警察車両の動態把握と指令・手配、両県警察の無線系統の接続による捜査情報の共有、ヘリテレ映像や移動データ通信システム、これはGPSとカメラが内蔵された携帯電話のことですが、これを利用しました両県警察相互間における現場映像の共有と指令・手配といった両県警察の通信指令システム及び装備、資機材を活用した訓練を実施して、両県警察の連携強化を図ったものであります。
なお、後日、訓練に参加した本県警察と島根県警察の間で、良好点や反省点などを踏まえ検討会を行うこととしており、今後のさらなる連携強化と初動警察活動の対応能力の向上を図ってまいります。
◎前田委員長
次に、竹内交通企画課長の説明を求めます。
●竹内交通部交通企画課長
警察本部資料3ページをお願いします。公安委員会規則であります鳥取県道路交通法施行細則の一部改正について御報告いたします。
まず、改正の趣旨でございますが、自治体から本県の観光振興などに資するために、自転車タクシーの運行ができるようにという御要望がございまして、これに基づきまして、鳥取県道路交通法施行細則の一部を改正し、3輪の自転車の乗車人員の制限を緩和するものでございます。
改正の概要は、2に書いておりますが、従来、細則では自転車には運転者以外は幼児2人までを除き乗車させてはならないという規定がされていたものを、3輪の自転車に限り、乗車装置に応じた人員を乗車させることができるという内容にしたものでございます。
3輪の自転車タクシーとはどんなものかといえば、3に写真を載せていますが、例えばこのようなものでございます。電動アシストつきの自転車でありますので、環境に優しく、またこの周りをラッピングにより動く広告メディアというようなことで注目されています。
全国の公安委員会規則の規定では、41の都道府県でこの3輪タクシーが運行可能となっております。本年5月現在で調べましたところ、20の都道府県の観光地においてこの3輪の自転車タクシーが運行されております。当面、本県では鳥取市で1台導入して運行がされる予定になっております。
なお、本細則の公布、施行は、本年6月29日といたしました。
◎前田委員長
それでは、ただいままでの説明に対して、御意見のある方は挙手をお願いします。(なし)
道路交通法の施行細則、言わずもがなですけれども、これは車道を走るのですね。
●竹内交通部交通企画課長
自転車とはいいますが、普通自転車ではございませんので、車道の左端を走るという、軽車両と同じ扱いになります。
◎前田委員長
はい、わかりました。
○藤井委員
1番目の試みは非常にいい試みだと思いますし、今回が3回目ということのように聞きましたが、一般県民は警察本部長との接点というのがそんなに多くないので、こういった機会に、やっぱり県土にあちこち出向かれて、県警察のあり方ですとか、いろいろなことを県民に語りかける機会として利用していただけたらというのが今ひらめいた印象なのですが、いかがでしょうか。
◎前田委員長
石田警察本部長、決意表明をよろしく。
●石田警察本部長
ちょっと考えてみます。
◎前田委員長
各部局の説明はこれでいいですね。
次に、7のその他に入りたいと思います。
○銀杏委員
次の常任委員会は8月の下旬までないもので、何点か確認をしておきたいと思います。
1つが、まんが博につきまして、8月4日からいよいよスタートなのですが、開幕の記念行事はどうなっているのか。まだ一回もお知らせがございません。これを教えてください。
先日、ドリームワールド入場券無料についての答弁で、有料にすると事業費も変わってくるというふうな説明をされておりましたが、私どもが常任委員会で説明を求めたときには、著作権の問題とかのほうを理由としておっしゃっていましたけれども、ちょっと答弁が変わってきたように思いますけれども、どうしてなのか教えてください。
PRについてはどんどん進めておられると思いますが、いただいた最新の資料は、この分厚い資料なのですが、国際まんが博イベント内容というのが盛りだくさんに出ているのですが、もう既に6月から始まっているイベント、例えばグルメ漫画とかありますが、(予定)というのがたくさんあるわけですね。半分以上が(予定)でありまして、7月から始まるものも(予定)というのがたくさんあります。この場で本当は一つ一つ状況を聞きたいのですが、そんな時間もないですので、何か資料でも結構ですから、きちんとしたこんなきれいなカラーの写真入りでなくてもいいですから、どこまでちゃんと進んでいて、何が進んでいないのかというのがわからないと話にならないわけです。幾らPRをしても、来たらできていなかったというふうなことでは始まらないわけですので、状況を、とりあえず概略をまず、8月4日のスタート、もしくはそれ以前から始まるイベントがきちんともう動き始めているのか、めどが立っているのかということを教えてください。後で資料をいただけたらと思います。これは漫画についてであります。
◎前田委員長
漫画関係で、8月4日が近くなったのですけれども、それまでのスケジュールなりオープニングのセレモニー等。
●前田まんが王国官房長
3つあったと思います。
初めは、8月4日のオープニングイベントをどうするのかという話でありまして、今詰めているところでございまして、基本的には、ドリームワールドの会場でございます布勢の運動公園のところで、コカ・コーラウエストパークの中で開会式をやろうというふうに考えているところでございまして、招待者としては、県議会の皆さんとか、あるいは環日本海諸国の領事館の方々、小学館等の方を呼んで、あとトリンドルさんも呼んでやろうというふうに考えているところでございます。
詳細につきましては、今JVのほうと打ち合わせをしているところでございまして、もうしばらくしたらわかると思いますので、もうしばらくお待ちください。それが1つ目です。
2つ目は、有料、無料の関係の話だったのだろうと思います。基本的に、ドリームワールド本体を無料にしたというのは、要するに、3月ぐらいだと思うのですけれども、著作権にかかわる方が10数名いらっしゃって、そこの調整をするのに非常に時間がかかるということで、ドリームワールド自体は無料にさせていただけないだろうかということで、それに附帯しまして、例えばもし仮に有料にした場合に、著作権の部分が変わりますので、そういった意味で事業費が変わるといった意味合いの説明でございますので、大筋は変わっていないというふうに思っております。
3つ目でございます。いろいろなイベントがあるのだけれども、準備はどうなっているかという話が1つと、8月4日までやるイベントがちゃんとできているのかというふうな話だと思います。
8月4日までにやるようなイベントというのは、例えば因幡万葉歴史館で、安彦さんという方の原画展とかやる予定にしているのですけれども、7月21日にもやるようにしております。それから、「エヴァンゲリオン」のレーシングチーム等がこっちのほうにやってくるような日程もあるのですけれども、それも順調に進んでいるところでございます。
委員おっしゃったとおり、全体がよくわからないという話がありまして、7月の半ばに公式ガイドブックというのをつくる予定にしております。それは一つ一つのイベントを、140のイベントをいつどんなふうな形でやろうかというところを今最終的にまとめているところでございますので、その資料を持っていこうと思いますので、よろしくお願いします。
○銀杏委員
開幕記念行事はわかりました。たしか海外から飛行機ですか、チャーターで来るとかいう話もありますし、いろいろそうしたことにも配慮してほしいと思います。
ドリームワールドですけれども、倉吉の体育文化会館で行うときに、外で物販、物産展みたいなものをやりたいという話もあるのですが、一方で、これはどうも許可できないというか、無理ではないかというふうな話も一部で流れているというふうに聞きました。最初の鳥取県民体育館でも、横手に地元の料理とかいろいろな出し物をするようになっているはずなのですけれども、そういうのは全部大丈夫なのですか。その確認をしたいということ。
●前田まんが王国官房長
中国からのチャーター便とかそういった話は、具体的にいつ来られるかというのはまだはっきりわかっていないのです。8月4日に来られるかどうかというのは、まだ僕のほうでつかんでいないので、来られたらきちんとした対応はしようと思いますので、通訳とかチラシとか、中国語のものを準備して、ホスピタリティーが低くならないような格好で進めたいと思います。それが1つ目です。
2つ目の食のことでございますけれども、鳥取とか倉吉で食の準備を今しているところでございます。ただ、倉吉のほうについては、駐車場の関係があって、どこでするかというのはまだ決まっていないのですけれども、一応やる方向で進んでいるというふうに聞いておりますので。
○銀杏委員
漫画については最後ですけれども、ガイド本をという話が、上旬というふうに聞いていたような気がしたのだけれども、ちょっと延びているかなと思いまして心配なのですが、これらは市町村がやったりNPOがやったりいろいろされます。それで、これについては、どこがPRするかといった問題です。県がすべて出そろった段階でないとPRしないのか、そうしたものをつくらないのかということと、またそれぞれの主催者がそれぞれでしっかり全国に向けて発信されるのかどうか、またされようとしている意欲があるのかどうなのかといったことも大変気になりまして、県内の住民の方にも、何かやるみたいだけれどもよくわからないということで、余り伝わっていないですね。そうしたことで、県や県議会だけが一生懸命騒いでも限度がありますので、お金の問題もあるかもしれませんけれども、それぞれの主催者にしっかりPRもやっていただくようにお願いをしなければいけないのではないかと思うのですけれども、どんなものでしょうか。
◎前田委員長
前田官房長、あと40日、もう1カ月でしょう。もうしばらくというような表現はないと思う。はっきりと明示しなさい、もうここまで来ているのに。
●前田まんが王国官房長
今のPRの話なのですけれども、基本的に毎週木曜日に、1週間やる分につきまして、全部のイベントを県のほうでまとめて資料提供をしております。それから、主催者のほうは主催者のほうで、みずからPRもやっておられます。ただ、売りになる部分というのがありますので、そこの部分については県のほうでまとめてやっていこうと思いますし、主催者は主催者のほうで独自にやっておられるというふうに思っているところでございます。
◎前田委員長
僕が言うのもあれだけれども、加西のサービスエリアにまんが王国のパンフレットが置いてあったそうです。みんな未定なのです。感じが悪いと連絡がありました。だから、さっきからきちんとしなさいと、いつにはきちんと詳細を決めるとこの場で言ってもらわないと困る。
●前田まんが王国官房長
公式ガイドブックを7月の中旬につくりますので。
◎前田委員長
中旬というのは……。
●前田まんが王国官房長
15日までにつくりますので。
◎前田委員長
15日ですね。詳細をすべて15日までにやる。
●前田まんが王国官房長
はい。
◎前田委員長
公式ガイドブックもつくります。
●前田まんが王国官房長
はい。
◎前田委員長
市町村とのPRもやります。
●前田まんが王国官房長
はい。
◎前田委員長
それでいいですね。
●前田まんが王国官房長
はい。
○銀杏委員
官房長、見ていると、官房ですべて受けてやっておられるような格好になっているのですけれども、幾ら各部が協力してくれるといっても、無理があるような気がしてしようがないのです、見ていると、この一月ばかり。PRをする部門、ドリームワールドの運営の部分とか、市町村の各種イベントの調整とかいうのがきっちり分かれているのかなというふうに思ったりして、組織体制もきっちりお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
●前田まんが王国官房長
毎週、班長会議といって県の未来づくり推進局と総務部とうちと関係するところが集まって進捗状況のチェックをしておりして、そういった意味で、体制のほうは、例えばPRのほうは未来づくりとかに中心になってやってもらっておりますし、そういう意味でスクラムを組んでやれているというふうに思っているところでございます。これからもそういうふうにしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
○銀杏委員
では、要望で、十分機能するようにお願いをしたいと思います。
次に、関西広域連合議会のことで、8月23日に鳥取であるということになると思いますが、これは執行部側への話でもありますし、私ら常任委員会についてそうだと思うのですが、翌日あたりジオパークを見て回るようなツアーというか、バスでジオスポットを見て回って帰ってもらうというふうな話が実は議会の中でもありましたが、ここに来て、漫画をという話で、そちらのほうの話もあるのですが、広域連合議会について執行部に聞くのもどうかと思いますが、わかっていれば教えてください。
●亀井企画課長
8月23日に関西広域連合の議会が開かれます。現在の予定ですと、議会は13時スタート。大体これまでの例でいきますと、17時ぐらいに終わる予定になります。今考えておりますのは、その日の夜は意見交換会をやっていただきまして、翌日、24日に議員のほうからもございました視察といいますか、鳥取県側のほうが連合議会の議員さんをジオパークですとか、そういったところを御案内したいというふうに考えております。
それで、まんがの議連のほうからも、例えば漫画の関係のところも御視察いただいたらどうかという話もございますので、今、知事ともどういった行程にしようかという相談をいろいろとしておりますが、現在のところは、朝方に連合議会の議員さんと鳥取県議会側のほうとの意見交換みたいなものもやらせていただいたらどうかというふうに考えておりまして、その後に、砂の美術館のほうで、メーンビジュアル砂像、漫画の関係の展示もされている時期でございますので、砂の美術館のほうを見ていただいて、そこで漫画関係の砂像を見ていただいてはどうかというふうに考えております。
その後、ジオパークの関係ですけれども、浦富海岸の遊覧船に乗っていただいて、ジオパークを海のほうから見ていただくと、そういったことを考えてはどうかというふうに考えております。
ただ、昨年度、徳島で行いました視察も、余り長い時間拘束するのもということで、大体午前中で視察を終わっておりますので、午前中の限られた時間の中で、漫画の関係、ジオパーク、そういったところをごらんいただくということを考えておりますので、今言いましたようなものを軸といたしまして、調整をしていきたいというふうに考えております。
○銀杏委員
県土整備部ですが、鳥取豊岡宮津自動車道について、秋に3府県知事で集まって打ち合わせ、会合、会議をするのだといった話があったわけです。具体がわかっていれば、教えていただきたいのですが。
●山本道路企画課長
次週に3府県集まりまして、打ち合わせをする予定でございます。まだ現在のところ、内容について未定でございます。
○銀杏委員
わかりました。まだ未定ということですが、委員長、余部鉄橋のときの話もあったりとか、また高速道路のときの話もあったりして、議会側としても何かしらこういった具体的な話が出てきたならば、例えば兵庫県とか京都府の関係議員、委員会とも連携をとっていく必要があるのではないかと思うのですけれども、また一度検討していただきたいと思います。
◎前田委員長
そうですね。執行部ばっかりというわけにもならないので、やっぱり議会側も動かなければいけないということで、3県の合同常任委員会ぐらいを考えてみましょうか。検討させてもらいます。
○興治委員
まず、漫画の関係です。ちょっと嫌そうな顔をせずに。
きのう、スーパーはくとに乗って大阪方面から戻ってきたのですけれども、ラッピングの話なのですけれども、ラッピング列車というのは、現在、県内を走っていますね。せっかくスーパーはくとが関西方面、京都まで行くわけですから、まんが王国の宣伝のラッピングをあれにして走らせれば、非常に宣伝効果があるのではないかと思ったのです。お金のかかることなので、ちょっと遅いのかなと思ったりしなくもないのですけれども、そのあたりどうでしょうかということと、あと、座席の前の袋みたいなものの中に鳥取県のPRのチラシを入れろと、福田さんの師匠の石破さんなんかも言われていましたけれども、何も入っていないのです。あそこにぜひまんが関係のものを入れるとか、車内にポスターを張るとかすべきではないかと思ったのですけれども、いかがでしょうか。
◎前田委員長
これは、漫画でなしに、交通政策課長ですね。
●松田交通政策課長
スーパーはくとにまんがの関係のラッピングというか、装飾をするということにつきましては、8月から運行できるように今現在準備を進めておりまして、デザインでありますとか、具体的にどういう形にするかとかいうところの調整を行っているところでございます。まだ具体的に何日からとかいう形でデザインも決定したわけではないですけれども、できるだけ早いうちに運行開始できるように調整を進めております。
座席のポケットでございますが、ここにも今回当初予算でお認めいただいて、パンフレットであるとか、漫画の関係のブックレットみたいなものを入れるように、今準備を進めているところでございます。
○興治委員
ミッシングリンクの解消の関係なのですけれども、北条道路が現状が要するにワンランク下になってしまっていると。凍結ではなくて、さらに下になっているということですね。その辺の実態を知りたいのと、あと、県の高速道路関係の整備状況の図面なんかを見ると、北条道路はブルーの破線になっていて、整備中区間みたいなことで表示されているのです。それが果たして実態を示しているのかというふうに思ったのですけれども、そのあたりはいかがでしょうか。
●山本道路企画課長
平成19年に北条道路は東伯~中山~名和~淀江を進捗するということで、一時休止扱いになっております。皆様御存じのとおり、側道として今供用している部分が、旧北条町の部分というのは信号が何カ所かあるのですが、旧大栄町部分というのはほとんど信号もないような状況で、大体60キロ近くの速度で走れるような速度サービスが行われております。そういう状況もありまして、今後、再開に向けて今国交省、市町村、いろいろ知恵を出していただきまして、来年度、調査に向けて動けるように、現段階、準備しているところでございます。
2点目といたしまして、破線で事業中区間ということで確かに表示しております。これにつきましては、側道供用中でありましたし、あとは青谷羽合道路の残土を受け入れまして、あそこにずっと盛っていたという状況と、あと海側に渡るボックスなりも施工したということで、当時からこういった表示にしておりまして、現在も同じ表示を続けているという状況でございます。
○興治委員
わかりました。休止扱いということなのですけれども、今の話で、来年度再開に向けて国土交通省等にも知恵を出してもらってということですけれども、そのあたりの見通しというのはどうなのでしょうか。
●山本道路企画課長
来年度再開に向けてとは私は言っておりませんで、調査を行うように動いているというところで、先ほど申しましたとおり、ほかとの重要度といいますか優先度といいますか、非常に鳥取県内もですし、今度は中国管内で、ではそのミッシングリンク、どこをつなげていかなければならないのだ、また今度、国レベルで考えますと、日本全国の競争になる部分ございます。そういったハードルを越えていくがために、地域の課題等を整理してまいって、国へ要望していく状況でございます。
◎前田委員長
それでいいのだけれども、県内のミッシングリンクのめどが立ったら、やっぱり北条部分はもう一回しなければいけないと思います。どうですか。
●山本道路企画課長
まさにおっしゃるとおりでございます。ミッシングリンクとして鳥取西道路、25年には名和~中山間が開通いたしますが、そのめどが立った段階では、北条道路といったのは鳥取県内の重要課題だと思っておりますので、必ず着手したいと考えております。
◎前田委員長
そのタイミングを教えてください。我々も国交省に動かなければいけませんから。執行部ばかり尻をたたくわけにいかないので。
●山本道路企画課長
県といたしまして、20年代には鳥取西道路もすべて完成させていただきたいということでずっと要望しておりますので、それに引き続きまして、北条道路に着手していきたいと思っております。
◎前田委員長
タイミングを教えてください。どの時点で動かなければいけないというのを。だから、北条バイパスは来年調査費をお願いしているのか。
●山本道路企画課長
国交省としても調査費なりをつけて、倉吉河川国道事務所のレベルでございますが、そういった動きでございます。
◎前田委員長
北条バイパスに調査費をつけて動かすと、ほかのミッシングリンクがおくれる可能性があるのです、県内の。だから、本当にこのタイミングということを教えてもらわないと、かえって足を引っ張りますから、その時期を教えてください。
●山本道路企画課長
済みません、正しいタイミングというのはちょっと私の頭の中にまだないと申しますか、申しわけございませんが、また工程なりを煮詰めて、再度報告させていただきたいと思います。
○興治委員
わかりました。重々御承知だと思うのですけれども、トラクターだとか軽トラだとか、並走して走ったりとか横断したりとかということがあって、非常に危険もあるのです。それと、やっぱり例えば倉吉なのですけれども、ことしに入ってから企業誘致が2件成功しているのです。それだけに限らず、鳥取県内に、要するに地震等々で比較的安定しているところということで、企業進出の可能性が広がっていると。そういう中で、あそこが現状のままであると、やはりミッシングリンクであるということで、その企業の誘致にとってもマイナスの要素もありますので、ぜひこの課題解決に向けて取り組みを強めていただきたいと思います。お願いです。
◎前田委員長
その他で、執行部はありませんか。(なし)
委員の皆さんは。
○福田副委員長
県警さんに1つ教えていただきたいのですが、先週の読売新聞か何かに、智頭署で何か4種類のキャラクターでこれからいろいろな展開を図られるという話が出ていたのですけれども、これはまんが王国にあわせて、いいタイミングで出てこられたなというふうに思ったのですが、その話がきょうなかったのですけれども、そのあたりをちょっと教えていただけないでしょうか。
●大西警察県民課長
智頭警察署がつくっておりますマスコットの関係で御説明いたします。
智頭警察署におきましては、管内の河原町、用瀬町、佐治町と智頭町の4町を受け持っております。それぞれの地域の特色を生かしたマスコットを作成するということでございまして、いろいろ考えたようでございますけれども、地域に根差した広報活動プラス安全安心のまちづくりの推進に向けてということで、関係自治体との連携意識も醸成できるということでございまして、智頭警察署のほうで、総合安全対策の顔ということでマスコットをつくっております。カワリン、モチリン、チヅリン、サジリン、こういったことで、4町のキャラクターを1つにまとめまして、智頭警察署安全安心マスコットというものをつくっております。
これの今後の使用状況等でございますけれども、これは駐在所が発行するミニ広報紙あるいは交通政策、生活安全関係の広報用のグッズやチラシ、駐在所勤務員のパトロールカード、こういったものに活用をするのがいいのではないかということで、シールでございますけれども、7,500枚作成いたしております。
○福田副委員長
それぞれの地域のアイデンティティーを生かしていただいたデザインになっておりましたので、今後漫画のイベントが立て続くわけなので、そういったものとロゴマークなんかもコラボレーションしていただいたりしながら、せっかくだったらいろいろな人に配っていただいて、交通安全だけではなくて、まんが王国の普及にも並行して役立つような形をとっていただきたいと思います。希望です。
◎前田委員長
では、終わりたいと思います。
次回の常任委員会は8月21日10時から開会の予定です。
閉会中の調査事項ということで、いつものことですが、本委員会所管に係る中山間地域対策、道路網、河川等の整備、交通安全、観光振興並びにその他の主要事業について、閉会中もこれを継続調査することとして、その旨、議長に申し出ることに異議はございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようですので、その旨議長に申し出ておきます。
それと、2カ月間があきますので、勉強会を一度したいと思います。また日程は調整させてもらいたいと思います。今私が考えているのは、観光振興条例、これを1条ずつ勉強して、私は今の観光振興条例は不備だと思っていますから、執行部が動かないというなら、できれば議員提案ででもやりたいと思いますので、また連絡しますので、どうぞよろしくお願いします。
では、そのほかございませんか。(なし)
もう一つ、最終日の委員長報告の作成・内容については私に一任していただけませんか。(「(「異議なし」と呼ぶ者あり)
では、よろしくお願いいたします。
では、終わります。ありがとうございました。
午前11時32分 閉会