「ゆめ・えがお・はばたけ!!」~子ども達の未来を創造する皆成学園を目指して~ かいせい第75号 発行/鳥取県立皆成学園 〒682-0854 倉吉市みどり町3564-1 電話番号0858-22-7188 ファックス0858-22-7189 メールアドレスkaisei@pref.tottori.lg.jp ホームページhttps://www.pref.tottori.lg.jp/kaisei 題字 2号棟児童 1ページ目1つ目の記事。 皆成学園園長 林裕人 着任のご挨拶 今年4月から、皆成学園の園長に就任しました。 就任当初は、遠巻きに様子を見ていた子ども達ですが、日々少しずつ声を掛けてくれる子どもも増えてきました。 より身近な存在となれるよう、これからも学園行事だけでなく、子ども達との日々の関わりを増やしていこうと思っているところです。 学園に入所している子ども達は、いずれは地域社会の中で生活していくことになります。 それぞれの個性や能力に応じた社会自立が図られるよう、主体性を尊重しながら支援していくことが大切です。 入所児童だけでなく、在宅で生活されている障がい児・者の方々についても、将来の地域生活において、その人らしい生活を送れるよう支援していくことも大切な役割だと考えています。 また、エール発達障がい者支援センターでは、県下全域で発達障がい児・者について様々な支援や啓発活動を行っているところですが、今夏、新たに2名の地域支援マネージャーが増員され、主に在宅の強度行動障がい者に対し、 障がい福祉サービスの利用に繋げるなどの環境調整等を行う事業の一翼を担うこととしています。 これらの学園の役割を果たすためにも、引き続き職員全体の専門的な知識や技術の向上に務め、学園を利用される皆様にとって、より良い施設となるようにしていきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願い致します。 2ページ目1つ目の記事。 次長 河原英徳 着任のご挨拶 4月1日付けで皆成学園に次長として着任しました河原と申します。 猛威を振るった新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが、5月8日から5類感染症へ移行されたところですが、5類感染症に移行したとしてもコロナ感染がなくなったわけではありません。 引き続き学園ではこれまでと同様、職員はマスクの着用など感染防止対策に取り組んでいるところです。 また、建物も2000年4月に改築後20数年を経過し修繕箇所も増えてきているところですが、入所児童の皆さんの日常生活に支障がでないよう、施設設備のメンテナンス等を行ってまいりたいと考えております。 建物の周囲を自然に囲まれた学園の中で、入所児童の皆さんを支える職員の一人として少しでもお力になれるよう努めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 2ページ目2つ目の記事。 令和5年度新規採用職員インタビュー! ①所属②ひとこと ①2号棟みらい 保育士 ②子どものことを第一に考え、一人ひとりに寄り添った支援を大切に、意欲を持って元気いっぱい頑張ります。 ①3号棟このみ 保育士 ②4月から皆成学園に配属されました。子ども達と楽しく安定した生活を送る中で、互いを知り関係を深め、信頼される職員になりたいです。 よろしくお願いします。 ①総務課 運転士 ②4月より皆成学園、会計年度任用職員(運転士)として採用されました。 日々の安全運転に心がけ、皆さんに信頼される運転士になれるよう頑張ります。 2ページ目3つ目の記事。 令和5年度園内作業所レインボーについて 当園では、年度末に18歳に達し、継続して入所を利用する方が社会生活への円滑な移行に繋がるように、日中活動の支援を行っています。 園内作業所レインボーは、個々の能力及び適性に応じた作業や運動などを行います。 今年度は、ワーク(タオルたたみ、ボールペン組み立て、封筒作りなど)、外作業や花壇づくりを行っています。 1日の流れ 10:00 挨拶・日程の説明、外作業開始 10:55 休憩 11:05 ワーク開始 11:50 ワーク終了、午前の活動振り返り 12:00 昼休憩 13:05 ワーク開始 13:55 休憩 14:05 ワーク開始 14:50 ワーク終了・掃除、活動振り返り、作業所終了 (写真)管理棟玄関に花を植えてお客様を迎えています。 3ページ目、生活の様子 2号棟みらい 素敵な僕たちの部屋 2号棟には、集会室やお風呂などの共有の場所以外に、みんなそれぞれ自分の部屋があります。 部屋は、静かに過ごしたり、集中して勉強をしたり、職員とゆっくり話をしたりする大事な場所です。 部屋の広さはほぼ同じですが、過ごしやすさや使いやすさ、安全性、好みなどを考えて、居心地の良い空間になるよう工夫しています。 高校生は職員と相談しながら、スポーツ大会の賞状、自分や家族の写真、絵や作品などを壁に飾っています。 中でも一番のお気に入りは、家族との写真だそうです。お客さんが来られると、「僕の部屋、見てもいいよ」と紹介してくれます。 イルミネーションが好きな小学生の部屋には、天井にカラフルなライトを設置しています。 昼寝をしながらライトの光が見られるようになっていて、お気に入りのおもちゃや毛布を持って横になり、うっとりと眺めています。 狭いところが好きな小学生は、部屋に大きな段ボールハウスを置いて楽しんでいます。 (養護課前田) 3号棟このみ 制作遊び 3号棟では制作遊びがブームになっています。 折り紙、広告、段ボールといった学園にある材料で工夫して遊んでいます。 一人の児童が作り始めると「僕も」「私も」と皆が作り始める姿がよく見られます。 先日は、割り箸を使ったゴム鉄砲作りが大人気で、多くの児童が作っていました。 塗り絵の表紙を切り取って並べ、射的ゲームをしたり、紙に点数を書いて窓に貼り、的当てゲームをして点数を競ったりと、遊びがどんどん発展していきました。 割りばし鉄砲自体も色を塗り、それぞれ個性的な作品となりました。 子ども達はアイディアを沢山持っています。 作ってみたい、やってみたいという気持ちを大切にしながら、遊びをより楽しくする手伝いをすることが支援者の大切な役割だと考えています。 これからも沢山一緒に遊び、笑顔を引き出していけたらと感じています。 (養護課小谷) 4ページ目1つ目の記事。 令和5年度子ども自治会役員がんばります 皆成学園子ども自治会は、全ての子ども達が自分達の幸せや願いを実現するために、みんなの代表となって活動します。 今年度の自治会役員さんに、抱負を聞きました。 書記 行事をなるべくたくさんやりたいです。 会長 学園生活をもっとよりよいものにしたいです。楽しい行事を増やしたいです。 広報 みんなと楽しく生活ができるように行事を考えたり、ポスター作りに頑張りたいです。 会計 楽しいことがたくさんできるように頑張ります。 4ページ目2つ目の記事。 エールからのお知らせ ご相談について エールでは、発達障がいまたはその心配のある方や、ご家族、関係者の方からのご相談を無料でお受けしています。 ご相談は、電話、ホームページ上の相談フォームから受け付けています。 発達障がいに関する研修を実施します 「発達障がいのある子・人の<性>の成長にまつわる問題と支援」 講師 岐阜大学医学教育開発研究センター 併任講師 川上ちひろ氏 対象 県内の発達障がいに関心のある方(発達障がい当事者、保護者、支援者、一般の方等) 配信期間 令和5年7月13日(木)正午から8月11日(金)午後5時まで YouTube限定配信(申込者のみに限定公開) 「発達障がい者のライフスキルを考える―BWAP2を活用した就労アセスメントとは―」 日時 令和5年10月14日(土)午後2時から4時まで 場所 鳥取県立倉吉未来中心(倉吉市駄経寺町212-5)小ホール 講師 明星大学准教授 縄岡好晴氏 対象 県内の発達障がい者に関わる支援者(主に就労支援機関、高校・大学の教員等) 申込み等詳細についてはホームページをご覧ください エール鳥取県発達障がい者支援センター 電話番号0858-22-7208 ホームページhttps://www.pref.tottori.lg.jp/yell/ 4ページ目3つ目の記事。 交流文化祭について 今年度は、新型コロナウイルス感染予防対策をして、ご家族や日頃から学園児童と関わりのある関係機関の職員をお招きし、小規模開催する予定です。