議員提出議案第3号
政府が地方の声を直接聞く仕組みの確立を求める意見書
この議案を別紙のとおり提出する。
平成21年12月16日
政府が地方の声を直接聞く仕組みの確立を求める意見書
地方の声を国政に伝える上で、主権者の代表である地方自治体の首長や議会が、中央政府に対し提案・要望することはきわめて重要な手段である。
政府・与党においては、その窓口を民主党本部幹事長室に一元化する新しい方式のシステムづくりが進められている。しかし、本来政治と行政の役割は切り離して考えるべきであり、特に多様化、専門化している行政への提案・要望を、立法府を構成する政党が一元化して受けることは、事実上、行政への窓口を閉ざす恐れもあり、多種多様な民意の反映や地域主権を阻害することになりかねない。
ついては、地域主権の確立と地方財源の確保に積極的に取り組むと同時に、行政府として地方の声に直接耳を傾け、しっかりと施策に反映させる適切な仕組みを確立するよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成21年12月16日
鳥取県議会
内閣総理大臣
総務大臣
衆議院議長 様
参議院議長