欠席者　委員　伊藤　美都夫
オブザーバー　正副議長　錦織共産党幹事長　長谷川議員　　　　

説明のため出席した者　なし
職務のため出席した事務局職員
  尾坂事務局長　谷口次長　中山総務課長　柳楽議事・法務政策課長外関係職員

１　開会　午前9時40分

２　閉会　午前9時54分

３　司会　斉木委員長 

４　会議録署名委員　稲田委員　興治委員　　

５　協議事項
　　別紙協議事項記載のとおり

会議の概要

午前９時40分　開会

◎斉木委員長
　ただいまから、議会運営委員会を開会いたします。
　まず、会議録署名委員に、稲田委員、興治委員を指名します。
　これより協議に入ります。
　追加議案について、総務部長より説明を求めます。
　末永総務部長。

●末永総務部長
　資料が１枚御用意してあるかと存じます。平成27年２月定例県議会付議案（第１次追加提案分）という１枚紙を御覧ください。
　まず、議案第64号「鳥取県税条例等の一部改正について」ということで、先日の議会運営委員会でも話をさせていただいておりましたが、国のほうで税制改正の法律が固まりましたので、それを受けまして追加提案させていただきたいというものでございます。内容につきましては、先日の政調政審等で御説明をさせていただいておりますので省略をさせていただきたいと思います。
　それから、議案第65号から第67号までにつきましては、「鳥取県男女共同参画推進員の任命について」ということでございます。入澤博和氏、衣笠優子氏、田中俊一氏の任期が来たる３月31日をもって満了いたしますので、引き続きその卓越した御識見を男女共同参画の推進員として生かしていただきたいと考えております。委員に再任をしようとするものでございます。
　以上でございます。よろしくお願いいたします。

◎斉木委員長
　ただいまの説明について、質問はございますか。（なし）
　それでは、追加議案の審議方法をお諮りします。
　本日の本会議の一般質問・質疑終了後、日程に追加して、知事の提案理由説明を求め、人事案件の議案第65号から第67号までについては、質疑、委員会付託及び討論を省略して、最終日に採決したいと思いますが、よろしいでしょうか。（「異議なし」と呼ぶ者あり）
　御異議がないようですので、そのように決定しました。
　次に、議案第64号に係る質疑の発言通告書の提出期限ですが、明日、３月３日の午後１時としたいと思いますが、よろしいでしょうか。（「異議なし」と呼ぶ者あり）
　御異議がないようですので、そのように決定しました。
　なお、質疑の通告がありましたら、３月６日の一般質問・質疑終了後に行いますので、御承知ください。
　次に、鳥取県議会委員会条例の一部改正についてですが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い所要の改正が必要となります。資料１のとおり改正案をお配りしていますが、詳細について事務局より説明を求めたいと思います。

●柳楽議事・法務政策課長
　それでは、資料１について説明を申し上げます。文字が小さくて大変申し訳ございません。先ほどありましたように地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部が改正され、４月１日から施行されます。この改正で教育委員長と教育長を一本化した新たな責任者として教育長を置くというぐあいにされておりまして、それを受けまして委員会条例第16条の規定を資料の新旧対照表のとおり改正しようとするものであります。アンダーラインを引いておりますが、教育委員会の委員長を教育委員会の教育長と改め、またこれは法改正とは関係ございませんが、表現の整理ということで調査のためというのを調査に必要があるときはと改めようというものでございます。
　また、この法改正ですけれども現在の教育長が委員としての任期満了まで従前の例により在職するという経過措置が設けられております。現教育長の委員としての任期は平成29年度末となっております。ということで、委員会条例にも記載のとおり附則に経過措置を設けるものでございます。

◎斉木委員長
　ただいま事務局より説明がありましたが、何かございますか。（なし）
　法律の改正に伴うものであり、特に異論もないかと思いますので、閉会日に議員提出議案として提案することとしてよろしいでしょうか。（「異議なし」と呼ぶ者あり）
　御異議がないようですので、そのように決定しました。
　なお、議案については、改めてお示しさせていただきます。
　次に、その他ですが、議長より発言を求められていますので、これを許可します。
　議長。
　
○野田議長
　１点御報告がございます。
　先の11月定例会において可決し、国に提出しております「ヘイトスピーチの禁止等に関する法の整備を求める意見書」につきまして、先月13日、在日特権を許さない市民の会より、私宛てに公開質問状が届きました。
　質問状の詳細については、改めて事務局より説明させますが、副議長、さらには議会運営委員会の正・副委員長とその対応について協議させていただきまして、協議の結果を皆様のほうに資料２－２のとおりお配りしているところであります。先方が示されました回答期限であります先週27日、金曜日に回答しておりますので、御報告いたします。

◎斉木委員長
　それでは、引き続いて、事務局より説明を求めます。
●柳楽議事・法務政策課長
　それでは、資料２－１を御覧いただきたいと思います。ただいま、議長からありましたように在日特権を許さない市民の会、いわゆる在特会、右派素の市民グループでございますが、会長から２月13日未明ですけれども議会事務局のメールボックスのほうに議長宛ての公開質問状が送られてきたということでございます。その公開質問状ですけれども資料２－３につけております。長々と色々書いてございますので、その要旨をまとめたものを資料２－１の裏面に記載しております。そちらのほうで説明していきたいと思います。
　質問項目ですが、御覧のとおり全部で７項目ございまして、まず質問１ですけれども鳥取県議会がヘイトスピーチ規制の法制化を求める意見書を採択したかどうかというような事実を問う内容となっております。一方、質問２～７でございますが、例えばヘイトスピーチの定義を問うものであったり、在特会が京都朝鮮学校と争った裁判の最高裁の判決を支持するかどうか、あるいは国連の人種差別撤廃委員会の勧告は服従すべきものかどうかを問うもの、さらにはフランスのシャルリー・エブド誌が公表した風刺画はレイシズムに基づくヘイトスピーチに当たると考えるかどうかといったようなことでございまして、内容は様々でございますが、いずれの質問も県議会としての見解を求めるものとなっております。
　表面に戻っていただきまして、回答ですけれども先ほど議長からありましたとおり27日に資料２－２のとおりメールで回答をしたところでございます。回答は御覧のとおり質問１と質問２～７と分けて答える形となっております。
　最後、参考として記載しておりますが、在特会によりますと同じ内容の公開質問状が本県を含め24議会に送付されているようであります。この回答ですけれども相手方は公開すると言っておりまして、公開質問状のほうは既にホームページに公開されているようでありますが、回答につきましては、今のところホームページには掲載されていないということを朝確認しております。

◎斉木委員長
　ただいまの説明について何かございますでしょうか。（なし）
　ないようでありますので、それでは、皆さん承知いただくとともに、会派の皆さんに周知をお願いしたいと思いますのでよろしくお願いします。よろしいでしょうか。（「異議なし」と呼ぶ者あり）
　次に、陳情の取り扱いに係る損害賠償請求訴訟の提起についてですが、事務局より説明を求めます。

●柳楽議事・法務政策課長
　それでは、資料３のほうをお願いします。
　２月６日付けで倉吉市在住の個人の方でありますが、鳥取県知事を相手にして訴訟を提起されました。その内容を報告させていただきます。訴え・請求の概要ですが、請願と陳情を原則同様に扱うという会議規則の規定に違反し、陳情の上程を拒否したこと、議会事務局職員ないし議長は「請願・陳情に関する取り扱い要領」の規定を濫用し、裁量権の逸脱をしていること、これらの行為によりまして憲法16条の請願権の内容であるところの審査要求権を不当に侵害され、精神的苦痛を被ったということで10万円の損害賠償を請求するというものであります。対応方針と今後のスケジュールですけれども、５と６に記載しておるところでございますが、原告の主張には理由がないということから弁護士を立てて争っていくこととしたいということでございます。
　４月６日に第１回の口頭弁論が予定されているところでございます。現在、お願いする弁護士の選任の作業しているところでございます。今回の訴訟に係る陳情の経緯等は７のところにまとめているとおりでございます。

◎斉木委員長
　説明がありました。このことに関して皆さんのほうで何か質問はよろしいでしょうか。（なし）
　事実を今申し上げたことでございますので、それでは、こちらについて会派の皆さんに周知をお願いします。
　その他委員の皆さんで何かありますか。（なし）
　意見がないようですので、皆さんに御連絡します。
次回の議会運営委員会は、現在のところ議員提出議案について協議するため、３月11日、水曜日、午前９時30分から開催する予定としていますので、よろしくお願いします。
これをもって、議会運営委員会を閉会いたします。

　
午前９時54分　閉会
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