午後0時45分 開会
◎野田委員長
ただいまから、議会運営委員会を開会いたします。
まず、会議録署名委員に斉木委員、長谷川委員を指名いたします。
協議に入る前に、事務局からけさほどの問題点について説明を願います。
●有田事務局長
現状をお話しさせていただきたいと思います。
会議録のコピーを23年6月定例会分と23年11月定例会分を一つの見本としてお配りしております。付録のところをごらんいただきたいと思います。目次のところですけれども、日程でありますとか議決結果一覧とか、議長の手元に届いたもので報告事項ということで例えば人事委員会の意見であるとか、あとは議員提出議案、請願・陳情審査結果といったもの、めくっていただきまして、表になっているものです。11月定例会分も要素としては同じでございます。
朝方の議運で指摘されましたことについてでございますが、まず、海外報告についてはこれまでは団長報告という形で、発言された言葉を議事録に残すというやり方でやっておりました。したがいまして、これまではきちんとした報告書という概念はございませんでしたが、今後は御意見にありましたような形で報告書をつくるということになれば、現在事務局で準備しておりますのは写真を添えたりとか、わかりやすいように詳細な報告書をつくろうということで団員の方々と相談しながら今つくっているところでございますが、そうなりますと、会議録の紙でつくるものは写真も印刷できると思いますけれども、発言のチェックなどができまして、議事録署名もいただいた後にいよいよホームページに載せると2カ月くらいのタイムラグが出てくるというのが1つの問題と、先ほど言いました写真を載せるというのは、私もコンピューターのことをよく知らないのですけれども、テキストデータということで議事録検索システムの中では写真が載せられないと。ですので、議会ホームページの議事録が載っている近くのところのどこかに海外派遣報告書であるとか、あわせて県外報告書もということもあるかもしれませんが、そういうものを載せることは可能であるかと思います。
もう1点、決算審査の指摘事項全体の原文につきましては、やはり今まで載せられておりません。委員長報告でなされた文言が載せられているということでございまして、文書指摘、口頭指摘がある中で、文書指摘については全文を委員長が読まれるのではなくて概略を読まれる形の委員長報告になっておりますので、その発言されたものが議事録に載っているという形でございます。口頭指摘分については全く触れられていないというものでございます。これにつきましても今後御協議いただいた後に決算審査の原文全体をどこかに載せるべしということであれば、議事録に載せるという御判断であればそれも可能だと思いますし、先ほど言いましたようにタイムラグがございますので、それをなくそうと思えば議事録につけるのではなくて早目にホームページのどこかに載せるということも可能です。
あわせて、ホームページの中の話ですけれども、決算審査特別委員会のページを見ていただきますと、これまでの指摘事項は文書指摘も口頭指摘も載せております。したがって、県民の皆さんがごらんになろうと思われましたら、ホームページから入ってごらんいただくという点では決算審査の指摘分はこれまででもごらんいただける状態にはなっていたということです。
会議録そのもののことですけれども、何年か前に県の印刷部数の見直しということが財政絡みであったと思うのですが、今現在発行しておりますのは55部です。議員の皆さんと執行部と議会図書室、国会図書室、県図書館、公文書館ということで送らせていただいております。そうはいいましても、ではこれが本当に県民の皆さんに近いかといえばちょっと疑問なところもありますし、議事録の中に入れるのとあわせて、やはりホームページのどこかでということを御選択いただければ、県民の方に見ていただけるようなことになるのではないかということを申し添えさせていただきまして報告とさせていただきます。
◎野田委員長
ただいま有田局長からけさの興治委員等の質問についてお答えいただきました。それを踏まえながら協議するわけでありますけれども、海外派遣団長報告と決算審査2つございますが、きょうは時間がないと思いますので、決算審査はまた後日にするとしても、海外派遣団長報告について、ぜひともきょうのうちに結論を出していただきたいと思います。
まず、団長報告を簡潔にするか否かが問題でありますし、議長のおっしゃった、また藤縄委員のおっしゃったような考え方も当然あるわけでございますので、それについて各会派で御議論いただいたものを発表していただきたいと思います。
○興治委員
海外調査報告について、ホームページにきちんと載せれば、それを前提ですけれども、議場での報告は多少簡素化したらいいのではないかということです。報告は結構ボリュームがあるものですから、会議録にまでは添付しなくてもいいのではないかと思います。
議場で県民に報告するというのは、議長がおっしゃるように非常に大切な部分だとは思います。ただ、それを補う意味でホームページに掲載するということがあれば、多少簡略化しても県民に対して失礼にならないのではないかということです。あの報告は結構長いです。議場で聞いても全体を把握するのはなかなか難しいと思いますので、多少簡潔に把握しやすくして、もっと知りたい方はホームページで見ていただくという格好がいいのではないかと思います。
○斉木委員
議長も言われるように、やはり本会議場できちんと報告すべきだろうということです。簡潔といってもどこまでが簡潔かわかりませんけれども、県民に向かって生の声で団長が報告するわけですから、わかるような報告にしてください。だらだら長くなるのではなく、簡潔ではなくわかりやすいようにきちんと報告すると。それと、冊子にして皆さんに配付して見えるようにするということであります。
○長谷川委員
まず、報告書はホームページに載せていただくと。同時に会議録資料にはつけないということをむしろ明確にして、大変な作業になってくると思いますので、そこを明確にして本会議での発言はいわゆる的確に要領よくということでお願いできたらと思います。
◎野田委員長
会派の検討結果を聞かせていただきました。興治議員からはホームページに載せるのだから会議録には載せなくてもいいのではないか、そのかわりきちんとした体制で県民がわかるようなことをやりなさいということでございましたし、斉木委員からは本会議場でわかりやすくきちんと説明すべきだということでございました。
会議録への掲載についてはいかがでしょうか。
○内田委員
無理に載せなくてもいい。ホームページに公開すれば、会議録にまでは載せなくてもいい。
◎野田委員長
わかりました。長谷川委員からも的確に要領よくということでございましたし、会議録には載せなくてもいいということでございました。
まとめさせていただくと、この件に関しては会議録には載せないということで了解いただけますか。(「はい」と呼ぶ者あり)
では、そのようにします。
それから、本会議ではわかりやすく的確に要領よく報告するということで御理解ください。このような形で団長報告を進めさせていただいてよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
全文については、全議員に議場で配付するということは決まったことでございましたので諮りませんけれども、つけ加えておきます。
○錦織議員
恐らく、要領よく簡潔にわかりやすくまとめられるとは思いますが、本人が要領よく簡潔にまとめたつもりでも長くなる場合があるので、おおむね10分以内と……(「そんなことはいけない」、「公の発言とは思えない」と呼ぶ者あり)
◎野田委員長
わかりました。御意見としては伺いましたけれども、県民の付託を受けてそれなりの自覚を持った、認識を持った議員でありますので、今決めたような形できちんと団長報告をしていただけるものだと思っておりますので、御理解ください。
きょうはこれで終わりたいと思います。あと残ったのは決算審査の部分でございますので、17日もございますので、これは改めて諮らせていただきたいと思います。
以上で議会運営委員会を閉会いたします。
午後0時59分 閉会
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