会議の概要
午前10時00分 開会
◎前田委員長
ただいまから地域振興県土警察常任委員会を開会いたします。
日程表のとおりに議事を進めたいと思います。
今回の常任委員会は執行部の入れかえを行うこととしまして、初めに警察本部及び地域振興部について、入れかわりまして文化観光局及び県土整備部について行います。どうぞよろしくお願いします。
会議録署名委員の指名をさせていただきます。
藤縄委員と銀杏委員を指名いたします。
次に、執行部の新任職員の紹介を行います。4月1日付で職員の異動がありましたので、執行部新任職員の紹介を地域振興部よりしていただきたいと思います。
それでは、多田地域振興部長にお願いします。
●多田地域振興部長
おはようございます。このたび地域振興部長を拝命いたしました多田と申します。
地域振興の問題、人口減少が今後も進んでいくという中で、中山間地域はもちろんですけれども、町なかも含めまして、過疎活性化の問題を中心としてさまざまな問題、課題が山積していると思っております。そういった問題に、企画部から地域振興部という新しい組織に変わりましたので、その組織はもちろんのこと、県庁内全体の関係部局あるいは地方機関、市町村、地元の方々等と連携を密にしまして精いっぱい取り組んでまいりたいと思っております。委員の皆様方の御指導をよろしくお願いいたします。
それでは、新しい地域振興部のメンバーを紹介させていただきます。
まず、地域振興部の理事監兼東部振興監、齋藤でございます。
●齋藤地域振興部理事監兼東部振興監
齋藤でございます。このたび立川の東部支庁舎から本庁のほうに移転してまいりましたけれども、新たに八頭3町も含めまして東部全域の地域振興、中山間振興ということで、今までと同じような地方機関の気持ちをしっかり持って、前職以上に各市町村や地域とかかわってまいりたいと思っております。どうかよろしくお願いいたします。
●多田地域振興部長
地域振興課長、新でございます。
●新地域振興課長
自治振興課改め地域振興課課長、新でございます。これまで以上に市町村との連携を深めまして、地域振興に取り組んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
●多田地域振興部長
とっとり暮らし支援課移住定住促進担当参事の地原でございます。
●地原地域振興部参事
このたび、日野農林局農業振興課から、移住定住参事で参りました地原でございます。人口減少社会の中での移住定住という大変難しいミッションをいただいておりますけれども、やりがいを感じております。一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします。
●多田地域振興部長
交通政策課長、寺口でございます。
●寺口交通政策課長
寺口です。常任委員会といたしましては引き続きましてよろしくお願いします。
●多田地域振興部長
情報政策課長,田中でございます。
●田中情報政策課長
情報政策課の田中でございます。大阪の関西本部のほうからこちらのほうに参りました。行政情報化とか情報通信技術を使いました地域の振興ということで、頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
●多田地域振興部長
東部振興監東部振興課長の馬田でございます。
●馬田東部振興監東部振興課長
馬田でございます。東部地区の中山間振興を初め、地域振興に取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
●多田地域振興部長
以上でございます。よろしくお願いいたします。
◎前田委員長
それでは、議題に入りたいと思いますが、質疑等は各部局説明終了後、一括してお願いします。
では、まず警察本部のスクールサポーターの活動状況について、岡本生活安全部少年課長に、お願いします。どうぞ。
●岡本生活安全部少年課長
平成24年度中のスクールサポーターの活動状況について御報告いたします。お手元に配付させていただいております警察本部資料の1ページをごらんになっていただきたいと思います。 最初に、スクールサポーター制度ですが、平成18年に3人体制で発足しまして、平成20年と24年度にそれぞれ2人ずつ増員となっております。また、本年度も2名増員となりまして、現在9人の体制で運用しております。
スクールサポーターの活動状況につきましては、全体の回数は、お手元の資料の2番の下段のほうに掲げておりますが、前年に比べますと、学校訪問、街頭補導が若干ふえておりますが、総体的にはほぼ前年並みといったところでございます。
活動内容といたしましては、地域安全情報の把握と提供の面では、学校周辺で女子児童等へつきまとうなどの不審情報について情報発信や交換を行い、犯人が誰かということが特定できれば警告といった活動を行っております。
また、児童等の安全確保対策の面では、例えばですけれども、通学路沿いに奇声を発する兄弟がいて、児童が通学するのに不安に思っているという例がありまして、そういった場合に学校や保護者会と連携して、通学路の安全パトロールというものを行っております。
このほか、資料にも記載しておりますが、少年の非行防止や立ち直り支援、それらから非行防止教育、犯罪防止教育の支援等を行っております。
また、学校におけるいじめ問題の対応につきましては、学校訪問時にいじめ事案の相談を学校から受理した場合に、他県で発生したような同種事案の対応事例を使って、教職員によるいじめの発見、対応要領について指導を行ったり、また教職員が対応に苦慮しているようないじめ事案の加害、被害児童の支援に際しまして、少年サポートセンターが行う立ち直り支援の橋渡し役といった活動も行っております。
そのほか、保護者との連携の面では、これもまた1つの例ですが、いじめられた児童の保護者がいじめた側の児童に対して、通学路沿いで謝罪を要求するといった声かけ行為をするようなことがありましたけれども、そういったことについて児童が不安に感じておりますので、保護者と連携して通学路の見回り、警戒活動というものを行ったりもしております。
こういった地道な活動を通じまして、学校とか保護者からいじめ事案がなくなった、あるいは見回り警戒をしばらくやっていただいたとか校内暴力や器物損壊事件がなくなった、解消されたといった、それぞれの事案について感謝されている例もあります。
本年度、2人の増員をしていただきまして、中部と西部に各1名ずつを増強いたしたところですが、スクールサポーター1人当たりの学校の負担率も低くなりましたことから、学校の訪問回数、あるいは対応等をより充実する方向で努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◎前田委員長
続きまして、シルバー・セイフティ・インストラクターの活動状況(平成24年度中)について、越智交通部総括参事官交通企画課長事務取扱交通事故抑止対策室長事務取扱にお願いいたします。
●越智交通部総括参事官交通企画課長事務取扱交通事故抑止対策室長事務取扱
シルバー・セイフティ・インストラクターの活動状況について御報告いたします。警察本部資料の2ページをお願いいたします。
シルバー・セイフティ・インストラクターといいますのは、高齢者、交通安全教育を担当する指導員のことでありまして、平成19年から高齢者に対する交通安全教育や高齢者宅を訪問することなどにより、高齢者の交通事故防止を図ることを目的に活動しております。
昨年の主な活動といたしましては、資料1のとおり、高齢歩行者、自転車利用者を対象といたしました交通安全講習会や、高齢運転者を対象といたしました交通安全講習会を開催するなど、高齢者の被害、加害防止の交通安全教育を行っております。また、講習会などに出ていただけない方に対しましては、高齢者宅を訪問いたしまして、交通安全指導を行いながら、高齢者の持ち物でありますつえや靴、乳母車に反射材を直接張る活動を行っているところであります。
この体制でありますが、資料2のとおり県東部地区担当として鳥取警察署、中部地区担当といたしまして倉吉警察署、西部地区担当といたしまして米子警察署に各1名配置しております。いずれも警察官OBを充てております。平成24年度は、県の緊急雇用対策事業を活用いたしまして補助員を採用し、活動いたしました。
次に、平成24年度の交通安全教育活動及び高齢者宅訪問活動の活動状況は、3のとおりとなっております。
活動に対する反響でございますが、一部を御紹介いたしますと、受講した高齢者からは、身近な事故事例を取り上げて説明してもらい、わかりやすかった、反射材の効果がよくわかったなどの感想をいただいております。そのほか、反響といいますか、講師がユーモアがあり、おもしろかったなどの言葉もいただいております。
高齢者の歩行、自転車乗降中を初め、自動車運転中の事故も増加している現況にとりまして、このような地道な活動は十分に効果があるものだと思っておりまして、本年度も引き続き必要な知識、技能などの指導、教養を行いながら、高齢者の交通安全教育活動に積極的に取り組んでもらうこととしております。
◎前田委員長
ただいままでの説明について質疑等をお願いします。
○藤井委員
1ページですけれども、いい仕事だと思いますが、学校と保護者と、そしてサポーターと、これらが一堂に会して情報を交換するといいますか、そういうものが定期的に、月に一遍でもいいですけれども行われて、有意義な結論が出されてというシステムはきちんと整っているのかどうか。
●岡本生活安全部少年課長
各地区のスクールサポーターの活動の中と学校との連携の中で、委員がおっしゃられるように画一的にそういう場を設けているケースはありませんけれども、一個一個の案件を捉えまして、学校とスクールサポーター、必要な保護者とは定期的に協議するという場は実施しております。
○藤井委員
一件一件というよりも、やはりそういう場を設けて、そうすると、これまで出そうか出すまいかとちゅうちょしているようなケースも出てきますし、もっと広く、そして疑問になるようなケースも担当者の研修にもなりますし、やはり定期的に月に一遍、そして、三者が、関係者が全員集まって、それぞれ自分が気になっているケースを出し合って議論するというシステムをつくられたほうがいいと思いますよ。
●岡本生活安全部少年課長
議員のおっしゃられるとおり、検討いたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◎前田委員長
そのほかございませんか。(なし)
次に、地域振興部に入りたいと思います。
平成24年度県内空港東京便の利用者数についてと智頭急行保守用車両逸走事象等について、寺口交通政策課長にお願いします。
●寺口交通政策課長
地域振興部の資料の1ページをお願いします。
このたび、鳥取空港及び米子鬼太郎空港の昨年度の東京便利用実績がまとまりました。まず、鳥取~東京便につきましては、平成20年度以来4年ぶりに30万人台を回復ということでございます。また、米子鬼太郎空港~東京便につきましては、就航以来最高の44万人台ということになりました。昨年の合計数は74万3,826人の方に御利用いただいたというところでございます。引き続きまして、県内両空港の東京便利用者数の増加に向けました取り組み、利便性向上に向けます取り組み、このあたりに力を入れていきたいと考えております。
少し詳細を紹介させていただきますと、まず空港ごとの搭乗者数及び利用率でございますが、鳥取空港につきましては搭乗者数が30万1,885人、この搭乗率は62.7%ということでございました。また、米子鬼太郎空港につきましては搭乗者数が44万1,941人で、搭乗率は62.9%という結果でございました。
昨年このように利用者数がふえた主な要因といたしましては、まず、鳥取空港、米子鬼太郎空港両空港とも、平成20年7月1日から9月30日まで夏の期間、1日1便が大型化された。特に米子鬼太郎空港につきましては、10月28日から先月30日まで、この間1日2便が大型化された。加えまして、さらに米子鬼太郎空港では、期間限定ではございましたけれども1日6便化ということで1便増便された。こういった機材の大型化、増便等が考えられます。そのほか、昨年の場合、国際まんが博ですとか神話博しまね、こういった山陰両県で大型イベントが実施されたことや、ANAと連携いたしまして、うっとり鳥取キャンペーンということで首都圏向けの情報発信、利用促進対策等を行ったことが主な要因と考えております。
これを受けまして、今年度のさらなる利用促進ということでございますけれども、まず1点目は、引き続きまして、ANAと連携いたしましたうっとり鳥取キャンペーンを実施していきまして、首都圏向けの情報発信を継続、強化していきたいと考えております。
また、楽天トラベル、じゃらん、H.I.S.といったような、いわゆるインターネットを活用して旅行商品の販売に力を入れているような会社との連携も強めまして、そういった会社の旅行商品での誘客対策、こういったものも強化していきたいというふうに考えております。
また、これも引き続きということでございますが、鳥取県観光連盟さんと連携いたしまして、首都圏旅行会社への積極的な旅行商品造成の働きかけを行っていきたいというふうに考えております。
なお、参考で下に過去5年間の利用状況の推移をつけさせていただいておりますが、昨年、米子鬼太郎空港、就航以来最高の利用者数ということではございましたけれども、搭乗率を見ますとまだまだ伸ばしていかなければいけないというようなことが見えてまいりましたので、引き続き利用促進に頑張っていきたいというふうに考えております。
続きまして、資料の2ページをお願いいたします。このたび、智頭急行におきまして重大な事故につながりかねないような案件が発生いたしましたので、その概要を報告させていただきます。
案件といたしましては、2件ございます。これらにつきましては、先日4月16日に智頭急行株式会社から当課のほうに報告いただいたものを記載させていただいております。
まず1点目でございますが、車両の逸走ということでございまして、保守作業中に作業用の車両が無人のままで動き出してしまったという案件でございます。
発生の日時が16日の夜中、午前0時10分ごろということでございます。
発生箇所が石井駅からあわくら温泉駅の間の約9キロメートルにわたりまして、無人のまま作業車両が逸走してしまったということでございます。
状況といたしましては、そこに記載させていただいておりますが、営業運転終了後にトンネル内の信号機の点検などをされていた間と伺っておりますが、その間に、どうも資材運搬用の車両の手ブレーキをかけ忘れていたことが原因だということでございまして、車両が無人のまま逸走してしまったということでございます。
時間帯が通常の運行時間外であったことと、この区間内に踏切がなかったということもあって、幸いなことに人身事故等は発生しなかったということでございますが、今後の対応といたしましては、智頭急行さんのほうから、保守車両の本線逸走として中国運輸局のほうに事件発生直後に口頭報告済みでございます。
それで、この点で1点ちょっと訂正させていただきたいと思います。資料には、今後、鉄道運転事故等届出書を中国運輸局に提出し、あわせて関係3県にも同様の報告書を提出するというふうになっておりましたが、昨日、国のほうから智頭急行に連絡がございまして、今回の案件が夜間の通常運行の時間外であったことと、踏切等がなく、人身事故がなかったということで、この届出書は不要という連絡が入ったと伺っております。
ただ、我々県といたしましては、今回の案件につきまして、これから報告させていただきます下のコンクリート片の落下に対する対応措置も含めまして、後日、智頭急行さんのほうに、じかに今後の対応措置の状況、それから、今緊急点検等を行っておりますけれども、その結果報告等につきまして面談をさせていただくように考えております。
智頭急行さんの対応でございますが、今後の対応の(2)のところに記載しておりますが、4月17日に、全職員さんに対しまして作業手順を守るよう再徹底されております。それから、社員相互によるダブルチェックや規定の遵守の強化徹底、こういったことにつきまして再度周知徹底を図ったということで、書面でも職員さんに通知したというふうに伺っております。
続きまして、2点目の案件でございます。こちらにつきましては、4月15日3時半ごろ、佐用町役場のほうから智頭急行に通報があって判明したものでございますが、近隣の住民の方が、4月13日土曜日でございますが、智頭急行内の橋梁から剥離したコンクリート片が河川敷に落下しているのを発見しまして、ただ、報告といたしましては、土曜日だったために明けて月曜日になりましてから発見者が佐用町役場に連絡されたと。それで、直ちに佐用町役場から智頭急行に通報があって判明したものということでございまして、これを受けまして、智頭急行のほうでは管内の高架橋など緊急点検を既に開始、実施しているところでございまして、まだ実施中でございます。
実際点検している中で、剥落の可能性のある箇所につきましては必要な事故防止措置を早期に行うこととしておりまして、特に今回コンクリートの破片が落下した箇所につきましては、4月18日の夜中のうちに今後落ちることがないように既に措置を講じたということでございます。
いずれにいたしましても、一つ間違うと重大事故につながっていた案件でございまして、皆様には大変御心配をおかけし、申しわけございませんでした。
◎前田委員長
鳥取環境大学の入試実施状況と就職活動状況について、吹野地域振興部参事から説明をお願いします。どうぞ。
●吹野地域振興部参事
資料の3ページをお願いいたします。鳥取環境大学の平成25年度の入学試験の実施状況と、平成24年度の卒業生の就職状況につきましてまとまりましたので、報告をさせていただきたいと思います。
最初に、平成25年度入試の実施状況でございますが、募集定員276名に対しまして、志願者数1,003人、志願倍率3.6倍でございます。これは2月の常任委員会に既に報告済みでございますが、その後、一般入試の前期日程、後期日程の入試が終わりまして、入学者数が、環境学部が150名、経営学部が145名の295名が入学してまいりました。
次に、都道府県別の入学者でございますけれども、鳥取県内の出身者が64名でございまして、割合が21.7%でございます。ちなみに昨年度が70名で23.6%でございましたので、1.9%のマイナスということでございます。2番目以下を都道府県別に記載しておりますが、ほぼ昨年と同様の順位ということでございます。
次に、平成24年度の就職活動状況についてでございますが、卒業者数が126名でございます。うち就職を希望する者が103名ございまして、内定者97名、内定率94.2%でございます。右のほうに書いておりますけれども、昨年度内定率が89%でございましたので、5.2ポイントアップという状況でございます。
今年度の主な就職先でございますけれども、卸・小売が31名、農協等の複合サービスに9名、それから、公務でございますけれども鳥取県警2名を含めまして8名、製造業5名、金融・保険4名という状況でございます。
内定先の企業の所在地でございますけれども、県内に45名就職しておりまして、うち県内出身者が40名、県外出身者が5名でございます。次に、県外の52名でございますけれども、県内出身者18名、県外出身者34名の者が就職をしたということでございます。
4ページ、5ページに詳細のデータをつけておりますので、またごらんいただけたらと思います。
◎前田委員長
ただいままでの説明について質疑等を行いたいと思います。
○銀杏委員
2点ですが、智頭急行の保守用車両の件です。下のほうの部分で、コンクリート片の落下というのが報告されていますけれども、国や自治体管理の道路や橋やトンネルは点検をずっとしておられると思いますし、JRも、トンネルや橋梁もだんだん寿命が近くなってきているようなこともあって多分点検されていると思うのですが、私鉄についてはやはり同じように智頭急行も順次されておるのかどうなのかということをお聞きしたいのと、ぜひやってもらわなくてはいけないということです。
環境大学ですが、データといいますか、合格者数はどうだったのかというのが書いてないのです。入学者数は書いてあるのですが、合格者数は何名合格を出したのかということを教えてもらえませんでしょうか。
●寺口交通政策課長
まず、点検でございますが、智頭急行さんの場合もちゃんと規則といいますか規定がございまして、2年に1回定期点検というのを実施するようになっておりまして、前回の点検が2011年の12月に点検をしておられます。ただ、その際には特に異常は見られなかったということで伺っております。
●吹野地域振興部参事
合格者数でございますけれども、今年度は環境学部が188名、経営学部が205名、計393名でございます。
○銀杏委員
ということは、やはり経営学部のほうが志願倍率も低くて、それから合格者の歩どまりも低くなっておるということですが、うまいぐあいに調整されたのか、入学者数は定員に近いところ、若干上ぐらいでありますので、ちょうどいいあんばいなのかなというふうに思いますけれども、結果として、来年の入試に向かって予備校等がどういう評価をしていくかということについては分析されていますでしょうか。
●吹野地域振興部参事
歩どまり、合格者の数字と入学者の数字でございますけれども、昨年度までは私立大学型の入試であったものが、ことしから国公立型、他の国公立と一緒にやる入試を実施した関係で、昨年度までの歩どまりが使えないということで、なかなか苦労したところでございますけれども、県外の中四国の大学等も参考にさせていただきながら歩どまりを計算をさせていただいた上で、多少多目に出させていただいて、最終的にこういう結果だったというところでございます。
これを受けての大学の評価でございますけれども、実際のところ、これから予備校とか高校とか回らせていただくという段取りにしてございますけれども、俗に言う偏差値につきましては、まだ6月、7月に3年生向けの模試が行われますので、その結果を受けてみないとわからないところでございますけれども、例えば併願大学と申しますか、私立の併願大学を見てみますと、例えば経営学部でいえば、産近甲龍といわれる、京都産業大学ですとか近畿大学、甲南大学、龍谷大学といったようなところと併願されているのかなというような状況でございました。
○銀杏委員
特に、経営学部を今後心配しております。多分皆さんも一緒の思いではないかと思いまして、経営学部にこの環境学部が引っ張られて落ちていくようなことがあっても困るわけで、そうしたことについて、今後しっかり対策をとっていただくように申し入れをしていただきたいと思います。
●吹野地域振興部参事
委員御指摘のとおり、私たちも経営学部については倍率が低いというところもございますし、委員御指摘のとおり、経営学部について環境大学のほうにも申し入れをさせていただいて、頑張っていただくように処置をお願いしたいというふうに考えております。
◎前田委員長
寺口課長、智頭急行さんとか職員さんとか、さんづけはやめてください。出資者としての毅然とした態度を示さなくてはいけません。以後気をつけてください。
○福田副委員長
寺口課長に質問させていただきたいと思います。
飛行機の搭乗者数が4年ぶりに30万人台に伸びたということで大変おめでたいと思うのですが、伸びた主な要因として、国際まんが博だとか島根の神話博とか、いかにも東京から人が来たという感じを受けます。あと、うっとり鳥取キャンペーンですね、首都圏向けの情報発信とか利用促進が強化されて、人が東京から来たということなのですけれども、この常任委員会でも何度も議論があったように、国際まんが博でたくさんの人が飛行機に乗ってきたという実感が県民に余り感じられないという話だったのですけれども、例えば鳥取県民が逆に東京に行ったということも考えられるのではないか。例えばスカイツリーなどが去年大ヒットして、逆に鳥取から東京にたくさんの人が行った、そういう理由で伸びたという分析はないのでしょうか。
●寺口交通政策課長
申しわけありません、今、往と復までの分析をしておりませんでして、それはまた早急に確認させていただきまして、別途結果を報告させていただきたいと思います。申しわけございません。
○稲田委員
2ページ、交通政策課。3番の事故の概要のところを見てみると、手ブレーキのかけ忘れということですね。そして、今後の対応としての(3)番のところが、県としての発生原因の究明云々と再発防止、これはよくわかるのです。発生原因の究明というところとの因果関係がよくわからない。事故の発生原因の究明なのか、手ブレーキのかけ忘れの、なぜ手ブレーキをかけ忘れたのかというその原因の究明なのか、これはどっちをどういうぐあいに言っているのかをちょっと明確にもう一回説明してください。
●寺口交通政策課長
大変申しわけございませんでした。事故が起こった原因そのものは手ブレーキのかけ忘れということを伺っています。ここに書いておりますのは、なぜそういうことになったのかという、何といいますか、日常業務の確認ですとか、手ブレーキをかけ忘れるというような過ちといいますか、そういったものがそもそも何で発生したのかという、そういったものをよくよくひもといてみる必要があるということでございます。そういったことが起こった原因がわからないと、今後どういうところに注意、徹底していけばいいのかということにもつながってくると思いますので、そういうことでございます。
○稲田委員
要するに、何で手ブレーキをかけ忘れたかというその原因を究明しようということなのでしょう。
◎前田委員長
私からちょっと聞くけれども、智頭急行に対して寺口課長はどういう立場ですか。それをはっきりしてください。知事が智頭急行取締役会長の平井知事に言うのか、そこをはっきりしてください。
●寺口交通政策課長
県といたしましては、株主という立場と、今委員長がおっしゃられましたように、知事が智頭急行の取締役会長に就任している、2方面あると考えております。それで、今回の件につきましては、それも両面あるのかもしれませんけれども、まず株主として、やはり経営そのものをきちんとやっていただかないと企業価値を毀損していくということもございますので、そういう立場で経営状況をチェックといいますか監督、物申すという立場でこの件につきましては当たりたいというふうに考えております。
○興治委員
3ページの環境大学です。一番下の就職の状況ですけれども、内定者が97人で内定率94.2%ということなのですけれども、これは現時点で正規、非正規の人数とか割合とかというのはわかるのでしょうか。
あと、たしか計画か何かの中に目標数値のようなものがあったと思うのですけれども、それとの対比でどうなのかということについてわかりますでしょうか。
●吹野地域振興部参事
最初の内定者の正規、非正規でございますけれども、詳細のデータを持ち合わせておりませんので、また大学のほうに確認させていただいて、資料提供をさせていただきたいと思います。
計画の目標数値でございますけれども、本年度は国公立大学平均マイナス3%ということでございます。ちなみに、国公立平均が5月の中旬ぐらいにならないと出ないものですから、まだ目標を達成したのかどうかわからない状況なのですけれども、ちなみに、ことしの2月1日現在の国公立平均が86.5%でございます。昨年の最終が95.4%ですので、これぐらいになるのかなとは思いますけれども、目標はほぼ達成できる数値かなというふうに考えてございます。
○興治委員
また後で資料をいただきますようにお願いします。
○藤井委員
初歩的な質問で、搭乗率について、ペイする搭乗率というのはどれくらいかというのが一つです。
もう一つは、後で資料をという話が2つ出たのだけれども、その内容たるや、当然準備されていなくてはならない、考えていないといけないような内容の話ですね、2つとも。ちょっと統計を深める努力が不足しておるのではないかという印象がありますので、聞かれて出せばいいというものではないという感じを受けましたので、そこは注意をしておきたいと思います。
●寺口交通政策課長
収支、採算の合うところということでございますが、申しわけありません、今のところこれについては承知しておりません。ただ、経営上の問題でもございますし、確認はしてみたいとは思いますけれども、今私自身は承知しておりません。申しわけありません。(「何のために数字を挙げているのだ」と呼ぶ者あり)
○藤井委員
同じことですね、さっき銀杏委員や興治委員が言われたことと私とは。そんなことは、当然担当者は配慮して数字を吟味しておかなくてはならないことだと思います。ちょっと緩んでいるのかなという感じがしないでもない。正規かそうでないかというようなことは今非常に話題になっている問題なので、その程度のことは関心を持ってきちんと対応しなくてはならないと思います。
●多田地域振興部長
ただいま御指摘がありましたように、まさにおっしゃるとおりだと思っております。我々いろいろ施策を考える上で、何が原因でどうしてそういうことが起こっているのかということをまずきちんと整理した上で、では何を今必要とされているのか、どういう取り組みをしていけばいいのかということを取り組んでいく必要があると思っておりますので、その前提として、そもそもこの現状をどういうふうに把握するのかというその意識がまず我々にない、欠けているというところは問題だと思っております。まず、そこからきちんと取り組みをさせていただきたいと思います。
○稲田委員
部長、全然答弁になっていない。具体的に言うと、今藤井委員がおっしゃったのは、どこまで数字を上げれば、それが採算ベースに合うのか合わないのかということをきちんと認識をしておかないと、そもそもこういう数字を上げる意味がないのではないかということをおっしゃっているわけでしょう。だから、そこの認識を問うているわけですよ。もう一回。
●多田地域振興部長
例えば、我々が施策を進めていく上でどういうふうな施策をするのか、例えば搭乗率の件で申しますと、我々としては東京と鳥取あるいは米子の便をきちんと採算ベースに乗せて、確実に航空便を確保していくということが一つの政策目標になるわけですけれども、それを進めていく上で当然ながら採算性という部分をきちんと理解した上で、では、どういう目標を掲げるのかということになりますので、委員の御指摘のとおり、そこの視点が全く抜けたままで取り組みをするということは不十分だと思っておりますので、そこはきちんと改めて、認識を高めて取り組みをしたいと思います。
○稲田委員
いや、そうではない。わかるのだけれども、今具体的に、現実に目の前にあることは、どこまでのパーセントを上げていけば搭乗率に満ちるのか満ちないのかということをちゃんとここの表に掲げて、そして後から資料を出しますということではなくて、ここまでが採算ベースで、それを上回っているか上回っていないかぐらいなことの論評をつけた資料を出しなさい。後で資料を出します、後で資料を出しますでは話にならないということを言っているわけです。だから、そこのところにきちんと部長としては答えないといけない。大まかな大理想みたいなことをしゃべっておってもしようがないのではないですか、それはそれで結構なのだ。(「わかりましたでいい」と呼ぶ者あり)
●多田地域振興部長
今の御指摘を踏まえまして、こういうデータを出す際には、そもそもこの数字の意味はどういうことかということをきちんと我々が整理したものをお示しできるように努めたいと思います。
◎前田委員長
ちょっと蛇足ですけれども、採算ラインより、米子便も鳥取便も要は切符がとれるかとれないかの話なのですよ。飛行機というのは、搭乗率が7割超えるとその場で切符がとれないのです。鳥取便も米子便も今増便の運動をしているのでしょう。そういう観点も必要ですからね。私たちが国に、あるいは航空会社にずっと働きかけているのは採算ラインよりも増便ですよ。そういう視点でも資料をつくらなくてはいけませんよ。だから、便数ごとに違うのですよ。9時とか、帰りの3時半とかがなかなかとれないから増便してくださいという運動をしているのだから。やはりそういう便の搭乗率も出さなくてはいけない。
その他に入りたいと思いますが、岡本生活安全部少年課長、お願いします。
●岡本生活安全部少年課長
お手元に資料はございませんけれども、学校・警察連絡制度の締結状況ということで御報告申し上げます。
既に1月21日の常任委員会で、途中経過、それまでの締結状況については御報告させていただきましたけれども、本年の4月16日、西部9町村の教育委員会と締結が終わりまして、全県下の小・中・高等学校でこの制度の運用についての締結が終了いたしましたので、御報告申し上げます。
◎前田委員長
そのほか、委員の皆さんでありませんか。(なし)
では、以上で終わります。
執行部の入れかえをしますので、暫時休憩いたします。
午前10時46分 休憩 午前10時49分 再開
◎前田委員長
再開をいたします。
引き続き、文化観光局、県土整備部について行いたいと思います。
4月1日付で職員の異動がありましたので、執行部新任職員の紹介を文化観光局、県土整備部より行っていただきたいと思います。
●細羽文化観光局長
おはようございます。それでは、4月1日付の人事異動に伴います文化観光局の新任職員の紹介をさせていただきます。
お手元に名簿をお配りしております。左側に丸印のあります3名が該当の職員でございます。
まず、副局長兼国際観光推進課長の安本俊夫でございます。安本は、前任は、肩書は文化観光局副局長ということで、勤務は自治体国際化協会のソウル事務所のほうで勤務しておりました。
●安本文化観光局副局長兼国際観光推進課長
安本でございます。文化観光行政並びに国際観光推進に対しまして、誠心誠意取り組んでまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
●細羽文化観光局長
続きまして、文化政策課長の神庭伸子でございます。神庭は、前職は日野総合事務所県土整備局の副局長兼建設総務課長でございました。
●神庭文化政策課長
神庭でございます。文化芸術のジャンルはさまざまなものがありますが、一生懸命勉強いたしまして務めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
●細羽文化観光局長
続きまして、観光政策課長の岩﨑林太郎でございます。前職は、鳥取力創造課長でありました。
●岩﨑観光政策課長
観光政策課の岩﨑です。鳥取力創造課から異動してきまして、4月1日より観光政策課でお世話になっております。主に国内観光の振興を担当させていただきますので、よろしくお願いします。
●細羽文化観光局長
新任職員の紹介は以上でございますが、山陰海岸世界ジオパーク推進室は生活環境部との共管になりまして、中谷は、基本的には福祉の委員会のほうに出席させていただくということになります。
また、まんが王国官房の副官房長というポストが廃止になりましたので、あわせて御報告を申し上げます。
以上でございます。引き続き、よろしくお願いいたします。
◎前田委員長
続きまして、長谷川県土整備部長。
●長谷川県土整備部長
このたび県土整備部長を拝命いたしました長谷川具章でございます。県土整備部は5年ぶりということになります。一言、心がけをお話しさせてもらいたいと思います。
県内の雇用経済情勢は依然として厳しい状況でありますので、お認めいただいた14カ月予算につきまして、執行状況に目配りして、しっかりと仕上げてまいりたいと、このように考えております。
そして、高速道路ネットワークの早期連結あるいは港湾の機能向上等の重要事業につきましても注力して取り組んでまいりたいと、このように考えております。
橋梁、トンネル等の老朽化対策、いわゆる減災・防災につきましても、必要な整備あるいは資産管理についてしっかりと取り組んでまいりたいと、このように考えております。
また、入札制度につきましては、昨年度本委員会でもしっかりと議論いただいて、大幅な見直しを行いました。これが4月22日から適用となりますので、この状況について検視をしてまいりたいと、このように考えております。
引き続き、委員の皆様の御意見と御審議、よろしくお願いいたします。
それでは、新任職員の紹介をさせていただきます。
まず、次長兼県土総務課長の山口秀樹でございます。前任は、八頭総合事務所長でございます。
●山口県土整備部次長兼県土総務課長
山口です。長谷川部長を支え、課長と一緒になって、500人を超える大きな組織ですので、しっかり仕事ができるような体制を整えていきたいと思っています。よろしくお願いします。
●長谷川県土整備部長
続きまして、技術次長でございます山口真司でございます。前職は、国土交通省の砂防部でございます。
●山口県土整備部次長
技術次長で参りました山口でございます。長谷川部長をサポートいたしまして、大きな課題を進めつつ、県土の発展を進めてまいりますとともに、各地域に対しても目配りをしながら、各地域づくりを進めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
●長谷川県土整備部長
以上でございます。
◎前田委員長
それでは、文化観光局から入りたいと思います。
鳥取県文化芸術評価委員会の評価結果と、県と米子市との体育施設の交換及び米子コンベンションセンター管理運営に係る協定調印式について、神庭文化政策課長からお願いします。
●神庭文化政策課長
鳥取県文化芸術評価委員会の評価結果について報告させていただきます。
県が実施または助成いたします文化芸術事業につきまして、文化芸術評価委員会が実地検証・評価を行い、この4月16日に知事に報告をいたしました。
この文化芸術評価事業といいますのは、県が実施する文化につきまして成果と課題を明らかにし、質を高めていくことを目標に評価をしていただきました。
評価事業といたしましては、平成16年からずっと評価をしておりますが、平成24年度につきましては、ごらんの24事業について評価をいたしました。ほかにも3事業ございますが、平成25年1月から3月実施の3事業については、次年度の評価報告書に掲載をする予定でございます。
評価項目といたしましては、県の文化政策が、方針といたしまして多くの県民の方により質の高い文化に接してもらうという視点、人材育成の視点、若い人の芸術参加という視点から評価をしてまいりました。
評価項目までの経過といたしましては、評価委員の方と対象事業者にそれぞれ説明等をいたしまして、各委員が実際に全事業を実地検証し、評価レポートを作成していただきました。ことしの2月に評価対象事業者に対する評価内容の伝達をし、この4月16日、その評価報告書を平井知事のほうに報告いたしました。
はぐっていただきまして、2ページ目に評価の概要を載せさせていただいております。舞台系、展示系、文芸系と、それぞれ視点はございますが、概要といたしまして、1つ紹介させていただきますと、文芸系イベントにつきましては、内々のイベントというイメージもございますが、やはり外部から参加しづらい雰囲気を受付とか会場案内、広報等、いろいろ対応して、これからも広く皆さんに楽しんでいただくといったような課題も出ております。
評価結果の反映と今後の取り組みといたしましては、事業実施者と評価委員による意見交換の後、さらに次年度以降どのように目標を立てるか、目標が低ければやはり評価がすぐ達成してしまうということもありますので、評価される団体と評価者のほうとですり合わせ等を今後いたしまして、委員会のほうで検討していきたいと考えております。
続きまして、県と米子市との体育施設の交換及び米子コンベンションセンター管理運営に係る協定調印式について報告させていただきます。
県と米子市は、このたび県営米子屋内プールと米子市営東山水泳場を交換すること、並びに米子コンベンションセンターにつきまして管理運営の負担割合の変更につきまして、3月25日、鳥取県と米子市の間で協定の締結が終了いたしました。
5番目にあります協定の概要でございますが、以前から、東山水泳場につきましては高い飛び込み台がありましたり50メータープールがありまして、県内の競技者の能力向上といいますか、技術力向上を目指して、また、米子県営屋内プールにつきましては、市民の健康増進を図るような運営をなされておりましたが、このたび、それぞれ水泳力技術向上と健康増進ということで、お互い鳥取県と米子市とで交換ということに調いました。それぞれの施設の改修につきましてはお互いの施設がやるということで、今後2年後を目標に交換をする予定でございます。
また、米子コンベンションセンターにつきましてですが、米子コンベンションセンターはまず西部経済文化会館というのをもととしてつくられておりまして、管理運営の負担割合につきましては、最初は鳥取県と西部の市町村とで2分の1ずつという負担でございましたが、このたび実際の施設の使われ方について整理をいたしましたところ、県域の施設の利用が多い多目的ホールと、それ以外、西部地域の利用の多い会議室等の利用に合わせまして、それぞれの面積割合で負担割合を見直しまして、鳥取県が3分の2、米子市が3分の1ということで負担割合のほうも見直しをいたしました。
◎前田委員長
鳥取県への有名ブロガーの招致について、岩﨑観光政策課長。
●岩﨑観光政策課長
それでは、引き続きまして、報告資料の4ページをごらんください。県外の有名ブロガーをお招きして、4月9日から11日にかけて県内の観光地等を御紹介、御案内して、県内の観光地や食を体感していただいたと、そういう企画を行いました。
このブロガー、御存じの方も多いと思いますけれども、ブログというホームページ上に日記のようなものを書いて不特定多数の方に閲覧してもらうと、そういうものをやっている方が結構いらっしゃって、その中でも特に著名な方を8名お呼びしました。ブロガーは2のところに8名載っておりますので、また御参照ください。
訪問地といたしましては、まず4月9日に、鳥取市を中心にたくみ割烹、砂の美術館、鳥取砂丘、あと三朝温泉に参りまして、10日は三徳山とか、あとは米子のほうに移動して、地元ブロガーとの交流イベントを開催したりしております。皆生温泉に宿泊し、11日は植田正治美術館等に行っております。
この内容については、各ブロガーさんのブログがありますので、そこでの掲載を予定しています。既に数名の方はブログに掲載していただいております。あと、ツアー状況もスマートフォンなどでリアルタイムでツイッターに投稿されていまして、これがトゥギャッターという不特定多数が見られるまとめサイトがありまして、そこにも掲載しております。そういう意味で、リアルタイムで閲覧もされている状況です。
◎前田委員長
続きまして、平成24年度米子ソウル便、環日本海貨客船航路(旅客)の利用実績等について、「国際リゾートとっとりプラン」の策定について、安本文化観光局副局長兼国際観光推進課長から説明をお願いします。
●安本文化観光局副局長兼国際観光推進課長
5ページをお願いいたします。平成24年度の米子~ソウル便並びにDBS航路の旅客の利用実績等について御報告申し上げます。
まず、1番目の米子~ソウル便でございますが、一番下の欄の合計欄をごらんいただきますと、年間2万8,378人、搭乗率で申しますと55.5%でございます。これは、23年度に比べまして1.9ポイント減っております。詳細な月間推移のほうをごらんいただきますとおわかりのように、4月以降、特に韓国の方が低調に推移しておりました。これは、東日本大震災以降、23年度もかなり低調でございましたが、円高基調も影響しておりましたけれども、11末に韓国におきましてテレビショッピング、ホームショッピングを実施いたしましたところ、大変好評を博しまして、1月以降は1,000人台で好調に推移いたしております。その結果、年間1万人台に回復したところでございます。ちなみに23年度は8,000人強の利用にとどまっておりました。
日本人利用客につきましては、これも竹島問題等が影響したかと思いますが、12月、1月と落ち込みましたけれども、1月以降は新設いたしましたパスポート取得支援でございますとかグループ旅行者の拡充等によりまして、こういった制度を多く御利用いただきまして、増加傾向にあるところでございます。
引き続き、魅力ある商品造成や支援制度のPRに努めて、利用促進を図ってまいりたいと思います。
2番目の環日本海貨客船でございますけれども、これも下の合計欄をごらんいただきますと、年間トータル2万5,028人でございます。これは、昨年度に比べまして約840人多い数字でございます。日本人、韓国人等との割合を見ていただきますとわかりますように、90%が韓国からの御利用となっております。この韓国の方の御利用は、竹島問題が影響いたしまして、9月以降は多少落ち込みましたけれども、1月以降は回復傾向にございまして、年度計では前年度を上回っております。なお、25年4月以降も予約等は堅調に推移しておりますけれども、引き続き年間を通じました利用促進に努めてまいりたいと思います。
続きまして、6ページをお願いいたします。「国際リゾートとっとりプラン」の策定についてでございます。これは1月のこの委員会におきまして御報告申し上げたところでもございますが、22年度に策定いたしました鳥取県国際観光アクションプログラムの年度が終了するに当たりましてパブリックコメントを実施いたしまして、その結果を踏まえて策定したものでございます。
1の概要等につきましては、プランの趣旨等を書いておりますけれども、25年度からの3カ年度、「北東アジアゲートウェイプラス」ということで、従来のDBS、米子~ソウル便に加えまして県内空港、それから近隣空港、チャーター便、クルーズ船等を多様に活用いたしまして、中国、台湾、香港等、海外の新規エリアからの誘客を図るものでございます。
一応の目標数値といたしましては、県内の外国人の延べ宿泊者数を3万人超ということを目標としております。
(5)の施設体系でございますが、アの受け入れ環境整備とイの海外プロモーションにそれぞれ6項目、4項目を書いておりますけれども、こういった機運醸成、二次交通、案内体制の整備等の環境整備と、それからターゲットの明確化なり、並びにアプローチの深度に合わせためり張りを加えたプロモーション等を実施いたしまして、このアとイのフィードバック、連携を図りまして、有効な推進を図りたいというものでございます。
推進体制といたしまして、(6)でございますが、県、市町村、観光団体、民間・観光施設等をメンバーとする国際リゾートとっとり推進協議会を早急に設置いたしまして、推進を図るものでございます。
2番目の、パブリックコメントの結果の御報告でございますが、2月8日から3月4日まで実施しましたところ、274件の御意見をいただきました。
(3)に主な意見を書いておりますが、まず、基本的な方向への御意見として上の2つのポツでございますが、中国、韓国は距離も近く、日本との結びつきも強いので、重点的に集客すべきといった御意見なり、あるいは台湾や東南アジアからの誘客を進めるべきという御意見がございました。また、具体的なツール等についてでございますけれども、豪華客船の寄港を柱とすべきでございますとか、羽田空港国際線を利用したプロモーションも必要ですとか、あるいは隣接する県や地域とのパッケージで考えることが必要といった御意見もございました。こういったことは、実はプランの中にも盛り込んでいるところでございます。さらに、景観、伝統、文化などで日本や鳥取の歴史等を楽しんでもらうのがよいといった実施面での御意見ですとか、日本人観光客の誘客にも力を入れるべきといったような御意見もございました。また、こういった多様な御意見をいただきましたので、今後、実施面での子細な面も含めまして、協議会等の場におきまして、御意見を反映してまいりたいと思います。
3番目の今後の対応でございますが、4月、5月にかけまして、県内関係者を対象といたしまして説明会等によりまして周知を図るとともに、協議会を設置しましてプランの推進を図りたいと思います。何はともあれ、各方面の御意見も多様に伺いながらベクトルを共有いたしまして、推進を図ってまいりたいと思います。
なお、申しおくれましたが、お手元にチラシを1枚お配りしております。表裏ございます。パスポートの取得費支援ということで、先ほど米子~ソウル便のところで御説明申し上げましたパスポートの取得費支援でございますが、従来1月から3月まで実施しておりましたが、6月末まで延長いたしまして、先着300名様ということで5,000円の支援を図っているところでございます。今のところ、100名の御利用がございます。
裏面に行きますと、これも拡充した制度でございますが、グループ旅行支援ということで、特に4月、5月、6月、12月、1月につきましては1人当たり5,000円の支援ということで、拡充した支援を図っているところでございます。
◎前田委員長
続きまして、「エコツーリズム国際大会2013in鳥取」の開催準備状況について、市村西部総合事務所地域振興局西部広域観光課エコツーリズム国際大会室長から説明をお願いします。
●市村西部総合事務所エコツーリズム国際大会室長
「エコツーリズム国際大会2013in鳥取」の開催準備状況について報告させていただきます。7ページのほうをごらんください。
まず、この大会の目的ですけれども、鳥取県の有する地域資源を活用して、鳥取スタイル、エコツーリズムという手法で滞在型観光の推進を目指していきます。世界に向けての発信と地元への定着を図る起爆剤と位置づけて、この国際大会を開催したいと思っております。
まず、大会の概要でございますが、日程のほうが、ことし秋、10月19日から21日までの3日間、場所のほうが米子コンベンションセンターで行います。
主催のほうが、「エコツーリズム国際大会2013in鳥取」実行委員会。実行委員会につきましては、次のページに実行委員会名簿をつけております。約50名ほどの皆様方に実行委員になっていただいております。
そして、共催のほうは、今順次手続を進めておりますけれども、NPO法人日本エコツーリズム協会というところ、それから環境省、それから観光庁、それからほかの省庁のほうも今後援の手続のほうをお願いしているところでございます。
テーマが、「住まうように旅する。「森・里・海、水の連環と人々の営み」」というタイトルで行います。
参加者の人数ですけれども、延べ3,000人を目標としております。このうち、海外のほうは300人を目標としております。
国外へのPRとしましては、JES、日本エコツーリズム協会のほうと連携して、5月から各国政府観光局、大使館回りをして、参画の呼びかけをしてまいりたいと思っております。また、鳥取県独自のパイプ、ネットワークも講じて参加を呼びかけてまいりたいと思っております。
大会のほうは、19日、20日、21日の3日間で、初日が基調講演等、2日目が実際のエコツアープログラムを体験していただくエクスカーション、3日がまとめの会という3日間の日程ですけれども、その3日間の中身にどういう項目があるのかというところで、2番として大会の構成を上げております。会議、コンベンションをやります。2日目に体験型ツアーということで、今後、世界に向けて売り出しをしていきたいエコツアー商品、エコツアープログラムをエクスカーションと位置づけて、紹介をかけていきます、体験をしていただきます。交流として、コンベンションセンターの会場を使いまして、国際エコツアーフェアというもので、PRブースであったりポスターセッションであったりということをやってまいります。夜には、初日は米子、2日目は大山で、それぞれ鳥取の食をPRするような交流会の開催予定をしております。
広報宣伝は、JESであったりJTBであったり、それから株式会社モンベル等々と連携をしながらPRに努めたいと思います。
併催イベントにつきましては、皆生大山で生まれましたSEA TO SUMMIT、ことし5回めになりますけれども、こちらと同時開催を考えております。また、加えてエクスカーション当日は秋の大山一斉清掃を行いたいというふうに考えております。
次のページに参りまして、今後の取り組みですけれども、大会を開催することが目的ではなくて、1つは、エコツーリズムというスタイルで観光客に来ていただく、それからもう一つは、そういうことを地元に定着させるという、2つを大きな目的としておりますので、そのための取り組みを同時並行で進めていくということでございます。1つは、売れる商品づくりというところで、国や民間の支援制度がありまして、そちらのほうに申請をしまして、無事採択になりました。そちらの事業も活用しながら商品づくりを進めてまいりたいと思っております。
1つが、観光庁の事業ですけれども、官民連携した魅力ある観光地の再建・強化事業というのがございまして、こちらのほうが、1事業が大体1,500万円の支援補助金が出ます。全国から600数十本応募がありまして、鳥取県のほうも応募申請をいたしました。無事採択になりまして、全国で70本ほど採択があったのですけれども、そのうちの1本に残りましたので、今後は観光庁事業に位置づけて、この中でやってまいりたいと思います。
2つ目は、JTB協定旅館ホテル連盟事業というのがありまして、こちらのほうも手を挙げました。全国で数カ所採択になりまして、そのうちの1カ所に残りまして、これが1年間400万掛ける3カ年の支援金が出ます。こちらの事業も活用して、商品づくりを進めていきたいと思います。
現在、関係市町村と連携を図りながら、それぞれの地域の魅力あるプログラムというところで今つくり込みを進めているところでございます。
4番目です。この国際大会を実際に進めていくのにどういう体制でいくのかというところで、西部総合事務所の1階に事務局を開設いたしました。過日、知事にも来ていただきまして開設式を行ったところでございます。体制としましては、非常勤も含めますけれども、県職員が4名、米子市、大山町からそれぞれ1名ずつ派遣をしていただいております。それからエコツーリズム協議会から2名、それから非常勤職員4名ということで、合計12名体制で4月1日から進めております。
このエコツーリズムというものは、地域の資源を活用した滞在型の旅スタイルというふうに位置づけておりまして、その中には、もちろんスポーツツーリズムというものも包含されるというふうに位置づけております。エコツーリズムの中で、いち早くビジネスベースで動いておりますのがスポーツツーリズムでございます。例えばDBSクルーズフェリーなどを使って、大山のトレッキング、サイクリングツアーというのは堅調な動きを示しております。今、アジアのほうが空前のアウトドアブームがまだ続いております。特に自転車ブームがすごいです。というところで、ハード部門の道路の整備もそうなのですけれども、おもてなし部門というものも必要であろうということで、実際に走られるサイクリストのための安心・安全・快適を確保するための、地元と連携してのダイジョウブシステムというのを今年度から始めたところでございます。
具体的にはどういうものかといいますと、いろいろなサイクリストのためのサービスを提供する拠点、コグステーションといいますが、それを3カ所設置しております。それから、休憩したり、困ったときに駆け込めるようなそういうお店、喫茶店のほう、協力店のほうを17カ所登録していただきまして、サイクル・カフェと位置づけております。そちらのほうにつきましては、添付の「「コグステーション」&「サイクル・カフェ」」というチラシをつけておりますので、見ていただければと思います。今後は、こちらの協力店のほうを随時ふやしていきたいというふうに考えております。
また、エコツーリズムの詳細につきましては、今、チラシのほうをつけております。こちらのチラシのほうで少し追加させていただきたいのは、今、基調講演で畠山さん、田川さん、アンソニー・ウォンさんがついております。トークセッションほうで辰野さん、平井知事というふうになっておりますが、あとお二方ふえました。お一人が養老孟司先生、もう一人が女優の市毛良枝様、この4名の方でトークセッションをしていきたいというふうに思っております。
◎前田委員長
続きまして、一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については、お手元の資料の10ページでございますが、説明は省略したいと思います。
それでは、ただいままでの説明について質疑等を行います。
○藤井委員
1ページですけれども、評価対象事業というものが羅列してありますが、それぞれについて全て個別に評価された結果が2ページに集約されていると解釈していいと思うのですけれども、県民による「第九」米子公演についての評価を簡単で結構ですので聞きたいと。後ほど、資料があればいただきたいと。
3ページですけれども、2つ並べると、何だか交換条件みたいな感じがするのですけれども、実は全く関係なくて、たまたま時期が同じだったから同じ日に調印しましたと、こういうことでいいのでしょうが、コンベンションセンターについては、算定根拠について前回も聞いて答えをいただいています。ただ、私自身十分理解できていないので、後ほど文書で教えていただきたいということが1点と、今では2分の1が3分の1になった、ありがたいと思っているでしょうけれども、もとはやっぱり県が持てと、こういうことなので、いずれ県に100%出せということになるだろうと想像しますが、問題は、私が言いたいのは、これに関連して未来中心についてどういう計画を持っておられるのかと、こういうことを御説明いただきたいと思います。
●神庭文化政策課長
まず、1点目の県による「第九」米子公演の評価につきましては、後ほど提出させていただきます。
○藤井委員
今、簡単に言えますか。
●神庭文化政策課長
成果といたしましては、ことしで26年目で、定着している事業でございます。実施者の報告の中にも、ことしが今までで一番よかったという評価がございまして、とてもすばらしい演奏、合唱だったという評価はいただいております。
ただ、課題につきましては、観客の満足度は非常に高いのですけれども、同時に実施しておりますアンケートの回収率が悪かったということがありまして、アンケートの回収率アップについてお願いしたいということと、また観客のマナーのことにもちょっと触れられておりまして、クラシックの演奏会でもありますので、今後そういったことも参加される方に、最初のほうにちゃんと注意するとかいうふうにして、見ておられる方が気持ちよく鑑賞できるような仕組みにはしてまいりたいということが課題として上げられております。
続きまして、米子コンベンションセンターですけれども、考え方はまた文書でお示しするということで、未来中心のほうでございますが、こちらにつきましても今検討中ではございますが、コンベンションセンターと同様の考え方で、利用実態に合わせまして、県域の利用が多いところと地域での利用が多い部分ということで面積案分をいたしまして、それにつきまして、倉吉市を中心とした中部の市町村の方と今後調整を進めていく予定にしております。
○藤井委員
この文化事業の評価は点数評価をされているのですかということと、今の基準が文章化されて私も理解するわけですけれども、それは後のことなので、今現在答えられる範囲で、コンベンションと未来中心と、今の評価基準に基づいて評価すると大きな差がありますか。
●神庭文化政策課長
評価につきましては、芸術という分野が点数の評価というのになかなかなじまないという部分もありまして、評価委員会さんのほうでポイントにはあらわしているのですけれども、それぞれの目標について達成しているとか、おおむね達成とか、未達成であるとか、そういったものを3点でありますとか、2点でありますとかという点数に換算いたしまして、実施団体さんの自己評価と評価委員会さんの評価とあわせまして、それぞれの点数をパーセンテージ化して、達成度が何%というふうなやり方で出しております。例えば、先ほど言われました「第九」につきましては、実施団体さんの評価のほうが約94%、委員会さんの評価のほうが89%というふうに、非常に高い評価を得ているという実情はございます。
米子コンベンションのほうは今米子市さんが3分の1、鳥取県が3分の2というふうになっておりますが、未来中心のほうも、先ほどの利用実態に合わせた面積割合も同じようになりまして、県のほうが3分の2、中部の市町村さんで3分の1という試算は出ております。
◎前田委員長
そのほか。(なし)
エコツーリズムでちょっと聞きたいのですけれども、この間、エコツーリズムで韓国の方が鳥取に来ておられて、大山で大けがをされましたね。その後どうなっているでしょうか。
●安本文化観光局副局長兼国際観光推進課長
現在の状況を御報告申し上げます。
4月6日でございましたか、サイクリング中に強風にあおられて、倒れられて、急遽鳥取大学病院に入院されたところでございますが、当初はかなり厳しい御容体でございましたが、現在は大分回復されていまして、言葉がしゃべれる状態になっております。
問題はこの後の処置でございますけれども、現在のところ、催行した旅行社が責任を持って進めておりますが、何分にも今集中治療室に入っていらっしゃるということで、すぐすぐには動かせないということで、これを韓国のほうにいつ移送するかということについて関係者で協議中ということでございます。これに対しまして、鳥大病院と韓国側の病院の受け入れ、それに旅行社が入りまして今打ち合わせをしているところでございますが、御本人の容体についてはかなり快方に向かっているというところで、一日も早く帰りたいと家族の方もおっしゃっているというところでございます。
県といたしましては、連絡調整でございますとか、あるいは通訳が御不便なときの通訳のあっせんですとか、そういったお手伝いをさせていただいておりまして、御本人がいち早く回復されまして、安全に韓国に帰っていただけるまでサポートしてまいりたいと思っております。
◎前田委員長
それで、今回たまたまああいう不幸な事故があったのだけれども、これを教訓にこのエコツーリズムの大会で生かしてほしいのですけれども。
●市村西部総合事務所エコツーリズム国際大会室長
ありがとうございます。
実は、これまでにも大山の登山でありますとか、それからこちらのエリアの中の自転車の走り方でありますとか、やはり海外の方がこちらに来られますといろいろ違いがございまして、その辺につきましては、その都度、旅行会社を通じて、走行の仕方であるとか、登山の仕方であるとか、安全の確保であるとかということを細かく連携をとりながら進めてきております。
今回の自転車の不幸な事故だったのですけれども、強風にあおられてということで、旅行会社のほうは、強風のために、事前にちょっと絞って、危険な人はやめてくださいみたいな感じで、実際乗られた方はほんの少しだったのですけれども、自信のある方でも、やはり大山の大自然の前ではこういうことが起きるということで、旅行会社の方もその辺は深く反省もしておられたようでございます。
ですので、県としましても、我々としましても、大前提が安心・安全でございますので、安心・安全があって初めて快適な旅ができるというふうに考えておりますので、引き続きその辺の働きかけは続けていきたいと、意識啓発も進めていきたいというふうに考えております。
◎前田委員長
続きまして、県土整備部に入りたいと思います。
平成25年度国暫定予算(国土交通省関係)の配分について、山口県土整備部次長兼県土総務課長の説明を求めます。。
●山口県土整備部次長兼県土総務課長
県土整備部の資料1ページ目をお願いいたします。御承知のように、25年度、国は暫定予算で運営をされておりまして、5月20日までの50日間に必要な経費が盛り込まれております。13兆1,800億円のようですが、公共事業費につきましても1兆5,427億円が盛り込まれておりまして、県土整備部関係の事業費の配分を見ますと、年間の事業費に対してですが、直轄の事業で23%、補助事業で37%、各種交付金で31%というふうに年度当初の事業執行に必要な額が確保されております。
具体的には、以下3ページまでありますが、まず、直轄事業については1ページの道路についてでありますけれども、御承知のように、今年度供用予定の事業3本ありますが、それらにつきまして見ていただきますと、最初の鳥取西道路、鳥取自動車道ですが、それから2つ飛びまして中山・名和、名和・淀江道路、これは山陰道です。それから、その次の駟馳山バイパス、山陰近畿道、これらにつきましても、年度当初に必要な事業費が配分されておりまして、工事の進捗に特に影響はないと考えております。
2ページ目をお開きいただきますと、河川、海岸、砂防、港湾、いずれも年度当初の発注に必要な経費が盛り込まれているということであります。
2ページ目の真ん中以降補助事業ですが、これにつきましても、道路、港湾、空港いずれも県の要望したとおりに、暫定期間中の発注が必要な事業の経費が確保されております。
3ページ目の交付金ですが、社会資本整備、ことしから新たにできました防災・安全交付金、交通安全であるとか維持補修等に使われる新しい交付金ですが、これらについても要望額分の、あるいは要望以上に配分をされているという状況であります。
資料は以上ですが、現在25年度予算は衆議院で可決いたしまして、参議院のほうに送られております。県の必要な事業が、要望しております事業がどうなっているかというのはしっかりウオッチして確認をしていきたいと思っております。
◎前田委員長
続きまして、鳥取沿岸津波堆積物調査報告会(第1回)の開催について、竹森技術企画課長の説明を求めます。
●竹森技術企画課長
資料の4ページをお願いいたします。鳥取沿岸津波堆積物調査報告会についてでございます。
現在、鳥取県におきましては東日本大震災等を教訓に津波の被害を想定しておりまして、避難対策などのソフト対策に取り組むため、暫定的な津波浸水予測図を公表しまして、それに基づきまして、各種ハザードマップとか、あるいは海抜標示板の設置などが進められております。
また、これにあわせまして県土整備部のほうで平成24年度、昨年度から既存のボーリングデータを中心にしまして津波による堆積物の有無の調査を予備的に進めてまいりました。平成25年度は、こういった予備調査をもとに、本格的な調査を実施することというふうにしております。
こういったことにつきまして、共同機関でございます島根大学の協力を得まして、次のとおり報告会を実施するといったような内容でございます。
日時が来週4月25日の木曜日で、場所はとりぎん文化会館でございます。
目的は、先ほど申しましたような実施成果あるいは今後の実施計画といったことにつきまして、行政機関とか県民の皆様と情報の共有をしたいといったことでございます。
参加機関は、鳥取県、島根大学のほか、協力機関として、鳥取大学の名誉教授が代表になっていらっしゃいます山陰津波堆積物調査研究会、これは県内等に事務所がございますコンサルとか、あるいはその他学識経験者等で構成される任意団体でございますが、そういったところと共同で進めてまいりたいといったところでございます。
あと、その他のところに書いてございますが、先ほど暫定的と言いましたが、平成23年12月に公布、施行されました津波防災地域づくりに関する法律といったものに基づきまして、都道府県知事は津波浸水想定を設定して公表することが義務づけられていると。それに先立ちまして、いわゆる基礎調査を行うことといったようなことになっております。
下のほうにフローといいますか、図面が示してございますが、先ほど申しました堆積物調査といいますのは、下のフローで、ちょっと小さい字で申しわけありませんが、基礎調査と書いてあるところの2番目のところに四角で囲んでいます地質等に関する調査といったところに位置づけられています調査ということでございます。
◎前田委員長
続きまして、県内の高速道路等の整備状況について及び「山陰近畿自動車道整備推進議員連盟」の設立について、山本道路企画課長に説明を求めます。
●山本道路企画課長
資料の5ページをお願いいたします。平成24年度末における県内の高速道路等の状況について御報告申し上げます。
まず第1点目、鳥取自動車道の整備の状況でございますが、おかげさまをもちまして、大原インターから西粟倉インターチェンジが3月23日に開通いたしまして、鳥取自動車道も62.3キロが全線開通いたしました。さらに、全線で1カ所しかなかった追い越し車線、図面で河原インターのところに示しておりますが、これが現在ある追い越し車線の位置でございます。この1カ所しかなかったわけでございますが、平成24年度の緊急経済対策で、県内に3カ所、岡山県内に1カ所の計4カ所、図面でいいますと、黄色で示している箇所でございますが、これが新規計上されました。
続きまして、2番目といたしまして、山陰道の整備の状況でございます。6ページに図面のほうは示させていただいておりますが、今年度中に鳥取西道路の鳥取インターチェンジから鳥取空港インターチェンジ間並びに中山・名和道路及び名和・淀江道路の赤碕中山から名和インターチェンジまでが供用することとなっております。これらの供用によりまして、山陰道の整備率は53%から65%となります。さらに、鳥取自動車道と同じでございまして、緊急経済対策で、米子道路の日野川東インターチェンジから米子南インターチェンジへの追い越し車線についても新規計上されております。山陰道における事業の概要については、下表に示すとおりでございますので、ごらんいただきたいと思います。県内の山陰道の全線供用並びに鳥取自動車道の追い越し車線等の整備についても、引き続き国に要望してまいりたいと思っております。
6ページをお願いいたします。先ほど鳥取自動車道と山陰道については御報告申し上げましたが、あと地域高規格道路といたしまして、次の報告事項にもございますが、山陰近畿自動車道、右上の表の下のところでございますが、駟馳山バイパス6.6キロでございますが、これについても25年度、今年度内に供用予定ということでございますので、あわせて御報告申し上げます。
続きまして7ページをお願いいたします。「山陰近畿自動車道整備推進議員連盟」の設立についてでございます。
1月25日に開催されました「山陰近畿自動車道サミットin東京」、これについては常任委員会の皆様方にも御出席いただきました。本当にありがとうございました。これにおいて、石破幹事長のほうから提案がありまして、国会議員の議員連盟の設立に向けた準備が進められまして、このたび第1回の総会が4月24日の水曜日、参議院会館で開催されることとなりました。議題等についてはそこに書いてあるとおりでございますが、参加については、議員連盟の方々、三府県知事、山陰近畿自動車道整備推進三府県議会議員の会、これにつきましても2番で書いておりますが、これにつきましては前田委員長、福田副委員長におかれましては、京都並びに兵庫への働きかけに御尽力いただきまして、この場をおかりしましてお礼を申し上げます。それと、あと沿線の市町村長並びに沿線市町議会議長という方々が参加されることとなっております。
先ほど申し上げました三府県議会議員の会でございますが、これにつきましても、国会議員の設立総会に先立ちまして、午後3時より都道府県会館で設立総会が開催されることとお聞きしておりますので、あわせて御報告申し上げます。
◎前田委員長
続きまして、一般国道313号「倉吉道路」の部分供用開始について、倉元道路建設課長に説明を求めます。
●倉元道路建設課長
資料の8ページをお願いします。一般国道313号「倉吉道路」の部分供用開始についてでございます。
地域高規格道路の北条湯原道路の一部であります国道313号「倉吉道路」につきましては、平成17年度から事業を行っておりましたけれども、このたび倉吉インターから倉吉西インター間、下の図面にありますけれども、赤のところ3.3キロが完成する運びとなりました。6月8日午後3時の予定で供用開始をすることといたしましたので、御報告いたします。
この供用開始に先立ちまして、同日午前10時から開通式を開催いたします。本委員会の皆様におかれましては開通式の御案内をさせていただきますので、御出席をお願いいたしたいと思います。
◎前田委員長
続きまして、平成24年度湖山池会議(第5回)の概要について及び平成25年度千代川水防演習の実施について、丸毛河川課長の説明を求めます。
●丸毛河川課長
資料は9ページからでございます。平成24年度湖山池会議(第5回)の概要についてでございます。
開催は、去る3月18日でございました。
議事の概要でございますが、まず、第3期の湖山池水質管理計画の策定についてでございますが、事務局原案がおおむね了承されたところでございまして、近く正式策定の予定でございます。
計画の概要でございますが、この計画は第3期の水質管理計画でもございますが、平成24年1月に策定いたしましたいわゆる湖山池将来ビジョンの推進計画でもあるということでございまして、計画期間は10年間、平成33年度まででございます。
内容につきましては、従前からのCOD等の数値目標に加えまして、住民の皆さんにわかりやすい透明度でありますとか溶存酸素の量、こういったものも指標に加えたところでございます。
水質浄化等の取り組みにつきましては下の表のとおりでございますが、主な項目といたしまして、生活系対策、農業系対策、湖内対策、シジミ漁業の創出、環境学習の推進、淡水動植物等の保護・保全などでございます。
次に、第3回の湖山池の環境モニタリング委員会の報告もなされまして、3月8日に委員会より4点提案があったことを報告いたしまして、湖山池会議におきまして、今後対応を協議していくということを確認されたところでございます。
簡単に紹介いたしますと、まず1点目が、絶滅が危惧される生物等の残存個体の保護を図ること。2番目が、現在計画している景観に配慮した護岸整備、これら残存するヨシ等を保護する観点から、構造等を見直しすること。3番目といたしまして、長期的に生活環境の保護、自然環境の保護、この両立を図るためにビジョンの見直しも始めること。最後に、湖山池から千代川を経由して海につながる河川の整備なども検討すると。4点ほど意見があったところでございます。
続きまして、今後の塩分管理でございますけれども、今後は湖内の貧酸素化を回避しながら水門の操作を実施するということで、ビジョンで定めました2,000から5,000の塩分濃度を守っていくということを確認いたしました。なお、この貧酸素化のモニタリングを行うためのシステムも早急に整備する予定でございます。
その他報告事項、4点ほどありまして、石がま漁への対応、将来ビジョン推進委員会の設置、環境に優しい農業の推進の取り組みなどの報告がなされたところでございます。
続きまして、10ページでございますが、委員の皆様のお手元にパンフレットをお配りしていると思いますが、平成25年度千代川水防演習の実施についてでございます。
本年度は、千代川におきまして国土交通省、水防管理団体を初めとする関係機関並びに地域の皆様の参加もいただき、情報伝達訓練、水防工法訓練などを行うものでございます。
県では毎年独自に水防訓練を実施しているところですけれども、今回は5年に1度、国土交通省が中国5県で持ち回りで開催しているものを共催する演習でございます。
開催日時は、6月2日、日曜日でございまして、午前9時開会でございます。
場所は、右の図にありますように、千代川河川敷の右岸側でございます。
日程につきましては、9時開会後、国土交通大臣、中国地方整備局長、鳥取県知事、御出席の国会議員等の御挨拶をいただいた後に、水防工法訓練等の演習を行う予定でございます。
主催といたしましては、国土交通省、鳥取県、水防管理団体の5市町の7団体でございます。
参加予定団体としましては記載のとおりでございまして、約30団体参加の予定でございます。
既に、委員の皆様にも御案内状が届いているとは思いますが、委員の皆様にも御参加等よろしくお願いいたします。
◎前田委員長
続きまして、みなとさかい交流館リニューアルオープン式典について、森下空港港湾課長に説明を求めます。
●森下空港港湾課長
11ページをお願いいたします。みなとさかい交流館リニューアルオープン式典について御報告いたします。
一昨日、外壁改修工事の確認ということで、福田副委員長、興治委員には御足労いただいて確認していただきました。ありがとうございました。その交流館の内装の改修も同時にやっておりまして、このたびリニューアルのお披露目ということで、式典を行いたいと思います。
当館を訪れる観光客の方を初めとして、観光地であるとかまんが王国とっとりの関連施設への案内ということで、ゲートウエーにしようということでPR展示を行ったところでございます。あわせて、境港をアピールするということで、パネル等の展示も行っております。また、1階においても案内所あるいは売店、トイレ等も改修しております。
つきましては、ゴールデンウイークの初日に合わせて、4月27日、土曜日、午前11時15分から式典を行いたいと考えております。2階において、県等で主催いたしまして、あわせまして、従来はマリンプラザ21というふうに言っておりましたが、リニューアルにあわせまして愛称の募集もしたいというふうに考えております。
既に委員の皆様方には御案内をしていると思いますけれども、御出席いただきますようよろしくお願いいたします。
◎前田委員長
一定額以上の工事又は製造の請負契約の報告については、お手元の12ページから16ページまででございますが、説明は省略します。
それでは、ただいままでの説明について質疑等を行います。
○銀杏委員
山陰近畿自動車道整備推進議員連盟についてであります。どちらかというと文化観光局に絡んだ質問なのですが、実はジオパークの関係では、豊岡宮津自動車道にジオパークロードというふうに愛称をつけさせていただいておるのですが、県土整備部のほうでは、そうした認識はあるのでしょうか。
●山本道路企画課長
当然ございます。前常任委員会でも御議論いただきまして、国土交通省にも働きかけまして、ジオパークロードという標識ですね、そういったことにも積極的に取り組んでいるところでございます。
○銀杏委員
それで、山陰近畿自動車道という名称に変更になった場合、その辺の認識というのは、鳥取県は当然なのですけれども、他県においても継続してしっかり認識を深めていただくようにお願いしたいと思っております。
◎前田委員長
そのほか。(なし)
では、ないようでしたら終わりたいと思います。
次回の常任委員会は、5月21日、午前10時から開催いたします。
委員の皆様には2件御相談がありますので、この場にお残りください。(「その他」と呼ぶ者あり)
その他が終わったら執行の皆さんは帰ってください。
では、その他。
○銀杏委員
きょうの報道で、国交大臣がきのう全国の建設業界4団体の代表と会って、工事の職人の賃金を上げるように要請したというのが出ていまして、そのもとは、国発注の公共事業の設計労務単価を上げるということを決められたということから発生した内容らしいのです。多分、東日本大震災の後の復旧工事で、入札が少なかったりとか、向こうではいろいろな問題が起きていてこんなことになったのかなと思っているのですが、鳥取県で影響みたいなのは何かございますか。またそういう要請みたいなものはあるのかどうかお聞きしたいのですけれども。
●竹森技術企画課長
ただいまいただきましたいわゆる労務単価のお話でございます。国交省が直轄工事のほうにそういったことを出すとともに、全国の地方自治体といいますか、都道府県のほうにもそういった要請の文書が届いております。これを受けまして、鳥取県につきましても、国のやり方に準じた方法で対応したいというふうに考えております。
○銀杏委員
ということは、これから見直しにかかるということになるのですか。
●竹森技術企画課長
見直しと申しますか、いわゆる経済対策等で発注しました工事の7月以降契約等するものにつきましては、新たな単価での契約、あるいは契約変更というのが大きく言えば国交省の考え方でございますが、そういった考え方を県にも適用したいという意味でございます。
◎前田委員長
上がるのですか。はっきり言わなくてはいけない、上げると。
●竹森技術企画課長
鳥取県でも、労務の全部の平均で10%以上、12.5%ぐらい上がります。
◎前田委員長
そのほか。(なし)
では、お引き取りください。(執行部退席)
まず、観光振興条例についてでありますが、本日午後勉強会をする予定にしていたのですが、執行部もそのつもりだったのですが、知事協議をされたようです。そうしましたら、知事は来年度の予算の提出に合わせて今年度いっぱいかけて見直しをしろということだったそうでして、しばらく執行部側として猶予をくださいと、来年度予算で改正案を出しますということでございます。ですから、私のほうはこれで終わりにしたいと思います。執行部がしかと受けとめたということですので。来年度予算とあわせて条例の改正案を出すということです。(「内容的には」と呼ぶ者あり)
やはり、理念条例というのはよくないということでございます。だから、一章加えるというふうなことではないでしょうか。要は、理念条例でずっと来てる。その次の一歩がないでしょう。それを加えるような方向。もうとにかく理念条例です。中身が何もない。それを直すということで知事も了解したそうです。
山陰近畿自動車道でございますが、先ほど開会前に集まっていただいて東部の方に説明をしたのですが、なぜ東部にしたのかということだけ説明をさせていただきたいと思います。
3月29日に京都府、兵庫県の議員が鳥取県議会にいらっしゃいまして、打ち合わせをいたしました。それで、この自動車道の沿線議員の呼びかけについて、京都も兵庫も共産党には声をかけたくないのだとおっしゃいました。特に京都は絶対やめてほしいと。自民党だけにしたいということをおっしゃいました。なぜですかと言ったら、京都府議会で共産党の議員がこの自動車道については物すごく反対するのだそうです。無駄だと。費用対効果はないというようなことをおっしゃっておりまして、とてもこんな者を入れるわけにはならないということでございました。兵庫県も同じような意見でございました。ただ、鳥取県議会としては共産党を外すだの、自民党だけというのはちょっと無理ですと言いまして、ただ、向こうとしては議員が全部入られると30何人、自分たちのほうは少ないので、バランスを考えてほしいとおっしゃいまして、では東部だけにさせてもらうということで向こうも了承されましたので、中・西部の方につきましては今までの御労苦に感謝申し上げまして、何とぞ納得していただきたいと、このように思います。
それと、役員は会長を鳥取県がしてほしいと。なぜかというと、京都も兵庫も会長を引き受けると議会内で非常に不協和音が出て大変なのですと。ぜひとも会長は鳥取県でしてほしいと。よって、幹事長と会計監事も鳥取県でしてほしいと。京都も兵庫も副会長をさせていただきましょうということでございまして、先ほど常任委員会前に東部の議員で集まって、会長は山口議員ということになりまして、幹事長と会計監事は後日山口議員から指名するということで先ほど決定いたしました。
それで、ではこの設立総会をいつにしましょうかという話も3県でしましたが、わざわざ鳥取県議会に来てというのはこらえてほしいと、よう来ないということで、たまたま4月24日の午後5時から国会議員がこの道路の整備促進期成会をつくられるようでして、では、その日に合わせて、5時の直前にやるということでどうでしょうかということで、兵庫も京都もそれがいいと。東京で設立総会をしましょうということになりましたので、何とぞ御了承ください。
本県からは8人の議員が出席していただくということになりました。それで、4月24日の午後5時からの国会議員の会にはもちろん鳥取県議会議員も出るということで、山口議員の発言の場も設けております。3県知事も出るようでございまして、これでこの道路の整備促進の舞台ができたのかなと、このように思っております。以上、御了承願います。
以上で閉会いたします。ありがとうございました。
午前11時59分 閉会
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