午前9時40分 開会
◎野田委員長
ただいまから、議会運営委員会を開会いたします。
まず、会議録署名委員に藤縄委員、興治委員を指名いたします。
これより協議に入ります。
知事提出議案の撤回についてでありますが、9月定例会から継続審査中の議案第4号「とっとりの豊かで良質な地下水の持続的な利用に関する条例の設定について」、別紙のとおり知事より撤回の申し出がありました。
ついては、本日の一般質問・質疑終了後、日程に追加して、撤回を承認することとしてよろしゅうございますか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようでありますので、さよう決定いたします。
なお、この撤回の承認につきましては起立により表決いたしますので御承知ください。
次に、追加議案について総務部長より説明を求めます。
●野川総務部長
追加提案に係ります付議案につきまして御説明申し上げます。
議案第32号でありますけれども、国の第2弾の経済対策に伴います雇用経済対策27億円余につきまして補正をお願いするものでございます。
議案第33号でありますが、先ほど委員長からもありましたけれども、⒐月定例会より継続して御審議いただいておりました議案を撤回させていただきまして、地下水が県民共有の貴重な財産であるということを前文に明記させていただいて、地下水の保全につきまして規定を充実するなど広範にわたりまして見直しさせていただいた条例を出させていただくものでございます。
議案第34号と35号につきましては人事案件でございます。教育委員さん等の資料につきましては別紙でつけさせていただいておりますけれども、10月に岩田委員が退任されております。その後任といたしまして弁護士の松本氏を教育委員にお願いしようとするものでございます。現在県の弁護士会長も務められておりまして、専門的知識、活動も豊富でございますので、ぜひ教育行政に生かしていただきたいということで同意をいただきたいとするものでございます。
次に、収用委員会の予備委員でありますが、長井委員から今月末で辞任の申し出がございました。現在予備委員の白岩委員が後任の委員に就任されますので、予備の収用委員さんを新たにお願いするもので、山元氏をお願いしております。山元氏は税理士でありまして専門的知識がございますので、収用案件などについて適正な判断ができるだろうということで予備委員に任命しようとするものでございます。
よろしく御審議していただきたいと存じます。
◎野田委員長
ただいまの説明について、質問はございますか。(なし)
それでは、追加議案の審議方法についてでありますが、本日の本会議の一般質問・質疑終了後、日程に追加し、知事の提案理由説明を求め、議案第34号及び第35号については質疑、委員会付託及び討論を省略して、最終日に採決いたしたいと思いますが、よろしゅうございますか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようでありますので、さよう決定いたします。
次に、議案第32号及び第33号に係る質疑の通告期限についてでありますが、明日、12月7日に追加議案に係る予備調査のための各常任委員会が開催されますので、この常任委員会終了後速やかにといたしたいと思いますが、よろしゅうございますか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議がないようでありますので、さよう決定いたします。
なお、通告がありましたら、質疑は12月12日の一般質問・質疑終了後に行いますので、御承知ください。
次にその他でありますが、前回、長谷川委員より海外派遣の団長報告につきましてお話があり、協議させていただき、海外派遣の団長報告につきましては、今定例会報告分より簡潔に行い、あわせて調査報告書を議場に配付することという方向であったかと思いますが、御意見はございませんか。
○国岡委員
前回長谷川委員が発言されましたけれども、やはり各議員等につきましてはしっかりとした調査報告書は提出すべきですが、議場では簡潔に行うべきものだと私は考えております。
○伊藤美議長
私は異論があります。これだけ大きなお金を使って視察に行って調査、研究してくるわけであります。例えばことしは台湾、あるいはロシア、そしてこのたびのブラジルでも、しっかりと議場で報告するということは、やはり県民に対しての報告だろうと思っておりますので、調査書は調査書でまとめたものを配るのはいいですけれども、団長報告について時間を短縮してということではなく、きっちりと残る形で報告してほしいと思っておりますが、どうでしょうか。
○内田委員
報告書は議事録に残りますか。
○伊藤美議長
残りません。
○伊藤保副委員長
参考資料として残る。
○伊藤美議長
報告は議事録として残る。
○内田委員
今言われるように、きちんと残すべきものは何らかの形で残しておかないといけないと思います。(伊藤保副委員長「だから、参考資料として」と呼ぶ)議事録の参考資料につくのか。
●伊藤係長
会議録には資料としてはつきません。
◎野田委員長
どこにつくのか。ホームページにつく……。
○内田委員
ホームページだけか。
○伊藤保副委員長
会議録に資料としてつかないのか。
●伊藤係長
資料としてはつけておりません。
○内田委員
委員長、これは次に回しましょう。この件に関しては調査してからでいいではないですか。
◎野田委員長
先般、おおむね皆さんの意見がそういう方向でしたし、今議会で報告される予定もございますので、前回の意見のようにするか、それとも議長がおっしゃったような形にするか、それとも折衷案として配付はするけれども10分なら10分以内できちんと説明をするとか、いろんな方法が考えられようかと思います。早く結論を出さないと、そこをどういうぐあいにするのが一番いいか……。
○伊藤保副委員長
決算審査特別委員会はどうなるのだ。決算審査報告書は出すのだけれども、委員長報告は簡潔にしているだろう。簡潔にしたら報告書は会議録に添付しないのか。それはないだろう。
○斉木委員
会議中の発言だから載るでしょう。
●伊藤係長
委員長報告は議場で発言されたものについては全て載っておりますが、配付された委員長報告の資料は議事録には参考資料としても添付しておりません。
○斉木委員
だから、全く載らないということだ。
○伊藤保副委員長
決算審査もおかしい。
○興治委員
今議事録の参考資料の話が出ているのですけれども、議事録の参考資料というのは例えばどんなものがあるのですか。それとも何もないのですか。
●伊藤係長
例えば、この前で言いますと人事委員会から意見をいただいたものですとか、前回の定例会でいいますと特定納税義務者から産業廃棄物処分税の関係で意見をいただいたもの、あるいは特別委員会の設置に係る委員名簿であるとか付託事件が書いてあるものというようなものでございます。
○興治委員
例えば、決算審査特別委員長の報告であるとか海外調査の報告を参考資料として議事録に添付するということをしたらどうなのでしょうか。
○伊藤保副委員長
そうしないといけないだろう。
●有田事務局長
恐らく、これまで載せるものが慣例で極めて限られていたのだろうと思います。調べてみますけれども、慣例でそうなっているのでしたら、皆さんの意見でつけるべしという方向を出していただければ支障がないのではなかろうかと思います。確かめさせてはいただきますけれども、つけてはならぬという制限はないと思います。
○藤縄委員
ことしはロシアですとか台湾、ブラジルということですけれども、派遣先、訪問先にはそれぞれに大きな意義があるのです。ロシアでいけば北東アジアゲートウェイだとか、鳥取県の行く先を左右するようなところでありますし、台湾については穂木の輸出だとか農業振興だとかそれぞれ意義ある、価値ある派遣だというふうに認識しておりますので、これはしっかりとまさに県民に報告するという議長のおっしゃられたことはそのとおりだと思います。その成果をしっかりと報告するのが務めであろうと思っております。
○横山委員
資料をつけてはいけないということはないわけだから、資料をきちんと添付すれば報告も少なくて済むわけだから、資料をつけてほしい。
○斉木委員
前にはそういう議論をしていなかったのか。きょう言われるように報告を簡単にして、報告書を配付するという話で終わっているのか。
◎野田委員長
そうです。大体の意見がそういう方向だったからそこで終わったのですけれども、きょうのような形で議事録に載せるとかそこまでの話し合いがなされていませんでしたので、今さまざまな意見をいただきましたので、これは皆さんの思いがありますので、今しばらく時間をいただいて、申しわけないですけれども、本日の一般質問終了後、再度議会運営委員会を開催させていただき決定するということで、それまでに御協議いただいたり、事務局のほうではそれなりの書類を整えていただいて、こういうことだということが誰にでもきっちりわかるようにしていただきたいと思います。
では、そのような形でこの件は終了させていただきます。
私のほうからでございますが、1点お願いしたいと思います。携帯電話につきましては、本会議場、委員会室等へは持ち込まないことを本委員会で申し合わせております。また、本会議場等へ会議と関係のない図書等を持ち込まないということも以前から決定しておりますので、徹底方よろしくお願いしたいと思います。
その他、委員の皆さんで何かございますか。
○錦織議員
今議場のことで委員長からもお話がありましたが、最近私語が大変多くなってきています。話しかけられた方も迷惑しておられると思うのですけれども、ほかの議員からちょっといけないじゃないかということも耳に入っていますし、関係ない図書は黙って見るのですけれども、それでもいけないというくらいだから、やはり議員が論戦している間に、それに関連する話かもしれないですけれども、大きな声で妨げるような発言が最近ありますので、私は本当は議長から注意していただけるといいと思いながらおりますけれども、会派に帰ってそのことをぜひ徹底していただきたいと。思わず声を上げてしまうということはあるかもしれませんけれども、べらべらしゃべっているというのが耳ざわりです。よろしくお願いします。
◎野田委員長
わかりました。議会運営委員の皆さんも錦織議員の御意見をお聞きいただいたと思いまので、心していただくようにお願いしたいと思います。
以上で、予定しておりました協議は終了しました。
なお、次回の議会運営委員会は、先ほど申しましたように本日放送しますので時間をお守りいただきたいと思いますし、さらに、議員提出議案について協議するため12月17日、月曜日、午前9時30分より開催いたしますので、よろしくお願いします。
これをもちまして、議会運営委員会を閉会いたします。
午前9時56分 閉会
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