鳥取県における令和5年中の交通事故発生状況等についてまとめました。
令和5年中の交通事故発生状況
交通死亡事故の特徴(発生件数14件、死者数14人)
- 死者数14人は、統計を保有する昭和23年以降で最少となった昭和24年の9人に次いで最少(令和4年と同数)
- 6月及び11月に年間最多となる月当たり3件(死者数3人)発生
- 死者の年齢層別では、65歳以上の高齢者が9人(64.3%)と前年から3人増加
- 死者の状態別では、歩行中の死者数が7人(50.0%)と前年の2人(14.3%)から大幅に増加(7人中、65歳以上の高齢者は5人(71.4%)、うち道路横断中は1人(14.3%))
- 令和3年以降発生がなかった自転車乗用中の死亡事故が発生
全事故の発生状況(発生件数656件、死傷者数776人)
- 発生件数656件は、令和元年以降では、令和元年の805件に次いで多い
- 死傷者の年齢層別では、65歳以上の高齢者が149人(19.2%)と最多
- 第1当事者の年齢層別では、65歳以上の高齢者が179件(27.3%)と最多
飲酒運転の発生状況
- 飲酒を伴う交通事故総数は39件(人身事故7件・物損事故32件)と前年の54件から15件減少(人身事故3件増加・物損事故18件減少)
- 飲酒運転の検挙件数は87件と前年の67件から20件増加
県民の皆さまへ
- 県民の皆様は、道路交通法等の交通関係法令の遵守のほか、早朝・薄暮・夜間の視認性の悪い時間帯に交通事故が多発する傾向を踏まえて、
-
運転者の方は、前照灯の早期点灯と、対向車がいない時はハイビームの有効活用、交通
環境に応じた安全速度
- 自転車の方は、夜間における前照灯の点灯・ヘルメットの着用・歩行者の保護
- 歩行者の方は、ライトや反射材用品を身に着ける等の身を守るための行動
をお願い致します。
また、高齢歩行者の交通事故防止対策として、家庭、地域、交通ボランティア等の皆様方から注意喚起していただけるよう御協力をお願いします。
鳥取県における令和5年中の交通事故発生状況について(pdf 80KB)
交通事故分析資料(pdf 722KB)